JP3517581B2 - 荷受台昇降装置付車両におけるリヤバンパ装置 - Google Patents

荷受台昇降装置付車両におけるリヤバンパ装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、車体後部に荷受台
昇降装置を設けた車両に使用されるリヤバンパ装置に関
するものである。 【0002】 【従来の技術】一般に、荷物の積卸し作業を行うための
荷受台昇降装置は平行リンクの先端に荷受台を設け、平
行リンクを上下回動させて荷受台を略水平状態にて昇降
させる構造になっているため、車両の後部に荷受台昇降
装置を設けると、車両の後部に設けられたリヤバンパに
干渉するという問題があった。 【0003】そこで従来は、実開平6−67209号公
報に開示されている如く、リヤバンパを分割して開口部
を形成することにより、荷受台昇降装置の平行リンクが
開口部を通過して上下回動できるようにし、リヤバンパ
に阻害されることなく荷受台を昇降できるようにしてあ
る。しかし前記構造にあってはリヤバンパを分割するこ
とによりリヤバンパの強度が小さくなるため、それを補
強するために余分な補強部材が必要となり、車両全体の
重量が重くなり、荷物の積載量が減るという問題が生じ
る。 【0004】このため前記問題を解消するものとして、
技術分野は相違するが実開平7−19018号公報に開
示されたダンプカーのリヤバンパ装置がある。前記リヤ
バンパ装置は、車体の後部に、前部ステーと後部ステー
とからなる屈折アームを回動可能に設け、前記屈折アー
ムにリヤバンパを固定し、前記後部ステーは、前部ステ
ーにバネを介して回動可能に設けてあり、荷箱を後方傾
動させたときは、荷箱に当接した後部ステーがバネ力を
抗して下方回動することによりリヤバンパを地上側へ移
動させて荷箱の後方傾動を阻害しないようにするととも
に、荷箱を車体上に倒伏した際は、後部ステーがバネ力
にて元の位置に復帰するようにしたものである。 【0005】したがってこのリヤバンパ装置を荷受台昇
降装置を設置した車両に取付けることにより、前記問題
が解消されることは容易に考えられるものである。すな
わち、荷受台昇降装置の平行リンクにてリヤバンパを押
し下げてリヤバンパを地上側へ移動させ、平行リンクが
上方回動するとバネ力によりリヤバンパを元の位置へ復
帰させるようにすれば良い。これによりリヤバンパは荷
受台昇降装置の作動を阻害することがないので、リヤバ
ンパを分割することなく車体と略同一幅に形成すること
により十分な強度を保持することができる。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】ところで一般にリヤバ
ンパは断面矩形状をなし、上下方向に所定の厚みを有す
るものである。このため荷受台昇降装置の平行リンクに
てリヤバンパを押し下げる際、平行リンクを所定の下降
位置まで回動するまでは、平行リンクよりリヤバンパが
地上側へ突出した状態となる。つまり荷物の積卸し作業
時に平行リンクを十分に下方回動できるよう地上から荷
台までの高さが確保されている場合は、何等問題なく積
卸し作業はできるが、車両の後方が盛り上がった不整地
等、地上から荷台までの高さが低い場合は、荷受台下降
時にリヤバンパが平行リンクより先に地上に接地するた
め、リヤバンパが地上との干渉により損傷するだけでな
く、荷受台が地上よりも上昇した位置で停止するため、
積卸し作業を行うことができなくなるという問題が生じ
る。 【0007】そこで本発明は、荷受台昇降装置の作動を
阻害しないよう地上側へ可能とさせたリヤバンパが地面
との干渉にて変形損傷するのを確実に防止するようにし
た荷受台昇降装置付車両におけるリヤバンパ装置を提供
するものである。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は、車体後部に上
部リンクと下部リンクとからなるリンク機構を上下回動
可能に設け、前記リンク機構の先部には荷受台を設け、
前記リンク機構を適宜駆動手段にて回動させることによ
り荷受台を略水平状態で昇降させるようにした荷受台昇
