JP3532954B2 - 油圧パワーステアリング装置用制御弁 - Google Patents

油圧パワーステアリング装置用制御弁

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、油圧パワーステアリン
グ装置の操舵補助力発生用油圧アクチュエータに作用す
る油圧を制御するロータリー式の油圧制御弁に関する。 【0002】 【従来の技術】図5に示す従来の油圧パワーステアリン
グ装置用制御弁は、筒状の第1バルブ部材101と、こ
の第1バルブ部材101に相対回転可能に挿入される第
2バルブ部材102とを備える。その第1バルブ部材1
01の内周と第2バルブ部材102の外周とに軸方向に
沿う複数の凹部101d、102aが周方向等間隔に形
成されている。その第2バルブ部材側凹部102aの一
部は互いに周方向等間隔に位置すると共にポンプに通じ
る複数の圧油供給用凹部102a′とされている。その
第1バルブ部材側凹部101dと第2バルブ部材側凹部
102aの間が両バルブ部材101、102の相対回転
により開度が変化する絞り部とされ、この絞り部の開度
変化により操舵補助力発生用油圧アクチュエータに作用
する油圧が制御される(実公平1‐43977公報参
照)。 【0003】この制御弁においては、ポンプから吐出さ
れる圧油の脈動等により第1バルブ部材101と第2バ
ルブ部材102が相対振動するのを防止するため、各凹
部101d、102aの軸方向一端の軸方向外方におい
て第2バルブ部材の外周に第1周溝102bが形成さ
れ、この第1周溝102bに環状弾性部材103が挿入
され、その第1周溝102bと前記圧油供給用凹部10
2a′の一つとを連通する単一の第1スリット102c
が第2バルブ部材102に形成されている。その第1ス
リット102cの周方向寸法は圧油供給用凹部102
a′の周方向寸法よりも小さくされている。これによ
り、その圧油供給用凹部102a′から第1スリット1
02cを通じ第1周溝102bに圧油を供給し、この供
給された圧油により環状弾性部材103を径方向外方に
張って第1バルブ部材101の内周面に押し付け、第1
バルブ部材101と第2バルブ部材102との相対振動
を防止している。 【0004】また、高圧油が作用したときの両バルブ部
材101、102の間の隙間を軸方向に関し均一化する
ため、各凹部101d、102aの軸方向他端の軸方向
外方において第2バルブ部材の外周に第2周溝102d
が形成され、この第2周溝102dと前記第1周溝10
2bに連通された一つの圧油供給用凹部102a′とを
連通する単一の第2スリット102eが第2バルブ部材
102に形成されている。その第2スリット102eの
周方向寸法は圧油供給用凹部102a′の周方向寸法よ
りも小さくされている。これにより、その圧油供給用凹
部102a′から第2スリット102eを通じ第2周溝
102dに圧油が供給される。すなわち、軸方向に間隔
をおいて形成された両周溝102b、102dに圧油が
供給されるので、第1バルブ部材101の外周面から第
1バルブ部材101を内径方向に縮小しようとする荷重
と第2バルブ部材102の周溝102b、102dに供
給された圧油により第1バルブ部材101を外径方向に
拡張しようとする荷重がほぼバランスし、第1バルブ部
材101の内周と第2バルブ部材102の外周との隙間
が軸方向において均一化される。これにより、両バルブ
部材101、102の相対回転を円滑化し、また、両バ
ルブ部材101、102の内外周間の隙間を最小に設定
して油洩れを防止している。 【0005】また、第1バルブ部材101は、筒状の本
体部101aと、この本体部101aの内周両端に圧入
される環状部101b、101cとから構成されてい
る。その第1バルブ部材101の内周における凹部10
1dは、その本体部101aの軸方向に沿う溝の底面1
01a′と環状部101b、101cの端面101
b′、101c′とから構成されている。これにより、
本体部101aの加工を容易化している。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】上記従来の油圧制御弁
では、制振手段を設けているにも拘らず、その振動を充
分に防止することができず、不快な振動音が発生した
り、振動がハンドルに伝わって運転者に不快感を与える
等の問題があった。 【0007】本発明は上記課題を解決することのできる
油圧パワーステアリング装置用制御弁を提供することを
目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明の油圧パワーステ
アリング装置用制御弁は、筒状の第1バルブ部材と、こ
の第1バルブ部材に相対回転可能に挿入される第2バル
ブ部材とを備え、第1バルブ部材の内周と第2バルブ部
材の外周とに軸方向に沿う複数の凹部が周方向に間隔を
