JP3540706B2 - 情報受信記録再生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ランダムアクセス可能なディスク記録媒体を使用してタイムシフト再生を実現する情報受信記録再生装置に関するものであり、順方向高速再生や逆方向高速再生の特殊再生を実行する際、特に入力映像音声信号のリアルタイムで再生する状態から特殊再生、および特殊再生から入力映像音声信号のリアルタイムで再生する状態に変更するときに、スムーズな再生状態の切換を実現する特徴を有するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ランダムアクセス可能なディスク記録媒体を使用してタイムシフト再生を実現する情報受信記録再生装置としては、特開平7−30851号公報に記載されたもののように、テレビ番組をリアルタイムに記録し、任意の時間に再生する方法、及び装置が知られている。
【0003】
以下、従来の技術による情報受信記録再生装置の構成および動作について、図19を参照しながら説明する。
【0004】
図に示すように、従来の技術による情報受信記録再生装置は、テレビ放送等のアナログ入力映像信号を一時的に記録してから再生するタイムシフト手段1900と、タイムシフト手段1900から出力される映像信号と、リアルタイムで伝送されてくる映像信号との入力を受けつけて、一方を選択的に出力する切換部1908と、切換部1908から出力された映像信号を表示する表示部とから構成されている。
【0005】
次に、タイムシフト手段1900における、入力された映像信号の処理は、以下のようなものである。すなわち、AD変換器1901は映像信号をデジタル変換し、圧縮処理部1903はデジタル変換された映像データを圧縮し、ランダムアクセス可能な記録媒体である記録装置1904に記録する。ここで、記録装置1904に記録された映像データは、任意の時間に読み出すことが可能である。
【0006】
再生が所望される任意に設定可能な所定の時間に、記録装置1904に記録された映像データは、伸長処理部1905へと出力される。次いで映像データは、伸長処理部1905にて圧縮された状態から伸長され、DA変換器1907にてデジタル映像データをアナログ映像信号に変換され、切換部1908へと出力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、タイムシフト再生手段1900の一例である、ランダムアクセス可能な、磁気ディスク及び光磁気ディスク等の記録媒体を用いた装置では、再生の一時停止、順方向高速再生、順方向スロー再生、逆方向高速再生等の特殊再生が容易に実現可能である。
【0008】
そのような記録媒体に記録されている映像音声データを再生する手段、すなわちタイムシフト再生手段1900を常時使用して映像音声信号を視聴すると、通常再生から前記特殊再生へ再生状態を切換える際、もしくは、前記特殊再生から通常再生へ再生状態を切換える際には、スムーズに再生状態を切換えることが可能である。
【0009】
しかし、元来リアルタイムで伝送される入力映像音声信号と、一旦記録媒体に記録したデータを再生するタイムシフト再生手段1900から出力される映像音声信号との間には、タイムシフト再生手段1900側での信号処理時間に起因するタイムラグが生ずるため、タイムシフト再生手段1900の常時利用に際しては、スムーズな再生状態の切り換えが困難になる場合がある。
【0010】
例えば、入力映像音声信号がテレビ放送である場合、視聴する(テレビ局の)チャンネルを切換えると、リアルタイムで伝送されてくる入力映像音声信号からタイムシフト手段1900から出力される映像音声信号へ出力の切り換えが行なわれると、タイムシフト手段1900から映像音声信号が出力されるまでには、切り換えられたチャンネルの信号を処理するだけの時間が必要とされる。この処理時間は前記タイムラグの時間となり、その間表示部1909にはブランク画面が表示されることとなり、結果、スムーズな入力映像音声信号の切換えは行われないことになってしまう。
【0011】
切換部1908は、上述のような事態へ対応するもので、タイムシフト再生手段1900と、入力映像音声信号をリアルタイムで再生する手段との2つの手段の再生状態を予め考慮して、タイムラグが生じるタイミングでリアルタイムで再生する手段からの信号の入力を受けつけるようにして、両者の信号を切り換えるようにしている。
【0012】
しかしながら、通常再生から特殊再生への切換えが行われる場合、すなわち、入力映像音声信号をリアルタイムで再生する状態から、逆方向高速再生もしくは順方向低速再生する状態へと移行する場合、あるいは記録媒体からの順方向高速再生から、入力映像音声信号のリアルタイム再生へと切換えを行う場合には、上記の方法でも、前記タイムラグの影響を取り除くことはできず、スムーズな再生状態の切換えを実現することができない。
【0013】
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであり、前記タイムラグの影響により、使用者に違和感を与えることのないスムーズな再生状態の切換え、入力映像音声信号の切換えができるようにした情報受信記録再生装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、第1の本発明(請求項1に対応)は、映像音声信号を一時的に記録してから再生するタイムシフト再生を行う情報受信記録再生装置であって、
前記タイムシフト再生の動作を行うための前記映像音声信号を記録する、ランダムアクセスが可能な第1の記録手段および前記第1記録手段より高速なランダムアクセスが可能な第2の記録手段と、
前記映像音声信号をリアルタイム伝送するリアルタイム伝送手段と、
前記第1記録手段からの出力と、前記第2記録手段からの出力と、前記リアルタイム伝送手段からの出力を切り換えて出力する切換手段とを少なくとも備えたことを特徴とする情報受信記録再生装置である。
【0015】
また、第2の本発明(請求項2に対応)は、前記切換手段は、前記映像音声信号のモニタ状態に基づき切り換え動作を行うことを特徴とする上記本発明である。
【0016】
また、第3の本発明(請求項3に対応)は、前記第2の記録手段からの出力は、
前記第1の記録手段からの出力と、前記リアルタイム伝送手段からの出力との出力切り換えの間に少なくとも用いられることを特徴とする上記本発明である。
【0017】
また、第4の本発明(請求項4に対応)は、前記映像音声信号としてアナログ信号の入力を受け、
前記アナログ信号をデジタル符号化して符号化データとする第1の符号化手段と、
前記符号化データを復号してデジタル信号を得るとともに、該デジタル信号をアナログ信号に変換する第1の復号化手段とをさらに備え、
前記第1の記録手段および/または前記第2の記録手段は、前記符号化データおよび/または前記デジタル信号の形で前記映像音声信号の記録再生を行うことを特徴とする上記本発明である。
【0018】
また、第5の本発明(請求項5に対応)は、前記映像音声信号としてデジタル符号化された符号化データを受け、
前記符号化データを復号してデジタル信号を得るとともに、さらにアナログ信号に変換する第2の復号化手段をさらに備え、
前記第1の記録手段および/または前記第2の記録手段は、前記符号化データおよび/または前記デジタル信号の形での形で前記映像音声信号の記録再生を行うことを特徴とする上記本発明である。
【0019】
また、第6の本発明(請求項6に対応)は、前記映像音声信号の再生状態に基づき、前記映像信号音声信号の全部または一部を特殊再生に用いるための特殊再生用信号として抽出する抽出手段をさらに備え、
前記第2の記録手段は、前記特殊再生用信号を記録再生することを特徴とする上記本発明である。
【0020】
