JP3546083B2 - 眼鏡部品の締着構造および眼鏡 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、眼鏡を構成する部品相互たとえば眼鏡フレームのフロントとテンプル、眼鏡フレームとそれに装着される飾り部品、鼻当てパッドとパッド足、眼鏡フレームとレンズなどを締着するための構造およびそのような締着構造を一部に備えた眼鏡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
眼鏡フレームを構成する部品相互の締着あるいは縁なし眼鏡(ツーポイントフレーム)におけるレンズと眼鏡フレームとの締着構造として、従来ネジやかしめによる構造が用いられている。たとえば眼鏡フレームのフロントとテンプルを繋ぐ蝶番の枢支軸にはネジが用いられており、レンズを保持するリム線と智との締着部にはネジが用いられている。また鼻当パッドのパッド足への装着や飾り部品の眼鏡フレームへの固定箇所にはかしめ構造が用いられている。
【0003】
しかしネジによる締着構造は、ネジ条やネジを回すためのすりわりや十字孔の加工に手間がかかること、締結部分に緩みが生じやすいなどの欠点があり、テンプルの開閉が甘くなったりネジが外れてレンズが眼鏡フレームから脱落するというような事故が起こる。
【0004】
またかしめによる固定は小売店では締着部品を取り外すことができないという問題があり、たとえばかしめ構造によって取り付けられた飾り部品を交換してほしいという要求があった場合など、眼鏡をフレームメーカーに送り返さなければ飾り部品の交換をすることができなかった。
【0005】
眼鏡フレームのフロントとテンプルを繋ぐ蝶番の枢支軸に関しては、一端に鍔部材を設けた軸部材とパイプ部材との嵌合により、枢支軸を形成する構造が提唱されている(実開平4−50819号公報)。この締着構造は、軸部材に深いすりわりを設けて割りピンとし、その割りピンの先端に形成した係止凸部をパイプ部材の端部に係合することにより、軸部材とパイプ部材の嵌合を係止する構造である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前述したように締着構造としてネジを用いるものは、部品コストが高くなり、締着部の緩みによる不具合や事故が生じやすい。またかしめによる締着構造は締着部品の交換が困難である。これに対して実開平4−50819号公報に開示された締着構造は、緩みの生じる虞がなく、また締着操作も簡単であるが、一旦締着したら取り外すのが困難であり、軸部材の強度を確保する必要上、軸部材の径が太くなり、締着部の部品形状が大型となる。そのため軽快さを信条とする細いチタンフレームや縁なし眼鏡のレンズとフレームとの締着構造として採用するには難点がある。
【0007】
この発明は上記のような従来技術に鑑み、締着操作が簡単であり、緩みが生じず、必要があれば一旦締着したものを取り外すことも可能で、かつ締着部分の部品形状が大型になることのない眼鏡部品の締着構造およびそのような締着構造を備えた眼鏡枠を提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明では眼鏡フレームとレンズあるいは眼鏡フレームを構成する部品相互の締着構造として、一端に鍔部材を備えた軸部材1とパイプ部材2とを軸方向に挿入して嵌合することにより、軸部材1とパイプ部材2との鍔部材相互の間で眼鏡部品を締着する構造を採用している。軸部材1とパイプ部材2とは、凸部8と凹部5との嵌合により軸方向に係止される。
【0009】
軸部材1とパイプ部材2の嵌合状態を係止するための係止手段として、軸部材1の周面にリング状ないし点状の凹部5を設け、パイプ部材2のシェルの凹部5に対応する部分に当該シェルを内側に突出させるような凹陥部7を設け、この凹陥部7によって形成されたシェルの内側凸部8を軸部材の凹部5に係入することによって、軸部材1とパイプ部材2とを嵌合状態で係止させるようにしている。
