JP3566429B2 - 同期型半導体記憶装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は同期型半導体記憶装置に関し、特に、外部から与えられる制御信号の状態を識別して、指定される内部動作を判定するコマンドデコーダの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
外部処理装置であるCPU(中央演算処理装置)の高速化に伴って、主記憶装置などのシステムメモリとして用いられるDRAM(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)も高速動作することが要求されてきている。この高速動作の要求を満たすメモリに、たとえばシステムクロックである外部クロック信号に同期して動作する同期型半導体記憶装置がある。この同期型半導体記憶装置(以下、SDRAM(シンクロナス・ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)と称す)は、外部クロック信号のたとえば立上がり時における外部信号の状態を判定し、その判定結果に従って実行すべき内部動作を決定し、その決定された内部動作を実行する。外部クロック信号(以下、単にクロック信号と称す)の立上がり時点における外部制御信号の状態が判定されるため、外部制御信号のスキューなどに対するマージンを考慮する必要がなく、内部動作開始タイミングを早くすることができ、高速アクセスが実現される。また、データの入出力もクロック信号に同期して行なわれるため、高速でデータの入出力を行なうことができる。
【0003】
このようなSDRAMにおいて、外部制御信号はパルス形式で与えられる。外部制御信号をクロック信号と同様のパルス形式の信号とすることにより、外部制御信号は、単にクロック信号に同期して発生すればよいため、外部制御装置による制御が容易となる。また、外部制御信号のスキューは、クロック信号のそれと同じとなり、外部制御信号のクロック信号に対するセットアップ時間およびホールド時間に対するマージンを考慮する必要がなく、高速で内部動作を開始することができる。さらに、SDRAMの内部に、互いに独立に動作するバンクが設けられている場合、パルス形式で外部制御信号を与えることにより、1つのバンクの活性期間中に別のバンクを活性化することができる。したがって、交互にバンクを活性化してアクセスすることができ、標準DRAMにおいて必要とされるRASプリチャージ期間(ロウアドレスストローブ信号ZRASを非活性状態としたときに次に活性状態とするまでに必要とされる期間)は外部に対して隠されるため、高速でデータの入出力を行なうことができる。
【0004】
図11は、SDRAMの外部制御信号の状態と指定される内部動作の関係を示す図である。
【0005】
内部動作モードの指定は、複数の外部制御信号を用いて行なわれるため、この外部制御信号の状態の組を「コマンド」と称す。
【0006】
用いられる外部制御信号は、ロウアドレスストローブ信号extZRAS、外部コラムアドレスストローブ信号extZCAS、および外部ライトイネーブル信号extZWEである。
【0007】
[NOPコマンド]
図11において、時刻T0に外部から与えられるクロック信号extCLKの立上がり時において、外部制御信号extZRAS、extZCAS、およびextZWEがすべてHレベルに保持されているときには、内部動作は指定されない。先のサイクルの状態がSDRAM内部において維持される。
【0008】
[リードコマンド]
図11の時刻T1におけるクロック信号extCLKの立上がり時において、制御信号extZRASおよびextZWEをともにHレベルとし、コラムアドレスストローブ信号extZCASをLレベルに設定する。この外部制御信号の状態の組合せは、リードコマンドと呼ばれ、SDRAM内部におけるデータの出力(読出)動作が指定される。このリードコマンドが与えられたときには、SDRAM内部における列選択動作を活性化する内部コラムアドレスストローブ信号CAS0が活性状態とされる(ワンショットパルスの形態であり、トリガ信号として用いられる)。また、データ読出動作を活性化するためのリードトリガ(読出指示)信号ZRが所定期間活性状態とされる。
【0009】
[ライトコマンド]
図11の時刻T2におけるクロック信号extCLKの立上がりにおいて、外部ロウアドレスストローブ信号extZRASをHレベルに設定し、かつ外部制御信号extZCASおよびextZWEをともにLレベルに設定する。この状態は、ライトコマンドと呼ばれ、SDRAMに対するデータの書込動作が指定される。ライトコマンドが与えられた場合においては、SDRAM内部における列選択動作を活性化するためのトリガ信号とされる内部コラムアドレスストローブ信号CAS0が活性状態とされる。また、内部データ書込動作を指定する内部ライトイネーブル信号WE0が活性状態とされる。この内部ライトイネーブル信号WE0に応答して、SDRAMに対するデータ書込動作をトリガする書込指示信号ZWが活性状態とされる。
【0010】
[プリチャージコマンド]
図11の時刻T3のクロック信号extCLKの立上がり時において、外部制御信号extZRASおよびextZWEをともにLレベルに設定し、コラムアドレスストローブ信号extZCASをHレベルに設定する。この状態は、プリチャージコマンドと呼ばれ、SDRAM内部をプリチャージ状態(スタンバイ状態)にする動作が行なわれる。プリチャージコマンドが与えられた場合には、内部ロウアドレスストローブ信号RAS0および内部ライトイネーブル信号WE0が所定期間活性状態とされ、プリチャージ動作をトリガするためのプリチャージトリガ信号ZPCが所定期間活性状態とされる。
【0011】
[アクティブコマンド]
図11の時刻T4のクロック信号extCLKの立上がり時点において、ロウアドレスストローブ信号extZRASをLレベルに設定し、外部制御信号extZCASおよびextZWEをともにHレベルに設定する。この状態は、アクティブコマンドと呼ばれ、SDRAMの内部のメモリセル選択動作が活性化される。このアクティブコマンドが与えられたときには、内部ロウアドレスストローブ信号RAS0が活性状態とされ、応じてメモリセル選択動作を活性化するためのアクティブトリガ(内部動作開始指示)信号ZAが所定期間活性状態とされる。
【0012】
図12は、外部制御信号入力部の構成を概略的に示す図である。図12においては、外部制御信号extZRAS、extZCASおよびextZWEそれぞれに対応して、クロック信号CLKに同期してワンショットの内部制御信号RAS0、CAS0、およびWE0を生成するRAS入力バッファ1a、CAS入力バッファ1b、およびWE入力バッファ1cが設けられる。これらの入力バッファ1a〜1cは、クロック信号CLKの立上がり時において、対応の外部制御信号がLレベルにあるとき、関連の内部制御信号を所定期間Hレベルの活性状態とする。
【0013】
これらの入力バッファ1a〜1cそれぞれに対しインバータ3a〜3cが設けられており、内部制御信号RAS0、CAS0およびWE0の反転信号ZRAS0、ZCAS0およびZWE0が生成される。入力バッファ1a〜1cからの内部制御信号RAS0、CAS0およびWE0ならびにこれらの内部制御信号の反転信号がコマンドデコーダ4へ与えられる。
【0014】
コマンドデコーダ4は、与えられた内部制御信号の状態の組合せに従って必要とされる内部動作を活性化するためのトリガ信号ZA、ZR、ZW、およびZPCを所定期間活性状態とする。
【0015】
図13(A)は、図12に示す入力バッファ1a〜1cの構成を概略的に示す図である。入力バッファ1a〜1cの各々は同一構成を有し、図13(A)においては、外部制御信号を符号EXTで示し、内部制御信号を符号INTで示す。
【0016】
図13(A)において、入力バッファ1(1a〜1c)は、外部制御信号EXTを受けるインバータ5と、インバータ5の出力信号とクロック信号CLKを受けるNAND回路6と、NAND回路6の出力信号の立下がりに応答してパルスを発生するパルス発生器7を含む。このパルス発生器7から所定期間Hレベルとされるパルス状の内部制御信号INTが出力される。次に、この図13(A)に示す入力バッファの動作を図13(B)に示す波形図を参照して説明する。
