JP3524262B2 - 射出成形機の逆流防止装置 - Google Patents
射出成形機の逆流防止装置Info
- Publication number
- JP3524262B2 JP3524262B2 JP10854196A JP10854196A JP3524262B2 JP 3524262 B2 JP3524262 B2 JP 3524262B2 JP 10854196 A JP10854196 A JP 10854196A JP 10854196 A JP10854196 A JP 10854196A JP 3524262 B2 JP3524262 B2 JP 3524262B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- backflow prevention
- molten material
- prevention ring
- valve seat
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/46—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
- B29C45/47—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using screws
- B29C45/50—Axially movable screw
- B29C45/52—Non-return devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形機の逆流
防止装置に関し、特に溶融粘度の低い材料に好適の逆流
防止装置に関するものである。
防止装置に関し、特に溶融粘度の低い材料に好適の逆流
防止装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の射出成形機の逆流防止装置とし
て、例えば特開平６−２９７５１９号公報に記載される
ものが知られている。これは、スクリュ本体の前側に、
環状の弁座、軸部及びスクリュヘッドのヘッド部を順次
に有し、前記軸部の外径よりも大きな内径の逆流防止リ
ングが該軸部に外嵌され、該逆流防止リングと該軸部と
の間に溶融材料通路を形成する逆流防止リング装置であ
つて、前記逆流防止リングの後向き弁部が前記弁座に当
接するように付勢する弾性体を設けることを特徴として
いる。
て、例えば特開平６−２９７５１９号公報に記載される
ものが知られている。これは、スクリュ本体の前側に、
環状の弁座、軸部及びスクリュヘッドのヘッド部を順次
に有し、前記軸部の外径よりも大きな内径の逆流防止リ
ングが該軸部に外嵌され、該逆流防止リングと該軸部と
の間に溶融材料通路を形成する逆流防止リング装置であ
つて、前記逆流防止リングの後向き弁部が前記弁座に当
接するように付勢する弾性体を設けることを特徴として
いる。
【０００３】このような射出成形機の逆流防止装置によ
れば、計量が正確に行われる。すなわち、特に、溶融粘
度の低い溶融材料、例えば、マグネシウム、アルミニウ
ム、亜鉛および鉛等の金属やそれらの合金を射出成形す
る場合、計量後に射出工程に移行する際、弾性体によつ
て付勢される逆流防止リングが速やかに後退し、後向き
弁部が弁座に当接するようになるため、溶融材料が溶融
材料通路を逆流することが良好に抑制される。このよう
に、溶融材料が溶融材料通路を逆流してスクリュ本体側
に戻ることが抑制されるため、あらかじめ設定された成
形条件（計量値、射出速度、射出力、保圧力等）が成形
品に正確に伝わることになり、ヒケ、ボイド、ショート
ショット、ウエルドライン等の成形欠陥が良好に抑制さ
れ、成形品が不良品となることが回避される。
れば、計量が正確に行われる。すなわち、特に、溶融粘
度の低い溶融材料、例えば、マグネシウム、アルミニウ
ム、亜鉛および鉛等の金属やそれらの合金を射出成形す
る場合、計量後に射出工程に移行する際、弾性体によつ
て付勢される逆流防止リングが速やかに後退し、後向き
弁部が弁座に当接するようになるため、溶融材料が溶融
材料通路を逆流することが良好に抑制される。このよう
に、溶融材料が溶融材料通路を逆流してスクリュ本体側
に戻ることが抑制されるため、あらかじめ設定された成
形条件（計量値、射出速度、射出力、保圧力等）が成形
品に正確に伝わることになり、ヒケ、ボイド、ショート
ショット、ウエルドライン等の成形欠陥が良好に抑制さ
れ、成形品が不良品となることが回避される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の射出成形機の逆流防止装置にあつては、弾性
体が、逆流防止リングの前端面とスクリュヘッドのヘッ
ド部の後向きの環状側面との間に配置されているのみで
あるため、計量工程に際して溶融材料が溶融材料通路を
流れることにより、溶融材料の流動圧力が弾性体に直接
作用し、弾性体が湾曲変形する。このため、弾性体の弾
