JP3530735B2 - 光学式情報再生装置 - Google Patents

光学式情報再生装置

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JP3530735B2 JP03199298A JP3199298A JP3530735B2 JP 3530735 B2 JP3530735 B2 JP 3530735B2 JP 03199298 A JP03199298 A JP 03199298A JP 3199298 A JP3199298 A JP 3199298A JP 3530735 B2 JP3530735 B2 JP 3530735B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクなどの光学
式記録媒体に記録された映像信号、音声信号、2値化デ
ータなどを再生する装置に関し、特に、トラックピッチ
を狭めて高密度に記録された光ディスクに光ビームを照
射して、その光ディスクから記録情報を読み取る光学式
情報再生装置の光学式ピックアップに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスクにおいては、例えば高
精細テレビ方式によって記録された映画1本分などの膨
大な量の記録情報を一枚の光ディスクに収めるために、
光ディスクの記録密度の増加が求められている。記録密
度を増加するために、狭トラック化(トラックピッチを
縮めること)が図られている。しかしながら、光ディス
クに照射するスポットサイズを小さくすることなく、ト
ラックピッチの狭い光ディスクを再生すると、隣接トラ
ックからのクロストーク成分が増加し、再生信号のS/
Nが劣化してしまうことになる。
【0003】クロストークを除去する方法として、3つ
のスポットを互いに隣接するトラックに照射し、中央の
スポットによる信号から他のスポットの信号を減算する
方法が行われている。例えば第13図に示すように、ト
ラック2に光スポット4を照射してトラック2から記録
情報を読取る場合、隣接するトラック1、3にも光スポ
ット5,6を照射する。光スポット4には、主にトラッ
ク2の信号が含まれているが、トラック1,3の信号も
漏れ込まれている。また、光スポット5,6には、それ
ぞれ主にトラック1,3の信号が含まれている。光スポ
ット4に漏れ込まれている隣接トラックのクロストーク
成分の光量と、光スポット5,6に含まれているトラッ
ク1,3の信号成分の光量とは異なるため、光スポット
4に漏れ込まれている隣接トラックのクロストーク成分
の低減は、光スポット5,6に含まれているトラック
1,3の信号成分の光量を、光スポット4に含まれてい
るトラック1,3に含まれている信号成分の光量と一致
させ、それらを減算することによりおこなわれる。
【0004】図13において、X軸方向はトラック方向
であり、再生時の時間軸方向に相当し、Y軸方向はトラ
ック方向に垂直な方向であり、ディスクの半径方向に相
当する。光スポット4、5、6は、X軸方向もY軸方向
においても、共にずれた位置に照射されている。そのた
め、これら光スポットの反射ビームは、図示せぬ検出器
の離れた位置に照射させることができる。離れた位置に
照射された反射ビームは、検出器にて分離して検出する
ことができるため、光スポット4の反射ビームから光ス
ポット5,6の反射ビームを減算して、クロストーク成
分を除去することができる。
【0005】しかしながら、光スポット4,5,6の位
置は、半径方向のみならず時間軸方向にも離れているた
め、光スポット4,5,6の反射ビームに対して、回転
線速度に応じた時間ずれを補正した上でクロストーク減
算処理をしなければならない。しかるに、光ディスク上
で特定のデータを検索する高速スキャンや、回転数を一
定にしておいて読み出しを行う場合には、線速度が一定
に保たれない。そのため、クロストーク成分を除去する
際に、各光スポットの可変する時間ずれを補正しなけれ
ばならず、クロストーク成分を除去することが困難であ
った。また、各光スポットの時間軸上のずれを無くすた
めに、光スポット4,5,6をX軸方向の等しい位置に
配列する方法も考えられている。しかしながら、光スポ
ットをX軸方向の等しい位置に配列すると、以下の問題
が生じてしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】光ディスクの情報記録
面上での光スポットは回折限界に絞られているが、光ス
ポットからの反射ビームは検出器の検出面では各種サー
ボ信号を得るために回折限界に絞られていない。そのた
め、検出面での各反射ビームの間隔は、情報記録面上で
の光スポットの間隔より狭いことになる。情報記録面の
トラックピッチが狭いと、光スポットの照射位置が互い
