JP3562950B2 - 起床式ベッド装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はベッドフレームに回動自在に設けられた床板の床部を起伏させることができる起床式ベッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種の起床式ベッド装置は、ベッドフレームにねじ軸が回転自在に設けられ、このねじ軸には、駆動筒体の基端部が螺合されている。この駆動筒体の先端部はベッドフレームに回動自在に設けられた床板に、たとえばアームなどを介して枢着されている。したがって、上記ねじ軸を介して上記駆動筒体を進退駆動すれば、その進退によって上記床板を起伏させることができるようになっている。
上記ねじ軸を回転させる手段には手動式と自動式とがあり、コスト的に有利な手動式が採用されることが比較的多い。手動式の場合、ベッドフレームの長手方向一端側、通常フットボード側に上記ねじ軸を回転させるためのハンドルが設けられている。このハンドルは、使用時にはベッドフレームの長手方向の端面から所定長さ突出していた方が回転操作がし易い。しかしながら、不使用時には突出しているとぶつかるなどして邪魔になるということがあった。
【0003】
そこで、本件出願人は実公平7−48119号公報に示される起床式ベッド装置を提案した。この公報に示されたベッド装置は、ベッドフレームの下面側に取付体を設け、この取付体にねじ軸の一端部を揺動自在に取付ける。このねじ軸には駆動筒体を螺合し、ねじ軸を回転させることで上記駆動筒体を進退駆動させるようにしている。
【0004】
上記ねじ軸には断面矩形状のガイドロッドの一端を連結し、このガイドロッドの他端側にはスライド筒体の一端側をスライド自在に外嵌する。このスライド筒体の他端側にはハンドルが設けられ、スライド筒体をスライドさせることで、その他端側のハンドルをベッドフレームの一端側のフットボードあるいはフットボードの板面から初定位置まで突没させることができるようになっている。
【0005】
上記床板を起伏させるときには、上記スライド筒体を上記ボードの板面から引き出し、上記ハンドルによってスライド筒体を回転し、その回転をガイドロッドを介してねじ軸に伝達することで、上記駆動筒体を進退駆動して上記床板を起伏させることができるようになっている。
【0006】
このような構成によれば、ハンドルを使用しないときには上記スライド筒体をガイドロッドに沿って没入方向へスライドさせることで、ハンドルが邪魔にならないようにすることができる。
【0007】
しかしながら、このような構成によると、ハンドルの回転力をねじ軸に伝達するためと、スライドさせることができるようにするために、スライド筒体およびガイドロッドが必要となるから、部品点数が多くなり、コストアップを招くということがあったり、ねじ軸にガイドロッドを連結するため、軸方向の長さが長くなるから、ベッドフレームの下面側に設置しにくくなるなどのことがあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の起床式ベッド装置は、床板を起伏させるための機構の部品点数が多くなり、構造が複雑化するということがあったり、長さ寸法が長くなり、設置場所に制限を受けるなどのことがあった。
【0009】
この発明は、床板を起伏させるための機構の部品点数を少なくすることができ、しかもその機構を小型化することができるようにした起床式ベッド装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明によれば、ベッドフレームに複数の床部に分割された床板が設けられ、そのうちの起伏自在に設けられた床部が駆動機構によって起伏駆動される起床式ベッド装置において、
上記駆動機構は、
上記ベッドフレームの下面側に設けられた支持部材と、
この支持部材に回動自在に設けられた取付け部材と、
角孔が軸方向に貫通して形成されるとともに一端部が上記取付け部材に回転自在に支持されたねじ軸と、
断面形状が上記ねじ軸の角孔と同じ形状に形成されこの角孔にスライド自在に挿通された操作軸と、
この操作軸の上記角孔から突出した一端部に設けられこの操作軸を回転操作するためのハンドルと、
