JP3506618B2 - 黄色光放射用白熱電球 - Google Patents

黄色光放射用白熱電球

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JP3506618B2
JP3506618B2 JP32804998A JP32804998A JP3506618B2 JP 3506618 B2 JP3506618 B2 JP 3506618B2 JP 32804998 A JP32804998 A JP 32804998A JP 32804998 A JP32804998 A JP 32804998A JP 3506618 B2 JP3506618 B2 JP 3506618B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、黄色光放射用白熱
電球に関し、特に自動車のヘッドランプやフォグランプ
に好適に用いられる黄色光放射用白熱電球に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車用のヘッドランプやフォグ
ランプとしては、濃霧や雨の状況下においても、ドライ
バーが適切な視界を得るために、黄色光を放射するもの
が利用されている。このようなランプにおいては、放射
される黄色光の色度規格範囲が「ECE Regula
tion No.37」により定められている。
【0003】 従来、自動車用ヘッドランプに用いられ
る、黄色光を放射するランプとしては、無色透明の発光
管を有する白熱電球と、この白熱電球を取り囲むよう配
置された凹面反射鏡と、この凹面反射鏡の開口に配置さ
れた前面ガラスと有し、前面ガラスがカドミウム系顔
料により黄色に着色されてなるものが知られている。然
るに、カドミウムなどの重金属は人体に悪影響を及ぼす
ものであるため、地球環境上の観点から、自動車用ラン
プにおいてもカドミウムなどの重金属を含む材料を使用
しないことが望まれている。
【0004】また、黄色光を放射するランプを構成する
手段としては、例えばランプの発光管の外表面に黄色の
着色膜を形成する手段が知られている。黄色の着色膜を
得るための材料としては、テトラエトキシオルソシラン
などのアルキルシリケートの溶液中に、粒径0.2μm
以下の五酸化バナジウム粉末が分散されてなる着色膜形
成用組成物が知られている(特開平6−92623号公
報)。然るに、このような組成物により得られる着色膜
は、「ECE Regulation No.37」に
より定められた色度範囲を満足しないものであったり、
光線透過率が低いものであったりするため、ランプ用の
着色膜に適したものではない。また、五酸化バナジウム
粉末を分散させるために、ボールミルなどの分散混合装
置が用いられるため、組成物を調製する際に、粉砕媒体
や装置の内壁から摩滅粉が混入する結果、得られる着色
膜には、色調の変化や光線透過率の低下が生ずる恐れが
ある。
【0005】更に、黄色光を放射する白熱電球として
は、シリカ等よりなる低屈折率層とチタニア等よりなる
高屈折率層とが交互に積層された多層膜が発光管の外表
面に形成されてなるものが知られている。然るに、この
ような多層膜は、光の干渉を利用するものであって、特
定の波長域の光を透過する性質を有すると共に、特定の
波長域の光を反射する性質を有するため、膜厚のばらつ
きや光の放射角度によっては、黄色光以外の光が放射さ
れる、という問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な事情に基づいてなされたものである。本発明の第1の
目的は、カドミウム、鉛などの環境に影響を及ぼす重金
属を含む材料を使用することなしに、黄色光を放射する
ことができる黄色光放射用白熱電球を提供することにあ
る。本発明の第2の目的は、透明性および耐熱性が高
く、形成が容易な着色膜を有し、しかも、カドミウム、
鉛などの環境に影響を及ぼす重金属を含む材料を使用す
ることなしに、所期の黄色光を放射することができる黄
色光放射用白熱電球を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の黄色光放射用白
熱電球は、ガラス製の発光管と、この発光管内に配置さ
れたフィラメントと、前記発光管の外表面および/また
は内表面に形成された着色膜とを有してなる黄色光放射
用白熱電球において、前記着色膜は、チタニウム、ニッ
ケルおよびアンチモンの複合酸化物により構成され、当
該着色膜におけるチタニウム、ニッケルおよびアンチモ
ンの割合が、重量比で5.6〜8.6:3.6〜6.
