JP3536075B2 - デジタル複写機 - Google Patents

デジタル複写機

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JP3536075B2
JP3536075B2 JP29967694A JP29967694A JP3536075B2 JP 3536075 B2 JP3536075 B2 JP 3536075B2 JP 29967694 A JP29967694 A JP 29967694A JP 29967694 A JP29967694 A JP 29967694A JP 3536075 B2 JP3536075 B2 JP 3536075B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル複写機関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写用紙に綴じ代を設けて画
像を形成する画像形成装置が知られている(特公昭62
−6222号公報)。綴じ代は、原稿に対して図1
(a)に示すように用紙の左側に綴じ代を設ける場合
と、図1(b)に示すように用紙の上側に綴じ代を設け
る場合がある。このため、綴じ代を設ける場合には、使
用者に対して操作パネルより綴じ代の位置を指定させる
のが一般的である。綴じ代の方向の指定は、原稿台上に
載置される原稿の方向によって変化する。一般的にポー
トレート原稿は、図2(b)に示すように使用者側から
見て原稿台ガラス上に縦に載置される。このように載置
された原稿は、CCD等のイメージスキャナにより原稿
用紙の長手方向を列、短手方向を行として読み取られる
(以下、これを”横通しされる”という)。このため、
図1(a)に示すように用紙の左側に綴じ代を設ける場
合には、原稿用紙の長手方向に綴じ代を設けることにな
る。また、図1(b)示すように用紙の上側に綴じ代を
設ける場合には、原稿用紙の短手方向に綴じ代を設ける
ことになる。また、一般的にランドスケープ原稿は、図
2(a)に示すように使用者側から見て原稿台ガラス上
に横方向に載置される。このように載置された原稿は、
イメージスキャナにより原稿の短手方向を列、長手方向
を行として読み取られる(以下、これを”縦通しされ
る”という)。このため、図1(a)に示すように用紙
の左側に綴じ代を設ける場合には、原稿用紙の短手方向
に綴じ代を設けることになる。また、図1(b)示すよ
うに用紙の上側に綴じ代を設ける場合には、原稿用紙の
長手方向に綴じ代を設けることになる。
【0003】また、Nページからなる複数の原稿画像か
ら1の合成画像を形成し、これを用紙上に印字出力す
る、いわゆるNin1の機能を持つ複写機も提案されて
いる(特開昭63−273853号公報)。例えば4i
n1モードでは、ランドスケープ原稿に対しては、図3
(a)に示すように、画像を配置することが一般的であ
る。また、ポートレート原稿に対しては、図3(b)に
示すように画像を配置することが一般的である。この場
合、複写機は、使用者にセットされた原稿の位置に基づ
いて原稿の種類を判別して4in1モードを実行する。
使用者は、原稿台ガラス上に載置する画像が正しい方向
となるように、原稿をセットする必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ポートレート原稿は、
原稿用紙を縦方向にセットし、ランドスケープ原稿は、
縦方向にセットするものと規定すれば、上記綴じ代や、
複数ページin1モードの実行をよりスムースにでき
る。しかし、一般的な複写機の原稿台ガラス上には全て
のサイズの原稿を縦横の両方向にセットすることはでき
ない。例えば、コピー可能な最大の原稿サイズがA3で
ある場合、A3やB4の原稿用紙は、原稿台ガラス上に
使用者側から見て横(即ち、原稿用紙の短手方向から読
み取られる)にしか載置できない。また、自動原稿搬送
装置を備える複写機であって、搬送可能な原稿の最小の
サイズがA5である場合、A5の原稿は、原稿台ガラス
に使用者側から見て縦(原稿用紙の長手方向から読み取
られる)にしか搬送できない。これらの場合に、上記規
則に従えば画像の種類を誤って判定してしまう。例え
ば、A3サイズのポートレート原稿の場合、図4(a)
に示すように、ポートレート原稿であるにもかかわら
ず、ランドスケープ原稿であると誤って判定され、用紙
の右側に綴じ代が誤って設けられる。また、4in1モ
ードが設定されている場合には、図4(b)に示すよう
に、4枚の原稿の配列を間違えてしまう。
【0005】本発明は、原稿のサイズをより正確に判別
し、上記ミスコピーを解消する画像形成装置を提供す
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された
ジタル複写機は、原稿を載置する原稿台と、前記原稿台
上に載置された原稿を読み取り、画像データを出力する
読取手段と、前記読取手段から出力される前記画像デー
タを記憶する画像メモリと、前記原稿のサイズと載置方
向を検出する検出手段と、前記検出手段により検出され
た前記原稿の載置方向に基づいて、前記原稿の種類がポ
ートレート原稿とランドスケープ原稿のいずれであると
判定する判定手段と、原稿の種類がポートレート原稿と
ランドスケープ原稿のいずれであるかを入力設定する入
力手段と、前記検出手段により検出された前記原稿のサ
イズが、前記原稿台上に特定の方向でしか載置できない
原稿のサイズである場合、前記原稿の種類がポートレー
ト原稿とランドスケープ原稿のいずれであるかの前記入
力手段による入力設定を要求する入力要求手段と、前記
画像メモリから読み出した画像データに対して、原稿の
種類がポートレート原稿とランドスケープ原稿のいずれ
であるかにより異なる処理を施す画像処理手段であっ
て、前記入力手段による入力設定が行われた場合は前記
入力手段により入力設定された原稿の種類に基づいて前
記処理を施し、前記入力手段による入力設定が行われな
かった場合は前記判定手段により判定する原稿の種類に
基づいて前記処理を施す画像処理手段と、前記画像処理
手段により前記処理が施された画像データにより用紙上
に画像を形成する画像形成手段とを備える。前記デジタ
ル複写機において、前記処理は、たとえば、綴じ代の方
向の決定である。前記デジタル複写機において、前記処
理は、たとえば、複数ページからなる画像から1の合成
画像を形成する場合のページ順序入れ替えである。
【0007】
【作用】本発明のデジタル複写機は、原稿台上に載置さ
れた原稿のサイズと原稿の方向を検出手段により検出す
る。判定手段は、原稿の載置方向に基づいて原稿の種類
を判定する。ここで、原稿の種類とは、通常縦向きで使
用されるポートレート原稿と、通常、横向きで使用され
るランドスケープ原稿の2種類をいう。サイズ検出手段
によりA3、B4やA5といった原稿台上に特定の方向
でしか載置できないサイズの原稿が検出された場合、入
力要求手段は、入力手段により原稿の種類を入力設定す
ることを要求する。これは、例えば操作パネル上に上記
旨の表示を行うことで実行される。画像処理手段は、画
