JP3512152B2 - 増幅型固体撮像装置およびその駆動方法 - Google Patents

増幅型固体撮像装置およびその駆動方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、増幅型固体撮像装
置およびその駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】増幅型固体撮像装置ではCCD固体撮像
装置と同様に電子絞りとして電子シャッター方式が採用
されている。電子シャッター動作は、各画素内のフォト
ダイオードが光電変換によって生成した信号電荷の蓄積
を開始する直前に信号電荷の蓄積部をリセットすること
によってフォトダイオードの電荷蓄積時間を可変とする
ものである。画素に蓄積された信号電荷は水平同期信号
に同期して行毎に読み出されるため、電子シャッター動
作も行毎に実行される(フォーカルプレーン動作)。よ
り詳細には、ある行について電子シャッター動作が行わ
れた後、信号電荷の蓄積が開始され、所定期間経過後に
信号読み出し動作が実行される。読み出し時、読み出し
動作のためのリセットが実行される。上記「所定期間」
はフォトダイオードの電荷蓄積時間を規定し、どの行に
ついても等しく設定される。その結果、同じ強度の光の
照射を受けた画素は、どの行においても理論的には同じ
量の電荷を蓄積することになる。
【0003】図1は、従来の増幅型固体撮像装置100
の概略構成を示している。
【0004】装置100において、行列状に配列された
複数の画素102が撮像部を構成している。各画素10
2内にはフォトダイオードが設けられており、受光量に
応じた量の電荷を蓄積する。撮像部から画素行を順次選
択するための行選択エンコーダ103が撮像部の横側に
配置されている。図1の例では、画素行の数はmである
(2≦m)。行選択エンコーダ103は直列に接続され
たm個の行選択回路を含んでいる。行選択回路i(1≦
i≦m)は所定のタイミングで電子シャッター動作のた
めのリセット信号を生成し、第i行に属する全ての画素
102に送出する。行選択エンコーダ103が電子シャ
ッター動作のためのリセット信号を出力するタイミング
は行毎に異なっている。すなわち、リセット信号は第1
行〜第m行の画素に対して順次出力される。
【0005】一方、読み出しのための行選択(通常の行
選択)も、m個の行選択回路によって順次実行される。
電子シャッター動作と読み出し動作と間の期間は、各
行について共通に設定される。選択された行から読み出
された信号は、列選択駆動部107の働きで出力バッフ
ァ111に送られ、出力バッファ111から画素信号と
して出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】各画素102内におけ
るフォトダイオードの電位は、電子シャッター動作のた
めのリセットによって所定の電位(リセット電位)に強
制的に復帰させられる。このリセット電位は各画素10
2で共通の値を示すべきである。しかしながら、ある行
におけるリセット電位が他の行におけるリセット電位か
らシフトする現象が生じ、それによって画面上に水平ノ
イズが現れることを本願発明者は見いだした。この水平
ノイズは、画面上において特定の複数行に常に現れ、画
像のクォリティーを劣化させる。
【0007】本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもの
であり、その主な目的は、電子シャッター動作に起因す
る水平ノイズの発生を抑制した増幅型固体撮像装置およ
びその駆動方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による増幅型固体
撮像装置は、行列状に配列された複数の画素であって、
各々が光電変換によって信号電荷を生成し、前記信号電
荷に対応する信号情報を蓄積することのできる信号蓄積
部を含む複数の画素と、電子シャッター動作のためのリ
セット信号を生成し、電子シャッター動作のために選択
した行の画素に前記リセット信号を送出し、それによっ
て前記選択した行の画素に含まれる前記信号蓄積部を
1電源供給部の電源電位にリセットするリセット信号送
出手段と、信号読み出し動作のために前記複数の画素か
ら少なくとも1行の画素を順次選択する行選択手段と、
前記信号読み出し動作のために前記行選択手段によって
選択された行の画素に含まれる前記信号蓄積部内に蓄積
されている前記信号情報を読み出す信号検出回路であっ
て、前記第1電源供給部と第2の電源供給部との間に直
列的に接続された増幅器を有し、前記第1電源供給部と
前記第2の電源供給部との間に電流を流すことによって
前記信号情報を検知し、増幅した信号情報を出力する信
号検出回路とを備えた増幅型固体撮像装置であって、
リセット信号送出手段が前記リセット信号を送出する
タイミングは、必ず前記行選択手段が前記読み出し動
作のためにリセット行以外の画素行を選択するタイミン
グと重複していることを特徴する。
【0009】前記画素の行数1フレーム期間内に含ま
れる水平同期信号の数(HD数)に等しいことが好まし
い。
【0010】前記複数の画素は、有効画素領域に設けら
れた撮像用画素群と、前記有効画素領域以外の領域に設
けられたダミー画素群とに分けられており、前記ダミー
画素群に含まれる画素の行数は、前記1フレーム期間内
に含まれる水平同期信号の数から前記撮像用画素群に含
まれる画素の行数を引いた数に等しくなるように設定さ
れていることが好ましい。
【0011】また前記複数の画素は、有効画素領域に設
けられた撮像用画素群と、前記有効画素領域以外の領域
に設けられた少なくともひとつのダミー画素行とに分け
られており、各フレームにおいて前記撮像用画素群に含
まれる画素行の前記行選択手段による選択が終了した
後、次のフレームの読み出しが開始されるまで前記ダミ
ー画素行に対して擬似的な信号読み出し動作を繰り返し
実行させるダミー行選択手段を更に備えていることが好
ましい。
【0012】また前記複数の画素は、有効画素領域に設
けられた撮像用画素群と、前記有効画素領域以外の領域
に設けられた少なくともひとつのダミー画素行とに分け
られており、前記行選択手段によって前記撮像用画素群
に含まれる画素行が選択されていない場合において、前
記電子シャッター動作のためのリセット信号が前記撮像
用画素群に含まれる画素行に送出される期間と重複する
期間に前記ダミー画素行を選択し、前記ダミー画素行に
対して擬似的な信号読み出し動作を繰り返し実行させる
ダミー行選択手段を更に備えていることが好ましい。
【0013】前記リセット信号送出手段は、前記行選択
手段内に含まれていてもよい。
【0014】前記信号検出回路の前記増幅器は、画素毎
に設けられた駆動素子と、画素列毎に設けられた負荷素
子とによって構成されていることが好ましい。
【0015】好ましい実施形態では、前記駆動素子は、
前記信号蓄積部に接続されたゲート電極と、前記第1電
源供給に接続されたドレインと、前記負荷素子に接続
されたソースとを備えたトランジスタである。
【0016】好ましい実施形態では、前記駆動素子およ
び前記負荷素子がソースフォロワー回路を形成してい
る。
【0017】好ましい実施形態では、前記信号蓄積部
が、光電変換を行うフォトダイオードと、前記フォトダ
イオードが生成した電荷を蓄積する容量素子と、前記フ
ォトダイオードと前記容量素子との間の電気的導通/非