【0010】
凸部8と凹部5との係脱は、パイプ部材2のシェルに形成した凹陥部7の弾性により行われる。すなわち凹陥部7により凸部8を形成することにより、凸部8の背後に弾性変形を許容する空所が形成される。必要があれば軸部材1を中空軸部材とし、凹部5も変形可能な構造とすることができる。
【0011】
軸部材1およびパイプ部材2を角軸および角パイプとすることにより、軸部材1とパイプ部材2を締着したときの軸まわりの回動を防止することができる。このような構造は縁なし眼鏡のレンズとフレームとの締着部、鼻当てパッド36とパッド足34との締着部、方向性を有する飾り部品の締着部の構造として有効である。
【0012】
軸部材1とパイプ部材2とは、そのいずれか一方を互いに締着される部品の一方と一体にすることができる。たとえばレンズと眼鏡フレームとの締着部において、軸部材1またはパイプ部材2をフレーム21と一体にすることができ、この場合にはフレームそれ自体がこれに一体化された軸部材またはパイプ部材の鍔部材となる。また飾り部品などの締着構造にこの発明の構造を採用する場合には、その飾り部品を軸部材1またはパイプ部材2と一体化する構造が合理的である。
【0013】
この発明の締着構造をレンズとフレームとの締着部に利用するときは、パイプ部材の外周や鍔部材のレンズ22に当接する面に緩衝ゴム層や緩衝樹脂層を設けてレンズに大きな局部応力が生じないようにするのが良い。またレンズの厚さが種々である場合、軸部材の凹部5を軸方向に複数箇所設け、かつフレームに対向する鍔部材とフレームとの間にバネ座金を設けることにより、種々の厚さのレンズを締着できるようになる。すなわちレンズの厚さに最も近い位置の凹部をパイプ部材の凸部と係止し、そのときに生ずるレンズの厚さとの誤差をバネ座金29の弾性によって吸収するのである。
【0014】
【作用】
この発明の締着構造によれば、軸部材の鍔部材とパイプ部材の鍔部材との間に締着しようとする部品を挟み、軸部材1をパイプ部材2に軸方向に挿入して、凹部5と凸部8を締着することにより、ワンタッチで眼鏡部品を締着することができる。一旦締着した部品を取り外すときは、軸部材1の先端(反鍔側)にポンチの先端等を当ててハンマで軽く叩くことにより、凹部5と凸部8との係合を外して、軸部材1をパイプ部材2から抜き取ることができる。
【0015】
この発明の構造における軸部材1は、深いすりわり等を設けていないから、強度の低下を回避することができ、軸部材1の径を細くすることができ、従ってパイプ部材2の径および締着部分の部品形状を小型にすることができる。
【0016】
軸部材の凹部5およびパイプ部材の凸部8は、円周状に設けるのであればロール加工により、また点状に設けるのであればポンチ加工により、正確な位置に簡単に形成できる。また軸部材1およびパイプ部材2は、小型にできるという点で金属製とするのが好ましいが、たとえば樹脂フレームの締結構造として用いるような場合には、樹脂製とすることもできる。樹脂製の軸部材やパイプ部材は、射出成形によって容易に製作でき、また樹脂製のフレームと一体に成形することも容易である。
【0017】
【実施例】
図1ないし図3はこの発明の第1実施例を示したものである。この実施例ではこの発明の締着構造が眼鏡フレームのフロントとテンプルの枢着部に設けられている。軸部材1およびパイプ部材2は、図2に示すように円筒形で、その一端に鍔3、4がそれぞれ一体に設けられている。軸部材1の外周一箇所にはロール加工によりリング状の凹部(凹溝)が設けられ、軸部材1をパイプ部材2に挿入したときに、凹部5と対応する部分にはパイプ部材2のシェル6に同様なロール加工によりリング状の凹陥部7が形成され、シェルに凹陥部7を形成することにより、シェルを内側に突出させてリング状の凸部8(図3)を形成している。軸部材1の先端(反鍔側)には、ポンチの先端を受ける凹所9が形成されている。
