JP3548622B2 - 帯状ひも結束機における帯状ひも引張り装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、帯状ひもの結束機において帯状ひもを引張る新規な帯状ひも引張り装置及び帯状ひも引張り方法に関する。特に、本発明は、2種類の速度で帯状ひもを引張ることにより、帯状ひもの引張りの際に増大する帯状ひもの抵抗に応じて帯状ひもの引張り速度を低減しうる新規な帯状ひも引張り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の帯状ひも結束機は、輸送、貯蔵及び販売用の包装物を強固に結束するために、鋼製又は高分子製の帯状ひもを、包装物のまわりにループ状に巻き付けて緊張し結束していた。この種の帯状ひも結束機は、包装物を包囲する帯状ひもをループ状に形成するための帯状ひも供給機構を備えている。また、この種の帯状ひも結束機は、帯状ひも引張り機構を備えており、ループ状に形成された帯状ひもの余った部分を引張る。また、この帯状ひも引張り機構は、帯状ひもに張力を加えることもできる。この張力の付加により、帯状ひも結束機は、帯状ひもをつかんだり、結ぶというような機能を果たすことができる。このような帯状ひも結束機として、モータにより一定回転速度で回転駆動される軸によって回転されるとともに互いに反対方向に回転する1対のローラの間に帯状ひもを配置し、この帯状ひもに摩擦力で係合することにより、帯状ひもを引張る形式のものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したように常に一定の回転速度で1対のローラを回転させそれらの中間にある帯状ひもを引張るという機構では、帯状ひもに大きな応力が作用し、これにより帯状ひもに損傷を与える、という問題点があった。帯状ひもが損傷されると、包装物の周囲に帯状ひもを装着している際、あるいは包装物の結束後の取扱いの際に、帯状ひもが破断する、という危険性があった。上記の大きな応力は、帯状ひもだけでなく、帯状ひも結束機構にも作用し、帯状ひもを引張る際に帯状ひも結束機構に著大な摩擦力を与える、という問題点もあった。帯状ひもと帯状ひも結束機構に作用する上記の応力は、帯状ひもを引張る際に増加する帯状ひもの張力と複合されてさらに大きなものとなるので、上記の問題点はさらに深刻となる。このため、帯状ひも結束機における帯状ひもの結束方法の改良が望まれていた。
【0004】
そこで、本発明の第1の目的は、帯状ひも結束機における帯状ひもの引張りのための新規な帯状ひも引張り装置を提供することにある。
【0005】
本発明の第2の目的は、帯状ひも結束機において2種類の速度で帯状ひもを引張るための新規な帯状ひも引張り装置を提供することにある。
【0006】
また、本発明の第3の目的は、帯状ひも結束機において2種類の速度で帯状ひもを引張るための新規な帯状ひも引張り装置であって、帯状ひもの引張りの際に増大する帯状ひもの抵抗に応じて帯状ひもの引張りの速度を低減しうる帯状ひも引張り装置を提供することにある。
【0007】
また、本発明の第4の目的は、帯状ひも結束機において2種類の速度での帯状ひもを引張るための新規な帯状ひも引張り装置であって、その実施や製造が経済的な帯状ひも引張り装置を提供することにある。
【0008】
また、本発明の第5の目的は、帯状ひもの引張りの際に帯状ひもへの損傷を最小限にすることができる新規な帯状ひも引張り装置を提供することにある。
【0009】
また、本発明の第6の目的は、帯状ひも結束機において2種類の速度での帯状ひもを引張るための新規な帯状ひも引張り装置であって、帯状ひもの摩滅を防止しうる帯状ひも引張り装置を提供することにある。
【0010】