発力が次第に衰退して本来の機能が漸減するのみなら
ず、終には弾性体の破損に至る恐れがあるという技術的
課題があつた。
うな従来の射出成形機の逆流防止装置にあつては、弾性
体が、逆流防止リングの前端面とスクリュヘッドのヘッ
ド部の後向きの環状側面との間に配置されているのみで
あるため、計量工程に際して溶融材料が溶融材料通路を
流れることにより、溶融材料の流動圧力が弾性体に直接
作用し、弾性体が湾曲変形する。このため、弾性体の弾
発力が次第に衰退して本来の機能が漸減するのみなら
ず、終には弾性体の破損に至る恐れがあるという技術的
課題があつた。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような従
来の技術的課題に鑑みてなされたものであり、その構成
は次の通りである。請求項１の発明の構成は、前端側か
ら順に配置したスクリュヘッド１４のヘッド部１４ｐ、
軸部１４ｒ、環状の弁座１１ａ及びスクリュ本体１０を
有すると共に、前記軸部１４ｒの外径よりも大きな内径
を有して軸部１４ｒに外嵌され、該軸部１４ｒとの間に
溶融材料通路２０を形成して中心軸線方向に移動可能な
逆流防止リング１２を備え、計量時には前記逆流防止リ
ング１２の後向き弁部１２ｂと前記弁座１１ａとの間を
分離させ、射出時には前記逆流防止リング１２の後向き
弁部１２ｂを前記弁座１１ａに密着させることにより、
溶融材料通路２０を開閉可能にした射出成形機の逆流防
止装置において、前記逆流防止リング１２の前端面１２
ｃ又は前記ヘッド部１４ｐの後端のヘッド部後面１４ｚ
の一部から中心軸線方向に延びる支持部１２ａ，１４ｙ
を形成し、支持部１２ａ，１４ｙの外方であつて、スク
リュヘッド１４の後面と逆流防止リング１２の前面との
間に、逆流防止リング１２の後向き弁部１２ｂが環状の
弁座１１ａに当接するように付勢する弾性体１３，２３
を配設し、溶融材料通路２０を流れる溶融材料の圧力が
弾性体１３，２３に作用することを支持部１２ａ，１４
ｙによつて抑制させることを特徴とする射出成形機の逆
流防止装置である。請求項２の発明の構成は、支持部１
２ａ，１４ｙ及び弾性体１３，２３が、周方向に複数個
配置されることを特徴とする請求項１の射出成形機の逆
流防止装置である。
来の技術的課題に鑑みてなされたものであり、その構成
は次の通りである。請求項１の発明の構成は、前端側か
ら順に配置したスクリュヘッド１４のヘッド部１４ｐ、
軸部１４ｒ、環状の弁座１１ａ及びスクリュ本体１０を
有すると共に、前記軸部１４ｒの外径よりも大きな内径
を有して軸部１４ｒに外嵌され、該軸部１４ｒとの間に
溶融材料通路２０を形成して中心軸線方向に移動可能な
逆流防止リング１２を備え、計量時には前記逆流防止リ
ング１２の後向き弁部１２ｂと前記弁座１１ａとの間を
分離させ、射出時には前記逆流防止リング１２の後向き
弁部１２ｂを前記弁座１１ａに密着させることにより、
溶融材料通路２０を開閉可能にした射出成形機の逆流防
止装置において、前記逆流防止リング１２の前端面１２
ｃ又は前記ヘッド部１４ｐの後端のヘッド部後面１４ｚ
の一部から中心軸線方向に延びる支持部１２ａ，１４ｙ
を形成し、支持部１２ａ，１４ｙの外方であつて、スク
リュヘッド１４の後面と逆流防止リング１２の前面との
間に、逆流防止リング１２の後向き弁部１２ｂが環状の
弁座１１ａに当接するように付勢する弾性体１３，２３
を配設し、溶融材料通路２０を流れる溶融材料の圧力が
弾性体１３，２３に作用することを支持部１２ａ，１４
ｙによつて抑制させることを特徴とする射出成形機の逆
流防止装置である。請求項２の発明の構成は、支持部１
２ａ，１４ｙ及び弾性体１３，２３が、周方向に複数個
配置されることを特徴とする請求項１の射出成形機の逆
流防止装置である。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の１実施の形態につ
いて図１〜図４を参照して説明する。図１において、符
号１６は射出成形機のシリンダを示し、シリンダ１６の
内部には前後動及び回転自在にスクリュ本体１０、弁座
１１ａを有する押金１１及びスクリュヘッド１４が内蔵
されている。スクリュヘッド１４は、前側から順次にヘ
ッド部１４ｐ、支持部１４ｑ、軸部であるネック部１４
ｒ、ねじ延長部１４ｓを有し、これらが次第に小径をな
している。ねじ延長部１４ｓの後側には、ねじ部１４ｔ
が形成されている。
いて図１〜図４を参照して説明する。図１において、符
号１６は射出成形機のシリンダを示し、シリンダ１６の
内部には前後動及び回転自在にスクリュ本体１０、弁座
１１ａを有する押金１１及びスクリュヘッド１４が内蔵
されている。スクリュヘッド１４は、前側から順次にヘ
ッド部１４ｐ、支持部１４ｑ、軸部であるネック部１４
ｒ、ねじ延長部１４ｓを有し、これらが次第に小径をな
している。ねじ延長部１４ｓの後側には、ねじ部１４ｔ
が形成されている。
【０００７】従つて、ヘッド部１４ｐと支持部１４ｑと
の間に第１ヘッド部後面１４ｕを形成し、支持部１４ｑ
