JP2003134464A - 情報記録再生装置 - Google Patents
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
Abstract
の録画操作時点から現在時刻までに相当する映像データ
を録画領域に記録保存可能にする。 【解決手段】例えば現在時刻を10時とし、30分遡っ
て9時30分時点におけるある番組の映像データを再生
しているタイムシフト動作中に、ユーザにより録画スイ
ッチが操作されたときに、制御部は、タイムシフト動作
中に録画スイッチの操作のあることを検出し、遡った9
時30分から10時までの30分間に相当する分のバッ
ファ領域3aの記録データを転写可能な転写領域3cを
録画領域3bに先に確保しておき、書込手段を制御し、
この転写領域3cに続けて現在時刻である10時からの
その番組の映像データを録画領域3bに記録開始し、録
画領域3bへの10時からのデータの記録終了後、9時
30分から10時までの30分間に相当する分のバッフ
ァ領域3aの記録データを転写領域3cに戻って転写す
る。
Description
予め定められた所定時間分のデータを記録可能に形成さ
れたバッファ領域に入力映像データを圧縮して記録しつ
つ、バッファ領域に記録された記録データを、最大で前
記所定時間まで遡って再生可能な時間差再生機能を有す
る情報記録再生装置に関する。
フト機能と称する)を有する情報記録再生装置では、チ
ューナにより受信されるテレビジョン放送データから成
る入力映像データを圧縮し、ハードディスクに予め定め
られた所定時間分のデータを記録可能に形成されたバッ
ファ領域に、圧縮した入力映像データを記録しつつ、バ
ッファ領域に記録された記録データを、最大で前記所定
時間まで遡って再生することが可能である。こうして、
例えばタイムシフトによる再生時間として1時間が設定
されていれば、1時間前まで遡って再生することがで
き、このときの遡る時間としては、例えば30分、1時
間、2時間、3時間等、ユーザが適宜選択、設定するこ
とができる。
り、入力映像データ(テレビジョン放送データ)を圧縮
した圧縮データを、ハードディスクに形成された録画領
域に適宜記録することができるようになっている。
の具体例として、例えば特開平8−237592号公報
に記載の実時間映像記録再生装置があり、これは圧縮手
段により映像信号を圧縮して圧縮データを生成し、リン
グバッファに空き容量があるときには、そのリングバッ
ファに圧縮データを格納し、空き容量が不足するときに
は、リングバッファに格納されている圧縮データのうち
最も古いものを解放することにより、空き容量を確保し
てそこに圧縮データを格納し、放送映像をいつでもプレ
イバックして見ることができるようにしたものである。
イムシフト機能を備えた情報記録再生装置では、タイム
シフト動作中に、その動作中のデータを録画するために
ユーザにより録画スイッチの操作などの録画操作があっ
ても、現在時刻以降の映像データしか録画できない。
刻を10時として、ユーザが30分遡った9時30分の
映像データを、ハードディスクのバッファ領域から再生
して見ているときに、9時30分の映像データを再生し
ている時点でそのデータをユーザが録画して保存してお
きたいと考えて録画スイッチを操作すると、従来では、
ハードディスクの録画領域には現在時刻である10時以
降の映像データしか録画されないため、タイムシフトに
より遡って録画スイッチを操作した時刻である9時30
分から現在時刻である10時までの30分のバッファ領
域にの記録データは、録画領域には録画保存されること
はなく、その間の映像データが録画領域から抜け落ちて
しまうという問題があった。
に記載のように、放送延長された番組と、これと時間が
重なる他のチャンネルの番組とを、或いは複数のチャン
ネルの複数の見たい番組等、複数の番組を最初から最後
まで通して見ることができるように、リングバッファを
用いて同時に見ることができない他のチャンネルの映像
部分から記録を開始し、再生時に書き込みポインタより
も速い速度で読み出しポインタを動作させて高速再生を
行うようにしたテレビジョン受信機がある。
けるプレイバック機能とは、視聴者の指示によって、放
送中の番組の一部を動画として記録しこれを再生するこ
とにより、現時点から一定時間遡った過去の放送信号を
いつでも再生することができるというもので、上記した
時間差再生が限られた時間までしか遡れないのとは若干
相違するが、基本的には現時点の映像から遡った映像を