また、本発明の第7の目的は、帯状ひも結束機において2種類の速度での帯状ひもを引張るための新規な帯状ひも引張り装置であって、帯状ひものプレシール(帯状ひもが結束前に固着してしまう現象)を防止しうる帯状ひも引張り装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、軸箱内に配置され駆動源により高速回転される高速駆動軸により回転される高速ローラを有する高速ローラ機構と、低速回転される低速駆動軸によって回転される低速ローラを有し、帯状ひもが前記高速ローラ及び前記低速ローラの間に配置されるとともに前記高速ローラ及び前記低速ローラと摩擦により係合される低速ローラ機構と、前記低速駆動軸のまわりに配置される減速歯車を有し、前記高速駆動軸及び前記低速駆動軸を相互に接続し、前記減速歯車により前記高速駆動軸の回転速度が所定の減速率で減速された減速回転速度で前記低速駆動軸を回転させる軸回転減速機構と、前記減速歯車と前記低速駆動軸とを相互に接続し、前記減速歯車の回転速度よりも速い回転速度で前記低速駆動軸が回転することを許容し、前記減速歯車の回転速度よりも遅い回転速度で前記低速駆動軸が回転することを禁止するローラクラッチ機構と、前記高速ローラと前記高速駆動軸とを相互に接続し、前記低速ローラ及び前記高速ローラの間に配置された前記帯状ひもに第1の張力が作用した場合には前記高速ローラと前記高速駆動軸との間の滑りを許容する低張力滑りクラッチ機構と、前記低速ローラと前記低速駆動軸とを相互に接続し、前記高速ローラ及び前記低速ローラの間に配置された前記帯状ひもに前記第1の張力よりも高い第2の張力が作用した場合には低速ローラと低速駆動軸との間の滑りを許容する高張力滑りクラッチ機構と、を備えたことを特徴とする帯状ひも結束機における帯状ひも引張り装置において、前記ローラクラッチ機構は、1方向に回転する場合にはトルクを加えるが反対方向へは空転させる1方向クラッチを有することを特徴とする。
【0012】
【作用】
上記構成を有する本発明に係る帯状ひも結束機における帯状ひも引張り装置によれば、帯状ひもは、高速ローラ機構の高速ローラと低速ローラ機構の低速ローラとの間に配置され、これらの高速ローラ及び低速ローラによって摩擦係合される。低速ローラは、高速ローラによって回転駆動される。第1の張力が帯状ひもに加えられると、高速ローラは、高速駆動軸に対して滑り、この滑りは、高速ローラと低速ローラの回転速度を低減させる。この高速ローラの滑りにより、最終的には、軸回転減速機構と低速駆動軸を相互に接続するローラクラッチ機構が係合し、高速駆動軸の回転速度に対して減速された回転速度で低速駆動軸を回転させる。高速ローラは、高速駆動軸に対して高速ローラが滑る際に、低速ローラにより回転駆動される。第1の張力よりも大きい第2の張力が帯状ひもへ加えられると、低速ローラは、低速駆動軸に対して滑り、このとき、高速ローラ及び低速ローラの両者は回転を停止する。これにより、帯状ひも結束機は、例えば、帯状ひもをつかんだり、結ぶというような付加的な動作を行うことができる。このように、本発明においては、帯状ひもが引張られ、張力が作用すると、高速ローラ又は低速ローラが滑り、帯状ひもの引出し開始時よりも遅い速度となるように引張り速度が低減される。
【0013】
【実施例】
以下、添付図面に基づき本発明の実施例について説明する。図1は、本発明の一実施例である帯状ひも引張り装置10の構成を示す側面図である。この帯状ひも引張り装置10は、帯状ひも結束機において帯状ひも12を引っ張るための装置である。図2は、この帯状ひも引張り装置10の端面図である。図3は、この帯状ひも引張り装置10の断面図である。図4は、この帯状ひも引張り装置10の拡大断面図である。図5は、図1の矢線V−Vの方向に見た拡大断面図であり、シェル型ローラクラッチ224を示している。
【0014】
図に示すように、この帯状ひも引張り装置10は、高速駆動軸28によって駆動される高速ローラ機構20と、低速駆動軸48によって駆動される低速ローラ機構40と、高速駆動軸28と低速駆動軸48とを相互に接続する軸回転減速機構56と、軸回転減速機構56と低速駆動軸48とを相互に接続するローラクラッチ機構220と、高速駆動軸28と駆動源(図示せず)とを相互に接続する入力クラッチ機構250を備えて構成されている(図1参照)。上記において、ローラクラッチ機構220は、第1制御機構に相当している。
【0015】
上記の入力クラッチ機構250は、図3に示すように、キー突起258によって高速駆動軸軸28に結合され保持リング262によって固定される入力クラッチ254を有している。また、上記の図示しない駆動源は、ベルト(図示せず)を有している。
【0016】
帯状ひも12は、高速ローラ機構20及び低速ローラ機構40によって摩擦により係合されており、これにより帯状ひも12は引張られている(図1参照)。
【0017】
