JPH0712390A - 空気調和機の制御方法 - Google Patents
空気調和機の制御方法Info
- Publication number
- JPH0712390A JPH0712390A JP5177493A JP17749393A JPH0712390A JP H0712390 A JPH0712390 A JP H0712390A JP 5177493 A JP5177493 A JP 5177493A JP 17749393 A JP17749393 A JP 17749393A JP H0712390 A JPH0712390 A JP H0712390A
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- JP
- Japan
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- air
- amount
- louvers
- flaps
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 風量が低下したときにも吹出風を遠方に到達
させる。 【構成】 室温を目標設定温度に制御することによって
風量が所定量以下に低下したとき、フラップ6a、6b又は
左右のルーバ群7a、7bの少なくとも一方を予め定められ
たスポット位置に制御する。
させる。 【構成】 室温を目標設定温度に制御することによって
風量が所定量以下に低下したとき、フラップ6a、6b又は
左右のルーバ群7a、7bの少なくとも一方を予め定められ
たスポット位置に制御する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機の制御方法、
特に、吹出口から吹き出される吹出風の風向及び風量を
制御する方法に関する。
特に、吹出口から吹き出される吹出風の風向及び風量を
制御する方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の分離型空気調和機の壁掛け式室内
ユニットの１例が図２に示されている。図２(A) におい
て、１は室内ユニットの本体、２は本体１の前面上部に
設けられた吸込グリル、３は熱交換器、４は熱交換器３
の下部後方に配設されたクロスフロー型フアン、５は本
体１の前面下部に設けられた吹出口、８は熱交換器３の
下に配設されたドレンパン、９は吸込グリル２の背後に
配設されたエアフイルタである。
ユニットの１例が図２に示されている。図２(A) におい
て、１は室内ユニットの本体、２は本体１の前面上部に
設けられた吸込グリル、３は熱交換器、４は熱交換器３
の下部後方に配設されたクロスフロー型フアン、５は本
体１の前面下部に設けられた吹出口、８は熱交換器３の
下に配設されたドレンパン、９は吸込グリル２の背後に
配設されたエアフイルタである。
【０００３】吹出口５にはこれから吹き出される吹出風
の風向を上下方向に調節するための少なくとも２枚のフ
ラップ6a、6bと、吹出風の風向を左右方向に調節するた
めの複数のルーバ７が設置されている。
の風向を上下方向に調節するための少なくとも２枚のフ
ラップ6a、6bと、吹出風の風向を左右方向に調節するた
めの複数のルーバ７が設置されている。
【０００４】これら複数のルーバ７のうち左方の数枚の
ルーバ群7aはモータ11によってクランク12を介して駆動
され、右方の数枚のルーバ群7bはモータ13によりクラン
ク14を介して駆動され、上フラップ6aはモータ15によっ
てクランク16を介して駆動され、下フラップ6bはモータ
17によってクランク18を介して駆動されることによって
それぞれ独立して回動するようになっている。
ルーバ群7aはモータ11によってクランク12を介して駆動
され、右方の数枚のルーバ群7bはモータ13によりクラン
ク14を介して駆動され、上フラップ6aはモータ15によっ
てクランク16を介して駆動され、下フラップ6bはモータ
17によってクランク18を介して駆動されることによって
それぞれ独立して回動するようになっている。
【０００５】空気調和機の運転時、フアン４が回転し、
熱交換器３には図示しない室外ユニットからの冷媒が循
環する。かくして、室内空気が、実線矢印で示すよう
に、吸込グリル２を通って本体１内に吸入され、エアフ
イルタ９を流過することによってその中に含まれる塵埃
が除去され、熱交換器３を流過することによって冷却又
は加熱され、フアン４によって付勢され、しかる後、吹
出口５から上下フラップ6a、6b及びルーバ７に案内され
て室内に吹き出される。
熱交換器３には図示しない室外ユニットからの冷媒が循
環する。かくして、室内空気が、実線矢印で示すよう
に、吸込グリル２を通って本体１内に吸入され、エアフ
イルタ９を流過することによってその中に含まれる塵埃
が除去され、熱交換器３を流過することによって冷却又
は加熱され、フアン４によって付勢され、しかる後、吹