導通を調整するトランジスタとを備えている。
【0018】本発明による増幅型固体撮像装置の駆動方
法は、行列状に配列された複数の画素であって、各々が
光電変換によって信号電荷を生成し、前記信号電荷に対
応する信号情報を蓄積することのできる信号蓄積部を含
む複数の画素と、電子シャッター動作のためのリセット
信号を生成し、電子シャッター動作のために選択した行
の画素に前記リセット信号を送出 し、それによって前記
選択した行の画素に含まれる前記信号蓄積部を第1電源
供給部の電源電位にリセットするリセット信号送出手段
と、信号読み出し動作のために前記複数の画素から少な
くとも1行の画素を順次選択する行選択手段と、前記信
号読み出し動作のために前記行選択手段によって選択さ
れた行の画素に含まれる前記信号蓄積部内に蓄積されて
いる前記信号情報を読み出す信号検出回路であって、前
記第1電源供給部と第2の電源供給部との間に直列的に
接続された増幅器を有し、前記第1電源供給部と前記第
2の電源供給部との間に電流を流すことによって前記信
号情報を検知し、増幅した信号情報を出力する信号検出
回路とを備えた増幅型固体撮像装置の駆動方法であっ
て、前記リセット信号送出手段が前記リセット信号を送
出するタイミングでは、必ず前記行選択手段が前記読み
出し動作のためにリセット行以外の画素行を選択するタ
イミングと重複していることを特徴とする。
【0019】前記駆動方法において、画素の行数は1フ
レーム期間内に含まれる水平同期信号の数(HD数)に
等しいことが好ましい。
【0020】前記複数の画素は、有効画素領域に設けら
れた撮像用画素群と、前記有効画素領域以外の領域に設
けられたダミー画素群とに分けられており、前記ダミー
画素群に含まれる画素の行数は、前記1フレーム期間内
に含まれる水平同期信号の数から前記撮像用画素群に含
まれる画素の行数を引いた数に等しくなるように設定さ
れていることが好ましい。
【0021】また前記複数の画素は、有効画素領域に設
けられた撮像用画素群と、前記有効画素領域以外の領域
に設けられた少なくともひとつのダミー画素行とに分け
られており、各フレームにおいて前記撮像用画素群に含
まれる画素行の前記行選択手段による選択が終了した
後、次のフレームの読み出しが開始されるまで前記ダミ
ー画素行に対して擬似的な信号読み出し動作を繰り返し
実行させるダミー行選択手段を更に備えていることが好
ましい。
【0022】また前記複数の画素は、有効画素領域に設
けられた撮像用画素群と、前記有効画素領域以外の領域
に設けられた少なくともひとつのダミー画素行とに分け
られており、前記行選択手段によって前記撮像用画素群
に含まれる画素行が選択されていない場合において、前
記電子シャッター動作のためのリセット信号が前記撮像
用画素群に含まれる画素行に送出される期間と重複する
期間に前記ダミー画素行を選択し、前記ダミー画素行に
対して擬似的な信号読み出し動作を繰り返し実行させる
ダミー行選択手段を更に備えていることが好ましい。
【0023】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態) 以下、図面を参照しながら、本発明による増幅型固体撮
像装置の実施形態を説明する。図2および図3は、本実
施形態にかかる増幅型固体撮像装置1の構成を示してい
る。
【0024】まず図2を参照する。この固体撮像装置1
は、シリコン基板などの半導体領域にマトリクス(行
列)状に配列された複数の画素2を備えている。図2で
は、2行2列の画素2が記載されているが、実際には、
多数の画素行および画素列が形成される。本願明細書で
は、画素信号を形成するための有効画素領域内に設けら
れた画素の行数をmとし、列数をlとする(mおよびl
はともに2以上の整数)。固体撮像装置の場合、例えば
mは50〜2000であり、lは50〜2000であ
る。本実施形態では、mは480、lは640とする。
【0025】各画素2は信号蓄積部を有し、信号蓄積部
内にはフォトダイオードなどの光電変換素子が設けられ
ている。各信号蓄積部は、その中の光電変換素子に入射
した光の強度に応じた情報を「電位または電荷量」とし
て蓄積することができる。光電変換素子は、リセット時
において第1の電位状態(リセット電位)にあるが、そ
の後の光入射によって電荷を生成・蓄積し、第2の電位
状態に遷移する。第2の電位状態は、入射光の強度に応
じて異なるレベルを示す。本願明細書における「第2の
電位状態」は、電子シャッター動作のためのリセットが
なされた後、画素2に入射した光の総量に依存して変化
する。なお、各画素2の内部構成については、あとで詳
細に説明する。
【0026】装置1は、複数の画素2から特定の画素を
選択して、その画素にアクセスするための複数の配線お
よび回路を有している。これらの配線および回路ならび
に各画素を構成するトランジスタ素子などは、公知の半
導体集積回路における製造技術と同様の技術を用いて基
板上に形成される。本実施形態では、行選択エンコーダ
3がリセット配線4および行選択線5を介して全ての画
素2に電気的に接続されている。ひとつのリセット配線
4は、それに対応するひとつの行内の複数の画素2のす
べてに接続されている。同様に、ひとつの行選択線5
は、それに対応するひとつの行内の複数の画素2のすべ
てに接続されている。行選択エンコーダ3からは、配線
4および5の組が画素2の行数に等しい数だけ延びてい
る。
【0027】複数の行の中から特定の行を選択するため
に、行選択エンコーダ3は、特定行に割り当てられた行
選択線5の電位を例えば論理「Low」から論理「Hi
gh」に選択的に変化させる。このとき、他の行に対応
する行選択線の電位は論理「Low」にする。その結
果、論理「High」に相当する電位が、その特定行に
含まれる全ての画素2内のスイッチング素子の制御端子
部に供給され、そのスイッチング素子を導通させる。ス
イッチング素子の導通によって、選択された行内の各信
号蓄積部に蓄積されていた情報に応じた電位が、対応す
る垂直信号線6上に現れることになる。このとき、選択
された行以外の行においては、各画素2内の信号蓄積部
とそれに対応する垂直信号線との間は非導通状態にあ
る。なお、情報検知のための回路およびその動作につい
ては、あとで詳細に説明する。
【0028】このようにして、ある選択された行に含ま
れる全ての画素2から対応する全ての垂直信号線6に、
それぞれ、信号蓄積部内の情報が読み出さた後、各列
の情報が水平シフトレジスタ(列選択駆動部)7の働き
によってひとつづつ順番に読み出されて行く。情報は、
最終的には、出力バッファ(出力アンプ)11を介して
信号出力される。
【0029】次に、本実施形態における画素2の構成を
詳細に説明する。
【0030】画素2は、図2に示されるように、信号蓄
積部として機能するフォトダイオード21と、ゲート電
極22がフォトダイオード21に接続されたMOSトラ
ンジスタ23とを含んでいる。フォトダイオード21
は、たとえば、シリコン基板内に形成されたpn接合ダ
イオードなどである。MOSトランジスタ23は、例え
ば、シリコン基板内にチャネル領域およびソース/ドレ
イン領域を有する通常のMOS構造を有している。MO
Sトランジスタ23は、信号読み出し用検知回路内の駆
動素子(増幅素子)として機能し、その検知回路がフォ
トダイオード21の電位状態の微小な変化を増幅して読
