JP3517199B2 - スプリングプランジャ用レンチ - Google Patents

スプリングプランジャ用レンチ

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JP3517199B2 JP2000304463A JP2000304463A JP3517199B2 JP 3517199 B2 JP3517199 B2 JP 3517199B2 JP 2000304463 A JP2000304463 A JP 2000304463A JP 2000304463 A JP2000304463 A JP 2000304463A JP 3517199 B2 JP3517199 B2 JP 3517199B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主にプレス金型等
の下型に載置されるワークを成型後に押し上げて下型か
ら外すために用いられるスプリングプランジャを下型の
ねじ穴にねじ込んで装着するのに用いるスプリングプラ
ンジャ用レンチに関する。
【0002】
【従来の技術】プレス金型にあっては、図6に示すよう
に、下型100のダイ101に複数の位置決めピン10
2と複数のプレス金型用スプリングプランジャ103と
が設けられている。ワークWに設けた切欠104或いは
孔105に対応する位置決めピン102にそれぞれ係合
させることにより、ワークWがダイ101上で位置決め
される。また、各スプリングプランジャ103は、ダイ
101に設けたねじ穴106に装着され、上型107が
下降してこれに取り付けたパンチ108とダイ101と
の間でワークWを成形した後に上型107が上昇する
と、各スプリングプランジャ103のピン109が付勢
力で突出してワークWを下から押し上げることにより、
ワークWを下型100の各位置決めピン102やダイ1
01の曲げ部から引き離すようになっている。図6に示
す上記プレス金型用スプリングプランジャ103は、例
えば、図7、図8に示す構造になっている。すなわち、
プレス金型用スプリングプランジャ103は、プレス金
型の下型100のねじ穴106に螺合するねじ部110
を有し下型100に埋設される円筒状のプレス金型用ス
プリングプランジャ本体111と、該プレス金型用スプ
リングプランジャ本体111の先端に出没自在に設けら
れ、下型100上に載置されるワークWの下面に当接し
成型後に上型107が上昇すると、内部に設けたスプリ
ング112の付勢力でプレス金型用スプリングプランジ
ャ本体111から突出してワークWを下型100から押
し上げるピン109とを備えている。プレス金型用スプ
リングプランジャ本体111の先端部には、ピン109
に関して対称な一対の直線状の溝113が設けられてい
る。さらに、プレス金型用スプリングプランジャ本体1
11のねじ部110の一部に、プレス加工中における振
動によりスプリングプランジャ103がゆるむのを防止
するために、例えばゆるみ止め用の樹脂114が数条に
わたって設けられている。
【0003】一方、プレス金型用スプリングプランジャ
103をねじ穴106にねじ込むのに用いる従来のプレ
ス金型用スプリングプランジャ用レンチが、図9に示し
てある。このプレス金型用スプリングプランジャ用レン
チ200は、金属製の円柱状のレンチ本体201と、該
レンチ本体201の後端側に設けた円柱状の把持部20
2とを備える。レンチ本体201の先端部には、プレス
金型用スプリングプランジャ103のピン109が入り
込む大きさの内径を有する円柱状の空隙203が設けら
れていると共に、プレス金型用スプリングプランジャ1
03の一対の直線状の溝113にそれぞれ嵌合する一対
の係合爪204が設けられている。そして、スプリング
プランジャ103をダイ101のねじ穴106に装着す
る際には、プランジャ用レンチ200の一対の係合爪2
04をプレス金型用スプリングプランジャ103の一対
の直線状の溝113にそれぞれ嵌合させてプランジャ用
レンチ200を図10の矢印方向に回すことにより、プ