また、第7の本発明(請求項7に対応)は、前記抽出手段は、特殊再生の速度に応じて、前記特殊再生用信号の抽出時間の間隔を変化させることを有することを特徴とする上記本発明である。
【0021】
また、第8の本発明(請求項8に対応)は、前記抽出手段は、前記特殊再生用信号を、少なくとも前記符号化データの形で抽出することを特徴とする上記本発明である。
【0022】
また、第9の本発明(請求項9に対応)は、前記抽出手段は、前記特殊再生用信号を、少なくとも前記符号化データが符号化される前のデジタル信号の形で抽出することを特徴とする上記本発明である。
【0023】
また、第10の本発明(請求項10に対応)は、前記第2の記録手段は、前記映像音声信号の再生状態に基づき、前記特殊再生用信号である符号化データおよび符号化される前のデジタルデータの再生順番を変化させることを特徴とする上記本発明である。
【0024】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
以下に、第1ないし第4の本発明の実施の形態について、図1、図2、図3、図4、及び図5を用いて説明する。
【0025】
本実施の形態1における情報受信記録再生装置は、従来技術と異なり、入力された映像音声信号を再生するために、ランダムアクセス可能なディスク記録媒体に記録した後再生する手段と、高速アクセス可能な半導体記録媒体に記録した後再生する手段と、記録媒体に記録せずに再生する手段を準備し、再生状態に従いこれらの再生手段を切換えて再生するようにした情報受信記録再生装置に関するものである。
【0026】
図1は本発明の一実施の形態によるアナログ映像音声信号入力時の情報受信記録再生装置のブロック図である。図1に示すように、101はADC(アナログ−デジタル変換器)、102は符号化部、103はディスク記録媒体部、104は記録制御部、105は半導体記録媒体部、106は復号化データ切換部、107は切換制御部、108は復号化部、109はDAC(デジタル−アナログ変換器)、110はユーザーインターフェイス部、111は出力切換部、112はリアルタイム伝送路である。
【0027】
以上のような構成を有する、本実施の形態による情報受信記録再生装置の動作を次に説明する。入力されたアナログ映像音声信号は、AD変換部101でデジタル映像音声データに変換される。デジタル化された映像音声データは、符号化部102で符号化され、符号化されたデータは、ディスク記録媒体部103、及び半導体記録媒体部105にて記録される。このとき半導体記録媒体部105へのデータ記録は、記録制御部104からの制御により、随時最新データへ上書き記録が行われるエンドレス記録となっている。
【0028】
次に、現在のアナログ映像音声信号の再生状態、及びユーザーインターフェイス部110より通知される使用者からの再生状態変更命令等の指示に従い、切換制御部107は、符号化データ切換部106と出力切換部111の制御を実行する。
【0029】
切換制御部107にて、ディスク記録媒体部103、もしくは半導体記録媒体部105からのデータを再生すると指定された場合には、103または105の記録媒体部より読み出された符号化データは、復号化部108に送られ復号化され、さらに復号化されたデジタルデータはDA変換部109によりアナログデータに変換され、アナログ映像音声信号として出力される。
【0030】
切換制御部107にて、アナログ映像音声信号をリアルタイムで出力すると指定された場合には、入力されたアナログ映像音声信号は、リアルタイム伝送路112を介してそのまま出力される。
【0031】
次に、切換制御部107における再生状態と符号化データ切換部106、及び出力切換部111の制御状態の関連を示す図を図2に示す。
【0032】
図2において、再生状態201は現在の映像音声信号の再生状態、もしくは、ユーザーインターフェイス部110より通知される使用者からの再生状態変更命令等による再生状態の移行を示したものである。
【0033】
再生状態は、リアルタイム再生状態と記録データ再生状態の2つに大別され、リアルタイム再生状態とは、入力された映像音声信号をリアルタイム伝送路112を介してそのまま出力する状態であり、記録データ再生状態とは、記録媒体部103または105から読み出された映像音声データを再生して出力する状態のことを示す。特殊再生状態である順方向高速再生、逆方向高速再生、順方向低速再生等の状態はすべて記録データ再生状態に含まれる。
【0034】
復号化データ切換部制御202は、再生状態201に伴う復号化データ切換部106への制御状態を示す。復号化データ切換部制御202での制御状態は、復号化の対象としてディスク記録媒体部103から読み出されるデータを利用する設定の制御と、復号化の対象として半導体記録媒体部105から読み出されるデータを利用する設定の制御と、これら2つの設定を切換える制御状態である。
【0035】
出力切換部制御203は再生状態201に伴う出力切換部111への制御状態を示す。出力切換部制御203での制御状態は、入力された映像音声信号をリアルタイム伝送路112を介してそのままリアルタイムで出力する手段に設定する制御と、103または105の記録媒体部より読み出された映像音声データを再生して出力する手段に設定する制御と、これら2つの設定を切換える制御状態である。
【0036】
次に、図2における再生状態201で、順方向高速再生時リアルタイム再生に追いついたことによる記録データ再生状態からリアルタイム再生状態への再生状態の移行時の処理を示すチャート図を図3に示す。
【0037】
まず順方向高速再生はディスク記録媒体部103内に再生可能なデータが残っているまでディスク記録媒体部103内のデータを再生する(ステップ301,ステップ302)。ディスク記録媒体部103内に再生可能なデータがなくなったら、現在、記録と同時に再生を行っている状態かチェックする(ステップ302)。
【0038】
記録と同時に再生を行っていない状態である場合は、以前保存記録されているデータを再生していたものであり、引き続き再生を実行することができないため再生を終了する。
【0039】
記録と同時に再生を行っている状態である場合は、順方向高速再生によりリアルタイム再生状態に追いついた状態である。まず切換制御部107により、復号化データ切換部106の設定を復号化の対象としてディスク記録媒体部103からのデータを利用する設定から、復号化の対象として半導体記録媒体部105からのデータを利用する設定に切換える制御を行い(ステップ304)、半導体記録媒体部105内に再生可能なデータが残っているまで半導体記録媒体部105内のデータを再生する(ステップ305,ステップ307)。
【0040】
半導体記録媒体部105内に再生可能なデータがなくなったら、次に切換制御部107により、出力切換部111の設定を記録媒体より読み出された映像音声データを再生して出力する手段への設定から、入力された映像音声信号を記録媒体に記録せずにリアルタイムで出力する手段への設定に切換える制御を行い、リアルタイム再生に切換える(ステップ306)。
【0041】
次に、図2における再生状態201で、逆方向高速再生開始命令に伴うリアルタイム再生状態から記録データ再生状態への再生状態の移行時の処理を示すチャート図を図4に示す。
【0042】
逆方向高速再生の開始が指示された場合、現在の再生状態がリアルタイム再生状態かどうかチェックする(ステップ401)。現在の再生状態がリアルタイム再生状態でない場合、既に復号化データ切換部106の設定は復号化の対象としてディスク記録媒体部103からのデータを利用する設定に、出力切換部111の設定は記録媒体より読み出された映像音声データを再生して出力する手段への設定に設定されているため、切換制御部107による切換制御を行わず、現在の設定のまま、ディスク記録媒体部103内のデータを再生する(ステップ407)。
【0043】
