JP3545234B2 - タイムラプスvtr - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁気記録再生装置のテープ位置検索に関するものであり、特にコントルール信号トラック上に記録されたデータに基づいて所定のテープ位置を検索するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下従来例について説明する。図6は従来方式の日時データに基づいてVISS/VASS制御を行うVTRの制御部の一部の構成を示したブロック図であり、図7はVHS規定のVISS/VASSデータの構成を示したものであり、図8は従来方式のテープに記録されたVISS/VASSデータ(日時データのみ)の模式図であり、図9は従来方式の日時データ記録のフローチャート図、図10は従来方式の日時データ検索のフローチャート図である。
【0003】
通常、防犯用の監視装置は、監視カメラから取り込まれた映像をVTRに記録して保存をし、異常があった場合磁気テープを再生してそのときの様子と、その発生時間を特定する。このような場合犯罪発生時間を特定するために映像信号とそのときの時間を磁気テープに同時に書き込む。時間を磁気テープに書き込む方法として、VHS規格では、CTLのデューティー比を用いた符号化手法が定義されており、一般にVISSコード、VASSコードといわれるものである。
【0004】
まずVTRのVISS(ビデオインデックスサーチシステム)およびVASS(ビデオアドレスサーチシステム)を記録する制御部は図6に示すような構造となっている。図上方の51は磁気テープで、カメラから取り込まれた映像を記録する媒体であり、VISS/VASSを記録する媒体でもある。52はヘッドモータであり、映像信号を記録するための磁気ヘッドを有するシリンダー(図示せず)を有しており、53のMH回転制御部でMHモータの回転が制御される。
【0005】
54はキャプスタンモータであり、55のMC回転制御部によりMCモータを制御して磁気テープ51の送りスピードをコントロールする。
【0006】
56はCTLヘッドで68のCTLアンプモード制御部の指示に従って、磁気テープ51の下部にコントール信号及びコントロール信号のデューティ比を変化させてVISS/VASS信号を作成して記録し、また記録されたコントロール信号及びVISS/VASS信号を再生する。なお、MH回転制御部53、MC回転制御部55及びCTLアンプ モード制御部68は、図左下の69のKEY入力制御部からの指示に従って図右下の57のVTRモード制御部によりコントロールされる。
【0007】
図右中の58はVTRタイマ制御部であり、時計と時刻00分を検出する00分検出部59を有している。60は記録データ作成部で、VTRタイマ制御部58の00分検出部59からの信号により日時記録データ作成部61で日時データを作成する。作成された日時データはVISSデータ作成部62に入力され、日時データとVISSデータはVASSデータ作成部66に入力される。VASSデータ作成部66は、ヘッダ作成部63、書き込みヘッダ回数カウント部64及びデータ設定部65を有しており、VISSデータ作成部62から入力されたデータに基づいて、CTLヘッド56で磁気テープ51に書き込む信号を作成する。VASSデータ作成部66で作成されたデータに基づいて記録CTL DUTY制御部67でコントロール信号のDUTY比を変更してCTLアンプ モード制御部68に出力する。
【0008】
図左下の69はKEY入力部で、ユーザの指示に従ってVTR本体又はリモコンの所定スイッチによってVTRのモード(記録、再生等)設定したり、所定のデータをオンスクリーン等表示してデータを作成し、日付データ入力制御部70にデータを入力する。
【0009】
72の検索データ作成部は検索日時データ作成部71を有しており、日時データ入力制御部70で設定されたデータに基づいて検索データを作成する。一方CTLヘッド56で再生されたVISS/VASS信号は、CTLアンプ モード制御部68でアンプされ、再生CTL DUTY検出部73でVISS/VASSデータが検出され、VASSデータ検出部64に入力される。VASSデータ検出部76には、ヘッダ検出部74とデータ検出部75とを有し、再生CTL DUTY検出部73から入力された信号を解析し日時データに変換する。そして、77のデータ比較部で検索データ作成部72からのデータとVASSデータ検出部76からのデータを比較し、両データが一致するかどうか判断する。
