JP3504319B2 - 曲げ加工セル - Google Patents

曲げ加工セル

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JP3504319B2
JP3504319B2 JP03599794A JP3599794A JP3504319B2 JP 3504319 B2 JP3504319 B2 JP 3504319B2 JP 03599794 A JP03599794 A JP 03599794A JP 3599794 A JP3599794 A JP 3599794A JP 3504319 B2 JP3504319 B2 JP 3504319B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、下部テーブルに設け
られた下型と上下動自在な上型との協働でワークに曲げ
加工を行う曲げ加工機において、この曲げ加工機にワー
クを搬入,搬出せしめると共に曲げ加工時の補助の役目
を果する各種装置を備えた曲げ加工セルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワークに折曲げ加工を行う曲げ加
工機として、例えば実開昭62−25008号公報や特
開昭62−199227号公報などでプレスブレーキが
一般によく知られている。このプレスブレーキで例えば
立体駐車場床板,製缶部材などに使用すべく、例えば長
さが2500〜6000mm,幅が300〜1500m
mからなると共に重量が例えば260kgもあるワーク
に折曲げ加工を行う際には、例えばクレーンにてワーク
を吊り上げ、かつ4〜5人の作業者により曲げ加工機へ
ワークを供給し、位置決めを行い、必要に応じてワーク
の反転を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の曲げ加工機でワークに折曲げ加工を行うときのワー
クのハンドリング中、ワークが下型,上型からなる金型
に接触し、金型の摩耗,損傷などが発生し、曲げ精度を
低下せしめるという問題があった。
【0004】また、ワークを曲げ加工機へ供給する際、
随時4〜5人程度の作業者を要し、非効率,非能率的で
あると共に人件費のアップとなっていた。さらに、クレ
ーンの作業は常に危険であり、安全作業を確保するのが
困難であった。
【0005】この発明の目的は、特に大型重量物のワー
クに曲げ加工を行う際、人手を要さず、すべての工程を
自動化すると共に、省力化,安全性を確保した曲げ加工
セルを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前述のごとき従
来の問題に鑑みてなされたもので、請求項1に係る発明
は、上下に対向したパンチ,ダイによってワークの折曲
げ加工を行う曲げ加工機の前側及び後側に支持フレーム
を前後動自在かつ上下動自在に設け、前記前側の支持フ
レーム上に、前記ダイを越えてワークを後方向へ移送自
在のフロントコンベアを設けると共に曲げ加工時におけ
るワークのはね上りに追従してワークを支持するフロン
ト追従装置を設け、前記後側の支持フレーム上に、前記
ダイを越えてワークを前方向へ移送自在のリアコンベア
を設けると共に曲げ加工時におけるワークのはね上りに
追従してワークを支持するリア追従装置を設け、前記曲
げ加工機の前側に、折曲げ加工されたワークを左右方向
に搬送するためのサイドローラを昇降自在に設けた構成
である
【0007】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
曲げ加工セルにおいて、前側の前記支持フレーム上に、
ワークの表裏を反転するための反転装置を備えた構成で
ある
【0008】請求項3に係る発明は、請求項1又は2に
記載の加工セルにおいて、前後の前記各支持フレーム上
に、前記ダイ上をワークが前後方向に通過する際に前記
ダイの上方に位置してダイとワークとの干渉を防止する
金型プロテクターをそれぞれ備えた構成である
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0013】図1および図2を参照するに、曲げ加工セ
ル1は曲げ加工機3を備えており、この曲げ加工機3に
おける金型(詳細後述)の前後位置にワークを移送しか
