JP3562064B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、空気調和機はマイクロコンピュータの進歩に伴い、複雑な制御が可能となり、信頼性追求のためより高機能化されている。その一例として従来のこの種の空気調和機について、図面とともに説明する。
【0003】
図22は空気調和機の冷凍サイクルで、圧縮機1から吐出された冷媒は、室外熱交換器3、減圧装置4、室内熱交換器2と流れ、圧縮機1に吸入される。5は室内側ファン、6は室外側ファン、7は室内側ファンモータ、8は圧縮機1の運転周波数を可変できる駆動回路、9は圧縮機駆動回路8の電源回路、10は制御回路、11は室内吸込温度センサで構成される。制御回路10で、室内吸込センサ11により検出された室内温度tと設定温度t1、室内側ファン速度nと設定ファン速度n1を比較し、ある一定の条件を満たした場合に、露付制御信号を発信する。露付制御信号により、圧縮機1の運転周波数を制御し、圧縮機1の運転周波数を下げることにより冷凍能力を低下させる。この結果、室内熱交換器2の蒸発温度は上昇し、吹出温度を上昇させることにより、高温多湿条件下において露付を防ぐことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
現在、市場においてワックスや家具の艶だし材等のロウ成分が蒸発し、それがドレン水に含まれ、室内熱交換器のフィンを、親水性から撥水性に変化させると云われている。室内熱交換器のフィンが撥水性になると、ドレン水がフィン間でブリッジしやすくなり、室内送風回路の通風抵抗が増加し、室内風量が低下する。そのため、室内熱交換器の蒸発温度が低下し、吹出温度を低下させることになる。したがって、空調条件によらず、霧の吹出しや室内側ファンの結露等が生ずる。しかしながら従来の制御方法では、制御開始条件の一つとして、室内温度センサ、室内湿度センサ、室内熱交換器温度センサ等から判定した空調条件を使用していた。したがって、上記のように室内熱交換器がワックスや家具の艶だし材等の不純物により汚染された場合、霧の吹出しや室内側ファンの結露等が生ずるという課題を有していた。
【0005】
本発明は、このような従来の空気調和機の課題を考慮し、室内の温湿度によらず、室内ユニットでの霧の吹出しや室内側ファンの結露等を防止できる空気調和機を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、運転時間検出手段により検出された運転時間が設定時間記憶手段にあらかじめ設定された設定時間に達したことを判定する比較手段と、前記比較手段の出力に応じて圧縮機の運転周波数の設定値を可変する運転周波数設定値出力手段と、前記運転周波数設定値出力手段の出力により制御されて前記圧縮機を運転する駆動回路とを備えた構成にしたものである。
【0007】
また本発明は、運転時間検出手段により検出された運転時間が設定時間記憶手段にあらかじめ設定された設定時間とを比較する比較手段と、前記比較手段の出力に応じて圧縮機の運転周波数の設定値を運転時間に応じて多段階に可変する運転周波数設定値出力手段と、前記運転周波数設定値出力手段の出力により制御されて前記圧縮機を運転する駆動回路とを備えた構成にしたものである。
【0008】
また本発明は、運転時間検出手段により検出された運転時間と設定時間記憶手段にあらかじめ設定された設定時間に達したことを判定する比較手段と、前記比較手段の出力に応じて圧縮機の運転周波数の上限値を規定する運転周波数上限値出力手段と、前記運転周波数上限値出力手段の出力により制御されて前記圧縮機を運転する駆動回路とを備えた構成にしたものである。
【0009】
また本発明は、運転時間検出手段により検出された運転時間と設定時間記憶手段にあらかじめ設定された設定時間とを比較する比較手段と、前記比較手段の出力に応じて圧縮機の運転周波数の上限値を運転時間に応じて多段階に規定する運転周波数上限値出力手段と、前記運転周波数上限値出力手段の出力により制御されて前記圧縮機を運転する駆動回路とを備えた構成にしたものである。
【0010】
さらに本発明は、外気温検出手段により検出された外気温と設定外気温記憶手段にあらかじめ設定された温度とを比較する比較手段とを備え、前記比較手段の出力に応じて圧縮機の運転周波数を制御するように構成したものである。
【0011】
さらに本発明は、室内側ファンのファン速度を検出するファン速度検出手段と、前記ファン速度検出手段により検出されたファン速度と設定ファン速度記憶手段にあらかじめ設定されたファン速度とを比較する比較手段とを備え、前記比較手段の出力に応じて圧縮機の運転周波数を制御するように構成したものである。
【0012】
さらに本発明は、運転時間検出手段により検出された運転時間が設定時間記憶手段にあらかじめ設定された設定時間に達したことを判定する比較手段と、前記比較手段の出力に応じて運転時間をクリアし、制御を初めから再スタートさせるように構成したものである。
【0013】
さらに本発明は、リモコン設定検出手段により検出されたリモコン設定が変更されたかどうか判定する判定手段と、前記判定手段の出力に応じて運転時間をクリアし、制御を初めから再スタートさせるように構成したものである。
【0014】
さらに本発明は、運転時間検出手段により検出された運転時間が設定時間記憶手段にあらかじめ設定された設定時間に達したことを判定する比較手段と、前記比較手段の出力に応じて減圧装置の絞り量を決定する減圧装置開度出力手段と、前記減圧装置開度出力手段の出力により制御されて前記減圧装置の絞り量を変更する減圧装置開度変更装置とを備えた構成にしたものである。
【0015】
また本発明は、運転時間検出手段により検出された運転時間と設定時間記憶手段にあらかじめ設定された設定時間とを比較する比較手段と、前記比較手段の出力に応じて減圧装置の絞り量を運転時間に応じて多段階に決定する減圧装置開度出力手段と、前記減圧装置開度出力手段の出力により制御されて前記減圧装置の絞り量を変更する減圧装置開度変更装置とを備えた構成にしたものである。
【0016】
さらに本発明は、外気温検出手段により検出された外気温と設定外気温記憶手段にあらかじめ設定された温度とを比較する比較手段とを備え、前記比較手段の出力に応じて減圧装置の絞り量を制御するように構成したものである。
【0017】
さらに本発明は、室内側ファンのファン速度を検出するファン速度検出手段と、前記ファン速度検出手段により検出されたファン速度と設定ファン速度記憶手段にあらかじめ設定されたファン速度とを比較する比較手段とを備え、前記比較手段の出力に応じて減圧装置の絞り量を制御するように構成したものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明は運転時間を検出し、運転時間があらかじめ設定された設定時間に達したことを判定すると、圧縮機の運転周波数の設定値を変更し、圧縮機の運転周波数を制御する。
【0019】
また本発明は、運転時間を検出し、運転時間とあらかじめ設定された設定時間とを比較し、運転時間に応じて多段階に圧縮機の運転周波数の設定値を変更し、圧縮機の運転周波数を制御する。
【0020】
また本発明は、運転時間を検出し、運転時間があらかじめ設定された設定時間に達したことを判定すると、圧縮機の運転周波数の上限値を変更し、圧縮機の運転周波数を制御する。
【0021】