おいて形成され、その第2バルブ部材側凹部の一部は互
いに周方向に間隔をおいて位置すると共に圧油供給手段
に通じる複数の圧油供給用凹部とされ、その第1バルブ
部材側凹部と第2バルブ部材側凹部の間が両バルブ部材
の相対回転により開度が変化する絞り部とされ、その絞
り部の開度変化により操舵補助力発生用油圧アクチュエ
ータに作用する油圧が制御され、第2バルブ部材の外周
に前記各凹部の軸方向両端の軸方向外方において周溝が
形成され、両周溝の少なくとも一方に環状弾性部材が挿
入され、前記各圧油供給用凹部それぞれの軸方向両端か
ら軸方向外方に延びる連通用凹部が形成され、各連通用
凹部を介し各圧油供給用凹部は両周溝に連通され、各圧
油供給用凹部と各連通用凹部とは周方向の寸法が等しく
されている。 【0009】その圧油供給用凹部は周方向等間隔に配置
されているのが好ましい。 【0010】 【作用】本件発明者は、従来の油圧パワーステアリング
装置用制御弁が第1バルブ部材101の制振手段を備え
ているにも拘らず、充分に制振効果を奏することができ
ない原因は、制振作用の応答遅れにあることを究明し
た。すなわち、従来構造では圧油供給用凹部102a′
から各周溝102b、102dへの圧油の供給速度が遅
く、環状弾性部材103に油圧を迅速に作用させること
ができず、そのため制振効果を奏することができなかっ
た。 【0011】そこで、圧油供給用凹部102a′から各
周溝102b、102dへの圧油の供給を迅速化するた
め、各スリット102c、102eの深さを大きくして
流路面積を広げることが考えられる。しかし、各スリッ
ト102c、102eは、通常はフライスによって第2
バルブ部材102の外周を切削することで形成されるた
め、スリット102c、102eを深くし過ぎると、そ
のフライスにより周溝102b、102dの軸方向外方
側の壁面まで削り取られ、圧油が漏洩するおそれがあ
る。 【0012】これに対し本発明の構成によれば、複数の
圧油供給用凹部から複数の連通用凹部を通り各周溝に圧
油が供給され、しかも、各圧油供給用凹部と各連通用凹
部とは周方向の寸法が等しくされているので、従来のよ
うに単一の圧油供給用凹部102a′から単一のスリッ
ト102cを介し環状弾性部材103に油圧を作用さ
せ、そのスリット102cの周方向寸法が圧油供給用凹
部102a′の周方向寸法よりも小さい場合に比べ、環
状弾性部材に油圧を迅速に作用させることができる。こ
れにより、第1バルブ部材の制振効果を確実に奏するこ
とができる。 【0013】しかも、軸方向に間隔をおいて形成された
両方の周溝に迅速に圧油を供給できるので、第1バルブ
部材に油圧が軸方向に関し不均一に作用することはな
く、第1バルブ部材と第2バルブ部材との間の隙間を軸
方向に均一化できる。これにより、両バルブ部材の相対
回転を円滑化すると共に油漏れを防止できる。また、従
来のように単一の圧油供給用凹部から各周溝に圧油が供
給される場合、圧油供給当初においては環状弾性部材に
周方向に関し偏って油圧が作用するため、第1バルブ部
材と第2バルブ部材との間の隙間が周方向に関し不均一
になるおそれがある。これに対し、各周溝に連通される
複数の圧油供給用凹部を周方向等間隔に配置すること
で、第1バルブ部材と第2バルブ部材との間の隙間は周
方向に関し均一化される。これにより、両バルブ部材の
相対回転を円滑化すると共に油漏れを防止できる。 【0014】また、各圧油供給用凹部と各連通用凹部の
周方向の寸法を等しくすることで、その圧油供給用凹部
と連通用凹部とを単一のフライス等の工具により加工す
ることが可能になり、加工コストを低減できる。 【0015】 【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。 【0016】図1に示すラックピニオン式油圧パワース
テアリング装置1は、操舵用ハンドル(図示省略)に連
結される入力軸2と、この入力軸2にトーションバー3
を介し連結される出力軸4とを備えている。そのトーシ
ョンバー3はピン5を介し入力軸2に連結され、また、
セレーション6を介し出力軸4に連結されている。その
出力軸4にピニオン7が形成され、このピニオン7に噛
み合うラック8が操舵用車輪(図示省略)に連結されて
いる。その入力軸2はベアリング9を介しバルブハウジ
ング10aに支持され、また、ベアリング11を介し出
力軸4に支持されている。その出力軸4はベアリング1
2、13を介しラックハウジング10bに支持されてい
る。これにより、操舵による入力軸2の回転がトーショ
ンバー3を介しピニオン7に伝達されてラック8が車両
幅方向に移動し、このラック8の移動により車輪が操舵
される。なお、その入出力軸2、4とバルブハウジング
10aとの間にオイルシール14、15が設けられてい
る。また、そのラック8を支持するサポートヨーク16
