JP3511174B2 - 孔明け装置の穿孔刃用ホルダと支持部材 - Google Patents

孔明け装置の穿孔刃用ホルダと支持部材

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、孔明け装置に穿孔
刃を取付けるためのホルダ及びこのホルダと対に機能す
る支持部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】用紙に複数の孔を穿設する穿孔器(孔明
け装置、孔明けパンチ)には、様々な構造がある。一般
的には、孔を穿設する穿孔刃を直接穿孔器に取付けず
に、取付部材等を介して穿孔器内の支持部材等に取付け
るホルダ形式の構造が多い。通常、このホルダは操作上
の安全性を考慮して、容易に穿孔刃が離脱しないように
構成されている。
【0003】例えば、図11及び図12に示す孔明け装
置1において、図13に示すような取付部材21を有す
るホルダを介して、穿孔刃20を孔明け装置1内の支持
部材15(図12及び図13参照)に対して取付けるも
のがある。この場合、孔明け装置1の取っ手12(図1
1及び図12参照)を回転させて支持部材15を上下運
動させることで、穿孔刃20を上下移動させて穿設操作
を行う。従来技術では、通常、穿孔刃20を取付部材2
1に対して上方から下方に臨むように取付け、さらにこ
の穿孔刃20を備える取付部材21を支持部材15に対
してねじ23とねじ孔22(図13参照)等からなる機
械結合によって固定していた。
【0004】しかしながら、穿孔刃20の交換時や、ま
たは様々な種類の穿孔刃20を使用して穿孔操作の幅を
広めたい場合には、ねじ状の螺合形式よりもより速やか
に、取付部材21を孔明け装置1内の支持部材15に対
して取付けられる方が好ましい。
【0005】尚、図13に示したような、取付部材21
を介して、孔明け装置1内の支持部材15に対して穿孔
刃20を組付けるホルダは、例えば実開昭59−183
400号公報等に開示されたものの中に認めることがで
きる。この場合、取付部材21をL型金具から構成し、
該L型金具の底面にて穿孔刃20を備え、また該L型金
具の正面にて取付部材21を支持部材15に対して組付
けてホルダのアセンブリを構成している(図13参
照)。支持部材15は正面にて取付部材21と固定され
る(図13参照)ため組付け性は良好であったが、しか
しねじを用いて螺合させるという手間があった。
【0006】また関連する他の先行技術としては、特開
2000−233398号公報に開示されたものがあ
る。この孔明け装置は、ベース上に操作ハンドルを介し
て支承した支持部材を備え、該支持部材に形成した空隙
に取付部材を取付け、かつ上下動する取付部材に挿着し
た穿孔刃の先端をベースの穿孔面上に位置させたことを
特徴としている。具体的には、孔明け装置は取付部材を
支持部材に取付けるために取付部材内部にコイルばねを
備え、かつ該コイルばね上方に突起部を上下動自在にば
ね付勢している。このため、取付部材を穿孔器に対して
挿入する際、コイルばねを上下動させて突起部を支持部
材と係合させて、取付部材を孔明け装置に装着させてい
る。この場合、支持部材は底面にて取付部材と固定さ
れ、かつコイルばねを用いて取付部材を上下動自在式に
構成するため、孔明け装置の操作中に取付部材が揺動す
る場合があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の点に
鑑みてなされたものであり、着脱自在式に速やかに組付
けられ、さらに操作中に揺動しないように係合される、
孔明け装置に穿孔刃を取付けるホルダと、このホルダと
対に機能する支持部材を提供することを目的とするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、孔明け装置に穿孔刃を取
付けるホルダであって、穿孔刃と、取付部材及び二位置
切換部材を含み、前記取付部材は前記穿孔刃を保持しか
つ前記二位置切換部材を備え、前記二位置切換部材を介
して前記孔明け装置に取付けられることを特徴とする。
このように構成することにより、二位置切換部材を用い
て速やかに孔明け装置に穿孔刃を着脱自在式に取付ける
ホルダを提供することができる。
【0009】また、請求項2に記載した発明において
は、請求項1に記載されたものにおいて、前記ホルダは
前記取付部材の外部形状に沿って前記孔明け装置に対し
て着脱自在式に組付けられ、そして前記二位置切換部材
を用いて組付位置に保持されることを特徴とする。この
ように構成することにより、従来の螺合式の結合方法と
比較して、ホルダを孔明け装置に対してより速やかに着
脱自在式に組付けるとともに、操作中に穿孔刃が揺動し
ないように組付位置を保持するホルダを提供することが
できる。
【0010】そして、請求項3に記載した発明において
は、請求項1または2に記載されたものにおいて、前記
取付部材と前記二位置切換部材の間に弾性圧縮部材を挟
持して備えることを特徴とする。このように構成するこ
