JP3537816B1 - ホールセンサと駆動回路が内蔵されたステータと同ステータを備えた軸方向空隙型ブラシレスモータ - Google Patents

ホールセンサと駆動回路が内蔵されたステータと同ステータを備えた軸方向空隙型ブラシレスモータ

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Abstract

【要約】 【課題】各部材を薄くしながらも強度も十分なようにし
て極めて薄くしても強度も十分に得る。 【解決手段】デイテントトルク発生部1fと非磁性空間
部を有する磁性ヨーク板1aと、この磁性ヨーク板に張
り合わせた非磁性ブラケット板1bからなるヨークブラ
ケット1と、このヨークブラケットの中央に配された軸
支部1cと、この軸支部の外方で前記磁性ヨーク板に添
設したステータベース3と、このステータベースに配さ
れた単相の空心電機子コイル5A、5Bと、この空心電
機子コイルとそれぞれ平面視重畳しないように前記ステ
ータベースに配された1個のホールセンサHと、このホ
ールセンサの出力を受ける駆動回路部材Dと、この駆動
部材に入力する給電端子部3aが備えられる。

Description

【発明の詳細な説明】 【技術分野】
【0001】この発明は、移動体通信装置の無音報知手
段に用いて好適なもので、ホールセンサと駆動回路部材
が内蔵されたステータと同ステータを備えた軸方向空隙
型ブラシレスモータに関する。
【背景技術】
【0002】ブラシレスモータは、ブラシ、コミュテー
タに代わる駆動回路が必須要件であるが、上記従来の構
造は、いずれも駆動回路が内蔵されておらず、外付けの
ため引き出し端子も4端子以上が必要となって通常の2
端子型直流モータのように取り扱うことができない問題
があった。しかも、通常のブラシレスモータでは、ステ
ータは複数個の電機子コイルを均等に全周に配置してお
り、駆動回路部品もICを始め他の電子部品が必要なた
め、とても内蔵できるものではなかった。
【0003】扁平な軸方向空隙型ブラシレス振動モータ
として本出願人は、先にコアレススロットレス型で駆動
回路部材を内蔵させないものを提案している。(特許等
文献1、特許文献2参照)駆動回路付きのブラシレス振
動モータとしては、コアード型で、複数個の等分に配置
した突極に電機子コイルを巻回してなるコアード型で駆
動回路部材をステータの側方に配置した非円形なものが
知られている。(特許文献3参照)しかしながら、この
ようなものは、側方向のサイズが大となってしまい、セ
ット側の印刷配線板にSMD方式では実装効率が悪く、
またコアード型のため、厚みが大とならざるを得ず実用
性がない。そこで、本出願人は、先にコアード、スロッ
トレスコアレス型を含んだもので複数個の電機子コイル
の一部を削除して空所を設け、この空所に駆動回路部材
を配置したものを提案している。(特許文献4参照)
【特許文献1】実開平4−137463号公報
【特許文献2】特開2002−143767号公報
【特許文献3】特開2000−245103号公報
【特許文献4】特開2002−142427号公報(図
8〜図11)
【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】
【0004】そこで、この発明は、 上記特許文献4に
開示された特開2002−142427号公報の図8〜
図11の軸方向空隙型ブラシレス振動モータをさらに改
良して薄型で簡単な構成し、駆動回路部品を内蔵できる
ようにして通常の直流モータと同様な取り扱いができる
ようにし、各部材を薄くしながらも強度も十分なように
して極めて薄い小型ブラシレス振動モータを提供しよう
とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】上記課題を解決するには、請求項1に示す
ように磁性ヨーク板(1a、11a)とこの磁性ヨーク
板に複数のスポット溶接(L)により張り合わせた非磁
金属ブラケット板(1b、11b)からなるヨークブ
ラケット(1、11)が備えられ、このヨークブラケッ
トはさらに中央に軸支部(1c、11c)が配され、前
記磁性ヨーク板は軸支部から半径方向の外方に延ばされ
た少なくとも1個のデイテントトルク発生部(1f)
と、このデイテントトルク発生部の外方に形成された保
持部(1g)と、これらに囲まれた非磁性空間 部(1
h)があり、さらにステータベース(3)が添設され、
このステータベースに中心を介して対向するように配さ
れた2個の単相空心電機子コイル(5A、5B)と、こ
の空心電機子コイルとそれぞれ平面視重畳しないように