【0017】
クロック信号CLKがLレベルのときには、NAND回路6の出力信号はHレベルに固定される。また、外部制御信号EXTがHレベルのときには、インバータ5の出力信号がLレベルとされ、同様NAND回路6の出力信号はHレベルに保持される。この状態においては、パルス発生器7は何らパルスを発生せず、内部制御信号INTは、Lレベルの非活性状態に維持される。
【0018】
クロック信号CLKの立上がり時において、外部制御信号EXTがLレベルであれば、このクロック信号CLKの立上がりに応答して、NAND回路6の出力信号がLレベルに立下がる。パルス発生器7は、このNAND回路6の出力信号の立下がりに応答して、この内部制御信号INTを所定期間Hレベルに保持する。このパルス発生器7からの内部制御信号INTの非活性化への移行タイミングは、パルス発生器7において予め定められていてもよく、またクロック信号CLKの立下がりに同期して行なわれるものでもよい。
【0019】
図14は、図12に示すコマンドデコーダ4の構成を概略的に示す図である。図14に示すように、コマンドデコーダ4は、内部トリガ信号それぞれに対応して設けられるNAND型デコーダ回路で構成される。すなわち、アクティブ動作トリガ信号ZAは、外部制御信号RAS0、ZCAS0およびZWE0を受けるNAND回路4aから出力される。リード動作トリガ信号ZRは、内部制御信号ZRAS0、CAS0およびZWE0を受けるNAND回路4bから出力される。ライト動作トリガ信号ZWは、内部制御信号ZRAS0、CAS0、およびWE0を受けるNAND回路4cから出力される。プリチャージ動作トリガ信号ZPCは、内部制御信号RAS0、ZCAS0およびWE0を受けるNAND回路4dから出力される。
【0020】
このコマンドデコーダからのトリガ信号に従って、図示しない制御回路が動作し、指定された内部動作が実行される。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような、入力バッファおよびコマンドデコーダの構成により、クロック信号CLKに同期して内部動作のトリガ信号を発生して内部動作を開始させることができる。しかしながら、図14に示すように、各動作モードに対するトリガ信号は、互いに並列に設けられるNAND回路4a〜4dから出力される。したがって、これらのNAND回路4a〜4dは、他のトリガ信号の状況にかかわらず与えられた内部制御信号の状態に従って対応のトリガ信号を出力する。
【0022】
SDRAMにおいては、アクティブコマンドが入力されると、内部のプリチャージ状態(スタンバイ状態)が解除されて、メモリセル選択動作が開始される。したがって、メモリセルのデータのリードまたはライトを行なうためには、(1)アクティブコマンド、(2)リードコマンドまたはライトコマンド、および(3)プリチャージコマンドの順でコマンドを入力する必要がある。
【0023】
したがって、アクティブコマンドを入力することなくリードコマンド、ライトコマンド、またはプリチャージコマンドを入力しても、SDRAMにおいては、正常に指定された内部動作は行なわれない。すなわち、アクティブコマンドが入力されていない場合には、メモリセルの選択動作は行なわれておらず、リードコマンドが与えられても、選択メモリセルが存在しないため、正常なデータ読出は行なわれない。このとき、入出力回路はリードコマンドまたはライトコマンドにより発生されるトリガ信号によりイネーブル状態とされる。
【0024】
通常、アクティブコマンドの入力を行なうことなく、ライトコマンド、リードコマンドまたはプリチャージコマンドを入力することは行なわれないが、誤ったシーケンス(アクティブコマンド入力前の別のコマンドの入力)が行なわれた場合、図13(A)および図14に示すように、このアクティブコマンドが非活性状態であっても、入力されたコマンドに従って、対応の動作をトリガする信号が活性状態とされる。したがって、不必要に回路が動作し、消費電力が増加するとともに、またこの誤って活性状態とされたトリガ信号に従ってSDRAMの内部回路が誤動作する可能性も存在する。
【0025】
それゆえ、この発明の目的は、不必要な回路動作を防止し、これにより消費電力を低減することのできる同期型半導体記憶装置を提供することである。
【0026】
この発明の他の目的は、誤ったシーケンスでコマンドが入力されても、この誤って入力されたコマンドによる回路動作を禁止することのできる同期型半導体記憶装置を提供することである。
【0027】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る同期型半導体記憶装置は、外部から周期的に与えられるクロック信号に同期して複数の外部から与えられる外部制御信号の状態を判定し、これらの外部制御信号が第1の状態の組合せのとき、所定の内部動作を活性化するための第1のコマンドデコーダと、この第1のコマンドデコーダからの活性化信号に応答して作動状態とされ、クロック信号に同期して複数の外部制御信号の状態を判定し、これらの複数の外部制御信号が第1の状態の組合せと異なる第2の状態の組合せのとき、所定の内部動作とは異なる第2の内部動作を活性化する第2のコマンドデコーダとを備える。
【0028】
請求項2に係る同期型半導体記憶装置は、第1のコマンドデコーダが、複数のメモリセルのうちのメモリセル選択動作を活性化し、かつ第2のコマンドデコーダが複数のメモリセルと該半導体記憶装置の外部との間のデータの入出力動作を活性化する。
【0029】
請求項3に係る同期型半導体記憶装置は、第1のコマンドデコーダが、複数のメモリセルのうちからメモリセルを選択する動作を活性化し、第2のコマンドデコーダは、これらの複数のメモリセルのうちのメモリセルを選択する動作を終了させる動作を活性化する。
【0030】
請求項4に係る同期型半導体記憶装置は、請求項2の装置が、さらに、第2のコマンドデコーダの活性化に応答して作動状態とされ、クロック信号に同期して外部制御信号の状態を判別し、これら複数の外部制御信号が第1および第2の状態の組とは異なる第3の状態の組合せのとき、複数のメモリセルに対するメモリセル選択動作を終了させる動作を活性化する第3のコマンドデコーダをさらに備える。
【0031】
請求項5に係る同期型半導体記憶装置は、請求項1の装置が、各々が情報を記憶する複数のメモリセルをさらに備え、前記第1のコマンドデコーダは前記複数のメモリセルの選択されたメモリセルへのアクセス動作を活性化し、かつ前記第2のコマンドデコーダは、前記複数のメモリセルをスタンバイ状態に置く動作を活性化する。
【0032】
請求項6に係る同期型半導体記憶装置は、請求項1の装置が、各々が情報を記憶する複数のメモリセルをさらに備え、前記第1のコマンドデコーダは、前記複数のメモリセルの記憶情報をリフレッシュする動作を活性化し、前記第2のコマンドデコーダは前記複数のメモリセルから外部アクセスのためにメモリセルを選択する動作を活性化する。
【0033】
請求項7に係る同期型半導体記憶装置は、請求項1ないし6のいずれかの装置が、各々が複数のメモリセルを有しかつ互いに独立にメモリセル選択動作が行なわれる複数のバンクをさらに備え、第1および第2のコマンドデコーダはこれら複数のバンク各々に対応して設けられる。
【0034】
請求項8に係る同期型半導体記憶装置は、請求項4の装置が、さらに、各々が複数のメモリセルを有しかつ互いに独立にメモリセルの選択動作が行なわれる複数のバンクを備え、第1ないし第3のコマンドデコーダはこれら複数のバンク各々に対応して設けられる。
【0035】
請求項9に係る同期型半導体記憶装置は、この同期型半導体記憶装置の動作態様を規定するデータを格納するためのコマンドレジスタと、複数のメモリセルと、外部から周期的に与えられるクロック信号に同期して外部から与えられる制御信号の状態を判別し、これら複数の外部制御信号の状態が第1の状態の組合せのとき、複数のメモリセルに対する選択動作を活性化するための第1のコマンドデコーダと、クロック信号に同期して、外部制御信号の状態を判別し、これら複数の外部制御信号の状態が第2の状態の組合せのとき、コマンドレジスタに対する動作態様を規定するデータを格納する動作モードを活性化する第2のコマンドデコーダを備える。この第2のコマンドデコーダは、与えられた外部制御信号が第2の状態の組合せのとき、第1のコマンドデコーダの判別動作を禁止してこれにより複数のメモリセルに対する選択動作を非活性状態とする手段を含む。
