JP3565275B2 - フォーカスサーチ方法 - Google Patents

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    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/085Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
    • G11B7/08505Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head
    • G11B7/08511Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head with focus pull-in only

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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録媒体に光を照射するユニットであるピックアップを移動させることによって、該ピックアップが有する、前記記録媒体に照射される光を集束させる対物レンズの位置であって、前記記録媒体に照射される光の焦点が前記記録媒体の記録面に合致する位置を見つけ出すフォーカスサーチ方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
円板状の記録媒体であるディスクに光を照射し、ディスクからの反射光を電気信号に変換することによって、ディスクに記録されている信号を読み取るディスク再生装置では、ディスクに照射される光の焦点がディスクの記録面を追従するように、ディスクに照射される光を集束させる対物レンズの光軸方向の位置(対物レンズのディスクの記録面に対する位置)を制御するフォーカシングサーボを備えている。
【0003】
ここで、ディスクに照射される光の焦点がディスクの記録面からずれている量を示すフォーカシングエラー信号FEは、ディスクの記録面に対する対物レンズの位置に応じて例えば図7に示すように変化する。すなわち、ディスクに照射される光の焦点がディスクの記録面に合致する位置(以下、「合焦位置」と称する)であるときには、フォーカシングエラー信号FEが0になり、また、合焦位置の近傍であるときには、対物レンズがディスクから遠いほどフォーカシングエラー信号FEの絶対値が正の極性で大きくなり、一方、対物レンズがディスクに近いほどフォーカシングエラー信号FEの絶対値が負の極性で大きくなる。但し、合焦位置の近傍でないときには、対物レンズがディスクに対して遠くあるいは近くなるほど絶対値が小さくなり、最終的には0になる。
【0004】
また、この場合、フォーカシングサーボは、フォーカシングエラー信号FEが0になるようにディスクの記録面に対する対物レンズの位置を制御する。したがって、ディスクに照射される光の焦点がディスクの記録面を追従するようにフォーカシングサーボを機能させるためには、合焦位置の近傍でフォーカシングサーボを起動させなければならない。
【0005】
このため、フォーカシングサーボの起動方法としては、合焦位置を見つけ出す動作(以下、「フォーカスサーチ」と称する)を行い、このフォーカスサーチによって合焦位置が検出された時点(図7の場合は点P)でフォーカシングサーボを起動させるというものが一般的である。
【0006】
フォーカシングサーボを起動させる際に行う最も基本的な動作は図8のフローチャートで表される。すなわち、まず、ディスクの記録面に光を照射するユニットであるピックアップ全体をディスクの記録面と垂直な方向へ移動させることによって、ピックアップ内の対物レンズをディスクの記録面に近づける、あるいは、ディスクの記録面から遠ざける動作を開始する(#101)。そして、フォーカシングエラー信号FEのゼロクロス点になると(#102のYes)、合焦位置になったと判断して、フォーカシングサーボを起動させる(#103)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、対物レンズはピックアップ内にバネ等の弾性部材によって光軸方向に支持されているため、ピックアップをディスクの記録面と垂直な方向へ移動させると、対物レンズには光軸方向に固有の振動数をもった減衰振動が発生する。このため、例えば、対物レンズが光軸方向に完全に停止した状態から、ピックアップを移動させることによって対物レンズをディスクの記録面に近づけた場合、ディスクの記録面に対する対物レンズの位置は図9に示すように変化する。すなわち、対物レンズをディスクの記録面に対して一定の速度で近づけることはできない。