レス金型用スプリングプランジャ103の本体111が
ねじ穴106にねじ込まれて装着される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
プレス金型用スプリングプランジャ103では、上述し
たようにゆるみ止め用の樹脂114をねじ部110の一
部に設けてあるので、スプリングプランジャ103をね
じ込んでいく途中でそのねじ込みが固くなり、そのねじ
込みに大きな力が必要になる。そこで、プレス金型用ス
プリングプランジャ用レンチ200に大きな力を加えて
プレス金型用スプリングプランジャ103を回そうとす
ると、一対の係合爪204の基部に応力が集中するため
に、幅の狭い一対の係合爪204が破損するおそれがあ
った。
【0005】そこで、本願発明者は、図5に示すような
プレス金型用スプリングプランジャ用レンチ115を発
明(特願平11−228326号)し、プレス金型用ス
プリングプランジャ103をねじ込む際に起きるプレス
金型用スプリングプランジャ用レンチの破損の防止を図
っている。
【0006】このプレス金型用スプリングプランジャ用
レンチ115は、円柱状(棒状)のレンチ本体116
と、該レンチ本体116の後端側に設けた円柱状の把持
部117とを備えている。レンチ本体116の先端部に
は、プレス金型用スプリングプランジャ103のピン1
09が入り込む大きさの内径を有する円柱状の空隙2a
が設けられていると共に、プレス金型用スプリングプラ
ンジャ本体111の先端部に設けられた一対の直線上の
溝113に係止するプレート3の取り付け溝4がレンチ
本体116の先端側から軸方向に設けられている。そし
て、取り付け溝4には、プレート3が、その先端部1
1、11がレンチ本体116の先端から所定量突出し、
かつプレート3がレンチ本体116の外周面と同一面上
から突出しないように固定するようになっている。プレ
ート3は、矩形状の板である。このプレート3には、止
めねじ8が挿通する貫通孔9と、前記スプリングプラン
ジャ103のピン109が入り込むピン用のU字状の逃
げ溝10とが形成されている。プレート3の前記先端部
11、11が、プレス金型用スプリングプランジャ10
3の一対の直線状の溝113に嵌合するようになってい
る。そして、レンチ本体2に設けた取り付け溝4に挿入
したプレート3を、レンチ本体2に設けた貫通孔12と
プレート3の貫通孔9に通す止めねじ8によってレンチ
本体2の先端側に固定するようになっている。
【0007】そして、プレス金型用スプリングプランジ
ャ103をダイ101のねじ穴106に装着する場合に
は、プレス金型用スプリングプランジャ用レンチ115
の取り付け溝4に固定したプレート3の先端部11、1
1を、プレス金型用スプリングプランジャ本体111に
設けられた一対の直線状の溝113にそれぞれ嵌合させ
る。そして、作業者がプレス金型用スプリングプランジ
ャ用レンチ115を手作業で従来例と同様に回すことに
より、プレス金型用スプリングプランジャ本体111が
ねじ穴106にねじ込まれて装着される。
【0008】しかしながら、プレス金型用スプリングプ
ランジャ103にはゆるみ止め用の樹脂114がねじ部
110の一部に設けられているので、上記プレス金型用
スプリングプランジャ用レンチ115を用いて手作業で
プレス金型用スプリングプランジャ103をねじ穴10
6にねじ込む際に、作業者は大きな力をもってねじ込ま
なければならず、大変な労力を費やしていた。また、ね
じ穴106にごみ等がつまり、プレス金型用スプリング
プランジャ103をねじ穴106から外すときに大きな
力を要することがあった。さらに、プレス金型はそれが
設置される工場等には通常複数設置され、また一つの金
型にプレス金型用スプリングプランジャ103は複数個
存在するので、作業者はかなりの数のプレス金型用スプ
リングプランジャ103を1つ1つ手作業でねじ穴にね
じ込んでいかなければならず、大変な労力を費やしてい
た。
【0009】本発明の目的は、インパクトレンチを用い
てプレス金型用スプリングプランジャをプレス金型の下
型のねじ穴への着脱を容易に行うことができるプレス金
型用スプリングプランジャ用レンチを提供することにあ
る。
【0010】本発明の他の目的は、プレス金型用スプリ
ングプランジャの先端部に形成される溝に係止するプレ
ートの先端部が使用中のインパクトレンチによる振動
によって開かないようにすることができるプレス金型用
スプリングプランジャ用レンチを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記本発明の目的を達成
するために、請求項1に記載のスプリングプランジャ用
レンチは、プレス金型等の下型に用いられるねじ穴に螺
合するねじ部を有し下型に埋没される円筒状のスプリン
グプランジャ本体と、該スプリングプランジャ本体の先
端に出没自在に設けられ前記下型上に載置されるワーク
の下面に当接し成形後に上型が上昇するとスプリングの
付勢力で前記スプリングプランジャ本体から突出してワ
ークを下型から押し上げるピンとを備えたスプリングプ
ランジャを、前記ねじ穴にねじ込んで装着するためのス
プリングプランジャ用レンチであって、レンチ本体の後
端にインパクトレンチとの接続部を設け、前記レンチ本
体の先端に、該レンチ本体の先端面に開口し前記スプリ
ングプランジャのピンが入り込む空隙を設けるとともに
前記レンチ本体の先端面に開口するプレート取り付け溝
をレンチ本体後端方向に向かって設け、該プレート取り
付け溝に、前記スプリングプランジャ本体の先端部に係
止する係止部を先端部に有するとともに該先端部の一部
に開口して前記空隙部に入り込んだスプリングプランジ
ャのピンを逃がす逃げ溝を形成したプレートを前記係止
部が前記レンチ本体の先端面から所定量突出するように
して固定したものである。このように構成することによ
り請求項1に記載のスプリングプランジャ用レンチによ
ると、インパクトレンチを用いてスプリングプランジャ
のプレス金型等の下型のねじ穴への着脱を行うことがで
き、作業が容易になる。また、スプリングプランジャの
ねじ穴への装着は、前記プレート取り付け溝に固定され
前記レンチ本体とは別体であるプレートの先端部の係止
部を前記スプリングプランジャ本体の先端部に係止させ
てインパクトレンチを作動することにより行われるの
で、スプリングプランジャ装着の際に、スプリングプラ
ンジャ本体とのスプリングプランジャ用レンチの係止部
分(前記プレートの先端部)が応力集中によって破損す
ることを防止することができる。
【0012】上記本発明の目的を達成するために、請求
項2に記載のスプリングプランジャ用レンチは、請求項
1に記載の前記レンチ本体の後端に、前記インパクトレ
ンチの出力軸に接続される接続部を有するアダプタを着
脱可能に備えたものである。このように構成することに
より請求項2に記載のスプリングプランジャ用レンチに
よると、前記レンチ本体をアダプタを介してインパクト
レンチに接続した後、インパクトレンチを用いてスプリ
ングプランジャのプレス金型等の下型のねじ穴への着脱
を行うことができ、作業が容易になる。また、スプリン
グプランジャ用レンチとインパクトレンチの出力軸に接
続されるアダプタは着脱可能となっているので、様々な
大きさのスプリングプランジャにあわせたサイズのスプ
リングプランジャ用レンチに簡単に替えることができ
る。
【0013】上記本発明の他の目的を達成するために、
請求項3に記載のスプリングプランジャ用レンチは、
求項1又は2に記載の前記プレート取り付け溝に固定し
たプレートを、レンチ本体の外周面と同一面上から突出
しないように固定し、前記プレート取り付け溝を設けた
箇所の前記レンチ本体の外周には雄ねじ部を形成し、該
雄ねじ部にナットを螺合させたものである。このように
構成することにより請求項3に記載のスプリングプラン
ジャ用レンチによると、前記プレート取り付け溝を設け
た箇所の前記レンチ本体の外周に形成された雄ねじ部に
ナット螺合することにより、前記プレート取り付け溝
に固定されるプレートの前記逃げ溝を挟んだ両側の部分
の先端部の開きを規制することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るスプリングプ
ランジャ用レンチの実施の形態を図面に基づいて説明す
る。なお、各実施の形態の説明において、同様の部位に
は同一の符号を付して重複した説明を省略する。まず、
図1(A)(B)に基づいて本発明の第1の実施の形態
に係るプレス金型用スプリングプランジャ用レンチにつ
いて説明する。このプレス金型用スプリングプランジャ
用レンチ1は、図7、図8に示すプレス金型用スプリン
グプランジャ103に使用可能なものである。すなわ
ち、図1に示すプレス金型用スプリングプランジャ用レ
ンチ1は、図6に示すプレス金型の下型100のねじ穴
106に螺合するねじ部110を有する円筒状のプレス
金型用スプリングプランジャ本体111と、該プレス金
型用スプリングプランジャ本体111の先端に出没自在
に設けられ、ワークWの成形後に上型107が上昇する
とスプリング112の付勢力で突出してワークWを下型
100のダイ101から引き離すピン109とを備えた
プレス金型用スプリングプランジャ103を、ねじ穴1
06にねじ込んで装着するためのものである。
【0015】プレス金型用スプリングプランジャ用レン
チ1は、円柱状(棒状)のレンチ本体2と、プレート3
とを備えている。レンチ本体2の先端側には、プレス金
型用スプリングプランジャ103のピン109が入り込
む大きさの内径を有する円柱状の空隙2aが設けられて
いると共に、レンチ本体2の先端側から軸方向にプレー
ト取り付け溝4が設けられている。このプレート取り付
け溝4は、プレート3の厚さと同じ幅となっていて、プ
レート3を、その先端部11、11がレンチ本体2の先
端から所定量突出し、かつレンチ本体2の外周面と同一
面上から突出しないように固定することができるように
なっている。また、このプレート取り付け溝4により、
レンチ本体2の先端側は、上片1aと下片1bとに分け
られている。レンチ本体2の取り付け溝4が設けられた
箇所には、レンチ本体2の外周から取り付け溝4に貫通
する貫通孔12が設けられている。また、下片1bに
は、貫通孔12の延長線上に取り付け溝4側からねじ穴
19が設けられている。そして、止めねじ8が貫通孔1
2と後述するプレート3に設けられている貫通孔9を通
ってねじ穴19に螺合することにより、プレート3がレ
ンチ本体2の先端側に固定されるようになっている(図
1B参照)。レンチ本体2の後端部には、インパクトレ
ンチ5との接続部としてインパクトレンチ5の出力軸6
が嵌合する嵌合孔7が設けられている。そしてこの嵌合
孔7に出力軸6を嵌合させることによってプレス金型用
スプリングプランジャ用レンチ1とインパクトレンチ5
とを接続することができるようになっている。
【0016】ここで、このインパクトレンチ5は、電動
モータや圧縮空気を利用した駆動源によって回転軸6を
回転するようになっている。プレス金型用スプリングプ
ランジャ103は、上述のようにゆるみ止め用の樹脂1
14をねじ部110の一部に設けてあるので、ねじ穴1
06にねじ込んでいくときに、途中でねじ込みが固くな
る。また、ねじ穴106にごみ等がつまり、プレス金型
用スプリングプランジャ103をねじ穴106から外す
ときに大きな力が必要となる場合もある。したがって、
従来のプレス金型用スプリングプランジャ用レンチ11
5を用いて手作業でプレス金型用スプリングプランジャ
103を着脱するのは困難であった。したがって、上記
インパクトレンチ5を接続したプレス金型用スプリング
プランジャ用レンチ1を用いればプレス金型用スプリン
グプランジャ103のねじ穴106へのねじ込みや取り
外しを簡単に行うことができる。また、このインパクト
レンチ5を接続したプレス金型用スプリングプランジャ
用レンチ1を用いれば、プレス金型用スプリングプラン
ジャ103を一定の負荷でねじ穴106にねじ込むこと
ができるので、プレス金型用スプリングプランジャ10
3を一定の高さで装着することができる。さらに、手作
業では時間がかかっていたところを短時間で行うことが
できる。
【0017】なお、嵌合孔7に出力軸6を上記のように
嵌合させるのではなく、図示されていない以下のような
手段を用いて嵌合させてもよい。すなわち、レンチ本体
2の後端部の外周に外周を一周するように凹部を形成
し、該凹部に嵌合孔7に貫通する一対の貫通孔を一直線
上に設ける。一方、出力軸6にも孔を設ける。そして、
凹部に設けた一対の貫通孔と出力軸6に設けた孔にピン
を挿入した後、ピンが落下しないように前記凹部に弾性
力を有するOリングを係合する。
【0018】プレート3は、矩形状の板材によって構成
されている。このプレート3には、プレート3がレンチ
本体2から脱落しないように固定する止めねじ8を挿通
する貫通孔9と、前記プレス金型用スプリングプランジ
ャ103のピン109がぶつからないようにピン109
を逃がすU字状に形成される逃げ溝10とが形成されて
いる。そして、プレート3の先端部11、11は、図
7、図8に示されるプレス金型用スプリングプランジャ
103の一対の直線状の溝113に嵌合するようになっ
ており、プレス金型用スプリングプランジャ本体111
の先端部に係止する係止部を形成している。そして、止
めねじ8が、レンチ本体2に設けた貫通孔12とプレー
ト3の貫通孔9を通りねじ穴19に螺合することによ
り、レンチ本体2のプレート取付溝4に挿入したプレー
ト3をレンチ本体2の先端側に固定するようになってい
る。なお、レンチ本体2は鉄等の生材で作られている。
これに対し、プレート3は、その生材より強度の高い焼
き入れした金属材料、例えば、機械構造用炭素鋼のうち
のS40C、冷間金型用合金工具鋼のうちのSKD11
等で作られている。
【0019】
【0020】このように構成される本例のプレス金型用
スプリングプランジャ用レンチ1は、プレート3の先端
部11を、プレス金型用スプリングプランジャ103の
一対の直線状の溝113に嵌合させる。そして、インパ
クトレンチ5を作動してプレス金型用スプリングプラン
ジャ用レンチ1を図2の矢印方向に回してプレス金型用
スプリングプランジャ103をプレス金型の下型100
のねじ穴106に装着する。なお、外すときは、インパ
クトレンチ5を作動してプレス金型用スプリングプラン
ジャ用レンチ1を図2の矢印方向とは反対方向に回す。
【0021】このように構成される本例のプレス金型用
スプリングプランジャ用レンチ1は、レンチ本体2の後
端部にインパクトレンチ5を接続することができるよう
になっている。したがって、本実施の形態のプレス金型
用スプリングプランジャ用レンチ1によれば、従来のよ
うに手作業ではなく、インパクトレンチ5を用いてプレ
ス金型用スプリングプランジャ103のねじ穴106へ
の着脱をすることができるため、着脱作業を簡単に行う
ことができる。また、プレス金型用スプリングプランジ
ャ103を一定の負荷でねじ穴106にねじ込むことが
できるため、プレス金型用スプリングプランジャ103
を一定の高さで装着することができる。さらに、手作業
では装着に時間がかかっていたところを短時間で装着す
ることができる。また、プレス金型用スプリングプラン
ジャ103のねじ穴106への装着は、前記プレート取
り付け溝4に固定されレンチ本体2とは別体であるプレ
ート3の先端部11,11(係止部)を前記プレス金型
用スプリングプランジャ本体111の溝113に係止さ
せてインパクトレンチ5を作動することにより行われる
ので、プレス金型用スプリングプランジャ103装着の
際に、プレス金型用スプリングプランジャ本体111と
のプレス金型用スプリングプランジャ用レンチ1の係止
部分、すなわちプレート3の先端部11,11が応力集
中によって破損することを防止することができる。
【0022】次に図3を用いて本発明の第2の実施の形
態に係るプレス金型用スプリングプランジャ用レンチに
ついて説明する。このプレス金型用スプリングプランジ
ャ用レンチ20も、第1の実施の形態と同様、図7、図
8に示すプレス金型用スプリングプランジャに用いられ
るものである。すなわち、このプレス金型用スプリング
プランジャ用レンチ20にあっては、レンチ本体2の後
端に、インパクトレンチ5の出力軸6に接続される接続
部を有するアダプタ21を係止させるための係止溝22
が形成されている。そして、アダプタ21の先端には、
レンチ本体2の後端部を挿入することができる大きさの
径を有する孔23が軸方向に設けられ、さらに孔23と
直交するようにビス孔24が設けられている。そしてこ
の孔23にレンチ本体2を挿入し、ビス孔24にビス2
5を挿入してレンチ本体2の後端に形成された係止溝2
2においてプレス金型用スプリングプランジャ用レンチ
20を着脱可能に係止させることができるようになって
いる。さらに、アダプタ21の後端には、インパクトレ
ンチ5の出力軸6が嵌合する嵌合孔26が軸方向に設け
られ、出力軸6が嵌合孔26に嵌合してアダプタ21と
インパクトレンチ5とを接続することができるようにな
っている。したがって、プレス金型用スプリングプラン
ジャ用レンチ20はアダプタ21を介してインパクトレ
ンチ5に接続することができるようになっている。な
お、係止溝22の代わりにビス孔を形成して該ビス孔お
よびアダプタ21に設けられたビス孔24にビス25を
螺合してアダプタ21とプレス金型用スプリングプラン
ジャ用レンチ20を着脱可能に接続させてもよい(図示
せず)。
【0023】このような構成を有する本例のプレス金型
用スプリングプランジャ用レンチ20はインパクトレン
チ5の出力軸6に接続されるアダプタ21を備えている
ので、プレス金型用スプリングプランジャ用レンチ20
をアダプタ21を介してインパクトレンチ5に接続する
ことができる。したがって、本実施の形態のプレス金型
用スプリングプランジャ用レンチ20によれば、従来の
ように手作業ではなく、インパクトレンチ5を用いてプ
レス金型用スプリングプランジャ103のねじ穴106
への着脱をすることができるため、着脱作業を簡単に行
うことができる。また、プレス金型用スプリングプラン
ジャ103を一定の負荷でねじ穴106にねじ込むこと
ができるため、プレス金型用スプリングプランジャ10
3を一定の高さで装着することができる。さらに、手作
業では装着に時間がかかっていたところを短時間で装着
することができる。また、アダプタ21が着脱可能とな
っているので、様々な大きさのプレス金型用スプリング
プランジャ103にあわせたサイズのプレス金型用スプ
リングプランジャ用レンチ20に替えることができる。
【0024】次に、図4を用いて本発明の第3の実施の
形態に係るプレス金型用スプリングプランジャ用レンチ
について説明する。このプレス金型用スプリングプラン
ジャ用レンチ30も、第1、第2の実施の形態と同様、
図7、図8に示すプレス金型用スプリングプランジャ1
03に用いられるものである。このプレス金型用スプリ
ングプランジャ用レンチ30は、プレート3の取り付け
溝4を設けた箇所のレンチ本体2の外周に雄ねじ部31
が形成され、雄ねじ部31にはナット32が螺合される
ようになっている。なお、ナット32はダブルナットで
あることが好ましい。雄ねじ部31は、レンチ本体2の
先端から所定距離離れた位置に形成されている。これに
よって、雄ねじ部31にナット32を螺合した際にナッ
ト32がレンチ本体2から落下しないようになってい
る。なお、このナット32は、レンチ本体2の後端側か
ら挿入される。
【0025】また、プレス金型用スプリングプランジャ
用レンチ30のレンチ本体2の後端部には、第1の実施
の形態と同様、インパクトレンチ5の出力軸6が嵌合す
る嵌合孔が設けられている(不図示)。そして、この嵌
合孔に出力軸6を嵌合させることによってプレス金型用
スプリングプランジャ用レンチ30とインパクトレンチ
5とを接続することができるようになっている。なお、
プレス金型用スプリングプランジャ用レンチ30とイン
パクトレンチ5との接続の仕方はこのようなものには限
られない。すなわち、第2の実施の形態と同様、レンチ
本体2の後端に、アダプタ21を係止させるための係止
溝を形成し(不図示)、アダプタ21を介してプレス金
型用スプリングプランジャ用レンチ30とインパクトレ
ンチ5とを接続させるようにしてもよい。
【0026】上記のように構成される本例のプレス金型
用スプリングプランジャ用レンチ30では、ナット32
をプレート3の取り付け溝4を設けた箇所のレンチ本体
2の外周に螺合してこのナット32によってプレート3
のU字状に形成される先端部11の開きを規制している
ので、インパクトレンチ5の振動によってプレート3が
その軸心から遠心方向に開いてしまうこともない。ま
た、ナット32を、ダブルナットとした場合は、ナット
32がインパクトレンチ5の振動等によりゆるんでしま
うことはない。
【0027】なお、スプリングプランジャは、ワークW
を下型100から外すために使用されるものであり、例
えば、モールド金型等にも用いられる。したがって、本
実施の形態においては、スプリングプランジャをプレス
金型に取り付ける場合に使用するプレス金型用スプリン
グプランジャ用レンチとして説明したが該スプリングプ
ランジャをモールド金型等に取り付ける場合にも使用す
ることは可能である。
【0028】なお、プレス金型用スプリングプランジャ
は、本来の機能である下型100からのワークWの取り
外しに用いるほか、図6に示す如く、プレス金型用スプ
リングプランジャ103と共に下型100のダイ101
に設けている位置決めピンとして用いることもできる。
この場合、プレス金型用スプリングプランジャをプレス
金型用スプリングプランジャとしてと、位置決めピンと
して用いるため、1つのプレス金型用スプリングプラン
ジャ用レンチで取り付けができ、作業効率が著しく向上
する。
【0029】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0030】請求項1に記載の発明によれば、インパク
トレンチを用いてスプリングプランジャのプレス金型等
の下型のねじ穴への着脱を行うことができ、作業が容易
になる。また、スプリングプランジャのねじ穴への装着
は、前記プレート取り付け溝に固定され前記レンチ本体
とは別体であるプレートの先端部の係止部を前記スプリ
ングプランジャ本体の先端部に係止させてインパクトレ
ンチを作動することにより行われるので、スプリングプ
ランジャ装着の際に、スプリングプランジャ本体とのス
プリングプランジャ用レンチの係止部分(前記プレート
の先端部)が応力集中によって破損することを防止する
ことができる。
【0031】請求項2に記載の発明によれば、前記レン
チ本体をアダプタを介してインパクトレンチに接続した
後、インパクトレンチを用いてスプリングプランジャの
プレス金型等の下型のねじ穴への着脱を行うことがで
き、作業が容易になる。また、スプリングプランジャ用
レンチとインパクトレンチの出力軸に接続されるアダプ
タは着脱可能となっているので、様々な大きさのスプリ
ングプランジャにあわせたサイズのスプリングプランジ
ャ用レンチに替えることができる。
【0032】請求項3に記載の発明によれば、前記プレ
ート取り付け溝を設けた箇所の前記レンチ本体の外周に
形成された雄ねじ部にナット螺合することにより、前
記プレート取り付け溝に固定されるプレートの前記逃げ
溝を挟んだ両側の部分の先端部の開きを規制することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るプレス金型用
スプリングプランジャ用レンチを示すもので、図1
(A)は分解斜視図、図1(B)は図1(A)のA−A
線断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るプレス金型用
スプリングプランジャ用レンチによりプレス金型用スプ
リングプランジャを下型のねじ穴に装着する方法を示す
説明図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るプレス金型用
スプリングプランジャ用レンチを示す分解斜視図であ
る。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係るプレス金型用
スプリングプランジャ用レンチの一部切り欠き分解斜視
図である。
【図5】先願のプレス金型用スプリングプランジャ用レ
ンチを示す分解斜視図である。
【図6】プレス金型に使用するプレス金型用スプリング
プランジャを説明するための説明図である。
【図7】プレス金型用スプリングプランジャを示す斜視
図である。
【図8】図7のプレス金型用スプリングプランジャの内
部を示す斜視図である。
【図9】従来のプレス金型用スプリングプランジャ用レ
ンチを示す斜視図である。
【図10】従来のプレス金型用スプリングプランジャ用
レンチによりプレス金型用スプリングプランジャを下型
のねじ穴に装着する方法を示す説明図である。
【符号の説明】
1、20、30………プレス金型用スプリングプランジ
ャ用レンチ 2………………………レンチ本体 3………………………プレート 4………………………取り付け溝 5………………………インパクトレンチ 6………………………出力軸 21……………………アダプタ 31……………………雄ねじ部 32……………………ナット 100…………………下型 102…………………ピン 103…………………プレス金型用スプリングプランジ
ャ 106…………………ねじ穴 107…………………上型 110…………………ねじ部 111…………………プレス金型用スプリングプランジ
ャ本体 112…………………スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B25B 13/50 B25B 15/00 B25B 21/00 540 B25B 21/02 B21D 37/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレス金型等の下型に用いられるねじ穴
    に螺合するねじ部を有し下型に埋没される円筒状のスプ
    リングプランジャ本体と、該スプリングプランジャ本体
    の先端に出没自在に設けられ前記下型上に載置されるワ
    ークの下面に当接し成形後に上型が上昇するとスプリン
    グの付勢力で前記スプリングプランジャ本体から突出し
    てワークを下型から押し上げるピンとを備えたスプリン
    グプランジャを、前記ねじ穴にねじ込んで装着するため
    のスプリングプランジャ用レンチであって、レンチ本体の後端にインパクトレンチとの接続部を設
    け、前記レンチ本体の先端に、該レンチ本体の先端面に
    開口し前記スプリングプランジャのピンが入り込む空隙
    を設けるとともに前記レンチ本体の先端面に開口するプ
    レート取り付け溝をレンチ本体後端方向に向かって設
    け、該プレート取り付け溝に、前記スプリングプランジ
    ャ本体の先端部に係止する係止部を先端部に有するとと
    もに該先端部の一部に開口して前記空隙部に入り込んだ
    スプリングプランジャのピンを逃がす逃げ溝を形成した
    プレートを前記係止部が前記レンチ本体の先端面から所
    定量突出するようにして固定した ことを特徴とするスプ
    リングプランジャ用レンチ。
  2. 【請求項2】 前記レンチ本体の後端に、前記インパク
    トレンチの出力軸に接続される接続部を有するアダプタ
    を着脱可能に備えたことを特徴とする請求項1に記載の
    スプリングプランジャ用レンチ。
  3. 【請求項3】 前記プレート取り付け溝に固定したプレ
    ートを、レンチ本体の外周面と同一面上から突出しない
    ように固定し、前記プレート取り付け溝を設けた箇所の
    前記レンチ本体の外周には雄ねじ部を形成し、該雄ねじ
    部にナットを螺合させたことを特徴とする請求項1又は
    2に記載のスプリングプランジャ用レンチ。
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