【0010】
次に、VHS規定のVISS/VASSデータの構成について図7を用いて説明する。図7(a)に示すように、記録されたCTLパルスのデューティー比が、 "60:40" の時は、論理 "0" 、 "27.5:72.5" の時は、論理 "1" となっている。この定義により、いわゆるVISSおよびVASSのデータフォーマットが規定され、図7(b)に示すように、その構成は、VISSデータフォーマットが、第1ビットが "0" で、これに続いて61±3ビット が "1" 、さらにこれに続いて1ビットの "0" である。
【0011】
VASSデータフォーマットは、図7(c)に示すように、4つのヘッダと3つのBCDデータブロックとを含む。この場合、BCDデータブロックは、長さ4ビットのデータ4桁からなる16ビットデータであり、MSBは上位ビットを示し、LSBは下位ビットを示す。また、1つのヘッダは、1ビットの "0" と、これに続く9ビットの "1" と、さらに続く1ビットの "0" とから成る。
【0012】
VISS/VASSの両データフォーマットにおいて、書き込み方向において見られる第1ビットの "0" は、基準位置を形成する。VISSは、上記の定義に従い、位置マーキング情報(インデックス)として用いられ、VASSは、アドレス情報として用いられる。なお、MSBは上位ビット、LSBは下位ビットを示す。
【0013】
次に、VASSデータとして日時データとして用いる場合のデータの一構成例を示す。図8に示すようにVASSデータの一部であるD1(BCD)は16ビットで構成され、上位8ビットで日データ、下位8ビットで時刻データを示し、日データ8ビットの内上位4ビットは日データの十の位、下位4ビットは日データの1の位を示しており、上位4ビットのうち上位2ビットは常に0となる。また、時刻データの上位4ビットは、時刻の10の位、下位4ビットは十の位を示し、30日12時は図に示すような構成となる。
【0014】
まず、映像記録時の日時データの記録方法であるが、日時データの記録は1時間毎にVISS、VASSを用いて磁気テープに記録する。
【0015】
具体的には、図9のフローチャートに示すように記録時間の分が00分であるかをチェックし、00分でなければ、CTLマーキングに対して、なにも処理しない(S50)。00分ならば、××日△△時00分になったとして、D1(上位8ビット:日のBCDデータ、下位8ビット:時のBCDデータ)へ記録時の日時データ(BCD 16ビットデータ)を格納する(S51)。なお、D1は16ビットのBCDによりなされ、上位8ビットは日のBCDデータ、下位8ビットは時のBCDデータで構成されている。
【0016】
次に、ヘッダー書き込み回数=3を変数HC(ヘッダーカウンタ)に指示し(S52)、その後VISSデータ書き込み処理を実施する(S53)。そして、順にヘッダを磁気テープに書き込み(S54)、HCにかかれた値から1を減算し(S55)、D1データ(記録日時データ)を磁気テープに書き込み(S56)、ヘッダを磁気テープに書き込み(S57)、HCの値が0であるかチェックする(S58)。HCの値が0でなければステップ55に戻り同様の動作を繰り返し、HCの値が0(S58)であれは処理を終了する。このようにして(S54〜S58)VASSデータを磁気テープに書き込む。
【0017】
次に再生時の日時データの検索方法であるが、図10のフローチャートに示すように、まず任意の操作にて、検索対象 "日時" のデータS1(上位8ビット:日のBCDデータ、下位8ビット:時のBCDデータ)を設定する(S70)。そして、FFモードまたはREWモードを設定し、テープを正方向または逆方向へ移送する(S71)。
【0018】
テープ移送中に、ヘッダーが見つかればヘッダーに囲まれたデータを抽出し、そのデータを検索データであるD(16ビットBCDデータ)に入れ(S72)、検索対象 である日時データが設定された S1と、検索データDを比較し(S73)、一致しなければ、検索データの更新(S72)を行い、再度S1と検索データDの比較動作を実施する(S73)。一致すれば、静止画出力させ(S74)、検索動作を終了する。
【0019】