再生して見ることができるという点では同じである。そ
のため、上記した問題と同様の問題が生じると考えられ
る。
作があったときでも、その録画操作時点から現在時刻ま
での映像データを記録ディスクの録画領域に記録保存で
きるようにすることを目的とする。
ために、本発明は、チューナにより受信されるテレビジ
ョン放送データから成る入力映像データを圧縮し、記録
ディスクに予め定められた所定時間分のデータを記録可
能に形成されたバッファ領域に、圧縮した前記入力映像
データを記録しつつ、前記バッファ領域に記録された記
録データを、最大で前記所定時間まで遡って再生可能な
時間差再生機能を有し、録画操作により前記記録ディス
クに形成された録画領域に前記入力映像データを圧縮し
て記録する情報記録再生装置において、前記時間差再生
動作中に録画操作があることを検出し、前記時間差再生
動作により遡った時刻から現在時刻までの時間に相当す
る分の前記バッファ領域の記録データを転写可能な転写
領域を、前記録画領域に先に確保しておき、前記転写領
域に続けて現在時刻からの前記入力映像データを前記録
画領域に記録開始し、前記録画領域への現在時刻からの
前記入力映像データの記録終了後、前記時間差再生動作
により遡った時刻から現在時刻迄の時間に相当する分の
前記バッファ領域の記録データを前記転写領域に戻って
転写する制御部を備え、前記制御部が、前記時間差再生
動作中に、その再生中の入力映像データを録画するため
の録画操作があり、この録画操作に基づき録画中の前記
入力映像データとは異なる入力映像データを録画するた
めの他の録画操作を検出したときには、前記録画領域へ
の前記他の入力映像データの記録終了後、前記時間差再
生動作により遡った時刻から現在時刻迄の時間に相当す
る分の前記バッファ領域の記録データを前記転写領域に
戻って転写することを特徴としている。
中にその再生中のデータを録画するための録画操作が検
出されると、記録ディスクの録画領域に転写領域が形成
され、転写領域に続けて現在時刻からの入力映像データ
が録画領域に記録された後、時間差再生動作により遡っ
た時刻から現在時刻に相当する時間分のバッファ領域の
記録データが転写領域に戻って転写されるため、時間差
再生動作により遡った時刻から現在時刻に相当する時間
分の映像データを、従来のように抜け落ちることなく、
記録ディスクの録画領域に記録保存することができる。
づき録画中の入力映像データとは異なる入力映像データ
を録画するための他の録画操作が検出されると、録画領
域への他の入力映像データの記録終了後に、予め形成し
た転写領域に戻って時間差再生動作により遡った時刻か
ら現在時刻に相当する時間分のバッファ領域の記録デー
タが転写されるため、他の録画操作に基づく入力映像デ
ータを欠けることなく録画することができる。
るテレビジョン放送データから成る入力映像データを圧
縮し、記録ディスクに予め定められた所定時間分のデー
タを記録可能に形成されたバッファ領域に、圧縮した前
記入力映像データを記録しつつ、前記バッファ領域に記
録された記録データを、最大で前記所定時間まで遡って
再生可能な時間差再生機能を有し、録画操作により前記
記録ディスクに形成された録画領域に前記入力映像デー
タを圧縮して記録する情報記録再生装置において、前記
時間差再生動作中に録画操作があることを検出し、前記
録画領域への現在時刻以降の前記入力映像データの記録
終了後、前記時間差再生動作により遡った時刻から現在
時刻までの時間に相当する分の前記バッファ領域の記録
データを前記録画領域に続けて転写する制御部を備え、
前記制御部が、前記時間差再生動作中に、その再生中の
入力映像データを録画するための録画操作があり、この
録画操作に基づき録画中の前記入力映像データとは異な
る入力映像データを録画するための他の録画操作を検出
したときには、前記録画領域への前記他の入力映像デー
タの記録終了後、前記時間差再生動作により遡った時刻
から現在時刻までの時間に相当する分の前記バッファ領
域の記録データを前記録画領域に続けて転写することを
特徴としている。
時間差再生動作中にその再生中のデータを録画するため
の録画操作が検出されると、現在時刻以降の入力映像デ
ータが録画領域に記録された後、それに続けて時間差再
生動作により遡った時刻から現在時刻に相当する時間分
のバッファ領域の記録データが転写されるため、時間差
再生動作により遡った時刻から現在時刻に相当する時間
分の映像データを、従来のように抜け落ちることなく、
記録ディスクの録画領域に記録保存することができる。