出口５から上下フラップ6a、6b及びルーバ７に案内され
て室内に吹き出される。
【０００６】スイッチ又はボタン等の風向設定手段を操
作すると、上下フラップ6a、6b及び左右のルーバ群7a、
7bはそれぞれ回動してその向きが変化する。また、スイ
ッチ又はボタン等の風量設定手段を操作すると、フアン
４の回転数は強・中・弱に段階的に変化して吹出風の風
量が変化する。
作すると、上下フラップ6a、6b及び左右のルーバ群7a、
7bはそれぞれ回動してその向きが変化する。また、スイ
ッチ又はボタン等の風量設定手段を操作すると、フアン
４の回転数は強・中・弱に段階的に変化して吹出風の風
量が変化する。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の空気調和機
において、上下フラップ6a、6bや左右のルーバ群7a、7b
の向きを変更するには風向設定手段を操作する必要があ
るとともに風量を変更するには別の風量設定手段を操作
する必要があるので、操作が面倒であった。
において、上下フラップ6a、6bや左右のルーバ群7a、7b
の向きを変更するには風向設定手段を操作する必要があ
るとともに風量を変更するには別の風量設定手段を操作
する必要があるので、操作が面倒であった。
【０００８】また、左ルーバ群7aの先端を右方に回動
し、かつ、右ルーバ群7bの先端を左方に回動することに
よって図２(B) に示すスポット位置にしたとき、風量が
低い場合には吹出風を遠方に到達させることができない
という問題があった。
し、かつ、右ルーバ群7bの先端を左方に回動することに
よって図２(B) に示すスポット位置にしたとき、風量が
低い場合には吹出風を遠方に到達させることができない
という問題があった。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、吹出口から吹き出される吹出風の風向を上下方
向に調節する複数のフラップと、上記吹出風の風向を左
右方向に調節する複数のルーバとを備え、上記フラップ
のうち少なくとも２枚がそれぞれ独立して回動し、上記
ルーバのうち少なくとも左右の数枚のルーバ群がそれぞ
れ独立して回動する空気調和機において、室温を目標設
定温度に制御することによって風量が所定量以下に低下
したとき、上記２枚のフラップ又は左右のルーバ群の少
なくとも一方を予め定められたスポット位置に制御する
ことを特徴とする空気調和機の制御方法にある。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、吹出口から吹き出される吹出風の風向を上下方
向に調節する複数のフラップと、上記吹出風の風向を左
右方向に調節する複数のルーバとを備え、上記フラップ
のうち少なくとも２枚がそれぞれ独立して回動し、上記
ルーバのうち少なくとも左右の数枚のルーバ群がそれぞ
れ独立して回動する空気調和機において、室温を目標設
定温度に制御することによって風量が所定量以下に低下
したとき、上記２枚のフラップ又は左右のルーバ群の少
なくとも一方を予め定められたスポット位置に制御する
ことを特徴とする空気調和機の制御方法にある。
【００１０】上記２枚のフラップ及び左右のルーバ群を
それぞれ同時に予め定められたスポット位置に制御する
ことができる。
それぞれ同時に予め定められたスポット位置に制御する
ことができる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の第１の実施例を図１を参照し
ながら説明する。室温センサ20で検出された室温Ta及び
室温設定手段21により設定された目標設定温度Tsは制御
装置30の比較手段31に入力されてここで比較される。こ
の比較結果は圧縮機容量決定手段32に入力され、ここで
圧縮機に供給される電流のインバータ周波数が決定さ
れ、この決定結果は出力手段33を介して圧縮機34に入力
される。
ながら説明する。室温センサ20で検出された室温Ta及び
室温設定手段21により設定された目標設定温度Tsは制御
装置30の比較手段31に入力されてここで比較される。こ
の比較結果は圧縮機容量決定手段32に入力され、ここで
圧縮機に供給される電流のインバータ周波数が決定さ
れ、この決定結果は出力手段33を介して圧縮機34に入力
される。
【００１２】また、比較結果は膨張弁開度決定手段35に
入力され、ここで決定された膨張弁開度は出力手段36を
介して膨張弁37に入力される。また、比較結果は風量決
定手段38に入力され、ここで決定された風量は出力手段
39を介してフアン４に入力される。このようにして、圧
縮機34の冷媒吐出量、膨張弁37の開度及びフアン４の風
量をそれぞれ調整することによって室温Taが目標設定温
度Tsに維持される。
入力され、ここで決定された膨張弁開度は出力手段36を
介して膨張弁37に入力される。また、比較結果は風量決
定手段38に入力され、ここで決定された風量は出力手段