前記デイテントトルク発生部の位置で前記ステータベー
スに配された1個のホールセンサ(H)と、該ホールセ
ンサに出力を受けるもので中心を介して該ホールセンサ
に対向するように前記非磁性空間部の位置で前記ステー
タベースに配された駆動回路部材(D)と、この駆動
部材に入力する給電端子部(3a)前記ステータベ
ースと一体に半径方向側方に備えられたもので達成でき
る。
【0006】具体的には、請求項2に示すように前記磁
性板と前記非磁性金属ブラケット板は0.12mm以下
で厚みがあり、前記デイテントトルク発生部は前記軸支
部から3個ほぼ等分に半径方向に延ばされ、前記ステー
タベース上に配された各部材の内少なくとも空心電機子
コイルが紫外線硬化型接着剤(4)で、該紫外線硬化型
接着剤が各部材の最小空隙部分より空隙内に出ないよう
前記ステータベースに固定されているのがよい。
【0007】また、このようなステータを備えて軸方向
空隙型モータにするには、請求項3に示すように請求項
1又は2に記載のホールセンサと駆動回路が内蔵された
ステータに軸(2、22)を介して回転自在に装着され
偏心ロータ(R)であって、このロータはロータヨー
ク(6、66)と、該ロータヨークの平坦部(6a)と
前記平坦部に続いて形成された外側垂下部(6b)に配
された軸方向空隙型マグネット(7)と、この軸方向空
隙型マグネットの径方向外方で前記外側垂下部に続いて
水平方向外方に延ばされた舌片(6c)に凹所(9a)
をはめ合わせて受け止められた弧状偏心ウエイト(9)
とが備えられ、この偏心ウエイトは前記マグネット面と
平坦部より軸方向空隙に突き出ないようになっていて
のロータを覆うようにカバー(10、100)がその開
口部で前記ステータに固定されたもので達成できる。
【0008】具体的には請求項4に示すように前記固定
する手段はレーザ溶接によるものであるのがよい。軸固
定型にするには請求項5に示すように前記偏心ロータは
ロータヨークの内径側垂下部(6c)から内方にフラン
ジ(6e)が突き出され、このフランジに軸支承部とし
軸受(8)が配され、この軸受を介して軸(2)に回
転自在に装着され、前記軸(2)の先端がカバー部材
(10)の中心の凹部(10a)にはめ込まれ、レーザ
溶接で固着されているものにすればよい。
【0009】そして、回転軸方式として請求項6に示す
ように前記軸(22)は先端が前記ロータヨーク(6
6)の中心に溶着され、この軸を回転自在に支える軸受
(77)が前記ステータの軸支部(11c)に配され、
軸支部に前記軸の基端がピボット支承されているもの
にしてもよい。
【発明の効果】
【0010】請求項1に示す発明では、簡単に駆動回路
部材が内蔵できることになり、給電端子も正負の2端子
にすることもでき、磁性ヨーク板でデイテントトルクを
得ることができ、これにスポット溶接で貼り合わせた
磁性ブラケット板によって十分な強度が得られる。
【0011】請求項2に示す型発明では、ヨークブラケ
ットが極めて薄くできるので、薄型なモータに構成で
き、確実にデイテントトルクが得られ、空心電機子コイ
ルとはモールド手段などを採用することなく固定でき、
接着剤でより強度が向上する。
【0012】請求項3に示す発明では、またマグネット
は平坦部と外径側垂下部で囲われるので固着強度が確保
でき、弧状ウエイトは、舌片によって位置決め、固着強
度が十分に確保でき、ロータ分が極めて薄くでき、空隙
が犠牲にならないものとなり、舌片にはめられる凹所は
重量に対してわずかなため重心の位置に大きなロスは
なく、しかも偏心ウエイトは舌片によって径方向の動き
が防止でき、ロータ自体で振動を発生できるので、ステ
ータ部分が薄い軸固定型、あるいは軸回転型ブラシレス
振動モータが得られる。
【0013】請求項4に示す発明では、溶接組付けのた
めハウジングがモノコック構造となって十分な強度が得
られる。
【0014】請求項5に示す発明では、軸はヨークブラ
ケットとカバーで保持されるので、耐衝撃性が十分な軸
固定型振動モータが得られる。
【0015】請求項6に示す発明では、軸の基端をピボ
ット支承するので、摺動ロスが軽減できる軸回転型振動
モータが得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】デイテントトルク発生部と非磁性空間部を
有する磁性ヨーク板と、この磁性ヨーク板に張り合わせ
た非磁性ブラケット板からなるヨークブラケットを用
い、磁性ヨーク板にフレキシブルステータを添設して単
相の空心電機子コイルと、この空心電機子コイルとそれ