に近づき重なり合うことになり、これら光スポットの反
射ビームはさらに検出面では互いに重なりあってしまう
ことになる。クロストーク成分を除去するためには、各
光スポットからの反射ビームを分離して検出しなければ
ならないが、重なり合った反射ビームを検出器で分離す
ることはできないため、クロストーク成分を除去できな
くなってしまう。
【0007】本発明は上述した点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、狭トラックピッチで
記録された記録媒体においても、隣接トラックからのク
ロストークを除去し、S/Nの良好な信号の読取を可能
にする光学式情報再生装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
光ディスクの情報記録面に第1のスポットと第1のスポ
ットと波面およびスポットサイズが異なる第2のスポッ
トとの少なくとも2つのスポットを重ねて照射する照射
部と、第1のスポットの反射光を検出する第1検出領域
と第2のスポットの反射光を検出する第2検出領域とを
有する検出部を備え、第1と第2検出領域からの検出出
力の両方を用いて前記記録媒体の情報を再生することを
特徴とし、かかる構成を採用することにより、光ディス
クからの再生信号のS/Nの向上を図る。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の照
射部より照射されるスポットの一方は非点収差を有する
ものであり、検出領域の一方に非点収差を有するスポッ
トによる焦線像が照射されることを特徴し、かかる構成
を採用することにより、光ディスクからの再生信号のS
/Nの向上を図るとともに、さらに第1と第2のスポッ
トの時間軸上の調整を容易にすることができる。
【0010】請求項3記載の発明は、情報記録面にはト
ラックが配列されており、請求項1記載の光学式ピック
アップが第1と第2検出領域からの検出出力を用いて隣
接するトラックからのクロストーク成分の漏れ込みを減
少させるため、光ディスクからの再生信号のS/Nの向
上を図ることができる。
【0011】請求項4記載の発明は、光学式情報再生装
置の光学式ピックアップが、各々の光軸上の焦点位置が
異なる第1と第2の光ビームとの少なくとも2つのスポ
ットを照射する照射部と、第2の光ビームの情報記録面
からの反射光を回折限界位置に配置された検出部とを備
え、検出部が第1の光ビームの情報記録面からの反射光
を検出する第1検出領域と前記第2の光ビームの情報記
録面からの反射光を検出する第2検出領域とを有し、第
1と第2検出領域からの検出出力の両方を用いて、記録
媒体の再生を行うことを特徴とし、かかる構成を採用す
ることにより、重ねて照射されている光ビームを分離し
て検出することができる。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項4記載の光
学式ピックアップが、非回折光である前記第1の光ビー
ムと回折光である前記第2の光ビームとに分離する回折
素子を備えることを特徴し、かかる構成を採用すること
により、簡易な構成にて重ねて照射される複数の光ビー
ムを照射することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。本発明における光学式
情報再生装置に用いられる光学式ピックアップの一構成
例を図1 に示す。光学式ピックアップは、光源となる半
導体レーザー11、光ビームを回折して0次光と1次光
とに分離するホログラフィック回折素子12、半導体レ
ーザー11からの光ビームを反射させ光ディスク15か
らの反射ビームを透過させて各々異なる方向に導くビー
ムスプリッタ13、光ディスク15上に光ビームを集光
する対物レンズ14、光ディスク15にて反射された反
射ビームを受光する検出器16を備える。半導体レーザ
12から照射された光ビームは、ホログラフィック回折
素子12で回折され、ビームスプリッタ13の半透膜に
て反射され、対物レンズ14にて光ディスク15の情報
記録面上に照射され光スポットを形成する。光ディスク
15に照射された光ビームは、情報記録面にて反射さ
れ、ビームスプリッタ13を介して、検出器16に照射
される。かかる構成により、光ディスク15に光ビーム
を照射して、その光ディスク15の情報記録面から記録
情報を読み取り、図示せぬ処理回路にて情報の再生を行
う。
【0014】図1 の光学式ピックアップに用いられるホ
ログラフィック回折素子12のパターンの一例を図2に
示す。図2(a)は平面図であり、図2(b)は側面図
である。なお、ホログラフィック回折素子12は、通過
する光ビームのX軸方向が情報記録面上にて光ディスク
15の接線方向、即ちトラック延伸方向と一致し、Y軸
方向が法線方向、即ちトラック延伸方向に対して垂直方