【0018】
この第1実施例のものでは、この発明の締着構造による軸部材1とパイプ部材2により、眼鏡フレームのフロント10とテンプル11とを繋ぐ蝶番12の枢支軸が形成されている。フロント10の蝶番部材とテンプル11の蝶番部材を組み合わせた状態で、それらの孔にパイプ部材2を挿通し、パイプ部材2に軸部材1を凹部5と凸部8とが係合するまで押し込むことにより、図3に示すように両者の蝶番部材13が締着される。パイプ部材2は蝶番部材の孔にわずかな遊隙で嵌合した状態となっているが、パイプ部材の凸部8の背後に凹陥部7による空所が形成されているので、軸部材1を挿入したときに凸部8は外側に開くことができ、パイプ部材2の弾性により凸部8と凹部5とが係合される。締着した軸部材1をパイプ部材2から抜き取るときは、ポンチの先端を軸部材先端の凹所9に当てて、ポンチをハンマで軽く打つことにより、凸部8と凹部5との係合を外して軸部材1をパイプ部材2から抜き取る。
【0019】
図4ないし図6はこの発明の第2実施例を示したもので、縁なし眼鏡(ツーポイントフレーム)のフレームとレンズの締着部分にこの発明の構造を採用した例を示したものである。この第2実施例のものでは軸部材1を角軸とし、凹部5を軸方向に複数個設けている。またパイプ部材2は角パイプで凹部5と係合する凸部8を形成する凹陥部7を1個だけ設けている。
【0020】
図4において眼鏡フレーム21からはレンズ22の前面に延びるブラケット25が設けられており、このブラケットの先端に角孔23が設けられている。またレンズ22にもブラケットの角孔と同じ寸法の角孔24が設けられる。この角孔23、24はパイプ部材2の外径と同寸法である。また軸部材1の根元部分は径の大きな角軸26となっており、この大径部26の外径寸法もパイプ部材2の外径寸法と等しい。鍔3および4はそれぞれ軸部材1およびパイプ部材2と一体である。パイプ部材2の外周には緩衝用の樹脂層27が巻かれており、またレンズフレームのブラケット25のレンズ22に当接する側の面には、緩衝用の樹脂シート28が貼着されている。
【0021】
レンズ22はその角孔を合わせた状態でブラケット25に添設され、両者の角孔23、24にブラケット25側から軸部材1が挿通される。このとき軸部材根元の大径部26がブラケットの角孔23およびレンズの角孔24にわずかな遊隙をもって嵌合する。パイプ部材2には予めバネ座金29と緩衝座金30とを挿通しておき、レンズ22の背後側からレンズの角孔24に挿入して、軸部材1と嵌合する。このときバネ座金29が弾性変形した状態となるまでパイプ部材2を押し込み、その状態でパイプ部材の凸部8と軸部材の凹部5の1個とを係合させる。これによりレンズ22は軸部材の鍔3とパイプ部材の鍔4との間で、レンズフレームのブラケット25とともに挟着され、かつ角パイプおよび角軸の大径部と角孔との嵌合により、ブラケット25とレンズ22との締着部における回動も阻止される。
【0022】
この実施例において軸部材1に複数の凹部5を設けたのは、レンズ22の厚さが種々であるため、それらを同一の軸部材1およびパイプ部材2で締着できるようにするためである。
【0023】
図2に示した軸部材はストレートの丸軸であり、また図5に示した軸部材は角軸で、その根元部に大径部26を設けることによって一段の段部を形成しているが、複数段の段部を設けることもできる。図7および図8は、二段の段部を設けた丸軸の軸部材の例を示したもので、根元部に大径部26と中径部31とを備え、中径部31はパイプ部材2の先端側に形成した大径孔部に嵌合される構造となっている。
【0024】
図9はこの発明の構造を用いて眼鏡フレームのテンプル11の根元部に飾り部品32を装着する構造を示したものである。飾り部品32には軸部材1が一体に形成されており、飾り部品32自体が軸部材1の鍔部となっている。テンプルに設けた装着孔33には、裏面側からパイプ部材2が挿通され、そのパイプ部材に軸部材1を嵌着することにより、飾り部品32がテンプル11に固定される。図9は円筒断面の軸部材1およびパイプ部材2を用いた例を示したが、飾り部品32が方向性を有するものであるときは、図5、6に示すような角断面状の軸部材およぴパイプ部材を用いるのがより好ましい。
【0025】
図10はこの発明の構造を用いて鼻当てパッド36をフレームのパッド足34に固定する構造を示したものである。軸部材1は鼻当てパッド36と一体で、合成樹脂により断面矩形に成形されている。図10の例ではパイプ部材2も合成樹脂製としてあり、金属線材からなるパッド足34の先端をループ状に屈曲して、矩形筒状のパイプ部材2を若干遊動可能に保持している。この例では、パッド足34のループに挿通したパイプ部材2に鼻当てパッド36と一体に形成した軸部材1を挿通して嵌着することにより、鼻当てパッド36を眼鏡フレームに装着している。
【0026】
図11は鼻当てパッド36の取付けにおいて、軸部材1とパイプ部材2の位置関係を図10と逆にした例で、パイプ部材2の鍔が鼻当てパッドとなっており、パッド足34の先端に軸部材1が固着されている。
【0027】
図12はこの発明の構造を用いて眼鏡フレームのブレースバーにレンズ22の上辺を固定する例を示している。ブレースバー38には2箇所に孔39が設けられており、これと等径の孔40がレンズ22の上辺2箇所に設けられている。パイプ部材2はレンズ22の背面から孔39、40に挿通され、そのパイプ部材に飾り部品32を鍔部とした軸部材1を挿通することによって、レンズ22をブレースバー38に締着する。図では軸部材1をブレースバーの前側から、パイプ部材2を裏側から挿通しているが、逆であっても勿論かまわない。
【0028】
また図12の構造では軸部材1の鍔として装飾部品を設けることにより、ブレースバーに装飾を設けるようにしているが、装飾を好まない場合には軸部材1をブレースバー38の背面に一体に設ける構造とする。この場合の軸部材1とブレースバー38との固定は、ろう付け構造等を採用してやれば良い。ブレースバー38が合成樹脂製であるときは、軸部材1も合成樹脂製としてブレースバー38と一体に射出成形する。
【0029】
以上の実施例においては、軸部材1とパイプ部材2とを嵌合する凹部5及び凸部8を周方向の溝および凸条としたが、図13に示すように、ポンチ孔で凹部を形成し、パイプ部材の外周をポンチ打ちすることによってパイプ部材の内周に凸部を形成することもできる。このような構造は、軸部材およびパイプ部材の断面が角断面や変形断面であるときに特に製作上有利である。
【0030】
図14はこの発明の構造により枢着可能な眼鏡フレームのフロント10とテンプル11の他の実施例を示したもので、テンプル11の枢着部は、フロント側の蝶番の両側の軸受部の間に嵌合される厚さの薄い板状となっており、テンプルの細い軽い眼鏡フレームを得るときに有効な構造である。
【0031】
また上記実施例には、軸部材およびパイプ部材が丸断面、角断面、矩形断面のものについて示したが、例えば半丸断面、三角断面などのその他の断面とすることも可能である。また上記実施例では、軸部材とパイプ部材との両者が金属製のものおよび合成樹脂製のものを示したが、軸部材とパイプ部材の一方を金属製、他方を合成樹脂製とすることもできる。更に上記実施例では、軸部材に凹部を設け、パイプ部材に凸部を設けているが、特に合成樹脂の場合など、軸部材に凸部を設け、パイプ部材に凹部を設ける構造とすることもできる。
【0032】
【発明の効果】
以上のこの発明の構成により、従来のネジやかしめ構造に代えて用いることができ、締着を一動作で行うことが可能で、ネジによる締着構造のような緩みの生じる虞がなく、部品の製作も容易で、一旦締着した後であっても必要により容易に取り外すことが可能で、かつ締着部の部品形状を小型にすることが可能な眼鏡用の締着構造を得ることができ、そのような締着構造を採用した眼鏡は全体を小型軽量に製作できるとともに、蝶番の緩みやレンズの脱落等の虞がなく、また飾り部品等の交換も容易であり、眼鏡フレームを軽快なデザインにすることも可能であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の分解斜視図
【図2】第1実施例の軸部材とパイプ部材の斜視図
【図3】第1実施例の締着部分の断面図
【図4】第2実施例の分解斜視図
【図5】第2実施例の軸部材とパイプ部材の斜視図
【図6】第2実施例の締着部分の断面図
【図7】軸部材とパイプ部材の第3実施例を示す斜視図
【図8】第3実施例の締着時の断面図
【図9】飾り部品を締着する例を示す分解斜視図
【図10】鼻当てパッドを装着する例を示す分解斜視図
【図11】鼻当てパッドを装着する他の例を示す分解斜視図
【図12】レンズを締着する例を示す斜視図
【図13】軸とパイプの凸部および凹部の他の例を示す斜視図
【図14】フロントとテンプルの他の例を示した斜視図
【符号の説明】
1 軸部材
2 パイプ部材
5 凹部
6 シェル
7 凹陥部
8 凸部
10 フロント
11 テンプル
12 蝶番
22 レンズ
29 バネ座金
32 飾り部品
34 パッド足
36 鼻当てパッド

Claims (8)

  1. 一端に鍔部材を備えた軸部材(1)とパイプ部材(2)とを嵌合して眼鏡を構成する部品相互を締着する眼鏡部品の締着構造において、軸部材 (1) はその外周面に凹部 (5) を備え、パイプ部材 (2) の前記凹部 (5) に対応する箇所にそのシェル (6) を内側に突出させるように凹陥部 (7) を形成し、前記凹部 (5) と凹陥部により形成した凸部 (8) とを嵌合させることにより、軸部材の鍔部材とパイプ部材の鍔部材との間に保持された眼鏡部品を、前記シェルに形成した凹陥部 (7) の弾性により、係脱自在に締着することを特徴とする、眼鏡部品の締着構造。
  2. 軸部材(1)およびパイプ部材(2)が角軸および角パイプである、請求項1記載の眼鏡部品の締着構造。
  3. 軸部材(1)またはパイプ部材(2)の鍔部材が互いに締着される眼鏡部品の一方である、請求項1または2記載の眼鏡部品の締着構造。
  4. 眼鏡フレームのフロント(10)とテンプル(11)とを繋ぐジョイント部(12)の枢支軸が請求項1記載の軸部材とパイプ部材とで形成されている、眼鏡。
  5. 請求項1記載の軸部材(1)とパイプ部材(2)とで締結される眼鏡部品の一方が飾り部品(32)であり、この飾り部品が軸部材(1)またはパイプ部材(2) の鍔部材となっている、眼鏡。
  6. 鼻当てパッド(36)がパッド足(34)に請求項1記載のパイプ部材(2)と軸部材(1)とを介して装着されている、眼鏡。
  7. レンズ(22)が請求項1又は2記載の締着構造により眼鏡フレームに締着されていることを特徴とする、眼鏡。
  8. レンズ(22)が請求項1又は2記載の締着構造により眼鏡フレームに締着されており、パイプ部材の外周面および鍔部材のレンズ当接面に緩衝ゴムないし緩衝樹脂層が設けられ、軸部材(1) はその軸方向の異なる位置に2以上の凹部(5,5)が設けられており、かつ眼鏡フレームとそれに対向する鍔部材との間にバネ座金(29)が介装されていることを特徴とする、眼鏡。
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