み出すうえで重要な働きを行う。本実施形態では、MO
Sトランジスタ23のゲート電極22とフォトダイオー
ド21との間に、特別の容量素子は挿入されていない
が、ここにキャパシタ等の容量素子を挿入しても良い。
【0031】画素2は、他に、リセット素子24とスイ
ッチング素子25とを含んでいる。リセット素子24
は、リセット配線4に接続されたゲート電極を有するM
OSトランジスタ(リセットトランジスタ)である。こ
のMOSトランジスタのドレインは電源配線260を介
して第1電源端子(VDD)26に接続されており、ソー
スはフォトダイオード21に接続されている。行選択エ
ンコーダ3によって選択行のリセット配線4の電位が論
理「Low」から論理「High」に選択的に変化させ
られると、その選択行内のリセット素子24が導通し、
その結果、第1電源端子(V DD )26へ電源配線260
を介してフォトダイオード21に蓄積されていた電荷が
排出される。フォトダイオード21の電位状態、すなわ
ち、駆動素子23のゲート電極22の電位状態は、第1
電源端子26の電源電位(VDD)によって定まるある値
に強制的に復帰させられる(「リセット」される)。リ
セット動作完了後、画素2が受け取る光の強度に応じ
て、フォトダイオード21の電位は徐々に変化する。光
の照射によってフォトダイオード21の電位状態が変化
するのは、フォトダイオード21の持つ光電変換機能に
よってキャリアが生成され、生成されたキャリアがフォ
トダイオード21内に蓄積されるからである。
【0032】画素2のスイッチング素子25は、行選択
線5に接続されたゲート電極を有するMOSトランジス
タから構成されている。このMOSトランジスタのドレ
インは駆動素子23のソースに接続されており、ソース
は垂直信号線6に接続されている。行選択エンコーダ3
によって、図示されている行選択線5の電位が論理「L
ow」から論理「High」に選択的に変化させられる
と、スイッチング素子25が導通し、その結果、第1電
源端子(V DD 26から駆動素子23、スイッチング素
子25、垂直信号線6および負荷素子27を介して第2
電源端子(VSS)28に電流が流れる。このとき、垂直
信号線6の電位は、フォトダイオード21の電位状態
(MOSトランジスタ23のゲート電極22の電位)に
依存して変化する。その結果、垂直信号線6の電位は、
画素2の信号蓄積部の第2の電位状態に応じたレベルを
持つことになる。
【0033】ある1つの列に着目した場合、選択された
行に属する駆動素子23とそれに対応する負荷素子27
とは、第1電源端子(VDD)26と第2電源端子
(VSS)28との間において直列的に接続され、ソース
フォロワー回路を形成している。各列には、1つの負荷
素子27が割り当てられており、選択された行の駆動素
子23がスイッチング素子25を介して対応する負荷素
子27に電気的に接続される。このようなソースフォロ
ワー回路は、各画素に蓄積された信号電荷の量を増幅し
て電位信号として出力することができる。なお、本願明
細書では、全ての列の負荷素子27を全体して「負荷
回路30」と称することがある。
【0034】素子面積の有効利用のため、フォトダイオ
ード21のリセット用電源、およびソースフォロワー回
路用電源は、第1電源端子(VDD)26から共通の電源
配線260を介して供給される。
【0035】次に、図3を参照しながら、本実施形態に
かかる増幅型固体撮像装置1の特徴を説明する。
【0036】装置1は、図3に示すように、m個の通常
の画素行とは別に、少なくとも1つのダミー画素行を備
えている。m個の画素行は有効画素領域内に位置し、撮
像部を構成している。一方、ダミー画素行は有効画素領
域の外に位置し、ダミー撮像部を構成している。本実施
形態の場合、ダミー画素行の数は、1フレーム期間内に
含まれる水平同期信号の数(HD数)からmを差し引い
た数に等しくなるように設定されている。本実施形態の
mは480であり、HD数は525である(NTSC方
式)ので、ダミー画素行数(=HD数−m)は45にな
る。
【0037】本実施形態のダミー画素行内の各画素の構
成は、有効画素領域の画素の構成と同様である。言い
換えると、ダミー画素行内の各画素は、図2に示される
画素2と同様にフォトダイオード21やトランジスタを
含んでおり、垂直信号線6を介して負荷回路30や列選
択駆動部7に接続されている。このため、本実施形態の
場合、通常の撮像部分とダミー撮像部分とを外観上区別
することはできない。
【0038】行選択エンコーダ3によってダミー画素行
が選択されると、ダミーの画素内に含まれているリセッ
ト素子24やスイッチング素子25が制御信号を受け取
って正常に動作する。ダミー画素内のスイッチング素子
25が導通すると、図2に示される第1電源端子
(VDD)26からダミー画素内の駆動素子23およびス
イッチング素子25、並びに垂直信号線6および負荷素
子27を介して第2電源端子(VSS)28に電流が流れ
る。
【0039】しかし、ダミー画素は受けた光についての
信号情報を蓄積する必要はない。ダミー画素は、通常の
画素と同じように、スイッチング素子25の導通によっ
て第1電源端子(VDD)26から駆動素子23、スイッ
チング素子25、垂直信号線6および負荷素子27を介
して第2電源端子(VSS)28に電流を流すような構成
を有していればよい。このため、ダミー画素は光電変換
機能を発揮する必要もない。従って、ダミー画素は遮光
膜によって覆われていても良いし、フォトダイオードを
有している必要もない。ダミー画素行の役割は、撮像部
内に含まれる何れかの画素行で電子シャッター動作のた
めのリセットが実行されているときに、その画素行での
リセット状態の変動を防止し、リセット電位が各行で等
しくなるようにすることにある。このダミー画素行の機
能の詳細は後で説明する。まずは、図4を参照しながら
装置1の駆動を説明する。
【0040】図4は、行選択エンコーダ3内の行選択回
路が送出する制御信号等のタイミングチャートを示して
いる。図4の最上部には、水平同期信号HDが示されて
いる。各行選択回路は水平同期信号HDに同期しながら
行選択信号SL1〜SLm+3およびリセット信号RS1
RSm+3を対応する行に送出するが、図4ではそれらの
信号の一部の行に関連するものを記載している。なお、
時間は図中右方向に沿って進行する。
【0041】図4に示されているVSINは、読み出し
動作のための行選択動作を行選択エンコーダ3に開始さ
せるための信号である。VSSINは電子シャッター動
作のための行選択動作を行選択エンコーダ3に開始させ
る信号である。VSIN信号は各フレーム期間内に1回
の割合で、VSSIN信号は各フレーム期間内に少なく
とも1回の割合で行選択エンコーダ3に入力される。C
SLは読み出し動作のタイミングを規定する選択同期信
号を示し、CRSはリセット動作のためのタイミングを
規定するリセット同期信号を示している。行選択エンコ
ーダ3は、これらの信号を受け取り、水平同期信号HD
に同期しながら、各種の制御信号を生成し、電子シャッ
ター動作と行選択動作とを実行する。
【0042】図5は、第i行の行選択回路を示してい
る。各々が図5に示されるような構成を持つ第1行〜第
m+3行の行選択回路が直列的に接続され、それによっ
て行選択エンコーダ3が構成されている。行選択エンコ
ーダ3は、2列の垂直シフトレジスタを有している。各