像メモリから画像データを読み出し、読み出した画像デ
ータに対して原稿の種類に基づく所定の処理を施す。画
像形成手段は、所定の処理が施された画像データによる
画像を用紙上に形成する。
【0008】
【実施例】本実施例のデジタル複写機は、原稿台ガラス
上に縦横の両方向に載置可能なサイズの原稿用紙に対
し、その載置方向に基づいて原稿の種類を判定する。ま
た使用者によりその原稿の種類が設定された場合には、
原稿の載置方向によらずその原稿を指定された種類の原
稿であるとする。一方、原稿台ガラス上に所望する方向
で載置できないサイズの原稿については、使用者に対し
て原稿の方向を指定するように要求する。これにより、
常に正確な原稿の種類を認知することができ、原稿の種
類に応じた適切な処理を実行することを可能にする。以
下、添付の図面を用いて、本発明のデジタル複写機につ
いて、以下の順で説明する。 (1)デジタル複写機の構成 (1-1)デジタル複写機の全体構成 (1-2)操作パネルOP (1-3)制御部 (2)各CPUでの処理 (2-1)CPU1での処理 (2-1-1)メインルーチン (2-1-2)入力制御処理 (2-1-3)表示制御処理 (2-2)CPU5での処理 (2-2-1)メインルーチン (2-2-2)コマンドの設定 (2-3)CPU7での処理 (2-3-1)メインルーチン (2-3-2)原稿サイズ検出
【0009】(1)デジタル複写機の構成 (1-1)デジタル複写機の全体構成 図5は、本実施例のデジタル複写機1の全体構成を示す
断面図である。図6は、複写機1本体の上面に設けられ
る操作パネルOPの正面図である。複写機1は、原稿を
読取って画像信号に変換する走査系10と、走査系10
から送られる画像信号を処理する画像信号処理部20
と、画像処理部20から入力される画像データをそのま
まプリンタ装置に出力するかまたはメモリに記憶するか
などの切換えなどを行なうメモリユニット部30と、メ
モリユニット部30から入力される画像データに基づい
て半導体レーザ62を駆動する印字処理部40と、半導
体レーザ62からのレーザ光を感光体ドラム71上の露
光位置に導く光学系60と、露光により形成された潜像
を現像し、用紙上に転写しかつ定着して画像を形成する
作像系70と、本体の上面に設けられる操作パネルOP
と、原稿を搬送し必要に応じて表裏の反転を行なう原稿
搬送部500と、用紙を再度転写位置に供給するための
再給紙部600とを備える。
【0010】読取装置IRは、走査系10および画像信
号処理部20からなる。走査系10は原稿台ガラス18
の下方を移動するスキャナ19に組付けられた露光ラン
プ11および第1ミラー12と、固定ミラー13a及び
13bと、集光用のレンズ14と、CCDアレイなどを
用いた光電変換素子16と、スキャンモータM2などか
ら構成されている。光電変換素子16は、原稿内の黒色
を主とした非特定色の画像と、特定色(赤色)の画像と
をそれぞれ個別に電気信号に変換する。
【0011】画像信号処理部20は、光電変換素子16
から出力される画像信号を処理し、メモリユニット部3
0に対して画像データを出力する。メモリユニット部3
0については後で詳述する。プリンタ装置PRTは、印
字処理部40、光学系60および作像系70からなる。
印字処理部40は、送られてきた画像データに応じてそ
れらを半導体レーザ62に与える。光学系60は、半導
体レーザ62と、合成レーザビームを偏向するポリゴン
ミラー65と、主レンズ69と、反射ミラー67aと、
反射ミラー67cから構成されている。
【0012】作像系70は、現像転写系70A、搬送系
70Bおよび定着系70Cからなる。現像転写系70A
は、図5の反時計方向に回転駆動される感光体ドラム7
1およびその周囲に回転方向の上流側から順に配置され
た第1帯電チャージャ72a、第1現像器73a、転写
チャージャ74、分離チャージャ75、クリーニング部
76からなる。第1現像器73aには、トナーとキャリ
アとからなる2成分現像剤が収納されている。搬送系7
0Bは、用紙を収納するカセット80a及び80b、用
紙サイズを検出するサイズ検出センサSE11及びSE
12、用紙ガイド81、タイミングローラ82、搬送ベ
ルト83および再給紙部600から搬入された用紙を搬
送する水平搬送ローラ86a〜86cからなる。定着系
70Cは、用紙を熱圧着しながら搬送する定着ローラ8
4、排出ローラ85および用紙の排出を検出する排出セ
ンサSE62からなる。
【0013】再給紙部600は、排出ローラ85から排
出された用紙を一旦収納して両面モードのときには表裏
を反転して、合成モードのときには表裏反転を行なわず
に、再度の画像形成(プリント)のために搬送系70B
の水平搬送ローラ86aに搬入する循環式のものであ
る。再給紙部600は、排紙トレー621への排出と再
給紙とを切換るための切換爪601、搬送ローラ60
2、反転ローラ603および反転センサSE61から構
成されている。両面モードにおいては、図示しないソレ
ノイドによって切換爪601の左端部が上方へ移動す
る。これによって排出ローラ85から排出された用紙が
搬送ローラ602の方へ誘導され、搬送ローラ602を
通って反転ローラ603に達する。用紙の後端が反転セ
ンサSE61に達すると、反転ローラ603が反転し、
これによって用紙は水平搬送ローラ86aの方へと搬送
され、水平搬送ローラ86b及び86cを通ってタイミ
ングローラ82まで達して待機する。このとき、次の用
紙も順次、所定の間隔で搬送されてきており、片面にコ
ピーされた用紙が待機できる枚数は、画像データの遅延
がないとした場合には用紙の長さに依存することにな
る。
【0014】原稿搬送部500は、原稿給紙トレー51
0上にセットされた原稿を自動的に原稿ガラス18上に
搬送し、スキャナ19によって原稿を読取った後には原
稿排出部511へ排出する。原稿搬送部500は、給紙
ローラ501、捌きローラ502、捌きパッド503、
中間ローラ504、レジストローラ505、搬送ベルト
506、反転ローラ507、切換爪508、排出ローラ
509、給紙トレー510、排紙トレー511、原稿ス
ケール512、給紙センサSE51および排出センサS
E52から構成されている。片面モードにおいては、1
枚または複数枚の原稿を読取りたい面を上に向けて給紙
トレー510上にセットする。動作が開始すると、セッ
トされた原稿の最下部の原稿から順に給紙ローラ501
によって搬送され、原稿ガラス18上に正確に位置決め
される。このとき、次の原稿の先端はレジストローラ5
05に達しており、次の原稿の搬送に要する時間が短縮
されるようになっている。その状態でスキャナ19がス
キャンを行なって原稿の表面(下面)を読取る。原稿の
読取りが終了すると、原稿は搬送ベルト506によって
左方へ搬送され、反転ローラ507でUターンし、切換
爪508の上方を通って排出ローラ509により排紙ト
レー511上に排出される。このとき、原稿の読取面
(表面)が上を向いた状態で排出される。また、両面モ
ードにおいては、原稿の表面の読み取までは上記片面モ
ードの場合と同様であるが、スキャナ19がスキャンを
行っている間に切換爪508がその左端が上方を向くよ