とにより、取付部材に当接するように弾性圧縮部材を挟
持して備えることで取付操作に弾性を付与し、安定して
着脱させるホルダを提供することができる。
【0011】そして、請求項4に記載した発明において
は、請求項3に記載されたものにおいて、前記弾性圧縮
部材は前記二位置切換部材の操作位置を保持する係止部
を形成することを特徴とする。このように構成すること
により、着脱時における二位置切換部材の操作位置を記
憶するホルダを提供することができる。
【0012】そして、請求項5に記載した発明において
は、請求項1〜4のいずれかに記載されたものにおい
て、前記二位置切換部材は、回転式に切換自在であるこ
とを特徴とする。このように構成することにより、係合
状態の選択を回転操作により速やかにかつ簡単に行うホ
ルダを提供することができる。
【0013】そして、請求項6に記載した発明において
は、請求項1〜5のいずれかに記載されたものにおい
て、前記二位置切換部材は係合部を備え、該係合部を孔
明け装置内の支持部材の溝部と噛合させて、前記ホルダ
を前記孔明け装置の前記支持部材に係合することを特徴
とする。このように構成することにより、二位置切換部
材の係合部と支持部材の溝部を互いに噛合させて、操作
中に揺動せず、安定して支持部材内で位置決めされるホ
ルダを提供することができる。
【0014】そして、請求項7に記載した発明において
は、穿孔刃を有するホルダを取付けて該ホルダを孔明け
装置内に収容する支持部材であって、前記ホルダは請求
項1〜6のいずれかに記載の特徴を有し、さらに前記穿
孔刃は略円筒形状であって、穿孔した用紙の屑を内部を
介して上方に逃がし、前記支持部材は前記穿孔刃を位置
決めする溝部と、該溝部の上方にさらに前記用紙の屑を
逃がすための溝部を形成することを特徴とする。このよ
うに構成することにより、特に下方から上方にパンチ屑
を逃がす略円筒形状の穿孔刃を着脱する際に、パンチ屑
の引掛りを生じさせない支持部材を提供することができ
る。
【0015】本発明に係るホルダと支持部材は基本的に
は以上のように構成されるが、好適には、取付部材は本
体上に係合部を形成して、ホルダを取付部材の外部形状
に沿って孔明け装置の支持部材に対して着脱自在式に組
付ける。この組付操作は、ホルダを正面から支持部材と
組付けてもよく、または側面から組付けてもよい。ま
た、本発明に係るホルダは二位置切換部材上に係合部を
形成して支持部材と係合するが、好適にはこの係合部は
テーパ面であって、該テーパ面は複数形成してもよく、
また係合部の形状はホルダを支持部材に係合させる機能
を有してさえいれば足りる。この際、支持部材は溝部を
形成して、このテーパ面と係合する。好適には、この溝
部に停止面を形成して、テーパ面を突き当らせて位置決
めする。さらに、二位置切換部材は内部に弾性圧縮部材
を備えるのが好ましいが、好適にはこの弾性圧縮部材は
板ばねである。この弾性圧縮部材は、二位置切換部材の
操作位置を記憶するために、本体上に係止部を形成して
取付部材と噛合されてもよい。この係止部は突起部でも
よく、または凹欠部でもよい。また、この係止部の個数
と形状は任意である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る好適な実施の
形態を、添付した図を参照して説明する。まず、図11
と図12を参照して、孔明け装置1の全体構成について
説明する。ただし、図示された孔明け装置1は本発明に
係る実施の形態の範囲を限定するものではなく、例示的
なものであることを理解されたい。例えば、孔明け装置
1は二孔穿設式に限定されず、一孔穿設式でもよく、あ
るいはより多い数の孔を穿設する形式でもよい。また図
13を参照して、従来技術に係る穿孔刃20用ホルダと
支持部材15について説明する。
【0017】図11及び図12に示すように、一般的
に、孔明け装置1は略長方形状の基台10の一方側上部
に操作台11を形成し、該操作台11上にアームによっ
て支持される取っ手12を回動自在に設ける。このた
め、操作台11を構成する側壁に孔13を形成して内部
に回転軸(図示略)を備え、取っ手12を支持するアー
ムの回動運動を可能にする。この際、アームをばね14
(図12参照)によって付勢させて取っ手12を操作台
11上方に位置決めさせて、基台10上に複数枚の用紙
(図示略)を挿入しやすくする。また、用紙を載置する
基台10の左右側に対のゲージ30、31(図11参
照)を配置して、用紙(図示略)の縁部をゲージ端部3
0a、31aから揃えて孔明け操作の位置決めを容易に
してもよい。
【0018】基台10上の用紙(図示略)に孔を穿設す
るため、上方から下方に臨むように穿孔刃20を装着す
る取付部材21(図13参照)を操作台11に取付ける
(図12参照)。この際、この取付部材21は操作台1
1内に備える支持部材15(図13参照)に取付けられ
る(図12参照)。
【0019】また、アームの回動運動を取付部材21の
上下運動に変換するために、取付部材21を取付ける支
持部材15上方に、回動運動に呼応して機能するカム溝