39を介してフアン４に入力される。このようにして、圧
縮機34の冷媒吐出量、膨張弁37の開度及びフアン４の風
量をそれぞれ調整することによって室温Taが目標設定温
度Tsに維持される。
【００１３】風向設定手段22を操作すると、これからの
出力が風向修正手段40、出力手段41を経て上フラップ6
a、下フラップ6b、左ルーバ群7a、右ルーバ群7bに出力
され、これらをそれぞれ所定の方向に所定量回動するこ
とによって吹出風は設定された風向となる。
出力が風向修正手段40、出力手段41を経て上フラップ6
a、下フラップ6b、左ルーバ群7a、右ルーバ群7bに出力
され、これらをそれぞれ所定の方向に所定量回動するこ
とによって吹出風は設定された風向となる。
【００１４】室温Ta又は及び目標設定温度Tsの変化によ
って風量決定手段38で決定された風量が変化したとき、
この風量は比較手段42に入力され、ここで設定手段43か
ら入力された風量と比較される。そして、決定風量が設
定風量より低下したことが判明すると、比較手段42から
の指令が風向修正手段40に入力される。
って風量決定手段38で決定された風量が変化したとき、
この風量は比較手段42に入力され、ここで設定手段43か
ら入力された風量と比較される。そして、決定風量が設
定風量より低下したことが判明すると、比較手段42から
の指令が風向修正手段40に入力される。
【００１５】すると、風向修正手段40はフラップ及びル
ーバを予め定められたスポット位置にする旨を決定し、
この決定は出力手段41を介して上フラップ6a、下フラッ
プ6b、左ルーバ群7a、右ルーバ群7bに出力され、これら
の向きを修正して予め定められたスポット位置とする。
ーバを予め定められたスポット位置にする旨を決定し、
この決定は出力手段41を介して上フラップ6a、下フラッ
プ6b、左ルーバ群7a、右ルーバ群7bに出力され、これら
の向きを修正して予め定められたスポット位置とする。
【００１６】上記実施例においては、フラップ及びルー
バをそれぞれ同時に予め定められたスポット位置に制御
しているが、いずれか一方をスポット位置に制御しても
良い。
バをそれぞれ同時に予め定められたスポット位置に制御
しているが、いずれか一方をスポット位置に制御しても
良い。
【００１７】
【発明の効果】本発明においては、室温を目標設定温度
に制御することにより風量が所定量以下に低下したと
き、２枚のフラップ又は左右のルーバ群の少なくとも一
方を自動的に予め定められたスポット位置に制御するた
め、風量の低下に拘わらず吹出風を遠方に到達させるこ
とが可能となる。
に制御することにより風量が所定量以下に低下したと
き、２枚のフラップ又は左右のルーバ群の少なくとも一
方を自動的に予め定められたスポット位置に制御するた
め、風量の低下に拘わらず吹出風を遠方に到達させるこ
とが可能となる。
【図１】本発明の１実施例を示す制御ブロック図であ
る。
る。
【図２】従来の空気調和機の１例を示し、(A) は縦断面
図、(B) はルーバの駆動機構を示す略示的構成図、(C)
はフラップの駆動機構を示す略示的構成図である。
図、(B) はルーバの駆動機構を示す略示的構成図、(C)
はフラップの駆動機構を示す略示的構成図である。
Claims (2)
- 【請求項１】 吹出口から吹き出される吹出風の風向を
上下方向に調節する複数のフラップと、上記吹出風の風
向を左右方向に調節する複数のルーバとを備え、上記フ
ラップのうち少なくとも２枚がそれぞれ独立して回動
し、上記ルーバのうち少なくとも左右の数枚のルーバ群
がそれぞれ独立して回動する空気調和機において、室温
を目標設定温度に制御することによって風量が所定量以
下に低下したとき、上記２枚のフラップ又は左右のルー
バ群の少なくとも一方を予め定められたスポット位置に
制御することを特徴とする空気調和機の制御方法。 - 【請求項２】 上記２枚のフラップ及び左右のルーバ群
をそれぞれ同時に予め定められたスポット位置に制御す
ることを特徴とする請求項１記載の空気調和機の制御方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5177493A JPH0712390A (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 空気調和機の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5177493A JPH0712390A (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 空気調和機の制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0712390A true JPH0712390A (ja) | 1995-01-17 |
Family
ID=16031872