向と一致するように配置される。
【0015】ホログラフィック回折素子12のパターン
は、図2(a)に示すように、Y軸方向における中央部
から端部に向かって徐々に密になる縞状となっている。
このようなパターンを刻むことによって、ホログラフィ
ック回折素子12は、図2(b)に示すように、1次光
のY軸方向における波面を平行光に近づくように回折さ
せると共に、0次光と1次光のX軸方向の波面に影響を
与えずに透過させる。このホログラフィック回折素子1
2の作用により、1次光のX軸方向の光源が点Aに位置
するのに対し、Y軸方向の光源虚像が点Bに位置するこ
とになる。1次光はこのようにX、Y軸方向の光源虚像
の位置を変えられることにより、非点収差を有する光ビ
ームとなる。
【0016】ホログラフィック回折素子12を配置する
ことにより、図3に示すように、光ビームは、光ディス
ク15上に光スポット31,32を照射する。図3
(a)は、光ディスク15の情報記録面に形成される光
スポットの形状を示すものであり、図3(b)は光ディ
スク15に照射される光ビームを示すものである。
【0017】図3(a)に示すように、光ディスク15
の情報記録面には、ピット列からなる情報トラック1、
2、3が互いに略X軸方向に平行に形成されている。ま
た、ホログラフィック回折素子12の非回折光である0
次光による光スポット31と、ホログラフィック回折素
子12によって非点収差をもつ1 次光による光スポット
32が情報記録面上に照射される。光スポット31は収
差を与えられていないので、情報記録面に従来と同様回
折限界近くに絞られたスポットが形成される。図3
(b)に示すように、0次光及び1 次光のX軸方向の焦
点位置が情報記録面に位置するのに対して、1次光のY
軸方向の焦点位置は情報記録面から離れた位置にある。
そのため、光スポット31の回折限界位置に有る情報記
録面上に、光スポット32は非点収差によってY軸方向
の幅が拡大され、3トラックにまたがる楕円形状とな
る。従って、光スポット32の反射ビームは、光スポッ
ト31の反射ビームよりも、全光量に占める隣接トラッ
ククロストーク成分の比率が高いことになる。
【0018】ここで、0次光は無収差の光であり、X
軸、Y軸共に断面が等しく、また情報記録面上に焦点を
結ぶため、0次光の波面、即ち等位相面は対物レンズの
開口によって範囲を制限された情報記録面上に中心を有
する球面状となっている。そのため、0次光の焦点位置
にある光スポット31の波面は円状となっている。それ
に対して、1 次光は非点収差を有する光であるため、そ
の波面は、X軸方向では0次光同様に対物レンズの開口
によって範囲を制限された情報記録面上に中心を有する
球面状となっているものの、Y軸方向では情報記録面よ
り奥に中心を有する球面状となっている。そのため、1
次光の光スポット32の波面は楕円状となっている。即
ち、1 次光の波面はトーリック面が対物レンズの開口に
よって制限された形状となっている。従って、1次光の
光スポットの長軸方向から見た強度分布は、0次光の強
度分布に対して広くなだらになっている。よって、光ス
ポット32には、全光量に占める隣接トラックの成分が
0次光より多く含まれることになる。
【0019】これら光スポット31,32の反射ビーム
は、共に対物レンズ14によって集光され、光検出器1
6に導かれ光電変換される。この検出器16は楕円形状
の光スポット32の長軸であるY軸方向が焦線を結び結
像する位置におかれているので、光スポット31の反射
ビームは焦点ではなく大きく広がり、従来から知られる
光ディスクの検出器として作用する。
【0020】検出器16の検出面のパターンと、検出器
16に照射される反射ビームの分布形状を図4に示す。
検出器16はY軸方向に配列された3つの検出面41,
42,43を有し、検出面41、42には光スポット3
1の反射ビーム44のみが照射され、検出面43には光
スポット32の反射ビーム45全部と光スポット31の
反射ビーム44の中央部分だけが照射される。検出面4
1,42からの出力和は減算器47の+端子に入力され
る。また、検出面43からの出力は増幅器46によって
定数倍され、減算器47の−側端子に入力され、検出面
41,42の出力和から減算される。
【0021】検出器41,42に含まれる隣接トラック
成分の光量と、検出器43に含まれる隣接トラック成分
の光量は異なるので、減算器47の+側、−側端子に入
る信号のクロストーク成分の光量が一致するように増幅
器46の増幅率kを選択する。増幅率kの最適値を選択
することにより、減算器47の出力から隣接クロストー
ク成分を除去した中央トラック2の信号成分が得られる
ことになる。検出器43には、反射ビーム44も一部照
射されるが、反射ビーム45を十分絞り込み、検出面4
3を小さくすることにより、精度良く隣接トラックのク