の録画操作に基づき録画中の入力映像データとは異なる
入力映像データを録画するための他の録画操作が検出さ
れると、録画領域への他の入力映像データの記録終了
後、これに続けて時間差再生動作により遡った時刻から
現在時刻に相当する時間分のバッファ領域の記録データ
が転写されるため、他の録画操作に基づく入力映像デー
タを欠けることなく録画することができる。
録する際に、その前に転写領域を形成しておく場合に
は、転写領域として、時間差再生動作により遡った時刻
から現在時刻に相当する時間分のバッファ領域の記録デ
ータを十分転写できるようにマージンをとっておく必要
があるのに対し、現在時刻以降の入力映像データに続け
て、時間差再生動作により遡った時刻から現在時刻に相
当する時間分のバッファ領域の記録データを転写する
と、このようなマージンをとる必要がなくなり、録画領
域を有効に利用することができる。
られた所定時間分のデータを記録可能に形成されたバッ
ファ領域に、入力映像データを圧縮して記録しつつ、前
記バッファ領域に記録された記録データを、最大で前記
所定時間まで遡って再生可能な時間差再生機能を有し、
録画操作により前記記録ディスクに形成された録画領域
に前記入力映像データを圧縮して記録する情報記録再生
装置において、前記時間差再生動作中に、その再生中の
データを録画するための録画操作があるときに、前記時
間差再生動作により遡った時刻から現在時刻までの時間
に相当する分の前記バッファ領域の記録データを、前記
録画領域への現在時刻からの前記入力映像データの記録
が終了した後に前記録画領域に転写することを特徴とし
ている。
バッファ領域に記録された記録データを再生する時間差
再生動作中に、その再生中のデータを録画するための録
画操作があると、記録ディスクの録画領域への現在時刻
からの入力映像データの記録が終了した後に、時間差再
生動作により遡った時刻から現在時刻に相当する時間分
のバッファ領域の記録データが録画領域に転写される。
そのため、時間差再生動作中の録画操作されたときから
現在時刻に相当する時間分の映像データを、従来のよう
に抜け落ちることなく、記録ディスクの録画領域に記録
保存することができる。
録画操作があることを検出し、前記時間差再生動作によ
り遡った時刻から現在時刻までの時間に相当する分の前
記バッファ領域の記録データを転写可能な転写領域を、
前記録画領域に先に確保しておき、前記転写領域に続け
て現在時刻からの前記入力映像データを前記録画領域に
記録開始し、前記録画領域への現在時刻からの前記入力
映像データの記録終了後、前記時間差再生動作により遡
った時刻から現在時刻までの時間に相当する分の前記バ
ッファ領域の記録データを前記転写領域に戻って転写す
る制御部を備えていることを特徴としている。
時間差再生動作中にその再生中のデータを録画するため
の録画操作が検出されると、記録ディスクの録画領域に
転写領域が形成され、転写領域に続けて現在時刻からの
入力映像データが録画領域に記録された後、時間差再生
動作により遡った時刻から現在時刻に相当する時間分の
バッファ領域の記録データが転写領域に戻って転写され
るため、時間差再生動作により遡った時刻から現在時刻
に相当する時間分の映像データを、従来のように抜け落
ちることなく、記録ディスクの録画領域に記録保存する
ことができる。
録画操作があることを検出し、前記録画領域への現在時
刻以降の前記入力映像データの記録終了後、前記時間差
再生動作により遡った時刻から現在時刻までの時間に相
当する分の前記バッファ領域の記録データを前記録画領
域に続けて転写する制御部を備えていることを特徴とし
ている。
時間差再生動作中にその再生中のデータを録画するため
の録画操作が検出されると、現在時刻以降の入力映像デ
ータが録画領域に記録された後、それに続けて時間差再
生動作により遡った時刻から現在時刻に相当する時間分
のバッファ領域の記録データが転写されるため、時間差
再生動作により遡った時刻から現在時刻に相当する時間
分の映像データを録画領域に記録保存することができ
る。
録する際に、その前に転写領域を形成しておく場合に
は、転写領域として、時間差再生動作により遡った時刻
から現在時刻に相当する時間分のバッファ領域の記録デ
ータを十分転写できるようにマージンをとっておく必要
があるのに対し、現在時刻以降の入力映像データに続け
て、録画操作が検出されたときから現在時刻に相当する
時間分のバッファ領域への記録データを転写すると、こ