つ支持せしめる昇降自在なフロント,リアコンベヤ5
F,5Rが左右方向(図1において上下方向)に適宜な
間隔で複数(本実施例で4セット)設けられている。
【0014】このフロント,リアコンベヤ5F,5Rの
側方位置にはワークを金型の方向へ押圧するフロント,
リアプレッシャ7F,7Rが複数(本実施例で4セッ
ト)設けられている。また、金型の前後位置には曲げ加
工時におけるワークのはね上りを追従するフロント,リ
ア追従装置9F,9Rが設けられている。さらに、フロ
ント,リアコンベア5F,5Rの側方にはワークが金型
上を通過する際金型の上方へ位置し金型とワークとの干
渉を防止するフロント,リア金型プロテクター11F,
11Rが複数(本実施例で4セット)設けられている。
【0015】前記フロント,リアコンベヤ5F,5Rの
側方下方位置には折曲げられたワークを左右方向の一側
(本実施例では図1において上側)へ搬送する昇降自在
な搬出コンベヤとしての例えばサイドローラ13が複数
(本実施例では4個)設けられている。
【0016】前記フロントコンベヤ5Fの前側(図1に
おいて右側)にはワークを搬送する搬送コンベヤ15が
左右方向へ適宜な間隔で複数(本実施例では4セット)
設けられている。この各搬送コンベヤ15の側方位置に
はワークの表裏を反転せしめる反転装置17が設けられ
ている。また、前記搬送コンベヤ15と平行して左右方
向には複数(本実施例では3個)の補助ローラ19が設
けられている。
【0017】前記搬送コンベヤ15の前側(図1,図2
において右側)にはワークを積載するワーク台21が設
けられていると共に、このワーク台21の上方にはワー
ク台21に積載されているワークを一枚ずつ吸着して持
ち上げ前記搬送コンベヤ15へ搬送せしめる昇降自在な
吸着コンベヤ23が設けられている。
【0018】前記金型の後側には詳細を後述するワーク
の端面が突当てられてワークの位置決めを行うバックゲ
ージが前後動自在に設けられ、このバックゲージの突当
て部材が左右方向へ移動して位置決めされる複数のエリ
アEが左右方向へ前記各種部材に干渉しない位置に設け
られている。
【0019】前記曲げ加工機3は、図3に示されている
ように、サイドフレーム25L,25Rを備えており、
このサイドフレーム25L,25Rにおける前部の下部
には下部テーブル27が固定して設けられている。この
下部テーブル27上には下型としてのダイDが取付けら
れている。また、サイドフレーム25L,25Rにおけ
る上部には油圧シリンダ29が設けられており、この各
油圧シリンダ29に装着されたピストンロッドには上下
動自在なラム31が設けられている。このラム31の下
部には前記ダイDに対向した上型としてのパンチPがホ
ルダ33を介して取付けられている。
【0020】上記構成により、ダイD上にワークを載置
し油圧シリンダ29を作動せしめてラム31を上下動せ
しめることによって、パンチPとダイDとの協働でワー
クに曲げ加工が行われることになる。
【0021】ワークに曲げ加工を行う際にワークの端面
を位置決めする必要がある。このワークの位置め行うた
めに、ダイDの後方(図3において左方)には前後動自
在なバックゲージ35が設けられている。このバックゲ
ージ35の前部には突当て部材37が設けられており、
この突当て部材37にはワークの端面が突当てられたこ
とを検出するタッチセンサ39が備えられている。
【0022】また、前記サイドフレーム25Lには検出
板41が取付けられており、この検出板材41の上部前
面には位置検出装置43が設けられている。この位置検
出装置43によって前記ラム31が下降された際のラム
位置を検出することができる。さらにサイドフレーム2
5Lの側面には制御ボックス45が取付けられている。
この制御ボックス45にはベンダントアーム47の一端
が接続されており、このベンダントアーム47の他端に
はNC装置49が取付けられてい。このNC装置49は
曲げ加工機3を制御するもので、NC装置49には、前
記タッチセンサ39並びにに位置検出器43などが接続
されているものである。
【0023】したがって、タッチセンサ39によりワー
クが突当て部材37に突当てられたことを検出すると、
検出信号がNC装置49に送られて前記ラム31が下降
されるようになっている。また、位置検出装置43によ
り検出された検出信号がNC装置49に送られてラム3