うに切り換えられる。表面が読み取られた搬送中の原稿
は、反転ローラ507でUターンした後、切換爪508
の下方を通り、表裏反転した状態で再搬送ベルト506
の下方に導かれる。その間にスキャナ19は、原稿の表
面の読取が終了した時点で左方に移動し、原稿の長さに
応じた裏面読取位置に待機している。ここで、裏面読取
位置とは、原稿が反転ローラ507でUターンする際
に、原稿の先端と後端とが一致する位置、即ち、反転ロ
ーラ507を一周して戻って来た長さが原稿の長さと一
致する位置よりも若干右方の位置である。このため、裏
面読取位置は、原稿の長さに応じて代わる。原稿が短い
ために原稿ガラス18の上面において先端と後端とが一
致しない場合には、原稿ガラス18の左端が裏面読取位
置となる。なお、原稿の長さは、原稿の搬送途中におい
て給紙センサSE51により検出される。搬送ベルト5
06の下方に再び導かれた原稿は、逆転した搬送ベルト
506によって複写倍率に応じた一定の速度で右方に搬
送され、その搬送中に裏面読取位置に待機したスキャナ
19の上方を通過する。これにより搬送中に原稿の裏面
が読み取られる。原稿の表裏の読取が終了した時点で、
搬送ベルト506は、逆転して原稿が左方へ搬送され
る。反転ローラ507によって反転されてまた搬送ベル
ト506の下方に導かれ、右方に搬送された原稿の左端
が搬送ベルト506に達した後、今度はまた左方に搬送
され、反転ローラ509により排紙トレー511上に排
出される。これにより原稿の表面が上を向いた状態で排
出される。
【0015】(1-2)操作パネルOP 図6は、操作パネルOPの正面図である。操作パネルO
Pには、液晶タッチパネル91と、置数や倍率を入力す
るテンキー92と、置数を標準値「1」に戻したりする
ためのクリアキー93と、複写機1内における設定値な
どを標準値に戻すためのパネルリセットキー94と、コ
ピー動作を中止させるためのストップキー95と、コピ
ー動作を開始させるためのスタートキー96等が設けら
れている。
【0016】液晶タッチパネル91は、JAM発生、サ
ービスマンコール発生、ペーパーエンプティ発生などの
複写機1の各種の状態、露光レベル、倍率、用紙などの
複写機1の動作モード、その他の種々の情報を表示する
とともに、動作モードの選択のための入力を行なう。原
稿方向選択キー99は、原稿がポートレートかランドス
ケープかを設定する。原稿選択キー100は、原稿が両
面であるか、ブック原稿であるのか、または片面である
かを設定する。コピー選択キー101は、両面コピーか
片面コピーかを選択する。Nin1選択キー102は、
1in1モード(通常のコピー)か、2in1モード
か、4in1モードかを選択する。綴じ代選択キー10
3は、5mm,10mm,15mmの綴じ代の幅を選択
する。綴じ代方向選択キー104は、綴じ代を左側につ
けるか上側につけるかを選択する。仕上げモードキー9
8は、ノンソート、ソート、ステープルソート、グルー
ピングといった4つの仕上げモードを選択する。出力モ
ードの選択キー97は、高生産モード及び高画質モード
を選択することができる。ここで、高生産モードは、画
像メモリ304に格納された画像データを用いて、設定
された回数分の複写処理を実行する。このため、スキャ
ンの回数を減らすことができ、単位時間当たりのコピー
の生産量を増加できる。また、高画質モードでは、1回
の複写動作毎に、IRとプリンタとが同期して動作す
る。高画質モードでは、高生産モードに比べてコピーの
生産効率が減少するが、原稿の経時的な微妙な変化に迅
速に対応して高画質のコピーを得ることができる。
【0017】(1-3)制御部 図7および図8は複写機1の制御部100の構成を示す
ブロック図である。制御部100は、8個のCPU1〜
8を中心に構成され、これら各CPU1〜8には、それ
ぞれプログラムを格納したROM111〜118、およ
びプログラム実行のワークエリアとなるRAM121〜
128が設けられている。なお、CPU6はメモリユニ
ット部30内に設けられている(図9参照)。
【0018】CPU1は、操作パネルOPの各種操作キ
ーからの信号の入力および表示にかかわる制御を行な
う。CPU2は、画像信号処理部20の各部の制御を行
なう。CPU3は、走査系10の駆動制御を行なう。C
PU4は、印字処理部40、光学系60、および作像系
70の制御を行なう。CPU5は、制御部100の全体
的なタイミング調整や動作モードの設定のための処理を
行なう。CPU6は、メモリユニット部30を制御する
ことによって読取った画像データをメモリ(画像メモリ
304)に一旦格納する。そして、CPU5で設定され
た動作モードに従って必要な画像分のデータをメモリか
ら読み出し、読み出した画像データに対して綴じ代の作
成や画像の回転処理等の必要な処理を施す。該処理の施
された画像データを印字処理部40へ出力する。CPU
6は、読取装置IRとプリンタ装置PRTとを独立して
制御し、コピー速度の向上を図る。CPU7は、原稿搬
送部500の制御を行なう。CPU8は、再給紙部60
0の制御を行なう。これらCPU1〜8の間では、割込
によるシリアル通信が行なわれ、コマンド、レポート、
その他のデータが授受される。なお、用紙サイズ検出セ
ンサSE11,12からの信号は作像系センサI/O7
7に入力され、複写用紙のサイズはCPU4で管理され
る。
【0019】画像信号処理部20は、A/D変換器、シ
ェーディング補正部、画像データに基づいて原稿の画素
の色を判別する色判別部、変倍処理部および画質補正部
からなる。画像信号処理部20によって、光電変換素子
16から入力される画像信号が画素ごとに8ビットの画
像データに量子化され、種々の処理が施された後に画像
データD2として出力される。これと共に、画像データ
D2のそれぞれの画素に対応して指定された特定色かど
うかを示す1ビットの色データDCが出力される。
【0020】図9は、メモリユニット部30のブロック
図である。メモリユニット部30は、切換部301、C
PU6からのパラメータ設定に基づいて2値データを作
成する2値化処理部302、400dpiでA4サイズ
の1頁分の容量を有したマルチポートの画像メモリ30
4、それぞれ独立に動作可能な圧縮器311および伸長
器312を有した符号処理部305、マルチポートを有
した符号メモリ306、回転処理部307、CPU6か
らのパラメータ設定に基づいて多値データを作成する多
値化処理部308およびこれの全体を制御するCPU6
などから構成されている。X×Y画素からなる原稿の画
像データ(但し、X方向が列アドレス、Y方向が行アド
レス)の画像メモリ304への書込み処理は、アドレス
(0,0)より開始される。第1行目のデータのX方向
の書き込みが終了した後、第2行目のデータをX方向に
書き込む。2値化処理部302で行う2値化処理は単純
2値化ではなく、デイザ処理のような疑似中間調の2値
化を含む。
【0021】符号処理部305は、画像メモリ304に
書込まれた画像データを読み出し、かつ圧縮して符号デ
ータを作成し、これを符号メモリ306に書き込む。ま
た、CPU6の指令により、符号メモリ306に書き込