のようなマージンをとる必要がなくなり、録画領域を有
効に利用することができる。
差再生動作中に、その再生中の入力映像データを録画す
るための録画操作があり、この録画操作に基づき録画中
の前記入力映像データとは異なる入力映像データを録画
するための他の録画操作を検出したときには、前記録画
領域への前記他の入力映像データの記録終了後、前記時
間差再生動作により遡った時刻から現在時刻までの時間
に相当する分の前記バッファ領域の記録データを前記転
写領域に戻って転写することを特徴としている。
時間差再生動作中の録画操作に基づき録画中の入力映像
データとは異なる入力映像データを録画するための他の
録画操作が検出されると、録画領域への他の入力映像デ
ータの記録終了後に、予め形成した転写領域に戻って時
間差再生動作により遡った時刻から現在時刻に相当する
時間分のバッファ領域の記録データが転写されるため、
他の録画操作に基づく入力映像データを欠けることなく
録画することができる。
差再生動作中に、その再生中の入力映像データを録画す
るための録画操作があり、この録画操作に基づき録画中
の前記入力映像データとは異なる入力映像データを録画
するための他の録画操作を検出したときには、前記録画
領域への前記他の入力映像データの記録終了後、前記時
間差再生動作により遡った時刻から現在時刻までの時間
に相当する分の前記バッファ領域の記録データを前記録
画領域に続けて転写することを特徴としている。
時間差再生動作中の録画操作に基づき録画中の入力映像
データとは異なる入力映像データを録画するための他の
録画操作が検出されると、録画領域への他の入力映像デ
ータの記録終了後、これに続けて時間差再生動作により
遡った時刻から現在時刻に相当する時間分のバッファ領
域の記録データが転写されるため、他の録画操作に基づ
く入力映像データを欠けることなく録画することができ
る。
録する際に、その前に転写領域を形成しておく場合に
は、転写領域として、時間差再生動作により遡った時刻
から現在時刻に相当する時間分のバッファ領域の記録デ
ータを十分転写できるようにマージンをとっておく必要
があるのに対し、現在時刻以降の入力映像データに続け
て、時間差再生動作により遡った時刻から現在時刻に相
当する時間分のバッファ領域の記録データを転写する
と、このようなマージンをとる必要がなくなり、録画領
域を有効に利用することができる。
チューナにより受信されるテレビジョン放送データであ
ることを特徴としている。このような構成によれば、テ
レビジョン放送の見たい番組を時間差再生できると共
に、時間差再生中にその番組を所望の時点から録画保存
することができる。
1ないし図3を参照して説明する。但し、図1はブロッ
ク図、図2及び図3は動作説明図である。
例えば図1に示すように構成されている。即ち、アナロ
グのテレビジョン放送を受信するチューナ1が設けら
れ、このチューナ1により受信されるテレビジョン放送
データから成る入力映像データがMPEG(Moving Pict
ure Experts Group)圧縮部2に入力され、ここで圧縮さ
れてデジタルのMPEG映像データが生成される。
ク3には、予め設定される所定時間分のデータを記録可
能に形成されたバッファ領域3aと、録画領域3bとが
形成され、書込手段4により、MPEG圧縮部2による
MPEGデータをバッファ領域3aに記録しつつ、この
バッファ領域3aに記録されたデータを、読出手段5に
より再生し、最大で上記した設定時間まで遡ってバッフ
ァ領域3aの記録データが再生され、読出手段5により
再生された映像データは、MPEG伸長部7により伸長
されてCRT等から成る表示部8により表示され、いわ
ゆるタイムシフト動作が実現される。
ばユーザによる後述の選択スイッチの操作により、30
分,1時間,2時間,3時間等を選択設定することがで
きるようになっている。このとき、ハードディスク3の
記憶容量は数10GBであり、そのうち選択された時間
に相当する容量分がバッファ領域3aとされ、残りのほ
とんどが録画領域3bとされる。尚、記録時間の目安と
して、1時間で約2GBの容量となる。
制御部10が設けられ、電源スイッチ、録画スイッチ、
再生スイッチ、REVスイッチ、FFスイッチ、タイム
シフト時間の選択スイッチ等の各種操作スイッチを備え
た操作部11から、操作されたスイッチに応じた操作信
号を制御部10が受けると、制御部10によりその操作
信号に基づき、各部の制御を行う。
分遡って9時30分時点におけるある番組の映像データ
を再生しているタイムシフト動作中に、ユーザにより操