また本発明は、運転時間を検出し、運転時間とあらかじめ設定された設定時間とを比較し、運転時間に応じて多段階に圧縮機の運転周波数の上限値を変更し、圧縮機の運転周波数を制御する。
【0022】
さらに本発明は、外気温を検出し、外気温とあらかじめ設定された温度とを比較し、外気温に応じて圧縮機の運転周波数の設定値または上限値を変更し、圧縮機運転周波数を制御する。
【0023】
さらに本発明は、室内側ファンのファン速度を検出し、室内側ファン速度とあらかじめ設定された設定ファン速度とを比較し、室内側ファン速度に応じて圧縮機の運転周波数の設定値または上限値を変更し、圧縮機運転周波数を制御する。
【0024】
さらに本発明は、運転時間を検出し、運転時間があらかじめ設定された設定時間に達したことを判定すると、運転時間をクリアし、制御を初めから再スタートさせる。
【0025】
さらに本発明は、リモコン設定を検出し、リモコン設定が変更されたことを判定すると、運転時間をクリアし、制御を初めから再スタートさせる。
【0026】
さらに本発明は、運転時間を検出し、運転時間があらかじめ設定された設定時間に達したことを判定すると、減圧装置の絞り量を変更し、減圧装置の開度を制御するとともに、圧縮機の運転周波数を制御する。
【0027】
また本発明は、運転時間を検出し、運転時間とあらかじめ設定された設定時間とを比較し、運転時間に応じて減圧装置の絞り量を多段階に変更し、減圧装置の開度を制御するとともに、圧縮機の運転周波数を制御する。
【0028】
さらに本発明は、外気温を検出し、外気温とあらかじめ設定された温度とを比較し、外気温に応じて減圧装置の絞り量を変更し、減圧装置の開度を制御するとともに、圧縮機の運転周波数を制御する。
【0029】
さらに本発明は、室内側ファンのファン速度を検出し、室内側ファン速度とあらかじめ設定されたファン速度とを比較し、室内側ファン速度に応じて減圧装置の絞り量を変更し、減圧装置の開度を制御するとともに、圧縮機の運転周波数を制御する。
【0030】
【実施例】
以下本発明の一実施例における空気調和機について図面とともに説明する。
【0031】
図21は本発明の一実施例における空気調和機の冷凍サイクルで、圧縮機1から吐出された冷媒は、室外熱交換器3、減圧装置4、室内熱交換器2と流れ、圧縮機1に吸入される。5は室内側ファン、6は室外側ファン、7は室内側ファンモータ、8は圧縮機1の運転周波数を可変できる圧縮機駆動回路、9は圧縮機駆動回路8の電源回路、10は制御回路、11は減圧装置4の絞り量を可変できる減圧装置開度変更装置、12は室外吸込温度センサで構成される。制御回路10で、運転時間、リモコン設定、室外吸込センサ12により検出された外気温、室内側ファン速度をそれぞれあらかじめ設定してある設定値と比較判定し、ある一定の条件を満たした場合に、圧縮機1の運転周波数及び減圧装置の絞り量を制御する。
【0032】
図1は本発明の一実施例における空気調和機の要部ブロック図であり、図2はその動作を説明するフローチャートである。図1において、制御回路100は運転時間検出手段101により検出された運転時間Tが設定時間記憶手段102にあらかじめ設定された設定時間T1に達したことを判定する比較手段103と、圧縮機106の運転周波数の設定値を可変する運転周波数設定値出力手段104とを備えている。
【0033】
上記構成による動作を図2を用いて説明する。冷房運転開始とともに(ステップ201)、運転時間は運転時間検出手段101により検出され(ステップ202)、運転時間検出手段101により検出された運転時間Tと設定時間記憶手段102にあらかじめ設定された設定時間T1とを比較手段103で比較し(ステップ203)、T≧T1になるまで上記動作が繰り返される。そして、T≧T1となれば圧縮機106の運転周波数の設定値Hzを運転周波数設定値出力手段104によりHz1に下げる(ステップ207)。
【0034】
つまり、室内の温湿度によらず、運転周波数を制御し、圧縮機1の運転周波数を下げることにより冷凍能力を低下させる。この結果、室内熱交換器2の蒸発温度は上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室内熱交換器2がワックスや家具の艶だし材等の不純物により汚染された場合においても、コストの増大を招くことなく有効に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出しや室内側ファン5の結露等を防止することができる。
【0035】
図1は本発明の他の一実施例における空気調和機の要部ブロック図であり、図3はその動作を説明するフローチャートである。図1において、制御回路100は運転時間検出手段101により検出された運転時間Tと設定時間記憶手段102にあらかじめ設定された設定時間T1、T2、T3とを比較する比較手段103と、圧縮機106の運転周波数の設定値を可変する運転周波数設定値出力手段104とを備えている。
【0036】
上記構成による動作を図3を用いて説明する。冷房運転開始とともに(ステップ201)、運転時間検出手段101により検出された運転時間Tと設定時間記憶手段102にあらかじめ設定された設定時間T1、T2、T3とを比較手段103で比較し(ステップ203〜205)、T≧T1になるまで上記動作が繰り返される。そして、T1≦T<T2となれば圧縮機106の運転周波数の設定値Hzを運転周波数設定値出力手段104によりHz1に下げる(ステップ207)。そして、T2≦T<T3であれば圧縮機106の運転周波数の設定値Hzを運転周波数設定値出力手段104によりHz2に下げる(ステップ208)。そして、T≧T3であれば圧縮機106の運転周波数の設定値Hzを運転周波数設定値出力手段104によりHz3に下げる(ステップ209)。
【0037】
つまり、室内の温湿度によらず、運転周波数を制御し、圧縮機1の運転周波数を下げることにより冷凍能力を低下させる。この結果、室内熱交換器2の蒸発温度は上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室内熱交換器2がワックスや家具の艶だし材等の不純物により汚染された場合においても、コストの増大を招くことなく有効に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出しや室内側ファン5の結露等を防止することができる。また、運転周波数を段階的に下げていくため、より快適性を重視した運転が可能である。
【0038】
図4は本発明の他の一実施例における空気調和機の要部ブロック図であり、図5はその動作を説明するフローチャートである。図4において、制御回路100は運転時間検出手段101により検出された運転時間Tが設定時間記憶手段102にあらかじめ設定された設定時間T1に達したことを判定する比較手段103と、圧縮機106の運転周波数の上限値を規定する運転周波数上限値出力手段107とを備えている。
【0039】
上記構成による動作を図5を用いて説明する。冷房運転開始とともに(ステップ201)、運転時間は運転時間検出手段101により検出され(ステップ202)、運転時間検出手段101により検出された運転時間Tと設定時間記憶手段102にあらかじめ設定された設定時間T1とを比較手段103で比較し(ステップ203)、T≧T1になるまで上記動作が繰り返される。そして、T≧T1となれば圧縮機106の運転周波数の上限値Hzを運転周波数上限値出力手段107によりHz1に下げる(ステップ207)。