一端部に上記ねじ軸に螺合するナット部が設けられ他端部が上記床板の起伏自在な床部に回動自在に連結されていて、上記ねじ軸を上記操作軸を介して回転させることで軸方向に進退駆動されて他端部に連結された上記床部を起伏させる駆動筒体と
を具備したことをしたことを特徴とする。
【0011】
上記構成によれば、ねじ軸に角孔を形成し、その角孔にハンドルが設けられた操作軸をスライド自在に挿通したので、部品点数が少なくなり、しかも軸方向の長さ寸法を短くすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図5はこの発明の起床式ベッド装置の概略を示し、このベッド装置はベッドフレーム1を備えている。このベッドフレーム1の長手方向両端には、それぞれ上記ベッドフレーム1を所定の高さで水平に保持するヘッドボード2とフットボード3とが連結されている。
【0013】
上記ベッドフレーム1の上面には複数の床部に分割された床板4、この実施の形態では第一の床部4aと第二の床部4bが設けられている。第一の床部4aは第二の床部4aの一端に回動自在に連結され、上記第二の床部4aはベッドフレーム1に固定されている。上記第一の床部4aは後述する駆動機構5によって起伏駆動されるようになっている。
【0014】
上記駆動機構5は図3と図5に示すように上記ベッドフレーム1のフットボード3側の一端側下面に取付けられた支持部材としての支持フレーム11を有する。この支持フレーム11は下面が開放した断面形状がほぼ逆U字状をなしていて、ベッドフレーム1の長手方向に沿って設けられている。
【0015】
上記支持フレーム11のフットボード2側の一端部には収容ケース12に収容された取付け部材13が上記収容ケース12とともに回動自在に取付けられている。この取付け部材13は所定の厚さを有する円盤状をなしていて、中心部には図2に示すように軸方向(厚さ方向)に貫通する取付け孔14が穿設されているとともに、軸方向と直交する径方向両側にはそれぞれ支持ボルト15が設けられている。
【0016】
上記収容ケース12は図4に示すように断面形状が八角形の筒状をなしていて、上記支持ボルト15の頭部側の部分にはブッシュ15aが回転自在に外挿されている。このブッシュ15aは、上記支持フレーム11に形成された支持孔11aおよび上記収容ケース12に形成された支持孔12aに挿通支持されている。したがって、上記収容ケース12と取付け部材13とは上記ボルト15を介して上記支持フレーム11に回動自在に支持されている。なお、上記収容ケース12の一端開口は上記フットボード3の内面に対向位置しており、その一端開口は第一のカバー17によって閉塞され、他端開口は第二のカバー18によって閉塞されている。上記第一のカバ−17には複数、たとえば4つの(2つのみ図示)突起17aが形成されている。
【0017】
図2に示すように、上記取付け部材13に形成された取付け孔14には図2に示すようにねじ軸21の一端部に形成された小径な支軸部21aが回転自在に支持されている。上記ねじ軸21には断面形状が矩形状、この実施の形態では六角形状をなした角孔22が軸方向に貫通して穿設されている。
【0018】
上記角孔22には断面形状がこの角孔22と同じ六角形状で、上記ねじ軸21よりも長尺な操作軸23がスライド自在に挿通されている。この操作軸23の一端部は上記第一のカバー17に穿設された挿通孔24から外部に突出し、その突出端にはハンドル25が取付けられている。このハンドル25の内面には凹部26が形成されている。上記操作軸26を図1に矢印で示す没入方向へスライドさせると、上記凹部26が上記突起17aの1つに係合し、上記ハンドル25が自由に回転するのを阻止するようになっている。
【0019】
上記操作軸23の上記ねじ軸21の他端から突出した端部には、この操作軸23が上記ねじ軸21から抜出するのを防止するリング状のストッパ27が取付けられている。したがって、上記操作軸23は上記ねじ軸21に対して所定の範囲内でスライド可能となっている。
【0020】
上記ねじ軸21には駆動筒体28の一端部が外嵌され、他端部は上記第二のカバー18に形成された挿通孔18aに挿通されている。この駆動筒体28の一端部内にはナット体29が取付けられていて、このナット体29は上記ねじ軸21に螺合されている。
【0021】
上記駆動筒体28の他端部には軸方向に沿って長い長孔31が形成されていて、この長孔31は図5に示すように第一の床部4aに一端を固着したアーム32の他端にピン33を介して回動自在かつ軸方向にスライド自在に連結されている。