作部11の録画スイッチが操作されると、制御部10
は、タイムシフト動作中に録画スイッチの操作のあるこ
とを検出し、図2に示すように、タイムシフトにより遡
って録画スイッチの操作された9時30分から現在時刻
である10時までの30分に相当する分のバッファ領域
3aの記録データを転写可能な転写領域3cを、録画領
域3bに先に確保しておき、書込手段5を制御し、この
転写領域3cに続けて現在時刻である10時からのその
番組の映像データを録画領域3bに記録開始し(図2中
の)、録画領域3bへの10時からのデータの記録終
了後(図2中の)、書込手段5を引き続き制御して、
9時30分から10時までの30分に相当する分のバッ
ファ領域3aの記録データを転写領域3cに戻って転写
する(図2中の)。
より遡って録画スイッチが操作された9時30分から現
在時刻である10時までの30分に相当する分の記録デ
ータを転写するための転写領域3cとして、その30分
に相当する容量分の転写領域3cに加えてマージンをと
り、30分間のバッファ領域3aの記録データを、余裕
を持って十分に転写できるように対応している。
生中の番組の映像データを録画するための録画スイッチ
の操作が検出されると、ハードディスク3の録画領域3
bに転写領域3cが先に形成され、転写領域3cに続け
て現在時刻(10時)からのその番組の映像データが録
画領域3bに記録された後、転写領域3cに戻って9時
30分から10時までの30分に相当する分のバッファ
領域3aの記録データが転写される。そして、再生時に
は、転写領域3cの先頭アドレスから順次に再生され
る。
の番組Aの映像データを録画するための録画スイッチの
操作があり、この録画スイッチの操作に基づき録画中の
番組Aの映像データとは異なる番組Bの映像データを録
画するための他の録画操作、例えば他の番組Bの予約録
画があると、制御部10は、この他の録画操作を検出
し、図3に示すように、書込手段5を引き続き制御し
て、現在時刻である10時に10時以降の番組Aの映像
データの記録を開始し(図3中の)、番組Aの記録終
了後直ぐに番組Bの記録を開始する(図3中の)。
の映像データを優先的に記録し、この記録が終了した後
に(図3中の)、9時30分から10時までの30分
に相当する分のバッファ領域3aの記録データを転写領
域3cに戻って転写する(図3中の)。
ムシフトにより遡って録画スイッチが操作された時刻か
ら現在時刻までの時間に相当する分の映像データを、従
来のように抜け落ちることなく、ハードディスク3の録
画領域3bに確実に記録保存することができ、その結
果、例えばユーザは、録画を希望した番組の映像データ
の全てを後で見ることができるのである。
チの操作に基づき録画中の番組Aの映像データとは異な
る番組Bの映像データを録画するための他の録画操作
(例えば、予約録画、或いは他チャンネルの選局及び録
画スイッチ操作)が検出されると、録画領域3bへの他
の番組Bの映像データの記録が優先され、その録画終了
後に、予め形成した転写領域3cに戻って録画スイッチ
の操作が検出されたとき(9時30分)から現在時刻
(10時)までの時間(30分)に相当する分のバッフ
ァ領域3aの記録データが転写されるため、他の録画操
作に基づく他の番組Bの映像データを欠けることなく録
画することができる。
部10が、タイムシフト動作中に録画スイッチの操作が
あることを検出したときに、図4に示すように、制御部
10により書込手段5を制御して、録画領域3bに現在
時刻である10時から10時以降のその番組の映像デー
タの記録を開始し(図4中の)、その番組の映像デー
タを記録し終った後(図4中の)、録画スイッチの操
作が検出された9時30分から10時までの30分に相
当する分のバッファ領域3aの記録データを、録画領域
3bに続けて転写する(図4中の)ようにしてもよ
い。尚、この場合、録画領域3bの転写したデータが先
に再生され、その後切れ目なく10時以降分の録画領域
3bの記録データが再生される。
は、図2、図3に示すように、録画スイッチの操作が検
出されたとき(9時30分)から現在時刻(10時)ま
での時間(30分)に相当する分のバッファ領域3aの
記録データを十分転写できるように、先に形成すべき転
写領域3cに上記したようなマージンをとっておく必要
があるのに対し、現在時刻(10時)以降の番組の映像
データに続けてバッファ領域3aの記録データを転写す
ることにより、このようなマージンをとる必要がなくな
り、ハードディスク3の録画領域3bを有効に利用する