垂直シフトレジスタ(第1および第2シフトレジスタ)
は、直列接続された複数のフリップフロップ回路50か
ら構成されている。
【0043】第1シフトレジスタの第1行部分は、水平
同期信号HDと読み出し動作のためのスタートパルス信
号VSINとを受け取る。第1シフトレジスタの第i行
部分の出力Qiは、第(i+1)行部分のフリップフロ
ップ回路50の端子Dに与えられる。このようにして、
第1シフトレジスタの出力動作は、水平同期信号HDに
同期しながら第1行から最終行まで実行される。一方、
第2シフトレジスタの第1行部分は、水平同期信号HD
と電子シャッター動作のためのスタートパルス信号VS
SINとを受け取る。第2シフトレジスタの第i行部分
の出力QSiは、第(i+1)行部分のフリップフロッ
プ回路50の端子Dに与えられる。このようにして、第
2シフトレジスタの出力動作も、水平同期信号HDに同
期しながら第1行から最終行まで実行される。
【0044】第1および第2のシフトレジスタの出力
(QiおよびQSi)と、選択同期信号CSLおよびリセ
ット同期信号CRSとを用いて、行選択エンコーダ3は
図4に示されるようなタイミングで行選択信号SLi
よびリセット信号RSiを生成し、これらの制御信号を
各行の行選択配線およびリセット配線を介して各行
の画素に供給する。
【0045】再び、図4を参照する。VSINが「Hi
gh」に立ち上がっている間に供給された水平同期信号
HDが、当該フレーム期間の第1HDとなる。その後、
第525HDが供給され、そのフレーム期間が終了す
る。もう一度VSINが「High」に立ち上がると、
次のフレーム期間が開始される。
【0046】行選択エンコーダ3は第1HDに同期して
行選択信号SL1およびリセット信号RS1を生成し、第
1行の画素に送出する。これによって、第1行の画素で
読み出し動作が実行されることになる。その後、行選択
エンコーダは第2HDに同期して行選択信号SL2
よびリセット信号RS2を生成し、第2行の画素に送出
する。これによって、第2行の画素で読み出し動作が実
行されることになる。同様の動作が他の行に対しても順
次実行されて行く。
【0047】一方、VSSINが「High」に立ち上
がっている間に供給された水平同期信号(図4では第4
HD)に同期して、行選択エンコーダはリセット信号
RS1を生成し、第1行の画素に送出する。これによっ
て、第1行の画素で電子シャッター動作のためのリセッ
トが実行されることになる。その後、行選択エンコーダ
は第5HDに同期してリセット信号RS2を生成し、
第2行の画素に送出する。これによって、第2行の画素
で電子シャッター動作のためのリセットが実行されるこ
とになる。同様の動作が他の行に対しても順次実行され
て行く。
【0048】図4からわかるよう、有効画素領域に含
まれる任意の第i行(1≦i≦m)に対して電子シャッ
ター動作のためリセット信号が与えられているときは、
かならず、他の行に対する読み出し動作が実行されてい
る。例えば、第m行で電子シャッター動作のためのリセ
ットが行われているとき、第(m+3)行で読み出し動
作が行われている。もし、第(m+1)〜第(m+3)
行のダミー画素行が存在しなければ、第(m−2)〜第
m行で電子シャッター動作のためのリセットが行われて
いるときに何れの行においても読み出し動作は実行され
ないことになる。
【0049】本実施形態では、このようにダミー画素行
を設け、有効画素領域内の撮像部と同様に駆動すること
によって、撮像部内の各画素行に対して同じ条件で電子
シャッター動作のためのリセット信号を与えることにし
ている。その結果、電子シャッター動作によるリセット
電位は撮像部の各画素で共通の値を示すことになり、画
面上に水平ノイズは現れなくなる。
【0050】以下、ダミー画素によって水平ノイズが消
失する理由を詳細に説明する。
【0051】図6は、第i行(1≦i≦m)と第n行
(n≠i)に関する制御信号の一部を示すタイミングチ
ャートである。時刻a−1では、第i行に電子シャッタ
ー動作のための制御信号が与えられている。行選択信号
SLiは、「Low」のままであるため、第i行のスイ
ッチング素子25はOFF状態のままである。しかし、
リセット信号RS i は「High」になるため、第i行
のリセット素子24として機能するMOSトランジスタ
はON状態に変化し、導通する。その結果、第1電源端
子(VDD)26とフォトダイオード21とが電気的に接
続され、フォトダイオード21に蓄積されていた電荷が
第1電源端子(VDD)26に排出される。このようなリ
セット動作によって、フォトダイオード21の電荷蓄積
領域の電位は第1の電位状態に強制的に復帰される。
【0052】時刻b−1では、第i行で読み出し動作が
実行される。読み出し動作は、まず、行選択信号SLi
が「Low」から「High」に変化し、第i行のスイ
ッチング素子25をON状態に変化させることによって
開始される。第i行のスイッチング素子25が導通する
と、前述のように、第1電源端子(VDD)26から垂直
信号線6を介して第2電源端子(VSS)28に電流が流
れる。その結果、電子シャッター動作のためのリセット
(時刻a−1)から時刻b−1までの間に第i行の画素
で生成・蓄積されていた電荷の量に対応する信号電位が
垂直信号線6上に出力される。
【0053】時刻cでは、リセット信号RSiが「Lo
w」から「High」に変化し、第i行のリセット素子
24をON状態に変化させる。第i行のスイッチング素
子25はON状態のままである。リセット信号RS i
「High」になるため、第i行のリセット素子24と
して機能するMOSトランジスタもON状態に変化し、
導通する。その結果、第1電源端子(VDD)26とフォ
トダイオード21とが電気的に接続され、フォトダイオ
ード21に蓄積されていた電荷が第1電源端子(VDD
26に排出される。
【0054】時刻dでは、リセット後のフォトダイオー
ド21の電位状態が検知される。この検知は、時刻b−
1におけるリセット前のフォトダイオード21の電位状
態検知と同様に実行される。時刻cのリセット前後で生
じるフォトダイオード21の電位状態の変化に基づい
て、画素に蓄積されていた情報が信号として再生される
ことになる。
【0055】本実施形態によれば、時刻a−1におい
て、電子シャッターのためのリセット動作が第i行で行
われるとともに、第n行で読み出し動作が実行される。
この第n行は、通常の撮像部またはダミー撮像部に属す
る何れかの行である。第n行での読み出し動作は、行選
択信号SLnが「Low」から「High」に変化し、
第n行のスイッチング素子25をON状態に変化させる
ことによって開始される。第n行のスイッチング素子2
5が導通すると、前述のように、第1電源端子(VDD
26から垂直信号線6を介して第2電源端子(VSS)2
8に電流が流れる。その結果、第n行の画素に蓄積され
ていた電荷の量に対応する信号電位が垂直信号線6上に
出力される。
【0056】第n行が通常の撮像部に属する場合、この
読み出し動作によって垂直信号線6上に出力された電位
は有効な画素信号として使用される。これに対して、第
n行がダミー撮像部に属する場合は、この読み出し動作
によって垂直信号線6上に出力された電位は有効な信号
として使用されない。ダミー撮像部に対する読み出し動
作は、第i行(1≦i≦m)に対して電子シャッター動
作のためのリセットを実行する時に、第1電源端子(V