以上のように、VISS/VASS信号を用いて記録時に日時情報をマーキングし、再生時にこれらの位置を検索するようにしている。したがってVISS/VASS信号を用いれば日時データによる映像信号の位置の検索が可能となる。さらに、日時情報と分情報を1つのVASSデータとしてテープに書き込めば、分データによる細かなテープ位置検索も実際には可能である。
【0020】
しかしながら、長時間の録画が可能なタイムラプスVTRのように、1本のテープで24時間から48時間等長時間にわたり映像信号を記録するようなシステムでは、経過時間当たりのテープ移動量が少なく、単位時間当たりに書き込めるCTL数(データビット情報)が少なくなる為、長時間記録として比較的重要性が少ない分データはVASSデータに書き込まず、日時データのみをVASSデータとして記録し、検索に活用していた。
【0021】
ところが、近年タイムラプスVTRでも分情報を用いたより検索性の高いシステムが望まれ、分データにより検索が可能な他のシステム(VISS/VASSを使用しないシステム)が実施されている。例えば、LTC(オーディオ用リニアトラックを犠牲にして、その部分にタイムデータを記録する)や、VITC(VBI方式(ビデオブランキング期間にデータを挿入)を用いてタイムデータを記録する)を用いて、分データも記録し、それを検索する等の細かな検索を可能とするシステムがある。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】
上述の分データにより細かな検索が可能なシステムは、専用のICを必要とする為、高価で、かつ、制御が複雑なものとなってしまう。
【0023】
また、これらの欠点を補うべく、分情報をVASSを用いて付加する方法が考えられるが、VISS/VASSフォーマットを乱すことなく、単に分データを日時データに付加する方式をとれば、従来方式を用いて、日時のみのデータしか書き込まれていないテープを検索することができなくなるばかりか、特に上述のタイムラプスのVTRのように単位時間当たりに書き込めるビット情報に限りがあるシステムにおいては、非常に不利なものとなってしまう。
【0024】
本発明は、これらの課題を鑑み、非常に安価で、かつ、従来方式(日時データのみ対応)との互換性を保ちながら比較的容易な方法で、分情報を付加するとともにその付加した分情報に基づいて検索を行うことができるシステムを提案するものである。
【0025】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、所定時間あたりのテープ移送量が少なく長時間録画が可能なタイムラプスVTRにおいて、日及び時刻を計数するためのタイマ手段と、該タイマ手段から日時データと分データを作成する日時分データ作成手段と、前記日時データをVASS信号として前記コントロールトラックに1時間毎に頭出し信号であるVISS信号と共に記録する日時データ記録手段と、前記分データを前記日時データとを区別するための信号と共にVASS信号として前記コントロールトラックに所定分間毎に頭出し信号であるVISS信号と共に記録する分データ記録手段と、通常再生速度より速い速度でテープを移送しながら日時データを検索した後に分データを検索することにより所望の映像信号及び/又は音声信号を検索する検索手段とを備えることを特徴とするタイムラプスVTRであり、録画時間中に1時間毎にそのときの日時を、1分間毎にそのときの分を磁気テープに記録するため、1時間単位び1分単位で映像信号が記録された時刻の検索が可能となる。

【0026】
請求項2記載の発明は、請求項1の磁気記録再生装置において、前記日時分データ作成手段は、前記タイマ手段の時刻が00分になったことを検出する00分検出手段と、00秒になったことを検出する00秒検出手段とを備え、前記00分検出手段によって00分が検出されたときに日時データを、前記00秒検出手段によって00秒が検出されたときに分データを作成することを特徴とするタイムラプスVTRであり、1時間毎及び1分間毎に磁気テープに記録するための日時分データが作成される。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下分情報データを用いて細かな検索を可能とする本発明の一実施例について説明する。図1は日時分に基づいてVISS/VASS制御を行う本実施例VTRの制御部の一部の構成を示したブロック図であり、図2に本実施例の分データのVASSデータ、図3に本実施例の日時分データ記録のフローチャート図、図4に従来の日時データに本実施例の分データを付加したVASSデータ、図5に本実施例の日時分データ検索のフローチャート図を示す。