【0036】
入力コマンドに従って行なわれるべき内部動作が有効なときのみ、すなわち、内部動作が正常に行なわれるように正常のシーケンスでコマンドが入力されるときのみコマンドデコード回路を作動状態としているため、誤ったシーケンスでコマンドが入力されたときの内部回路の動作を防止することができ、消費電流が低減され、また誤動作も防止される。
【0037】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1に従うSDRAMの全体の構成を概略的に示す図である。図1において、SDRAMは、行列状に配置される複数のメモリセル(ダイナミック型メモリセル;1キャパシタ/1トランジスタで構成されるメモリセル)を有するメモリセルアレイ50と、外部から与えられるアドレス信号ビットA0〜Anをクロック信号CLKに同期して取込み、内部アドレス信号を生成するアドレスバッファ52と、アドレスバッファ52から与えられる内部行アドレス信号Xをデコードし、メモリセルアレイ50における行を選択する行選択回路54と、アドレスバッファ52から与えられる内部列アドレス信号Yをデコードし、メモリセルアレイ50の列を選択する列選択回路56と、メモリセルアレイ50の選択された行に接続されるメモリセルのデータの検知および増幅を行なうセンスアンプおよび列選択回路56からの列選択信号に応答して選択された列を入出力回路60へ接続するIOゲートを含む。図1においては、センスアンプおよびIOゲートを1つのブロック58で示す。入出力回路60は、活性化時、クロック信号CLKに同期してデータDQの入出力を行なう。
【0038】
SDRAMは、内部動作を制御するために、外部から与えられる外部制御信号extZRAS、extZCASおよびextZWEをクロック信号CLKに同期して取込み内部制御信号RAS0、CAS0、およびWE0を生成する入力バッファ回路1と、この入力バッファ回路1から与えられる内部制御信号RAS0、CAS0、およびWE0に従って、内部動作をトリガするトリガ信号を発生するコマンドデコーダ40と、このコマンドデコーダ40からの行選択動作活性化トリガ信号に応答して活性化され、行選択回路54およびセンスアンプの活性化を制御する行系制御回路62と、コマンドデコーダ40からの列選択動作トリガ信号に応答して活性化され、列選択回路56および内部データバス線のプリチャージならびに図示しないプリアンプの増幅動作などの列選択動作に関連する部分の活性化を制御する列系制御回路64と、コマンドデコーダ40からのデータ入出力動作トリガ信号に応答して活性化され入出力回路60の動作を制御する入出力制御回路66を含む。
【0039】
行系制御回路62は、コマンドデコーダ40がアクティブコマンドを検出したとき、コマンドデコーダ40から与えられる内部活性化トリガ信号に応答して、内部動作を活性状態とするアクティブ信号ACTを発生してコマンドデコーダ40、列系制御回路64および入出力制御回路66へ与える。コマンドデコーダ40は、後に詳細に説明するが、このアクティブ信号ACTの活性化時においてのみ、アクティブコマンド以外のコマンドをデコードする部分がイネーブル状態(作動状態)とされる。同様、列系制御回路64および入出力制御回路66は、この行系制御回路62から与えられるアクティブ信号ACTの活性化時においてのみ作動状態とされる。
【0040】
なお、図1に示すクロック信号CLKは、外部から与えられる外部クロック信号extCLKであってもよく、また内部でバッファ処理された内部クロック信号であってもよい。
【0041】
図1に示すように、アクティブ信号ACTが活性状態とされたときのみコマンドデコーダ40においてアクティブコマンド以外のコマンドのデコード動作をイネーブルすることにより、誤ったシーケンスでコマンドが入力された場合において、このアクティブコマンドデコーダ部以外のデコーダ回路部分の動作を停止することができ、消費電力を低減することができまた不要な回路の動作により記憶装置の誤動作も防止できる。また、アクティブ信号ACTに従って列系制御回路64および入出力制御回路66をイネーブルすることにより、正常なシーケンス(アクティブコマンド入力後、リードまたはライトコマンドまたはプリチャージコマンドの入力)とは異なるシーケンスでコマンドが入力された場合に、内部回路が誤って動作するのを防止することができ、SDRAMの信頼性を確保することができる。
【0042】
図2(A)は、図1に示すコマンドデコーダ40および行系制御回路62の構成を概略的に示す図である。入力バッファ回路1は、図12および図13に示す構成を有し、クロック信号CLKの立上がりに同期して、外部制御信号extZRAS、extZCAS、およびextZWEを取込み相補内部制御信号RAS0、ZRAS0、CAS0、ZCAS0、WE0、およびZWE0を生成してコマンドデコーダ40へ与える。
【0043】
コマンドデコーダ40は、この入力バッファ回路1から与えられる内部制御信号の状態に従って、アクティブコマンドが与えられたか否かを判別するアクティブコマンドデコーダ41と、アクティブコマンドとは異なるコマンドが与えられたことを検出するための他のコマンドデコーダ42を含む。アクティブコマンドデコーダ41から、内部動作活性化トリガ信号ZAが出力される。行系制御回路62は、このアクティブコマンドデコーダ41から与えられる内部動作活性化トリガ信号ZAの活性化に応答して、内部動作活性化信号(アクティブ信号)ACTを活性状態とする内部活性化回路63を含む。行系制御回路62は、このアクティブ信号ACTの活性化に応答して行選択回路54およびセンスアンプ(図1参照)を所定のシーケンスで順次活性状態とする。
【0044】
この内部活性化回路63から出力されるアクティブ信号ACTはコマンドデコーダ42へ与えられる。他のコマンドデコーダ42は、このアクティブ信号ACTの活性化時のみ作動状態(イネーブル状態)とされ、入力バッファ回路1から与えられる内部制御信号をデコードし、他のコマンドが与えられたか否かを識別する。
【0045】
アクティブ信号ACTの活性化時にのみ他のコマンドデコーダ42を作動状態とすることにより、誤ったシーケンスでコマンドが入力され、すなわちアクティブコマンド入力前に、このアクティブコマンド以外のコマンドが与えられても、他のコマンドデコーダ42は非作動状態(ディスエーブル状態)とされているため、何らこの入力バッファ回路1から与えられる内部制御信号のデコード動作は行なわず、したがって、この誤ってシーケンスで与えられたコマンドに対応するトリガ信号の発生は防止され、不要な回路動作が禁止される。
【0046】
図2(B)は、図2(A)に示すコマンドデコーダ40および内部活性化回路63の具体的構成例を示す図である。図2(B)において、アクティブコマンドデコーダ回路41は、内部制御信号RAS0、ZCAS0、およびZWE0を受ける3入力NAND回路で構成される。他のコマンドデコーダ42は、プリチャージコマンドデコーダ回路42a、ライトコマンドデコーダ回路42b、およびリードコマンドデコーダ回路42cを含む。
【0047】
プリチャージコマンドデコーダ回路42aは、内部制御信号RAS0、ZCAS0、およびWE0を受け、かつアクティブ信号ACTを受ける4入力NAND回路で構成される。ライトコマンドデコーダ回路42bは、内部制御信号ZRAS0、CAS0、およびWE0を受けかつアクティブ信号ACTを受ける4入力NAND回路で構成される。リードコマンドデコーダ回路42cは、内部制御信号ZRAS0、CAS0、およびZWE0を受けかつアクティブ信号ACTを受ける4入力NAND回路で構成される。
【0048】
内部活性化回路63は、アクティブコマンドデコーダ41から与えられる内部動作活性化トリガ信号ZAをセット入力に受け、プリチャージコマンドデコーダ42aから出力されるプリチャージ動作トリガ信号ZPCをリセット入力に受けるNAND型フリップフロップで構成される。このNAND型フリップフロップは、トリガ信号ZAを一方入力に受けるNAND回路63aと、トリガ信号ZPCを一方入力に受けるNAND回路63bを含む。NAND回路63bの出力はNAND回路63aの他方入力へ与えられ、NAND回路63aの出力からアクティブ信号ACTが出力される。このアクティブ信号ACTは、またNAND回路63bの他方入力へも与えられる。