高速ローラ機構20は、高速ローラ22を備えている(図1参照)。この高速ローラ22は、内側面24と外側面26を有している(図4参照)。高速ローラ22は、軸受30により、高速駆動軸28に対し回転可能なように結合されている(図4参照)。
【0018】
高速駆動軸28は、前側ジャーナル軸受36と後側ジャーナル軸受38により回転可能に支持されている(図1参照)。これらの前側ジャーナル軸受36及び後側ジャーナル軸受38は、図示しない軸箱内に配置されている。
【0019】
この帯状ひも引張り装置10は、さらに低張力滑りクラッチ機構60を備えている(図1参照)。低張力滑りクラッチ機構60は、高速ローラ22と、高速駆動軸28とを相互に接続する。低張力滑りクラッチ機構60は、第2制御機構に相当している。
【0020】
低張力滑りクラッチ機構60は、第1内側滑り板である内側滑り板62と、第1外側滑り板である外側滑り板68を備えている(図4参照)。内側滑り板62は、高速ローラ22の一側部となる高速駆動軸28のまわりに固設され、高速ローラ22の内側面24に接近して配置された滑り面64を有している。また、外側滑り板68は、高速ローラ22の反対側となる高速駆動軸28のまわりに固設され、高速ローラ22の外側面26に接近して配置された外側滑り面70を有している。
【0021】
これらの内側滑り板62及び外側滑り板68には、帯状ひも引張り装置10の運転中に、機械内部に蓄積される熱を放散させるため、放射状冷却フィンのような大きな表面積を有する部材を取付けてもよい。高速ローラ22の内側面24と内側滑り板62の滑り面64との間には、第1滑り円板である内側滑り円板78が配置される。高速ローラ22の外側面26と外側滑り板68の外側滑り面70との間には、第2滑り円板である外側滑り円板88が配置される。
【0022】
また、外側滑り板68は、バネ保持面72を有している。このバネ保持面72は、1枚又は複数枚のダイバネ110を受ける。ダイバネ110は、ダイバネ板118の内側バネ保持面122と、外側滑り板68のバネ保持面72との間で圧縮される。これにより、外側滑り板68は内側滑り板62に向かって付勢される。また、これにより、高速ローラ22は、外側滑り板68及び内側滑り板62に、摩擦力で係合する。上記において、ダイバネ110は第1付勢部に相当している。
【0023】
ダイバネ板118付近には、止め座金130と、保持ナット136が設けられている。保持ナット136は、高速駆動軸28に固定されている。止め座金130と、保持ナット136とは、ダイバネ110の力に抗してダイバネ板118を保持する。このダイバネ110の付勢力は、調節可能な構成としてもよい。
【0024】
前側ジャーナル軸受36と内側滑り板62との間には、内側保持リング100が配置される。
【0025】
低速ローラ機構40は、低速ローラ42を備えている(図1参照)。この低速ローラ42は、内側面44とび外側面46を有している(図4参照)。低速ローラ42は、軸受50により、低速駆動軸48に対し回転可能なように結合されている(図4参照)。
【0026】
低速駆動軸48は、前側ジャーナル軸受52と後側ジャーナル軸受54により回転可能に支持されている(図1参照)。これらの前側ジャーナル軸受52及び後側ジャーナル軸受54は、図示しない軸箱内に配置されている。
【0027】
この帯状ひも引張り装置10は、さらに高張力滑りクラッチ機構140を備えている(図1参照)。高張力滑りクラッチ機構140は、低速ローラ42と、低速駆動軸48とを相互に接続する。高張力滑りクラッチ機構140は、第3制御機構に相当している。
【0028】
高張力滑りクラッチ機構140は、第2内側滑り板である内側滑り板142と、第2外側滑り板である外側滑り板148を備えている(図4参照)。内側滑り板142は、低速ローラ42の一側部となる低速駆動軸48のまわりに固設され、低速ローラ42の内側面44に接近して配置された滑り面144を有している。また、外側滑り板148は、低速ローラ42の反対側となる低速駆動軸48のまわりに固設され、低速ローラ42の外側面46に接近して配置された外側滑り面150を有している。
【0029】