【0030】
図1は従来例で説明した日時に基づいてVASSデータを記録及び検索するVTRの制御部に分データを記録及び再生して検索できる構成を追加したものであり、従来例と同一の部分は同一の符号を付けて説明を省略する。図1に示すように従来例(図5)に示すVTRタイマ制御部58に00秒検出部1を設け、現時刻が00秒となったことを検出する回路と、記録データ作成部60に分記録データ作成部2を設け、00秒検出部1による指示に基づいて分記録データを作成する。また、記録データ日時/分選択部3を設け、日時データ若しくは分データのどちらかをVASSデータとして記録するか選択するようにする。
【0031】
さらに、分データにより検索を可能とするため、日時データ及び分データを入力するための日時・分データ入力制御部4と検索データ作成部72に検索分データ作成部5を設け、さらに日時データ若しくは分データのどちらかを用いて検索できるようにするため検索データ日時/分選択部6を設けている。
【0032】
具体的に分情報をVASSデータとして構成する方法であるが、図2に示すように、分データは日時データと同様16ビットで構成されており、最上位ビットは分データを示す判別フラグであり、下位8ビットで2桁の分データを表すようにする。
【0033】
次に図3のフローチャート図を用いて、日時分データ記録方式について説明する。
【0034】
先ず従来方式同様、記録時間の分が00であるかをチェックし(S1)、00分ならば××日△△時00分になったとして、D1へ記録時の日時データを格納する(S2)。また、ヘッダー書き込み回数=4をHC(ヘッダーカウンタ)にて指示する(S3)。その後、VISSデータ書き込み処理を実施した後(S4)、VASSデータ書き込み処理(D1の書き込み)を実施する(S5〜S9)。ここまでは従来例と同様の日時データの書き込み方法である。
【0035】
次に、分データの書き込みは、ステップ1で記録時間の分が00でなければステップ10で記録時間の秒が00であるかをチェックする。00秒ならば、××日△△時□□分になったとして、D2へ記録時の分データを格納する(S11)。ここで、分データはBCDデータとして8ビットしか必要でない為、16ビットBCDデータ構成のD2の下位8ビットへ格納することとし、上位8ビットデータの最上位をこのデータブロックが分データブロックであることを示す為の判別符号ビットとして、80(HEX)をセットするようにする(S11)。
【0036】
また、ヘッダー書き込み回数=3をHC(ヘッダーカウンタ)にて、指示する(S3)。その後、VISSデータ書き込み処理を実施(S3)した後、VASSデータ書き込み処理(D2の書き込み)を実施する(S5〜S9)。
【0037】
このような手法で、テープ上に記録された、VISS/VASSデータは、図4のようになる。なお、ステップ10で記録時間の分が00でなければCTLマーキングに対して、なにも処理しない。
【0038】
次に、日時分データ検索方法について、図5のフローチャートを用いて説明する。
【0039】
任意の操作(例えばリモコンの操作によってOSD上にデータをセットする)にて、検索対象 "日時" のデータS1(上位8ビット:日のBCDデータ、下位8ビット:時のBCDデータ)、および、検索対象 "分" のデータS2を設定する(S21及びS22)。
【0040】
ここで、データS2は、記録時のデータフォーマットに則り、単に検索対象となる分のBCDデータとして設定されるわけでなく、上位8ビットには、最上位ビットの分データブロック判別符号をセットしたデータ、即ち80(HEX)を、下位8ビットには、検索対象となる分のBCDデータを設定した16ビット構成のデータへ加工した後設定されるものとする。
【0041】
そして、FFモードまたはREWモードを設定し、テープを正方向または逆方向へ移送する(S23)。テープ移送中に、ヘッダーに囲まれたデータを抽出し、検索データD(16ビットBCDデータ)を得る(S24)。検索対象 "日時" S1と、検索データDを比較し(S25)、一致しなければ、検索データの更新(S24)を行い、再度検索対象 "日時" S1と検索データDの比較動作(S25)を実施する。