【0040】
つまり、室内の温湿度によらず、運転周波数を制御し、圧縮機1の運転周波数を下げることにより冷凍能力を低下させる。この結果、室内熱交換器2の蒸発温度は上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室内熱交換器2がワックスや家具の艶だし材等の不純物により汚染された場合においても、コストの増大を招くことなく有効に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出しや室内側ファン5の結露等を防止することができる。また、運転周波数の上限値を規定しているためその範囲内で、室内温度と設定温度との比較結果に応じて圧縮機1を制御できるため、より快適性を重視した運転が可能である。
【0041】
図4は本発明の他の一実施例における空気調和機の要部ブロック図であり、図6はその動作を説明するフローチャートである。図4において、制御回路100は運転時間検出手段101により検出された運転時間Tと設定時間記憶手段102にあらかじめ設定された設定時間T1、T2、T3とを比較する比較手段103と、圧縮機106の運転周波数の上限値を規定する運転周波数上限値出力手段107とを備えている。
【0042】
上記構成による動作を図6を用いて説明する。冷房運転開始とともに(ステップ201)、運転時間は運転時間検出手段101により検出され(ステップ202)、運転時間検出手段101により検出された運転時間Tと設定時間記憶手段102にあらかじめ設定された設定時間T1、T2、T3とを比較手段103で比較し(ステップ203〜205)、T≧T1になるまで上記動作が繰り返される。上記動作が繰り返され、T1≦T<T2となれば圧縮機106の運転周波数の上限値Hzを運転周波数上限値出力手段107によりHz1に下げる(ステップ207)。そして、T2≦T<T3であれば圧縮機106の運転周波数の上限値Hzを運転周波数上限値出力手段107によりHz2に下げる(ステップ208)。そして、T≧T3であれば圧縮機106の運転周波数の上限値Hzを運転周波数上限値出力手段107によりHz3に下げる(ステップ209)。
【0043】
つまり、室内の温湿度によらず、運転周波数を制御し、圧縮機1の運転周波数を下げることにより冷凍能力を低下させる。この結果、室内熱交換器2の蒸発温度は上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室内熱交換器2がワックスや家具の艶だし材等の不純物により汚染された場合においても、コストの増大を招くことなく有効に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出しや室内側ファン5の結露等を防止することができる。また、運転周波数の上限値を規定しているためその範囲内で、室内温度と設定温度との比較結果に応じて圧縮機1を制御でき、しかも運転周波数の上限値を段階的に下げていくため、より快適性を重視した運転が可能である。
【0044】
図7は本発明の他の一実施例における空気調和機の要部ブロック図であり、図8はその動作を説明するフローチャートである。図7において、制御回路100は運転時間検出手段101により検出された運転時間Tと設定時間記憶手段102にあらかじめ設定された設定時間T1、T2、T3とを比較する比較手段103と、外気温検出手段108により検出された外気温tと設定外気温記憶手段109にあらかじめ設定された温度t1とを比較する比較手段110と、圧縮機106の運転周波数の上限値を規定する運転周波数上限値出力手段107とを備えている。
【0045】
上記構成による動作を図8を用いて説明する。冷房運転開始とともに(ステップ201)、運転時間は運転時間検出手段101により検出され(ステップ202)、外気温は外気温検出手段108により検出される(ステップ210)。運転時間検出手段101により検出された運転時間Tと設定時間記憶手段102にあらかじめ設定された設定時間T1とを比較手段103で比較し(ステップ203)、T≧T1になるまで上記動作が繰り返される。そして、外気温検出手段108により検出された外気温tと設定外気温記憶手段109にあらかじめ設定された温度t1とを比較手段110で比較し(ステップ211)、外気温がt≧t1であれば、ステップ204へ進む。運転時間検出手段101により検出された運転時間Tと設定時間記憶手段102にあらかじめ設定された設定時間T2、T3とを比較手段103で比較する(ステップ204〜205)。そして、T1≦T<T2となれば圧縮機106の運転周波数の上限値Hzを運転周波数上限値出力手段107によりHz1に下げる(ステップ207)。そして、T2≦T<T3であれば圧縮機106の運転周波数の上限値Hzを運転周波数上限値出力手段107によりHz2に下げる(ステップ208)。そして、T≧T3であれば圧縮機106の運転周波数の上限値Hzを運転周波数上限値出力手段107によりHz3に下げる(ステップ209)。外気温がt1 <t1であれば、ステップ212へ進み、運転時間検出手段101により検出された運転時間Tと設定時間記憶手段102にあらかじめ設定された設定時間T5、T6とを比較手段103で比較する(ステップ212〜213)。そして、T4≦T<T5となれば圧縮機106の運転周波数の上限値Hzを運転周波数上限値出力手段107によりHz4に下げる(ステップ214)。そして、T5≦T<T6であれば圧縮機106の運転周波数の上限値Hzを運転周波数上限値出力手段107によりHz5に下げる(ステップ215)。そして、T≧T6であれば圧縮機106の運転周波数の上限値Hzを運転周波数上限値出力手段107によりHz6に下げる(ステップ216)。
【0046】
つまり、室内の温湿度によらず、運転周波数を制御し、圧縮機1の運転周波数を下げることにより冷凍能力を低下させる。この結果、室内熱交換器2の蒸発温度は上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室内熱交換器2がワックスや家具の艶だし材等の不純物により汚染された場合においても、コストの増大を招くことなく有効に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出しや室内側ファン5の結露等を防止することができる。また、運転周波数の上限値を規定しているためその範囲内で、室内温度と設定温度との比較結果に応じて圧縮機1を制御でき、かつ運転周波数の上限値を段階的に下げていき、かつ外気温により運転周波数を変更するため、より快適性を重視した運転が可能である。
【0047】
図9は本発明の他の一実施例における空気調和機の要部ブロック図であり、図10はその動作を説明するフローチャートである。図9において、制御回路100は運転時間検出手段101により検出された運転時間Tと設定時間記憶手段102にあらかじめ設定された設定時間T1、T2、T3とを比較する比較手段103と、室内側ファン速度検出手段111により検出されたファン速度nと設定ファン速度記憶手段112にあらかじめ設定されたファン速度n1とを比較する比較手段113と、圧縮機106の運転周波数の上限値を規定する運転周波数上限値出力手段107とを備えている。
【0048】