ことができる。
タイムシフト動作中に、その再生中の番組Aの映像デー
タを録画するための録画スイッチの操作があり、この録
画スイッチの操作に基づき録画中のその番組Aの映像デ
ータとは異なる番組Bの映像データを録画するための他
の録画操作(例えば、予約録画)を検出したときには、
この予約録画に基づく他の番組Bの映像データを優先し
て録画し、この予約録画に基づく録画の終了後に、バッ
ファ領域3aへの記録データを録画領域3bに続けて転
写するようにしても構わない。
イムシフト動作中の録画スイッチの操作に基づき録画中
の番組の映像データとは異なる番組の映像データを、録
画領域3bに欠けることなく録画することができる。
スクとしてハードディスク3を用いた場合について説明
したが、記録ディスクはDVD−RWやDVD−RAM
等であっても構わない。
データをチューナ1により受信したアナログのテレビジ
ョン放送データとした場合について説明しているが、デ
ジタルのテレビジョン放送データであってもよいのは勿
論であり、その他の信号源からのアナログ或いはデジタ
ルの映像データであってもよいのはいうまでもない。
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて
上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能であ
る。
よれば、記録ディスクの録画領域に転写領域が形成さ
れ、転写領域に続けて現在時刻からの入力映像データが
録画領域に記録された後、時間差再生動作により遡った
時刻から現在時刻に相当する時間分のバッファ領域の記
録データが転写領域に戻って転写されるため、時間差再
生動作により遡った時刻から現在時刻に相当する時間分
の映像データを、従来のように抜け落ちることなく、記
録ディスクの録画領域に記録保存することが可能にな
る。
づき録画中の入力映像データとは異なる入力映像データ
を録画するための他の録画操作が検出されると、録画領
域への他の入力映像データの記録終了後に、予め形成し
た転写領域に戻って時間差再生動作により遡った時刻か
ら現在時刻に相当する時間分のバッファ領域の記録デー
タが転写されるため、他の録画操作に基づく入力映像デ
ータを欠けることなく録画することが可能になる。
御部により、時間差再生動作中にその再生中のデータを
録画するための録画操作が検出されると、現在時刻以降
の入力映像データが録画領域に記録された後、それに続
けて時間差再生動作により遡った時刻から現在時刻に相
当する時間分のバッファ領域の記録データが転写される
ため、時間差再生動作により遡った時刻から現在時刻に
相当する時間分の映像データを、従来のように抜け落ち
ることなく、記録ディスクの録画領域に記録保存するこ
とが可能になる。
の録画操作に基づき録画中の入力映像データとは異なる
入力映像データを録画するための他の録画操作が検出さ
れると、録画領域への他の入力映像データの記録終了
後、これに続けて時間差再生動作により遡った時刻から
現在時刻に相当する時間分のバッファ領域の記録データ
が転写されるため、他の録画操作に基づく入力映像デー
タを欠けることなく録画することが可能になる。
録する際に、その前に転写領域を形成しておく場合に
は、転写領域として、時間差再生動作により遡った時刻
から現在時刻に相当する時間分のバッファ領域の記録デ
ータを十分転写できるようにマージンをとっておく必要
があるのに対し、現在時刻以降の入力映像データに続け
て、時間差再生動作により遡った時刻から現在時刻に相
当する時間分のバッファ領域の記録データを転写する
と、このようなマージンをとる必要がなくなり、録画領
域を有効に利用することが可能になる。
録ディスクのバッファ領域に記録された記録データを再
生する時間差再生動作中に、その再生中のデータを録画
するための録画操作があると、記録ディスクの録画領域
への現在時刻からの入力映像データの記録が終了した後
に、時間差再生動作により遡った時刻から現在時刻に相
当する時間分のバッファ領域の記録データが録画領域に
転写されるため、時間差再生動作中の録画操作されたと
きから現在時刻に相当する時間分の映像データを、従来
のように抜け落ちることなく、記録ディスクの録画領域
に記録保存することが可能になる。
御部により、時間差再生動作中にその再生中のデータを
録画するための録画操作が検出されると、記録ディスク
の録画領域に転写領域が形成され、転写領域に続けて現
在時刻からの入力映像データが録画領域に記録された