(図12の符号15a、16参照)を形成して、支持部
材15と取付部材21の上下運動を行う。ただし、カム
溝のかわりにリンク部材(図示略)を支持部材15上方
に備えて、アームの回動運動を取付部材21の上下運動
に変換させてもよい。さらに、カム溝、リンク部材以外
の方法によって、アームの回動運動を取付部材21の上
下運動に変換してもよい。
【0020】このようにして、取っ手12を回動させて
穿孔刃20とプレート27を降下させ、用紙(図示略)
を押えると共に用紙に孔を貫通する。そして穿孔刃20
が基台上に設置したロットガード26(図11、図12
参照)を圧接し、僅かにくい込んだ位置で停止させる。
これによって用紙に孔が明けられる。パンチ屑(図示
略)は孔明け操作によって連続して孔明け装置1下方に
逃がしてもよく、あるいは穿孔刃20の内部に押し込め
て、上方に逃がしてもよい。後者の場合、穿孔刃20は
略円筒形状のパイプロット刃である。そして、パイプロ
ット刃20内部20aから支持部材15内部の溝19
(図13参照)に逃がしたパンチ屑を、操作台11内の
開口部7(図12参照)を介して、後方(図12参照)
または操作台の間(図示略)に配置したごみ容器5(図
12参照)内に回収する。
【0021】次に、図11〜図13に示した孔明け装置
1を参考にして、図1〜図10を参照して本発明の実施
の形態に係る、孔明け装置1に穿孔刃20を取付けるホ
ルダ100と、このホルダと対に機能する支持部材15
0について以下のように説明する。第一に、図1〜図4
を参照して、本発明に係るホルダ100と支持部材15
0の取付方法について説明する。第二に、図5〜図10
を参照して、本発明に係るホルダ100の構成について
説明する。第三に、再度図1〜図4を参照して、本発明
に係るホルダ100と支持部材150の取付構造につい
て説明する。
【0022】図1は、本発明の実施の形態に係るホルダ
100及びこのホルダ100と対に機能する支持部材1
50の組付前の斜視図を示している。尚、図1に示した
アセンブリは、図13に示した従来技術に係るアセンブ
リと対応している。本発明に係る実施の形態では、ホル
ダ100を孔明け装置1内に備えられる支持部材150
(図1参照)に対して組付ける。図11〜図13の符号
15に示したように、孔明け装置1内で支持部材150
を上下移動させることによって、ホルダ100を介して
穿孔刃20を上下移動させて孔明け操作を行わせる。ホ
ルダ100と支持部材150は別体であるため、ホルダ
100に備えられる穿孔刃20は、ホルダ100への組
付を外すことで適宜交換自在になる。ただし、本発明に
係る実施の形態では従来技術とは異なり、図示されるよ
うにねじ23(図13参照)等を使用してホルダ100
を支持部材150に対して固定しない。かわりに、孔明
け装置1の使用時以外では常時、ホルダ100を速やか
に支持部材150に着脱できるように構成する。しかし
ながらこの取付操作はまずホルダ100を支持部材15
0に対して組付け、そしてホルダ100を非係合状態か
ら係合状態にまで変化させることによって行われる。
【0023】図2を参照して、図1に示した支持部材1
50にホルダ100を組付けた直後の状態について説明
する。図2に示すように、ホルダ100は、取付部材1
20の外部形状に沿って孔明け装置1内の支持部材15
0に組付けられる。より具体的に説明すると、ホルダ1
00は取付部材120上に備えた係合部123、124
(図1参照)と支持部材150上に備えた係止部15
2、153をそれぞれ対に噛合させることによって、ホ
ルダ100を支持部材150内で定位置に位置決めす
る。また、同状態における断面図を図3に示している。
図示されるように、この状態ではホルダ100と支持部
材150は組付位置にあるが、しかしホルダ100のフ
ック状部110(図5、図7参照)は非係合状態にある
ため、ホルダ100を支持部材150から任意に取外す
ことができる。即ち、この状態では、ホルダ100と支
持部材150は互いに組付けられているが、しかし両者
は固定されていない。
【0024】図4は、図3に示したホルダ100の組付
位置を保持したときを示す図である。より具体的には、
図4は、フック状部110を図3の位置から変化させ
て、フック状部110上の係合部111を支持部材15
0の溝部154(図1参照)と噛合させて、ホルダ10
0を非係合状態から係合状態まで変化させたときを示す
図である。この状態ではホルダ100は組付位置にあ
り、かつホルダ100は係合状態まで変化されるため、
ホルダ100を支持部材150から容易に取外すことが
できない。故に、穿孔刃20を定位置に確定したまま、
つまり穿孔刃20の揺動を生じさせないまま孔明け操作
を行うことが可能になる。尚、図1に示した係合部12
3、124及び係止部152、153は、ホルダ100
と支持部材150を互いに定位置に組付ける機能を有し
ていれば足り、他様々な形状から構成されてもよく、具
体的には後述する。
【0025】即ち、本発明の実施の形態に係るホルダ1
00は次に示す段階を経て支持部材150に対して定位