降装置付車両において、前記車体の後部側には、第1ア
ームの基端を上下回動可能に設け、前記第1アームの先
部には、第2アームの基端を上下回動可能に設け、前記
第2アームの先部には、前記リンク機構が上下回動する
経路上に位置するようにリヤバンパを設け、前記リヤバ
ンパ若しくは第2アームとリンク機構との間には、リヤ
バンパを吊り下げる吊下手段を設け、前記第1アームと
車体側との間には、前記リンク機構回動時に第1アーム
先部を常時上方へ付勢しうる付勢手段を設けたことを特
徴としている。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1において1は荷物を輸送する
車両1で、該車両1は車体2上に荷台3を有する荷箱4
を搭載してある。前記車両1の後部には、荷物の積卸し
作業を行うための荷受台昇降装置5と、車両1後方から
衝突した乗用車等が車体2下方に突入するのを防止する
リヤバンパ装置6とを設けてある。 【0010】前記荷受台昇降装置5は、図2及び図3に
示す如く前記車体2後部に前支持ブラケット7と後支持
ブラケット8とを介して左右一対の取付フレーム9を設
け、前記左右の取付フレーム9は、後端部を連結フレー
ム10にて連結されるとともに、中間部を断面L字型の
補強フレーム11にて補強してある。前記連結フレーム
10の中央部には図4に示す如く駆動手段である昇降用
シリンダ12の基部を軸支し、前記昇降用シリンダ12
の先部は前記取付フレーム9間に回転可能に支持された
連結シャフト13の中央にブラケットを介して軸支して
あり、昇降用シリンダ12の伸縮作動にて連結シャフト
13を回転させるようになっている。 【0011】前記連結シャフト13の両端、すなわち取
付フレーム9の外側方に位置する端部には上下回動可能
なリンク機構14を設け、前記リンク機構14の先部に
は荷受台15を設け、連結シャフト13の回転にてリン
ク機構14が上下回動し荷受台15が昇降するようにな
っている。前記リンク機構14は上方に位置する上部リ
ンク16と、下方に位置する下部リンク17と、前記両
リンク16、17の先端を連結する昇降枠18にて平行
四辺形を形成するようになっている。 【0012】前記上部リンク16の基端は取付フレーム
9に軸支されており、先端には前記荷受台15を軸支し
てある。前記下部リンク17は連結シャフト13に嵌挿
された基部リンク19と前記基部リンク19に軸支され
た先部リンク20とからなる2段屈折構造になってお
り、前記先部リンク20は基部リンク19に固定された
ストッパ21に当接して下向きの屈折を規制するように
してある。これにより荷受台15昇降時は平行四辺形が
保持されて荷受台15を略水平状態にし、荷受台15が
接地すると先部リンク20が屈折し平行四辺形が崩れて
荷受台15が図2の如く傾斜するようになっている。 【0013】次に前記リヤバンパ装置6について説明す
ると、図6において前記補強フレーム11の左右両端部
下面には、支持ブラケット22を介して断面矩形の第1
アーム23の基部を軸支24し、前記各第1アーム23
の先部には、断面下向きコ字形の第2アーム25の基部
を軸支26し、前記第2アーム25の基部上面に一体形
成された係止面27が第1アーム23の先部上面に当接
することにより、第2アーム25が第1アーム23に対
して第1アーム23の同一線上より上方回動するのを規
制するようにしてある。 【0014】前記第2アーム25の先部には、図3及び
図4に示す如く車体2の幅方向に延びる断面矩形のリヤ
バンパ28の背面下部を固定してあり、前記リヤバンパ
28は第1アーム23及び第2アーム25の回動にて、
連結フレーム10の後方に突出した突出位置(図1)
と、取付フレーム9下方の地上側へ移動した退避位置
(図2)との間を回動させうるようになっている。 【0015】前記上部リンク16の外側面には、吊下手
段であるチェーン29の上端が吊下ブラケット30を介
して支持されるとともに、前記チェーン29の下端はリ
ヤバンパ28の背面に吊下ブラケット31を介して支持
されており、リヤバンパ28をリンク機構14に吊り下
