JP3546564B2 - ツイストビーム式サスペンション - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等の車両のサスペンションに係り、更に詳細にはツイストビーム式サスペンションに係る。
【0002】
【従来の技術】
自動車等のサスペンションの一つとして、前端にて車体に枢支され後端にて車輪に回転可能に支持するトレーリングアームと、車両横方向に直線的に延在し両端にて一対のトレーリングアームに連結されたツイストビームとを有するツイストビーム式サスペンションが知られている。
【0003】
トレーリングアーム前端のブッシュ部とアクスルセンタ(車輪支持部)とに対するツイストビームの剪断中心軸の前後方向の相対位置関係から、剪断中心軸がトレーリングアーム前端のブッシュ近傍に存在する所謂前端型、剪断中心軸がトレーリングアーム前端のブッシュとアクスルセンタの中間に存在する所謂中間型、剪断中心軸がアクスルセンタの近傍に存在する所謂後端型の三種類に分類され、前端型は同相(左右の車両が同方向にストローク)の場合、逆相(左右の車輪が逆方向にストローク)の場合共にフルトレーリングアーム式サスペンションと同様の挙動を示し、中間型は同相の場合にセミトレーリングアーム式サスペンション、逆相の場合に車軸式サスペンションと同様な挙動を示す。また、後端型は同相の場合、逆相の場合共に車軸式サスペンションと同様な挙動を示す。このようなツイストビーム式サスペンションに於いては、ツイストビームが車両の横方向に直線的に延在するため、ツイストビーム式サスペンションが四輪駆動車やフロントエンジンリヤドライブ車に適用される場合には、ツイストビームとプロペラシャフトの如き他の部材との干渉が問題になり易く、特にプロペラシャフトの場合、前端型及び中間型のツイストビームとの干渉が問題となる。
【0004】
また、ツイストビーム式サスペンションに於いては、周知の如く、車輪はそれらが互いに逆相にてバウンド、リバウンドするときにはツイストビームの剪断中心軸と車両中心面との交点とトレーリングアームの前端の枢点とを結ぶ直線を仮想の揺動軸線として揺動し、また、ツイストビームがプロペラシャフトと干渉しないようにツイストビームの中央部が上方へ湾曲されていると、これに対してツイストビームの剪断中心も上方へ変位し、車輪の仮想の揺動軸線がアウトボードの方向に見て下方へ傾斜してしまい、そのため車輪がバウンド、リバウンドする場合に於けるサスペンションのアライメント変化特性も変化してしまう。
【0005】
そこで、そのような問題点を解決するため、本願出願人と同一の出願人にかかる特開平4ー283114号において、アライメント変化特性に変更をきたすことなくツイストビームとプロペラシャフトの如き他の部材と干渉を回避するようにしたツイストビーム式サスペンションを開示している。
【0006】
図5はこの改良したツイストビーム式サスペンションを示すもので、一対のトレーリングアーム31L及び31Rと、車両横方向に延在し両端にて一対のトレーリングアームに前端と後端との間にて連結されたツイストビーム30とを有している。ツイストビーム30は上向きの開口した断面形状を有し、その両端間の中央部にて上方へ湾曲されている。ツイストビーム30の断面形状によりツイストビーム30が上方へ湾曲されていてもツイストビーム30の剪断中心が高くなりすぎることが回避されるものである。 なお、32L,32Rは車軸33L、33Rの周りに回転駆動される車輪であり、34L,34Rは車体(図示せず)がトレーリングアームを枢支するジョイントである。
【0007】
ところで、車両が旋回するときに外輪に内輪よりかなり大きな横力が作用する。
図6は、上記図5のツイストビーム式サスペンションが適用された車両の右輪に横力fが加わった状態のツイストビームに作用する曲げモーメント線図を示すものである。
【0008】
図6(a)は、平面視において、右輪に横力fが加わった状態を示し、図6(b)は、この時のツイストビームに作用する曲げモーメント線図を示すものである。
ここで、左右のジョイント34R,34L間の距離をd、車軸からジョイント34Rまでの距離をl、ツイストビーム30の図心までの距離l,右輪に作用する力をfとするとき、ツイストビームの軸方向をx軸として車両中心を基準0としたときの車両両端及び車両中心での各モーメントMは、
x=−d/2のとき; M=(l/2)・f
x=0のとき ; M=−(1/2)・(l−l)f
x=d/2のとき ; M=−(1/2)・(2l−l)f