DD)26から垂直信号線6を介して第2電源端子
(VSS)28に電流を流すために実行される。
【0057】以下、図7〜図10を参照しながら、上記
動作を実行しているときの第i行のフォトダイオード2
1の電位状態を説明する。
【0058】まず、図7を参照する。図7は、時刻a−
1における第i行内の画素の等価回路、リセット素子2
4の模式断面構造およびその表面ポテンシャル分布を示
している。図7に示されている例において、リセット素
子24はnチャネル型MOSトランジスタから構成され
ており、フォトダイオード21のn型不純物拡散領域は
リセット素子24のソース領域を兼ねている。リセット
素子24の周囲はLOCOS膜などからなる素子分離3
3によって囲まれている。素子分離33の下にはp型不
純物がドープされたチャネルストップ32が形成されて
いる。
【0059】時刻a−1において、電子シャッター動作
のためのリセットが行われるため、フォトダイオード2
1の電位(正確には、フォトダイオード21のn型不純
物拡散領域の表面電位)は、リセット素子24のドレイ
ン領域(リセットドレイン)31の電位にほぼ等しくな
る。リセットドレイン31は電源配線260を介して第
1電源端子(VDD)26に接続されている。本実施形態
によれば、第n行で読み出し動作が行われるため、電源
配線260をソースフォロワー電流Idが流れる。この
電流Idは、フォトダイオード21のリセットによって
第1電源端子(VDD)26から第i行のフォトダイオー
21に流れる電流(リセットドレイン電流)よりも遙
かに大きい。例えば、負荷回路30を流れるソースフォ
ロワー電流Idは数μA〜数百μAであり、リセットド
レイン電流は数f〜数百fAである。電源配線260
の主要抵抗をRiとすると、リセットドレイン31に供
給される電源にId×Riの電圧降下が生じるため、リセ
ットドレイン31の電位はVDD’=VDD−Id×Riで
表現される値になる。
【0060】共通電源配線260の配線抵抗は、そのレ
イアウトに依存して異なるが、通常、数十Ω〜数kΩの
値を示す。ここで仮に、1画素あたりのソースフォロワ
ー電流Idが10μA、リセットドレイン電流が10f
A、共通電源配線260の配線抵抗が1kΩであるとす
る。その場合、リセットドレイン電流が流れたときの画
素部の電源電圧降下は10fA×1kΩ=10pVとな
り、ソースフォロワー電流が流れた場合の画素部の電源
電圧降下は10μA×1kΩ=10mVとなる。このよ
うに、リセットドレイン電流はソースフォロワー電流に
比較して無視できるため、その電圧降下の影響も無視で
きる。
【0061】なお、時刻a−1では、第i行のスイッチ
ング素子25は導通していないため、第i行のスイッチ
ング素子25を介してソースフォロワー電流が流れるこ
とはない。注意すべき点は、ソースフォロワー電流Id
が第n行のスイッチング素子25を介して流れているこ
とである。しかも、本実施形態では、ある任意の第i行
(1≦i≦m)に対して電子シャッター動作のためのリ
セットが行われるときには必ず他の行で読み出し動作が
実行されるということが、有効画素領域内の全ての行
(i=1、2、・・・、m−1、m)について成立す
る。
【0062】図8を参照する。時刻b−1ではフォトダ
イオード21に電荷が蓄積され、その電位はリセット時
のVDD’からVsigだけ変位し、(VDD’−Vsig)とい
う値を示している。Vsigの大きさは、光電変換によっ
て生成・蓄積された電荷の量に応じて決まる。この電位
(VDD’−Vsig)は駆動素子23のゲート電極に与え
られている。第i行での読み出し動作の開始によって、
電源配線260をソースフォロワー電流Idが流れる。
この電流Idは、第1電源端子(VDD)26から第i行
の駆動素子23およびスイッチング素子25を介して負
荷回路30へと流れる。第i行以外の行については、読
み出し動作が行われていないため、ソースフォロワー電
d の大きさは、時刻a−1のときの大きさにほぼ等
しい。このとき、リセットドレイン電流は流れないが、
リセットドレイン電流の有無を無視する。
【0063】図9を参照する。時刻cでは、読み出し動
作のためのリセットが実行され、フォトダイオード21
の電荷は第1電源端子(VDD)26に排出される。その
結果、フォトダイオード21の電位はリセットドレイン
31の電位VDD’と等しくなる。電位VDD’は駆動素子
23のゲート電極に与えられる。このため、この電位V
DD’に応じた信号電位が垂直信号線上に現れ始める。
【0064】図10を参照する。時刻dでは、リセット
素子24がON状態からOFF状態に復帰する。リセッ
ト直後において、電位VDD’は駆動素子23のゲート電
極に与えられている。このため、電位VDD’に応じた信
号電位が垂直信号線6上に現れる。
【0065】こうして第i行の画素から検知される信号
情報は、VDD’−(VDD’−Vsig)=Vsigに対応した
大きさをもつことになる。
【0066】以上の説明から明らかなように、本実施形
態では、電子シャッター動作のためのリセットによって
フォトダイオード21の電位はVDD’に強制復帰され
る。各画素を分離するアルミニウムからなる金属遮光膜
を電源配線260として使用することによって、この電
位VDD’は各行でほぼ共通の大きさを示す。言い換える
と、ある画素行におけるリセット電位が他の画素行にお
けるリセット電位からシフトする現象の発生が防止され
る。その結果、水平ノイズの抑制されたハイクォリティ
の画像を提供することができる。
【0067】次に、図11〜図14を参照しながら、ダ
ミー画素を設けていない増幅型固体撮像装置(比較例)
における水平ノイズの発生メカニズムを説明する。この
比較例は、図3の装置1からダミー画素およびそのため
の行選択回路を除去した装置に相当し、1フレーム期間
内に含まれる水平同期信号HDの数と画素行数とが一致
していない。
【0068】図11は、ダミー画素を設けていない増幅
固体撮像装置において行選択エンコーダ内の行選択回
路が送出する制御信号等のタイミングチャートを示して
おり、図4のタイミングチャートに対応するものであ
る。
【0069】図11の時刻(I)においては、第1行で
電子シャッター動作のためのリセットが行われるととも
に、第4行で読み出し動作が行われている。時刻(II)
では、第m行において電子シャッター動作のためのリセ
ットが行われるが、他の何れの行においても読み出し動
作は行われていない。
【0070】図12を参照する。図12は、第i行(1
≦i≦m)と第n行(1≦n≦m、n≠i)に関する制
御信号の一部を示すタイミングチャートである。時刻a
−2では、第i行に電子シャッター動作のための制御信
号が与えられている。行選択信号SLiが「Low」の
ままであるが、リセット信号RS i は「High」にな
る。このため、第i行のリセット素子24は導通し、フ
ォトダイオード21の電荷蓄積領域の電位は第1の電位
状態に強制的に復帰される。この時刻a−2では、第i
行以外のどの行においても読み出し動作は全く行われて
ないものとする。その場合、図13に示すように、電子
シャッター動作のためのリセットが行われ、フォトダイ
オード21の電位はリセットドレイン31の電位に等し
くなる。リセットドレイン31の電位は、電源配線26
を介してソースフォロワー電流Idが流れないため、
DDにほとんど一致する。従って、リセット後のフォト