上記構成による動作を図10を用いて説明する。冷房運転開始とともに(ステップ201)、運転時間は運転時間検出手段101により検出され(ステップ202)、室内側ファン速度は室内側ファン速度検出手段111により検出される(ステップ217)。室内側ファン速度検出手段111により検出されたファン速度nと設定ファン速度記憶手段112にあらかじめ設定されたファン速度n1とを比較手段113で比較し(ステップ218)、室内側ファン速度がn≧n1であれば、上記動作が繰り返される。室内側ファン速度がn<n1であれば、ステップ203へ進み、運転時間検出手段101により検出された運転時間Tと設定時間記憶手段102にあらかじめ設定された設定時間T1とを比較手段103で比較し(ステップ203)、T≧T1になるまで上記動作が繰り返される。運転時間検出手段101により検出された運転時間Tと設定時間記憶手段102にあらかじめ設定された設定時間T1、T2、T3とを比較手段103で比較する(ステップ204〜205)。そして、T1≦T<T2となれば圧縮機106の運転周波数の上限値Hzを運転周波数上限値出力手段107によりHz1に下げる(ステップ207)。そして、T2≦T<T3であれば圧縮機106の運転周波数の上限値Hzを運転周波数上限値出力手段107によりHz2に下げる(ステップ208)。そして、T≧T3であれば圧縮機106の運転周波数の上限値Hzを運転周波数上限値出力手段107によりHz3に下げる(ステップ209)。
【0049】
つまり、室内の温湿度によらず、運転周波数を制御し、圧縮機1の運転周波数を下げることにより冷凍能力を低下させる。この結果、室内熱交換器2の蒸発温度は上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室内熱交換器2がワックスや家具の艶だし材等の不純物により汚染された場合においても、コストの増大を招くことなく有効に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出しや室内側ファン5の結露等を防止することができる。また、運転周波数の上限値を規定しているためその範囲内で、室内温度と設定温度との比較結果に応じて圧縮機1を制御でき、かつ運転周波数の上限値を段階的に下げていくため、より快適性を重視した運転が可能である。また、室内側ファン速度が、ある設定値よりも小さいときのみに制御を行うため、効果的かつ効率的な制御を行うことができる。
【0050】
図4は本発明の他の一実施例における空気調和機の要部ブロック図であり、図11はその動作を説明するフローチャートである。図4において、制御回路100は運転時間検出手段101により検出された運転時間Tと設定時間記憶手段102にあらかじめ設定された設定時間T1、T2、T3、T4とを比較する比較手段103と、圧縮機106の運転周波数の上限値を規定する運転周波数上限値出力手段107とを備えている。
【0051】
上記構成による動作を図11を用いて説明する。冷房運転開始とともに(ステップ201)、運転時間は運転時間検出手段101により検出され(ステップ202)、運転時間検出手段101により検出された運転時間Tと設定時間記憶手段102にあらかじめ設定された設定時間T1、T2、T3、T4とを比較手段103で比較し(ステップ203〜206)、T≧T1になるまで上記動作が繰り返される。そして、T1≦T<T2となれば圧縮機106の運転周波数の上限値Hzを運転周波数上限値出力手段107によりHz1に下げる(ステップ207)。そして、T2≦T<T3であれば圧縮機106の運転周波数の上限値Hzを運転周波数上限値出力手段107によりHz2に下げる(ステップ208)。そして、T3≦T<T4であれば圧縮機106の運転周波数の上限値Hzを運転周波数上限値出力手段107によりHz3に下げる(ステップ209)。そして、T≧T4であれば運転時間Tをクリアし(T=0)(ステップ219)、運転周波数の規定を解除し(ステップ220)、制御を初めから再スタートさせる。
【0052】
つまり、室内の温湿度によらず、運転周波数を制御し、圧縮機1の運転周波数を下げることにより冷凍能力を低下させる。この結果、室内熱交換器2の蒸発温度は上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室内熱交換器2がワックスや家具の艶だし材等の不純物により汚染された場合においても、コストの増大を招くことなく有効に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出しや室内側ファン5の結露等を防止することができる。また、運転周波数の上限値を規定しているためその範囲内で、室内温度と設定温度との比較結果に応じて圧縮機1を制御でき、かつ運転周波数の上限値を段階的に下げていくため、より快適性を重視した運転が可能である。また、常に高い冷房能力が必要な場合、例えばコンピュータルーム等においても、運転時間がある設定値以上になれば、制御を再スタートさせることにより、冷房能力の確保が可能である。
【0053】
図12は本発明の他の一実施例における空気調和機の要部ブロック図であり、図13はその動作を説明するフローチャートである。図12において、制御回路100は運転時間検出手段101により検出された運転時間Tと設定時間記憶手段102にあらかじめ設定された設定時間T1、T2、T3とを比較する比較手段103と、リモコン設定検出手段114により検出されたリモコン設定が変更されたかどうか判定する判定手段115と、圧縮機106の運転周波数の上限値を規定する運転周波数上限値出力手段107とを備えている。
【0054】
上記構成による動作を図13を用いて説明する。冷房運転開始とともに(ステップ201)、運転時間は運転時間検出手段101により検出され(ステップ202)、リモコン設定検出手段114により検出される(ステップ221)。判定手段115により、リモコン設定検出手段114により検出されたリモコン設定Rが変更されたかどうか判定する(ステップ222)。そして、リモコン設定Rが変更されていれば、運転時間Tをクリアし(T=0)(ステップ219)、運転周波数の規定を解除し(ステップ220)、制御を初めから再スタートさせる。リモコン設定Rが変更されていなければ、ステップ203へ進む。そして、運転時間検出手段101により検出された運転時間Tと設定時間記憶手段102にあらかじめ設定された設定時間T1、T2、T3とを比較手段103で比較し(ステップ203〜205)、T≧T1になるまで上記動作が繰り返される。上記動作が繰り返され、T1≦T<T2となれば圧縮機106の運転周波数の上限値Hzを運転周波数上限値出力手段107によりHz1に下げる(ステップ207)。そして、T2≦T<T3であれば圧縮機106の運転周波数の上限値Hzを運転周波数上限値出力手段107によりHz2に下げる(ステップ208)。そして、T≧T3であれば圧縮機106の運転周波数の上限値Hzを運転周波数上限値出力手段107によりHz3に下げる(ステップ209)。
【0055】