【0049】
次に、この図2(B)に示す回路の動作を図3に示すタイミングチャート図を参照して説明する。
【0050】
時刻T0において、クロック信号CLKの立上がり時において、外部制御信号extZRAS、extZCAS、およびextZWEがすべてHレベルの場合には、コマンドデコーダ回路41、42a〜42cは、そのそれぞれの入力の少なくとも1つがLレベルであるため、Hレベルの信号を出力し、内部回路は、先のサイクルの状態を維持する。図3においては、アクティブ信号ACTがLレベルであり、SDRAMは、プリチャージ状態(スタンバイ状態)を維持する。
【0051】
時刻T1のクロック信号CLKの立上がり時において外部制御信号extZCASがLレベル、外部制御信号extZRAS、およびextZWEがともにHレベルに設定され、リードコマンドが与えられる。内部制御信号CAS0が所定期間Hレベルの活性状態とされる。しかしながら、アクティブ信号ACTはLレベルを維持しており、コマンドデコーダ回路42a〜42cの出力信号は、すべてHレベルであり、リード動作をトリガするための信号は非活性状態を維持する。
【0052】
時刻T2のクロック信号CLKの立上がりにおいて、外部制御信号extZRASがHレベルに設定され、外部制御信号extZCASおよびextZWEがともにLレベルに設定され、ライトコマンドが与えられる。内部制御信号CAS0およびWE0が所定期間活性状態のHレベルとされるが、この状態においても、アクティブ信号ACTはLレベルの非活性状態にあり、ライト動作をトリガするためのトリガ信号ZWは非活性状態のHレベルを維持する。
【0053】
時刻T3のクロック信号CLKの立上がりにおいて、外部制御信号extZRASおよびextZWEがともにLレベルに設定され、外部制御信号extZCASがHレベルに設定され、プリチャージコマンドが与えられる。この場合においては、内部制御信号RAS0およびWE0が所定期間Hレベルとされるが、この状態においても、アクティブ信号ACTはLレベルにあり、トリガ信号ZA,ZRおよびZWは、すべて非活性状態を維持する。
【0054】
時刻T4のクロック信号CLKの立上がりにおいて、外部制御信号extZRASがLレベルに設定され、外部制御信号extZCASおよびextZWEがともにHレベルに設定されて、アクティブコマンドが与えられる。このアクティブコマンドに応答して、内部制御信号RAS0がHレベルとされ、内部制御信号CAS0およびWE0はLレベルに保持される。この状態においては、アクティブコマンドデコーダ41からのトリガ信号ZAが所定期間Lレベルとされ、内部活性化回路63がセットされ、アクティブ信号ACTがHレベルとされる。このアクティブ信号ACTの活性化に従って、内部でメモリセルの選択動作が開始される。また、このアクティブ信号ACTのHレベルへの活性化に応答して、コマンドデコーダ回路42a〜42cがすべてイネーブルされる。
【0055】
時刻T5のクロック信号CLKの立上がりにおいて、外部制御信号extZRASおよびextZWEがともにHレベルに保持され、外部制御信号extZCASがLレベルに設定され、リードコマンドが与えられる。この状態において、内部制御信号CAS0が所定期間Hレベルとされ、内部制御信号RAS0およびWE0はLレベルに保持される。リードコマンドデコーダ回路42cは、このリードコマンドに応答して、リード動作トリガ信号ZRを所定期間Lレベルの活性状態とする。この活性状態とされたリード動作トリガ信号に従って列系制御回路64および入出力制御回路66が活性化され、列選択動作およびデータ出力動作が所定のシーケンスで実行される。
【0056】
時刻T6のクロック信号CLKの立上がり時において、外部制御信号extZRASがHレベルに、外部制御信号extZCASおよびextZWEがともにLレベルに設定され、ライトコマンドが与えられる。内部制御信号RAS0がLレベルであり、内部制御信号CAS0およびWE0がHレベルであり、ライトコマンドデコーダ回路42bから出力されるライト動作トリガ信号ZWEが所定期間Lレベルの活性状態とされる。活性状態にされたトリガ信号ZWに従って、列系制御回路64および入出力制御回路66が順次活性化されて、データの書込動作を実行する。
【0057】
時刻T7のクロック信号CLKの立上がりにおいて、外部制御信号extZRASおよびextZWEがLレベルに設定され、外部制御信号extZCASがHレベルに設定され、プリチャージコマンドが与えられる。内部制御信号RAS0およびWE0がHレベルとされ、内部制御信号CAS0がLレベルであり、プリチャージコマンドデコーダ回路42aから出力されるプリチャージ動作トリガ信号ZPCが、所定期間Lレベルの活性状態とされる。このプリチャージ動作トリガ信号ZPCの活性化に応答して、内部活性化回路63がリセットされ、アクティブ信号ACTがLレベルの非活性状態とされる。このアクティブ信号ACTの非活性化に応答して、図1に示す行系制御回路62、列系制御回路64および入出力制御回路66がリセットされ、SDRAMはプリチャージ状態(スタンバイ状態)に復帰する。またこのアクティブ信号ACTの非活性化に応答して、コマンドデコーダ回路42a〜42cがディスエーブル状態とされてデコード動作が禁止される。
【0058】
上述のように、アクティブコマンドが与えられてからリードコマンド、ライトコマンドまたはプリチャージコマンドが与えられたときのみそれぞれリード動作、ライト動作またはプリチャージ動作が行なわれるようにトリガ信号を発生するように構成しているため、SDRAMのスタンバイ時(プリチャージ状態時)において、リードコマンド、ライトコマンドまたはプリチャージコマンドが与えられても、これらトリガ信号は活性状態とされず不要な回路動作を防止することができ、消費電流の低減および回路誤動作を防止することができる。
【0059】
なお、上記実施の形態1においては、アクティブコマンドが与えられてSDRAMのアクティブ状態となった後に、リードコマンド、ライトコマンドおよびプリチャージコマンドは受付けられている。しかしながら、これらの3つのコマンドのうち、1つまたは2つのコマンドが、SDRAMのアクティブ状態(アクティブコマンドが与えられた後)でなければ受付けられないように構成されてもよい。
【0060】
また、内部活性化信号ACTは行条制御回路62(内部活性化回路63)からコマンドデコーダ40へのみ与えられる様に構成されてもよい。
【0061】
以上のように、この発明の実施の形態1に従えば、正常のシーケンスでコマンドが入力されたときにのみ内部回路動作を行なわせるトリガ信号を活性状態とするように構成しているため、実施不能なコマンド入力時において、不要な回路動作を防止することができ、消費電流の低減および回路誤動作を防止することができる。
【0062】
[実施の形態2]
図4(A)は、この発明の実施の形態2に従うSDRAMの要部の構成を示す図である。図4(A)においては、プリチャージコマンドをデコードする部分の構成のみを示す。図4(A)において、プリチャージコマンドデコーダ回路42aaは、内部制御信号RAS0、ZCAS0およびWE0と、列選択動作実行指示信号COLを受ける4入力NAND回路で構成される。列選択動作実行指示信号COLは、列選択動作実行検出回路70から出力される。この列選択動作実行検出回路70は、リード動作トリガ信号ZRおよびライト動作トリガ信号ZWの一方の活性化時にセットされ、プリチャージ動作トリガ信号ZPCの活性化時にリセットされるNAND回路72aおよび72bを含むフリップフロップで構成される。
【0063】
NAND回路72aは、プリチャージ動作トリガ信号ZPCを所定時間遅延する遅延回路71からの遅延トリガ信号とNAND回路72bの出力信号を受ける。このNAND回路72bから列選択動作実行検出信号COLが出力される。NAND回路72bは、NAND回路72aの出力信号とリード動作トリガ信号ZRおよびライト動作トリガ信号ZWを受ける。次に、この図4(A)に示すプリチャージコマンドデコーダ回路の動作を図4(B)に示すタイミングチャートを参照して説明する。