置に取付られて、穿孔刃20を孔明け装置1内に固定さ
せる。 (0;非組付及び非係合段階):ホルダ100と支持部
材150は互いに別体の位置にある(図1参照)。 (1;組付及び非係合段階):ホルダ100と支持部材
150は互いに組付けられる(図2参照)が、しかしホ
ルダ100は非係合状態にある(図3参照)。 (2;組付及び係合段階):ホルダ100と支持部材1
50は互いに組付けられ、かつホルダ100は非係合状
態から係合状態に変化する(図4参照)。 ただし、ここで組付位置とは、別体であるホルダ100
と支持部材150を互いに着脱自在の状態に組付ける位
置をさすものと定義する。さらに、ここで係合状態と
は、別体であるホルダ100と支持部材150を互いに
組付け、かつ互いに容易に離れないように係合する状態
をさすものと定義する。
【0026】これに対して特開2000−233398
号公報に開示された先行技術では、コイルばねを上下動
させて突起部を支持部材と係合させて、取付部材を孔明
け装置に装着させることによって、取付部材21を支持
部材15(孔明け装置1)に挿入していた。即ち、この
操作では取付部材21を支持部材15に対して着脱自在
に組付ける操作(図1、図2参照)と、取付部材21を
支持部材15に対して容易に組付けを外さないように係
合させる操作(図3、図4参照)を区別していなかっ
た。この場合、一段階にて全取付操作を行うため、操作
上の機敏性は向上されているが、しかし孔明け装置1を
非係合状態から係合状態にまで変化させる手段を曖昧な
ままにしたため、孔明け装置1の操作中に取付部材21
が揺動する場合があった。本発明に係る実施の形態で
は、後述するように二位置切換部材90(図6参照)を
使用することによって、ホルダ100を非組付位置から
組付位置まで変化させる操作と、ホルダ100を非係合
状態から係合状態にまで変化させる操作とを二段階式に
区別させる。これは、現実的な問題として、支持部材1
50に対するホルダ100の取付操作を二段階式にする
か、または一段階式にするかによって操作上の機敏性は
ほとんど変化しないためである。さらに、より重要な点
は、操作段階を1段階増加させても、穿孔刃20の揺動
を払拭するように孔明け装置1の安定性を向上させる方
がより優先順位が高いためである。
【0027】従って、本発明の実施の形態は二位置切換
部材90を用いることで、先行技術では曖昧なまま、あ
るいは正確に理解されないまま放置されていた技術上の
課題を克服する。即ち、本発明に係る実施の形態では、
先行技術では適確に把握されていなかった、組付位置/
非組付位置と係合状態/非係合状態の区別を、二位置切
換部材90を用いることで、機構的に明瞭に区別するこ
とによって、特に特開2000−233398号公報に
開示された先行技術の抱合していた、操作中に穿孔刃2
0が揺動するという技術上の課題を克服することを可能
にする。以下、二位置切換部材90を、二位置切換部材
90の二位置を切り替えることで、組付位置におけるホ
ルダの状態を非係合状態から係合状態にまで変化させる
部材として定義する。
【0028】次に、図5〜図10を参照して、本発明に
係るホルダ100の構成についてより詳細に説明する。
図5に、上記ホルダ100の斜視図を示すとともに、図
6にこのホルダ100の分解斜視図を示す。図6から理
解されるように、本発明の実施の形態に係るホルダ10
0は少なくとも穿孔刃20、二位置切換部材90及び取
付部材120を有する。
【0029】図5を参照すると、取付部材120は穿孔
刃20を支持する第一取付面121と、二位置切換部材
90を保持する第二取付面122を備えることが理解さ
れよう。好適には、第一取付面121は取付部材120
の底面(図5参照)であり、第二取付面122は取付部
材120の正面(図5参照)である。しかしながら、こ
れら取付面の位置は任意であって、特に第二取付面12
2は取付部材120の正面、側面あるいは他の面でもよ
い。また、取付部材120は板状部材から形成されるの
が好ましいが、しかし少なくとも構成上穿孔刃20と二
位置切換部材90を保持する限り、板状部材に限定され
る必要はない。さらに、本発明の実施の形態に係る取付
部材120を図5に示した以外の形状に形成することは
任意である。例えば、底面121と正面122の間に補
強面(図示略)を形成してもよい。しかしながら、穿孔
刃20を着脱自在に挿着するために、上方を開口するの
が好ましい。また、好適には取付部材120は直接穿孔
刃20を備えるために、第一取付面121上に穿孔刃2
0を取付ける保持部(孔状部)125(図6参照)を設
け、また二位置切換部材90を取付けるために、第二取
付面122上に保持部(孔状部)126(図6参照)を
設ける。ただし、例えば穿孔刃20を左右から掴持する
ようにして備えるように、円形の孔125以外の形状で
取付部材120は穿孔刃20を保持してもよい。即ち、
図6の符号125、126に示した保持部は穿孔刃2
0、二位置切換部材90の保持機能を有してさえいれば
足り、特に図面に示した円形状に束縛されるものではな