6:1.0〜1.8であることを特徴とする。
【0008】
【0009】また、前記着色膜は、下記A液と下記B液
とを混合して得られるコーティング液が焼成されてなる
ものであることが好ましい。 〔A液〕有機溶媒中にニッケル塩7〜13重量部および
アンチモン塩0.6〜1.2重量部が溶解されてなる溶
液に、チタニウムアルコキシド10〜15重量部を添加
して反応させ、その後、チタニウムとキレート環を形成
し得る化合物よりなる安定化剤7〜12重量部を混合す
ることにより得られる溶液。 〔B液〕有機溶媒中にニッケル塩7〜13重量部および
アンチモン塩0.6〜1.2重量部が溶解されてなる溶
液に、水0.3〜1.5重量部を添加し、次いで、チタ
ニウムアルコキシド10〜15重量部を添加して反応さ
せ、その後、チタニウムとキレート環を形成し得る化合
物よりなる安定化剤7〜12重量部を混合することによ
り得られる溶液。
【0010】また、上記のコーティング液におけるA液
とB液との割合が重量比で90:10〜30:70であ
ることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の黄色光放射用白
熱電球の一例における構成を示す説明用断面図である。
この黄色光放射用白熱電球において、発光管10は、硬
質ガラスよりなり、その一端には封止部11が形成さ
れ、他端には排気管残部12が形成されている。この発
光管10内には、その管軸方向と直交する方向に沿って
コイル状のフィラメント15が配置されている。このフ
ィラメント15の両端には、発光管10の封止部11を
気密に貫通して伸びるリード棒16,17が接続されて
いる。
【0012】そして、発光管10の外表面には、フィラ
メント15から放射された光のうち黄色光成分を透過す
る着色膜20が形成されている。この着色膜20の厚み
は、2〜3.5μmであることが好ましい。着色膜20
の厚みが2μm未満である場合には、所要の黄色光を得
ることが困難となることがある。一方、着色膜20の厚
みが3.5μmを超える場合には、高い透明性が得られ
ないことがある。
【0013】 着色膜20は、チタニウム、ニッケルお
よびアンチモンの複合酸化物により構成されている。着
色膜20におけるチタニウム、ニッケルおよびアンチモ
ンの割合は、重量比でチタニウム:ニッケル:アンチモ
ンが5.6〜8.6:3.6〜6.6:1.0〜1.8
であ、これにより、黄色光を放射する白熱電球を確実
に得ることができる。
【0014】このような着色膜20は、下記のA液とB
液とを混合して得られるコーティング液が発光管10に
塗布されて焼成されることにより得られるものであるこ
とが好ましい。
【0015】〔A液〕コーティング液を構成するための
A液は、有機溶媒中にニッケル塩およびアンチモン塩が
溶解されてなる溶液に、チタニウムアルコキシドを添加
して反応させることにより、チタニウム、ニッケルおよ
びアンチモンによる重合体を含有する重合体溶液を調製
し、この重合体溶液に、チタニウムとキレート環を形成
し得る化合物よりなる安定化剤を混合することにより得
られる。
【0016】A液を調製するための有機溶媒としては、
1価のアルコール類、酢酸エステル類およびグリコール
エーテル類などを好適に用いることができる。1価のア
ルコール類の具体例としては、エタノール、メタノー
ル、プロパノール、ブタノールなどが挙げられる。酢酸
エステル類の具体例としては、酢酸エチル、酢酸ブチル
などが挙げられる。グリコールエーテル類の具体例とし
ては、プロピレングリコールメチルエーテル、プロピレ
ングリコールエチルエーテルなどが挙げられる。
【0017】 これらの化合物は、用いられるニッケル
塩およびアンチモン塩の溶解性、乾燥性、焼成処理にお
ける蒸発性、用いられる発光管の材質、コーティング液
を塗布するための塗布装置の種類等を考慮して適宜選択
され、単独でまたは2種類以上を組み合わせて、A液を
調製するための有機溶媒として用いられる。また、有機
溶媒としては、チタニウムアルコキシドの反応に影響
与えないよう、水分の少ない特級試薬を用いることが好
ましく、また、蒸留精製、その他の手段による脱水処理
が施されたものも好適に用いることができる。
【0018】有機溶媒の使用割合は、A液中65〜75
重量%であることが好ましい。この割合が65重量%未