ダイオード21の電位はVDDになる。その後、フォトダ
イオード21は受けた光の量に応じた電荷を生成し、蓄
積する。
【0071】時刻b−2では、読み出し動作が開始され
る。その場合、図14に示すように、第i行の画素を通
して電源配線260をソースフォロワー電流Idが流れ
ているため、リセットドレイン31での電位はVDD’=
DD−Id×Riに低下する。一方、フォトダイオード
の電位は、リセット時のVDDからVsigだけ変位し、
(VDD−Vsig)という値を示している。前述のよう
に、Vsigの大きさは、光電変換によって生成・蓄積さ
れた電荷の量に応じて決まる。この電位(VDD
sig)は駆動素子23のゲート電極に与えられてい
る。
【0072】時刻cでは、読み出し動作のためのリセッ
トが行われる。このときは、第i行の画素を通して電源
配線260をソースフォロワー電流Idが流れているた
め、フォトダイオード21の電位はVDD’=VDD−Id
×Riに強制的に変位させられる。
【0073】こうして時刻dにおいて、第i行の画素か
ら検知される信号情報は、VDD’−(VDD−Vsig)に
対応した大きさをもつことになる。
【0074】しかしながら、第i行で電子シャッター動
作のためのリセットが行われているときに他の何れかの
行で読み出し動作が行われる場合は、図7〜図10を参
照しながら説明したように、Vsigに対応した信号情報
が得られる。従って、行によって、VDD’−VDDの電位
差に相当する変動が出力信号に生じることになる。
【0075】図11からわかるように、特定の行におい
て、電子シャッター動作のためのリセットと他の何れか
の行での読み出し動作とが同じタイミングで生じるが、
他の特定の行(例えば第m行)では、電子シャッター動
作のためのリセットが行われるとき他の行では読み出し
動作が行われてない。このため、電子シャッター動作
のためのリセット状態が行によって異なり、水平ノイズ
が発生することになる。
【0076】これに対して本実施形態では、有効画素領
域内の各画素行について、電子シャッター動作を同じ条
件で実行する。このような動作を達成するため、本実施
形態では、ダミー画素の行を設けることによって、画素
の総行数が1フレーム期間内に含まれる水平同期信号の
数(HD数)に等しくなるようにしている。
【0077】(第2の実施形態) 以下、本発明による増幅型固体撮像装置の他の実施形態
を説明する。
【0078】図15は、本実施形態にかかる増幅型固体
撮像装置60の構成を示している。装置60が第1の実
施形態の装置1と異なる点は、ダミー行の数と、ダミー
行選択回路Aの構成とにある。
【0079】本実施形態では、ダミー行数は1である。
また、ダミー行選択回路Aの構成は、他の行選択回路1
〜mの構成と異なっている。なお、第1の実施形態にお
けるダミー行のための行選択回路は、有効画素のための
行選択回路と同様の構成を有している。
【0080】図16は、第m行のための行選択回路およ
びダミー行選択回路Aの構成を示している。ダミー行選
択回路Aは、リセット端子付きのDフリップフロップ5
2を有しており、そのリセット端子Rでスタートパルス
信号VSINを受け取る。より詳細には、第m行の行選
択回路から出力Qmを受けると、次のフレーム期間を開
始させるためのスタートパルス信号VSINを受け取る
まで、水平同期信号HDに同期した制御信号(SL
dummyおよびRSdummy)を出力し続ける。
【0081】図17は、本実施形態の増幅型固体撮像装
置60において選択エンコーダ3内の行選択回路およ
びダミー行選択回路Aが送出する制御信号等のタイミン
グチャートを示している。図17からわかるように、第
m行について読み出し動作が行われた後、水平同期信号
HDに同期しながら、行選択信号SLdummyおよびリセ
ット信号RSdummyが繰り返し出力されている。言い換
えると、ダミーの画素行では、読み出し動作が繰り返し
実行される。そのため、通常の撮像部内の全ての行で読
み出し動作が終了した後、次のフレーム期間が始まるま
で、通常の撮像部に対する読み出し動作に代わって、ダ
ミー行での読み出し動作が実行される。その結果、通常
の撮像部内の全ての行において、同じ条件で、電子シャ
ッター動作のためのリセットが実行されることになる。
【0082】本実施形態によれば、1フレーム期間に含
まれる水平同期信号の数が変更された場合でも正常に動
作する。
【0083】(第3の実施形態) 以下、本発明による増幅型固体撮像装置の更に他の実施
形態を説明する。
【0084】図18は、本実施形態にかかる増幅型固体
撮像装置70の構成を示している。本装置70が第2の
実施形態の増幅型固体撮像装置60と異なる点は、ダミ
ー行選択回路Bの構成にある。ダミー行選択回路Bは、
図19に示す構成を有している。そのため、ダミー行選
択回路Bは第m行の行選択回路から出力Qmを受ける
と、水平同期信号HDに同期した制御信号(SLdummy
およびRSdummy)の出力を開始する。ダミー行選択回
路Bは、スタートパルス信号VSINを受け取るか、ま
たは、第m行における電子シャッター動作のためのリセ
ットが終了するまで、水平同期信号HDに同期した制御
信号(SLdummyおよびRSdummy)の出力を繰り返す。
【0085】図20は、本実施形態の増幅型固体撮像装
置70において選択エンコーダ3内の行選択回路およ
びダミー行選択回路Bが送出する制御信号等のタイミン
グチャートを示している。図20からわかるように、第
m行について読み出し動作が行われた後、第m行につい
て電子シャッター動作のためのリセットが終了するま
で、水平同期信号HDに同期しながら、行選択信号SL
dummyおよびリセット信号RSdummyが繰り返し出力され
ている。そのため、通常の撮像部内の全ての行で読み出
し動作が終了した後、通常の撮像部内の全ての行で電子
シャッター動作のためのリセットが終了するまで、通常
の撮像部に対する読み出し動作に代わって、ダミー行で
の読み出し動作が実行される。その結果、通常の撮像部
内の全ての行において、同じ条件で、電子シャッター動
作のためのリセットが実行されることになる。
【0086】本実施形態の装置70が第2の実施形態の
装置60に比較して有利な点は、ダミー行の駆動を必要
最小限に抑え、消費電力を低減できる点にある。
【0087】第2および第3の実施形態では、ダミー行
を1行だけ設けているが、ダミー行の数は複数であって
もよい。例えばダミー行が2行である場合、ダミー行選
択回路は2行分設けられる。そして、それぞれのダミー
行が水平同期信号HDに同期しながら交互に読み出し動
作を実行することになる。
【0088】第2および第3の実施形態では、ダミー行
が各フレーム期間の相対的に遅い時刻に動作するように
構成される。しかし、第1の実施形態では、ダミー行
は、各フレーム期間の相対的に早い時刻に動作するよう
に構成されてもよい。例えば、図3では、有効画素領域
(第1行から第m行)の下側にダミー行(第m+1行か
ら第525行)が配置されているが、有効画素領域(第
1行から第m行)の図中上側に配置しても良い。
【0089】なお、上記各実施形態では、電子シャッタ
ー動作のためのリセット信号を読み出し動作のため
選択エンコーダの内部で生成し、出力している。しか
し、本発明はこの方式に限定されない。例えば、電子シ
ャッター動作のためのリセット信号信号生成回路を図3