い。
【0030】次に、本発明の実施の形態に係るホルダ1
00の二位置切換部材90について説明する。上述した
ように、本発明の実施の形態に係る二位置切換部材90
は、二位置切換部材90の二位置を切り替えて、ホルダ
100の状態(組付位置での非係合状態と係合状態)を
速やかに切り替える機能を有する。このため、本発明に
係る実施の形態は、孔明け装置1に対してホルダ100
を組付け、さらに組付けられたホルダ100を容易に装
着位置を外さない係合状態にまで変化させるという機能
を備える。この二位置切換部材90を様々な部材から構
成することは可能であるが、本発明に係る好適な実施の
形態では、図6に示すようにフック状部110、弾性圧
縮部材130及び操作部140から構成する。つまり、
フック状部110を取付部材120後方に配置すること
によって、外部環境から遮断された状態で二位置切換操
作を行い、また弾性圧縮部材130を間に備えることで
切換操作に弾性を付与し、さらに操作部140を取付部
材120前方に配置することによって、孔明け装置1の
手前から明瞭な方法で切換操作を行うことを可能にす
る。
【0031】上記フック状部110は、操作部140か
らの入力に応じてホルダ100の二状態(係合状態と非
係合状態)を直接切り替えるが、このフック状部110
の形状は上述した二位置切換機能を満足するものであれ
ば足りる。また、このフック状部110に係合部111
(図5参照)を形成して、該係合部111を支持部材1
50の溝部154(図1参照)と噛合させて二位置を切
り替える(図3及び図4参照)。好適には、上記係合部
111はテーパ面である。このフック状部110の
(a)正面、(b)側面及び(c)平面図を図7にそれ
ぞれ示す。
【0032】また、本発明に係る実施の形態では、図6
に示すように上記フック状部110を操作するために取
付部材120を間に介して反対側に操作部140を備え
て手動操作を容易にする。ただし、この操作部140の
形状は任意であって、例えばつまみ部141(図1参
照)を提供してもよく、あるいは外面をグリップのしや
すい形状に適宜修正してもよい。また、操作部140は
二位置切換部材90が二位置のいずれかに位置している
のかを示す記号等(図示略)を正面に形成してもよい。
この操作部140の(a)正面及び(b)側面図を図8
にそれぞれ示す。
【0033】ここで、図7及び図8を参照して、フック
状部110と操作部140の形状について説明する。フ
ック状部110は、一体に組付けられる操作部140の
内部形状と対応して外部形状を定め、上面112から先
端部116に向けて漸次縮径させる(図7の符号11
3、114、115及び116参照)。この際、略円筒
形状のフック状部110を操作部140内に定位置に固
定するために、外面に平らな面119(図6及び図7参
照)を形成する。一方、図8を参照すると、操作部14
0は上面にてフック状部110を受け入れるための孔1
44を形成し、内部に該孔144と連通する溝部(図8
の符号145、146参照)を形成する。この溝部は内
部にフック状部110を挿入させるため、フック状部1
10の外部形状に対応して溝の径を一部で縮径145さ
せる。そして、端部にて再度拡径146させるが、これ
はフック状部110の端部116をかしめて固着するた
めである。また、溝内に上記平らな面119と対に噛合
する面149を形成して、操作部140内にフック状部
110を位置決めする。
【0034】再度図6を参照して、弾性圧縮部材130
について説明する。本発明に係る好適な実施の形態で
は、二位置切換操作を滑らかに行うために、操作部14
0と取付部材120の間に弾性圧縮部材130を備え
る。好適には、この弾性圧縮部材130は板ばねであっ
て、操作部140から伝達される力を周囲に均等に分散
させる。このため、本発明に係る好適な実施の形態で
は、図6に示すように、板ばね130の本体131を円
板形状に形成しかつこの本体131の周囲から四方に係
合腕部133を各々均一の形状で延ばす。また、本体1
31は中央に孔132を設けて、この中にフック状部1
10を受け入れる。この際、この孔132に水平部13
9を形成して、フック状部110の上記平らな面119
と対に噛合させるのが好ましい。この場合、フック状部
110、弾性圧縮部材130及び操作部140は常に一
体に移動する。さらに、係合腕部133は本体131と
角度をなして備えられ、このため係合時に操作部140
から弾性圧縮部材130側に加えられる入力を、四方の
係合腕部133から弾性的に拡散させる(図3及び図4
参照)。具体例を挙げると、係合腕部133は本体13
1と約15度の角度をなす。ただし、これら係合腕部1
33は、適宜実施の形態に見合った可撓性を有していれ
ば足り、具体的な形状、係合腕部の個数及び角度は任意
である。例えば、操作上より弾性を増加したい場合に
は、腕部133と本体131との角度を25度に設定し
てもよい。一方、操作部140は弾性圧縮部材130を
上面143にて受けとめるために、本体(つまみ部)1