ぞれ平面視重畳しないように前記ステータベースに配さ
れた1個のホールセンサと、このホールセンサの出力を
受ける駆動回路部材と、この駆動部材に入力する給電端
子部が備えられた。
【実施例1】
【0017】図1は、この発明のステータを構成する主
要部材の平面図で、図2は、同部材を含むステータの平
面図で、ヨークブラケット1は鉄板より弱い磁性ステン
レス板で厚みが0.05mmないし0.12mmの薄型
で構成されたヨーク板1aと、このヨーク板1aに複数
のスポット溶接Lなどで張り合わせたブラケット板1b
からなる。このブラケット板1bの中央には、軸支部1
cがバーリング状に立ち上げられ、ここに快削黄銅で作
られた円筒状補強部材1dが前記ヨーク板1aの中央部
1eを押さえ込むように圧入されている。このヨーク板
1aは、前記円筒状補強部材1dに押さえ込まれた中央
部1eと、この中央部1eから一体に半径方向に約12
0度開角で延設された3本のデイテントトルク発生部1
fと、このデイテントトルク発生部1fを閉じる保持部
1gが形成されている。この3本のデイテントトルク発
生部1fの幅は、組み合わせる軸方向空隙型マグネット
のニュートラルゾーンにほぼ合わせる程度となってい
る。したがって、デイテントトルク発生部1fの間は非
磁性の空間1hが構成される。
【0018】前記ブラケット板1bは、外形が前記ヨー
ク板1aにほぼ合わされて形成され、一部がさらに半径
方向に突き出されて給電端子載置部1kを構成してい
る。このように構成したヨークブラケット1の前記軸支
部1cに0.5ないし0.6mmの細手の軸2が基端で
圧入されると共に、この周囲にフレキシブル印刷配線板
からなるステータベース3が載置され、一部が給電端子
部3aとして前記給電端子載置部1kに重畳されてい
る。
【0019】前記ステータベース3には、2個の空心電
機子コイル5A、5Bが対向して載置され、単相となる
ようにシリーズに結線される。これらの空心電機子コイ
ル5A、5B間の空間には、1個のホールセンサHと、
これに対向してIC化された駆動回路部材Dが配置され
る。ここでホールセンサHはデイテントトルク発生部1
f上に、駆動回路部材Dは空間部分にそれぞれ平面視で
位置されるように設定されている。
【0020】ここで、デイテントトルク発生部と単相の
空心電機子コイルの位置関係は、空心電機子コイルの有
効導体部が後記のマグネットの磁極に合わせて設定さ
れ、デイテントトルク発生部1fの形状はマグネットの
磁力によって停止させておくに当たって最小の停動トル
クが得られるように設定されるのがよい。
【0021】このようにしたステータは、前記補強部材
1dの周囲から2個の空心電機子コイル5A、5Bおよ
びホールセンサH及び駆動回路部材にかけて紫外線硬化
型接着剤4でステータベース3に固定される。ここで紫
外線硬化型接着剤4による補強は少なくとも前記空心電
機子コイルの一部と補強部材の周囲は必要となり、当然
ながら対向するロータとの空隙部分には、最小空隙を決
める部材(ここでは空心電機子コイル)上にはみ出ない
ようにその注形量はコントロールされる。ここで補強部
材1dの周囲はレーザ溶接でヨーク板に溶接しておくの
がよい。したがって、これらのステータ部材は、平面視
重畳しないことになり、薄型に構成でき、紫外線硬化型
接着剤によって耐衝撃性が向上する。
【0022】なお、前記実施例の変形として前記補強部
材は、特に図示しないが単なるスリーブに形成し、この
外形部分に前記ヨークブラケットをヨーク板1a、ブラ
ケット板1bを一緒に合わせてバーリング状にしてもの
を圧入したものにしてもよい。このようにすれば、軸に
対して補強部材の外形が大となるので、圧入強度が確保
できる。また、この補強部材の外周の一部とヨークブラ
ケットのバーリング先端をレーザ溶接して固定してもよ
い。
【実施例2】
【0023】図3は図2のステータを備えた軸固定型の
軸方向空隙型コアレススロットレス方式ブラシレス振動
モータの縦断面図である。前記軸2に回転自在に装着さ
れる偏心ロータRは、磁性ステンレス製の薄いロータヨ
ーク6と、薄いロータヨーク6に配された軸方向空隙型
マグネット7と、このマグネット7の内径部に配された
鍔付き焼結含油軸受8からなり、前記ロータヨーク6
は、0.1mmの薄手で、前記マグネット7の磁界を受
ける平坦部6aと、前記マグネットの外径部分を囲うよ
うに弧状の偏心ウエイト9を固着する外径側垂下部6b
と、軸支承する内径側垂下部6cがあり、前記外径側垂
下部6bから舌片6dが一体に水平方向外方に突き出さ
れると共にフランジ6eが前記内径側垂下部6cから水