満である場合には、得られるコーティング液は粘稠な溶
液となるため、当該コーティング液を塗布する際に膜厚
の制御を行うことが困難となることがある。一方、この
割合が75重量%を超える場合には、得られるコーティ
ング液は、着色膜20を形成するための成分が希薄なも
のとなるため、所要の厚みの着色膜20を形成するため
には、当該コーティング液の塗布回数を増やさなければ
ならず、その結果、着色膜20の形成において作業効率
が低下する。
【0019】ニッケル塩としては、例えば硝酸ニッケル
(II)6水和物、塩化ニッケル(II)6水和物などを用
いることができる。アンチモン塩としては、塩化アンチ
モン(III )などを用いることができる。チタニウムア
ルコキシドとしては、チタニウムイソプロポキシド、チ
タニウムブトキシドなどを用いることができる。
【0020】安定化剤は、チタニウムとキレート環を形
成し、これにより、ニッケルおよびアンチモンの重合を
抑制すると共に、得られるコーティング液に適度な粘性
を付与するために用いられるものである。このような安
定化剤としては、チタニウムとキレート環を形成し得る
ものであれば特に限定されるものではないが、アセチル
アセトン、ベンゾイルアセトン等のβ−ジケトン類、ア
セト酢酸エチル、プロピオニル酪酸等のβ−ケトン酸類
などを好適に用いることができる。
【0021】A液の調製において、ニッケル塩、アンチ
モン塩、チタニウムアルコキシドおよび安定化剤の使用
割合は、ニッケル塩:アンチモン塩:チタニウムアルコ
キシド:安定化剤が、重量比で7〜13:0.6〜1.
2:10〜15:7〜12、好ましくは8〜11:0.
8〜1.1:11〜13:8〜11とされる。
【0022】ニッケル塩の使用割合が過小である場合に
は、得られる着色膜は、黄色味が少なくて着色力が小さ
いものとなりやすい。一方、ニッケル塩の使用割合が過
大である場合には、得られる着色膜は、濁りが生じて透
明性の低いものとなりやすく、また、当該着色膜に亀裂
が発生して耐熱性が低下しやすい。
【0023】アンチモン塩の使用割合か過小である場合
には、得られる着色膜は、着色力が小さいものとなりや
すく、また、亀裂が発生して剥離しやすいものとなる。
一方、アンチモン塩の使用割合が過大である場合には、
得られる着色膜は、濁りが生じて透明性の低いものとな
りやすい。
【0024】チタニウムアルコキシドの使用割合が過小
である場合には、ニッケル塩およびアンチモン塩に対す
る相対的な割合が小さいため、チタニウムアルコキシド
と反応しない塩が残存する結果、得られる着色膜は、濁
りが生じて透明性の低いものとなりやすい。一方、チタ
ニウムアルコキシドの使用割合が過大である場合には、
得られる着色膜は、着色力が小さいものとなったり、亀
裂が生じやすいものとなったりする。
【0025】安定化剤の使用割合が過小である場合に
は、チタニウム、ニッケルおよびアンチモンの重合が過
度に進行するため、得られる着色膜は、濁りが生じて透
明性の低いものとなりやすい。また、チタニウム、ニッ
ケルおよびアンチモンの重合が更に進行すると、溶液中
に早期に沈殿物が生じるため、良好な保存安定性が得ら
れない。一方、安定化剤の使用割合が過大である場合に
は、着色膜を形成するための焼成に長い時間が必要とな
る結果、着色膜の形成において、高い時間的効率が得ら
れない。
【0026】〔B液〕コーティング液を構成するための
B液は、有機溶媒中にニッケル塩およびアンチモン塩が
溶解されてなる溶液に、水を添加し、次いで、チタニウ
ムアルコキシドを添加して反応させることにより、チタ
ニウム、ニッケルおよびアンチモンによる重合体を含有
する重合体溶液を調製し、その後、チタニウムとキレー
ト環を形成し得る化合物よりなる安定化剤を混合するこ
とにより得られる。
【0027】B液を調製するための有機溶媒、ニッケル
塩、アンモニウム塩およびアンチモン塩の具体例として
は、前述のA液の調製に用いられる化合物として例示し
たものを挙げることができ、A液と同一の種類のものま
たは異なる種類のものを用いることができるが、A液と
同一の種類のものを用いることが好ましい。
【0028】B液の調製において、ニッケル塩、アンチ
モン塩、水、チタニウムアルコキシドおよび安定化剤の
使用割合は、ニッケル塩:アンチモン塩:水:チタニウ
ムアルコキシド:安定化剤が、重量比で7〜13:0.