【0064】
時刻T0におけるクロック信号CLKの立上がり時において、外部制御信号extZRASおよびextZWEがともにLレベルに設定され、外部制御信号extZCASがHレベルに設定され、プリチャージコマンドが与えられる。この状態においては、また先にリードコマンドまたはライトコマンドは与えられておらず、内部での列選択動作およびデータの入出力動作は行なわれていないため、列選択動作検出信号COLは、Lレベルになり、プリチャージ動作トリガ信号ZPCは、Hレベルに保持される。このプリチャージ動作トリガ信号ZPCを受ける回路は動作しない。
時刻T1におけるクロック信号CLKの立上がり時において、外部制御信号extZRASがHレベルに設定され、外部制御信号extZCASがLレベルに設定される。外部制御信号extZWEは、指定される動作モード(リード動作またはライト動作)に従って、HレベルまたはLレベルに設定される。すなわち、時刻T1においてリードコマンドまたはライトコマンドが与えられる。このリードコマンドまたはライトコマンドに従って、NAND回路72bから出力される列選択動作実行検出信号COLがHレベルとされる。この状態においては、プリチャージコマンドと異なるリードコマンドまたはライトコマンドが与えられているため、プリチャージ動作トリガ信号ZPCは、Hレベルを維持する。
【0065】
時刻T2のクロック信号CLKの立上がり時において、外部制御信号extZRASおよびextZWEがともにLレベルに設定され、外部制御信号extZCASがHレベルに設定され、プリチャージコマンドが与えられる。この状態においては、プリチャージコマンドデコーダ回路42aaは、その入力が、すべてHレベルとされ、プリチャージ動作トリガ信号ZPCを所定期間Lレベルの活性状態とする。これにより(内部活性化信号ACTがリセットされ)内部でプリチャージ動作が実行される。このプリチャージ動作トリガ信号ZPCが立下がってから遅延回路71に要する遅延時間が経過した後、NAND回路72aの出力信号がHレベルとなり、応じてNAND回路72bの入力のすべてがHレベルとなり、列選択動作実行検出信号COLがLレベルとされる。この列選択動作実行検出信号COLの立下がりに応答して、プリチャージ動作トリガ信号ZPCはHレベルに立上がる。この遅延回路71の有する遅延時間により、プリチャージ動作トリガ信号ZPCの活性状態とされる時間が確保される。
【0066】
通常、SDRAMにおいては、内部でデータの書込または読出が行なわれた後に、SDRAMをプリチャージ状態(スタンバイ状態)に復帰させるためにプリチャージコマンドが与えられる。したがって、リードコマンドまたはライトコマンドが与えられた後にのみプリチャージコマンドが与えられたときにプリチャージ動作トリガ信号ZPCが活性状態とされるように構成することにより、誤った動作シーケンスでプリチャージコマンドが入力された場合(リードコマンドまたはライトコマンドより先に入力される場合)、プリチャージコマンド動作トリガ信号を常時非活性状態とすることができ、応じて不必要な回路動作を防止することができる。
【0067】
なお、他のコマンドデコーダ回路の部分は、先の実施の形態1の構成が用いられてもよい。また、従来と同様のアクティブコマンドデコーダ回路、リードコマンドデコーダ回路およびライトコマンドデコーダ回路が互いに独立にコマンドデコード動作を行なう構成が用いられてもよい。また、内部活性化信号ACTは列系制御回路および入出力制御回路へ与えられなくてもよい。
【0068】
以上のように、この発明の実施の形態2に従えば、プリチャージコマンドは、リードコマンドまたはライトコマンドが入力されて、内部で列選択動作が行なわれた後に与えられたときにのみ有効とするように構成したため、誤ってプリチャージコマンドが入力された場合においても、不要な回路動作を防止することができ、回路誤動作の防止および消費電流の低減を図ることができる。
【0069】
[実施の形態3]
図5(A)は、この発明の実施の形態3に従うSDRAMの要部の構成を示す図である。図5(A)に示す構成において、SDRAMは、このバースト長、CASレイテンシおよびバーストタイプを示すデータを格納するコマンドレジスタ82を含む。バースト長は、1回のアクセス時に連続して入出力することのできるデータの数を示す。CASレイテンシは、データ読出時において、リードコマンドが与えられてから有効データが出力されるまでに必要とされるクロック信号CLKのサイクル数を示す。バーストタイプは、連続してデータが入出力されるときの、連続して変化する列アドレスの変化態様を示す。通常、連続的にコラムアドレス信号が変化するシーケンシャルバーストタイプおよびコラムアドレス信号がたとえば8ビットのときに、3→2→1→0→7→6→5→4のように変化するインターリーブバーストタイプとがある。
【0070】
このようなデータは、SDRAMの動作態様を決定するため、このSDRAMを使用するときに初期設定される。この実施の形態3においては、コマンドレジスタ82に必要とされるデータが格納する初期動作が行なわれた後にのみアクセスコマンドを受付ける。
【0071】
図5(A)において、モードセットコマンドデコーダ回路43は、内部制御信号RAS0、CAS0およびWE0を受ける3入力NAND回路で構成される。セットモードコマンドデコーダ43からのレジスタセット動作トリガ信号ZMCはコマンド設定制御回路80へ与えられる。このコマンドセット動作トリガ信号ZMCの活性化に応答して、コマンド設定制御回路80は、コマンドレジスタ82を外部端子84に結合し、このコマンドレジスタ82に対するデータの書込を実行する。外部端子84は、データ入出力端子のみであってもよく、またアドレス入力端子を含んでもよい。通常、モード設定時においては、この特定のアドレス信号端子に与えられたアドレス信号に従って設定されるデータの種類が識別される。このモードを識別する部分の構成は図面を簡略化するために示していない。コマンドレジスタ82に対し必要とされるデータが格納される場合に、モードセット動作トリガ信号ZMCが活性状態とされる。
【0072】
アクセスコマンドデコーダ回路41aは、内部制御信号RAS0、ZCAS0およびZWEと、コマンドレジスタデータセット完了信号SCRを受ける4入力NAND回路で構成される。コマンドレジスタセット動作完了信号SCRは、モードセット動作トリガ信号ZMCの活性化に応答してセットされるセット/リセットフリップフロップ85の出力Qから与えられる。このセット/リセットフリップフロップ85は、そのリセット入力Rに内部動作活性化トリガ信号ZAを所定時間遅延する遅延回路87からの信号を受ける。次に、この図5(A)に示す構成の動作を、図5(B)に示すタイミングチャート図を参照して説明する。
【0073】
時刻T0において、アクセスコマンドが与えられると、内部制御信号RAS0がHレベルとされ、内部制御信号CAS0およびWE0はLレベルに保持される。コマンドレジスタ82に対し必要なデータは格納されていないため、コマンドレジスタデータセット完了信号SCRはLレベルにあり、内部動作活性化トリガ信号ZAはHレベルである。したがってこの状態においては、メモリセル選択のための内部動作は実行されない。
【0074】
時刻T1においてモードセットコマンドが与えられると、内部制御信号RAS0、CAS0およびWE0がHレベルとされる(モードセットコマンドは、外部制御信号extZRAS、extZCASおよびextZWEをすべてLレベルに保持する:通常のWCBR条件に対応する)。これにより、モードセットコマンドデコーダ回路43からのモード設定動作トリガ信号ZMCが所定期間Lレベルとされ、セット/リセットフリップフロップ85がセットされ、信号SCRがHレベルとされる。このモードセットコマンドに従って、コマンド設定制御回路80が活性化され、外部端子84に与えられた必要とされるデータをコマンドレジスタ82へ書込む。コマンドレジスタ82に対する必要なデータの書込が完了しても、フリップフロップ85はセット状態にあり、コマンドレジスタデータ書込完了信号SCRはHレベルを維持する。
【0075】