平方向内方に突き出され、前記偏心ウエイト9を凹所9
aでもって前記舌片6dにはめ合わせることによって前
記平坦部と前記マグネット面から軸方向に突き出ないよ
うに配着し、前記内径側フランジ6eに前記鍔付き焼結
含油軸受8をカシメもしくはスポット溶接によって取り
付けたものである。このようにすれば、偏心ウエイト9
は前記舌片6をろう付あるいは接着で固定し、前記マ
グネット7は接着あるいは希土類焼結性の金属マグネッ
トの場合はスポット溶接等で取り付けて構成される。
【0024】このように構成した偏心ロータRは、ブレ
ーキ損失を軽減させるために少なくとも2枚に積層した
スラストワッシャS1を介して前記軸2に回転自在に装
着される。その後、薄い非磁性ステンレス材からなるカ
バー部材10が被せられ、前記軸の先端が前記カバー部
材10の中央に形成されたバーリング孔10aにスラス
トワッシャS2を介してはめ込まれる。ここで、このバ
ーリング孔は軸径よりさらに細くなっており、軸2の先
端が突き出ないようになっていてこの先端部分は変形予
防にために前記カバー部材10にレーザ溶接されると共
に、カバー部材10の開口部は前記ヨークブラケット1
の外周でレーザスポット溶接で組み付けられる。したが
って、このように溶接によって組み立てられるので、全
体としてモノコック構造になるので薄手の部材を使用し
ても強度が十分得られることになる。
【実施例3】
【0025】図4は、軸回転型の軸方向空隙型コアレス
スロットレス方式ブラシレス振動モータの縦断面図であ
る。以下、上記の実施の形態と同一の部材または同一機
能を有する略同一部材については同一符号を付してその
説明を省略する場合がある。すなわち、ヨークブラケッ
ト11は中央に少し大形の軸支部11cはこんどは磁性
ヨーク板11aの方がバーリング状に上方に突き出さ
れ、ここに前記と同様な焼結含油軸受77が格納され
る。ヨークブラケット11のその他の部位は前記第1の
実施の形態と同様なためその説明は省略する。
【0026】一方、偏心ロータR1は、今度はロータヨ
ーク66の中心に0.6mmの軸22の先端が直接圧入
され、さらにロータヨーク66にレーザスポット溶接さ
れている。この軸22の他端は、0.3mm程度のボー
ルベアリングBを介してヨークブラケット11のブラケ
ット板11bにスラストワッシャS3を介してピボット
支承されるようになっている。ここで前記ボールベアリ
ングBの替わりに軸に基端を丸く形成してもよい。当然
ながらカバー部材100はめくら型でよいことになる。
【産業上の利用可能性】
【0027】この発明のステータは振動モータに限ら
ず、通常回転型モータにも適用できる。この発明は、そ
の技術的思想、特徴から逸脱することなく、他のいろい
ろな実施の形態をとることができる。そのため、前述の
実施の形態は単なる例示に過ぎず限定的に解釈してはな
らない。この発明の技術的範囲は特許請求の範囲によっ
て示すものであって、明細書本文には拘束されない。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】この発明のステータを構成する主要部材の平面
図である。
【図2】同部材を含むステータの平面図である。 (実
施例1)
【図3】図2のステータを備えた軸固定型の軸方向空隙
型コアレススロットレス方式ブラシレス振動モータの縦
断面図である。(実施例2)
【図4】軸回転型の軸方向空隙型コアレススロットレス
方式ブラシレス振動モータの縦断面図である。(実施例
3)
【符号の説明】
【0029】 1、11 ヨークブラケット 1a、11a 磁性ヨーク板 1b、11b 非磁性ブラケット板 2、22 軸 3 ステータベース 4 紫外線硬化型接着剤 5A、5B 空心電機子コイル 6、66 ロータヨーク R、R1 偏心ロータ H ホールセンサ D 駆動回路部材 7 軸方向空隙型マグネット 8 鍔付き焼結含油軸受 9 弧状の偏心ウエイト 10、100 カバー部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−154250(JP,A) 特開 平8−154356(JP,A) 特開2002−142427(JP,A) 特開2003−88805(JP,A) 特開2000−60054(JP,A) 特開2001−339915(JP,A) 特開2001−286089(JP,A) 特開2000−82252(JP,A) 特開2003−180050(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B06B 1/16 H02K 7/065 H02K 11/00 H02K 21/00 H02K 29/08