現在の再生状態がリアルタイム再生状態の場合、まず切換制御部107により、出力切換部111の設定を、入力された映像音声信号を記録媒体に記録せずにリアルタイムで出力する手段への設定から、記録媒体部より読み出された映像音声データを再生して出力する手段への設定に切換える制御を行い、復号化データ切換部106の設定を復号化の対象として半導体記録媒体部105からのデータを利用する設定にする制御を行い、記録データ再生状態に切換える(ステップ402)。
【0044】
次に、半導体記録媒体部105では、再生可能なデータが残っているまで該半導体記録媒体部105内のデータを再生する(ステップ404,ステップ406)。半導体記録媒体部105内に再生可能なデータがなくなったら、次に切換制御部107により、復号化データ切換部106の設定を、復号化の対象として半導体記録媒体部105からのデータを利用する設定から、復号化の対象としてディスク記録媒体部103からのデータを利用する設定に切換える制御を行い、ディスク記録媒体部103内のデータの再生を開始する(ステップ405)。これ以降は、上記に説明したステップ407およびステップ408の動作が行われる。
【0045】
次に、図2における再生状態201で、順方向低速再生開始命令に伴うリアルタイム再生状態から記録データ再生状態への再生状態の移行時の処理を示すチャート図を図5に示す。
【0046】
順方向低速再生の開始が指示された場合、現在の再生状態がリアルタイム再生状態かどうかチェックする(ステップ501)。現在の再生状態がリアルタイム再生状態でない場合、既に復号化データ切換部106の設定は、復号化の対象としてディスク記録媒体部103からのデータを利用する設定に、出力切換部111の設定は、記録媒体部より読み出された映像音声データを再生して出力する手段への設定に設定されているため、切換制御部107による切換制御を行わず、現在の設定のまま、ディスク記録媒体部103内のデータを再生する(ステップ508、509)。
【0047】
現在の再生状態がリアルタイム再生状態の場合、まず記録制御部104により半導体記録媒体部105へのデータ書き込みを一時停止させる(ステップ502)。これは、通常、半導体記録媒体部105へは最新データへ随時上書き記録されており、低速再生のため再生させるべきデータを再生する前に最新データへ上書き記録されることを防止するためである。
【0048】
続いて、切換制御部107により、出力切換部111の設定を、入力された映像音声信号を記録媒体部に記録せずにリアルタイムで出力する手段への設定から、記録媒体部より読み出された映像音声データを再生して出力する手段への設定に切換える制御を行い、復号化データ切換部106の設定を復号化の対象として半導体記録媒体部105からのデータを利用する設定にする制御を行い、記録データ再生状態に切換える(ステップ503)。
【0049】
次に、半導体記録媒体部105内に再生可能なデータが残っているまで半導体記録媒体部105内のデータを再生する(ステップ505,507)。半導体記録媒体部105内に再生可能なデータがなくなったら、次に切換制御部107により、復号化データ切換部106の設定を、復号化の対象として半導体記録媒体部105からのデータを利用する設定から、復号化の対象としてディスク記録媒体部103からのデータを利用する設定に切換える制御を行い、ディスク記録媒体部105内のデータの再生を開始する(ステップ508,509)。
【0050】
以上のように、本実施の形態によれば、入力されたアナログ映像音声信号を再生するために、ランダムアクセス可能なディスク記録媒体に記録した後再生する手段と、高速アクセス可能な半導体記録媒体に記録した後再生する手段と、記録媒体に記録せずに再生する手段を準備し、再生状態に従いこれらの再生手段を切換えて再生するようにしたことで、スムーズな再生状態の切換が可能な情報受信記録再生装置が実現できる。
【0051】
(実施の形態2)
以下に、第5の本発明の実施の形態について、図6、図7、図8、図9及び図10を用いて説明する。
【0052】
本実施の形態2は、前記実施の形態1において、入力される映像音声信号としてアナログ映像音声信号を用いていたものの代わりに、デジタル符号化された映像音声信号を用いた場合の情報受信記録再生装置に関するものである。
【0053】
図6は本発明の実施の形態2によるデジタル符号化映像音声信号入力時の情報受信記録再生装置のブロック図を示す。図6に示すように、601はディスク記録媒体部、602は記録制御部、603は半導体記録媒体部、604は復号化データ切換部、605は記録制御部、606は復号化部、607はDAC(デジタル−アナログ変換器)、608はユーザーインターフェイス部、609はリアルタイム伝送路である。
【0054】
以上のような構成を有する、本実施の形態による情報受信記録再生装置の動作を次に説明する。入力されたデジタル符号化映像音声信号は、ディスク記録媒体部601、及び半導体記録媒体部603に送られ記録される。このとき半導体記録媒体部603へのデータ記録は、記録制御部602からの制御により、随時最新データへ上書き記録が行われるエンドレス記録となっている。
【0055】
次に、現在の再生状態、及び、ユーザーインターフェイス部608より通知される使用者からの再生状態変更命令等の指示に従い、切換制御部605にて、符号化データ切換部604の制御を実行する。
【0056】
切換制御部605は、ディスク記録媒体部601からのデータを再生するか、半導体記録媒体部603からのデータを再生するか、いずれの記録媒体部からのデータも使用せずにリアルタイム伝送路609を介して直接デジタル符号化映像音声信号信号を再生するかのいずれかを指定する。指定された経路のデータは、復号化部606に送られ復号化し、復号化されたデジタルデータをDA変換部607によりアナログ信号に変換してから出力される。
【0057】
次に、切換制御部605における再生状態と符号化データ切換部604の制御状態の関連を示す図を図7に示す。
【0058】
図7において、再生状態701は前記図2における再生状態201の内容と同様であるので、その説明は省略する。復号化データ切換部制御702は再生状態701に伴う復号化データ切換部604への制御状態を示す。
【0059】
復号化データ切換部制御702での制御状態は、復号化の対象としてディスク記録媒体部601からのデータを利用する設定の制御と、復号化の対象として半導体記録媒体部603からのデータを利用する設定の制御と、入力されたデジタル符号化映像音声データをリアルタイムで利用する設定と、これら3つの設定を切換える制御状態である。
【0060】
図7における再生状態701で、順方向高速再生時リアルタイム再生に追いついたことによる記録データ再生状態からリアルタイム再生状態への再生状態の移行時の処理を示すチャート図を図8に示す。
【0061】
まず順方向高速再生はディスク記録媒体部601内に再生可能なデータが残っているまでディスク記録媒体部601内のデータを再生する(ステップ801,ステップ803)。ディスク記録媒体部601内に再生可能なデータがなくなったら、現在、記録と同時に再生を行っている状態かチェックする(ステップ802)。記録と同時に再生を行っていない状態である場合は、以前保存記録されているデータを再生していたものであり、引き続き再生を実行することができないため再生を終了する。記録と同時に再生を行っている状態である場合は、順方向高速再生によりリアルタイム再生状態に追いついた状態である。
【0062】
リアルタイム再生状態に追いついた状態では、まず切換制御部605により、符号化データ切換部604の設定を、復号化の対象としてディスク記録媒体部601からのデータを利用する設定から、復号化の対象として半導体記録媒体部603からのデータを利用する設定に切換える制御を行い(ステップ804)、半導体記録媒体部603内に再生可能なデータが残っているまで半導体記録媒体部603内のデータを再生する(ステップ805,ステップ807)。