げることにより、リンク機構14の上下回動にて、チェ
ーン29を介してリヤバンパ28が連動するようになっ
ている。 【0016】32は前記リヤバンパ28の背面に左右一
対固定された受部材で、前記受部材32はリヤバンパ2
8突出位置において、前記連結フレーム10に当接する
ことにより、リヤバンパ28への衝突時における衝撃を
車体2側で受け止めるようになっている。前記左右一対
の第1アーム23と補強フレーム11との間には、前記
リンク機構14回動時に第1アーム23の先部を常時上
方へ付勢する付勢手段であるトーションバー33を左右
一対設けてある。 【0017】以下、前記トーションバー33の取付構造
について説明すると、図4乃至図8において前記補強フ
レーム11下面には上向き断面コ字形の取付ブラケット
34を左右一対設けてあり、前記各取付ブラケット34
の両外側面には後方へ延びる中間支持部材35をボルト
36にて固定してあり、前記中間支持部材35には、前
記各トーションバー33の中間部37を前記第2アーム
25の軸支点26と同一線上に位置させるとともに互い
に干渉しないよう傾斜状態で支持されている。 【0018】また各トーションバー33の内端部に形成
した内折曲部38は、一方を取付ブラケット34の下面
に、他方を取付ブラケット34内の補強フレーム11下
面にそれぞれ当接させている。一方、前記各第1アーム
23には、両アームが対向する側面に外側支持部材39
を固定してあり、前記外側支持部材39には前記トーシ
ョンバー33の外端部に形成された外折曲部40を支持
してある。 【0019】これにて第1アーム23が回動すると、外
折曲部40が下方へ押し下げられるとともに、内折曲部
38が取付ブラケット34及び補強フレーム11に当接
保持されることによりトーションバー33が捻れて第1
アーム23に上方への付勢力が作用するようになってい
る。尚、本実施の形態ではチェーンの上端を上部リンク
に、下端をリヤバンパにそれぞれ支持させているが、上
端を下部リンクに支持させるか若しくは下端を第2アー
ムに支持させるようにしても良い。またチェーンにてリ
ヤバンパを吊り下げているが、ロープやワイヤ等で吊り
下げるようにしても良い。 【0020】さらに本実施の形態ではトーションバーを
左右一対設けてあるが、単体のトーションバーにて第1
アームを付勢するようにしても同様の作用効果を有する
ものである。またトーションバーにて第1アームを付勢
させているが、その他コイルスプリング等の弾性部材に
て付勢させるようにしても良い。本発明は前記の如き構
成で次に作用について説明する。車両1走行時には、荷
受台15は荷箱4後方の起立格納位置(図1一点鎖線)
にあり、リヤバンパ28はチェーン29の引張力にて突
出位置に保持されている。またトーションバー33は外
折曲部40と内折曲部38とが略平行になっているた
め、第1アーム23にはトーションバー33による上方
への付勢力は作用していない。 【0021】走行中に後方から乗用車等が衝突した場合
には、乗用車等が車体2に当たるか又は車体2の下方に
入り込もうとするが、それ以前に乗用車等が突出位置に
あるリヤバンパ28に当り、乗用車等が入り込むのを防
止する。その際、衝突による衝撃は受部材32を介して
車体2側に作用するため、衝突時における荷受台15昇
降装置5への悪影響を防止することができる。 【0022】次に荷台3上の荷物を地上へ卸す場合に
は、荷受台15を起立格納位置から倒伏張出位置(図1
実線)まで下方回動させた後、荷台3上の荷物を荷受台
15上へ移動させる。次に昇降用シリンダ12を駆動さ
せ、リンク機構14を下方回動させて荷受台15を下降
させる。するとリヤバンパ28は上部リンク16の下方
回動により自重にてチェーン29に吊り下げられながら
第1アーム23の軸支点24を中心に下方回動を始め
る。 【0023】このとき第2アーム25の係止面27は第
1アーム23に当接しているため、第1アーム23に対
する第2アーム25の上方回動は規制されている。リヤ
バンパ28が下方回動すると、トーションバー33の外