時刻T2において、アクティブコマンドが与えられると、内部制御信号RAS0がHレベルとされ、内部制御信号CAS0およびWE0はともにLレベルに保持される。したがって、アクティブコマンドデコーダ回路41aの入力はすべてHレベルとされ、内部動作活性化トリガ信号ZAがLレベルの活性状態とされる。この活性状態とされたトリガ信号ZAに従って、内部動作が開始される(この経路は図5(A)には示さず)。トリガ信号ZAがLレベルに立下がってから、遅延回路87の有する遅延時間が経過した後、遅延回路87の出力信号がLレベルに立下がり、セット/リセットフリップフロップ85がリセットされ、信号SCRがLレベルとされ、内部動作活性化トリガ信号ZAがHレベルとされる。
【0076】
上述のように、コマンドレジスタ82に必要とされるデータが初期設定された後にのみアクティブコマンドを受付けるように構成することにより、SDRAMが誤動作するのを防止することができ、信頼性の高いSDRAMを実現することができる。また、コマンドレジスタ82に対する初期設定が行なわれる前にアクティブコマンドが与えられた場合、SDRAMが正確な動作を行なわないため、必要とされるデータが得られず、SDRAMを不安定な状態で動作させることになり、上述のような構成を用いることにより、このような不安定な状態での動作を防止することができ、応じて信頼性の改善のみならず、消費電流をも低減することができる。
【0077】
[実施の形態4]
図6は、この発明の実施の形態4に従うSDRAMの要部の構成を示す図である。図6においては、オートリフレッシュコマンドが与えられたときにアクティブコマンドを受付を禁止する。オートリフレッシュコマンドデコーダ回路44は、内部制御信号ZRAS0、ZCAS0およびWE0を受ける3入力NAND回路で構成される。このオートリフレッシュコマンドデコーダ回路44からのリフレッシュ動作トリガ信号REFは、リフレッシュ制御回路90へ与えられる。リフレッシュ制御回路90は、このリフレッシュ動作トリガ信号REFの活性化に応答して、所定期間活性状態とされるリフレッシュ動作活性化信号RACTを発生して行系制御回路へ与える。行系制御回路はこのリフレッシュ動作活性化信号RACTに応答して活性化され、通常動作時と同様のメモリセルの行の選択動作を実行する。この場合、メモリセル行は、図示しないリフレッシュアドレスカウンタから出力されるリフレッシュアドレスに従って選択される。このリフレッシュ動作活性化信号RACTの活性期間は、予め定められている。
【0078】
アクティブコマンドデコーダ回路41bは、このリフレッシュ動作活性化信号RACTと、内部制御信号RAS0、ZCAS0、およびZWE0を受ける4入力NAND回路で構成される。内部でリフレッシュ動作が行なわれている間、リフレッシュ動作活性化信号ZRACTがLレベルの活性状態にあり、アクティブコマンドデコーダ回路41bから出力される内部動作活性化トリガ信号ZAはHレベルに固定される。したがって、外部からアクティブコマンドが与えられても、このアクティブコマンドは受付けられず、アクティブコマンドデコーダ回路41aの出力変化は防止され、不必要な回路動作が防止される。
【0079】
オートリフレッシュ動作が完了すると、リフレッシュ動作活性化信号ZRACTは、Hレベルに復帰する。これにより、外部からアクティブコマンドが与えられたときに、このアクティブコマンドに従って、内部動作活性化トリガ信号ZAが所定期間Lレベルとされる。
【0080】
なお、実施の形態1ないし4において、それぞれが独立に用いられてもよく、またこれらは適当に互いに組合せて用いられてもよい。
【0081】
以上のように、この発明の実施の形態4に従えば、内部でオートリフレッシュ動作が実行されているときにアクティブコマンドの受付を禁止しているため、アクティブコマンドデコーダ回路の不必要な回路動作を防止することができ、消費電力の低減および不必要な回路動作による誤動作を防止することができる。
【0082】
[実施の形態5]
図7は、この発明の実施の形態5に従うSDRAMの全体の構成を概略的に示す図である。図7において、SDRAMは、1つの互いに独立に活性化/プリチャージ動作が実行可能な複数(図7においては2つ)のバンク♯Aおよびバンク♯Bを含む。これらのバンク♯Aおよびバンク♯Bの構成は、先の図1に示すメモリセルアレイ50、行選択回路54、列選択回路56、センスアンプ+IOブロック58、入出力回路(データ入出力端子に直接接続される入出力バッファ部分は除く)60を含む。通常、SDRAMにおいては、データは、一旦レジスタ(リードレジスタおよびライトレジスタ)に格納され、クロック信号CLKに同期して入出力バッファを介して外部へ入出力される。このレジスタ部の制御までが、バンク♯Aおよび♯B互いに独立に実行される。
【0083】
このバンク♯A100aおよびバンク♯B100bそれぞれを互いに独立に駆動するためにバンクA制御部110aおよびバンクB制御部110bが互いに独立に設けられる。バンクA制御部110aおよびバンクB制御部110bに対しては、それぞれサブコマンドデコーダ120aおよびサブコマンドデコーダ120bが設けられる。これらのサブコマンドデコーダ120aおよび120bは、アドレスバッファ52から与えられるバンクアドレスBAに従って選択的に活性化され、コマンドデコーダ4からのトリガ信号を受けて、選択時に対応のバンク制御部へトリガ信号を伝達する。このコマンドデコーダ4および入力バッファ1は、先の実施の形態1ないし4のそれと同じである。アドレスバッファ52は、クロック信号CLKに同期して外部から与えられるアドレス信号ビットA0〜Anを取込み、バンクアドレスBAおよび内部アドレス信号Addを生成する。アドレス信号Addは、バンク♯A100a、バンク♯B100bへそれぞれ与えられる。コマンドデコーダ4ならびにサブコマンドデコーダ120aおよび120bに対し、先の実施の形態1ないし4において説明したものと同様の構成を設ける。すなわち、対応のバンクに対し有効なコマンドが入力された場合にのみトリガ信号を活性状態とする。
【0084】
図8は、図7に示すコマンドデコーダおよびサブコマンドデコーダならびにバンク制御部の構成を示す図である。コマンドデコーダ4は、先の実施の形態1ないし4のコマンドデコーダの構成と同じであり、その内部構成は示さない。入力バッファ回路1から与えられる内部制御信号RAS0、ZRAS0、CAS0、ZCAS0、WE0およびZWE0に従って、内部動作活性化トリガ信号ZA、プリチャージ動作活性化トリガ信号ZPC、リード動作トリガ信号ZRおよびライト動作トリガ信号ZWを所定期間活性状態とする。サブコマンドデコーダ120aは、バンクアドレス信号ビットBAと内部動作活性化トリガ信号ZAを受ける2入力NOR回路で構成されるアクティブコマンドデコーダ回路121と、バンクアドレス信号ビットBAとプリチャージ動作トリガ信号ZPCを受ける2入力NOR回路で構成されるプリチャージコマンドデコーダ回路122と、後に説明するバンクA制御部110aに含まれる内部活性化回路110aaからのアクティブ信号ACT(A)とバンクアドレス信号ビットBAとリード動作トリガ信号ZRを受ける3入力NOR回路で構成されるリードコマンドデコーダ回路123と、アクティブ信号ACT(A)とバンクアドレス信号ビットBAとライト動作トリガ信号ZWを受ける3入力NOR回路で構成されるライトコマンドデコーダ回路124を含む。
【0085】
内部活性化回路110aaは、アクティブコマンドデコーダ回路121から出力される内部動作活性化トリガ信号A(A)を受けるインバータ111と、プリチャージコマンドデコーダ回路122から出力されるプリチャージ動作トリガ信号PC(A)を受けるインバータ112と、インバータ111の出力信号を一方入力に受けるNAND回路113と、インバータ112の出力信号を一方入力に受けるNAND回路114を含む。NAND回路114からバンク♯A100aを活性状態とする(メモリセル選択動作が開始される)アクティブ信号ACT(A)が出力される。このアクティブ信号ACT(A)は、またNAND回路113の他方入力へ与えられる。NAND回路113の出力信号はNAND回路114の他方入力へフィードバックされる。
【0086】