【0063】
半導体記録媒体部603内の再生可能なデータがなくなったら、次に切換制御部605により、符号化データ切換部604の設定を、復号化の対象として半導体記録媒体部603からのデータを利用する設定から、復号化の対象として入力されたデジタル符号化映像音声データをリアルタイムで利用する設定に切換える制御を行い、リアルタイム再生に切換える。
【0064】
次に、図7における再生状態701で、逆方向高速再生開始命令に伴うリアルタイム再生状態から記録データ再生状態への再生状態の移行時の処理を示すチャート図を図9に示す。
【0065】
逆方向高速再生の開始が指示された場合、現在の再生状態がリアルタイム再生状態かどうかチェックする(ステップ901)。現在の再生状態がリアルタイム再生状態でない場合、既に符号化データ切換部604の設定は、復号化の対象としてディスク記録媒体部601からのデータを利用する設定に設定されているため、切換制御部605による切換制御を行わず、現在の設定のまま、ディスク記録媒体部601内のデータを再生する(ステップ906,ステップ907)。
【0066】
現在の再生状態がリアルタイム再生状態の場合、まず切換制御部605により、符号化データ切換部604の設定を、復号化の対象として入力されたデジタル符号化映像音声データをリアルタイムで利用する設定から、復号化の対象として半導体記録媒体部603からのデータを利用する設定にする制御を行い、記録データ再生状態に切換える(ステップ902)。半導体記録媒体部603内に再生可能なデータが残っているまで半導体記録媒体部603内のデータを再生する(ステップ903,ステップ905)。
【0067】
半導体記録媒体部603内に再生可能なデータがなくなったら、次に切換制御部605により、符号化データ切換部604の設定を、復号化の対象として半導体記録媒体部603からのデータを利用する設定から、復号化の対象としてディスク記録媒体部601からのデータを利用する設定に切換える制御を行い(ステップ904)、ディスク記録媒体部601内のデータの再生を開始する。これ以降は、上記に説明したステップ906およびステップ907の動作が行われる。
【0068】
次に、図7における再生状態701で、順方向低速再生開始命令に伴うリアルタイム再生状態から記録データ再生状態への再生状態の移行時の処理を示すチャート図を図10に示す。
【0069】
順方向低速再生の開始が指示された場合、現在の再生状態がリアルタイム再生状態かどうかチェックする(ステップ1001)。現在の再生状態がリアルタイム再生状態でない場合、既に符号化データ切換部604の設定は、復号化の対象としてディスク記録媒体部601からのデータを利用する設定に設定されているため、切換制御部605による切換制御を行わず、現在の設定のまま、ディスク記録媒体部601内のデータを再生する(ステップ1007、ステップ1008)。
【0070】
現在の再生状態がリアルタイム再生状態の場合、まず記録制御部602により半導体記録媒体部603へのデータ書き込みを一時停止させる(ステップ1002)。これは、通常、半導体記録媒体部603へは最新データへ随時上書き記録されており、低速再生のため再生させるべきデータを再生する前に最新データへ上書き記録されることを防止するためである。
【0071】
続いて、切換制御部605により、符号化データ切換部604の設定を、復号化の対象として入力されたデジタル符号化映像音声データをリアルタイムで利用する設定から、復号化の対象として半導体記録媒体部603からのデータを利用する設定にする制御を行い、記録データ再生状態に切換える(ステップ1003)。半導体記録媒体部603内に再生可能なデータが残っているまで半導体記録媒体部603内のデータを再生する(ステップ1004,ステップ1006)。
【0072】
半導体記録媒体部603内に再生可能なデータがなくなったら、次に切換制御部605により、符号化データ切換部604の設定を、復号化の対象として半導体記録媒体部603からのデータを利用する設定から、復号化の対象としてディスク記録媒体部601からのデータを利用する設定に切換える制御を行い(ステップ1005)、ディスク記録媒体部内のデータの再生を開始する。
【0073】
以上のように、本実施の形態によれば、入力されたデジタル符号化された映像音声信号を再生するために、ランダムアクセス可能なディスク記録媒体に記録した後再生する手段と、高速アクセス可能な半導体記録媒体に記録した後再生する手段と、記録媒体に記録せずに再生する手段を準備し、再生状態に従いこれらの再生手段を切換えて再生するようにしたことで、スムーズな再生状態の切換が可能な情報受信記録再生装置が実現できる。
【0074】
(実施の形態3)
以下に、第6ないし第8の本発明の実施の形態について、図1、図2、及び図11を用いて説明する。
【0075】
本実施の形態3は、前記実施の形態1において、半導体記録媒体部へデータを記録する際、特殊再生時に使用するデータのみを抽出する手段を備え、その手段は符号化された後のデジタル符号化データを抽出し記録することにより、半導体記録媒体部を効率よく使用するようにした情報受信記録再生装置に関するものである。
【0076】
本発明の実施の形態3によるアナログ映像音声信号入力時の情報受信記録再生装置の構成及び動作は、前記実施の形態1と同様であるので、図1を用いて、重複する説明は省略する。ただし、特殊再生時に使用するデータを抽出する抽出手段は、半導体記録媒体部603内に備えられているものとする。
【0077】
また、本実施の形態の再生状態と符号化データ切換部106、及び出力切換部111の制御状態の関連に関し、その構成及び動作は、前記実施の形態1と同様であるので、図2を用いて、重複する説明は省略する。
【0078】
次に、現在の再生状態と、記録制御部104における抽出する映像音声データとの関係を示す図を図11に示す。
【0079】
図11において、再生状態1101は現在の再生状態を示す。図2より、現在の状態がリアルタイム再生状態から他の再生状態へ移行する際、半導体記録媒体部105からのデータを利用するのは、逆方向高速再生開始時と順方向低速再生開始時である。よって、再生状態1101がリアルタイム再生状態のときは、逆方向高速再生開始と順方向低速再生開始に備えて半導体記録媒体部105にデータを記録しておく必要があるので、抽出する映像音声データ1102は、すべての映像データを抽出する設定となる。
【0080】
逆方向高速再生の場合には、間欠映像データであれば問題ないが、順方向低速再生の場合は、すべての映像データが必要であり、逆方向高速再生と順方向低速再生のどちらが指定されるか不明であるため、映像データを抽出する設定をする必要がある。また、一般に逆方向高速再生と順方向低速再生では、音声出力はされないので音声データは記録しない。
【0081】
また、図2より、現在の状態が記録再生状態からリアルタイム再生状態へ移行する際、半導体記録媒体部105からのデータを利用するのは、順方向高速再生時にリアルタイム再生に追いついたときである。よって、再生状態1101が順方向高速再生状態のときは、リアルタイム再生状態へ移行するときに備えて半導体記録媒体部105にデータを記録しておく必要があるので、抽出する映像音声データ1102は、例えばフレーム単位で間欠的に抽出した映像データ、及び音声データを抽出する設定となる。
【0082】
なお、順方向高速再生の再生速度により、再生に使用される映像データの間隔が変化するため、再生状態1101で順方向高速再生の再生速度がm(mはnより速度の速い高速再生)の場合、抽出する映像音声データ1102は時間間隔大で抽出した映像データとなり、再生状態1101で順方向高速再生の再生速度がn(nはmより速度の遅い高速再生)の場合、抽出する映像音声データ1102は時間間隔小で抽出した映像データとなる。