6〜1.2:0.3〜1.5:10〜15:7〜12、
好ましくは8〜11:0.8〜1.1:0.4〜1.
0:11〜13:8〜11とされる。ニッケル塩、アン
チモン塩、チタニウムアルコキシドおよび安定化剤の使
用割合が過小である場合または過大である場合には、A
液と同様の問題が生ずる。また、水の使用割合が過小で
ある場合には、得られる着色膜は、濁りが生じて透明性
の低いものとなりやすい。一方、水の使用割合が過大で
ある場合には、チタニウム、ニッケルおよびアンチモン
の重合が過剰に進行する結果、溶液中に早期に沈殿物が
生じるため、良好な保存安定性が得られないことがあ
る。
【0029】このようなB液においては、チタニウムア
ルコキシドを添加して反応させる前に、水が添加される
ことにより、得られる重合体の重合度が、A液における
重合体の重合度より高いものとなる。
【0030】〔コーティング液〕着色膜を得るためのコ
ーティング液は、上記のA液とB液とが混合されてなる
ものである。このように互いに異なる重合度の重合体を
含有するA液およびB液が混合されることにより、造膜
性の良好なコーティング液が得られると共に、亀裂が生
じにくく、しかも、透明性および耐熱性の高い着色膜が
得られる。A液とB液との混合割合は、A液:B液が重
量比で90:10〜30:70、特に80:20〜4
0:60であることが好ましい。A液の割合が過小のコ
ーティング液を用いる場合またはA液単独のコーティン
グ液を用いる場合には、得られる着色膜は、濁りが生じ
て透明性の低いものとなりやすい。一方、B液の割合が
過小のコーティング液を用いる場合またはB液単独のコ
ーティング液を用いる場合には、得られる着色膜は、亀
裂が生じやすいものとなったり、濁りが生じて透明性の
低いものなったりする。
【0031】〔着色膜の形成〕着色膜は、上記のコーテ
ィング液を発光管に塗布して乾燥することによって塗膜
を形成し、この塗膜を焼成処理することにより形成する
ことができるが、コーティング液の塗布・乾燥および塗
膜の焼成を、例えば10〜15回繰り返すことにより、
所要の厚みの着色膜を形成することが好ましい。コーテ
ィング液を塗布する方法としては、特に限定されるもの
ではないが、ディップ塗布法を好適に利用することがで
きる。ディップ塗布法を利用する場合には、引上げ速度
は例えば10mm/secである。また、コーティング
液による塗膜の焼成温度は、600℃以上であることが
好ましい。焼成温度が600℃未満である場合には、塩
類の熱分解反応および有機成分の消失が不十分となるた
め、透明性を有する着色膜20が得られにくくなる。
【0032】上記の構成の黄色光放射用白熱電球によれ
ば、発光管10の外表面にチタニウム、ニッケルおよび
アンチモンの複合酸化物よりなる着色膜20が形成され
ているため、カドミウム、鉛などの環境に影響を及ぼす
重金属を含む材料を使用することなしに、黄色光を放射
することができる。
【0033】また、着色膜20は、特定の組成のコーテ
ィング液が焼成されてなるものであるため、透明性およ
び耐熱性が高く、亀裂が生じることなくて形成が容易な
ものとなる。しかも、このような着色膜20が形成され
ることにより、例えば「ECE Regulation
No.37」により定められた色度範囲を満足する所
期の黄色光を放射することができる。従って、上記の黄
色光放射用白熱電球は、自動車のヘッドランプやフォグ
ランプとして好適である。
【0034】本発明の黄色光放射用白熱電球は、上記の
実施の形態に限定されず種々の変更を加えることが可能
である。例えば、着色膜は発光管の内表面に形成されて
いてもよく、発光管の外表面および内表面の両方に形成
されていてもよい。また、着色膜以外の白熱電球の具体
的構成は、適宜のものを利用することができる。
【0035】
【実施例】以下、本発明の黄色光放射用発熱電球の具体
的な実施例について説明するが、本発明はこれらに限定
されるものではない。なお、以下の実施例において、コ
ーティングの材料として下記のものを使用した。
【0036】〔有機溶媒〕エチルアルコール(関東化学
製試薬特級),酢酸エチル(関東化学製試薬特級) 〔ニッケル塩〕硝酸ニッケル・6水和物(関東化学製試
薬特級) 〔アンチモン塩〕塩化アンチモン(関東化学製試薬特
級) 〔チタニウムアルコキシド〕テトライソプロポキシチタ