【0008】
そして、従来のフォーカスサーチでは、このことを考慮に入れることなくピックアップを移動させていたため、対物レンズをディスクの記録面に近づけている(あるいは、遠ざけている)つもりが、上述したピックアップを移動させることにより対物レンズに発生する振動とディスクの記録面に存在する面振れとが重なって、実際には、対物レンズが記録面から遠ざかる(あるいは、近づく)現象が発生する場合がある。
【0009】
このような現象が発生すると、例えば、対物レンズをディスクの記録面に近づけるようにピックアップを移動させるフォーカスサーチでは、フォーカシングエラー信号FEの波形が図10に示すようになる場合がある。図10において、点Aまでは対物レンズがディスクの記録面に近づいているが、点Aからは対物レンズがディスクの記録面から遠ざかっており、対物レンズがディスクの記録面から遠くなりすぎることによってフォーカシングエラー信号FEが0となる点P’で合焦位置を誤検出してしまう。
【0010】
尚、特開平10−241169の公報に開示されている技術は、ピックアップをディスクの半径方向に移動させた後にトラッキングサーボを起動させる際には、ピックアップ内の可動部の固有共振振動が納まってからトラッキングサーボを起動させるのではなく、その固有共振振動の速度が0になる直前にトラッキングサーボを起動させることによって、サーチ時間の短縮を実現するものであり、上記課題を解決するものではない。
【0011】
また、特開2001−134958の公報に開示されている技術は、トラッキングエラー信号、フォーカシングエラー信号に含まれるディスクの回転振動に伴う成分を吸収することによって、トラック飛び、フォーカス外れを防止することができるようにしたものであり、上記課題を解決するものではない。
【0012】
そこで、本発明は、ピックアップを移動させることによって対物レンズの合焦位置を検出する場合に、対物レンズの合焦位置をより正確に検出することができるようにしたフォーカスサーチ方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明では、記録媒体に光を照射するユニットであるピックアップを移動させることによって、該ピックアップが有する、前記記録媒体に照射される光を集束させる対物レンズの位置であって、前記記録媒体に照射される光の焦点が前記記録媒体の記録面に合致する位置を見つけ出すフォーカスサーチ方法において、前記ピックアップを移動させ始めるに先立って、前記対物レンズに振動を予め発生させておき、前記ピックアップを移動させることによって前記対物レンズに発生する振動が前記対物レンズに予め発生させた振動と打ち消し合うものとなるタイミングで前記ピックアップを移動させ始めるようにしている。
【0014】
例えば、前記ピックアップを移動させ始めるに先立って、前記ピックアップを移動させるべき方向と反対の方向へ移動させることによって、前記対物レンズに振動を予め発生させるようにしてもよい。
【0015】
この場合、前記ピックアップを移動させるべき方向と反対の方向へ移動させ始めてから前記ピックアップを移動させることによって前記対物レンズに発生する振動の1周期あるいはその整数倍に相当する時間が経過した時点で前記ピックアップを移動させるべき方向へ移動させ始めるようにすれば、前記ピックアップを移動させるべき方向へ移動させることによって前記対物レンズに発生する振動と前記対物レンズに予め発生させた振動とが打ち消し合うものとなる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。図1はディスク再生装置のブロック図である。ピックアップ1は、ディスク100の記録面に対して光を照射し、そのディスク100からの反射光を電気信号に変換することによって、ディスク100に記録されている信号を光学的に読み取る。
【0017】
尚、ピックアップ1は、ディスク100に照射する光を集束させる対物レンズ、この対物レンズを光軸方向(ディスク100の記録面と垂直な方向)へ移動させるフォーカシングアクチュエータ、及び、対物レンズをディスク100の半径方向へ移動させるトラッキングアクチュエータを有している。