ロストーク成分を低減することができる。
【0022】なお、この増幅率kはトラックピッチに基
づき設定される一定値でもかまわないが、減算器47の
出力に含まれるクロストーク成分の光量を検出し、この
クロストーク成分の光量が最小となるように、減算器の
出力を増幅器にフィードバックして、増幅率kを逐次自
動調整を行うように構成することもできる。例えば特開
平9−320200号公報に示された方法を用いて、そ
れぞれの隣接トラックとの相関を検出することによって
クロストーク成分の量を検出し、このクロストーク成分
の量が最小となるように増幅率kを逐次自動調整を行う
こともできる。
【0023】また、ホログラフィック回折素子12のパ
ターンを、図2(a)に示すように、Y軸方向において
中央部から端部に向かって徐々に密な縞模様としたが、
1次光に非点収差を与えればいいので、Y軸方向におい
て端部から中央部に向けて徐々に密になる縞模様のパタ
ーンとしてもよい。
【0024】さらに、図4に示した検出器16の検出面
43を、図5に示すように、Y軸方向に2分割してもよ
い。検出面53a,53bの出力をそれぞれ増幅器56
a,56bに入力し、増幅器53aと増幅器53bの出
力和を減算器57の−側端子に入力し、また、検出面5
1と検出面52の出力和を減算器57の+側端子に入力
し、差分をとることにより、クロストーク成分を除去す
ることもできる。
【0025】なお、ディスクの傾きによる検出面53
a、53bとの光量の比を、それぞれ増幅器56a,5
6bの増幅率の比に対応させて逐次調整して、Y軸方向
における左右のクロストーク成分を独立に除去すること
により、光ディスク15が半径方向に傾いていても、よ
り精度よくクロストーク成分を除去することができる。
【0026】また、上記実施例ではフォーカス・トラッ
キングサーボ信号について記述しなかったが、これは、
従来から知られる様々な方法を用いることができる。特
に、非点収差法によるフォーカス検出と組み合わせる場
合には、フォーカス用の非点収差の方向をトラック方向
に対して45度とすれば、従来と同様に、プッシュプル
のトラッキングエラー信号の影響を受けずにフォーカス
エラー信号を得ることができ、また1次光については、
回折素子によって与えられた非点収差とフォーカス用の
非点収差発生素子による非点収差が合成されて焦線位置
がずれるが、上例と同様に一方の焦線位置において信号
を分離して検出することができる。
【0027】上記のホログラフィック回折素子12にか
えて、Y軸方向の中心から線対称に2つの非点収差発生
パターンを並べて形成したホログラフィック回折素子6
1を用いることも可能である。ホログラフィック回折素
子61のパターンを図6に示す。
【0028】ホログラフィック回折素子61を用いる
と、1次光の光源の虚像がY軸方向において実発光点の
左右に対称に2つできるので、図7に示すように、光デ
ィスク15の情報記録面上に、0次光の光スポット71
の左右に2つの非点収差をもった1 次光の光スポット7
2,73が照射される。
【0029】これらの光スポット71,72,73の反
射ビームは、例えば図8に示す検出器81で検出するこ
とができる。検出器81はY軸方向に配列された3つの
検出面82,83,84を有し、検出面82には光スポ
ット71の反射ビーム85が照射され、検出面83,8
4にはそれぞれ光スポット72,73の反射ビーム8
6,87が照射される。なお、この検出器81も上述し
た検出器16同様に楕円形状の光スポット72,73の
長軸であるY軸方向が焦線し結像する位置におかれてい
るので、光スポット71の反射ビームは焦点ではなく大
きく広がり、従来から知られる光ディスクの検出器とし
て作用する。検出面82からの出力は減算器89の+端
子に入力される。また、検出面83,84からの出力は
増幅器88によって定数倍され、減算器89の−側端子
に入力され、検出面82の出力から減算される。
【0030】光スポット71の反射ビーム85に含まれ
る隣接トラッククロストーク成分の光量と、光スポット
72,73の反射ビーム86,87に含まれる隣接トラ
ッククロストーク成分の光量は異なるので、減算器89
の+側、−側端子に入る信号のクロストーク成分の光量
が一致するように、増幅器88の増幅率kを選択する。
増幅率kの最適値を選択することにより、減算器89の
出力から隣接クロストーク成分を除去した中央トラック
42の信号成分が検出できることになる。なお、この増
幅率kは規定されたトラックピッチから想定される一定
量であってもかまわないが、減算器89の出力に含まれ
るクロストークを検出し、このクロストーク成分が最小
となるように逐次自動調整を行うように構成することも
可能である。
【0031】また、2つの検出面83,84を用いて、
Y軸方向における左右のクロストーク成分を独立に除去