とネック部１４ｒとの間に第２ヘッド部後面１４ｖを形
成し、ネック部１４ｒとねじ延長部１４ｓとの間に環状
支持面１４ｗを形成している。スクリュヘッド１４のね
じ部１４ｔとスクリュ本体１０の前端部とはねじ結合さ
れ、スクリュヘッド１４の環状支持面１４ｗとスクリュ
本体１０の先端面との間に、押金１１が挟着固定され、
射出成形機の前端側からスクリュヘッド１４、押金１
１、スクリュ本体１０の順序で一体となつている。
の間に第１ヘッド部後面１４ｕを形成し、支持部１４ｑ
とネック部１４ｒとの間に第２ヘッド部後面１４ｖを形
成し、ネック部１４ｒとねじ延長部１４ｓとの間に環状
支持面１４ｗを形成している。スクリュヘッド１４のね
じ部１４ｔとスクリュ本体１０の前端部とはねじ結合さ
れ、スクリュヘッド１４の環状支持面１４ｗとスクリュ
本体１０の先端面との間に、押金１１が挟着固定され、
射出成形機の前端側からスクリュヘッド１４、押金１
１、スクリュ本体１０の順序で一体となつている。
【０００８】また、ネック部１４ｒの外径よりも内径が
大きい逆流防止リング１２がネック部１４ｒに外嵌さ
れ、逆流防止リング１２とネック部１４ｒとの間に溶融
材料通路２０を形成している。逆流防止リング１２は、
図２，図３に示すように円筒状をなし、前端面１２ｃ
と、後端内周部の後向き弁部１２ｂとを有し、前端面１
２ｃと後向き弁部１２ｂとの間の中心軸線方向の長さ
が、第２ヘッド部後面１４ｖと押金１１の弁座１１ａと
の間の中心軸線方向の長さよりも短く、シリンダ１６内
においてネック部１４ｒに対して前後の往復移動が可能
である。この逆流防止リング１２の後向き弁部１２ｂ
は、対向する押金１１の弁座１１ａと適合する形状を有
する。従つて、逆流防止リング１２が後退して、後向き
弁部１２ｂの内周部が弁座１１ａに密着することによ
り、溶融材料通路２０が遮断され、また、後向き弁部１
２ｂの外周部に溶融材料の圧力を受けて逆流防止リング
１２が前進し、後向き弁部１２ｂが弁座１１ａから離脱
した状態で、スクリュ本体１０側と溜まり部２５側とが
溶融材料通路２０を介して接続する。
大きい逆流防止リング１２がネック部１４ｒに外嵌さ
れ、逆流防止リング１２とネック部１４ｒとの間に溶融
材料通路２０を形成している。逆流防止リング１２は、
図２，図３に示すように円筒状をなし、前端面１２ｃ
と、後端内周部の後向き弁部１２ｂとを有し、前端面１
２ｃと後向き弁部１２ｂとの間の中心軸線方向の長さ
が、第２ヘッド部後面１４ｖと押金１１の弁座１１ａと
の間の中心軸線方向の長さよりも短く、シリンダ１６内
においてネック部１４ｒに対して前後の往復移動が可能
である。この逆流防止リング１２の後向き弁部１２ｂ
は、対向する押金１１の弁座１１ａと適合する形状を有
する。従つて、逆流防止リング１２が後退して、後向き
弁部１２ｂの内周部が弁座１１ａに密着することによ
り、溶融材料通路２０が遮断され、また、後向き弁部１
２ｂの外周部に溶融材料の圧力を受けて逆流防止リング
１２が前進し、後向き弁部１２ｂが弁座１１ａから離脱
した状態で、スクリュ本体１０側と溜まり部２５側とが
溶融材料通路２０を介して接続する。
【０００９】そして、逆流防止リング１２の前端面１２
ｃの一部から中心軸線方向に延びる支持部１２ａを形成
する。すなわち、支持部１２ａは、逆流防止リング１２
の前端面１２ｃに周方向の所定間隔にて複数個（本態様
では４個）形成され、それぞれ前端面１２ｃから前方に
突出している。この各支持部１２ａには、支持部１２ａ
の前面に開口し、中心軸線方向に延びる穴部１２ｄが形
成されている。なお、支持部１２ａの中心軸線方向の突
出長さは、後向き弁部１２ｂが弁座１１ａに密着して図
３に示すように支持部１２ａの中間部に第２ヘッド部後
面１４ｖが位置する状態で、支持部１２ａの前端面と第
１ヘッド部後面１４ｕとの間に所定の隙間が形成される
ように設定され、前述した逆流防止リング１２の前後の
往復移動が許容されている。
ｃの一部から中心軸線方向に延びる支持部１２ａを形成
する。すなわち、支持部１２ａは、逆流防止リング１２
の前端面１２ｃに周方向の所定間隔にて複数個（本態様
では４個）形成され、それぞれ前端面１２ｃから前方に
突出している。この各支持部１２ａには、支持部１２ａ
の前面に開口し、中心軸線方向に延びる穴部１２ｄが形
成されている。なお、支持部１２ａの中心軸線方向の突
出長さは、後向き弁部１２ｂが弁座１１ａに密着して図
３に示すように支持部１２ａの中間部に第２ヘッド部後
面１４ｖが位置する状態で、支持部１２ａの前端面と第
１ヘッド部後面１４ｕとの間に所定の隙間が形成される
ように設定され、前述した逆流防止リング１２の前後の
往復移動が許容されている。
【００１０】このヘッド部１４ｐと逆流防止リング１２
との間に、逆流防止リング１２を弁座１１ａに向けて付
勢する複数個の弾性体１３を設ける。具体的には、弾性
体１３は、後端部が、各支持部１２ａの穴部１２ｄにそ
れぞれ挿入され、前端部が、スクリュヘッド１４の第１
ヘッド部後面１４ｕに周方向に複数個形成した各穴部１