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5177493A Pending JPH0712390A (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 空気調和機の制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0712390A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0842914A (ja) * | 1994-05-09 | 1996-02-16 | Lg Electronics Inc | 空気調和器の気流方向制御装置 |
| JPH0933087A (ja) * | 1995-07-17 | 1997-02-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機の制御装置 |
| KR20010019502A (ko) * | 1999-08-27 | 2001-03-15 | 윤종용 | 공기조화기의 루버구동장치 |
| JP2001227805A (ja) * | 2000-02-18 | 2001-08-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機の送風ファン制御方法 |
| JP2010048492A (ja) * | 2008-08-22 | 2010-03-04 | Toshiba Carrier Corp | 空気調和機の風向案内装置 |
| JP2010085070A (ja) * | 2008-10-03 | 2010-04-15 | Hitachi Appliances Inc | 空気調和機 |
| JP2016521839A (ja) * | 2013-06-04 | 2016-07-25 | グリー エレクトリック アプライアンシーズ インク オブ ズーハイＧｒｅｅ Ｅｌｅｃｔｒｉｃ Ａｐｐｌｉａｎｃｅｓ， Ｉｎｃ． Ｏｆ Ｚｈｕｈａｉ | 空調導風板の制御方法 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0375417A (ja) * | 1989-04-28 | 1991-03-29 | Toshiba Corp | ヒートポンプ暖房装置 |
| JPH0387550A (ja) * | 1989-08-31 | 1991-04-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ヒートポンプ式空気調和機 |
| JPH0566043A (ja) * | 1991-04-24 | 1993-03-19 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機の風向制御装置 |
| JPH05157320A (ja) * | 1991-12-09 | 1993-06-22 | Toshiba Corp | 空気調和装置 |
-
1993
- 1993-06-25 JP JP5177493A patent/JPH0712390A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0375417A (ja) * | 1989-04-28 | 1991-03-29 | Toshiba Corp | ヒートポンプ暖房装置 |
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Cited By (8)
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|---|---|---|---|---|
| JPH0842914A (ja) * | 1994-05-09 | 1996-02-16 | Lg Electronics Inc | 空気調和器の気流方向制御装置 |
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| JP2016521839A (ja) * | 2013-06-04 | 2016-07-25 | グリー エレクトリック アプライアンシーズ インク オブ ズーハイＧｒｅｅ Ｅｌｅｃｔｒｉｃ Ａｐｐｌｉａｎｃｅｓ， Ｉｎｃ． Ｏｆ Ｚｈｕｈａｉ | 空調導風板の制御方法 |
| RU2640707C2 (ru) * | 2013-06-04 | 2018-01-11 | Гри Электрик Эпплайенсиз, Инк. оф Чжухай | Способ регулировки жалюзи кондиционера |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010911 |