【0083】
また、速度の遅い順方向高速再生は、間欠的な音声出力をするものもあるため、再生状態1101で順方向高速再生の再生速度がn(nはmより速度の遅い高速再生)の場合、抽出する映像音声データ1102は時間間隔小で抽出した映像データと音声データにしてもよい。
【0084】
以上のように、本実施の形態によれば、半導体記録媒体部へデータを記録する際、特殊再生時に使用するデータのみを抽出する手段を半導体記録媒体部内に備え、その手段は符号化された後のデジタル符号化データを抽出し記録することにより、半導体記録媒体を効率よく使用するようにした情報受信記録再生装置が実現できる。
【0085】
なお、符号化された後のデジタルデータを抽出することより、長い時間分再生状態切換時に使用することができるという利便性がある。また、現在の再生状態に合わせて抽出するデータを変化させることによって、より半導体記録媒体を効率よく使用するようにした情報受信記録再生装置が実現できる。
(実施の形態4)
以下に、第6,第7および第9の本発明の実施の形態について、図11、図12、及び図13を用いて説明する。
【0086】
本実施の形態4は、前記実施の形態1において、半導体記録媒体へデータを記録する際、特殊再生時に使用するデータのみを抽出する手段を備え、その手段は符号化される前のデジタルデータを抽出し記録することにより、半導体記録媒体を効率よく使用するようにした情報受信記録再生装置に関するものである。
【0087】
図12は本発明の一実施の形態によるアナログ映像音声信号入力時、デジタルデータを半導体記録媒体に記録する際、特殊再生時に使用するデータのみを抽出する手段を半導体記録媒体部内に備え、その手段は符号化される前のデジタルデータを抽出する手段である情報受信記録再生装置のブロック図を示す。図12に示すように、1201はADC(アナログ−デジタル変換器)、1202は符号化部、1203はディスク記録媒体部、1204は復号化部、1205は記録制御部、1206は半導体記録媒体部、1207は出力データ切換部、1208はDAC(デジタル−アナログ変換器)、1209は切換制御部、1210はユーザーインターフェイス部、1211は出力切換部、1212はリアルタイム伝送路である。ここで特殊再生時に使用するデータを抽出する抽出手段は、半導体記録媒体部1206内に備えられているものとする。
【0088】
以上のような構成を有する、本実施の形態による情報受信記録再生装置の動作を次に説明する。入力されたアナログ映像音声信号は、AD変換部1201でデジタル映像音声データに変換される。デジタル化された映像音声データは、符号化部1202で符号化され、符号化されたデータをディスク記録媒体部1203にて記録される。また、AD変換部1201でデジタル化された映像音声データは、記録制御部1205で現在の再生状態に応じた映像音声データとして抽出され、半導体記録媒体部1206へ記録される。このとき半導体記録媒体部1206へのデータ記録は、記録制御部1205からの制御により、随時最新データへ上書き記録が行われるエンドレス記録となっている。
【0089】
次に、現在の再生状態、及び、ユーザーインターフェイス部1210より通知される使用者からの再生状態変更命令等の指示に従い、切換制御部1209にて、出力デジタルデータ切換部1207と出力切換部1211の制御を実行する。
【0090】
切換制御部1209にて、ディスク記録媒体部1203からのデータを再生すると指定された場合には、ディスク記録媒体部1203より読み出された符号化データを復号化部1204に送り復号化し、復号化されたデジタルデータをDA変換部1208によりアナログデータに変換してから出力する。
【0091】
切換制御部1209にて、半導体記録媒体部1206からのデータを再生すると指定された場合には、半導体記録媒体部1206より読み出されたデジタルデータをDA変換部1208によりアナログデータに変換してから出力する。また、切換制御部1209にてアナログ映像音声信号をリアルタイムで出力すると指定された場合には、入力されたアナログ映像音声信号をリアルタイム伝送路1212を介してそのまま出力する。
【0092】
次に、図11は現在の再生状態と記録制御部1205における、抽出の対象となる映像音声データの関係を示す図であり、その内容は前記実施の形態3と同様であるので、その説明は省略する。
【0093】
次に、切換制御部1209における再生状態と、出力デジタルデータ切換部1207、及び出力切換部1211の制御状態との関連を示す図を図13に示す。ただし、図13において、再生状態1301と出力切換部制御1303の内容は、前記実施の形態1における図2の再生状態201と出力切換部制御203と同様であるため、その説明は省略する。
【0094】
出力デジタルデータ切換部制御1302は再生状態1301に伴う出力デジタルデータ切換部1207への制御状態を示す。出力デジタルデータ切換部制御1302での制御状態は、半導体記録媒体部1206からの符号化されていないデジタルデータを利用する設定の制御と、ディスク記録媒体部1203からのデジタル符号化データを複合化した後のデジタルデータを利用する設定の制御と、これら2つの設定を切換える制御状態である。
【0095】
このような構成によって、半導体記録媒体へデータを記録する際、特殊再生時に使用するデータのみを抽出する手段を半導体記録媒体部内に備え、その手段は符号化される前のデジタルデータを抽出し記録することにより、半導体記録媒体を効率よく使用するようにした情報受信記録再生装置が実現できる。
【0096】
なお、符号化される前のデジタルデータを抽出することより、よりリアルタイム再生に近い映像音声データを再生状態切換時に使用することができるという利便性がある。また、現在の再生状態に合わせて抽出するデータを変化させることによって、より半導体記録媒体を効率よく使用するようにした情報受信記録再生装置が実現できる。
【0097】
(実施の形態5)
以下に、第9および第10の本発明の実施の形態について、図11、図14、図15、図16、図17、及び図18を用いて説明する。
【0098】
本実施の形態5は、前記実施の形態1において、半導体記録媒体へデータを記録する際、特殊再生時に使用するデータのみを抽出する手段を備え、その手段は符号化された後のデジタル符号化データを抽出する手段と、符号化される前のデジタルデータを抽出する手段の両方であり、抽出したデータを記録することにより、半導体記録媒体を効率よく使用するようにした情報受信記録再生装置に関するものである。
【0099】
図14は本発明の一実施の形態によるアナログ映像音声信号入力時、デジタルデータを半導体記録媒体部1405に記録する際、特殊再生時に使用するデータのみを抽出する手段を半導体記録媒体部内に備え、その手段は符号化された後のデジタル符号化データを抽出する手段と、符号化される前のデジタルデータを抽出する手段の両方である情報受信記録再生装置のブロック図を示す。図14に示すように、1401はADC(アナログ−デジタル変換器)、1402は符号化部、1403はディスク記録媒体部、1404は記録制御部、1405は半導体記録媒体部、1406は復号化データ切換部、1407は復号化部、1408は出力デジタルデータ切換部、1409はDAC(デジタル−アナログ変換器)、1410はユーザーインターフェイス部、1411は切換制御部、1412は出力切換部、1413はリアルタイム伝送路である。ここで特殊再生時に使用するデータを抽出する抽出手段は、半導体記録媒体部1405内に備えられているものとする。
【0100】
以上のような構成を有する、本実施の形態による情報受信記録再生装置の動作を次に説明する。図14において、入力されたアナログ映像音声信号は、AD変換部1401でデジタル映像音声データに変換される。デジタル化された映像音声データを符号化部1402で符号化し、符号化されたデータは、ディスク記録媒体部1403に記録されるとともに、記録制御部1404により、該符号化されたデータから現在の再生状態に応じた映像音声データが抽出され、半導体記録媒体部1405に記録される。