４ｘにそれぞれ挿入されている。各弾性体１３は、圧縮
コイルばねにて構成され、逆流防止リング１２に前後い
ずれからも外圧が作用しない自由状態にて、図１に示す
ように逆流防止リング１２の後向き弁部１２ｂが弁座１
１ａに密着するように、その弾性的付勢力が設定されて
いる。なお、弾性体１３は、皿ばね、波形ばね等にて構
成することも可能である。
との間に、逆流防止リング１２を弁座１１ａに向けて付
勢する複数個の弾性体１３を設ける。具体的には、弾性
体１３は、後端部が、各支持部１２ａの穴部１２ｄにそ
れぞれ挿入され、前端部が、スクリュヘッド１４の第１
ヘッド部後面１４ｕに周方向に複数個形成した各穴部１
４ｘにそれぞれ挿入されている。各弾性体１３は、圧縮
コイルばねにて構成され、逆流防止リング１２に前後い
ずれからも外圧が作用しない自由状態にて、図１に示す
ように逆流防止リング１２の後向き弁部１２ｂが弁座１
１ａに密着するように、その弾性的付勢力が設定されて
いる。なお、弾性体１３は、皿ばね、波形ばね等にて構
成することも可能である。
【００１１】しかして、逆流防止リング１２は、ヘッド
部１４ｐ側からの圧力を受けた際、弾性体１３の弾性的
付勢力に助勢されて逆流防止リング１２の後向き弁部１
２ｂが弁座１１ａに速やかかつ確実に密着し、溶融材料
通路２０を遮断し、ヘッド部１４ｐ側からスクリュ本体
１０に向かう溶融材料通路２０中の流れを良好に阻止す
る。また、スクリュ本体１０側からの圧力を受けた際、
弾性体１３が弾性的に圧縮変形して逆流防止リング１２
の後向き弁部１２ｂが弁座１１ａから離反し、逆流防止
リング１２の前端面１２ｃとスクリュヘッド１４の第２
ヘッド部後面１４ｖとの間に溶融材料通路２０を開放し
たままで、弁座１１ａから前方に向かう溶融材料の流れ
を許容する。
部１４ｐ側からの圧力を受けた際、弾性体１３の弾性的
付勢力に助勢されて逆流防止リング１２の後向き弁部１
２ｂが弁座１１ａに速やかかつ確実に密着し、溶融材料
通路２０を遮断し、ヘッド部１４ｐ側からスクリュ本体
１０に向かう溶融材料通路２０中の流れを良好に阻止す
る。また、スクリュ本体１０側からの圧力を受けた際、
弾性体１３が弾性的に圧縮変形して逆流防止リング１２
の後向き弁部１２ｂが弁座１１ａから離反し、逆流防止
リング１２の前端面１２ｃとスクリュヘッド１４の第２
ヘッド部後面１４ｖとの間に溶融材料通路２０を開放し
たままで、弁座１１ａから前方に向かう溶融材料の流れ
を許容する。
【００１２】次に、上記実施の形態の作用について説明
する。シリンダ１６内のスクリュ本体１０は、図外の回
転機構によつて回転し、溶融材料を加熱、溶融及び混練
しながらスクリュ本体１０の前端部へ推力にて移送す
る。この溶融材料は、例えば、溶融粘度の低いマグネシ
ウム、アルミニウム、亜鉛および鉛等の金属やそれらの
合金、ガラス等である。シリンダ１６とスクリュ本体１
０との間の溶融材料は、図４に示すように押金１１から
外径方向に突出する逆流防止リング１２の後向き弁部１
２ｂの外周部に作用して逆流防止リング１２を前進させ
る。これにより、弁座１１ａと後向き弁部１２ｂとの間
が分離されるので、溶融材料は、この間から溶融材料通
路２０に流入し、逆流防止リング１２の前端面１２ｃと
スクリュヘッド１４の後向きの第２ヘッド部後面１４ｖ
との間（図３に示す前端面１２ｃと第２ヘッド部後面１
４ｖ’との隙間δ）を通つた後に、ヘッド部１４ｐとシ
リンダ１６の内周面との間を通過し、スクリュヘッド１
４よりも前側の溜まり部２５内に次第に溜まる。この逆
流防止リング１２の前進に際し、弾性体１３が弾性的に
圧縮変形する。逆流防止リング１２の中心軸線方向の移
動は、各支持部１２ａの内面が支持部１４ｑの外周面を
摺動することにより、案内される。
する。シリンダ１６内のスクリュ本体１０は、図外の回
転機構によつて回転し、溶融材料を加熱、溶融及び混練
しながらスクリュ本体１０の前端部へ推力にて移送す
る。この溶融材料は、例えば、溶融粘度の低いマグネシ
ウム、アルミニウム、亜鉛および鉛等の金属やそれらの
合金、ガラス等である。シリンダ１６とスクリュ本体１
０との間の溶融材料は、図４に示すように押金１１から
外径方向に突出する逆流防止リング１２の後向き弁部１
２ｂの外周部に作用して逆流防止リング１２を前進させ
る。これにより、弁座１１ａと後向き弁部１２ｂとの間
が分離されるので、溶融材料は、この間から溶融材料通
路２０に流入し、逆流防止リング１２の前端面１２ｃと
スクリュヘッド１４の後向きの第２ヘッド部後面１４ｖ
との間（図３に示す前端面１２ｃと第２ヘッド部後面１
４ｖ’との隙間δ）を通つた後に、ヘッド部１４ｐとシ
リンダ１６の内周面との間を通過し、スクリュヘッド１
４よりも前側の溜まり部２５内に次第に溜まる。この逆
流防止リング１２の前進に際し、弾性体１３が弾性的に
圧縮変形する。逆流防止リング１２の中心軸線方向の移
動は、各支持部１２ａの内面が支持部１４ｑの外周面を
摺動することにより、案内される。
【００１３】このようにして逆流防止リング１２の前端