が設けられ、このサポートヨーク16はバネ17の弾性
力によりラック8に押し付けられている。 【0017】操舵補助力を付与する油圧アクチュエータ
として油圧シリンダ18が設けられている。その油圧シ
リンダ18はラックハウジング10bにより構成される
シリンダチューブ19と、ラック8に一体に形成された
ピストン20とを備え、そのピストン20により仕切ら
れる一対の油室21、22が形成されている。各油室2
1、22にロータリー式油圧制御弁23が接続されてい
る。 【0018】その制御弁23は、筒状の第1バルブ部材
24と、この第1バルブ部材24に相対回転可能に挿入
される第2バルブ部材25とを備えている。その第1バ
ルブ部材24は、筒状の本体部24aと、この本体部2
4aの内周両端に圧入される環状部24b、24cとを
有し、出力軸4にピン26を介し同行回転可能に取り付
けられている。その第2バルブ部材25は入力軸2の外
周に一体に形成されている。 【0019】図2に示すように、両環状部24b、24
c間において第1バルブ部材24の内周と第2バルブ部
材25の外周とに軸方向に沿う複数の凹部が周方向等間
隔に形成されている。その第1バルブ部材側凹部は、互
いに周方向等間隔に位置する4つの右操舵用凹部27
と、互いに周方向等間隔に位置する4つの左操舵用凹部
28とで構成され、その第2バルブ部材側凹部は、互い
に周方向等間隔に位置する4つの圧油供給用凹部29
と、互いに周方向等間隔に位置する4つの圧油排出用凹
部30とで構成される。各右操舵用凹部27と各左操舵
用凹部28とは周方向に交互に配置され、各圧油供給用
凹部29と各圧油排出用凹部30とは周方向に交互に配
置される。各右操舵用凹部27は第1バルブ部材24に
形成された第1流路31およびバルブハウジング10a
に形成された第1ポート32を介し油圧シリンダ18の
一方の油室21に通じる。各左操舵用凹部28は第1バ
ルブ部材24に形成された第2流路33およびバルブハ
ウジング10aに形成された第2ポート34を介し油圧
シリンダ18の他方の油室22に通じる。各圧油供給用
凹部29は第1バルブ部材24に形成された第3流路3
5およびバルブハウジング10aに形成された入口ポー
ト36を介しポンプ37に通じる。各圧油排出用凹部3
0は第2バルブ部材25に形成された第1排出路38、
入力軸2とトーションバー3の内外周間の通路47、入
力軸2に形成された第2排出路39、及びバルブハウジ
ング10aに形成された排出ポート40を介しタンク4
1に通じる。これにより、そのポンプ37、タンク4
1、及び油圧シリンダ18の各油室21、22が第1バ
ルブ部材24と第2バルブ部材25の内外周間の弁間流
路42を通じ連通する。また、その弁間流路42におい
て第1バルブ部材側凹部と第2バルブ部材側凹部の間は
両バルブ部材24、25の相対回転により開度が変化す
る絞り部A、B、C、Dとされ、その絞り部A、B、
C、Dの開度変化により油圧シリンダ18に作用する油
圧が制御される。 【0020】すなわち、図2は操舵していない状態での
両バルブ部材24、25の相対位置を示しており、この
状態においては各圧油供給用凹部29と各圧油排出用凹
部30とが全絞り部A、B、C、Dを介し連通するた
め、ポンプ37から供給された圧油は直接タンク41へ
還流し操舵補助力は発生しない。 【0021】その操舵補助力が発生しない状態から右方
へ操舵すると、車輪が路面から受ける操舵抵抗に応じト
ーションバー3は捩じれ、両バルブ部材24、25が相
対回転する。その結果、各右操舵用凹部27と各圧油供
給用凹部29との間の絞り部Aの開度および各左操舵用
凹部28と各圧油排出用凹部30との間の絞り部Bの開
度が大きくなり、各左操舵用凹部28と各圧油供給用凹
部29との間の絞り部Cの開度および各右操舵用凹部2
7と各圧油排出用凹部30との間の絞り部Dの開度が小
さくなる。これにより、ポンプ37から油圧シリンダ1
8の一方の油室21へ圧油が供給され、油圧シリンダ1
8の他方の油室22よりタンク41へ圧油が還流され、
車両の右方への操舵補助力が操舵抵抗に応じラック8に
作用する。 【0022】また、左方へ操舵すると、各絞り部A、
B、C、Dの開度は右方へ操舵した場合と逆に変化する
ので、車両の左方への操舵補助力が操舵抵抗に応じラッ
ク8に作用する。 【0023】図3に示すように、第2バルブ部材25の
外周に、前記各凹部29、30の軸方向両端の軸方向外
方において周溝43、44が形成され、一方の周溝43
に環状弾性部材45が挿入されている。その一方の周溝
43は、各圧油供給用凹部29の軸方向一端から延びる
4つの連通用凹部46aを介し各圧油供給用凹部29に
連通されている。その他方の周溝44は、各圧油供給用
凹部29の軸方向他端から延びる4つの連通用凹部46
bを介し各圧油供給用凹部29に連通されている。各圧
油供給用凹部29と各連通用凹部46a、46bとは周
方向の寸法が等しくされている。また、各連通用凹部4
6a、46bと各周溝43、44は第1バルブ部材24
を構成する環状部24b、24cの径方向内方に配置さ
れている。 【0024】上記構成によれば、各圧油供給用凹部29
から各連通用凹部46a、46bを介し各周溝43、4
4に圧油が供給され、この供給された圧油により環状弾
性部材45が径方向外方に張られて第1バルブ部材24
の内周面に押し付けられ、第1バルブ部材24の制振が
なされる。この際、複数の圧油供給用凹部29から複数
の連通用凹部46a、46bを通り各周溝43、44に
圧油が供給され、しかも、各圧油供給用凹部29と各連
通用凹部46a、46bとは周方向の寸法が等しくされ
ているので、環状弾性部材45に油圧を迅速に作用させ
ることができる。これにより、第1バルブ部材24と第
2バルブ部材25との相対振動を確実に抑制することが
できる。 【0025】しかも、軸方向に間隔をおいて形成された
両方の周溝43、44に迅速に圧油を供給できるので、
第1バルブ部材24に油圧が軸方向に関し不均一に作用
することはなく、両バルブ部材24、25の間の隙間を
軸方向に関し均一化できる。また、各周溝43、44に
連通される複数の圧油供給用凹部29は周方向等間隔に
配置されるので、環状弾性部材45に周方向に関し偏っ
て油圧が作用することはなく、第1バルブ部材24と第
2バルブ部材25との間の隙間は周方向に均一化され
る。これにより、両バルブ部材24、25の相対回転を
円滑化すると共に油漏れを防止できる。 【0026】また、各圧油供給用凹部29と各連通用凹
部46a、46bの周方向の寸法を等しくすることで、
その圧油供給用凹部29と連通用凹部46a、46bと
を図3において2点鎖線で示すような単一のフライスM
で加工することが可能になり、加工コストを低減でき
る。 【0027】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。例えば、上記実施例では、本発明をラック
ピニオン式油圧パワーステアリング装置に適用したが、
ボールスクリュー式油圧パワーステアリング装置にも適
用できる。また、圧油供給用凹部の数は複数であれば特
に限定されない。また、環状弾性部材は両方の周溝に挿
入してもよい。 【0028】 【発明の効果】本発明の制御弁によれば、バルブ部材の
制振効果を確実に奏し、両バルブ部材の相対回転を円滑
化し、油漏れを防止し、加工コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例の油圧パワーステアリング装置
の縦断面図 【図2】本発明の制御弁の横断面図 【図3】本発明の制御弁の構成説明図 【図4】本発明の実施例の制御弁の要部の断面図 【図5】従来例の制御弁の構成説明図 【符号の説明】 18 油圧シリンダ 24 第1バルブ部材 24a 本体部 24b、24c 環状部 25 第2バルブ部材 29 圧油供給用凹部 43、44 周溝 45 環状弾性部材 46a、46b 連通用凹部 A、B、C、D 絞り部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 5/00 - 5/30

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】筒状の第1バルブ部材と、この第1バルブ
    部材に相対回転可能に挿入される第2バルブ部材とを備
    え、第1バルブ部材の内周と第2バルブ部材の外周とに
    軸方向に沿う複数の凹部が周方向に間隔をおいて形成さ
    れ、その第2バルブ部材側凹部の一部は互いに周方向に
    間隔をおいて位置すると共に圧油供給手段に通じる複数
    の圧油供給用凹部とされ、その第1バルブ部材側凹部と
    第2バルブ部材側凹部の間が両バルブ部材の相対回転に
    より開度が変化する絞り部とされ、その絞り部の開度変
    化により操舵補助力発生用油圧アクチュエータに作用す
    る油圧が制御され、第2バルブ部材の外周に前記各凹部
    の軸方向両端の軸方向外方において周溝が形成され、両
    周溝の少なくとも一方に環状弾性部材が挿入され、前記
    各圧油供給用凹部それぞれの軸方向両端から軸方向外方
    に延びる連通用凹部が形成され、各連通用凹部を介し各
    圧油供給用凹部は両周溝に連通され、各圧油供給用凹部
    と各連通用凹部とは周方向の寸法が等しくされ、その圧
    油供給用凹部は周方向等間隔に配置され、その圧油供給
    用凹部と連通用凹部とが単一の工具により加工されてい
    る油圧パワーステアリング装置用制御弁。
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