41上部(図6では左側)を拡径し、かつ周囲に縁14
2を形成して薄い凹状の上面143の周囲を定める(図
8参照)。この上面143に対して、弾性圧縮部材13
0の係合腕部133が位置決めされる。このように、弾
性圧縮部材130を二位置切換部材90内部に組み込む
ことによって、二位置切換操作に弾性を付与するととも
に、ホルダ100の着脱操作を安定させる。
【0035】また、弾性圧縮部材130を使用すること
で、ホルダ100の着脱時における組付位置をホルダ1
00に記憶させることが可能になる。ただし、この場
合、弾性圧縮部材130は二位置切換部材90の操作位
置を保持する係止部(図示略)を形成する。具体的に説
明すると、この係止部は本体131(図6参照)の一部
を切り抜いた形状の凹欠部(図示略)でもよく、または
本体131から突出する形状の突起部(図示略)でもよ
い。前者の場合には、弾性圧縮部材130の本体131
上に凹欠部(図示略)を形成し、かつ取付部材120の
第二取付面(正面)122(図5参照)上に突起部(図
示略)を形成して、これら凹欠部と突起部を対に係合さ
せるのが好ましい。この場合、二位置切換部材90が二
位置を切り替える度に、弾性圧縮部材130上の凹欠部
と第二取付面122上の突起部とが噛合して二位置切換
部材90の位置を明確に確定する。後者の場合には、弾
性圧縮部材130の本体131上に突起部(図示略)を
形成し、かつ取付部材120の第二取付面(正面)12
2上に凹欠部(図示略)を形成して、同様に突起部と凹
欠部を対に係合させる。このように弾性圧縮部材130
上に係止部(図示略)を形成することにより、二位置切
換部材90の操作位置を明確にすることが可能になる。
従って、ホルダ100を支持部材150から取外した際
にも二位置切換部材90はホルダ100の取外し時にお
けるフック状部110の回転位置を記憶するため、再度
ホルダ100を速やかに支持部材150に取付ることが
可能になる。さらに、係止部を弾性圧縮部材130上に
形成することで、二位置切換操作を認識する感覚を使用
者側に提供することが可能になる。尚、この係止部は弾
性圧縮部材130と取付部材120の噛合を可能にする
ものであれば足り、個数及び形状は任意である。
【0036】次に、図9を参照して、上述した、弾性圧
縮部材130と操作部140のアセンブリに対して、さ
らにフック状部110を組付けたときの状態について説
明する。ただし、通常、図6に示すように、フック状部
110は取付部材120を間に介して弾性圧縮部材13
0と操作部140のアセンブリに組付けられるが、図9
では、理解の容易化を図るために取付部材120を省略
して示していることを理解されたい。図7を用いて説明
したように、フック状部110は漸次縮径させて形成さ
れる(符号112、113、114、115及び116
参照)。一方、対に組付けられる操作部140は、図8
を用いて説明したように、フック状部110の径11
5、116に合わせて、内部の溝の径144、145を
定める(図8参照)。この際、フック状部110上の面
119と操作部140内の面149が噛合することによ
って、両者は定位置で一体に組付けられる。また、操作
部140は端部の溝の径146を拡径させるが、これは
フック状部110と操作部140を組付けた際に、両者
をかしめにより一体に固定するためである。図9を参照
すると、弾性圧縮部材130と操作部140のアセンブ
リに対して、さらにフック状部110を組付けた際に、
フック状部110の端部116は一部延長される(符号
A参照)。これは、この端部116にてフック状部11
0に圧力を加えてかしめさせ、端部116の径を操作部
140の端部の径146の大きさまで拡径させるためで
ある。ただし、フック状部110と操作部140を一体
に固定させる条件を満たす限り、他の適切な固定方法を
採用してもよく、この場合、フック状部110と操作部
140の各々の端部形状は適宜任意に変更される。この
ようにして、フック状部110、板ばね130及び操作
部140は、空間構成をより小さくまとめるために、好
適には1直線上に組み付けられて二位置切換部材90を
構成する。
【0037】次に、図1〜図4を再度参照して、以上説
明した穿孔刃20、二位置切換部材90及び取付部材1
20からなるホルダ100と、支持部材150の取付構
造について説明する。図1に示したように、ホルダ10
0を支持部材150に対して組付ける際、図2及び図3
に示すようにこのアセンブリは組付直後には非係合状態
にある。しかしながら、フック状部110は縮径された
部位113(図7参照)にて支持部材150の溝157
内で回転自在に収められる(図3参照)ため、このフッ
ク状部110を溝157内で回転させることによって、
ホルダ100の状態を図4に示した係合状態まで切り替
えることが可能となる。このため、上述したようにフッ
ク状部110は好適にはテーパ面である係合部111
(図7参照)を形成し、かつ支持部材150は図1に示
したように、上記テーパ面と対に噛合する溝部154を
形成させる。尚、好適にはテーパ面111をフック状部