面１２ｃとスクリュヘッド１４の第２ヘッド部後面１４
ｖとの間を流れる溶融材料の圧力は、この間の弾性体１
３の周囲、特に弾性体１３よりも半径方向の内方が支持
部１２ａによつて覆われているので、弾性体１３の内面
に直接作用することがない。このため、弾性体１３が湾
曲変形することが良好に抑制される。特に、弾性体１３
を支持部１２ａの穴部１２ｄに挿入すると共に、後向き
弁部１２ｂが弁座１１ａに密着した状態であつも、支持
部１２ａの前端部が支持部１４ｑ上に位置するように構
成してあるので、溶融材料の圧力が弾性体１３に作用し
難い構造となつている。
面１２ｃとスクリュヘッド１４の第２ヘッド部後面１４
ｖとの間を流れる溶融材料の圧力は、この間の弾性体１
３の周囲、特に弾性体１３よりも半径方向の内方が支持
部１２ａによつて覆われているので、弾性体１３の内面
に直接作用することがない。このため、弾性体１３が湾
曲変形することが良好に抑制される。特に、弾性体１３
を支持部１２ａの穴部１２ｄに挿入すると共に、後向き
弁部１２ｂが弁座１１ａに密着した状態であつも、支持
部１２ａの前端部が支持部１４ｑ上に位置するように構
成してあるので、溶融材料の圧力が弾性体１３に作用し
難い構造となつている。
【００１４】また、弾性体１３は、後端部が、支持部１
２ａの各穴部１２ｄに挿入され、前端部が、スクリュヘ
ッド１４に形成した各穴部１４ｘに挿入されている。し
かして、逆流防止リング１２が前進した際に弾性体１３
が過大に圧縮を受けることがなく、弾性体１３の衰損が
抑制される。なお、逆流防止リング１２が前進して弁座
１１ａと後向き弁部１２ｂとの間に所定の間隙が形成さ
れた際、支持部１２ａの前端面が第１ヘッド部後面１４
ｕに当接するように構成すれば、弾性体１３が過大に圧
縮を受けることが更に良好に防止される。そして、スク
リュ本体１０は、溜まり部２５内の溶融材料の圧力を受
けて又は強制的に、溜まり部２５内の溶融材料の量に応
じて後退させる。
２ａの各穴部１２ｄに挿入され、前端部が、スクリュヘ
ッド１４に形成した各穴部１４ｘに挿入されている。し
かして、逆流防止リング１２が前進した際に弾性体１３
が過大に圧縮を受けることがなく、弾性体１３の衰損が
抑制される。なお、逆流防止リング１２が前進して弁座
１１ａと後向き弁部１２ｂとの間に所定の間隙が形成さ
れた際、支持部１２ａの前端面が第１ヘッド部後面１４
ｕに当接するように構成すれば、弾性体１３が過大に圧
縮を受けることが更に良好に防止される。そして、スク
リュ本体１０は、溜まり部２５内の溶融材料の圧力を受
けて又は強制的に、溜まり部２５内の溶融材料の量に応
じて後退させる。
【００１５】なお、このスクリュヘッド１４と逆流防止
リング１２とは、弾性体１３によつて連結されているの
で、相対回転しない。そこで、逆流防止リング１２の回
転力が弾性体１３に作用することを防止するために、逆
流防止リング１２の支持部１２ａをスクリュヘッド１４
の支持部１４ｑの外周部に形成した係合凹部に凹凸係合
させ、逆流防止リング１２の中心軸線方向の移動を案内
させ、スクリュヘッド１４の回転とともに逆流防止リン
グ１２が回転する連れ回り式逆流防止装置を構成させる
こともできる。また、弾性体１３の先端部を、穴部１４
ｘに挿入することに代えて環状に形成した第１ヘッド部
後面１４ｕに対して摺動可能として配置すれば、スクリ
ュヘッド１４の回転時に逆流防止リング１２が相対回転
する非連れ回り式逆流防止装置が構成される。
リング１２とは、弾性体１３によつて連結されているの
で、相対回転しない。そこで、逆流防止リング１２の回
転力が弾性体１３に作用することを防止するために、逆
流防止リング１２の支持部１２ａをスクリュヘッド１４
の支持部１４ｑの外周部に形成した係合凹部に凹凸係合
させ、逆流防止リング１２の中心軸線方向の移動を案内
させ、スクリュヘッド１４の回転とともに逆流防止リン
グ１２が回転する連れ回り式逆流防止装置を構成させる
こともできる。また、弾性体１３の先端部を、穴部１４
ｘに挿入することに代えて環状に形成した第１ヘッド部
後面１４ｕに対して摺動可能として配置すれば、スクリ
ュヘッド１４の回転時に逆流防止リング１２が相対回転
する非連れ回り式逆流防止装置が構成される。
【００１６】かくして、溜まり部２５内に所定量の溶融
材料が溜まつたなら、リミットスイッチ等を作動させる
ことによつてスクリュ本体１０を停止させ、溶融材料の
可塑化・計量工程が完了する。
材料が溜まつたなら、リミットスイッチ等を作動させる
ことによつてスクリュ本体１０を停止させ、溶融材料の
可塑化・計量工程が完了する。
【００１７】次いで、射出工程に入り、後部に装着され
た油圧シリンダ等の作用によつてスクリュ本体１０を前
進させれば、溜まり部２５に溜められた溶融材料は、シ
リンダ１６の前端部に形成した図外のノズルから外部へ
射出されると同時に、溶融材料通路２０を通つて逆流し
ようとする。
た油圧シリンダ等の作用によつてスクリュ本体１０を前
進させれば、溜まり部２５に溜められた溶融材料は、シ