することにより、光ディスク15がトラック方向に直行
する方向において傾きが生じていても、精度よくクロス
トーク成分を除去することができる。さらに、検出面8
3,84の出力にはそれぞれY軸方向における左右のク
ロストーク成分が含まれているため、検出面82をY軸
方向の中心線で2分割し、分割した検出面の出力から検
出面83,84の出力を減算し、左右のクロストーク成
分を独立に取り込み、除去することも可能である。
【0032】また、ホログラフィック回折素子の回折効
率を、全面にわたって一定としてもかまわないが、Y軸
方向の中心部の回折効率を低くしたり、中心部では回折
しないように構成するほうが好ましい。このようにする
と0次光の光量を増加させ、1次光の中央トラックに照
射される光量を減らすため、選択的に1次光には隣接ト
ラックの信号成分だけを取り込むことができ、より精度
よく0次光に含まれる隣接トラックのクロストーク成分
のみを除去することができる。さらに、ホログラフィッ
ク回折素子としてブレーズドホログラムを用いることに
より、余分な回折光を減らして、光の利用効率を上げる
と共に、余分な回折光による光学式ノイズを減少させる
こともできる。
【0033】上述においては、ホログラフィック回折素
子により、1 次光に非点収差を与えた例について説明し
たが、これに限られたものではなく他の方法でも、検出
器に照射される0 次光と1 次光との波面を変えて、光軸
上の焦点位置を変えることにより、検出器の検出面で0
次光と1次光とを分離し、クロストーク成分を除去する
ことができる。
【0034】図9に非点収差以外の方法により、光軸上
の焦点位置を異ならしめるホログラフィック回折素子の
一例を示す。ホログラフィック回折素子91は、X軸方
向の同じ位置で、Y軸方向に異なる位置を中心とする2
つの同心円群92,93のパターンを有している。これ
ら各々同心円92,93は、1 次光に凸レンズ効果を持
たせるものである。
【0035】このホログラフィック回折素子91を透過
した0 次光と1 次光は、図10に示すように、光ディス
ク上に3つの光スポット101,102,103を照射
する。ここで、光スポット101は0 次光による光スポ
ットであり、従来同様に回折限界の光スポットである。
光スポット102,103は、おのおの2つの同心円群
により回折された1 次光による光スポットであり、Y軸
方向に光スポット101からオフセットした位置に照射
される。これら、光スポット102,103は回折限界
位置にないため、光スポット101と比べて広がってい
る。
【0036】光スポット101,102,103の反射
ビームは、図11に示す検出器111で検出することが
できる。検出器111は1 次光の光スポット94,96
の反射光のX軸方向における回折限界位置に配置されて
おり、3つの検出面112,113,114に分割され
ている。検出面112には光スポット101の反射ビー
ム115が照射され、検出面113,114にはそれぞ
れ光スポット102,103の反射ビーム116,11
7と反射ビーム115の端部が照射される。回折限界に
絞られている反射ビーム116,117は集光されて狭
い領域に集められるため、狭い領域の検出面113,1
14で検出され、先述と同様に増幅率設定、減算処理を
行うことによりクロストークの低減が行われる。ただ
し、この実施例では、光スポット101に対する光スポ
ット102,103の隣接トラックに照射されるトラッ
ク延伸方向の領域の長さが長いので、クロストークの高
域成分はとりきれなくなってしまう。そのため、検出面
112、113,114の出力信号にイコライズを行っ
て特性を合わせることが望ましい。
【0037】また、上述したホログラフィック回折素子
の他に、図12に示す、0次光と1次光の光軸の中心を
一致させた凸レンズあるいは凹レンズ作用をするホログ
ラフィック回折素子121を用いて、クロストーク成分
を除去することもできる。但し、ホログラフィック回折
素子121を用いる場合は、ホログラフィック回折素子
91と同様の理由により、クロストークの高域成分はと
りきれなくなってしまうことになる。素子121を用い
る場合は、ホログラフィック回折素子91と同様の理由
により、クロストークの高域成分はとりきれなくなって
しまうことになる。
【0038】さらにまた、0次光に対して焦点における
輪帯強度の異なる1次光を照射する方法や、2つの1次
光を用いる場合に、Y軸方向において0次光から遠い端
部に向かって光強度が大となるコマ収差を含むビームを
照射する方法など、上記実施例の他に様々な方法が考え
られる。つまり、波面と焦点距離が異なる2つのビーム
を重ねて照射し、この反射ビームの検出面での像形状を
異ならしめて分離するというものであれば、回折素子お
よび検出器の形状についてはいろいろな構成をとること