バンク♯B100bに設けられるサブコマンドデコーダ120bは、与えられるバンクアドレス信号ビットがインバータ129を介して与えられることを除いて、サブコマンドデコーダ120aと同じ構成を備える。すなわち、サブコマンドデコーダ120bは、インバータ129を介して与えられる反転バンクアドレス信号ビットZBAがLレベルのときに選択状態とされ、コマンドデコーダ4から与えられるトリガ信号ZA、ZPC、ZRおよびZWに対応するバンク♯B100bに対するトリガ信号、すなわち、バンク♯Bに対するプリチャージ動作トリガ信号PC(B)、内部動作活性化トリガ信号A(B)、ライト動作トリガ信号W(B)およびリード動作トリガ信号R(B)を出力する。バンクB制御部110bにおいても、このプリチャージ動作トリガ信号PC(B)および内部動作活性化トリガ信号A(B)に従ってバンク♯Bに対するアクティブ信号ACT(B)を出力する内部活性化回路110baが設けられる。この内部活性化回路110baの構成は、内部活性化回路110aaの構成と同じであり、インバータ111および112ならびにNAND回路113および114を含む。このバンク♯B100bに対するアクティブ信号ACT(B)はまたサブコマンドデコーダ120bへ与えられ、バンク♯Bに対するライト動作トリガ信号W(B)およびリード動作トリガ信号R(B)の発生を制御する。次に、この図8に示すコマンドデコーダおよびサブコマンドデコーダの動作を、図9に示すタイミングチャート図を参照して説明する。
【0087】
時刻T0において、外部制御信号extZRAS、extZCASおよびextZWEはすべてHレベルに保持される。この状態においては、何らコマンドは与えられていないため、SDRAMは前の状態を維持する。図9においては、時刻T0以前において、SDRAMはプリチャージ状態にあるように示される。この状態においては、アクティブ信号ZACT(A)およびZACT(B)は、ともにHレベルの非活性状態にある。
【0088】
時刻T1において、アクティブコマンドが与えられる。このとき、外部バンクアドレスextBAがLレベルに設定され、バンク♯Aが指定される。すなわち、時刻T1においては、バンク♯Aに対するアクティブコマンドが与えられる。このバンク♯Aに対するアクティブコマンドに従って、図8に示すサブコマンドデコーダ120aのアクティブコマンドデコーダ回路121から出力される内部動作活性化トリガ信号A(A)が所定期間Hレベルの活性状態とされ、内部活性化回路110aaのNAND回路113の出力信号がHレベルとされ、応じてアクティブ信号ZACT(A)がLレベルの活性状態とされる。これにより、バンク♯Aに対するメモリセル選択動作が開始される。
【0089】
時刻T2において、バンク♯Bに対するリードコマンドが与えられる。この状態においては、バンクアドレスBAがHレベルであり、バンク♯Aに対するサブコマンドデコーダ120aからのトリガ信号は、すべてLレベルの非活性状態にある。一方、バンク♯Bに対して設けられたサブコマンドデコーダ120bにおいては、バンクアドレス信号ZBAがLレベルとされ、イネーブル状態とされる。しかしながら、内部活性化回路110baからのアクティブ信号ZACT(B)はHレベルであり、バンク♯Bに対するサブリードコマンドデコーダ回路はディスエーブル状態であり、したがってリード動作トリガ信号R(B)は非活性状態のLレベルを維持する。これにより、バンク♯Bに対するリード動作は禁止される。
【0090】
時刻T3において、バンク♯Bに対するライトコマンドが与えられる。この状態においても、バンク♯Bのアクティブ信号ZACT(B)はHレベルの非活性状態であり、バンク♯Bのサブコマンドデコーダ120bはディスエーブル状態(非作動状態)であり、ライト動作トリガ信号W(B)は非活性状態のLレベルを維持する。
【0091】
時刻T4において、バンク♯Bに対するプリチャージコマンドが与えられる。この状態においても、コマンドデコーダ4からのプリチャージ動作トリガ信号ZPCが所定期間活性状態のLレベルとされても、バンク♯Bのサブコマンドデコーダ120bは、アクティブ信号ZACT(B)が非活性状態のため、非作動状態にあり、プリチャージ動作トリガ信号PC(B)は、非活性状態のLレベルを維持する。
【0092】
時刻T5において、バンク♯Aに対するリードコマンドが与えられる。この状態においては、サブコマンドデコーダ120aは、コマンドデコーダ4から与えられるトリガ信号ZRの立下がりに応答して、リード動作トリガ信号R(A)をHレベルの活性状態とし、バンク♯Aにおいて、データ読出動作が実行される。
【0093】
時刻T6において、バンク♯Aに対するライトコマンドが与えられる。この状態においても、サブコマンドデコーダ120aは、内部活性化信号ZA(A)がLレベルの活性状態にあり、コマンドデコーダ4から与えられるライト動作トリガ信号ZWの活性化に応答して、バンク♯Aに対するライト動作トリガ信号W(A)をHレベルの活性状態とする。
【0094】
時刻T7において、バンク♯Aに対するプリチャージコマンドが与えられ、同様にサブコマンドデコーダ120aからのプリチャージ動作トリガ信号PC(A)が活性状態のHレベルとされる。このプリチャージ動作トリガ信号PC(A)の活性化に応答して、内部活性化回路110aaはリセットされ、アクティブ信号ZACT(A)がHレベルの非活性状態とされる。
【0095】
上述のように、バンクそれぞれに対し、サブコマンドデコーダ回路を設け、対応のバンクに対するアクティブコマンドが与えられた後でなければ残りの他のコマンド(リードコマンド、ライトコマンドおよびプリチャージコマンド)が無視されるように構成したため、不要な回路動作を防止することができる。
【0096】
なお、この実施の形態5においては、リードコマンド、ライトコマンドおよびプリチャージコマンドすべてが、対応のバンクがアクティブ状態(アクティブコマンドが与えられてアクティブ信号ZACTが活性状態)のときにのみ受付けられるように構成している。しかしながら、これらのリードコマンド、ライトコマンドおよびプリチャージコマンドのうち1つまたは2つのコマンドのみが対応のバンクがアクティブ状態のときにのみ受付けられるように構成してもよい。
【0097】
以上のように、この発明の実施の形態5に従えば、アクティブコマンドが与えられたバンクに対してのみ、リードコマンド、ライトコマンドおよびプリチャージコマンドを有効として受付けるように構成したため、不要な回路動作が防止され、消費電力の低減および回路誤動作の防止を実現することができる。
【0098】
[実施の形態6]
図10は、この発明の実施の形態6に従うSDRAMの要部の構成を示す図である。図10に示す構成においては、バンク♯Aに対して設けられたサブコマンドデコーダ120aにおいて、プリチャージコマンドデコーダ回路122aは、リードコマンドおよびライトコマンドをデコードするリード/ライトコマンドデコーダ回路125aからの信号R/W(A)が活性状態となったときにイネーブル状態とされる。同様、バンク♯Bに対して設けられたサブコマンドデコーダ120bにおいても、プリチャージコマンドデコーダ回路122bは、バンク♯Bに対するリードコマンドおよびライトコマンドをデコードするリード/ライトコマンドデコーダ回路125bからのリード/ライト動作活性化信号R/W(B)の活性化時においてのみ有効(イネーブル)状態とされる。
【0099】
リード/ライトコマンドデコーダ回路125aから出力される活性化信号R/W(A)およびリード/ライトコマンドデコーダ回路125bから出力されるリード/ライト動作活性化信号R/W(B)は、それぞれ先の実施の形態で示したトリガ信号によりセット/リセットされるフリップフロップを用いて出力される。この構成は、先の実施の形態2の構成を各バンクに対応して設けたものと等価である。
【0100】
この構成の場合、対応のバンクにおいてリード動作またはライト動作が行なわれたときのみプリチャージコマンドが受付けられてプリチャージ動作が実行される。したがって、不要な回路動作を防止することができる。
【0101】