ン(日本曹達製) 〔安定化剤〕アセチルアセトン(ダイセル化学製)
【0037】〈実施例1〉図1に示す構成に従い、定格
電圧が13.2Vで、消費電力55Wである、着色膜が
形成されていない白熱電球を作製した。この白熱電球か
ら放射される光の色度は、x座標が0.426,y座標
が0.400である。
【0038】ガラス容器内にエタノールおよび酢酸エチ
ルよりなる混合有機溶媒(混合比50:50)69重量
部を入れ、この混合有機溶媒中に、硝酸ニッケル・6水
和物10重量部を添加し、マグネッチクスターラーによ
り、硝酸ニッケルが完全に溶解するまで攪拌し、更に、
塩化アンチモン1重量部を添加し、塩化アンチモンが完
全に溶解するまで攪拌した。その後、得られた溶液に、
チタニウムテトライソプロポキシド12重量部を添加し
て反応させた。その後、反応による発熱が収まり、反応
生成液の温度が室温に下がるまで放置した。次いで、反
応生成液に、アセチルアセトン8重量部を添加した後、
約17時間攪拌することにより、A液を調製した。ま
た、チタニウムテトライソプロポキシドを添加する前
に、蒸留水0.5重量部を添加したこと以外は、A液の
調製と同様にしてB液を調製した。調製したA液とB液
とを重量比で60:40の割合で混合することにより、
コーティング液を調製した。
【0039】以上のようにして調製したコーティング液
を、ディップ塗布法によって、引き上げ速度10mm/
secの条件で白熱電球の発光管の外表面に塗布するこ
とにより、発光管の外表面に塗膜を形成した。次いで、
形成された塗膜を5秒間風乾した後、600℃の電気炉
内おいて2分間塗膜の焼成処理を行った。白熱電球を電
気炉内から取り出し、風冷を3分間行った。以上の操作
を合計で13回行うことにより、発光管の外表面に厚み
が約2.5μmの着色膜を形成した。この着色膜におけ
るチタニウム、ニッケルおよびアンチモンの割合を測定
したところ、重量比でチタニウム:ニッケル:アンチモ
ンが約5:4:1であった。以上のようにして本発明に
係る黄色光放射用白熱電球を製造した。この黄色光放射
用白熱電球を点灯したところ、黄色光が放射されるもの
であることが確認された。
【0040】上記の黄色光放射用白熱電球について、着
色膜の亀裂、着色膜の透明性および着色膜の耐熱性を以
下のようにして評価すると共に、放射光の色度を測定し
た。結果を表1に示す。 〔着色膜の亀裂〕着色膜を目視で観察し、その亀裂の有
無を調べた。 〔着色膜の透明性〕着色膜を目視で観察し、発光管にお
ける円筒部分の濁りの有無を調べ、濁りが認められない
場合を○、濁りが認められた場合を×として評価した。 〔着色膜の耐熱性〕白熱電球を300時間連続点灯した
後に、着色膜を目視で観察し、その亀裂の有無を調べ
た。白熱電球の点灯中における発光管の温度は460〜
500℃であった。 〔色度の測定〕図2に示すように、白熱電球におけるフ
ィラメント15の位置を中心として、水平な2方向(矢
印A,Bで示す)および水平方向に対して上下に30°
の傾きを有する4方向(矢印C,D,E,Fで示す)の
合計6つの方向に放射される光の色度を測定し、その平
均値を求めた。なお、「ECE Regulation
No.37」により定められた黄色光の色度の条件
は、以下のとおりである。
【0041】
【数1】y≦1.29x−0.100 y≧−x+0.940 y≦−x+0.966 y≧0.440 y≧0.138+0.580x
【0042】〈実施例2〉ガラス容器内にエタノールお
よび酢酸エチルよりなる混合有機溶媒(混合比60:4
0)70重量部を入れ、この混合有機溶媒中に、硝酸ニ
ッケル・6水和物8重量部を添加し、マグネッチクスタ
ーラーにより、硝酸ニッケルが完全に溶解するまで攪拌
し、更に、塩化アンチモン0.8重量部を添加し、塩化
アンチモンが完全に溶解するまで攪拌した。その後、得
られた溶液に、チタニウムテトライソプロポキシド12
重量部を添加して反応させた。その後、反応による発熱
が収まり、反応生成液の温度が室温に下がるまで放置し
た。次いで、反応生成液に、アセチルアセトン9重量部
を添加した後、約17時間攪拌することにより、A液を
調製した。また、チタニウムテトライソプロポキシドを
添加する前に、蒸留水0.4重量部を添加したこと以外
は、A液の調製と同様にしてB液を調製した。調製した