つまり、室内の温湿度によらず、運転周波数を制御し、圧縮機1の運転周波数を下げることにより冷凍能力を低下させる。この結果、室内熱交換器2の蒸発温度は上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室内熱交換器2がワックスや家具の艶だし材等の不純物により汚染された場合においても、コストの増大を招くことなく有効に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出しや室内側ファン5の結露等を防止することができる。また、運転周波数の上限値を規定しているためその範囲内で、室内温度と設定温度との比較結果に応じて圧縮機1を制御でき、かつ運転周波数の上限値を段階的に下げていくため、より快適性を重視した運転が可能である。また、ユーザが使用中に暑いと感じ冷房能力が必要であるとき、例えば風呂上がり等においても、リモコン設定の変更により、即制御を再スタートさせるため、冷房能力の確保が可能である。
【0056】
図14は本発明の他の一実施例における空気調和機の要部ブロック図であり、図15はその動作を説明するフローチャートである。図14において、制御回路100は運転時間検出手段101により検出された運転時間Tが設定時間記憶手段102にあらかじめ設定された設定時間T1に達したことを判定する比較手段103と、圧縮機106の運転周波数の上限値を規定する運転周波数上限値出力手段107と、減圧装置117の絞り量を決定する減圧装置開度出力手段116とを備えている。
【0057】
上記構成による動作を図15を用いて説明する。冷房運転開始とともに(ステップ201)、運転時間は運転時間検出手段101により検出され(ステップ202)、運転時間検出手段101により検出された運転時間Tと設定時間記憶手段102にあらかじめ設定された設定時間T1とを比較手段103で比較し(ステップ203)、T≧T1になるまで上記動作が繰り返される。そして、T≧T1となれば圧縮機106の運転周波数の上限値Hzを運転周波数上限値出力手段107によりHz1に下げ(ステップ207)、減圧装置117の絞り量を減圧装置開度出力手段116および減圧装置開度変更装置115によりP1開く(ステップ223)。
【0058】
つまり、室内の温湿度によらず、運転周波数を制御し、圧縮機1の運転周波数を下げることにより冷凍能力を低下させる。この結果、室内熱交換器2の蒸発温度は上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室内熱交換器2がワックスや家具の艶だし材等の不純物により汚染された場合においても、コストの増大を招くことなく有効に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出しや室内側ファン5の結露等を防止することができる。また、運転周波数の上限値を規定しているためその範囲内で、室内温度と設定温度との比較結果に応じて圧縮機1を制御できるため、より快適性を重視した運転が可能である。また、減圧装置4の絞り量を制御することで、省電力性の高い制御を行うことができる。
【0059】
図14は本発明の他の一実施例における空気調和機の要部ブロック図であり、図16はその動作を説明するフローチャートである。図14において、制御回路100は運転時間検出手段101により検出された運転時間Tと設定時間記憶手段102にあらかじめ設定された設定時間T1、T2、T3とを比較する比較手段103と、圧縮機106の運転周波数の上限値を規定する運転周波数上限値出力手段107と、減圧装置117の絞り量を決定する減圧装置開度出力手段116とを備えている。
【0060】
上記構成による動作を図16を用いて説明する。冷房運転開始とともに(ステップ201)、運転時間は運転時間検出手段101により検出され(ステップ202)、運転時間検出手段101により検出された運転時間Tと設定時間記憶手段102にあらかじめ設定された設定時間T1、T2、T3とを比較手段103で比較し(ステップ203〜205)、T≧T1になるまで上記動作が繰り返される。上記動作が繰り返され、T≧T1となれば圧縮機106の運転周波数の上限値Hzを運転周波数上限値出力手段107によりHz1に下げる(ステップ207)。T1≦T<T2となれば減圧装置117の絞り量を減圧装置開度出力手段116によりP1開く(ステップ223)。そして、T2≦T<T3であれば、減圧装置117の絞り量を減圧装置開度出力手段116によりさらにP2開く(ステップ224)。そして、T≧T3であれば減圧装置117の絞り量を減圧装置開度出力手段116によりさらにP3開く(ステップ224)。
【0061】
つまり、室内の温湿度によらず、運転周波数を制御し、圧縮機1の運転周波数を下げることにより冷凍能力を低下させる。この結果、室内熱交換器2の蒸発温度は上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室内熱交換器2がワックスや家具の艶だし材等の不純物により汚染された場合においても、コストの増大を招くことなく有効に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出しや室内側ファン5の結露等を防止することができる。また、運転周波数の上限値を規定しているためその範囲内で、室内温度と設定温度との比較結果に応じて圧縮機1を制御でき、より快適性を重視した運転が可能である。また、減圧装置4の絞り量を段階的に開いていくことで、最適に制御することができ、さらに省電力性の高い制御を行うことができる。
【0062】
図17は本発明の他の一実施例における空気調和機の要部ブロック図であり、図18はその動作を説明するフローチャートである。図17において、制御回路100は運転時間検出手段101により検出された運転時間Tと設定時間記憶手段102にあらかじめ設定された設定時間T1とを比較する比較手段103と、外気温検出手段108により検出された外気温tと設定外気温記憶手段109にあらかじめ設定された温度t1とを比較する比較手段110と、圧縮機106の運転周波数の上限値を規定する運転周波数上限値出力手段107と、減圧装置の絞り量を決定する減圧装置開度出力手段117とを備えている。
【0063】
上記構成による動作を図18を用いて説明する。冷房運転開始とともに(ステップ201)、運転時間は運転時間検出手段101により検出され(ステップ202)、外気温は外気温検出手段108により検出される(ステップ210)。運転時間検出手段101により検出された運転時間Tと設定時間記憶手段102にあらかじめ設定された設定時間T1とを比較手段103で比較し(ステップ203)、T≧T1になるまで上記動作が繰り返される。そして、T≧T1となれば、圧縮機106の運転周波数の上限値Hzを運転周波数上限値出力手段107によりHz1に下げる(ステップ207)。そして、外気温検出手段108により検出された外気温tと設定外気温記憶手段109にあらかじめ設定された温度t1とを比較手段110で比較し(ステップ211)、外気温がt≧t1 であれば、減圧装置117の絞り量を減圧装置開度出力手段116によりP1開く(ステップ223)。そして、外気温がt<t1であれば、減圧装置117の絞り量を減圧装置開度出力手段116によりP4開く(ステップ226)。
【0064】
つまり、室内の温湿度によらず、運転周波数を制御し、圧縮機1の運転周波数を下げることにより冷凍能力を低下させる。この結果、室内熱交換器2の蒸発温度は上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室内熱交換器2がワックスや家具の艶だし材等の不純物により汚染された場合においても、コストの増大を招くことなく有効に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出しや室内側ファン5の結露等を防止することができる。また、運転周波数の上限値を規定しているためその範囲内で、室内温度と設定温度との比較結果に応じて圧縮機1を制御でき、より快適性を重視した運転が可能である。また、外気温により減圧装置4の絞り量を変更しているため、最適に制御することができ、さらに省電力性の高い制御を行うことができる。