【0022】
このような構成の起床式ベッド装置によれば、床板4の第一の床部4aを図5に実線で示す倒伏した状態から鎖線で示すように起上させるには、まず、ハンドル25を図1に示すように押し込んだ状態から引き出す方向へ引けば、操作軸23がねじ軸21の角孔22に沿ってスライドするから、上記ハンドル25を図1に示すようにフットボード3から所定寸法離れた位置に引き出すことができる。
【0023】
その状態で、上記ハンドル25をたとえば右回転させる。それによって、上記操作軸23とともにねじ軸21が回転するから、このねじ軸21にナット体29を螺合させた駆動筒体28が図5に矢印で示す前進方向に駆動される。
【0024】
駆動筒体28が前進方向に駆動されれば、この駆動筒体28に連結されたアーム体32が回動されるから、このアーム体32に連結された第一の床部4aが起上方向に駆動される。つまり、第一の床部4aを背上げ状態に駆動することができる。
【0025】
起上させた第一の床部4a を倒伏させる場合には、上記ハンドル25を先程とは逆方向である、左方向に回転させる。それによって、駆動筒体28が上記ねじ軸21に沿って後退方向に駆動されるから、各床部4a、4c、4dが倒伏方向に回動することになる。
【0026】
上記ハンドル25を回転操作しない場合には、そのハンドル25をフットボード3側に押し込む。それによって、操作軸23がねじ軸21の角孔22に沿って没入方向へスライドするから、上記ハンドル25を図3に示すようにフットボード3からほとんど突出しない状態に格納することができる。
【0027】
すなわち、上記構成の駆動機構5は、ねじ軸21に角孔22を形成し、この角孔22にハンドル25が設けられた操作軸23をスライド自在に挿通させるようにした。そのため、従来のようにねじ軸にガイドロッドを連結し、このガイドロッドにハンドルが設けられたスライド筒体をスライド自在に設ける構造に比べて部品点数を少なくできるばかりか、構造もコンパクト化することができる。
【0028】
つまり、この発明の駆動機構5は、ねじ軸21が従来の構造のスライド筒体を兼ねた構造となっているから、その分、部品点数を少なくして構成の簡略化を図ることができる。
【0029】
【発明の効果】
以上述べたようにこの発明によれば、ねじ軸に角孔を形成し、その角孔にハンドルが設けられた操作軸をスライド自在に挿通した。
そのため、ねじ軸にガイドロッドを連結し、このガイドロッドにスライド筒体をスライド自在に設けた従来構造に比べて部品点数を少なくし、構成の簡略化やコストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態を示す駆動機構の断面図。
【図2】同じく図1のA部の拡大図。
【図3】同じく駆動機構の取付け状態の側面図。
【図4】同じく図2のZ―Z線に沿う断面図。
【図5】同じくベッドフレームの側面図。
【符号の説明】
1…ベッドフレーム
4…床板
4a、4b…床部
5…駆動機構
11…支持フレーム(支持部材)
13…取付け部材
21…ねじ軸
23…操作軸
25…ハンドル
28…駆動筒体

Claims (1)

  1. ベッドフレームに複数の床部に分割された床板が設けられ、そのうちの起伏自在に設けられた床部が駆動機構によって起伏駆動される起床式ベッド装置において、
    上記駆動機構は、
    上記ベッドフレームの下面側に設けられた支持部材と、
    この支持部材に回動自在に設けられた取付け部材と、
    角孔が軸方向に貫通して形成されるとともに一端部が上記取付け部材に回転自在に支持されたねじ軸と、
    断面形状が上記ねじ軸の角孔と同じ形状に形成されこの角孔にスライド自在に挿通された操作軸と、
    この操作軸の上記角孔から突出した一端部に設けられこの操作軸を回転操作するためのハンドルと、
    一端部に上記ねじ軸に螺合するナット部が設けられ他端部が上記床板の起伏自在な床部に回動自在に連結されていて、上記ねじ軸を上記操作軸を介して回転させることで軸方向に進退駆動されて他端部に連結された上記床部を起伏させる駆動筒体と
    を具備したことをしたことを特徴とする起床式ベッド装置。
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