A液とB液とを重量比で50:50の割合で混合するこ
とにより、コーティング液を調製した。
【0043】 上記のコーティングを用いて厚みが約
2.5μmの着色膜を形成したこと以外は、実施例1と
同様にして本発明に係る黄色光放射用白熱電球を製造し
た。着色膜におけるチタニウム、ニッケルおよびアンチ
モンの割合を測定したところ、重量比でチタニウム:ニ
ッケル:アンチモンが約6.6:4:1であった。この
黄色光放射用白熱電球を点灯したところ、黄色光が放射
されるものであることが確認された。また、上記の黄色
光放射用白熱電球について、実施例1と同様にして、着
色膜の亀裂の有無、着色膜の透明性および着色膜の耐熱
性を評価すると共に、放射光の色度を測定した。結果を
表1に示す。
【0044】〈実施例3〉実施例2のコーティング液の
調製において、A液とB液との割合を重量比で80:2
0に変更し、このコーティング液を用いて厚みが約2.
5μmの着色膜を形成したこと以外は、同様にして本発
明に係る黄色光放射用白熱電球を製造した。着色膜にお
けるチタニウム、ニッケルおよびアンチモンの割合を測
定したところ、重量比でチタニウム:ニッケル:アンチ
モンが約6.6:4:1であった。この黄色光放射用白
熱電球を点灯したところ、黄色光が放射されるものであ
ることが確認された。また、上記の黄色光放射用白熱電
球について、実施例1と同様にして、着色膜の亀裂の有
無、着色膜の透明性および着色膜の耐熱性を評価すると
共に、放射光の色度を測定した。結果を表1に示す。
【0045】
【表1】
【0046】表1の結果から明らかなように、実施例1
〜3に係る黄色光放射用白熱電球においては、着色膜
は、特定のコーティング液が焼成されてなるものである
ため、亀裂がなく、高い透明性を有し、しかも、高い耐
熱性を有するものであることが確認された。
【0047】図3は、実施例1〜3に係る黄色光放射用
白熱電球の放射光の色度座標を示す色度図である。この
図において、破線による枠内は、「ECE Regul
ation No.37」で定められた黄色光の色度の
範囲を示すものである。図3から明らかなように、実施
例1〜3に係る黄色光放射用白熱電球は、その放射光が
「ECE Regulation No.37」で定め
られた色度の範囲内にあることが確認された。また、黄
色光放射用白熱電球の各々において、6つの方向(A,
B,C,D,E,F)からの放射光の色度は、バラツキ
が極めて小さいものであった。
【0048】〈実施例4〉ガラス容器内にエタノールお
よび酢酸エチルよりなる混合有機溶媒(混合比50:5
0)70重量部を入れ、この混合有機溶媒中に、硝酸ニ
ッケル・6水和物12重量部を添加し、マグネッチクス
ターラーにより、硝酸ニッケルが完全に溶解するまで攪
拌し、更に、塩化アンチモン1重量部を添加し、塩化ア
ンチモンが完全に溶解するまで攪拌した。その後、得ら
れた溶液に、チタニウムテトライソプロポキシド13重
量部を添加して反応させた。得られた反応生成液をコー
ティング液として用いて厚みが約2.5μmの着色膜を
形成したこと以外は、実施例1と同様にして本発明に係
る黄色光放射用白熱電球を製造した。着色膜におけるチ
タニウム、ニッケルおよびアンチモンの割合を測定した
ところ、重量比でチタニウム:ニッケル:アンチモンが
約6.6:4:1であった。この黄色光放射用白熱電球
を点灯したところ、黄色光が放射されるものであること
が確認された。上記の黄色光放射用白熱電球について、
着色膜を目視で観察したところ、亀裂が生じていること
が認められた。また、着色膜は、濁りを有する透明性の
低いものであった。
【0049】〈比較例1〉ガラス容器内にエタノールお
よび酢酸エチルよりなる混合有機溶媒(混合比50:5
0)69重量部を入れ、この混合有機溶媒中に、硝酸ニ
ッケル・6水和物10重量部を添加し、マグネッチクス
ターラーにより、硝酸ニッケルが完全に溶解するまで攪
拌した。その後、得られた溶液に、チタニウムテトライ
ソプロポキシド13重量部を添加して反応させた。その
後、反応による発熱が収まり、反応生成液の温度が室温
に下がるまで放置した。次いで、反応生成液に、アセチ
ルアセトン8重量部を添加した後、約17時間攪拌し
た。得られた溶液を、ディップ塗布法によって、引き上
げ速度10mm/secの条件で白熱電球の発光管の外