折曲部40は第1アーム23の下方回動により下方へ押
し下げられるとともに内折曲部38が補強フレーム11
等に当接保持されることからトーションバー33が捻れ
て、第1アーム23に上方への付勢力が作用する。 【0024】前記トーションバー33による付勢力は第
1アーム23の下方回動にて徐々に大きくなり、リヤバ
ンパ28の自重がチェーン29の吊下力とトーションバ
ー33の付勢力とによりつり合うと、第1アーム23は
前記付勢力にて図9の回動位置θ1にて保持されるとと
もに、リンク機構14が継続して下方回動することから
リヤバンパ28は第2アーム25の軸支点26を中心に
下方回動を始める。 【0025】その際、第2アーム25の軸支点26は取
付フレーム9から離れているため、第2アーム25の回
動にて係止面27が取付フレーム9と干渉するのを防止
することができる。その後、リヤバンパ28は図10の
如く自重にて第1アーム23に垂れ下がった状態とな
り、チェーン29が弛んでリヤバンパ28の吊下力が解
除されると、リヤバンパ28の自重が第1アーム23に
作用することにより、リヤバンパ28は第1アーム23
に垂下された状態で第1アーム23とともに下方回動
し、第1アーム23に作用するトーションバー33の付
勢力がリヤバンパ28の自重とつり合うと、第1アーム
23は図11の回動位置θ2にて再び保持される。 【0026】リヤバンパ28が保持された後、さらにリ
ンク機構14が下方回動すると、下部リンク17の下面
中央部がリヤバンパ28の背面上端縁に当接する。する
とリヤバンパ28には下部リンク17による押下力が作
用し、第1アーム23はトーションバー33の付勢力を
抗して下方回動するとともに第2アーム25も軸支点2
6を中心に回動することから、リヤバンパ28はその背
面全体が下部リンク17下面に当接した状態で下部リン
ク17とともに下方回動を始める。 【0027】その際、下部リンク17下面はリヤバンパ
28の背面と面接触するため、下部リンク17との干渉
にてリヤバンパ28が破損することはなく、昇降作動を
円滑に行うことができる。さらにリンク機構14が下方
回動して昇降枠18が地面に接地すると、ストッパ21
によるリンク機構14の平行四辺形が解除されて荷受台
15は図2の如く傾斜した状態となり、荷受台15上の
荷物を地上へ降ろすことができる。 【0028】このとき第1アーム23はトーションバー
33の付勢力により図2の回動位置θ3に保持されると
ともに、第2アーム25はリヤバンパ28の自重にて上
方回動(図2反時計方向)しようとするが、下部リンク
17によるリヤバンパ28への押下力にて上方回動が規
制されるため、リヤバンパ28は下部リンク17下面中
央部に当接保持される。 【0029】これにより荷受台15下降時には、リヤバ
ンパ28をチェーン29に吊り下げてリンク機構14と
ともに下方回動させるとともに、第1アーム23をトー
ションバー33の付勢力にて常時上方へ付勢してリヤバ
ンパ28をリンク機構14下面に当接させるようにした
ので、リヤバンパ28がリンク機構14の下方回動を阻
害することはなく、かつリヤバンパ28が荷受台15よ
り先に地上へ当接することがないため、地上側へ移動さ
せたリヤバンパ28の変形損傷を確実に防止することが
できる。 【0030】図12は地上高が低い場所で荷受台15を
最下降させた状態を示すもので、この場合は第1アーム
23が回動位置θ4にて保持されてリヤバンパ28が下
部リンク17下面に当接保持されるため、地上高が低い
場所でもリヤバンパ28が地面と干渉して変形損傷する
ことはない。次に地上の荷物を荷箱4内に積込む場合
は、図2の状態で荷受台15上に荷物を載置し、昇降用
シリンダ12を駆動させリンク機構14を上方回動させ
て荷受台15を上昇させる。 【0031】するとリヤバンパ28は下部リンク17に
よる押付力から解除されるため、第1アーム23がトー
ションバー33の付勢力にて上方回動するとともに第2
アーム25がリヤバンパ28の自重にて上方回動し、リ
ヤバンパ28は下部リンク17の下面に当接しながら上
方回動する。リヤバンパ28が上方回動すると、トーシ