となる。
【0009】
横力は左輪にも同様に加わるため、ツイストビームに作用する最大曲げモーメントの分布は図4(c)に示すように、
x=−d/2のとき; M=−(1/2)・(2l−l)f
x=0のとき ; M=−(1/2)・(l−l)f
x=d/2のとき ; M=−(1/2)・(2l−l)f
となる。
【0010】
車輪に加わる横力に対して、オーバーステア側にステア角が変化することは操安性に悪影響を及ぼすため、ツイストビームの剛性は、上記図6(c)に示す曲げモーメントに対して十分の剛性が必要になる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上記図5に示すツイストビームを後方より見るとそのスケルトンは図7に示すようになる。
ツイストビームはプロペラシャフトを避けるため上方に湾曲させたものであるため、○印A,Bで示す如く、左右対称に比較的小さい曲率半径Rの曲げ部分が存在している。
【0012】
一般に、断面形状が同じであっても、長手方向で曲がり部分が存在していれば、その部分で断面崩れが発生し、剛性が低くなる。
図5に示される構造のもにあっては、図6(c)で示されるように,車輪に横力が加わった場合の最大曲げモーメントの分布は、車両中心から離れるにしたがって大きくなっており、したがって、上記曲げ部A,Bは、曲げモーメントが中心位置より大きな部位に存在していることとなる。従って、これらの部分により、剛性が低下し、横力に対してオーバーステア側のステア角度変化が大きくなり操安性の観点からは不利ということとなる。
【0013】
本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、ツイストビーム式サスペンションにおけるツイストビームをビームの中央部を凸とする一つの曲線形状とすることにより、ツイストビームの剛性を向上するとともに、横力に対するオーバーステア側のステア角変化を低減することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は
前端にて車体に枢支され後端にて車輪を回転可能に支持する一対のトレーリングアームと、実質的に車両横方向に延在し、前記トレーリングアームに連結されると共に両端に補強部材を備えるツイストビームとを有するツイストビーム式サスペンションにおいて、
前記ツイストビームは、中央部分を上方に凸とする1つの曲線形状部を有し、その両端部に前記中央部分に曲率半径が連続して変化する曲線部を介してスムーズに連続して繋がる直線形状部を有することを有することを特徴とする。
【0015】
請求項2の発明は、請求項1の発明のツイストビーム式サスペンションにおいて、曲線形状部の曲率半径を、両端に向かうに従って大きくしたことを特徴とする。
【0016】
請求項1記載の発明によれば、ツイストビーム式サスペンションにおけるツイストビームの上方向の曲げ構造を、曲げモーメントが小さい車両の中心付近で曲線形状とすることができ、かつ、曲率半径を大きくすることができるようになり、その結果、ツイストビームの剛性が向上する。また、大きな曲げモーメントが作用するツイストビームの両端部を直線形状とすることにより、その直線部で補強部材を溶接することが可能となり、溶接の質が向上し、剛性が向上する
【0017】
請求項2記載の発明によれば、ツイストビームの曲線形状の曲率半径を車両中心から離れる程大きくし、車両中心から離れる程大きくなる曲げモーメントに対して剛性を向上することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は本発明によるツイストビーム式サスペンションの一つの実施例を示すもので、斜め前方より見た斜視図、図2(a)、(b)は、それぞれ図1に示された実施例の平面図及び背視図、図2(c)は図2(b)のAーA断面図である。
【0019】
図1において、1はツイストビーム式サスペンションを構成するツイストビームを、2L,2Rはそれぞれ左右一対のトレーリングアームを、また、3はツイストビーム1とトレーリングアーム2L,2Rとの連結部を補強するためのガセットである。
【0020】
両前後方向に延在する左右一対のトレーリングアーム2L,2Rは、図1及び図2(a)に見られるように、その前端部は直線部2sを有する形状とされている。トレーリングアーム2L,2Rは、その前端において車両方向に延在する枢軸とゴムブッシュを含むジョイント5L,5Rを介して車体(図示せず)により枢支され、後端においてそれぞれ車輪4L,4Rを回転可能に支持している。