【0018】
RFアンプ2は、ピックアップ1で読み取られた信号を増幅して再生処理回路3に与えるとともに、フォーカシングエラー信号やトラッキングエラー信号などを生成してサーボ回路4に与える。再生処理回路3は、RFアンプ2から与えられる信号に復調処理、誤り検出及び訂正処理などを施すことにより情報を再生する。また、再生処理回路3は、RFアンプ2から与えられる信号からディスク100の回転数を示す信号を生成してサーボ回路4に与える。
【0019】
サーボ回路4は、RFアンプ2から与えられるフォーカシングエラー信号及びトラッキングエラー信号に基づいて、フォーカシングアクチュエータ駆動信号、トラッキングアクチュエータ駆動信号、及び、送りモータ駆動信号を生成してドライバ5に与える。また、サーボ回路4は、再生処理回路3から与えられるディスク100の回転数を示す信号に基づいて、ディスク100の回転数を目標値にするためのスピンドルモータ駆動信号を生成してドライバ5に与える。
【0020】
ドライバ5は、サーボ回路4から与えられるフォーカシングアクチュエータ駆動信号、トラッキングアクチュエータ駆動信号、送りモータ駆動信号、スピンドルモータ駆動信号に基づいて、それぞれピックアップ1内のフォーカシングアクチュエータ、トラッキングアクチュエータ、送りモータ6、スピンドルモータ7を駆動する。
【0021】
送りモータ6は、ピックアップ1をディスク100の半径方向及びディスク100の記録面と垂直な方向へ移動させるためのモータである。スピンドルモータ7は、ディスク100を回転させるためのモータである。電源部8は、商用交流電源から適切な直流電圧を生成し、この直流電圧を不図示の配線を介して各部に電源電圧として供給する。
【0022】
操作部9は、使用者が当ディスク再生装置に対して各種の命令を入力するためのものである。当ディスク再生装置に対して使用者が入力した命令はシステムコントローラ11に与えられる。表示部10は、時刻、当ディスク再生装置の動作状態を示す情報、再生中のデータに関する情報(例えば、再生中の音楽のタイトル)などを表示する。システムコントローラ11は、例えばマイクロコンピュータで構成されており、当ディスク再生装置に使用者から入力された命令に応じて当ディスク再生装置の構成要素を制御する。
【0023】
本実施形態のディスク再生装置におけるフォーカスサーチ方法を図2に示すフローチャートを用いて説明する。まず、ピックアップ1内の対物レンズがディスク100の記録面から遠ざかるようにピックアップ1を移動させ始める(#1)。次に、#1でピックアップ1を移動させ始めてから、ピックアップ1を移動させることにより対物レンズに光軸方向に発生する振動の1周期Tに相当する時間が経過すると(#2)、対物レンズがディスク100の記録面に近づくようにピックアップ1を移動させ始める、換言すれば、ピックアップ1の移動方向を反転させる(#3)。
【0024】
次に、ディスク100からピックアップ1によって読み取られた信号である全加算信号の値がしきい値を越えたか否かを判定する(#4)。この全加算信号の値がしきい値を越えると(#4のYes)、フォーカシングエラー信号の値がしきい値を越えたか否かを判定する(#5)。フォーカシングエラー信号の値がしきい値を越えると(#5のYes)、フォーカシングエラー信号の値が0と交差したか否かを判定する(#6)。フォーカシングエラー信号の値が0と交差すると(#6のYes)、合焦位置になったと判断して、フォーカシングサーボを起動させる(#7)。
【0025】
ここで、対物レンズはピックアップ1内にバネ等の弾性部材で光軸方向に支持されているため、#1によって、ディスク100の記録面に対する対物レンズの位置は図3の(a)に実線で示すように変化する。すなわち、図3の(c)に拡大して実線で示すように、対物レンズには光軸方向に周期Tの振動成分が発生する。尚、この振動は実際には減衰振動である。
【0026】
また、#3によって、ディスク100の記録面に対する対物レンズの位置は図3の(b)に実線で示すように変化しようとする。すなわち、図3の(d)に拡大して実線で示すように、対物レンズには光軸方向に周期Tの振動成分が発生する。尚、この振動は実際には減衰振動である。
【0027】