【0065】
図19は本発明の他の一実施例における空気調和機の要部ブロック図であり、図20はその動作を説明するフローチャートである。図19において、制御回路100は運転時間検出手段101により検出された運転時間Tと設定時間記憶手段102にあらかじめ設定された設定時間T1、T2、T3とを比較する比較手段103と、室内側ファン速度検出手段111により検出されたファン速度nと設定ファン速度記憶手段112にあらかじめ設定されたファン速度n1とを比較する比較手段113と、圧縮機106の運転周波数の上限値を規定する運転周波数上限値出力手段107と、減圧装置の絞り量を決定する減圧装置開度出力手段117とを備えている。
【0066】
上記構成による動作を図20を用いて説明する。冷房運転開始とともに(ステップ201)、運転時間は運転時間検出手段101により検出され(ステップ202)、室内側ファン速度は室内側ファン速度検出手段111により検出される(ステップ217)。運転時間検出手段101により検出された運転時間Tと設定時間記憶手段102にあらかじめ設定された設定時間T1とを比較手段103で比較し(ステップ203)、T≧T1になるまで上記動作が繰り返される。そして、T≧T1となれば、圧縮機106の運転周波数の上限値Hzを運転周波数上限値出力手段107によりHz1に下げる(ステップ207)。そして、室内側ファン速度検出手段111により検出されたファン速度nと設定ファン速度記憶手段112にあらかじめ設定されたファン速度n1とを比較手段113で比較し(ステップ218)、室内側ファン速度がn≧n1であれば、上記動作が繰り返される。室内側ファン速度がn<n1であれば、減圧装置117の絞り量を減圧装置開度出力手段116によりP1開く(ステップ223)。
【0067】
つまり、室内の温湿度によらず、運転周波数を制御し、圧縮機1の運転周波数を下げることにより冷凍能力を低下させる。この結果、室内熱交換器2の蒸発温度は上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室内熱交換器2がワックスや家具の艶だし材等の不純物により汚染された場合においても、コストの増大を招くことなく有効に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出しや室内側ファン5の結露等を防止することができる。また、運転周波数の上限値を規定しているためその範囲内で、室内温度と設定温度との比較結果に応じて圧縮機1を制御でき、より快適性を重視した運転が可能である。また、室内側ファン速度が、ある設定値よりも小さいときに、減圧装置4の絞り量を制御することで、効果的かつ効率的で省電力性の高い制御を行うことができる。
【0068】
【発明の効果】
本発明は上記説明から明らかなように、運転時間を検出し、運転時間があらかじめ設定された設定時間に達したことを判定すると、圧縮機の運転周波数の設定値を変更することにより、室内の温湿度によらず、運転周波数を制御し、圧縮機の運転周波数を下げ、冷凍能力を低下させる。この結果、室内熱交換器の蒸発温度は上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室内熱交換器がワックスや家具の艶だし材等の不純物により汚染された場合においても、コストの増大を招くことなく有効に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出しや室内側ファンの結露等を防止することができる。
【0069】
また、運転時間を検出し、運転時間とあらかじめ設定された設定時間とを比較し、運転時間に応じて多段階に圧縮機の運転周波数の設定値を変更することにより、室内の温湿度によらず、運転周波数を制御し、圧縮機の運転周波数を下げ、冷凍能力を低下させる。この結果、室内熱交換器の蒸発温度は上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室内熱交換器がワックスや家具の艶だし材等の不純物により汚染された場合においても、コストの増大を招くことなく有効に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出しや室内側ファンの結露等を防止することができる。また、運転周波数を段階的に下げていくため、より快適性を重視した運転が可能である。
【0070】
また、運転時間を検出し、運転時間があらかじめ設定された設定時間に達したことを判定すると、圧縮機の運転周波数の上限値を変更することにより、室内の温湿度によらず、運転周波数を制御し、圧縮機の運転周波数を下げ、冷凍能力を低下させる。この結果、室内熱交換器の蒸発温度は上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室内熱交換器がワックスや家具の艶だし材等の不純物により汚染された場合においても、コストの増大を招くことなく有効に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出しや室内側ファンの結露等を防止することができる。また、運転周波数の上限値を規定しているためその範囲内で、室内温度と設定温度との比較結果に応じて圧縮機を制御できるため、より快適性を重視した運転が可能である。
【0071】
また、運転時間を検出し、運転時間とあらかじめ設定された設定時間とを比較し、運転時間に応じて多段階に圧縮機の運転周波数の上限値を変更することにより、室内の温湿度によらず、運転周波数を制御し、圧縮機の運転周波数を下げ、冷凍能力を低下させる。この結果、室内熱交換器2の蒸発温度は上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室内熱交換器がワックスや家具の艶だし材等の不純物により汚染された場合においても、コストの増大を招くことなく有効に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出しや室内側ファンの結露等を防止することができる。また、運転周波数の上限値を規定しているためその範囲内で、室内温度と設定温度との比較結果に応じて圧縮機を制御でき、しかも運転周波数の上限値を段階的に下げていくため、より快適性を重視した運転が可能である。
【0072】
さらに、外気温を検出し、外気温とあらかじめ設定された温度とを比較し、外気温に応じて圧縮機の運転周波数の設定値または上限値を変更することにより、室内の温湿度によらず、運転周波数を制御し、圧縮機の運転周波数を下げ、冷凍能力を低下させる。この結果、室内熱交換器の蒸発温度は上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室内熱交換器がワックスや家具の艶だし材等の不純物により汚染された場合においても、コストの増大を招くことなく有効に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出しや室内側ファンの結露等を防止することができる。また、外気温により運転周波数を変更するため、より快適性を重視した運転が可能である。