まれた符号データを読み出し且つ伸長して画像データを
作成し、これを画像メモリ304に書き込む。2in1
モードや4in1モードが設定されている場合には、各
モードに応じた数の画像データを伸長する。伸長によっ
て画像メモリ304に1ページ分の画像データが生成さ
れた後、該データは、回転処理部へ出力される。回転処
理部307は、入力された画像データをCPU6から指
定される回転角度(0°,90°,180°,270
°)だけ画像を回転した状態のデータに変換して出力す
る。画像を90°回転させて出力する場合には、アドレ
ス(X,0)から順にデータを読み出し、画像を180
°回転させて出力する場合には、アドレス(X,Y)か
ら順にデータを読み出し、画像を270°回転して出力
する場合には、アドレス(0,Y)から順にデータを読
み出す。回転処理部307は、綴じ代が設定されている
場合には、回転処理を施して得られる画像に対して所定
の幅の綴じ代を設け、綴じ代を設けた状態の画像データ
を出力する。多値化処理部308は、回転処理部307
より入力されるデータに基づいて多値の画像データを生
成し、これを画像データD3として出力する。なお、圧
縮器311及び伸長器312は互いに独立し、かつ並行
に動作可能となっている。圧縮器311及び伸長器31
2と、符号メモリ306との間では、データがそれぞれ
図示しないDMACによりDMA転送される。
【0022】(2)各CPUでの処理 (2-1)CPU1での処理 (2-1-1)メインルーチン 図10はCPU1のメインルーチンのフローチャートで
ある。CPU1は、操作パネルOPの各種操作キーから
の信号の入力及び表示に関する制御を行なう。初期設定
を行なった後(ステップS1100)、内部タイマをス
タートさせてルーチンの時間が一定となるように監視し
(ステップS1200及びステップS1600)、操作
パネルOP等に対して入力制御処理(ステップS130
0)及び表示制御処理(ステップS1400)を実行し
た後、その他の処理を行なう(ステップS1500)。
CPU1は、割込処理によって他のCPU2〜8との通
信を行なう。
【0023】(2-1-2)入力制御処理 図11〜図15は、ステップS1300で実行される入
力処理のフローチャートである。入力処理は、使用者に
よる操作パネルOP上の操作キーの操作に従って、その
表示を切り換える処理を実行すると共に、このキー操作
に伴うモード等の設定変更をCPU5へ送信する。
【0024】原稿選択キー100が押下された場合(ス
テップS1301でYES)、両面原稿モードがセット
(LED100a点灯)されていた場合には(ステップ
S1302でNO、ステップS1303でYES)、ブ
ック原稿モードをセット(LED100a消灯、LED
100b点灯)する(ステップS1306)。また、ブ
ック原稿モードがセット(LED100b点灯)されて
いた場合(ステップS1302でNO、ステップS13
03でNO)、片面原稿モードをセット(LED100
b消灯、LED100c点灯)する(ステップS130
4)。また、片面原稿モードがセット(LED100c
点灯)されていた場合には(ステップS1302でYE
S)、両面原稿モードをセット(LED100c消灯、
LED100a点灯)する(ステップS1305)。こ
の後、モードの変更をCPU5へ送信する(ステップS
1307)。
【0025】原稿方向選択キー99が押下された場合
(ステップS1308でYES)、原稿の方向の指定が
されていなかった場合(LED99a及び99bの両方
が消灯)には(ステップS1309でYES)、ステッ
プS1313でポートレート方向を指定する(LED9
9b点灯)。原稿の方向がポートレート方向に指定(L
ED99b点灯)されていた場合には(ステップS13
10でYES)、ステップS1312でランドスケープ
方向に指定する(LED99b消灯、LED99a点
灯)。原稿の方向がランドスケープ方向に指定(LED
103a点灯)されていた場合には(ステップS131
0でNO)、ステップS1311で原稿の方向の指定な
しとする(LED199a及びLED99bの両方を消
灯)。この後、原稿方向の指定の変更をCPU5に送信
する(ステップS1314)。
【0026】コピー選択キー101が押下された場合
(ステップS1315でYES)、片面コピーモードが
セット(LED101b点灯)されていた場合には(ス
テップS1316でYES)、両面コピーモードをセッ
ト(LED101b消灯、LED101a点灯)する
(ステップS1318)。また、両面コピーモードがセ
ット(LED101a点灯)されていた場合(ステップ
S1316でNO)、片面コピーモードをセット(LE
D101a消灯、LED101b点灯)する(ステップ
S1317)。この後、コピーモードの変更をCPU5
に送信する(ステップS1319)。
【0027】Nin1選択キー102が押下された場合
(ステップS1320でYES)、1in1モードがセ
ット(LED102a点灯)されていた場合には(ステ
ップS1321でYES)、2in1モードをセット
(LED102a消灯、LED102a点灯)する(ス
テップS1323)。2in1モードがセット(LED
102b点灯)されていた場合(ステップS1322で
YES)、4in1モードをセット(LED102b消
灯、LED102c点灯)する(ステップS132
4)。4in1モードがセット(LED102c点灯)
されていた場合(ステップS1322でNO)、1in
1モードをセット(LED102c消灯、LED102
a点灯)する(ステップS1325)。この後、モード
の変更をCPU5に送信する(ステップS1326)。
【0028】綴じ代選択キー103が押下された場合
(ステップS1327でYES)、綴じ代なしがセット
(LED103a〜103cの全てが消灯)されている
場合(ステップS1328でYES)、ステップS13
29で綴じ代5mmをセット(LED103a点灯)す
る。綴じ代5mmがセット(LED103a点灯)され
ている場合(ステップS1330でYES)、ステップ
S1331で綴じ代10mmをセット(LED103a
消灯、LED103b点灯)する。綴じ代10mmがセ
ット(LED103b点灯)、されている場合(ステッ
プS1332でYES)、ステップS1333で綴じ代
15mmをセット(LED103b消灯、LED103
c点灯)する。綴じ代15mmがセット(LED103
c点灯)されている場合、ステップS1334で全ての
LED103a〜103cを消灯して、綴じ代なしをセ
ットする。この後、綴じ代の設定幅の変更をCPU5に
送信する(ステップS1335)。
【0029】綴じ代方向選択キー104が押下された場
合(ステップS1336でYES)であって、用紙の左
側に綴じ代を設けるモードがセット(LED104a点
灯)されている場合には(ステップS1337でYE
S)、ステップS1338で、用紙の上側に綴じ代を設
けるモードをセット(LED104a消灯、LED10
4b点灯)する。また、用紙の上側に綴じ代を設けるモ
ードがセット(LED104b点灯)されている場合に