110上に対角線上に並ぶように2つ形成して、二位置
切換部材90の回転操作を容易にする。そして、この対
角線上のテーパ面111と対応するように、上記溝15
7上に溝部154を2つ対角線上に形成する。そして、
二位置切換部材90を図3に示した位置から図4に示し
た位置まで回転させることによって、上記テーパ面11
1を支持部材150の溝部154と噛合させ、かつ弾性
圧縮部材130を図4に示すように圧接させる。この
際、テーパ面111が水平位置(図3参照)から垂直位
置(図4参照)まで二位置を切り替えて、溝部154の
停止面159(図1参照)と突き当ることによって、フ
ック状部110は溝157内での回転移動を停止する。
このようにして、二位置切換部材90は端部112にて
支持部材150と取付部材120を挟んで作用し、かつ
該端部112にテーパ面111を備えて孔明け装置1内
の溝部154と噛合させて、ホルダ100の係合状態を
確定する。尚、このテーパ面111と溝部154との噛
合は、操作部140を反対方向に移動させない限り容易
に外れない。尚、図3及び図4は説明上添付した概念図
であって、テーパ面111、溝154の形状は適宜実施
の形態に従って修正されることを理解されたい。
【0038】以上説明したように、ホルダ100は、取
付部材120の外部形状に沿って支持部材150に組付
けられ、さらに二位置切換部材90を用いて支持部材1
50と係合する。また、ホルダ100を取付部材120
の外部形状に沿って支持部材150に組付けるため、取
付部材120上に係合部123、124(図1参照)を
形成する。このため、ホルダ100の支持部材150に
対する挿入が容易になり、組付け性が良好となる。尚、
これら係合部123、124はホルダ100と支持部材
150との組付状態を定位置に確定する機能を有してい
れば足り、他様々な形状に変形されてもよい。例えば、
図10に示すように、係合部を左右一対の形態123
a、123b、124a及び124bに形成するよう
に、取付部材120’を提供してもよい。また、これら
係合部を組付部材120’の他の箇所に備えてもよい。
例えば、この係合部は常に前後方向から取付部材12
0’を支持部材150に対して位置決めする必要はな
く、例えば左右方向から取付部材120’を支持部材1
50に対して位置決めしてもよい(図示略)。しかしな
がら、図10に示した形状の場合、組付部材120’と
対に機能する支持部材もまた外部形状を係合部123
a、123b、124a及び124bと対に噛合するよ
うに変更する(図示略)ことを理解されたい。
【0039】このようにして、図1〜図4に示した支持
部材150に対して、図5〜図10に示したホルダ10
0を提供することによって、例えば図11及び図12に
示した孔明け装置1に対して穿孔刃20を速やかにかつ
安定して着脱自在式に固定させることが可能になる。そ
して、ホルダ100を図4に示した位置に確定すること
で、孔明け装置1による穿設操作を安定させて行うこと
が可能になる。
【0040】尚、上述したように穿孔刃20が略円筒形
状のパイプロット刃の場合には、穿設した用紙の屑を内
部を介して上方に逃がしながら孔明け操作を行う。この
場合、図1に示すように、支持部材150は穿孔刃20
を位置決めする溝部155と、この溝部155の上方に
さらに上記用紙の屑を逃がすための溝部(にげ溝)15
6を形成する。これは、例えば溝部155の上方に溝部
156を形成しない場合には、図2から推測できるよう
に、支持部材150に対して穿孔刃20を着脱自在に出
し入れする場合、溝部155と穿孔刃20の間に隙間が
なくなり、着脱時に用紙の屑が引掛る場合が生じるため
である。このため、本発明に係る実施の形態では、支持
部材150に溝部156を形成することによって、特に
下方から上方にパンチ屑を逃がす形状の穿孔刃20を操
作上支障なく着脱させる。
【0041】以上説明した孔明け装置1に穿孔刃20を
取付けるためのホルダ100は、金属やプラスチック等
の様々な部材から構成可能である。また、このホルダ1
00は適宜実施の形態に従って大きさを変更してもよ
く、例えば2つあるいはこれ以上の数の穿孔刃20を備
えるように構成してもよい。また、このホルダ100を
装着して使用される孔明け装置1は、特にこの態様を限
定されず、机上式のものでもよく、またはより小型のも
のでもよい。
【0042】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成された
孔明け装置に穿孔刃を取付けるホルダであるから、請求
項1に記載した発明によれば、二位置切換部材を用いて
速やかに孔明け装置に穿孔刃を着脱自在式に取付けるホ
ルダを提供することが可能となる。
【0043】請求項2に記載した発明によれば、請求項
1に記載した発明の奏する効果に加え、従来の螺合式の
結合方法と比較して、ホルダを孔明け装置に対してより
速やかに着脱自在式に組付けるとともに、操作中に穿孔
刃が揺動しないように組付位置を保持するホルダを提供
することが可能となる。