これらの内側滑り板142及び外側滑り板148には、帯状ひも引張り装置10の運転中に、機械内部に蓄積される熱を放散させるため、放射状冷却フィンのような大きな表面積を有する部材を取付けてもよい。低速ローラ42の内側面44と内側滑り板142の滑り面144との間には、第3滑り円板である内側滑り円板158が配置される。低速ローラ42の外側面46と外側滑り板148の外側滑り面150との間には、第4滑り円板である外側滑り円板168が配置される。
【0030】
また、外側滑り板148は、バネ保持面152を有している。このバネ保持面152は、1枚又は複数枚のダイバネ190を受ける。ダイバネ190は、ダイバネ板198の内側バネ保持面202と、外側滑り板148のバネ保持面152との間で圧縮される。これにより、外側滑り板148は内側滑り板142に向かって付勢される。また、これにより、低速ローラ42は、外側滑り板148及び内側滑り板142に、摩擦力で係合する。上記において、ダイバネ190は第2付勢部に相当している。
【0031】
ダイバネ板198付近には、止め座金210と、保持ナット216が設けられている。保持ナット216は、低速駆動軸48に固定されている。止め座金210と、保持ナット216とは、ダイバネ190の力に抗してダイバネ板198を保持する。このダイバネ190の付勢力は、調節可能な構成としてもよい。
【0032】
軸回転減速機構56は、高速ローラ機構20の高速駆動軸28と、低速ローラ機構40の低速駆動軸48とを相互に接続する。軸回転減速機構56は、駆動歯車57と減速歯車59を備えている。駆動歯車57は、駆動歯車キー突起58により、高速駆動軸28のまわりに固定される。また、減速歯車59は、低速駆動軸48のまわりに配置される。
【0033】
上記のローラクラッチ機構220は、シェル型ローラクラッチ224を有し、減速歯車59と、低速駆動軸48とを相互に接続する(図3参照)。シェル型ローラクラッチ224は、一方の回転方向に回転される場合には回転トルクを伝達するが、反対方向に回転される場合には空転させるように構成された1方向クラッチである。
【0034】
高速駆動軸28及び駆動歯車57は、同一の回転速度Whighで回転する。駆動歯車57は、減速歯車59とかみ合い、回転速度Wlow で減速歯車59を回転させる。回転速度Wlow は、高速駆動軸28及び駆動歯車57の回転速度Whighに対して減速された回転速度である。本実施例においては、速い方の回転速度Whighと遅い方の回転速度Wlow との比は、2:1程度となっている。速度比はこれ以外の数値であってもよい。
【0035】
この回転速度Wlow で回転する減速歯車59のトルクは、シェル型ローラクラッチ224によって低速駆動軸48へ伝達される。シェル型ローラクラッチ224は、1方向クラッチなので、減速歯車59の回転速度Wlow よりも速い回転速度で低速駆動軸48が回転することは許容するが、減速歯車59の回転速度Wlow よりも遅い回転速度で回転することは禁止する。
【0036】
上記の減速歯車59の一側部には、第1シールリング236とスラストスぺーサ234が配置されている。また、減速歯車59の反対側の側部には、第2シールリング240とスラストスぺーサ238が配置されている。
【0037】
図示しない駆動源からの回転駆動力は、入力クラッチ機構250を経て入力され、高速駆動軸28と、駆動歯車57と、高速ローラ22を回転速度Whighで回転駆動する。
【0038】
帯状ひも12は、高速ローラ22と低速ローラ42との間に配置され、摩擦力によりこれらのローラに係合されて引張られている。高速ローラ22のローラ面及び低速ローラ42のローラ面は、比較的滑らかに形成されている。
【0039】
高速ローラ22と低速ローラ42との間に配置されている帯状ひも12に作用する摩擦力により、高速ローラ22のトルクが低速ローラ42へ与えられる。これにより、低速ローラ42及び低速駆動軸48は、高速ローラ22及び高速駆動軸28の回転速度とほぼ同一な回転速度Whighで回転される。この場合、低速ローラ42は、高速ローラ22によってオーバードライブ状態で回転駆動される。
【0040】
上述のように、シェル型ローラクラッチ224は1方向クラッチであるため、低速駆動軸48が減速歯車59の回転速度Wlow よりも速い回転速度で回転するのを許容する。帯状ひも12の張力が第1の張力T1 まで増大すると、高速ローラ22は、低張力滑りクラッチ機構60の内側滑り板62及び外側滑り板68に対して滑り始める。この高速ローラ22の滑りは、例えば、高速ローラ22に切欠部(図示せず)を設け、この切欠部を近接センサ(図示せず)によって光学的に監視することにより検出することができる。