は(ステップS1337でNO)、ステップS1339
で綴じ代を左側に設けるモードをセット(LED104
b消灯、LED104a点灯)する。この後、綴じ代の
設定モードの変更をCPU5に送信する(ステップS1
340)。
【0030】出力モード選択キー97が押下された場合
(ステップS1341でYES)、高生産モードがセッ
ト(LED97a点灯)されている場合(ステップS1
342でYES)、ステップS1344で高画質モード
をセット(ステップS97aを消灯、LED97bを点
灯)する。また、高画質モードがセット(LED97b
点灯)されている場合(ステップS1342でNO)、
ステップS1443で高生産モードをセット(LED9
7b消灯、LED97a点灯)する。この後、モードの
変更を送信する(ステップS1345)。
【0031】仕上げモードキー98が押下された場合
(ステップS1346でYES)、ノンソートモードが
セット(LED98a点灯)されている場合(ステップ
S1347でYES)、ステップS1348でソートモ
ードをセット(LED98a消灯、LED98b点灯)
する。ソートモードがセット(LED98b点灯)され
ている場合(ステップS1349でYES)、ステップ
S1350でステープルソートモードをセット(LED
98b消灯、LED98c点灯)する。ステープルソー
トモードがセット(LED98c点灯)されている場合
(ステップS1351でYES)、ステップS1352
でグルーピングモードをセット(LED98c消灯、L
ED98d点灯)する。また、グルーピングモードがセ
ット(LED98d点灯)されている場合(ステップS
1351でNO)、ステップS1353でノンソートモ
ードをセット(LED98d消灯、LED98a点灯)
する。この後、仕上げモードの変更をCPU5に送信す
る(ステップS1354)。
【0032】その他のキーが押下された場合には(ステ
ップS1355でYES)、それらの処理を実行する
(ステップS1356)。CPU5から送信されて来た
情報がある場合(ステップS1357でYES)であっ
て、その情報が原稿方向不明警告である場合には(ステ
ップS1358でYES)、原稿方向不明表示を要求す
る(ステップS1359)。その他の処理、送信された
情報に該当する処理を行った後に(ステップS136
0)、リターンする。
【0033】(2-1-3)表示制御処理 図16は、表示制御処理(ステップS1400)のフロ
ーチャートを示す。既に説明した入力制御処理におい
て、表示要求された場合(ステップS1401でYE
S)であって、その要求が原稿方向不明表示の要求であ
る場合(ステップS1402でYES)、液晶タッチパ
ネル91に図17の画面を表示し、原稿方向の入力を要
求する(ステップS1404)。これにより、原稿の方
向が正確に認知される。その他の表示要求に応じた表示
処理を実行した後に(ステップS1403)、リターン
する。
【0034】(2-2)CPU5での処理 (2-2-1)メインルーチン 図16はCPU5のメインルーチンのフローチャートで
ある。CPU5は、他のCPUに対して起動、停止のコ
マンドおよび動作モードのセットなどを行ない、複写機
1の全体の動作を制御する。初期設定の後(ステップS
5100)、内部タイマをスタートし(ステップS52
00)、ルーチンの時間が一定となるように監視する
(ステップS5800)。入力データの解析処理(ステ
ップS5300)では、割込による通信で入力されたデ
ータをチェックした後に内容を解析し、その内容に応じ
て動作モードの変更があった場合は、ステップS540
0においてモード設定処理を行なう。コマンドの設定処
理(ステップS5500)では、複写モードに応じたメ
モリ書き込み、読み出しの制御が実行される。この後、
通信によって出力するためにそのデータを出力エリアに
セットする(ステップS5600)。
【0035】(2-2-2)コマンドの設定 図19〜図22は、コマンドの設定(ステップS550
0)の処理フローチャートである。まず、CPU7に対
して、原稿給紙要求を出力する(ステップS550
1)。原稿の給紙の完了と、原稿サイズの情報との連絡
を待って(ステップS5502及びS5503)。綴じ
代モードが設定されているか否かを判断する(ステップ
S5504)。綴じ代のセットがなされているが(ステ
ップS5504でYES)、綴じ代の方向の指定がなさ
れていない場合(ステップS5506でYES)、及び
綴じ代のセットがなされておらず(ステップS5504
でNO)、かつ4in1モードがセットされている場合
(ステップS5505でYES)には、次のステップS
5507へ進む(図20)。また、綴じ代のセットがな
されておらず(ステップS5504でNO)、かつ4i
n1モードがセットされていない場合(ステップS55
05でNO)には、次のステップS5520(図21)
へ進む。
【0036】ステップS5507では、原稿のサイズ
が、縦横両方向に載置可能なサイズのB5またはA4で
あるか、その他のサイズであるかを判断する。原稿のサ
イズがB5またはA4の場合(ステップS5507でY
ES)であって、CPU1から原稿方向の指定を受けた
場合には(ステップS5508でYES)、実際に原稿
台上にセットされた原稿の方向に拘わらず、その指示内
容に従って原稿の種類をポートレート原稿、またはラン
ドスケープ原稿であると判断する(ステップS5511
〜S5513)。これにより、原稿の原稿台上へのセッ
ト方向によらず、正確な原稿の種類を特定することがで
きる。また、原稿のサイズがB5またはA4の場合(ス
テップS5507でYES)であって、CPU1からの
原稿方向の指定を受けていない場合には、実際に原稿台
上にセットされた原稿の方向から原稿の方向を判断する
(ステップS5509)。原稿が原稿給紙トレー510
上に使用者側から見て横に載置され、原稿搬送部500
において、原稿用紙の短手方向を先頭に搬送(以下、こ
れを縦通しといい、フローチャート中”T”で表す。以
下同じ)される場合(ステップS5509でYES)、
当該原稿をランドスケープ原稿であると判定する(ステ
ップS5513)。また、原稿が原稿給紙トレー510
上に使用者側から見て縦に載置され、原稿搬送部500
において、原稿用紙の長手方向を先頭に搬送(以下、こ
れを横通しという。)される場合(ステップS5509
でNO)、当該原稿をポートレート原稿であると判定す
る(ステップS5512)。これにより、操作パネルO
Pを介して原稿の種類を指定する手間を省くことがで
き、処理の迅速化を図ることができる。原稿のサイズが
B5またはA4でない場合であって(ステップS550
7でNO)、CPU1から原稿の方向の指定を受けてい
る場合には(ステップS5510でYES)、実際に原
稿台上にセットされた原稿の方向に拘わらず、その指示
内容に従って原稿の種類をポートレート原稿、またはラ
ンドスケープ原稿であると判断する(ステップS551
1〜S5513)。また、原稿のサイズがB5またはA
4でない場合であって(ステップS5507でNO)、
CPU1から原稿の方向の指示が送られて来ていない場