しかしながら、#2によって、#1でピックアップ1を移動させ始めた時刻tから#3でピックアップ1の移動方向を反転させる時刻tまでにピックアップ1に発生する振動の1周期Tに相当する時間が設けられており、#1により対物レンズに発生する図3の(c)に示した振動と#3により対物レンズに発生する図3の(d)に示した振動とは互いに位相が180゜ずれた振動となり、これら2つの振動は打ち消し合うものとなる。
【0028】
したがって、図3の(e)に実線で示すように、時刻t以降は、対物レンズの実際の振動成分がほぼ0となる。その結果、対物レンズのディスク100の記録面に対する位置は図3の(f)に実線で示すように変化する。すなわち、対物レンズはディスク100の記録面に対してほぼ一定の速度で近づいていく。
【0029】
これにより、ディスク100の記録面に極端に大きな面振れが存在しない限り、対物レンズがディスク100の記録面に近づくようにピックアップ1を移動させているにもかかわらず、対物レンズがディスク100の記録面から遠ざかるという現象は発生しなくなるので、#4〜#7によって合焦位置を正確に検出することができる。
【0030】
尚、#4と#5との一方あるいは両方を省いてもよい。但し、これらの処理を設けておくことによって、フォーカシングエラー信号に含まれるノイズによって合焦位置を誤検出してしまうという問題を低減することができる。
【0031】
上記実施形態による効果は実証テストにより確認済みである。尚、実証テストは、レーザー変位計を用いて対物レンズの位置を検出し、その検出結果をオシロスコープで確認することによって行われた。ピックアップを上げる(ピックアップをディスクに近づける)に先立ってピックアップを下げる(ディスクから遠ざける)時間を、ピックアップを上下方向に移動させることによって対物レンズに光軸方向に発生する振動の1周期に相当する時間とした場合、同振動の1周期の半分に相当する時間とした場合、ピックアップを上げるに先立ってピックアップを下げなかった場合に対物レンズがどのように変位するかを測定した結果をそれぞれ図4、図5、図6に示す。尚、今回の例では、ピックアップを上下方向に移動させることによって対物レンズに光軸方向に発生する振動の1周期が27.8[ms]であった。
【0032】
図4、図5、及び、図6では、W1が対物レンズの上下方向の位置を示す波形であり、波形W2はピックアップを上下方向に移動させる駆動信号の波形である。また、図4、図5、及び、図6において、上側の波形W1及びW2の一部分Bを拡大したものが下側の波形W1及びW2である。また、図4、図5、及び、図6において、波形W1は対物レンズの実際の位置と上下が逆になっている。
【0033】
これらの測定結果からピックアップを上げるに先立ってピックアップを下げる時間に応じて、ピックアップの上昇時に対物レンズに発生する振動の大きさが異なることが確認された。そして、ピックアップを下げる時間を、ピックアップを移動させることによって対物レンズに光軸方向に発生する振動の1周期に相当する時間にすることによって、ピックアップの上昇時に対物レンズに発生する振動が最も小さくなることが確認された。
【0034】
本実施形態では、本来移動させるべき方向と反対の方向へピックアップを移動させる時間については、ピックアップを移動させることにより対物レンズに発生する振動の1周期に相当する時間であったが、この1周期の整数倍の時間にしてもほぼ同じ効果を得ることができる。
【0035】
また、本実施形態では、フォーカスサーチにおいて本来移動させるべき方向と反対の方向へピックアップを移動させることによって、対物レンズに予め振動を発生させるようになっていたが、これは他の手法によって行うようにしてもよい。例えば、対物レンズの光軸方向の位置が変位するように対物レンズのみに付勢した後、この付勢を解除することによって、対物レンズに予め振動を発生させることが可能である。
【0036】
また、本実施形態では、対物レンズがディスクの記録面に近づくようにピックアップを移動させてフォーカスサーチを行う方式であったが、対物レンズがディスクの記録面から遠ざかるようにピックアップを移動させてフォーカスサーチを行う方式であってもよい。
【0037】
また、本実施形態では、ディスクを対象としてフォーカスサーチを行うものであったが、本発明は、ディスク以外の種類の記録媒体を対象としてフォーカスサーチを行う場合にも適用することが可能である。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ピックアップを移動させることによって対物レンズの合焦位置を検出する場合に、対物レンズがディスクの記録面に対してほぼ一定の速度で移動するようになるので、対物レンズの合焦位置をより正確に検出することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるディスク再生装置のブロック図である。