【0073】
さらに、室内側ファンのファン速度を検出し、室内側ファン速度とあらかじめ設定された設定ファン速度とを比較し、室内側ファン速度に応じて圧縮機の運転周波数の設定値または上限値を変更するため、室内の温湿度によらず、運転周波数を制御し、圧縮機の運転周波数を下げ、冷凍能力を低下させる。この結果、室内熱交換器の蒸発温度は上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室内熱交換器がワックスや家具の艶だし材等の不純物により汚染された場合においても、コストの増大を招くことなく有効に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出しや室内側ファンの結露等を防止することができる。また、室内側ファン速度が、ある設定値よりも小さいときのみに制御を行うため、効果的かつ効率的な制御を行うことができる。
【0074】
さらに、運転時間を検出し、運転時間があらかじめ設定された設定時間に達したことを判定すると、運転時間をクリアし、制御を初めから再スタートさせることにより、常に高い冷房能力が必要な場合、例えばコンピュータルーム等においても、運転時間がある設定値以上になれば、制御を再スタートさせることにより、冷房能力の確保が可能である。
【0075】
さらに、リモコン設定を検出し、リモコン設定が変更されたことを判定すると、運転時間をクリアし、制御を初めから再スタートさせることにより、ユーザが使用中に暑いと感じ冷房能力が必要であるとき、例えば風呂上がり等においても、リモコン設定の変更により、即制御を再スタートさせるため、冷房能力の確保が可能である。
【0076】
さらに、運転時間を検出し、運転時間があらかじめ設定された設定時間に達したことを判定すると、減圧装置の絞り量を変更し、減圧装置の開度を制御するとともに、圧縮機の運転周波数を制御することにより、室内の温湿度によらず、運転周波数を制御し、圧縮機の運転周波数を下げ、冷凍能力を低下させる。この結果、室内熱交換器の蒸発温度は上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室内熱交換器がワックスや家具の艶だし材等の不純物により汚染された場合においても、コストの増大を招くことなく有効に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出しや室内側ファンの結露等を防止することができる。また、減圧装置の絞り量を制御することで、省電力性の高い制御を行うことができる。
【0077】
また、運転時間を検出し、運転時間とあらかじめ設定された設定時間とを比較し、運転時間に応じて減圧装置の絞り量を多段階に変更し、減圧装置の開度を制御するとともに、圧縮機の運転周波数を制御することにより、室内の温湿度によらず、運転周波数を制御し、圧縮機の運転周波数を下げることにより冷凍能力を低下させる。この結果、室内熱交換器の蒸発温度は上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室内熱交換器がワックスや家具の艶だし材等の不純物により汚染された場合においても、コストの増大を招くことなく有効に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出しや室内側ファンの結露等を防止することができる。また、減圧装置の絞り量を段階的に開いていくことで、最適に制御することができ、さらに省電力性の高い制御を行うことができる。
【0078】
さらに、外気温を検出し、外気温とあらかじめ設定された温度とを比較し、外気温に応じて減圧装置の絞り量を変更し、減圧装置の開度を制御するとともに、圧縮機の運転周波数を制御することにより、室内の温湿度によらず、運転周波数を制御し、圧縮機の運転周波数を下げ、冷凍能力を低下させる。この結果、室内熱交換器の蒸発温度は上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室内熱交換器がワックスや家具の艶だし材等の不純物により汚染された場合においても、コストの増大を招くことなく有効に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出しや室内側ファンの結露等を防止することができる。また、外気温により減圧装置の絞り量を変更しているため、最適に制御することができ、さらに省電力性の高い制御を行うことができる。
【0079】
さらに、室内側ファンのファン速度を検出し、室内側ファン速度とあらかじめ設定されたファン速度とを比較し、室内側ファン速度に応じて減圧装置の絞り量を変更し、減圧装置の開度を制御するとともに、圧縮機の運転周波数を制御することにより、室内の温湿度によらず、運転周波数を制御し、圧縮機の運転周波数を下げ、冷凍能力を低下させる。この結果、室内熱交換器の蒸発温度は上昇し、吹出温度を上昇させることにより、室内熱交換器がワックスや家具の艶だし材等の不純物により汚染された場合においても、コストの増大を招くことなく有効に、かつ安全に室内ユニットでの霧の吹出しや室内側ファンの結露等を防止することができる。また、室内側ファン速度が、ある設定値よりも小さいときに、減圧装置の絞り量を制御することで、効果的かつ効率的で省電力性の高い制御を行うことができ、商品価値を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の空気調和機の要部ブロック図
【図2】本発明の一実施例の空気調和機の動作を説明するフローチャート
【図3】本発明の他の実施例の空気調和機の動作を説明するフローチャート
【図4】本発明の他の実施例の空気調和機の要部ブロック図
【図5】本発明の他の実施例の空気調和機の動作を説明するフローチャート
【図6】本発明の他の実施例の空気調和機の動作を説明するフローチャート
【図7】本発明の他の実施例の空気調和機の要部ブロック図
【図8】本発明の他の実施例の空気調和機の動作を説明するフローチャート
【図9】本発明の他の実施例の空気調和機の要部ブロック図
【図10】本発明の他の実施例の空気調和機の動作を説明するフローチャート
【図11】本発明の他の実施例の空気調和機の動作を説明するフローチャート
【図12】本発明の他の実施例の空気調和機の要部ブロック図
【図13】本発明の他の実施例の空気調和機の動作を説明するフローチャート
【図14】本発明の他の実施例の空気調和機の要部ブロック図
【図15】本発明の他の実施例の空気調和機の動作を説明するフローチャート
【図16】本発明の他の実施例の空気調和機の動作を説明するフローチャート
【図17】本発明の他の実施例の空気調和機の要部ブロック図
【図18】本発明の他の実施例の空気調和機の動作を説明するフローチャート
【図19】本発明の他の実施例の空気調和機の要部ブロック図
【図20】本発明の他の実施例の空気調和機の動作を説明するフローチャート
【図21】本発明の空気調和機の冷凍サイクル系統図
【図22】従来明の空気調和機の冷凍サイクル系統図
【符号の説明】
1 圧縮機
2 室内熱交換器
3 室外熱交換器
4 減圧装置
5 室内側ファン
6 室外側ファン
7 室内側ファンモータ
8 圧縮機駆動回路
9 電源回路
10 制御回路
11 減圧装置駆動回路
12 室外吸込温度センサ
13 室内吸込温度センサ