リンダ１６の前端部に形成した図外のノズルから外部へ
射出されると同時に、溶融材料通路２０を通つて逆流し
ようとする。
【００１８】このような場合、一般には、溶融材料の圧
力を受けて逆流防止リング１２が後退し、後向き弁部１
２ｂが弁座１１ａと密着して溶融材料通路２０が遮断さ
れ、溶融材料の逆流が防止される。しかしながら、低融
点の合金、ガラス等の粘度の低い溶融材料の場合には、
逆流防止リング１２を押し戻す相対的力が小さく、逆流
防止リング１２の後退が遅れ、計量が不正確になる傾向
を呈する。
力を受けて逆流防止リング１２が後退し、後向き弁部１
２ｂが弁座１１ａと密着して溶融材料通路２０が遮断さ
れ、溶融材料の逆流が防止される。しかしながら、低融
点の合金、ガラス等の粘度の低い溶融材料の場合には、
逆流防止リング１２を押し戻す相対的力が小さく、逆流
防止リング１２の後退が遅れ、計量が不正確になる傾向
を呈する。
【００１９】しかして、溶融材料通路２０内の溶融材料
が逆流する際、ヘッド部１４ｐ側からの圧力に加えて弾
性体１３の弾性的付勢力が作用して逆流防止リング１２
が押し戻されるので、逆流防止リング１２の後向き弁部
１２ｂが弁座１１ａに速やかに密着し、溶融材料通路２
０が遮断される。これにより、ヘッド部１４ｐからスク
リュ本体１０に向かう流れが早期に阻止されることとな
り、溶融材料の計量が不正確になることが良好に防止さ
れる。特に、弾性体１３を周方向の所定間隔にて複数個
配置したことにより、逆流防止リング１２の復帰動作が
円滑になされる。加えて、溶融材料が溶融材料通路２０
を逆流してスクリュ本体１０側に戻ることが抑制される
ため、射出速度、射出力、保圧力等の成形条件も成形品
に正確に伝わることになり、ヒケ、ボイド、ショートシ
ョット、ウエルドライン等の成形欠陥が良好に抑制さ
れ、成形品が不良品となることが回避される。
が逆流する際、ヘッド部１４ｐ側からの圧力に加えて弾
性体１３の弾性的付勢力が作用して逆流防止リング１２
が押し戻されるので、逆流防止リング１２の後向き弁部
１２ｂが弁座１１ａに速やかに密着し、溶融材料通路２
０が遮断される。これにより、ヘッド部１４ｐからスク
リュ本体１０に向かう流れが早期に阻止されることとな
り、溶融材料の計量が不正確になることが良好に防止さ
れる。特に、弾性体１３を周方向の所定間隔にて複数個
配置したことにより、逆流防止リング１２の復帰動作が
円滑になされる。加えて、溶融材料が溶融材料通路２０
を逆流してスクリュ本体１０側に戻ることが抑制される
ため、射出速度、射出力、保圧力等の成形条件も成形品
に正確に伝わることになり、ヒケ、ボイド、ショートシ
ョット、ウエルドライン等の成形欠陥が良好に抑制さ
れ、成形品が不良品となることが回避される。
【００２０】図５には、本発明の他の実施の形態を示
し、上記１実施の形態と実質的に同一機能部分には同一
符号を付してそれらの説明は省略する。この実施の形態
にあつては、スクリュヘッド１４の支持部１４ｑが省略
され、第１ヘッド部後面１４ｕ及び第２ヘッド部後面１
４ｖに代えてネック部１４ｒの前端に後向きのヘッド部
後面１４ｚが形成されている。そして、逆流防止リング
１２の支持部１２ａに代えて、ヘッド部１４ｐとネック
部１４ｒとの間のヘッド部後面１４ｚの一部から後方に
向けて延びる板状の支持部１４ｙを形成してある。ま
た、ヘッド部後面１４ｚと前端面１２ｃとの間であつ
て、各支持部１４ｙよりも半径方向の外方として、上記
１実施の形態と同様の弾性的付勢力を有する圧縮コイル
ばねからなる弾性体２３を配置してある。この弾性体２
３及び支持部１４ｙは、半径方向に対向配置されてい
る。
し、上記１実施の形態と実質的に同一機能部分には同一
符号を付してそれらの説明は省略する。この実施の形態
にあつては、スクリュヘッド１４の支持部１４ｑが省略
され、第１ヘッド部後面１４ｕ及び第２ヘッド部後面１
４ｖに代えてネック部１４ｒの前端に後向きのヘッド部
後面１４ｚが形成されている。そして、逆流防止リング
１２の支持部１２ａに代えて、ヘッド部１４ｐとネック
部１４ｒとの間のヘッド部後面１４ｚの一部から後方に
向けて延びる板状の支持部１４ｙを形成してある。ま
た、ヘッド部後面１４ｚと前端面１２ｃとの間であつ
て、各支持部１４ｙよりも半径方向の外方として、上記
１実施の形態と同様の弾性的付勢力を有する圧縮コイル
ばねからなる弾性体２３を配置してある。この弾性体２
３及び支持部１４ｙは、半径方向に対向配置されてい
る。
【００２１】なお、支持部１４ｙの中心軸線方向の突出
長さは、後向き弁部１２ｂが弁座１１ａに密着した状態
で、支持部１４ｙの後端部が逆流防止リング１２の内部
空間に位置するように設定されている。
長さは、後向き弁部１２ｂが弁座１１ａに密着した状態
で、支持部１４ｙの後端部が逆流防止リング１２の内部
空間に位置するように設定されている。
【００２２】この他の実施の形態によれば、上記１実施
の形態と同様に、計量時には逆流防止リング１２の後向
き弁部１２ｂと弁座１１ａとの間が分離され、射出時に