【0042】
検索対象 "日時" S1と、検索データDが一致すれば(S25)、日時検索動作を終了して次のステップに進む。もし、検索対象分の設定(S22)でS2に00分が設置されていれば(S26)、検索動作を完了して制し再生動作を実行する(S31)。00分が設定されている場合、日時検索場所がすなわち00分の検索位置であるからである。検索対象分の設定(S22)でS2に00分が設置されていなければで日時検索動作を完了し(S26)、STOPモードを設定する(S27)。ここで、一端停止状態にするのは、REWモードで日時データを検索している場合に検索方向をFF方向にするためであり、もし、REW方向でそのまま分データを検索すれば実際に検索する1時間前の映像部分か検索されるからである。従って、はじめからFFモードで検索する場合には、STOPモードをあえて設定する必要はない。なお、ここで設定される日時データS1は、16ビットBCDデータの最上位ビットが、必ず "0" となるので、記録時のデータフォーマットから、分データブロックを誤って検出することは無い。
【0043】
次に、FFモードを設定してテープの正方向に移送し(S28)、検索対象 "分" のテープ記録部位の検索動作に入る。ヘッダーに囲まれたデータを日時データ検索と同様に検索し、検索データDを得る(S29)。設定された検索対象 "分" S2(分データブロック情報含む)と検索データDを比較し(S30)、一致しなければ検索データの更新(S29)を行い、再度、検索対象 "分" データS2と、検索データDの比較動作(S30)を実施する。一致すれば、静止画出力させ(S3)、検索動作を終了する
以上のように、分データを構成して記録し、分データブロック判別ビットを用いて、従来例で示した日時データの位置を検出した後、新ためて分データのよる位置を検出するよう検出動作を2段構成とすることにより、例えば、本実施例の手法により記録されたテープを従来機種(日時データのみの対応機種)で、日時のみの検索を実行した場合でも、分データブロックの最上位ビットが、"1"であるため、分データが検索日時データとして誤って検出されることは無い。
【0044】
また、従来機種で、日時データのみが記録されているテープを、本実施例の手法により検索する場合でも、日時データ部を検索した後、分データブロックが所定時間内に検出されない時若しくは次の日時データ部が検出された場合には、前の日時データ部の所まで巻き戻して検索動作を終了させる等して、従来手法(機種)との互換性を保ちながら、分データの検索が可能となる。
【0045】
その他の処理として、日時データが検出されない場合、たとえば、8時2分から記録を始めた場合、テープに記録されている日時データは9時以降のもとなるため、8時5分で検索を行ったとき日時検索では8時が検出できないことになる。このような検索において、映像信号等が磁気テープの先頭から記録されている場合には、検索方向はREW方向となり、日時データの8時が検索されずテープの先頭で一端STOP状態となる。そして次にFFモードにして分データである5分を検索するような処理を行ってもよい。またテープの途中から記録しはじめた場合で、FF方向からの検索のときには、一端9時の日時データが検出された時点でFFモードからREWモードに変更し、次に5分の分データを検索するような処理にしたり、またREW方向の検索のときには日時データの9時が検出された時点で所定時間内に8時の日時データが検出されないとき若しくは8時以外の日時データが検出されたときにはFFモードに変更して分データの検索するような処理を行ってもよい。
【0046】
また、日時データと分データを記録するVISS/VASSを同一単位のブロック長として扱う為、1ブロック単位に必要なビット数は、63(VISS)+11(ヘッダー)×4+16(データ)×3=155ビットとなり、これを、例えばNTSCの標準テープスピード(SPモード)におけるCTL打ち込み時間に換算すると、155ビット÷30CTL=5.16秒となる為、1分置きにこれらデータブロックを十分に打ち込み可能となっている。また、タイムラプスVTRのようにテープ移送時間がSPモードに比べてN倍と遅いモードを考慮した場合でも、理論上、SP 〜 SP×10倍 までは、分単位のVISS/VASS記録が可能である。