ができる。
【0039】さらに、上記構成例では、ホログラフィッ
ク回折素子を用いて1つの光源からの光ビームを分離す
る構成としたが、ホログラフィック回折素子を用いる代
わりに複数の光源を用いてもよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、光ディスクなどの
記録媒体に照射する複数の光ビームを重ねて照射するた
め、複数の光ビーム各々の煩雑な時間軸上の調整を行う
ことが不要となり、容易に隣接トラックのクロストーク
成分の影響を低減し、再生信号のS/Nの向上を図るこ
とができる。また、重ねて照射されている複数の光ビー
ムの波面と光軸上の焦点位置の異ならしめるため、それ
ら複数のビームそれぞれを検出面上で空間的に分離可能
とする。従って、狭いトラックピッチの光ディスクを再
生する場合においても、良好な信号の再生をすることが
でき、光ディスクなどの高密度化に大きな効果を発揮す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置における光学式ピックアップの構
成を説明する図。
【図2】本発明の装置におけるホログラフィック回折素
子を示す図。
【図3】本発明の装置により、光ディスク上に形成され
る光スポットを示す図。
【図4】本発明の装置における信号検出を示す図。
【図5】本発明の装置における信号検出の他の例を示す
図。
【図6】本発明の装置におけるホログラフィック回折素
子の他の例を示す図。
【図7】本発明の装置における他の例による光ディスク
上に形成される光スポットを示す図。
【図8】本発明の装置における他の例による信号検出を
示す図。
【図9】本発明の装置におけるホログラフィック回折素
子の他の例を示す図。
【図10】本発明の装置における他の例による光ディス
ク上に形成される光スポットを示す図。
【図11】本発明の装置における他の例による信号検出
を示す図。
【図12】本発明の装置におけるホログラフィック回折
素子の他の例を示す図。
【図13】従来の装置により、光ディスク上に形成され
る光スポットを示す図。
【符号の説明】
31、71、101 ・・・ 第1のスポット 32、72、73、102、103 ・・・ 第2のス
ポット 41、42、51、52、82、112 ・・・ 第1
検出領域 43、53a、53b、83、84、113、114
・・・ 第2検出領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/12

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体の情報記録面から情報を読取る光
    学式情報再生装置であって、前記情報記録面に第1のス
    ポットと前記第1のスポットと波面およびスポットサイ
    ズが異なる第2のスポットとの少なくとも2つのスポッ
    トを重ねて照射する照射部と、前記第1のスポットの反
    射光を検出する第1検出領域と前記第2のスポットの反
    射光を検出する第2検出領域とを有する検出部を備え、
    前記第1検出領域と前記第2検出領域からの検出出力の
    両方を用いて前記記録媒体の情報を再生することを特徴
    とする光学式情報再生装置。
  2. 【請求項2】前記スポットの一方は非点収差を有するも
    のであり、前記検出領域の一方に前記非点収差を有する
    スポットによる焦線像が照射されることを特徴とする請
    求項1記載の光学式情報再生装置。
  3. 【請求項3】前記情報記録面にはトラックが配列されて
    おり、前記第1検出領域と前記第2検出領域からの検出
    出力を用いて隣接するトラックからのクロストーク成分
    を減少させることを特徴とする請求項1記載の光学式情
    報再生装置。
  4. 【請求項4】記録媒体の情報記録面から情報を読取る光
    学式情報再生装置であって、第1の光ビームと前記第1
    の光ビームと光軸上の焦点位置が異なる第2の光ビーム
    との少なくとも2つのスポットを照射する照射部と、前
    記第2の光ビームの回折限界位置に配置された検出部と
    を備え、前記検出部が前記第1の光ビームを検出する第
    1検出領域と前記第2の光ビームを検出する第2検出領
    域とを有し、前記第1検出領域と前記第2検出領域から
    の検出出力の両方を用いて、記録媒体の再生を行うこと
    を特徴とする光学式情報再生装置。
  5. 【請求項5】非回折光である前記第1の光ビームと回折
    光である前記第2の光ビームとに分離する回折素子を備
    えることを特徴とする請求項4記載の光学式情報再生装
    置。
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