【0101】
また、AD変換部1401でデジタル化された映像音声データからは、記録制御部1404により現在の再生状態に応じた映像音声データが抽出され、半導体記録媒体部1405へ記録される。
【0102】
なお上記の動作において、半導体記録媒体部1405へのデータ記録は、記録制御部1404からの制御により、随時最新データへと上書き記録が行われるエンドレス記録となっている。
【0103】
次に、現在のアナログ映像音声信号の再生状態、及び、ユーザーインターフェイス部1410より通知される使用者からの再生状態変更命令等の指示に従い、切換制御部1411にて、復号化データ切換部1406と出力デジタルデータ切換部1408と出力切換部1412の制御を実行する。
【0104】
切換制御部1411にて、ディスク記録媒体部1403からのデータを再生すると指定された場合には、ディスク記録媒体部1403より読み出された符号化データは復号化部1407にて復号され、さらに復号化されたデジタルデータは、DA変換部1409によりアナログデータに変換され、アナログ映像音声信号として出力される。
【0105】
切換制御部1411にて半導体記録媒体部1405からのデータを再生すると指定された場合には、現在の再生状態に従い、半導体記録媒体部1405内のデータが読み出される。このとき、半導体記録媒体部1405より読み出されるデータが符号化されたデジタル符号化データの場合は、符号化部1407に送り復号化し、復号化されたデジタルデータをDA変換部1409によりアナログデータに変換してから出力する。また、半導体記録媒体部1405より読み出されるデータが符号化されていないデジタルデータの場合は、読み出されたデジタルデータをDA変換部1409によりアナログデータに変換してから出力する。
【0106】
一方、切換制御部1411にてアナログ映像音声信号をリアルタイムで出力すると指定された場合には、入力されたアナログ映像音声信号をリアルタイム伝送路1413を介してそのまま出力する。
【0107】
図11は現在の再生状態と記録制御部1404における抽出する映像音声データの関係を示す図であり、その内容は前記実施の形態3と同様であるので、その説明は省略する。
【0108】
次に再生状態と復号化データ切換部1406、出力デジタルデータ切換部1408、及び出力切換部1412の制御状態の関連を示す図を図15に示す。
【0109】
図15において、再生状態1501と復号化データ切換部制御1502及び出力切換部制御1504の内容は、前記実施の形態1における図2の再生状態201と復号化データ切換部制御202及び出力切換部制御203と同様であるため、その説明は省略する。出力デジタルデータ切換部制御1502は再生状態1501に伴う出力デジタルデータ切換部1408への制御状態を示す。
【0110】
出力デジタルデータ切換部制御1502での制御状態は、半導体記録媒体部1405からの符号化されていないデジタルデータを利用する設定の制御と、ディスク記録媒体部1403もしくは半導体記録媒体部1405からのデジタル符号化データを複合化した後のデジタルデータを利用する設定の制御と、これら2つの設定を切換える制御状態である。
【0111】
次いで、図15における再生状態1501で、順方向高速再生時リアルタイム再生に追いついたことによる記録データ再生状態からリアルタイム再生状態への再生状態の移行時の処理を示すチャート図を図16に示す。
【0112】
まず順方向高速再生はディスク記録媒体部1403内に再生可能なデータが残っているまでディスク記録媒体部1403内のデータを再生する(ステップ1601、ステップ1603)。ディスク記録媒体部1403内に再生可能なデータがなくなったら、現在、記録と同時に再生を行っている状態かチェックする(ステップ1602)。記録と同時に再生を行っていない状態である場合は、以前保存記録されているデータを再生していたものであり、引き続き再生を実行することができないため再生を終了する。
【0113】
記録と同時に再生を行っている状態である場合は、順方向高速再生によりリアルタイム再生状態に追いついた状態である。まず切換制御部1411により、復号化データ切換部1406の設定を、復号化の対象としてディスク記録媒体部1403からのデータを利用する設定から、復号化の対象として半導体記録媒体部1405からのデータを利用する設定に切換える制御を行い(ステップ1604)、半導体記録媒体部1405内に再生可能なデジタル符号化データが残っているまで半導体記録媒体部1405内のデジタル符号化データを再生する(ステップ1605、ステップ1607)。
【0114】
半導体記録媒体部1405内に再生可能なデジタル符号化データがなくなったら、次に切換制御部1411により、出力デジタルデータ切換部1408の設定を、半導体記録媒体部1405からの符号化されていないデジタルデータを利用する設定に切換える制御を行い(ステップ1606)、半導体記録媒体部1405内に再生可能な符号化されていないデジタルデータが残っているまで半導体記録媒体部1405内の符号化されていないデジタルデータを再生する(ステップ1608、ステップ1610)。
【0115】
半導体記録媒体部1405内に再生可能な符号化されていないデジタルデータがなくなったら、切換制御部1411により、出力切換部1412の設定を記録媒体より読み出された映像音声データを再生して出力する手段への設定から、入力された映像音声信号を記録媒体に記録せずにリアルタイムで出力する手段への設定に切換える制御を行い、リアルタイム再生に切換える(ステップ1609)。
【0116】
次に、図15における再生状態1501で、逆方向高速再生開始命令に伴うリアルタイム再生状態から記録データ再生状態への再生状態の移行時の処理を示すチャート図を図17に示す。
【0117】
逆方向高速再生の開始が指示された場合、現在の再生状態がリアルタイム再生状態かどうかチェックする(ステップ1701)。現在の再生状態がリアルタイム再生状態でない場合、既に復号化データ切換部1406の設定は、復号化の対象としてディスク記録媒体部1403からのデータを利用する設定に、出力デジタルデータ切換部1408の設定は、半導体記録媒体部1405もしくはディスク記録媒体部1403からのデジタル符号化データを復号化後のデジタルデータを利用する設定に、出力切換部1412の設定は、記録媒体より読み出された映像音声データを再生して出力する手段への設定にそれぞれ設定されているため、切換制御部1411による切換制御を行わず、現在の設定のまま、ディスク記録媒体部1403内のデータを再生する(ステップ1712,ステップ1713)。
【0118】
現在の再生状態がリアルタイム再生状態の場合、まず切換制御部1411により、出力切換部1412の設定を、入力された映像音声信号を記録媒体部に記録せずにリアルタイムで出力する手段への設定から、記録媒体部より読み出された映像音声データを再生して出力する手段への設定に切換える制御を行い(ステップ1703)、出力デジタルデータ切換部1408の設定を、半導体記録媒体部1405からの符号化されていないデジタルデータを利用する設定にする制御を行い、記録データ再生状態に切換え(同じくステップ1703)、半導体記録媒体部1405内に再生可能な符号化されていないデジタルデータが残っているまで半導体記録媒体部1405内の符号化されていないデジタルデータを再生する(ステップ1704,ステップ1706)。
【0119】