【図2】図1のディスク再生装置において行われるフォーカスサーチのフローチャートである。
【図3】図2のフローチャートに示したフォーカスサーチによる対物レンズの動きを説明するための図である。
【図4】ピックアップを上げることによってフォーカスサーチを行うに先立ってピックアップを下げる時間を、ピックアップを移動させることによって対物レンズに光軸方向に発生する振動の1周期に相当する時間とした場合に対物レンズがどのように変位するかを測定した結果を示す図である。
【図5】ピックアップを上げることによってフォーカスサーチを行うに先立ってピックアップを下げる時間を、ピックアップを移動させることによって対物レンズに光軸方向に発生する振動の1周期の半分に相当する時間とした場合に対物レンズがどのように変位するかを測定した結果を示す図である。
【図6】ピックアップを上げることによってフォーカスサーチを行うに先立ってピックアップを下げなかった場合に対物レンズがどのように変位するかを測定した結果を示す図である。
【図7】フォーカシングエラー信号の特性の一例を示す図である。
【図8】フォーカシングサーボを起動させる際に行われていた従来の動作を示すフローチャートである。
【図9】対物レンズが光軸方向に完全に停止した状態から、ピックアップを移動させることによって対物レンズをディスクの記録面に近づけた場合に、ディスクの記録面に対する対物レンズの位置が変化する様子を示す図である。
【図10】合焦位置を誤検出を招くフォーカシングエラー信号の波形の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 ピックアップ
2 RFアンプ
3 再生処理回路
4 サーボ回路
5 ドライバ
6 送りモータ
7 スピンドルモータ
8 電源部
9 操作部
10 表示部
11 システムコントローラ
100 ディスク

Claims (4)

  1. 円板状の記録媒体であるディスクに光を照射するユニットであるピックアップを移動させることによって、該ピックアップが有する、前記ディスクに照射される光を集束させる対物レンズの位置であって、前記ディスクに照射される光の焦点が前記ディスクの記録面に合致する位置を見つけ出すフォーカスサーチ方法において、
    前記ピックアップを移動させ始めるに先立って、前記ピックアップを移動させるべき方向と反対の方向へ移動させることによって、前記対物レンズに振動を予め発生させておくとともに、前記ピックアップを移動させるべき方向と反対の方向へ移動させ始めてから前記ピックアップを移動させることによって前記対物レンズに発生する振動の1周期に相当する時間が経過した時点で前記ピックアップを移動させるべき方向へ移動させ始めることを特徴とするフォーカスサーチ方法。
  2. 記録媒体に光を照射するユニットであるピックアップを移動させることによって、該ピックアップが有する、前記記録媒体に照射される光を集束させる対物レンズの位置であって、前記記録媒体に照射される光の焦点が前記記録媒体の記録面に合致する位置を見つけ出すフォーカスサーチ方法において、前記ピックアップを移動させ始めるに先立って、前記対物レンズに振動を予め発生させておき、前記ピックアップを移動させることによって前記対物レンズに発生する振動が前記対物レンズに予め発生させた振動と打ち消し合うものとなるタイミングで前記ピックアップを移動させ始めることを特徴とするフォーカスサーチ方法。
  3. 前記ピックアップを移動させ始めるに先立って、前記ピックアップを移動させるべき方向と反対の方向へ移動させることによって、前記対物レンズに振動を予め発生させておくことを特徴とする請求項2に記載のフォーカスサーチ方法。
  4. 前記ピックアップを移動させるべき方向と反対の方向へ移動させ始めてから前記ピックアップを移動させることによって前記対物レンズに発生する振動の1周期の整数倍に相当する時間が経過した時点で前記ピックアップを移動させるべき方向へ移動させ始めることを特徴とする請求項3に記載のフォーカスサーチ方法。
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