合には(ステップS5510でNO)、CPU1に対し
て原稿方向不明警告を出力する(ステップS551
4)。そしてCPU1から原稿方向の指定を受けるのを
待って(ステップS5515)、原稿の種類をポートレ
ート原稿、またはランドスケープ原稿であると判断する
(ステップS5516〜S5518)。これにより、原
稿の種類の正確な判定ができる。次のステップS551
9でCPU1からのスタートキー96の入力を待って次
のステップS5520(図21)へ進む。
【0037】ステップS5520(図21)では、CP
U3に対してスキャン要求を出力する。次のステップS
5521でデジタル画像データを画像メモリ304に記
憶させる。ステップS5522では、圧縮器311によ
り画像データを符号化して情報量圧縮して符号メモリ3
06に記憶させる。次の原稿が存在する場合には、(ス
テップS5523でYES)、CPU7に対して原稿交
換要求を行う(ステップS5524)。給紙が完了する
のを待って、上記ステップS5520へ戻る。全ての原
稿の給紙及び読取が完了した場合(ステップS5523
でNO)、ページ順序の入れ替え処理を実行し(ステッ
プS5526)、綴じ代方向設定処理を実行した後(ス
テップS5527)、次のステップS5528(図2
2)へ進む。
【0038】ステップS5528では、伸長器312に
おいて伸長された1以上の画像のデータを画像メモリ3
04上に展開するため、アドレスの初期化等のメモリの
設定を行う。ステップS5529〜ステップS5534
では、1in1モード、2in1モード、4in1モー
ドの各のモード設定に応じた数の画像データを伸長す
る。すなわち、1in1モードが設定されている場合に
は、1画像分のデータを伸長し、2in1モードが設定
されている場合には、2画像分のデータを伸長する。ま
た、4in1モードの設定されている場合には4画像分
のデータを伸長する。ステップS5535では、画像メ
モリ304に展開された画像データを所定の角度で回転
して出力させると共に、設定された幅の綴じ代を設け
る。例えば、ポートレート原稿の左側に5mmの幅の綴
じ代を設けるには、以下のような方法が考えられる。ま
ず、用紙の長手方向左側に5mm幅の白色データを出力
する。続いて所定の角度で回転された画像のデータを出
力する。この場合、画像の長手方向右側5mm分の画像
データは、用紙に印刷されずに削除される。また、画像
データ中、5mmの幅に相当する画像データを全て白色
データに変換し、これを用紙上に形成するようにしても
よい。この場合、画像の長手方向左側5mm分の画像デ
ータが削除される。上記綴じ代は、原稿綴じ代を利用し
て形成してもよい。ここで、原稿綴じ代とは、原稿の画
像以外の余白部分をいう。原稿綴じ代の値が設定された
綴じ代の幅5mmよりも大きな値である場合は、更に綴
じ代を付加することをせずに、このまま出力する。原稿
綴じ代が設定された綴じ代よりも小さな値である場合、
設定された綴じ代の値から原稿綴じ代の値を差し引いた
値の綴じ代を新たに設ける。このようにすることで、余
分な綴じ代を削減し、不用意に画像データが削除される
ことを防止することができる。上記ステップS5535
での処理が終了した後、更に次の出力すべき画像がある
場合には(ステップS5536でYES)、上記ステッ
プS5528〜ステップS5535における処理を繰り
返す。全ての画像データを出力した後(ステップS55
36でNO)、リターンする。
【0039】(2-2-3)ページ順序入れ替え 図23は、ページ順序入れ替え処理(ステップS552
6)のフローチャートを示す。ステップS5550で
は、4in1モードがセットされているかをチェックす
る。ここで、4in1モードが設定されていない場合に
はそのままリターンする。4in1モードがセットされ
ている場合であって(ステップS5550でYES)、
原稿の種類がポートレート原稿である場合には(ステッ
プS5551でYES)、以下のコマンドを設定する。
原稿が縦通し(フローチャート中”T”で表す。)され
る場合(ステップS5552でYES)には、伸長する
画像の順番を1→2→3→4とする(ステップS555
6)。ここで、前記1〜4の番号は、原稿画像のデジタ
ル画像データを画像メモリ304に読み込んだ順番を意
味する。画像を形成する用紙の方向が縦(T)の場合に
は(ステップS5557でYES)、回転角度を0°に
する(ステップS5564)。一方、用紙の方向が横の
場合には(ステップS5557でNO)、回転角度を2
70°にする(ステップS5558)。図24(a)
は、ポートレート原稿を縦通しした場合に、1→2→3
→4の順で読み取られたデジタル画像データの画像メモ
リ304内での状態を示す図である。図24(b)は、
画像メモリ304内の画像データを上記ステップS55
62での処理に従って、画像メモリから1→2→3→4
の順序で伸長した場合に用紙上に形成される画像を示
す。
【0040】また、原稿の種類がポートレート原稿であ
って、横通しされる場合には(ステップS5552でN
O)、伸長する画像の順番を3→1→4→2とする(ス
テップS5553)。画像を形成する用紙の方向が縦
(T)の場合には(ステップS5554でYES)、回
転角度を90°にする(ステップS5555)。一方、
用紙の方向が横の場合には(ステップS5554でN
O)、回転角度を0°にする(ステップS5564)。
図25(a)は、ポートレート原稿を横通しした場合
に、1→2→3→4の順で読み取られたデジタル画像デ
ータの画像メモリ304内での状態を示す図である。図
25(b)は、画像メモリ304内の画像データを上記
ステップS5553での処理に従って、画像メモリから
3→1→4→2の順序で伸長した場合に用紙上に形成さ
れる画像を示す。
【0041】他方、原稿の種類がランドスケープ原稿で
ある場合には(ステップS5551でNO)、以下のコ
マンドを決定する。原稿が縦通しされる場合(ステップ
S5559でYES)には、伸長する画像の順番を3→
1→4→2とする(ステップS5560)。画像を形成
する用紙の方向が縦(T)の場合(ステップS5561
でYES)、回転角度を0°とする(ステップS556
4)。一方、用紙の方向が横の場合(ステップS556
1でNO)、回転角度は90°とする(ステップS55
55)。図26(a)は、ランドスケープ原稿を縦通し
した場合に、1→2→3→4の順で読み取られたデジタ
ル画像データの画像メモリ304内での状態を示す図で
ある。図26(b)は、画像メモリ304内の画像デー
タを上記ステップS5560での処理にしたがって、画
像メモリ304から3→1→4→2の順序で伸長した場
合に用紙上に形成される画像を示す。
【0042】また、原稿の種類がランドスケープ原稿で
あって、横通しされる場合(ステップS5559でN
O)、伸長する画像の順番を1→2→3→4にする(ス
テップS5562)。画像を形成する用紙の方向が縦
(T)である場合(ステップS5563でYES)、回
転角度を90°とする(ステップS5555)。一方、
用紙の方向が横の場合(ステップS5563でNO)、
回転角度を0°とする(ステップS5564)。図27