Claims (12)

  1. 圧縮機、室内外熱交換器、減圧装置により構成された冷凍サイクルを具備し、運転時間を検出する運転時間検出手段と、前記運転時間検出手段により検出された運転時間が設定時間記憶手段にあらかじめ設定された設定時間に達したことを判定する比較手段と、前記比較手段の出力に応じて前記圧縮機の運転周波数の設定値を可変する運転周波数設定値出力手段と、前記運転周波数設定値出力手段の出力により制御されて前記圧縮機を運転する駆動回路と、リモコン設定検出手段と、前記リモコン設定検出手段により検出されたリモコン設定が変更されたかどうか判定する判定手段とを備え、前記判定手段の出力に応じて運転時間をクリアし、制御を初めから再スタートさせることを特徴とする空気調和機。
  2. 運転時間検出手段により検出された運転時間と設定時間記憶手段にあらかじめ設定された設定時間とを比較する比較手段と、前記比較手段の出力に応じて圧縮機の運転周波数の設定値を運転時間に応じて多段階に可変する運転周波数設定値出力手段と、前記運転周波数設定値出力手段の出力により制御されて前記圧縮機を運転する駆動回路と、リモコン設定検出手段と、前記リモコン設定検出手段により検出されたリモコン設定が変更されたかどうか判定する判定手段とを備え、前記判定手段の出力に応じて運転時間をクリアし、制御を初めから再スタートさせることを特徴とする、請求項1記載の空気調和機。
  3. 圧縮機、室内外熱交換器、減圧装置により構成された冷凍サイクルを具備し、運転時間を検出する運転時間検出手段と、前記運転時間検出手段により検出された運転時間が設定時間記憶手段にあらかじめ設定された設定時間に達したことを判定する比較手段と、前記比較手段の出力に応じて前記圧縮機の運転周波数の上限値を規定する運転周波数上限値出力手段と、前記運転周波数上限値出力手段の出力により制御されて前記圧縮機を運転する駆動回路と、リモコン設定検出手段と、前記リモコン設定検出手段により検出されたリモコン設定が変更されたかどうか判定する判定手段とを備え、前記判定手段の出力に応じて運転時間をクリアし、制御を初めから再スタートさせることを特徴とする空気調和機。
  4. 運転時間検出手段により検出された運転時間と設定時間記憶手段にあらかじめ設定された設定時間とを比較する比較手段と、前記比較手段の出力に応じて圧縮機の運転周波数の上限値を運転時間に応じて多段階に規定する運転周波数上限値出力手段と、前記運転周波数上限値出力手段の出力により制御されて前記圧縮機を運転する駆動回路と、リモコン設定検出手段と、前記リモコン設定検出手段により検出されたリモコン設定が変更されたかどうか判定する判定手段とを備え、前記判定手段の出力に応じて運転時間をクリアし、制御を初めから再スタートさせることを特徴とする、請求項3記載の空気調和機。
  5. 外気温を検出する外気温検出手段と、前記外気温検出手段により検出された外気温と設定外気温記憶手段にあらかじめ設定された温度とを比較する比較手段とを備え、前記比較手段の出力に応じて圧縮機の運転周波数を制御し、且つリモコン設定検出手段と、前記リモコン設定検出手段により検出されたリモコン設定が変更されたかどうか判定する判定手段とを備え、前記判定手段の出力に応じて運転時間をクリアし、制御を初めから再スタートさせることを特徴とする、請求項1から4いずれかに記載の空気調和機。
  6. 室内側ファンと、前記室内側ファンを回転させる駆動装置を具備し、前記室内側ファンのファン速度を検出するファン速度検出手段と、前記ファン速度検出手段により検出されたファン速度と設定ファン速度記憶手段にあらかじめ設定されたファン速度とを比較する比較手段とを備え、前記比較手段の出力に応じて圧縮機の運転周波数を制御し、且つリモコン設定検出手段と、前記リモコン設定検出手段により検出されたリモコン設定が変更されたかどうか判定する判定手段とを備え、前記判定手段の出力に応じて運転時間をクリアし、制御を初めから再スタートさせることを特徴とする、請求項1から5いずれかに記載の空気調和機。
  7. 運転時間検出手段により検出された運転時間が設定時間記憶手段にあらかじめ設定された設定時間に達したことを判定する比較手段と、リモコン設定検出手段と、前記リモコン設定検出手段により検出されたリモコン設定が変更されたかどうか判定する判定手段を備え、前記判定手段の出力に応じて運転時間をクリアし、制御を初めから再スタートさせることを特徴とする、請求項1から6いずれかに記載の空気調和機。
  8. リモコン設定検出手段と、前記リモコン設定検出手段により検出されたリモコン設定が変更されたかどうか判定する判定手段を備え、前記判定手段の出力に応じて運転時間をクリアし、制御を初めから再スタートさせる請求項1から7いずれかに記載の空気調和機。
  9. 運転時間を検出する運転時間検出手段と、前記運転時間検出手段により検出された運転時間が設定時間記憶手段にあらかじめ設定された設定時間に達したことを判定する比較手段と、前記比較手段の出力に応じて減圧装置の絞り量を決定する減圧装置開度出力手段と、前記減圧装置開度出力手段の出力により制御されて前記減圧装置の絞り量を変更する減圧装置開度変更装置と、リモコン設定検出手段と、前記リモコン設定検出手段により検出されたリモコン設定が変更されたかどうか判定する判定手段を備え、前記判定手段の出力に応じて運転時間をクリアし、制御を初めから再スタートさせることを特徴とする、請求項1から8いずれかに記載の空気調和機。
  10. 運転時間検出手段により検出された運転時間と設定時間記憶手段にあらかじめ設定された設定時間とを比較する比較手段と、前記比較手段の出力に応じて減圧装置の絞り量を運転時間に応じて多段階に決定する減圧装置開度出力手段と、前記減圧装置開度出力手段の出力により制御されて前記減圧装置の絞り量を変更する減圧装置開度変更装置と、リモコン設定検出手段と、前記リモコン設定検出手段により検出されたリモコン設定が変更されたかどうか判定する判定手段を備え、前記判定手段の出力に応じて運転時間をクリアし、制御を初めから再スタートさせることを特徴とする、請求項9記載の空気調和機。
  11. 外気温を検出する外気温検出手段と、前記外気温検出手段により検出された外気温と設定外気温記憶手段にあらかじめ設定された温度とを比較する比較手段とを備え、前記比較手段の出力に応じて減圧装置の絞り量を制御し、且つリモコン設定検出手段と、前記リモコン設定検出手段により検出されたリモコン設定が変更されたかどうか判定する判定手段を備え、前記判定手段の出力に応じて運転時間をクリアし、制御を初めから再スタートさせることを特徴とする、請求項9から10いずれかに記載の空気調和機。
  12. 室内側ファンと、前記室内側ファンを回転させる駆動装置を具備し、前記室内側ファンのファン速度を検出するファン速度検出手段と、前記ファン速度検出手段により検出されたファン速度と設定ファン速度記憶手段にあらかじめ設定されたファン速度とを比較する比較手段とを備え、前記比較手段の出力に応じて減圧装置の絞り量を制御し、且つリモコン設定検出手段と、前記リモコン設定検出手段により検出されたリモコン設定が変更されたかどうか判定する判定手段を備え、前記判定手段の出力に応じて運転時間をクリアし、制御を初めから再スタートさせることを特徴とする、請求項9から11いずれかに記載の空気調和機。
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