ョンバー33の付勢力は徐々に小さくなり、第1アーム
23は前記付勢力とリヤバンパ28の自重とがつり合う
図11の回動位置θ2にて保持される。 【0032】さらにリンク機構14が上方回動すると、
上部リンク16とともにチェーン29の上端が上昇し、
リヤバンパ28がチェーン29を介して上部リンク16
に吊り下げられると、その吊下力にて第1アーム23は
上方回動し、リヤバンパ28の自重が付勢力と吊下力と
の合力とつり合うと、第1アーム23は図10の回動位
置θ1にて再び保持される。 【0033】するとリヤバンパ28は第2アーム25の
軸支点26を中心に上方回動し、係止面27が図9の如
く第1アーム23に当接すると、第2アーム25の上方
回動が規制され、リヤバンパ28は第1アーム23の軸
支点24を中心に上方回動する。荷受台15が荷台3ま
で上昇すると、図1の如く第2アーム25が連結フレー
ム10に当接するとともにリヤバンパ28の前面が受部
材32に当接し、リヤバンパ28はチェーン29の吊下
力にて突出位置に保持される。 【0034】荷受台15最上昇後は、荷受台15上の荷
物を荷台3上に積み込む。 【0035】 【発明の効果】以上の如く本発明は、車体側に第1アー
ムと第2アームとにてリヤバンパを回動可能に設け、リ
ンク機構回動時には前記リヤバンパを吊下手段にてリン
ク機構に吊り下げながら回動させるとともに、前記第1
アームを付勢手段にて常時上方へ付勢するようにしたの
で、リヤバンパがリンク機構の下方回動を阻害すること
はなく、かつ地上側へ移動させたリヤバンパがリンク機
構の下方回動時に荷受台より先に地上に当接することが
ないため、地上高が低い場合でもリヤバンパが地面と干
渉して変形損傷するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のリヤバンパ装置を搭載した車両後部の
側面図である。 【図2】荷受台最下降時における車両後部の側面図であ
る。 【図3】図1のA−A図である。 【図4】図3のB−B図である。 【図5】図4のC−C断面図である。 【図6】図4のD−D断面図である。 【図7】図5のE−E断面図である。 【図8】図5のF−F断面図である。 【図9】リヤバンパ装置の作動状態図である。 【図10】リヤバンパ装置の作動状態図である。 【図11】リヤバンパ装置の作動状態図である。 【図12】地上高が低い場合における荷受台最下降時の
車両後部の側面図である。 【符号の説明】 1 車両 2 車体 5 荷受台昇降装置 6 リヤバンパ装置 14 リンク機構 15 荷受台 16 上部リンク 17 下部リンク 23 第1アーム 25 第2アーム 28 リヤバンパ 29 チェーン(吊下手段) 33 トーションバー(付勢手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 19/38 B60P 1/44

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】車体後部に上部リンクと下部リンクとから
    なるリンク機構を上下回動可能に設け、前記リンク機構
    の先部には荷受台を設け、前記リンク機構を適宜駆動手
    段にて回動させることにより荷受台を略水平状態で昇降
    させるようにした荷受台昇降装置付車両において、前記
    車体の後部側には、第1アームの基端を上下回動可能に
    設け、前記第1アームの先部には、第2アームの基端を
    上下回動可能に設け、前記第2アームの先部には、前記
    リンク機構が上下回動する経路上に位置するようにリヤ
    バンパを設け、前記リヤバンパ若しくは第2アームとリ
    ンク機構との間には、リヤバンパを吊り下げる吊下手段
    を設け、前記第1アームと車体側との間には、前記リン
    ク機構回動時に第1アーム先部を常時上方へ付勢しうる
    付勢手段を設けてなる荷受台昇降装置付車両におけるリ
    ヤバンパ装置。
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