【0041】
上記した高速ローラ22の滑りにより、高速ローラ22の回転速度は、当初の回転速度Whighから回転速度Wr まで減速される。減速された回転速度Wr は、高速ローラ22及び高速駆動軸28の回転速度Whighよりも遅い回転速度であり、その値は一定でなく変化する。
【0042】
高速ローラ22の速度を低減する上記の力は、帯状ひも12から作用する摩擦力によって低速ローラ42へ伝えられる。これにより、低速ローラ42の回転速度は、高速ローラ22の回転速度とほぼ同一の回転速度Wr にまで減速される。
【0043】
帯状ひも12の張力により、高速ローラ22及び低速ローラ42の回転速度Wr は減速し続ける。そして、最終的には、回転速度Wr は、減速歯車59の回転速度Wlow に等しくなる。
【0044】
回転速度Wr が回転速度Wlow に等しくなると、シェル型ローラクラッチ224は、低速駆動軸48に係合し、低速駆動軸48及び低速ローラ42の回転速度をWlow に維持する。
【0045】
次に、低速ローラ42は、高張力滑りクラッチ機構140を介して帯状ひも12を回転速度Wlow で回転駆動する。帯状ひも12の張力がT1 よりも大きい第2の張力のレベルT2 まで増大すると、低速ローラ42は、高張力滑りクラッチ機構140の内側滑り板142及び外側滑り板148に対して滑り始める。
【0046】
この低速ローラ42の滑りは、例えば、低速ローラ42に切欠部(図示せず)を設け、この切欠部を近接センサ(図示せず)によって光学的に監視することにより検出することができる。このとき、高速ローラ22及び低速ローラ42の両者は、回転を停止し、帯状ひも結束機は、帯状ひも12をつかんだり、結ぶというような付加的な動作を行うことができる。
【0047】
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではない。上記実施例は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
【0048】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明によれば、帯状ひもが引張られ、張力が作用すると、高速ローラ又は低速ローラが滑り、引張り速度が低減されるので、帯状ひもに損傷を与えることがない。
したがって、包装物のまわりに帯状ひもを装着する際、あるいは包装物を帯状ひもで結束後の取扱の際に、帯状ひもが破断することがない、という利点を有している。
また、本発明によれば、帯状ひも引張り装置の製造コスト、ランニングコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である帯状ひも結束機における帯状ひも引張り装置の構成を示す側面図である。
【図2】図1に示す帯状ひも引張り装置の端面図である。
【図3】図1に示す帯状ひも引張り装置の断面図である。
【図4】図3に示す帯状ひも引張り装置の拡大断面図である。
【図5】図1の矢線V−Vの方向に見た拡大断面図である。
【符号の説明】
10 帯状ひも引張り装置
12 帯状ひも
20 高速ローラ機構
22 高速ローラ
28 高速駆動軸
40 低速ローラ機構
42 低速ローラ
48 低速駆動軸
56 軸回転減速機構
57 駆動歯車
59 減速歯車
60 低張力滑りクラッチ機構
62 内側滑り板
68 外側滑り板
78 内側滑り円板
88 外側滑り円板
110 ダイバネ
140 高張力滑りクラッチ機構
142 内側滑り板
148 外側滑り板
158 内側滑り円板
168 外側滑り円板
190 ダイバネ
220 ローラクラッチ機構
224 シェル型ローラクラッチ
250 入力クラッチ機構
Claims (7)
- 軸箱内に配置され駆動源により高速回転される高速駆動軸により回転される高速ローラを有する高速ローラ機構と、
低速回転される低速駆動軸によって回転される低速ローラを有し、帯状ひもが前記高速ローラ及び前記低速ローラの間に配置されるとともに前記高速ローラ及び前記低速ローラと摩擦により係合される低速ローラ機構と、