は逆流防止リング１２の後向き弁部１２ｂが弁座１１ａ
に密着する。そして、後向き弁部１２ｂと弁座１１ａと
の間が分離される際、弾性体２３が圧縮変形し、また、
後向き弁部１２ｂが弁座１１ａに密着する際、弾性体２
３の弾発力を受ける逆流防止リング１２が速やかに後退
する。従つて、溶融材料の計量が正確に得られなど、上
記１実施の形態と同様の作用が得られる。
の形態と同様に、計量時には逆流防止リング１２の後向
き弁部１２ｂと弁座１１ａとの間が分離され、射出時に
は逆流防止リング１２の後向き弁部１２ｂが弁座１１ａ
に密着する。そして、後向き弁部１２ｂと弁座１１ａと
の間が分離される際、弾性体２３が圧縮変形し、また、
後向き弁部１２ｂが弁座１１ａに密着する際、弾性体２
３の弾発力を受ける逆流防止リング１２が速やかに後退
する。従つて、溶融材料の計量が正確に得られなど、上
記１実施の形態と同様の作用が得られる。
【００２３】
【発明の効果】以上の説明によつて理解されるように、
本発明に係る射出成形機の逆流防止装置によれば、次の
効果が得られる。射出時に溶融材料通路を閉鎖する動作
が弾性体の弾発力によつて助勢されて速やかに行われる
ようになり、樹脂からなる溶融材料はもとより溶融粘度
の低い金属等の溶融材料に対しても、品質の安定した成
形品を得ることができるようになつた。
本発明に係る射出成形機の逆流防止装置によれば、次の
効果が得られる。射出時に溶融材料通路を閉鎖する動作
が弾性体の弾発力によつて助勢されて速やかに行われる
ようになり、樹脂からなる溶融材料はもとより溶融粘度
の低い金属等の溶融材料に対しても、品質の安定した成
形品を得ることができるようになつた。
【００２４】加えて、弾性体の内方に支持部を配設する
ことにより、溶融材料通路を流れる溶融材料の圧力が弾
性体に作用することを支持部によつて抑制させてある。
その結果、弾性体の衰損が抑制され、弾性体の耐久性及
び逆流防止装置の信頼性が著しく向上する。
ことにより、溶融材料通路を流れる溶融材料の圧力が弾
性体に作用することを支持部によつて抑制させてある。
その結果、弾性体の衰損が抑制され、弾性体の耐久性及
び逆流防止装置の信頼性が著しく向上する。
【図１】 本発明の１実施の形態に係る逆流防止装置を
示す半部断面図。
示す半部断面図。
【図２】 同じく逆流防止リングを示す正面図。
【図３】 同じく逆流防止リングを一部切開して示す側
面図。
面図。
【図４】 同じく作用説明図。
【図５】 本発明の他の実施の形態に係る逆流防止装置
を示す半部断面図。
を示す半部断面図。
１０：スクリュ本体、１１：押金、１１ａ：弁座、１
２：逆流防止リング、１２ａ：支持部、１２ｂ：後向き
弁部、１２ｃ：前端面、１３，２３：弾性体、１４：ス
クリュヘッド、１４ｐ：ヘッド部、１４ｑ：支持面、１
４ｒ：ネック部（軸部）、１４ｓ：ねじ延長部、１４
ｔ：ねじ部、１４ｕ：第１ヘッド部後面、１４ｖ：第２
ヘッド部後面、１４ｙ：支持部、１４ｚ：ヘッド部後
面、２０：溶融材料通路、２５：溜まり部。
２：逆流防止リング、１２ａ：支持部、１２ｂ：後向き
弁部、１２ｃ：前端面、１３，２３：弾性体、１４：ス
クリュヘッド、１４ｐ：ヘッド部、１４ｑ：支持面、１
４ｒ：ネック部（軸部）、１４ｓ：ねじ延長部、１４
ｔ：ねじ部、１４ｕ：第１ヘッド部後面、１４ｖ：第２
ヘッド部後面、１４ｙ：支持部、１４ｚ：ヘッド部後
面、２０：溶融材料通路、２５：溜まり部。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平７−256715（ＪＰ，Ａ)
特開 平６−297519（ＪＰ，Ａ)
特開 平２−116529（ＪＰ，Ａ)
実開 平３−106022（ＪＰ，Ｕ)
実開 平１−175809（ＪＰ，Ｕ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B29C 45/00 - 45/84
B22D 17/20
Claims (2)
- 【請求項１】 前端側から順に配置したスクリュヘッド
（１４）のヘッド部（１４ｐ）、軸部（１４ｒ）、環状
の弁座（１１ａ）及びスクリュ本体（１０）を有すると
共に、前記軸部（１４ｒ）の外径よりも大きな内径を有
して軸部（１４ｒ）に外嵌され、該軸部（１４ｒ）との
間に溶融材料通路（２０）を形成して中心軸線方向に移
動可能な逆流防止リング（１２）を備え、計量時には前
記逆流防止リング（１２）の後向き弁部（１２ｂ）と前
記弁座（１１ａ）との間を分離させ、射出時には前記逆
流防止リング（１２）の後向き弁部（１２ｂ）を前記弁
座（１１ａ）に密着させることにより、溶融材料通路
（２０）を開閉可能にした射出成形機の逆流防止装置に
おいて、前記逆流防止リング（１２）の前端面（１２
ｃ）又は前記ヘッド部（１４ｐ）の後端のヘッド部後面
（１４ｚ）の一部から中心軸線方向に延びる支持部（１
２ａ，１４ｙ）を形成し、支持部（１２ａ，１４ｙ）の
外方であつて、スクリュヘッド（１４）の後面と逆流防
止リング（１２）の前面との間に、逆流防止リング（１