後、時間差再生動作により遡った時刻から現在時刻に相
当する時間分のバッファ領域の記録データが転写領域に
戻って転写されるため、時間差再生動作により遡った時
刻から現在時刻に相当する時間分の映像データを、従来
のように抜け落ちることなく、記録ディスクの録画領域
に記録保存することが可能になる。
御部により、時間差再生動作中にその再生中のデータを
録画するための録画操作が検出されると、現在時刻以降
の入力映像データが録画領域に記録された後、それに続
けて時間差再生動作により遡った時刻から現在時刻に相
当する時間分のバッファ領域の記録データが転写される
ため、時間差再生動作により遡った時刻から現在時刻に
相当する時間分の映像データを録画領域に記録保存する
ことが可能になる。
録する際に、その前に転写領域を形成しておく場合に
は、転写領域として、時間差再生動作により遡った時刻
から現在時刻に相当する時間分のバッファ領域の記録デ
ータを十分転写できるようにマージンをとっておく必要
があるのに対し、現在時刻以降の入力映像データに続け
て、録画操作が検出されたときから現在時刻に相当する
時間分のバッファ領域への記録データを転写すると、こ
のようなマージンをとる必要がなくなり、録画領域を有
効に利用することが可能になる。
御部により、時間差再生動作中の録画操作に基づき録画
中の入力映像データとは異なる入力映像データを録画す
るための他の録画操作が検出されると、録画領域への他
の入力映像データの記録終了後に、予め形成した転写領
域に戻って時間差再生動作により遡った時刻から現在時
刻に相当する時間分のバッファ領域の記録データが転写
されるため、他の録画操作に基づく入力映像データを欠
けることなく録画することが可能になる。
御部により、時間差再生動作中の録画操作に基づき録画
中の入力映像データとは異なる入力映像データを録画す
るための他の録画操作が検出されると、録画領域への他
の入力映像データの記録終了後、これに続けて時間差再
生動作により遡った時刻から現在時刻に相当する時間分
のバッファ領域の記録データが転写されるため、他の録
画操作に基づく入力映像データを欠けることなく録画す
ることが可能になる。
録する際に、その前に転写領域を形成しておく場合に
は、転写領域として、録画操作が検出されたときから現
在時刻に相当する時間分のバッファ領域への記録データ
を十分転写できるようにマージンをとっておく必要があ
るのに対し、現在時刻以降の入力映像データに続けて、
録画操作が検出されたときから現在時刻に相当する時間
分のバッファ領域への記録データを転写すると、このよ
うなマージンをとる必要がなくなり、録画領域を有効に
利用することが可能になる。
レビジョン放送の見たい番組を時間差再生できると共
に、時間差再生中にその番組を所望の時点から録画保存
することが可能になる。
Claims (8)
- 【請求項1】 チューナにより受信されるテレビジョン
放送データから成る入力映像データを圧縮し、記録ディ
スクに予め定められた所定時間分のデータを記録可能に
形成されたバッファ領域に、圧縮した前記入力映像デー
タを記録しつつ、前記バッファ領域に記録された記録デ
ータを、最大で前記所定時間まで遡って再生可能な時間
差再生機能を有し、録画操作により前記記録ディスクに
形成された録画領域に前記入力映像データを圧縮して記
録する情報記録再生装置において、 前記時間差再生動作中に録画操作があることを検出し、
前記時間差再生動作により遡った時刻から現在時刻まで
の時間に相当する分の前記バッファ領域の記録データを
転写可能な転写領域を、前記録画領域に先に確保してお
き、前記転写領域に続けて現在時刻からの前記入力映像
データを前記録画領域に記録開始し、前記録画領域への
現在時刻からの前記入力映像データの記録終了後、前記
時間差再生動作により遡った時刻から現在時刻迄の時間
に相当する分の前記バッファ領域の記録データを前記転
写領域に戻って転写する制御部を備え、 前記制御部が、前記時間差再生動作中に、その再生中の
入力映像データを録画するための録画操作があり、この
録画操作に基づき録画中の前記入力映像データとは異な
る入力映像データを録画するための他の録画操作を検出
したときには、前記録画領域への前記他の入力映像デー
タの記録終了後、前記時間差再生動作により遡った時刻
から現在時刻迄の時間に相当する分の前記バッファ領域
の記録データを前記転写領域に戻って転写することを特
徴とする情報記録再生装置。 - 【請求項2】 チューナにより受信されるテレビジョン
