JP3504737B2 - キャブオーバ型車両用空気調和装置 - Google Patents
キャブオーバ型車両用空気調和装置Info
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- JP3504737B2 JP3504737B2 JP20158094A JP20158094A JP3504737B2 JP 3504737 B2 JP3504737 B2 JP 3504737B2 JP 20158094 A JP20158094 A JP 20158094A JP 20158094 A JP20158094 A JP 20158094A JP 3504737 B2 JP3504737 B2 JP 3504737B2
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Description
気調和装置に関する。 【０００２】 【従来の技術】従来のキャブオーバ型車両においては、
図３に示すように、インストルメントパネル１内に空気
調和装置を構成するブロアユニット２、クーラユニット
３及びヒータユニット４が組み合わせて設置されてい
る。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】これらユニット２、
３、４はキャビン内において、インストルメントパネル
１に形成された整備用穴からインストルメントパネル１
内に搬入されて据え付けられ、この整備用穴から手を入
れて点検、整備される。従って、これらユニット２、
３、４のレイアウトやその構造に多大の制約を受けると
ともに据え付け、取り外し、点検、整備時の作業スペー
スや作業姿勢に多大の制約を受けるので、これらの作業
が困難であった。 【０００４】 【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、キャブオーバ型車両のキャビンの前面パネルと
インストルメントパネルとの間の空間にブロアユニッ
ト、クーラユニット、ヒータユニットを組み合わせてな
る空気調和装置を設置してなるキャブオーバ型車両用空
気調和装置において、上記キャビンの前面パネルに開口
を設け、この開口を上記前面パネルの前面外部から開閉
するための蓋を設けるとともに上記ブロアユニット、ク
ーラユニット、ヒータユニットの少なくとも１つを収容
するための凹所を上記開口に連通するように上記前面パ
ネルの内側に形成し、上記開口を通して上記ブロアユニ
ット、クーラユニット、ヒータユニットの少なくとも１
つを上記前面パネルの前面外部から脱着自在に構成した
ことを特徴とするキャブオーバ型車両用空気調和装置に
ある。 【０００５】 【０００６】 【０００７】 【作用】本発明においては、ブロアユニット、クーラユ
ニット、ヒータユニットの少なくとも１つがキャビンの
前面パネルに設けた開口を通してその前面外部から脱着
される。 【０００８】 【実施例】本発明の第１の実施例が図１に示されてい
る。キャビン５の前面パネル６には開口７が設けられ、
この開口７に連通するように前面パネル６の内側には凹
所８が形成されている。この開口７は蓋９によって開閉
されるようになっている。 【０００９】ブロアユニット２、クーラユニット３及び
ヒータユニット４は前面パネル６の前面外部から蓋９を
開いて開口７を通して凹所８内に据え付けられる。な
お、図１において、10はフロントウインド、11は操向
輪、12は前輪である。 【００１０】しかして、ブロアユニット２、クーラユニ
ット３及びヒータユニット４は前面パネル６の前面外部
から脱着しうるので、これらユニット２、３、４のレイ
アウト、構造上の制約が少なくなるのみならずその据付
け、取り外し、点検、整備の際の作業スペースや作業姿
勢の制約が少くなり、従って、これら作業を容易に行う
ことができる。 【００１１】そして、これら作業の終了後、開口７を蓋
９で閉じれば、キャビン５の美観を損なうことがない。
また、これらユニット２、３、４を凹所８内に収容すれ
ば、これらユニット２、３、４を容易に据え付けること
ができる。 【００１２】上記第１の実施例においては、ブロアユニ
ット２、クーラユニット３及びヒータユニット４を組み
合わせた状態で前面パネル６の前面外部から脱着できる
が、図２に示すように、クーラユニット３のみを前面パ
ネル６の前面外部から脱着できるようにすることもで
き、更に、蓋９をビス13で前面パネル６に締結すること
によって開口７を閉じることもできる。 【００１３】なお、図示しないが、ブロアユニット２、
クーラユニット３及びヒータユニット４の任意の１又は
２を前面パネル６の前面外部から脱着できるようにする
こともできる。 【００１４】 【発明の効果】本発明においては、キャビンの前面パネ
ルに開口を設け、この開口を前面パネルの前面外部から
開閉するための蓋を設けるとともにブロアユニット、ク
ーラユニット、ヒータユニットの少なくとも１つを収容
するための凹所を開口に連通するように前面パネルの内
側に形成したため、前面パネルの前面外部から蓋を開け
ることによって凹所内に収容されたユニットが開口を通
して前面パネルの前方に露出するので、このユニットの
脱着及び点検作業を前面パネルの前面外部から開口を通
して手を入れることによって楽な作業姿勢で容易、か
つ、迅速に実施できる。そして、ユニットを取り外した
ときはこのユニットを凹所内から開口を通して外部に取
り出すことができるとともに取り外したユニットは開口
を通して凹所内に再び据え付けることができる。そし
て、ブロアユニット、クーラユニット、ヒータユニット
の少なくとも１つを開口を通して前面パネルの前面外部
から脱着自在に構成したため、これらユニットのレイア
ウトや構成上の制約が少なくなるので構造が簡素化され
そのコストを低減しうる。更に、開口を蓋で閉じれば、
キャビンの美観を損なうことはない。
面図、(B) は略示的正面図である。 【図２】本発明の第２の実施例を示す略示的平面図であ
る。 【図３】従来の車両用空気調和装置の１例を示す透視図
である。 【符号の説明】 １ インストルメントパネル ２ ブロアユニット ３ クーラユニット ４ ヒータユニット ５ キャビン ６ 前面パネル ７ 開口 ８ 凹所 ９ 蓋
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 キャブオーバ型車両のキャビンの前面パ
ネルとインストルメントパネルとの間の空間にブロアユ
ニット、クーラユニット、ヒータユニットを組み合わせ
てなる空気調和装置を設置してなるキャブオーバ型車両
用空気調和装置において、 上記キャビンの前面パネルに開口を設け、この開口を上
記前面パネルの前面外部から開閉するための蓋を設ける
とともに上記ブロアユニット、クーラユニット、ヒータ
ユニットの少なくとも１つを収容するための凹所を上記
開口に連通するように上記前面パネルの内側に形成し、
上記開口を通して上記ブロアユニット、クーラユニッ
ト、ヒータユニットの少なくとも１つを上記前面パネル
の前面外部から脱着自在に構成したことを特徴とするキ
ャブオーバ型車両用空気調和装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20158094A JP3504737B2 (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | キャブオーバ型車両用空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20158094A JP3504737B2 (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | キャブオーバ型車両用空気調和装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0848132A JPH0848132A (ja) | 1996-02-20 |
| JP3504737B2 true JP3504737B2 (ja) | 2004-03-08 |
Family
ID=16443418
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20158094A Expired - Fee Related JP3504737B2 (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | キャブオーバ型車両用空気調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3504737B2 (ja) |
-
1994
- 1994-08-04 JP JP20158094A patent/JP3504737B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0848132A (ja) | 1996-02-20 |
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