２）の後向き弁部（１２ｂ）が環状の弁座（１１ａ）に
当接するように付勢する弾性体（１３，２３）を配設
し、溶融材料通路（２０）を流れる溶融材料の圧力が弾
性体（１３，２３）に作用することを支持部（１２ａ，
１４ｙ）によつて抑制させることを特徴とする射出成形
機の逆流防止装置。 - 【請求項２】 支持部（１２ａ，１４ｙ）及び弾性体
（１３，２３）が、周方向に複数個配置されることを特
徴とする請求項１の射出成形機の逆流防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10854196A JP3524262B2 (ja) | 1996-04-04 | 1996-04-04 | 射出成形機の逆流防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10854196A JP3524262B2 (ja) | 1996-04-04 | 1996-04-04 | 射出成形機の逆流防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09272142A JPH09272142A (ja) | 1997-10-21 |
| JP3524262B2 true JP3524262B2 (ja) | 2004-05-10 |
Family
ID=14487444
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10854196A Expired - Fee Related JP3524262B2 (ja) | 1996-04-04 | 1996-04-04 | 射出成形機の逆流防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3524262B2 (ja) |
-
1996
- 1996-04-04 JP JP10854196A patent/JP3524262B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09272142A (ja) | 1997-10-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3524262B2 (ja) | 射出成形機の逆流防止装置 | |
| JP2782419B2 (ja) | プリプラ式射出装置における逆流防止方法 | |
| JP3432776B2 (ja) | 射出成形機の制御方法 | |
| JP3130725B2 (ja) | 射出成形機の逆流防止装置 | |
| JP2880676B2 (ja) | 逆流防止装置 | |
| JP2000190364A (ja) | 金属射出成形機の逆流防止装置 | |
| JP3291156B2 (ja) | 射出成形機の逆流防止装置 | |
| JP3509791B2 (ja) | インラインスクリュー型射出成形機の逆流防止装置 | |
| JP3357303B2 (ja) | 金属射出成形機の逆流防止装置 | |
| JP2814217B2 (ja) | プリプラ式射出装置 | |
| JP2626830B2 (ja) | 樹脂成形スクリュ用逆止リング | |
| JP3432782B2 (ja) | 射出成形機の射出装置 | |
| JPH07214618A (ja) | 射出成形機におけるチェックリングの開閉装置 | |
| JPH11147239A (ja) | 射出制御方法 | |
| JPH0939059A (ja) | 射出成形用金型装置 | |
| JPH068285A (ja) | 射出成形装置 | |
| JPH0985787A (ja) | プリプラ式射出装置 | |
| JP2666091B2 (ja) | 樹脂成形スクリュ用逆止リング | |
| JPH07314510A (ja) | 射出成形機の逆流防止方法および逆流防止装置 | |
| JPH0569457A (ja) | 射出成形機におけるノズルシヤツトオフ装置 | |
| JP2871988B2 (ja) | 射出成形機 | |
| JP3340371B2 (ja) | 可塑化装置における逆流防止弁 | |
| JP3159014B2 (ja) | プリプラ式射出装置における計量方法 | |
| JP3420097B2 (ja) | スクリュ式射出成形装置 | |
| JPH11129298A (ja) | 射出成形機のスクリュヘッド装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040129 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040210 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040212 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |