JP3515815B2 - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JP3515815B2
JP3515815B2 JP24605894A JP24605894A JP3515815B2 JP 3515815 B2 JP3515815 B2 JP 3515815B2 JP 24605894 A JP24605894 A JP 24605894A JP 24605894 A JP24605894 A JP 24605894A JP 3515815 B2 JP3515815 B2 JP 3515815B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷機、孔版印刷機、
電子写真複写装置、プリンタ或いはファクシミリなどの
画像形成装置に接続され、それら装置に用紙を供給する
給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な給紙装置として、実開昭58−
87733号公報に示されているように、給紙コロと、
給紙コロに接離可能な分離パッドとを有するものが良く
知られている。この給紙装置は、給紙コロの回転時に給
紙コロに分離パッドを当接させ、給紙コロの非回転時に
分離パッドを給紙コロから離間した位置に位置するよう
に構成されている。
【0003】また、上記の給紙装置の構成に加えて、給
紙台を用紙の給紙方向と直交する方向に移動可能にした
構成のものも良く知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
装置には、給紙コロに分離パッドを当接させる動作が一
度のみであるので、給紙コロに対して、分離パッドが正
しく当接していない状態で用紙が給紙され、スキューや
重送が発生するという問題がある。
【0005】給紙台が移動可能な給紙装置には、上述の
問題に加えて、給紙台を移動させる際、給紙コロに分離
パッドを当接させたまま移動していたので、給紙コロと
分離パッドとの間に挟まれている用紙にスキューやシワ
が発生するという問題があった。
【0006】本発明は、上記問題点を解消するためにな
されたものであり、給紙時における用紙のスキューやシ
ワの発生しない給紙装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
用紙を積載する給紙台を有する給紙トレイと、上記給紙
台に積載された用紙を給送する給紙コロと、上記給紙コ
ロに当接する第1の位置と上記給紙コロより離間した第
2の位置との間で移動自在に設けられた分離パッドと、
上記分離パッドを移動させる分離パッド移動手段とを具
備する給紙装置において、上記給紙コロの非回転時に、
上記分離パッドを第2の位置に移動させ、上記給紙コロ
の回転に先立って、上記分離パッドを、第1の位置と第
2の位置との間を複数回移動させた後、第1の位置に移
動させるように上記分離パッド移動手段の動作を制御す
る制御手段を具備したことを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の給
紙装置において、上記給紙台を上記用紙の給紙方向と直
交する方向へ給紙トレイに対して移動させる給紙台移動
段を具備し、上記制御手段が、上記給紙台移動手段に
よる上記給紙台の移動時に、上記給紙コロの回転を停止
し、上記分離パッドを第2の位置に移動させた後に上記
給紙台を移動させることを特徴とする。
【0009】
【0010】
【作用】請求項1記載の発明によれば、制御手段が移動
手段の動作を制御して、給紙コロの回転時に、分離パッ
ドを、第1の位置と第2の位置との間を複数回移動させ
た後、第1の位置に正しく移動させる。
【0011】請求項2記載の発明によれば、制御手段が
移動手段の動作を制御して、給紙台の移動時に、給紙コ
ロの回転を停止し、分離パッドを第2の位置に移動させ
た後に給紙台を移動させ、分離パッドを、第1の位置
第2の位置との間を複数回移動させた後、第1の位置に
正しく移動させる。
【0012】
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1において、符号1は印刷装置を表す。印刷装
置1は、印刷部3と排紙部4とを備えていて、印刷装置
1の筐体5とは別構造の給紙装置6がその下方に接続さ
れている。
【0014】印刷部3は、印刷ドラム16、プレスロー
ラー17から主に構成されている。印刷ドラム16は、
図示しない側板に回転自在に支持されており、図示しな
い駆動手段で回転駆動される。
【0015】印刷部3の左下方には、排紙部4が配設さ
れている。排紙部4は、吸着搬送ユニット34、排紙ト
レイ35から主に構成されている。吸着搬送ユニット3
4は、筐体5に取り付けられており、印刷された用紙P
を印刷ドラム16の外周面より剥離させると共に、排紙
揃え向上のため用紙Pに腰付けを行った後、機外へ排出
させる周知の構造のものである。排紙トレイ35は、筐
体5に着脱自在に取り付けられており、吸着搬送ユニッ
ト34で機外に排出された印刷済みの用紙Pを順次積載
する。
【0016】印刷ドラム16の右方下部には、給紙装置
6から搬送されてくる用紙Pを所定のタイミングで印刷
ドラム16へ搬送するレジストローラ対10が配置され
ている。印刷ドラム16とレジストローラ対10との間
には、用紙Pを印刷部3へ導く用紙搬送路12が設けら
れている。
【0017】レジストローラ対10から筐体5の下部に
かけて用紙搬送路14が形成されている。用紙搬送路1
4は、筐体5の下部に開口して設けられていて、その途
中には回転自在な搬送ローラ対15が配置されている。
【0018】給紙装置6は、装置本体36、複数の給紙
トレイ37,37、給紙台38、給紙コロ8、分離パッ
ド9、分離パッド移動手段20(図5参照)、搬送ロー
ラー対15等から主に構成されている。給紙トレイ37
は、図1、図2、図3に示すように、給紙台38、給紙
底板39、サイドガイド板40,40、給紙台移動手段
41、上下動機構42等から主に構成されている。
【0019】給紙トレイ37は、本体36に対して引出
し自在に構成されていて、内部に設けられた給紙台38
の上部には、用紙Pが積載される。積載された用紙P
は、後述する上下動機構42により給紙コロ8に押圧さ
れる。また、給紙台38は、後述する給紙台移動手段4
1で移動自在に支持されている。
【0020】給紙コロ8は、図示しない駆動手段で回転
駆動され、その外周面に当接する用紙Pをすくい上げて
給送する。給紙コロ8を駆動する駆動手段は、後述する
制御手段76でその作動を制御される。
【0021】給紙トレイ37の側板37aと37bとの
間には、ガイド軸43が架設されている。このガイド軸
43は、給紙台38の側板38a、38bに挿通されて
おり、給紙台38はガイド軸43によって矢印X方向に
摺動可能に支持されている。
【0022】給紙台38の内部中段には、その上部に用
紙Pを積載する給紙底板39が配設されている。給紙底
板39は、その両側部に設けられた突起39a,39b
で、側板38a,38bに形成された長孔に緩く嵌合し
ており、後述する上下動機構42に上下動自在に支持さ
れている。
【0023】給紙底板39の上面には、用紙Pの幅方向
の位置決めを行うサイドガイド板40,40が配設され
ている。サイドガイド板40,40は、用紙Pの中心よ
り対称的に、共に矢印X方向に移動自在に設けられた周
知の構成である。
【0024】給紙台38の内部下段には、給紙台移動手
段41が配設されている。給紙台移動手段41は、モー
タ44、ボールネジ45、スリット円板46、スリット
センサ47等から主に構成されている。
【0025】モータ44は、モータブラケット48に支
持されており、モータブラケット48は、給紙台38の
底板38cに取り付けられている。モータ44の出力軸
44aは、ジョイント部49を介してボールネジ45が
刻設された軸50と継合しており、軸50は、ボールネ
ジ45の両端部において、底板38c上に取り付けられ
た支持部材51に回転自在に支持され、その自由端部に
は、スリット円板46が固設されている。また、ボール
ネジ45には、1面を給紙トレイ37の底板上に固定さ
れた略L字形状のブラケット52が螺合されている。こ
の構成により、モータ44の回転力でボールネジ45が
不動のブラケット52に対して回転し、給紙台38がガ
イド軸43上を矢印X方向に移動可能となっている。モ
ータ44の作動は、後述する制御手段76に制御され
る。
【0026】スリット円板46には、図4に示すよう
に、複数のスリット53が等間隔の放射状に形成されて
いる。このスリット53と対向する位置には、スリット
53をカウントするスリットセンサ47が配設されてお
り、スリットセンサ47は、底板38c上に固定されて
いる。スリット円板46とスリットセンサ47とで移動
量検知手段54を構成している。
【0027】また、底板38cの下面に初期位置指示板
80を固定し、これと対応する位置であって給紙トレイ
37の底板上に初期位置センサー81を取り付け、原稿
画像の矢印X方向の中心と用紙Pの矢印X方向の中心と
が一致する位置に初期位置指示板80を設けることによ
り、原稿画像の、用紙Pに対するずれを、モータ44で
給紙台38を移動させることにより矯正することができ
る。
【0028】上下動機構42は、図3に示すように、周
知の機構であって、ギヤモータ55、ウォーム56、ウ
ォームホイール軸57、ハブ58、定滑車59,59,
59,60,60、ワイヤ61、パルスジェネレータ6
2、残量センサ63等から主に構成されている。
【0029】ギヤヘッド55aを有するギヤモータ55
は、底板38c上に固設されており、その作動は制御手
段76に制御される。ウォーム56は、その一端をギヤ
ヘッド55aに継合され、他端をパルスジェネレータ6
2に固設されている。パルスジェネレータ62と対向す
る位置には、残量センサ63が配設されており、この残
量センサ63は、底板38c上に取り付けられている。
パルスジェネレータ62と残量センサ63とで用紙検知
手段65を構成している。ウォーム56と噛合するウォ
ームホイール57aを刻設されたウォームホイール軸5
7は、底板38c上に固定されたブラケット64,64
に回転自在に支持され、側板38aと側板38b(図2
参照)とを貫通するように配設されている。ウォームホ
イール軸57の側板38a寄りには、ハブ58が、ま
た、側板38bの向こう側にも、ハブ58と同様に、図
示しないハブが取り付けられている。
【0030】側板38aには、上下方向に形成された2
つの長孔38d,38dが穿設されている。各長孔38
d,38dの上部及び各長孔間の下部には、定滑車5
9,59,59,60,60が回転自在に取り付けられ
ている。前述した給紙底板39の突起39a,39a
は、ワイヤ61に固着されている。各定滑車には、ワイ
ヤ61が掛け渡されており、このワイヤ61の両端は、
ハブ58に固着されている。このハブ、定滑車、ワイヤ
の構成は、側板38b側においても対称的に構成されて
いる。この構成より、ギヤモータ55の回転でウォーム
ホイール軸57が、図3において反時計回り方向に回転
すると、ワイヤ61がハブ58に巻き取られ、突起39
a,39bが上昇することにより、給紙底板39が上昇
する。
【0031】給紙トレイ37,37より給送された用紙
Pは、給紙装置6の内部に形成された用紙搬送路75を
通って搬送ローラー対15で運ばれ、筐体5の下部に開
口した用紙搬送路14を経由してレジストローラー対1
0へと運ばれる。
【0032】分離パッド9は、図5に示すように、ホル
ダ29の上面に粘着テープ等により固定されている。ホ
ルダ29には、長孔29aが設けられていて、ホルダ2
9は、給紙トレイ37(図1参照)の用紙Pの搬送方向
の前面板30に固定され、その断面を略L字型に形成さ
れたブラケット21に段付きネジ22で長孔29aを通
してスライド可能に取り付けられている。
【0033】ホルダ29の下部中央には、突起29bが
設けられていて、この突起29bとブラケット21の段
部21aとの間には、パッド9を給紙コロ8に当接させ
る方向へ付勢する圧縮バネ23が設けられている。ホル
ダ29の下部の一端には、当接片29cが突出して設け
られていて、この当接片29cには、ブラケット21に
植設された軸28に回転自在に支持されたアーム24の
一端が当接している。
【0034】アーム24は、軸28にE型リング28a
で取り付けられている。アーム24の他端には、ブラケ
ット21に固設されたソレノイド26のプランジャがピ
ン25で連結されている。アーム24の一端側とブラケ
ット21の段部21aとの間には、アーム24を当接片
29cに当接させて分離パッド9を給紙コロ8から離間
する向きに付勢する引張スプリング27が掛けられてい
る。引張スプリング27の付勢力は、圧縮スプリング2
3のそれよりも強いものが用いられている。
【0035】ソレノイド26は、その動作を制御手段7
6に制御され、励磁された場合には、アーム24を引張
スプリング27の付勢力に抗して軸28を中心として時
計回り方向に回転させ、ホルダ29を圧縮バネ23の付
勢力により同図において、上方に移動させて、分離パッ
ド9を給紙コロ8に接触した第1の位置に移動させる。
一方、ソレノイド26が消磁されると、アーム24が軸
28を中心として反時計回り方向に引張スプリング27
の付勢力により回転し、ホルダ29が圧縮バネ23の付
勢力に抗して同図において、下方に移動し、分離パッド
9を給紙コロ8から離間した第2の位置に移動させる。
ここに、ソレノイド26、アーム24、圧縮バネ23、
引張スプリング27が主に分離パッド移動手段20を構
成する。
【0036】図1に示すように、筐体5の上面には、操
作パネル66が配置されている。操作パネル66は、複
数の給紙トレイ37から使用するトレイを選択するトレ
イ選択キー、給紙台38を用紙の給紙方向と直交する方
向に移動させるための給紙台移動キー、印刷情報を表示
するメッセージディスプレイ、印刷条件を設定するテン
キー、印刷を開始するためのスタートキー、製版動作を
開始するための製版スタートキー等がそれぞれ配置され
ている。
【0037】操作パネル66の下方であって筐体5の内
部には、制御手段76が配設されている。制御手段76
は、図6に示すように、CPU77、RAM78、RO
M79から主に構成されている。
【0038】上記構成に基づき、以下、動作を説明す
る。印刷に先立ち、オペレーターは、図示しない画像読
み込み装置に原稿をセットし、操作パネル66で種々の
印刷条件を設定し、スタートキーを押すと、その信号が
制御手段76のRAM78に入力される。
【0039】制御手段76に入力された信号は、CPU
77で判断されてROM79より印刷データが読み出さ
れ、入力内容に応じて給紙トレイ37が選択される。選
択された給紙トレイ37に設けられた上下動機構42の
ギヤモータ55が回転し、ワイヤ61をハブ58に巻き
取って、突起39a、39bが上昇し、給紙底板39が
上昇して、用紙Pの上面が給紙コロ8に当接し、給紙コ
ロ8に対する圧力がROM79に記憶されている所定の
圧力となった時点でギヤモーター55の回転が停止さ
れ、給紙底板39の上昇が停止する。
【0040】このとき、ウォーム56が回転することで
パルスジェネレーター62が回転してパルスが発生し、
残量センサー63がこのパルス数をカウントする。積載
されている用紙Pの枚数で給紙底板39の移動量が変化
し、これに応じて発生するパルス数も変化することから
用紙Pの枚数が検知され、この信号がRAM78に送ら
れる。そしてこの信号より、用紙Pの残り枚数が少なく
なるか若しくは0になったことをCPU77が判断する
と、操作パネル66上に設けられた図示しない用紙補給
ランプが点灯する。
【0041】給紙底板39の上昇が停止して用紙Pが適
圧で給紙コロ8に圧接されると、制御手段76より指令
が出されて給紙コロ8が回転し始める。給紙コロ8の回
転に先立ち(印刷スタートキーが押されてから給紙コロ
8が回転し始める前まで)、制御手段76は、分離パッ
ド移動手段20のソレノイド26を複数回、励磁、消磁
して、分離パッド9を上述の如く、第1の位置と第2の
位置との間を複数回移動させて、給紙コロ8に対する分
離パッド9の接触状態を良好にした後に、再度ソレノイ
ド26を励磁して分離パッド9を第1の位置に移動させ
る。
【0042】給紙コロ8が回転すると用紙Pが給送され
る。このとき用紙Pは、分離パッド9で1枚ずつ分離さ
れて用紙搬送路75を通って用紙搬送路14に給送され
る。用紙搬送路14に送られた用紙Pは、搬送ローラ対
15で搬送され、その先端がレジストローラー対10に
当接する位置まで達すると、制御手段76より信号が出
されて搬送ローラ対15が停止される。
【0043】給紙装置6の給紙動作と並行して、印刷部
3では印刷動作が行われている。この印刷ドラム16の
回転に合わせて、停止していたレジストローラ対10が
回転し、用紙Pを、用紙搬送路12から印刷ドラム16
とプレスローラー17との間に給送する。
【0044】プレスローラー17によって印刷ドラム1
6の外周面に押圧され、印刷画像を転写された用紙P
は、印刷ドラム16の外周面近傍に配設された図示しな
い剥離爪で印刷ドラム16の外周面より剥離され、その
後、吸着搬送ユニット34で腰付けされつつ搬送され
て、機外の排紙トレイ35上に排出される。
【0045】上述の印刷プロセスに従って、印刷が行わ
れている間に、印刷物の画像位置を移動させる為に、操
作パネルの給紙台移動キーにて移動方向及び移動量が入
力されると制御手段76は、給紙コロ8の回転を停止
し、ソレノイド26を消磁して、分離パッド9を第2の
位置へ移動させる。
【0046】その後、制御手段76は、給紙トレイ37
に設けられた上下動機構42のギヤモータ55を上述の
場合とは逆方向に回転し、ワイヤ61をハブ58から引
出して、突起39a、39bを下降させ、給紙底板39
を所定の距離下降し、用紙Pと給紙コロ8とを離した状
態にする。
【0047】制御手段76より指令が出され、モーター
44の回転力で軸50に刻設されたボールネジ45が回
転し、給紙トレイ37に対して給紙台38が設定方向に
移動する。軸50の回転に伴いスリット円板46も回転
し、スリットセンサー47がスリット53をカウントす
ることで給紙台38の移動量が検知される。この移動量
検知手段54で検知された移動量は、RAM78に入力
され、予めROM79に設定されたデーターと比較され
て、移動量と設定データーとが一致した時点で、CPU
77より移動停止指令が出力される。
【0048】制御手段76は、その後給紙底板39を上
述の如く上昇させて給紙コロ8に用紙Pを当接させ、分
離パッド移動手段20のソレノイド26を複数回、励
磁、消磁して、分離パッド9を上述の如く、第1の位置
と第2の位置との間を複数回移動させて、給紙コロ8に
対する分離パッド9の接触状態を良好にした後に、再度
ソレノイド26を励磁して分離パッド9を第1の位置に
移動させ、給紙コロ8を回転して用紙Pの給送を再開す
る。
【0049】上述の印刷プロセスに従って、設定枚数の
印刷が行われると、ソレノイド26は消磁され、分離パ
ッド9が第2の位置に移動させられる。
【0050】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、制御手段
が分離パッド移動手段の動作を制御して、給紙コロの回
転時に、分離パッドを、第1の位置と第2の位置との間
を複数回移動させた後、第1の位置に正しく移動させる
ので、分離パッドの片当たりによる用紙給紙時のスキュ
ーやしわの発生を防止できる。
【0051】請求項2記載の発明によれば、制御手段
動手段の動作を制御して、給紙台の移動時に、給紙コ
ロの回転を停止し、分離パッドを第2の位置に移動させ
た後に給紙台を移動させ、分離パッドを、第1の位置
第2の位置との間を複数回移動させた後、第1の位置に
正しく移動させるので、給紙台の移動や分離パッドの片
当たりによる用紙のスキューやしわの発生を防止でき
る。
【0052】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す給紙装置を採用した印
刷装置要部の概略正面図である。
【図2】図1に示す給紙装置の給紙台移動手段を示す側
断面図である。
【図3】図1に示す給紙装置の上下動機構を示す斜視図
である。
【図4】図2に示す給紙台移動手段における移動量検知
手段を示す図である。
【図5】図1に示す給紙装置の分離パッド移動手段を示
す斜視図である。
【図6】本発明の制御手段を説明する図である。
【符号の説明】
1 印刷装置 6 給紙装置 8 分離コロ 9 分離パッド 16 印刷ドラム 17 プレスローラー 20 分離パッド移動手段 37 給紙トレイ 38 給紙台 76 制御手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙を積載する給紙台を有する給紙トレイ
    と、上記給紙台に積載された用紙を給送する給紙コロ
    と、上記給紙コロに当接する第1の位置と上記給紙コロ
    より離間した第2の位置との間で移動自在に設けられた
    分離パッドと、上記分離パッドを移動させる分離パッド
    移動手段とを具備する給紙装置において、 上記給紙コロの非回転時に、上記分離パッドを第2の位
    置に移動させ、上記給紙コロの回転に先立って、上記分
    離パッドを、第1の位置と第2の位置との間を複数回移
    動させた後、第1の位置に移動させるように上記分離パ
    ッド移動手段の動作を制御する制御手段を具備したこと
    を特徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の給紙装置において、 上記給紙台を上記用紙の給紙方向と直交する方向へ給紙
    トレイに対して移動させる給紙台移動手段を具備し、 上記制御手段が、 上記給紙台移動手段による上記給紙台
    の移動時に、上記給紙コロの回転を停止し、上記分離パ
    ッドを第2の位置に移動させた後に上記給紙台を移動さ
    せることを特徴とする給紙装置。
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