【0021】
また、トレーリングアーム2L,2Rには車体との間に介装されるサスペンションスプリングとしての圧縮スプリング6L,6Rが装着され、更に、その後端において車体に固定されたショックアブソーバ7L,7Rを支持している。
左右のトレーリングアーム2L,2Rには、それらの前端と後端の間にてツイストビーム1が連結固定されており、これらの連結部はガセット3L,3Rにより補強されている。ガセット3L,3Rは、ツイストビーム1の両端においてツイストビーム1及びトレーリングアーム2L,2Rとに溶接8、8により固定される。
【0022】
ツイストビーム1は図2(c)に示すように前方が開放したU字状の断面形状をしている。また、ツイストビーム1が下方に変位してもツイストビーム1の下方に存在するプロペラシャフト(図示せず)に干渉しないように図2(b)に見られる如く、車軸中央の一箇所で上方に凸状に湾曲する曲線部1rを有している。そして、曲線部1rの両側は略直線状となるように直線部1sが形成されている。
【0023】
曲線部1rの湾曲形状は、曲率半径が車両中心において最も小さく、車両中心から離れるにしたがい大きくしており、両側の直線部1sにスムーズに連続するようにしてある。
このように本実施例においては、ツイストビーム1の上方向への湾曲構造を、車両中心部において湾曲部を1つ設ける構造としたため、図3及び図5に示した従来のツイストビーム式サスペンションのものに比較して、湾曲部の曲率半径を大きくとることができる。また、図4により説明したように、曲げモーメントが最も小さくなるのは車両中心部であり、本実施例のものではその車両中心部に曲げ部が形成されるものであるから、これによりツイストビームの剛性が向上する。
【0024】
ツイストビーム1とトレーリングアーム2L,2Rとの連結部には前述のように補強部材であるところのガセット3が溶接により固定され剛性を高めているが、ガセット3は、ツイストビーム1にはその直線部1sに、また、トレーリングアーム2L,2Rにはそれらの直線部2sにおいて溶接固定されている。このようにガセット3はツイストビーム1と各トレーリングアーム2L,2Rに直線部分において溶接されるため、溶接の質が向上して剛性が高められる。
【0025】
また、曲げモーメントは、車両中心から離れるほど大きくなり、したがって、ツイストビーム1、トレーリングアーム2L,2R及びガセット3の結合部には大きな曲げモーメントが作用することとなるが、ツイストビーム1とトレーリングアーム2L,2Rの直線部でガセット3を溶接することによって、溶接品質が向上しているためサスペンションの耐久性も向上する。
【0026】
また、本実施例においては、ツイストビーム1とトレーリングアーム2L,2Rとの結合部は、図2(b)、(c)に示すように、トレーリングアーム2L,2Rの中心線がツイストビーム1の中心面内にあるようにして連結している。このように配置するとにより、ツイストビーム1、トレーリングアーム2L,2R及びガセット3はツイストビーム1の中心面に対して対称となる。その結果、各部材は上下左右対称となり、左右共通の部品として使用可能となって部品の種類を低減することができる。
【0027】
図3は、本発明によるツイストビーム式サスペンションの他の実施例を示し、ツイストビームとトレーリングアームとの連結部の背面視を示すものである。 本実施例によるツイストビーム式サスペンションは、図1、2に示したものと基本的に同構造のものであるが、ツイストビームとトレーリングアームとの連結部を補強する補強部材であるところのガセットの取付け構造が、図1、2に示したものと異なるものである。
【0028】
ツイストビーム11とトレーリングアーム12との連結部はガセット13が溶接により固定されている。ガセット13のツイストビーム11に結合される先端部13aは先細形状となっており、その先細形状の先端部13aの縁に沿ってツイストビーム11に溶接される。その際、ガセット13は、その先端部13aの中心線13cがツイストビーム11の中心線11cより間隔Aだけ下方に位置するように配置され溶接されている。
【0029】
本実施例のようなツイストビーム式サスペンションでは、旋回時等に働く横力をジョイント5で受ける。しかしながら、横力が実際に働く力は4R,4Lの接地点であるため、構造上その接地点と左右の各ジョイント5を含む平面内にサスペンションのリンク部材(ツイストビーム11、トレーリングアーム12)を配置するのが最適である。また、リンク部材をこの平面内に近づけるほど発生する応力は小さくなる。
【0030】
但し、実際は製作上の制約から、リンク部材は前記平面よりも上方に配置されているため、リンク部材全体を前記平面に近づけることは不可能である。
従って、応力低減効果が大きいと思われるガセット13の先端部13aをこの平面に近づけたものがこの実施例である。この際、先端部13aを極端に下方へ位置させると、サスペンション特性に影響を及ぼすツイストビームの剪断中心線が大きく変化することになるため、図3のような位置となるように先端部13aの中心線13cを配置する必要がある。
【0031】
このようにして、ガセット13とツイストビーム11との結合部(溶接部分とその周辺部)に発生する応力を小さくすることができ、したがって、サスペンションの耐久性が向上する。
図4は本発明によるツイストビーム式サスペンションを採用した場合の、ツイストビームサスペンションとその周辺部品との関係を示す一実施形態を示す。
【0032】
図4に示されるツイストビームサスペンションは中間ビーム式リヤサスペンションで、(a)は側面視図、(b)は背面視図である。
ツイストビーム21は、前端をアームブラケット27により車体フレームを構成するクロスメンバ25及びサイドメンバ26に枢支され、後端において車輪24を軸支するトレーリングアーム22の中間位置に連結されている。ツイストビーム21は中央部で上方に湾曲されているが、この湾曲したツイスツビーム21の前方に、略同じ高さの位置にクロスメンバ25が位置するように配置されている。
【0033】
ツイストビーム21と他の部品との配置関係を上記のようにすることにより、前方からの飛石等に対して、クロスメンバ25がツイストビーム21を保護することとなり、ビームが損傷することを少なくすることができる。したがって、サスペンションの耐久性が向上させることができる。
【0034】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、ツイストビーム式サスペンションにおけるツイストビームの上方向の曲げ構造を、曲げモーメントが小さい車両の中心付近で曲線形状とすることができ、かつ、曲率半径を大きくすることができるようになり、その結果、ツイストビームの剛性を向上することができる。また、大きな曲げモーメントが作用するツイストビームの両端部を直線形状とすることにより、その直線部で補強部材を溶接することが可能となり、溶接の質が向上し、剛性が向上すると共に耐久性が向上する。
【0035】
請求項2記載の発明によれば、ツイストビームの曲線形状の曲率半径を車両中心から離れる程大きくし、車両中心から離れる程大きくなる曲げモーメントに対して剛性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるツイストビーム式サスペンションの一実施例を示す構成図である。
【図2】図1の実施例の(a)平面図、(b)背面視図及び(c)A−A断面図を示す図である。
【図3】本発明によるツイストビーム式サスペンションの他の実施例を示す図である。
【図4】本発明によるツイストビーム式サスペンションと他の部品との配置関係の一実施形態を示す図である。(a)は側面視図、(b)は背面視図である。
【図5】従来のツイストビーム式サスペンションを示す図である。
【図6】ツイストビームに作用する曲げモーメントの分布図である。
【図7】図5のツイストビームの背面からみたスケルトンを示す図である。
【符号の説明】
1、11、21 ツイストビーム
2、12、22 トレーリングアーム
3、13、ガセット
4、24 車輪
5 ジョイント
6 圧縮スプリング
7 ショックアブソーバ

Claims (2)

  1. 前端にて車体に枢支され後端にて車輪を回転可能に支持する一対のトレーリングアームと、実質的に車両横方向に延在し、前記トレーリングアームに連結されると共に両端に補強部材を備えるツイストビームとを有するツイストビーム式サスペンションにおいて、
    前記ツイストビームは、中央部分を上方に凸とする1つの曲線形状部を有し、その両端部に前記中央部分に曲率半径が連続して変化する曲線部を介してスムーズに連続して繋がる直線形状部を有することを特徴とするツイストビーム式サスペンション。
  2. 曲線形状部の曲率半径を、両端に向かうに従って大きくしたことを特徴とする請求項1記載のツイストビーム式サスペンション。
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