(a)は、ランドスケープ原稿を横通しした場合に1→
2→3→4の順で読み取られたデジタル画像データの画
像メモリ304内での状態を示す図である。また、図2
7(b)は、画像メモリ内の画像データを上記ステップ
S5562での処理に従って、画像メモリ304から3
→1→4→2の順序で伸長した場合に用紙上に形成され
る画像を示す。なお、画像を形成する用紙の方向が縦
(T)である場合(ステップS5563でYES)、回
転角度を90°とする(ステップS5555)。一方、
用紙の方向が横の場合(ステップS5563でNO)、
回転角度を0°とする(ステップS5564)。
【0043】以上のページ入れ替え処理により4in1
モードのコピーを実行する場合であっても、原稿台上に
セットする原稿のサイズ、及びその方向から原稿の種類
を正確に判定し、かつ、所望する画像を用紙上に形成す
ることができる。
【0044】(2-2-4)綴じ代方向設定 図28は、綴じ代方向設定処理(ステップS5527)
のフローチャートである。綴じ代モードが設定されてい
る場合(ステップS5580)であって、原稿の種類が
ブック原稿とされている場合(ステップS5581でY
ES)、綴じ代の位置は、ブックの左側の頁(図30参
照)は、図29(d)に示すように用紙の右側に綴じ代
を設け、右側の頁は図29(a)に示すように用紙の左
側に綴じ代を設ける(ステップS5582)。ブック原
稿の場合には、読み取った原稿画像を2分割する。片面
コピーモードが設定されている場合には、分割された各
画像の上記位置に綴じ代を設け、これを出力する。ま
た、両面コピーモードが設定されている場合には、用紙
の表面に左頁を形成し、用紙の裏面に右頁の画像を形成
する。このようにすることで、ブック原稿の中央部に生
じる影の部分を綴じ代として消去することができる。原
稿の種類がポートレート原稿であり(ステップS558
3でYES)、かつ原稿が縦通しされる場合(ステップ
S5584でYES)であって、用紙の左側に綴じ代を
設ける場合には図29(c)に示すように、用紙の下側
の領域に綴じ代を設ける(ステップS5586)。従っ
て、用紙の上側に綴じ代を設ける場合には図29(a)
に示す用紙の右側の領域に綴じ代を設ける。また、原稿
が横通しされる場合(ステップS5584でNO)であ
って、用紙の左側に綴じ代を設けるには図29(a)に
示すように、用紙の左側の領域に綴じ代を設ける(ステ
ップS5585)。従って、用紙の上側に綴じ代を設け
る場合には図29(b)に示す用紙の上側の領域に綴じ
代を設ける。一方、原稿の種類がランドスケープ原稿で
あり(ステップS5583でNO)、かつ原稿用紙が縦
通しされる場合(ステップS5587でYES)であっ
て、用紙の上側に綴じ代を設けるには図29(b)に示
すように、用紙の上側の領域に綴じ代を設ける(ステッ
プS5588)。従って、用紙の左側に綴じ代を設ける
場合には図29(a)に示すように、用紙の左側の領域
に綴じ代を設ける。また、原稿が横通しされる場合(ス
テップS5587でNO)であって、用紙の上側に綴じ
代を設ける場合には図29(d)に示すように、用紙の
右側の領域に綴じ代を設ける(ステップS5589)。
従って、用紙の左側に綴じ代を設ける場合には図29
(b)に示すように、用紙の上側の領域に綴じ代を設け
る。以上のように、原稿台上に載置する原稿のサイズと
その方向から原稿の種類を正確に判定し、かつ綴じ代の
位置を所望の位置に自動で設定することができる。この
ため、使用の便が向上する。2in1、4in1、さら
には、綴じ代を設定したときもユーザの意志とおりのコ
ピーを得ることができ、ミスコピーを無くすことができ
る。このため、使い勝手の向上を図ることができる。
【0045】(2-3)CPU7での処理 (2-3-1)メインルーチン 図31は、CPU7のメインルーチンのフローチャート
である。CPU7は、原稿搬送部500を制御する。初
期化(ステップS7100)の後、内部タイマーをスタ
ートさせてルーチンの時間が一定となるように監視する
(ステップS7200及びS7700)。次に原稿を捌
いて斜行補正し、搬送ベルト506までの搬送を制御す
る原稿給紙処理を行なう(ステップS7300)。原稿
サイズの検出を行った後(ステップS7400)、搬送
ベルト506による所定の読取位置への原稿の位置決め
と反転ローラ507までの搬送を制御する原稿搬送処理
を行ない(ステップS7500)、反転ローラ507に
達した原稿をそのまま排出するかまたは搬送ベルト50
6の方へ再度搬送するかなどを制御する原稿反転排出処
理を行なう(ステップS7600)。
【0046】(2-3-2)原稿サイズ検出 図32及び図33はステップS7400で実行されるサ
イズ検出のサブルーチンを示す。まず、ステップS74
01では、原稿搬送部500での原稿搬送時間に基づい
て、原稿の長さSを測定する。原稿の搬送時間は、原稿
の長さに比例するためである。次に、ステップS740
2で幅フラグが「1」か否かを判定する。幅フラグは幅
センサSE51のオン、オフによって設定され、幅セン
サSE51(図5参照)は、B5横送り以上の幅寸法の
原稿によってオンされ、幅フラグを「1」にセットす
る。原稿のサイズは測定した長さSの値と幅フラグとの
組み合わせによって設定される。図32及び図33にお
いて、Yは横送り、Tは縦送りを意味する。幅フラグが
「1」のときは(ステップS7402でYES)、次の
ステップS7403で測定した原稿の長さSの値をチェ
ックする。Sの値が182mm以下であればステップS
7404でSIZEをB5横送りに設定する。以下、同
様に測定した原稿の長さSの値に従ってステップS74
05〜S7407でSIZEに所定の原稿サイズを設定
する。420mmよりも長ければ、ステップS7408
で原稿サイズ不明とする。その後、ステップS7409
で幅フラグを「0」にリセットする。一方、ステップS
7402において幅フラグが「0」のときは、ステップ
S7410で測定した原稿の長さSの値をチェックす
る。Sの値に従ってステップS7411〜S7413で
SIZEに所定の原稿サイズを設定する。なお、Sの値
が297mmよりも短ければステップS7414で原稿
サイズ不明とする。
【0047】
【発明の効果】本発明のデジタル複写機は、原稿台上に
載置された原稿の載置方向を方向検出手段により検出す
ることで、原稿の種類を判定する。また、サイズ検出手
段により検出された原稿のサイズが、原稿台上に特定の
方向にしか載置できないサイズの原稿である場合には、
判定手段による判定結果によらず入力手段によって原稿
の種別を入力設定させる。これにより、正確な原稿の種
類に基づいて所定の画像処理を実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は、原稿用紙の左側を綴じた場合を示
し、(b)は、原稿用紙の上側を綴じた場合を示す図で
ある。
【図2】 (a)は、ランドスケープ原稿を原稿給紙ト
レー510上に装置正面(使用者側)から見て横に載置
した状態(縦通しの状態)を示し、(b)は、ポートレ
ート原稿を原稿給紙トレー510上に装置正面(使用者