なお、この図10に示す構成においても、破線で示すように、リード/ライトコマンドデコーダ回路125aにアクティブ信号ZACT(A)が与えられ、アクティブ信号ZACT(A)の活性化時にのみこのリード/ライトコマンドデコーダ回路125aが活性状態とされる構成が用いられてもよい。また、リード/ライトコマンドデコーダ回路125bに対しても、バンク♯Bに対するアクティブ信号ZACT(B)が与えられてもよい。また、このリード/ライトコマンドデコーダ回路125aおよび125bは、アクティブ信号ZACT(A)およびZACT(B)の状態にかかわらずデコード動作を行なうように構成されてもよい。
【0102】
なお、この実施の形態6において、データの連続読出または連続書込を途中で停止するバーストストップコマンドがプリチャージコマンドの代わりに用いられてもよい。すなわち、このバーストストップコマンドは、対応のバンクに対して、リードコマンドまたはライトコマンドが与えられたときのみ有効とされるように構成されてもよい。
【0103】
また、図10において、コマンドデコーダ4から出力されるトリガ信号ZR/ZWは、リード動作トリガ信号ZRおよびライト動作トリガ信号ZW両者を示す。
【0104】
以上のように、この発明の実施の形態6に従えば、バンク各々に対しサブコマンドデコーダを設け、対応のバンクに対するリードコマンドまたはライトコマンドが与えられたときのみプリチャージコマンドを有効としてプリチャージ動作を行なうように構成したため、不要な回路動作を防止することができ、消費電力の低減および回路誤動作の防止を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に従う同期型半導体記憶装置の全体の構成を概略的に示す図である。
【図2】(A)は図1に示すコマンドデコーダおよび行系制御回路の構成を概略的に示す図であり、(B)は、(A)に示すアクティブコマンドデコーダおよび他のコマンドデコーダならびに内部活性化回路の構成を具体的に示す図である。
【図3】この発明の実施の形態1に従うSDRAMの動作を示すタイミングチャート図である。
【図4】(A)は、この発明の実施の形態2に従うSDRAMの要部の構成を示し、(B)は、この(A)に示すプリチャージコマンドデコーダ回路の動作を示すタイミングチャート図である。
【図5】(A)は、この発明の実施の形態3に従うSDRAMの要部の構成を示し、(B)は、その動作を示すタイミングチャート図である。
【図6】この発明の実施の形態4に従うSDRAMの要部の構成を概略的に示す図である。
【図7】この発明の実施の形態5に従うSDRAMの全体の構成を概略的に示す図である。
【図8】この発明の実施の形態5に従うSDRAMの要部の構成を概略的に示す図である。
【図9】この発明の実施の形態5に従うSDRAMの動作を示すタイミングチャート図である。
【図10】この発明の実施の形態6に従うSDRAMの要部の構成を概略的に示す図である。
【図11】従来のSDRAMの動作を示すタイミングチャート図である。
【図12】従来のSDRAMの外部制御信号入力部の構成を概略的に示す図である。
【図13】(A)は図12に示す入力バッファの構成を示し、(B)は、その動作を示す波形図である。
【図14】従来のSDRAMのコマンドデコーダの構成を概略的に示す図である。
【符号の説明】
1 入力バッファ回路、40 コマンドデコーダ、50 メモリセルアレイ、52 アドレスバッファ、54 行選択回路、56 列選択回路、58 センスアンプ+IO、60 入力回路、62 行系制御回路、64 列系制御回路、66 入出力制御回路、41 アクティブコマンドデコーダ、42 他のコマンドデコーダ、42a プリチャージコマンドデコーダ回路、42b ライトコマンドデコーダ回路、42c リードコマンドデコーダ回路、63 内部活性化回路、42aa プリチャージコマンドデコーダ回路、70 制御回路、43 モードセットコマンドデコーダ回路、80 コマンド設定制御回路、82 コマンドレジスタ、90 リフレッシュ制御回路、100a,100b バンク、110a バンクA制御部、110b バンクB制御部、120a,120b サブコマンドデコーダ、121 アクティブコマンドデコーダ回路、122 プリチャージコマンドデコーダ回路、123 リードコマンドデコーダ回路、124 ライトコマンドデコーダ回路、110aa,110ba 内部活性化回路、122a,122b プリチャージコマンドデコード回路、125a,125b リード/ライトコマンドデコーダ回路。
Claims (9)
- 外部から周期的に繰り返し与えられるクロック信号に同期して動作する同期型半導体記憶装置であって、
前記クロック信号に同期して外部から与えられる複数の外部制御信号の状態を判定し、前記外部制御信号が第1の状態の組合せのとき予め定められた第1の内部動作を活性化するための第1のコマンドデコーダ、および
前記第1のコマンドデコーダからの活性化信号に応答して作動状態とされ、前記クロック信号に同期して前記複数の外部制御信号の状態を判定して、前記外部制御信号が前記第1の状態の組合せと異なる第2の状態の組合せのとき、前記第1の内部動作とは異なる第2の内部動作を活性化するための第2のコマンドデコーダを備える、同期型半導体記憶装置。 - 各々が情報を記憶する複数のメモリセルをさらに備え、
前記第1のコマンドデコーダは前記複数のメモリセルの選択動作を活性化し、かつ
前記第2のコマンドデコーダは前記複数のメモリセルと前記半導体記憶装置の外部との間のデータの入出力動作を活性化する、請求項1記載の同期型半導体記憶装置。 - 各々が情報を記憶する複数のメモリセルをさらに備え、
前記第1のコマンドデコーダは前記複数のメモリセルの選択動作を活性化し、かつ
前記第2のコマンドデコーダは前記複数のメモリセルの選択動作を終了させる動作を活性化する、請求項1記載の同期型半導体記憶装置。 - 前記第2のコマンドデコーダからの活性化信号に応答して作動状態とされ、前記クロック信号に同期して前記複数の外部制御信号の状態を判別し、前記複数の外部制御信号が前記第1および第2の状態の組とは異なる第3の状態の組のとき、前記第1の内部動作を終了させる動作を活性化するための第3のコマンドデコーダをさらに備える、請求項1記載の同期型半導体記憶装置。
- 各々が情報を記憶する複数のメモリセルをさらに備え、
前記第1のコマンドデコーダは前記複数のメモリセルの選択されたメモリセルへのアクセス動作を活性化し、かつ前記第2のコマンドデコーダは、前記複数のメモリセルをスタンバイ状態に置く動作を活性化する、請求項1記載の同期型半導体記憶装置。 - 各々が情報を記憶する複数のメモリセルをさらに備え、
前記第1のコマンドデコーダは、前記複数のメモリセルの記憶情報をリフレッシュする動作を活性化し、前記第2のコマンドデコーダは前記複数のメモリセルから外部アクセスのためにメモリセルを選択する動作を活性化する、請求項1記載の同期型半導体記憶装置。 - 各々が情報を記憶する複数のメモリセルを有しかつ互いに独立にメモリセル選択動作が行なわれる複数のバンクをさらに備え、
前記第1および第2のコマンドデコーダは前記複数のバンク各々に対応して設けられる、請求項1ないし6のいずれかに記載の同期型半導体記憶装置。 - 各々が情報を記憶する複数のメモリセルを有しかつ互いに独立にメモリセル選択動作が行なわれる複数のバンクをさらに備え、
前記第1、第2および第3のコマンドデコーダは、前記複数のバンク各々に対応して設けられる、請求項4記載の同期型半導体記憶装置。 - 外部から周期的に繰り返し与えられるクロック信号に同期して動作する同期型半導体記憶装置であって、
各々が情報を記憶する複数のメモリセル、
前記クロック信号に同期して複数の外部から与えられる外部制御信号の状態を判定し、前記複数の外部制御信号が第1の状態の組合せのとき、前記複数のメモリセルの選択動作を活性化する第1のコマンドデコーダ、および
前記同期型半導体記憶装置の動作態様を規定するデータを格納するコマンドレジスタ、
前記クロック信号に同期して前記複数の外部制御信号の状態を判定し、前記複数の外部制御信号が前記第1の状態の組合せと異なる第2の状態の組合せのとき、前記第1のコマンドデコーダの判別動作を禁止して前記複数のメモリセルの選択動作を非活性状態とし、かつ前記コマンドレジスタへの外部から与えられる動作態様を特定するデータを格納する動作モードを活性化する第2のコマンドデコーダを備える、同期型半導体記憶装置。
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