次に半導体記録媒体部1405内に再生可能な符号化されていないデジタルデータがなくなったら、切換制御部1411により、出力デジタルデータ切換部1408の設定を、半導体記録媒体部1405もしくはディスク記録媒体部14036からのデジタル符号化データを復号化後のデジタルデータを利用する設定にする制御を行い(ステップ1707)、復号化データ切換部1406の設定を、復号化の対象として半導体記録媒体部1405からのデータを利用する設定にする制御を行い、半導体記録媒体部1405内に再生可能なデジタル符号化データが残っているまで半導体記録媒体部1405内のデータを再生する(ステップ1708,ステップ1710)。
【0120】
半導体記録媒体部1405内に再生可能なデジタル符号化データがなくなったら、次に切換制御部1411により、復号化データ切換部1406の設定を、復号化の対象として半導体記録媒体部1405からのデータを利用する設定から、復号化の対象としてディスク記録媒体部1403からのデータを利用する設定に切換える制御を行い(ステップ1709)、ディスク記録媒体部1403内のデータの再生を開始する(ステップ1711,ステップ1712)。
【0121】
次に、図15における再生状態1501で、順方向低速再生開始命令に伴うリアルタイム再生状態から記録データ再生状態への再生状態の移行時の処理を示すチャート図を図18に示す。
【0122】
順方向低速再生の開始が指示された場合、現在の再生状態がリアルタイム再生状態かどうかチェックする(ステップ1801)。現在の再生状態がリアルタイム再生状態でない場合、既に復号化データ切換部1406の設定は、復号化の対象としてディスク記録媒体部1403からのデータを利用する設定に、出力デジタルデータ切換部1408の設定は半導体記録媒体部1405もしくはディスク記録媒体部1403からのデジタル符号化データを、復号化後のデジタルデータに切り換えて利用する設定に、出力切換部1412の設定は記録媒体より読み出された映像音声データを再生して出力する手段への設定に設定されているため、切換制御部1411による切換制御を行わず、現在の設定のまま、ディスク記録媒体部1403内のデータを再生する(ステップ1812、ステップ1813)。
【0123】
現在の再生状態がリアルタイム再生状態の場合、まず記録制御部1404により半導体記録媒体部1405へのデータ書き込みを一時停止させる(ステップ1802)。これは、通常、半導体記録媒体部1405へは最新データへ随時上書き記録されており、低速再生のため再生させるべきデータを再生する前に最新データへ上書き記録されることを防止するためである。
【0124】
切換制御部1411により、出力切換部1412の設定を入力された映像音声信号を記録媒体に記録せずにリアルタイムで出力する手段への設定から、記録媒体より読み出された映像音声データを再生して出力する手段への設定に切換える制御を行い(ステップ1803)、出力デジタルデータ切換部1408の設定を半導体記録媒体部1405からの符号化されていないデジタルデータを利用する設定にする制御を行い、記録データ再生状態に切換え(ステップ1804)、半導体記録媒体部1405内に再生可能な符号化されていないデジタルデータが残っているまで半導体記録媒体部1405内の符号化されていないデジタルデータを再生する(ステップ1805,ステップ1807)。
【0125】
次に半導体記録媒体部1405内に再生可能な符号化されていないデジタルデータがなくなったら、切換制御部1411により、出力デジタルデータ切換部1408の設定を半導体記録媒体部1405もしくはディスク記録媒体部14036からのデジタル符号化データを復号化後のデジタルデータを利用する設定にする制御を行い(ステップ1806)、復号化データ切換部1406の設定を復号化の対象として半導体記録媒体部1405からのデータを利用する設定にする制御を行い(ステップ1808)、半導体記録媒体部1405内に再生可能なデジタル符号化データが残っているまで半導体記録媒体部1405内のデータを再生する(ステップ1809,ステップ1811)。
【0126】
半導体記録媒体部1405内に再生可能なデジタル符号化データがなくなったら、次に切換制御部1411により、復号化データ切換部1406の設定を、復号化の対象として半導体記録媒体部1405からのデータを利用する設定から、復号化の対象としてディスク記録媒体部1403からのデータを利用する設定に切換える制御を行い(ステップ1810)、ディスク記録媒体部1403内のデータの再生を開始する(ステップ1812,ステップ1813)。
【0127】
以上のように、本実施の形態によれば、半導体記録媒体へデータを記録する際、特殊再生時に使用するデータのみを抽出する手段を半導体記録媒体部内に備え、その手段は符号化された後のデジタル符号化データを抽出する手段と、符号化される前のデジタルデータを抽出する手段の両方であり、抽出したデータを記録することにより、半導体記録媒体を効率よく使用するようにした情報受信記録再生装置が実現できる。
【0128】
なお、符号化される前のデジタルデータを抽出することより、よりリアルタイム再生に近い映像音声データを再生状態切換時に使用することができ、符号化された後のデジタルデータを抽出することより、長い時間分の映像音声データを再生状態切換時に使用することができるといる両方の利便性をもち、再生状態により双方の特徴を生かすデータの使用を行うことで、よりスムーズな再生状態の切換が可能な情報受信記録再生装置が実現できる。
【0129】
また、現在の再生状態に合わせて抽出するデータを変化させることによって、より半導体記録媒体を効率よく使用するようにした情報受信記録再生装置が実現できる。
【0130】
以上のように、本発明の実施の形態1によれば、ランダムアクセス可能なディスク記録媒体にデジタル映像もしくはデジタル音声の少なくとも一方を記録再生する情報受信記録再生装置において、入力されたアナログ映像音声信号、もしくはデジタル映像音声信号を再生するために、ランダムアクセス可能なディスク記録媒体に記録した後再生する手段と、高速アクセス可能な半導体記録媒体に記録した後再生する手段と、記録媒体に記録せずに再生する手段を準備し、再生状態に従いこれらの再生手段を切換えて再生するようにしたことで、スムーズな再生状態の切換ができるという有利な効果が得られる。
【0131】
また、本発明の実施の形態2によれば、前記ランダムアクセス可能なディスク記録媒体にデジタル映像もしくはデジタル音声の少なくとも一方を記録再生する情報受信記録再生装置において、デジタルデータを前記半導体記録媒体に記録する手段は、現在の再生状態に従い、特殊再生時に使用するデジタルデータのみを抽出する手段を備え、特殊再生時に使用するデジタルデータのみを前記半導体記録媒体に記録することにより、半導体記録媒体を効率よく利用できるという有利な効果が得られる。
【0132】
また、本発明の実施の形態3によれば、前記ランダムアクセス可能なディスク記録媒体にデジタル映像もしくはデジタル音声の少なくとも一方を記録再生する情報受信記録再生装置において、特殊再生時に使用するデータのみを抽出する手段は符号化された後のデジタル符号化データを抽出する手段であるため、より半導体記録媒体を効率よく利用できるという有利な効果が得られる。
【0133】
また、本発明の実施の形態4によれば、前記ランダムアクセス可能なディスク記録媒体にデジタル映像もしくはデジタル音声の少なくとも一方を記録再生する情報受信記録再生装置において、特殊再生時に使用するデータのみを抽出する手段は符号化される前のデジタルデータを抽出する手段であるため、よりリアルタイム再生に近い映像音声データを再生状態切換時に使用できるという有利な効果が得られる。
【0134】