側)から見て縦に載置した状態(横通しの状態)を示す
図である。
【図3】 (a)は、ランドスケープ原稿を4in1モ
ードでコピーした場合に用紙上に形成される画像の配置
を示し、(b)は、ポートレート原稿を4in1モード
でコピーした場合に用紙上に形成される画像の配置を示
す図である。
【図4】 (a)は、綴じ代設定モードにおいて、画像
の種類を誤って判断したために生じたミスコピーを示
し、(b)は、4in1モードにおいて、画像の種類を
誤って判断したために生じたミスコピーを示す図であ
る。
【図5】 本実施例のデジタル複写機の構成断面図を示
す図である。
【図6】 複写機1の操作パネルOPの正面図である。
【図7】 制御部100の構成を示すブロック図であ
る。
【図8】 制御部100の構成を示すブロック図であ
る。
【図9】 メモリユニット部30のブロック図である。
【図10】 CPU1のメインルーチンのフローチャー
トを示す図であるである。
【図11】 入力処理(ステップS1300)のフロー
チャートの一部を示す図である。
【図12】 入力処理(ステップS1300)のフロー
チャートの一部を示す図である。
【図13】 入力処理(ステップS1300)のフロー
チャートの一部を示す図であるある。
【図14】 入力処理(ステップS1300)のフロー
チャートの一部を示す図である。
【図15】 入力処理(ステップS1300)のフロー
チャートの一部を示す図である。
【図16】 CPU5のメインルーチンのフローチャー
トを示す図である。
【図17】 図16に示す表示処理(ステップS140
4)で操作パネルOP上に備えられる液晶タッチパネル
91に表示する画面を示す図である。
【図18】 CPU5のメインルーチンのフローチャー
トを示す図である。
【図19】 コマンドの設定(ステップS5500)の
処理フローチャートの一部を示す図である。
【図20】 コマンドの設定(ステップS5500)の
処理フローチャートの一部を示す図である。
【図21】 コマンドの設定(ステップS5500)の
処理フローチャートの一部を示す図である。
【図22】 コマンドの設定(ステップS5500)の
処理フローチャートの一部を示す図である。
【図23】 ページ入れ替え処理(ステップS552
6)のフローチャートを示す図である。
【図24】 (a)は、ポートレート原稿が縦通しされ
る場合に1→2→3→4の順で読み取られたデジタル画
像データの画像メモリ304内での状態を示し、(b)
は、図23のステップS5556で設定される順序に従
ってCPU6が画像データを出力した結果用紙上に形成
される画像を示す図である。
【図25】 (a)は、ポートレート原稿が横通しされ
る場合に1→2→3→4の順で読み取られたデジタル画
像データの画像メモリ304内での状態を示し、(b)
は、図23のステップS5553で設定される順序に従
ってCPU6が画像データを出力した結果用紙上に形成
される画像を示す図である。
【図26】 (a)は、ランドスケープ原稿が縦通しさ
れる場合に1→2→3→4の順で読み取られたデジタル
画像データの画像メモリ304内での状態を示し、
(b)は、図23のステップS5560で設定される順
序に従ってCPU6が画像データを出力した結果用紙上
に形成される画像を示す図である。
【図27】 (a)は、ランドスケープ原稿が横通しさ
れる場合に1→2→3→4の順で読み取られたデジタル
画像データの画像メモリ304内での状態を示し、
(b)は、図23のステップS5562で設定される順
序に従ってCPU6が画像データを出力した結果用紙上
に形成される画像を示す図である。
【図28】 綴じ代方向設定処理(ステップS552
7)のフローチャートを示す図である。
【図29】 (a)は、用紙の左側に綴じ代を設けた場
合を示し、(b)は、用紙の上側に綴じ代を設けた場合
を示し、(c)は、用紙の下側に綴じ代を設けた場合を
示し、(d)は、用紙の右側に綴じ代を設けた場合を示
す図である。
【図30】 ブック原稿(書籍)をコピーする際に、ブ
ックの右側の頁及び左側の頁に設ける綴じ代の位置を示
す図である。
【図31】 CPU7のメインルーチンのフローチャー
トを示す図である。
【図32】 原稿サイズ検出処理(ステップS740
0)のフローチャートの一部を示す図である。
【図33】 原稿サイズ検出処理(ステップS740
0)のフローチャートの一部を示す図である。
【符号の説明】
1〜8…CPU 30…メモリユニット部 103…原稿方向選択キー SE51…センサ 304…画像メモリ 307…回転処理部 500…原稿搬送部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−27772(JP,A) 特開 平6−12002(JP,A) 特開 平6−152931(JP,A) 特開 平4−320150(JP,A) 特開 平6−59541(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を載置する原稿台と、 前記原稿台上に載置された原稿を読み取り、画像データ
    を出力する読取手段と、 前記読取手段から出力される前記画像データを記憶する
    画像メモリと、 前記原稿のサイズと載置方向を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された前記原稿の載置方向に基
    づいて、前記原稿の種類がポートレート原稿とランドス
    ケープ原稿のいずれであると判定する判定手段と、 原稿の種類がポートレート原稿とランドスケープ原稿の
    いずれであるかを入力設定する入力手段と、 前記検出手段により検出された前記原稿のサイズが、前
    記原稿台上に特定の方向でしか載置できない原稿のサイ
    ズである場合、前記原稿の種類がポートレート原稿とラ
    ンドスケープ原稿のいずれであるかの前記入力手段によ
    る入力設定を要求する入力要求手段と、 前記画像メモリから読み出した画像データに対して、原
    稿の種類がポートレート原稿とランドスケープ原稿のい
    ずれであるかにより異なる処理を施す画像処理手段であ
    って、前記入力手段による入力設定が行われた場合は前
    記入力手段により入力設定された原稿の種類に基づいて
    前記処理を施し、前記入力手段による入力設定が行われ
    なかった場合は前記判定手段により判定する原稿の種類
    に基づいて前記処理を施す画像処理手段と、 前記画像処理手段により前記処理が施された画像データ
    により用紙上に画像を形成する画像形成手段とを備える
    ことを特徴とするデジタル複写機
  2. 【請求項2】 前記処理は、綴じ代の方向の決定である
    ことを特徴とする請求項1に記載されたデジタル複写
  3. 【請求項3】 前記の処理は、複数ページからなる画像
    から1の合成画像を形成する場合のページ順序入れ替え
    であることを特徴とする請求項1に記載されたデジタル
    複写機
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