前記低速駆動軸のまわりに配置される減速歯車を有し、前記高速駆動軸及び前記低速駆動軸を相互に接続し、前記減速歯車により前記高速駆動軸の回転速度が所定の減速率で減速された減速回転速度で前記低速駆動軸を回転させる軸回転減速機構と、
前記減速歯車と前記低速駆動軸とを相互に接続し、前記減速歯車の回転速度よりも速い回転速度で前記低速駆動軸が回転することを許容し、前記減速歯車の回転速度よりも遅い回転速度で前記低速駆動軸が回転することを禁止するローラクラッチ機構と、
前記高速ローラと前記高速駆動軸とを相互に接続し、前記低速ローラ及び前記高速ローラの間に配置された前記帯状ひもに第1の張力が作用した場合には前記高速ローラと前記高速駆動軸との間の滑りを許容する低張力滑りクラッチ機構と、
前記低速ローラと前記低速駆動軸とを相互に接続し、前記高速ローラ及び前記低速ローラの間に配置された前記帯状ひもに前記第1の張力よりも高い第2の張力が作用した場合には前記低速ローラと前記低速駆動軸との間の滑りを許容する高張力滑りクラッチ機構と、
を備えたことを特徴とする帯状ひも結束機における帯状ひも引張り装置において、
前記ローラクラッチ機構は、1方向に回転する場合にはトルクを加えるが反対方向へは空転させる1方向クラッチを有することを特徴とする帯状ひも結束機における帯状ひも引張り装置。 - 請求項1記載の帯状ひも結束機における帯状ひも引張り装置において、
前記低張力滑りクラッチ機構は、前記高速ローラの一側部となる前記高速駆動軸のまわりに固設される第1内側滑り板と、前記高速ローラの反対側となる前記高速駆動軸のまわりに固設される第1外側滑り板とを有し、
前記第1内側滑り板及び前記第1外側滑り板は、前記高速ローラに摩擦で係合し、前記第1の張力が前記帯状ひもに加えられるまで前記高速ローラを回転させ、前記第1の張力が加えられると前記高速ローラは前記高速駆動軸に対して滑ることを特徴とする帯状ひも結束機における帯状ひも引張り装置。 - 請求項2記載の帯状ひも結束機における帯状ひも引張り装置において、
前記高張力滑りクラッチ機構は、前記低速ローラの一側部となる前記低速駆動軸のまわりに固設される第2内側滑り板と、前記低速ローラの反対側となる前記低速駆動軸のまわりに固設される第2外側滑り板とを有し、
前記第2内側滑り板及び前記第2外側滑り板は、前記低速ローラに摩擦で係合し、前記第2の張力が前記帯状ひもに加えられるまで前記低速ローラを回転させ、前記第2の張力が加えられると前記低速ローラは前記低速駆動軸に対して滑ることを特徴とする帯状ひも結束機における帯状ひも引張り装置。 - 請求項3記載の帯状ひも結束機における帯状ひも引張り装置において、
前記第1内側滑り板と前記高速ローラとの間に配置される第1滑り円板と、
前記第1外側滑り板と前記高速ローラとの間に配置される第2滑り円板と、
前記第2内側滑り板と前記低速ローラとの間に配置される第3滑り円板と、
前記第2外側滑り板と前記低速ローラとの間に配置される第4滑り円板と、
を備えたことを特徴とする帯状ひも結束機における帯状ひも引張り装置。 - 請求項4記載の帯状ひも結束機における帯状ひも引張り装置において、
前記第1外側滑り板と前記第1内側滑り板との間で前記高速ローラを摩擦係合するように前記第1外側滑り板を前記第1内側滑り板に向って付勢する第1付勢部と、
前記第2外側滑り板と前記第2内側滑り板との間で前記低速ローラを摩擦係合するように前記第2外側滑り板を前記第2内側滑り板に向って付勢する第2付勢部と、
を備えたことを特徴とする帯状ひも結束機における帯状ひも引張り装置。 - 請求項3記載の帯状ひも結束機における帯状ひも引張り装置において、
前記高速ローラ機構又は前記低速ローラ機構に配置される冷却フィンと、
前記高速駆動軸のまわりに固設され、前記低速駆動軸の前記減速歯車に係合する駆動歯車と、
前記高速ローラ又は前記低速ローラに設けられ、近接センサによって光学的に検知される切欠部と、
を備えたことを特徴とする帯状ひも結束機における帯状ひも引張り装置。 - 請求項3記載の帯状ひも結束機における帯状ひも引張り装置において、
前記高速駆動軸と前記駆動源とを相互に接続する入力クラッチ機構を備えたことを特徴とする帯状ひも結束機における帯状ひも引張り装置。
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