【0047】
さらに長時間記録するモードを使用時には、VISS/VASS記録可能な分間隔は、ある程度必要になるが、例えば、再生時のVISS/VASS検索時の処理(S30)で、検索対象設定分S2に一致しない場合は、最も近い位置で検索終了させる等の工夫を実施すれば良い。
【0048】
本実施例では、日時データに付加する情報として、分データを一実施例としたが、16ビットBCDで構成される日時データでは、最上位から2ビットが必ず"00" となる為、これら2ビットをデータブロック種別の判別データとすれば、日時データ以外に、3ブロックの付加が可能となり、例えば、データブロック種別の判別データ= "00" を 日時データ、"01"を 分データ、"10"を記録テープスピード、"11" を予備のように、VISS/VASSを用いて記録・検索を行う場合のデータの拡張性を有していることは、言うまでもない。
【0049】
【発明の効果】
本発明によると、分情報等を用いた細かなデータ検索が可能となり、またそのための特別な回路(LTC、VITCなど)が不要で、かつ、VASSデータの記録・検出回路(ソフト)が、従来同様の手法で構成可能なため、従来機種と相関を保ちながら非常に安価で、かつ容易に分情報等を付加した検索システムの構築が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である日時分データに基づいてVISS/VASS制御を行うVTRの制御部の一部の構成を示したブロック図である。
【図2】本発明の一実施例である分データのVASSデータある。
【図3】本発明の一実施例である日時分データ記録のフローチャート図である。
【図4】本発明の一実施例である従来の日時データに分データを付加したVASSデータである。
【図5】本発明の一実施例である日時分データ検索のフローチャート図を示す。
【図6】従来例の日時データに基づいてVISS/VASS制御を行うVTRの制御部の一部の構成を示したブロック図である。
【図7】VHS規定のVISS/VASSデータの構成を示したものである。
【図8】従来例のVASSデータに分情報を付加したるVASSデータの模式図である。
【図9】従来例の日時データ検索のフローチャート図ある。
【図10】従来例の日時データ検索のフローチャート図である。
【符号の説明】
1 :00秒検出
2 :分記録データ作成部
3 :記録データ日時/分選択部
4 :日時・分データ入力制御部
5 :検索 分データ作成部
6 :検索データ日時/分選択部
51 :磁気テープ
56 :CTLヘッド
58 :VTRタイマ制御部
59 :00分検出
60 :記録データ作成部
61 :日時記録データ作成部
67 :記録CTLDUTY制御部
68 :CTLアンプモード制御部
73 :再生CTLDUTY検出部
76 :VASSデータ検出部

Claims (2)

  1. 所定時間あたりのテープ移送量が少なく長時間録画が可能なタイムラプスVTRにおいて、
    日及び時刻を計数するためのタイマ手段と、
    該タイマ手段から日時データと分データを作成する日時分データ作成手段と、
    前記日時データをVASS信号として前記コントロールトラックに1時間毎に頭出し信号であるVISS信号と共に記録する日時データ記録手段と、
    前記分データを前記日時データとを区別するための信号と共にVASS信号として前記コントロールトラックに所定分間毎に頭出し信号であるVISS信号と共に記録する分データ記録手段と、
    通常再生速度より速い速度でテープを移送しながら日時データを検索した後に分データを検索することにより所望の映像信号及び/又は音声信号を検索する検索手段と、
    を備えることを特徴とするタイムラプスVTR。
  2. 請求項1のタイムラプスVTRにおいて、
    前記日時分データ作成手段は、前記タイマ手段の時刻が00分になったことを検出する00分検出手段と、00秒になったことを検出する00秒検出手段とを備え、
    前記00分検出手段によって00分が検出されたときに日時データを、前記00秒検出手段によって00秒が検出されたときに分データを作成することを特徴とするタイムラプスVTR。
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