また、本発明の実施の形態5によれば、前記ランダムアクセス可能なディスク記録媒体にデジタル映像もしくはデジタル音声の少なくとも一方を記録再生する情報受信記録再生装置において、半導体記録媒体部内に記録されている符号化されていないデジタルデータと符号化された後のデジタル符号化データを再生に使用するデータの順番は現在の再生状態によって変化させる機能を有することによって、再生状態により、符号化されていないデジタルデータと符号化された後のデジタル符号化データ双方の特徴を生かすデータの使用を行うことで、よりスムーズな再生状態の切換ができるという有利な効果が得られる。
れる。
【0135】
なお、上記の各実施の形態において、ディスク媒体記録部は本発明の第1の記録手段に相当し、記録制御部および半導体記録媒体部は本発明の第2の記録手段に相当し、復号化データ切換部,切換制御部,ユーザーインターフェイス部、出力デジタルデータ切換部および出力変換部は本発明の切換手段に相当し、ADCおよび符号化部は本発明の第1の符号化手段に相当し、復号化部およびDACは本発明の第1の復号化手段に相当し、リアルタイム伝送路は本発明のリアルタイム伝送手段に相当するものである。ただし、実施の形態2における復号化部606およびDAC607は本発明の第2の復号化手段に相当するものである。
【0136】
【発明の効果】
以上説明したところから明らかなように、本発明によれば、通常再生から特殊再生、または特殊再生から通常再生に再生状態が変化したときも、スムーズな再生状態の切換が可能な情報受信記録再生装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1、及び実施の形態3による情報受信記録再生装置のブロック図
【図2】本発明の実施の形態1、及び実施の形態3による切換制御部の制御状態を示す図
【図3】本発明の実施の形態1による順方向高速再生時リアルタイム再生に追いついた時の処理を示すチャート図
【図4】本発明の実施の形態1による逆方向高速再生開始命令時の処理を示すチャート図
【図5】本発明の実施の形態1による順方向低速再生開始命令時の処理を示すチャート図
【図6】本発明の実施の形態2による情報受信記録再生装置のブロック図
【図7】本発明の実施の形態2による切換制御部の制御状態を示す図
【図8】本発明の実施の形態2による順方向高速再生時リアルタイム再生に追いついた時の処理を示すチャート図
【図9】本発明の実施の形態2による逆方向高速再生開始命令時の処理を示すチャート図
【図10】本発明の実施の形態2による順方向低速再生開始命令時の処理を示すチャート図
【図11】本発明の実施の形態3、実施の形態4、及び実施の形態5による記録制御部の抽出データを示す図
【図12】本発明の実施の形態4による情報受信記録再生装置のブロック図
【図13】本発明の実施の形態4による切換制御部の制御状態を示す図
【図14】本発明の実施の形態5による情報受信記録再生装置のブロック図
【図15】本発明の実施の形態5による切換制御部の制御状態を示す図
【図16】本発明の実施の形態5による順方向高速再生時リアルタイム再生に追いついた時の処理を示すチャート図
【図17】本発明の実施の形態5による逆方向高速再生開始命令時の処理を示すチャート図
【図18】本発明の実施の形態5による順方向低速再生開始命令時の処理を示すチャート図
【図19】
従来の情報受信記録再生装置を示す図
【符号の説明】
101、1201、1401、1901 AD変換部
102、1202、1402 符号化部
103、601、1203、1403 ディスク記録媒体部
104、602、1205、1404 記録制御部
105、603、1206、1405 半導体記録媒体部
106、604、1406 復号化データ切換部
107、605、1209、1411 切換制御部
108、606、1204、1407 復号化部
109、607、1208、1409、1907 DA変換部
110、608、1210、1410 ユーザーインターフェイス部
111、1211、1412 出力切換部
1207、1408 出力デジタルデータ切換部
201、701、1101、1301、1501 再生状態
202、702、1502 復号化データ切換制御
203、1303、1504 出力切換部制御
1302、1503 出力デジタルデータ切換部制御
1102 抽出する映像音声データ
1902、1906 フレームメモリ
1903 圧縮処理部
1904 記録装置
1905 伸長処理部
1908 切換部
1909 表示部
1910 制御部

Claims (10)

  1. 映像音声信号を一時的に記録してから再生するタイムシフト再生を行う情報受信記録再生装置であって、
    前記タイムシフト再生の動作を行うための前記映像音声信号を記録する、ランダムアクセスが可能な第1の記録手段および前記第1記録手段より高速なランダムアクセスが可能な第2の記録手段と、
    前記映像音声信号をリアルタイム伝送するリアルタイム伝送手段と、
    前記第1記録手段からの出力と、前記第2記録手段からの出力と、前記リアルタイム伝送手段からの出力を切り換えて出力する切換手段とを少なくとも備えたことを特徴とする情報受信記録再生装置。
  2. 前記切換手段は、前記映像音声信号のモニタ状態に基づき切り換え動作を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報受信記録再生装置。
  3. 前記第2の記録手段からの出力は、
    前記第1の記録手段からの出力と、前記リアルタイム伝送手段からの出力との出力切り換えの間に少なくとも用いられることを特徴とする請求項1または2に記載の情報受信記録再生装置。
  4. 前記映像音声信号としてアナログ信号の入力を受け、
    前記アナログ信号をデジタル符号化して符号化データとする第1の符号化手段と、
    前記符号化データを復号してデジタル信号を得るとともに、該デジタル信号をアナログ信号に変換する第1の復号化手段とをさらに備え、
    前記第1の記録手段および/または前記第2の記録手段は、前記符号化データおよび/または前記デジタル信号の形で前記映像音声信号の記録再生を行うことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の情報受信記録再生装置。
  5. 前記映像音声信号としてデジタル符号化された符号化データを受け、
    前記符号化データを復号してデジタル信号を得るとともに、さらにアナログ信号に変換する第2の復号化手段をさらに備え、
    前記第1の記録手段および/または前記第2の記録手段は、前記符号化データおよび/または前記デジタル信号の形での形で前記映像音声信号の記録再生を行うことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の情報受信記録再生装置。
  6. 前記映像音声信号の再生状態に基づき、前記映像信号音声信号の全部または一部を特殊再生に用いるための特殊再生用信号として抽出する抽出手段をさらに備え、
    前記第2の記録手段は、前記特殊再生用信号を記録再生することを特徴とする請求項4または5に記載の情報受信記録再生装置。
  7. 前記抽出手段は、特殊再生の速度に応じて、前記特殊再生用信号の抽出時間の間隔を変化させることを有することを特徴とする請求項6に記載の情報受信記録再生装置。
  8. 前記抽出手段は、前記特殊再生用信号を、少なくとも前記符号化データの形で抽出することを特徴とする請求項6または7に記載の情報受信記録再生装置。
  9. 前記抽出手段は、前記特殊再生用信号を、少なくとも前記符号化データが符号化される前のデジタル信号の形で抽出することを特徴とする請求項6ないし8のいずれかに記載の情報受信記録再生装置。
  10. 前記第2の記録手段は、前記映像音声信号の再生状態に基づき、前記特殊再生用信号である符号化データおよび符号化される前のデジタルデータの再生順番を変化させることを特徴とする請求項9に記載の情報受信記録再生装置。
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