【0044】請求項3に記載した発明によれば、請求項
1または2に記載した発明の奏する効果に加え、取付部
材に当接するように弾性圧縮部材を挟持して備えること
で取付操作に弾性を付与し、安定して着脱させるホルダ
を提供することが可能となる。
【0045】請求項4に記載した発明によれば、請求項
3に記載した発明の奏する効果に加え、着脱時における
二位置切換部材の操作位置を記憶するホルダを提供する
ことが可能となる。
【0046】請求項5に記載した発明によれば、請求項
1〜4のいずれかに記載した発明の奏する効果に加え、
係合状態の選択を回転操作により速やかにかつ簡単に行
うホルダを提供することが可能となる。
【0047】請求項6に記載した発明によれば、請求項
1〜5のいずれかに記載した発明の奏する効果に加え、
二位置切換部材の係合部と支持部材の溝部を互いに噛合
させて、操作中に揺動せず、安定して支持部材内で位置
決めされるホルダを提供することが可能となる。
【0048】請求項7に記載した発明によれば、特に下
方から上方にパンチ屑を逃がす略円筒形状の穿孔刃を着
脱する際に、パンチ屑の引掛りを生じさせない支持部材
を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施の形態に係るホルダと支
持部材を示す斜視図である。
【図2】図2は、図1に示したホルダと支持部材の組付
直後の状態を示す斜視図である。
【図3】図3は、図2に示したホルダと支持部材の断面
図である。
【図4】図4は、図3に示したホルダと支持部材の組付
位置を係合状態に変化させたときの図である。
【図5】図5は、本発明の実施の形態に係るホルダを示
す斜視図である。
【図6】図6は、図5に示したホルダを分解して示す斜
視図である。
【図7】図7は、本発明の実施の形態に係るフック状部
を示す図である。
【図8】図8は、本発明の実施の形態に係る操作部を示
す図である。
【図9】図9は、操作部と弾性圧縮部材のアセンブリに
フック状部を組付けたときの斜視図である。
【図10】図10は、本発明に係る取付部材の別の実施
の形態を示す斜視図である。
【図11】図11は、従来技術に係る孔明け装置を示す
斜視図である。
【図12】図12は、図11の側面図である。
【図13】図13は、従来技術に係るホルダと支持部材
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 孔明け装置(従来技術) 15 支持部材(従来技術) 20 穿孔刃 21 取付部材(従来技術) 90 二位置切換部材 100 ホルダ 110 フック状部 111 係合部(テーパ面) 120 取付部材(本発明) 130 弾性圧縮部材(板ばね) 140 操作部 150 支持部材(本発明) 156 溝部(にげ溝)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 孔明け装置に穿孔刃を取付けるホルダで
    あって、穿孔刃と、取付部材及び二位置切換部材を含
    み、前記取付部材は前記穿孔刃を保持しかつ前記二位置
    切換部材を備え、前記二位置切換部材を介して前記孔明
    け装置に取付けられることを特徴とするホルダ。
  2. 【請求項2】 前記ホルダは前記取付部材の外部形状に
    沿って前記孔明け装置に対して着脱自在式に組付けら
    れ、そして前記二位置切換部材を用いて組付位置に保持
    されることを特徴とする請求項1に記載のホルダ。
  3. 【請求項3】 前記取付部材と前記二位置切換部材の間
    に弾性圧縮部材を挟持して備えることを特徴とする請求
    項1または2に記載のホルダ。
  4. 【請求項4】 前記弾性圧縮部材は前記二位置切換部材
    の操作位置を保持する係止部を形成することを特徴とす
    る請求項3に記載のホルダ。
  5. 【請求項5】 前記二位置切換部材は、回転式に切換自
    在であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記
    載のホルダ。
  6. 【請求項6】 前記二位置切換部材は係合部を備え、該
    係合部を孔明け装置内の支持部材の溝部と噛合させて、
    前記ホルダを前記孔明け装置の前記支持部材に係合する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のホル
    ダ。
  7. 【請求項7】 穿孔刃を有するホルダを取付けて該ホル
    ダを孔明け装置内に収容する支持部材であって、前記ホ
    ルダは請求項1〜6のいずれかに記載の特徴を有し、さ
    らに前記穿孔刃は略円筒形状であって、穿孔した用紙の
    屑を内部を介して上方に逃がし、前記支持部材は前記穿
    孔刃を位置決めする溝部と、該溝部の上方にさらに前記
    用紙の屑を逃がすための溝部を形成することを特徴とす
    る支持部材。
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