の撮像部の左側に配置し、撮像部の右側に読み出し動作
のための制御信号出力回路(行選択回路)を配置しても
良い。また、それらの回路を左右反転させて配置しても
良い。
【0090】また、各画素として、図21に示す構成を
有する画素を採用しても良い。図21の画素は、信号蓄
積部としてフォトダイオード21以外にトランスファゲ
ート56を含んでおり、信号蓄積ノードに接続された容
量素子55の電位が駆動素子23のゲート電極に与えら
れる。言い換えると、ソースフォロワー回路は信号蓄積
ノードの電位を検知することになる。このように本発明
は実施形態の画素構成によって限定されない。
【0091】また、本発明は、画素に蓄積された信号電
荷を、負荷回路に電流を流すことによって増幅・検知す
るタイプのMOS型固体撮像装置に広く適用できる。例
えば、ソースフォロワー回路の代わりにインバータ回路
を用いて信号検知回路を構成しても良い。重要な点は、
検知回路がリセットの前後において画素内信号電荷量を
検知し、増幅して出力する機能を有していることにあ
る。
【0092】なお、上記各実施形態では、2列の垂直シ
フトレジスタを用いて行選択エンコーダを形成してい
る。そのため、行選択は物理的空間において順番に実行
される。しかし、物理的にランダムな位置に存在する行
に順次アクセスできる行選択エンコーダを使用してもよ
い。
【0093】
【発明の効果】本発明によれば、電子シャッター動作に
起因する水平ノイズの発生を抑制した増幅型固体撮像装
置およびその駆動方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の増幅型固体撮像装置100の概略構成を
示す図面である。
【図2】本発明の第1の実施形態にかかる増幅型固体撮
像装置1の画素の構成を詳細に示す図面である。
【図3】増幅型固体撮像装置1の構成を示す図面であ
る。
【図4】増幅型固体撮像装置1の行選択エンコーダ内の
行選択回路が送出する制御信号等のタイミングチャート
である。
【図5】増幅型固体撮像装置1の行選択エンコーダに含
まれる第i行の行選択回路を示す回路図である。
【図6】増幅型固体撮像装置1の第i行(1≦i≦m)
と第n行(n≠i)に関する制御信号の一部を示すタイ
ミングチャートである。
【図7】増幅型固体撮像装置1について、時刻a−1に
おける第i行内の画素の等価回路、リセット素子24の
模式断面構造およびその表面ポテンシャル分布を示す
である。
【図8】増幅型固体撮像装置1について、時刻b−1に
おける第i行内の画素の等価回路リセット素子24の
模式断面構造およびその表面ポテンシャル分布を示す
である。
【図9】増幅型固体撮像装置1について、時刻cにおけ
る第i行内の画素の等価回路、リセット素子24の模式
断面構造およびその表面ポテンシャル分布を示す図面
ある。
【図10】増幅型固体撮像装置1について、時刻dにお
ける第i行内の画素の等価回路、リセット素子24の模
式断面構造およびその表面ポテンシャル分布を示す図面
である。
【図11】ダミー画素を設けない増幅型固体撮像装置に
おいて行選択エンコーダ内の行選択回路が送出する制御
信号等のタイミングチャートである。
【図12】ダミー画素を設けない増幅型固体撮像装置に
おいて第i行(1≦i≦m)と第n行(n≠i)に関す
る制御信号の一部を示すタイミングチャートである。
【図13】ダミー画素を設けない増幅型固体撮像装置に
ついて、時刻a−2における第i行内の画素の等価回
路、リセット素子の模式断面構造およびその表面ポテン
シャル分布を示す図面である。
【図14】ダミー画素を設けない増幅型固体撮像装置に
ついて、時刻b−2における第i行内の画素の等価回
路、リセット素子の模式断面構造およびその表面ポテン
シャル分布を示す図面である。
【図15】第2の実施形態にかかる増幅型固体撮像装置
60の構成を示す図面である。
【図16】増幅型固体撮像装置60の第m行のための行
選択回路およびダミー行選択回路Aの構成を示す回路図
である。
【図17】増幅型固体撮像装置60の行選択エンコーダ
内の行選択回路およびダミー行選択回路Aが送出する制
御信号等のタイミングチャートである。
【図18】第3の実施形態にかかる増幅型固体撮像装置
70の構成を示す図面である。
【図19】増幅型固体撮像装置70の第m行のための行
選択回路およびダミー行選択回路Bの構成を示す回路図
である。
【図20】増幅型固体撮像装置70の行選択エンコーダ
内の行選択回路およびダミー行選択回路Bが送出する制
御信号等のタイミングチャートである。
【図21】本発明に使用され得る画素の他の構成例を示
す回路図である。
【符号の説明】
1 第1の実施形態にかかる増幅型固体撮像装置 2 画素 3 行選択エンコーダ 4 リセット配線 5 行選択線 6 垂直信号線 7 列選択駆動部 21 フォトダイオード 22 ゲート電極 23 駆動素子(増幅用MOSトランジスタ) 24 リセット素子 25 スイッチング素子 26 第1電源端子(VDD) 27 負荷素子 28 第2電源端子(VSS) 30 負荷回路 31 リセットドレイン 32 チャネルストップ 33 LOCOS素子分離領域 50 フリップフロップ回路 52 リセット端子付きフリップフロップ回路 55 容量素子 56 トランスファゲート 60 第2の実施形態にかかる増幅型固体撮像装置 70 第3の実施形態にかかる増幅型固体撮像装置 100 従来の増幅型固体撮像装置 103 従来の行選択エンコーダ 107 列選択駆動部 260 電源配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/335 H01L 27/146

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行列状に配列された複数の画素であっ
    て、各々が光電変換によって信号電荷を生成し、前記信
    号電荷に対応する信号情報を蓄積することのできる信号
    蓄積部を含む複数の画素と、 電子シャッター動作のためのリセット信号を生成し、電
    子シャッター動作のために選択した行の画素に前記リセ
    ット信号を送出し、それによって前記選択した行の画素
    に含まれる前記信号蓄積部を第1電源供給部の電源電位
    リセットするリセット信号送出手段と、 信号読み出し動作のために前記複数の画素から少なくと
    も1行の画素を順次選択する行選択手段と、 前記信号読み出し動作のために前記行選択手段によって
    選択された行の画素に含まれる前記信号蓄積部内に蓄積
    されている前記信号情報を読み出す信号検出回路であっ
    て、前記第1電源供給部と第2の電源供給部との間に直
    列的に接続された増幅器を有し、前記第1電源供給部と
    前記第2の電源供給部との間に電流を流すことによって
    前記信号情報を検知し、増幅した信号情報を出力する信
    号検出回路と、 を備えた増幅型固体撮像装置であって、前記 リセット信号送出手段が前記リセット信号を送出す
    るタイミングは、必ず前記行選択手段が前記読み出し
    動作のためにリセット行以外の画素行を選択するタイミ
    ングと重複していることを特徴する増幅型固体撮像装
    置。
  2. 【請求項2】 前記画素の行数1フレーム期間内に含
    まれる水平同期信号の数(HD数)に等しいことを特徴