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性ヨーク板(1a、11a)とこの磁
    性ヨーク板に複数のスポット溶接(L)により張り合わ
    せた非磁性金属ブラケット板(1b、11b)からなる
    ヨークブラケット(1、11)が備えられ、このヨーク
    ブラケットはさらに中央に軸支部(1c、11c)が配
    され、前記磁性ヨーク板は軸支部から半径方向の外方延
    ばされた少なくとも1個のデイテントトルク発生部(1
    f)と、このデイテントトルク発生部の外方に形成され
    た保持部(1g)と、これらに囲まれた非磁性空間部
    (1h)があり、さらにステータベース(3)が添設さ
    れ、このステータベースに中心を介して対向するように
    配された2個の単相空心電機子コイル(5A、5B)
    と、この空心電機子コイルとそれぞれ平面視重畳しない
    ように前記デイテントトルク発生部の位置で前記ステー
    タベースに配された1個のホールセンサ(H)と、該ホ
    ールセンサに出力を受けるもので中心を介して該ホール
    センサに対向するように前記非磁性空間部の位置で前記
    ステータベースに配された駆動回路部材(D)と、この
    駆動回路部材に入力する給電端子部(3a)前記ステ
    ータベースと一体に半径方向側方に備えられたことを特
    徴とするホールセンサと駆動回路が内蔵されたステー
    タ。
  2. 【請求項2】 前記磁性板と前記非磁性金属ブラケット
    板は0.12mm以下で厚みがあり、前記デイテントト
    ルク発生部は前記軸支部から3個ほぼ等分に半径方向に
    延ばされ、前記ステータベース上に配された各部材の内
    少なくとも空心電機子コイルが紫外線硬化型接着剤
    (4)で、該紫外線硬化型接着剤が各部材の最小空隙部
    分より空隙内に出ないように前記ステータベースに固定
    されている請求項1に記載のホールセンサと駆動回路が
    内蔵されたステータ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のホールセンサと
    駆動回路が内蔵されたステータに軸(2、22)を介し
    て回転自在に装着される偏心ロータ(R)であって、こ
    のロータはロータヨーク(6、66)と、該ロータヨー
    クの平坦部(6a)と前記平坦部に続いて形成された外
    側垂下部(6b)に配された軸方向空隙型マグネット
    (7)と、この軸方向空隙型マグネットの径方向外方で
    前記外側垂下部に続いて水平方向外方に延ばされた舌片
    (6c)に凹所(9a)をはめ合わせて受け止められた
    弧状偏心ウエイト(9)とが備えられ、この偏心ウエイ
    トは前記マグネット面と平坦部より軸方向空隙に突き出
    ないようになっていてこのロータを覆うようにカバー
    (10、100)がその開口部で前記ステータに固定さ
    れた軸方向空隙型ブラシレスモータ。
  4. 【請求項4】 前記固定する手段はレーザ溶接によるも
    のである請求項3に記載の軸方向空隙型ブラシレスモー
    タ。
  5. 【請求項5】 前記偏心ロータはロータヨークの内径側
    垂下部(6c)から内方にフランジ(6e)が突き出さ
    れ、このフランジに軸支承部として軸受(8)が配さ
    れ、この軸受を介して軸(2)に回転自在に装着され、
    前記軸(2)の先端がカバー部材(10)の中心の凹部
    (10a)にはめ込まれ、レーザ溶接で固着されている
    請求項に記載の軸方向空隙型ブラシレスモータ。
  6. 【請求項6】 前記軸(22)は先端が前記ロータヨー
    (66)の中心に溶着され、この軸を回転自在に支え
    る軸受(77)が前記ステータの軸支部(11c)に配
    され、該軸支部に前記軸の基端がピボット支承されてい
    る請求項に記載の軸方向空隙型ブラシレスモータ。
JP2003323998A 2002-10-28 2003-09-17 ホールセンサと駆動回路が内蔵されたステータと同ステータを備えた軸方向空隙型ブラシレスモータ Expired - Fee Related JP3537816B1 (ja)

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