表面に塗布することにより、発光管の外表面に塗膜を形
成した。次いで、形成された塗膜を5秒間風乾した後、
600℃の電気炉内おいて2分間塗膜の焼成処理を行っ
た。白熱電球を電気炉内から取り出し、風冷を3分間行
った。以上の操作を繰り返し行ったところ、2回目の操
作後に塗膜に亀裂が生じ、更に3回目の操作後に塗膜の
一部が剥離したため、着色膜を形成することができなか
った。
【0050】
【発明の効果】請求項1乃至請求項に記載の発明によ
れば、カドミウム、鉛などの環境に影響を及ぼす重金属
を含む材料を使用することなしに、黄色光を放射するこ
とができる黄色光放射用白熱電球を提供することができ
る。請求項および請求項に記載の発明によれば、透
明性および耐熱性が高く、形成が容易な着色膜を有し、
しかも、カドミウム、鉛などの環境に影響を及ぼす重金
属を含む材料を使用することなしに、所期の黄色光を放
射することができる黄色光放射用白熱電球を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の黄色光放射用白熱電球の一例における
構成を示す説明用断面図である。
【図2】実施例において、色度を測定した放射光の角度
を示す説明図である。
【図3】実施例に係る黄色光放射用白熱電球における放
射光の色度座標を示す色度図である。
【符号の説明】
10 発光管 11 封止部 12 排気管残部 15 フィラメント 16,17 リード棒 20 着色膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥村 善彦 兵庫県姫路市別所町佐土1194番地 ウシ オ電機株式会社内 (72)発明者 南園 広志 東京都千代田区大手町二丁目2番1号 品川白煉瓦株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−3022(JP,A) 特開 平6−136322(JP,A) 特開 平5−201732(JP,A) 特開 平4−170323(JP,A) 実開 平2−31059(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01K 1/32 H01K 3/00 H01J 61/40 H01J 9/20

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス製の発光管と、この発光管内に配
    置されたフィラメントと、前記発光管の外表面および/
    または内表面に形成された着色膜とを有してなる黄色光
    放射用白熱電球において、 前記着色膜は、チタニウム、ニッケルおよびアンチモン
    の複合酸化物により構成され、当該着色膜におけるチタ
    ニウム、ニッケルおよびアンチモンの割合が、重量比で
    5.6〜8.6:3.6〜6.6:1.0〜1.8であ
    ことを特徴とする黄色光放射用白熱電球。
  2. 【請求項2】 着色膜は、下記A液と下記B液とを混合
    して得られるコーティング液が焼成されてなるものであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の黄色光放射用白熱
    電球。 〔A液〕 有機溶媒中にニッケル塩7〜13重量部およびアンチモ
    ン塩0.6〜1.2重量部が溶解されてなる溶液に、チ
    タニウムアルコキシド10〜15重量部を添加して反応
    させ、その後、チタニウムとキレート環を形成し得る化
    合物よりなる安定化剤7〜12重量部を混合することに
    より得られる溶液。 〔B液〕 有機溶媒中にニッケル塩7〜13重量部およびアンチモ
    ン塩0.6〜1.2重量部が溶解されてなる溶液に、水
    0.3〜1.5重量部を添加し、次いで、チタニウムア
    ルコキシド10〜15重量部を添加して反応させ、その
    後、チタニウムとキレート環を形成し得る化合物よりな
    る安定化剤7〜12重量部を混合することにより得られ
    る溶液。
  3. 【請求項3】 コーティング液におけるA液とB液との
    割合が重量比で90:10〜30:70であることを特
    徴とする請求項2に記載の黄色光放射用白熱電球。
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