    とする請求項1に記載の増幅型固体撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の画素は、有効画素領域に設け
    られた撮像用画素群と、前記有効画素領域以外の領域に
    設けられたダミー画素群とに分けられており、 前記ダミー画素群に含まれる画素の行数は、前記1フレ
    ーム期間内に含まれる水平同期 信号の数から前記撮像用画素群に含まれる画素の行数を
    引いた数に等しくなるように設定されていることを特徴
    とする請求項に記載の増幅型固体撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の画素は、有効画素領域に設け
    られた撮像用画素群と、前記有効画素領域以外の領域に
    設けられた少なくともひとつのダミー画素行とに分けら
    れており、 各フレームにおいて前記撮像用画素群に含まれる画素行
    の前記行選択手段による選択が終了した後、次のフレー
    の読み出しが開始されるまで前記ダミー画素行に対し
    て擬似的な信号読み出し動作を繰り返し実行させるダミ
    ー行選択手段を更に備えていることを特徴とする請求項
    1に記載の増幅型固体撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の画素は、有効画素領域に設け
    られた撮像用画素群と、前記有効画素領域以外の領域に
    設けられた少なくともひとつのダミー画素行とに分けら
    れており、 前記行選択手段によって前記撮像用画素群に含まれる画
    素行が選択されていない場合において、前記電子シャッ
    ター動作のためのリセット信号が前記撮像用画素群に含
    まれる画素行に送出される期間と重複する期間に前記ダ
    ミー画素行を選択し、前記ダミー画素行に対して擬似的
    な信号読み出し動作を繰り返し実行させるダミー行選択
    手段を更に備えていることを特徴とする請求項1に記載
    増幅型固体撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記リセット信号送出手段は、前記行選
    択手段内に含まれていることを特徴とする請求項1から
    5の何れか1項に記載の増幅型固体撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記信号検出回路の前記増幅器は、画素
    毎に設けられた駆動素子と、画素列毎に設けられた負荷
    素子とによって構成されていることを特徴とする請求項
    1から5の何れか1項に記載の増幅型固体撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記駆動素子は、前記信号蓄積部に接続
    されたゲート電極と、前記第1電源供給に接続された
    ドレインと、前記負荷素子に接続されたソースとを備え
    たトランジスタであることを特徴とする請求項に記載
    の増幅型固体撮像装置。
  9. 【請求項9】 前記駆動素子および前記負荷素子がソー
    スフォロワー回路を形成していることを特徴とする請求
    に記載の増幅型固体撮像装置。
  10. 【請求項10】 前記信号蓄積部が、光電変換を行うフ
    ォトダイオードと、前記フォトダイオードが生成した電
    荷を蓄積する容量素子と、前記フォトダイオードと前記
    容量素子との間の電気的導通/非導通を調整するトラン
    ジスタとを備えていることを特徴とする請求項1から5
    の何れか1項に記載の増幅型固体撮像装置。
  11. 【請求項11】 行列状に配列された複数の画素であっ
    て、各々光電変換によって信号電荷を生成し、前記信号
    電荷に対応する信号情報を蓄積することのできる信号蓄
    積部を含む複数の画素と、 電子シャッター動作のためのリセット信号を生成し、電
    子シャッター動作のために選択した行の画素に前記リセ
    ット信号を送出し、それによって前記選択した行の画素
    に含まれる前記信号蓄積部を第1電源供給部の電源電位
    にリセットするリセット信号送出手段と、 信号読み出し動作のために前記複数の画素から少なくと
    も1行の画素を順次選択する行選択手段と、 前記信号読み出し動作のために前記行選択手段によって
    選択された行の画素に含まれる前記信号蓄積部内に蓄積
    されている前記信号情報を読み出す信号検出回路であっ
    て、前記第1電源供給部と第2の電源供給部との間に直
    列的に接続された増幅器を有し、前記第1電源供給部と
    前記第2の電源供給部との間に電流を流すことによって
    前記信号情報を検知し、増幅した信号情報を出力する信
    号検出回路と、 を備えた増幅型固体撮像装置の駆動方法であって、 前記リセット信号送出手段が前記リセット信号を送出す
    るタイミングでは、必ず前記行選択手段が前記読み出し
    動作のためにリセット行以外の画素行を選択するタイミ
    ングと重複していることを特徴とする増幅型固体撮像装
    置の駆動方法。
  12. 【請求項12】 前記画素の行数は1フレーム期間内に
    含まれる水平同期信号の数(HD数)に等しいことを特
    徴とする請求項11に記載の増幅型固体撮像装置の駆動
    方法。
  13. 【請求項13】 前記複数の画素は、有効画素領域に設
    けられた撮像用画素群と、前記有効画素領域以外の領域
    に設けられたダミー画素群とに分けられており、 前記ダミー画素群に含まれる画素の行数は、前記1フレ
    ーム期間内に含まれる水平同期信号の数から前記撮像用
    画素群に含まれる画素の行数を引いた数に等しくなるよ
    うに設定されていることを特徴とする請求項12に記載
    の増幅型固体撮像装置の駆動方法。
  14. 【請求項14】 前記複数の画素は、有効画素領域に設
    けられた撮像用画素群と、前記有効画素領域以外の領域
    に設けられた少なくともひとつのダミー画素行とに分け
    られており、 各フレームにおいて前記撮像用画素群に含まれる画素行
    の前記行選択手段による選択が終了した後、次のフレー
    ムの読み出しが開始されるまで前記ダミー画素行に対し
    て擬似的な信号読み出し動作を繰り返し実行させるダミ
    ー行選択手段を更に備えていることを特徴とする請求項
    11に記載の増幅型固体撮像装置の駆動方法。
  15. 【請求項15】 前記複数の画素は、有効画素領域に設
    けられた撮像用画素群と、前記有効画素領域以外の領域
    に設けられた少なくともひとつのダミー画素行とに分け
    られており、 前記行選択手段によって前記撮像用画素群に含まれる画
    素行が選択されていない場合において、前記電子シャッ
    ター動作のためのリセット信号が前記撮像用画素群に含
    まれる画素行に送出される期間と重複する期間に前記ダ
    ミー画素行を選択し、前記ダミー画素行に対して擬似的
    な信号読み出し動作を繰り返し実行させるダミー行選択
    手段を更に備えていることを特徴とする請求項11に記
    載の増幅型固体撮像装置の駆動方法。
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