放送データから成る入力映像データを圧縮し、記録ディ
スクに予め定められた所定時間分のデータを記録可能に
形成されたバッファ領域に、圧縮した前記入力映像デー
タを記録しつつ、前記バッファ領域に記録された記録デ
ータを、最大で前記所定時間まで遡って再生可能な時間
差再生機能を有し、録画操作により前記記録ディスクに
形成された録画領域に前記入力映像データを圧縮して記
録する情報記録再生装置において、 前記時間差再生動作中に録画操作があることを検出し、
前記録画領域への現在時刻以降の前記入力映像データの
記録終了後、前記時間差再生動作により遡った時刻から
現在時刻までの時間に相当する分の前記バッファ領域の
記録データを前記録画領域に続けて転写する制御部を備
え、 前記制御部が、前記時間差再生動作中に、その再生中の
入力映像データを録画するための録画操作があり、この
録画操作に基づき録画中の前記入力映像データとは異な
る入力映像データを録画するための他の録画操作を検出
したときには、前記録画領域への前記他の入力映像デー
タの記録終了後、前記時間差再生動作により遡った時刻
から現在時刻までの時間に相当する分の前記バッファ領
域の記録データを前記録画領域に続けて転写することを
特徴とする情報記録再生装置。 - 【請求項3】 記録ディスクに予め定められた所定時間
分のデータを記録可能に形成されたバッファ領域に、入
力映像データを圧縮して記録しつつ、前記バッファ領域
に記録された記録データを、最大で前記所定時間まで遡
って再生可能な時間差再生機能を有し、録画操作により
前記記録ディスクに形成された録画領域に前記入力映像
データを圧縮して記録する情報記録再生装置において、 前記時間差再生動作中に、その再生中のデータを録画す
るための録画操作があるときに、前記時間差再生動作に
より遡った時刻から現在時刻までの時間に相当する分の
前記バッファ領域の記録データを、前記録画領域への現
在時刻からの前記入力映像データの記録が終了した後に
前記録画領域に転写することを特徴とする情報記録再生
装置。 - 【請求項4】 前記時間差再生動作中に録画操作がある
ことを検出し、前記時間差再生動作により遡った時刻か
ら現在時刻までの時間に相当する分の前記バッファ領域
の記録データを転写可能な転写領域を、前記録画領域に
先に確保しておき、前記転写領域に続けて現在時刻から
の前記入力映像データを前記録画領域に記録開始し、前
記録画領域への現在時刻からの前記入力映像データの記
録終了後、前記時間差再生動作により遡った時刻から現
在時刻までの時間に相当する分の前記バッファ領域の記
録データを前記転写領域に戻って転写する制御部を備え
ていることを特徴とする請求項3に記載の情報記録再生
装置。 - 【請求項5】 前記時間差再生動作中に録画操作がある
ことを検出し、前記録画領域への現在時刻以降の前記入
力映像データの記録終了後、前記時間差再生動作により
遡った時刻から現在時刻までの時間に相当する分の前記
バッファ領域の記録データを前記録画領域に続けて転写
する制御部を備えていることを特徴とする請求項3に記
載の情報記録再生装置。 - 【請求項6】 前記制御部が、前記時間差再生動作中
に、その再生中の入力映像データを録画するための録画
操作があり、この録画操作に基づき録画中の前記入力映
像データとは異なる入力映像データを録画するための他
の録画操作を検出したときには、前記録画領域への前記
他の入力映像データの記録終了後、前記時間差再生動作
により遡った時刻から現在時刻までの時間に相当する分
の前記バッファ領域の記録データを前記転写領域に戻っ
て転写することを特徴とする請求項4に記載の情報記録
再生装置。 - 【請求項7】 前記制御部が、前記時間差再生動作中
に、その再生中の入力映像データを録画するための録画
操作があり、この録画操作に基づき録画中の前記入力映
像データとは異なる入力映像データを録画するための他
の録画操作を検出したときには、前記録画領域への前記
他の入力映像データの記録終了後、前記時間差再生動作
により遡った時刻から現在時刻までの時間に相当する分
の前記バッファ領域の記録データを前記録画領域に続け
て転写することを特徴とする請求項5に記載の情報記録
再生装置。 - 【請求項8】 前記入力映像データが、チューナにより
受信されるテレビジョン放送データであることを特徴と
する請求項3ないし7のいずれかに記載の情報記録再生
装置。
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