1の上下動が制御されることになる。
【0024】前記フロント,リアコンベヤ5F,5R
は、図2および図4に示されているように、床面上に設
けられた台車51F,51R上に取付けられている。す
なわち、この台車51F,51Rはベース53F,53
Rを備えており、このベース53F,53Rの前後,左
右には回転自在なローラ55は支承されており、このロ
ーラ55が床面上に前後方向へ延伸して敷設されたガイ
ドレール57に沿って移動自在となっている。
【0025】前記ベース53F,53Rには駆動モータ
59を備えており、この駆動モータ59にはスプロケッ
ト,チェンなどによる伝達部材61が連結され、この伝
達部材61がベース53F,53Rに設けられている。
しかも前記ベース53F,53Rにおける左右両側には
固定フレーム63が一体化されており、この各固定フレ
ーム63の内側には上下動自在な移動フレーム65が設
けられている。この各移動フレーム65がボールスクリ
ュージャッキ67によって上下動されるようになってい
る。
【0026】前記各移動フレーム65上には支持フレー
ム69が一体化されている。前記ベース53F,53R
の左右方向におけるほぼ中央部には図4に示されている
ように、エアシリンダ71が取付けられており、このエ
アシリンダ71に装着されたピストンロッド73の先端
は前記支持フレーム69に固定されている。この支持フ
レーム69上には前記フロント,リアコンベヤ5F,5
Rが設けられている。
【0027】上記構成により、駆動モータ59を駆動せ
しめると、伝達部材61を介してローラ55が回転され
るから、台車51F,51Rが前後方向へ移動されるこ
とになる。またボールスクリュージャッキ67により固
定フレーム63に対して上下方向へ移動されるから支持
フレーム69が上下動されることになる。したがって、
フロント,リアコンベヤ5F,5Rが曲げ形状により、
ダイDの上面を基準として上下動されると共に金型方向
である前後方向へ移動されることになる。なお、支持フ
レーム69が上下動される際、エアシリンダ71が作動
してスムーズに上下動されるものである。
【0028】前記フロントコンベヤ5Fとしては図5お
よび図6に示されているように、前記支持フレーム69
上に複数の支持ブロック75を介してコンベヤフレーム
77が一体化されている。前記支持フレーム69上には
駆動モータ79が取付けられており、この駆動モータ7
9の出力軸81には駆動スプロケット83が嵌合されて
いる。また、左右方向(図5において上下方向)へ延伸
した回転シャフト85が設けられており、この回転シャ
フト85の一端(図5において下端)にはスプロケット
87が嵌合されている。このスプロケット87と前記駆
動スプロケット83とにはチェン89が巻回されてい
る。
【0029】前記回転シャフト85には適宜な間隔で4
個のスプロケット91が嵌合されている。この各スプロ
ケット91にはチェン93を介してスプロケット95が
設けられている。この各スプロケット95には回転シャ
フト97が装着されており、この各回転シャフト97に
はスプロケット99が嵌合されている。前記コンベヤフ
レーム77の図6において右側には回転可能なスプロケ
ット101が支承されており、このスプロケット101
と前記スプロケット99とには搬送チェーン103が巻
回されている。
【0030】上記構成により、駆動モータ79を駆動せ
しめると、出力軸81を介して駆動スプロケット83が
回転される。この駆動スプロケット83の回転によりチ
ェン89、スプロケット87を介して回転シャフト85
が回転される。さらにこの回転シャフト85の回転によ
りスプロケット91,チェン93,スプロケット95,
回転シャフト97を介してスプロケット99が回転され
るから搬送チェン103が図5,図6において矢印で示
したごとく左方向へ走行回転されてワークが曲げ加工機
3側へ搬送されることになる。
【0031】前記リアコンベヤ5Rとしては図7および
図8に示されているように、前記フロントコンベヤ5F
と同様な駆動機構となっているから、同一符号を符して
重複する説明は省略する。すなわち、駆動モータ79が
支持フレーム69の右側に設けられていると共に、各伝
達機構も右側に取付けられているだけの違いである。
【0032】上記構成により、駆動モータ79を駆動せ
しめると、出力軸81を介して駆動スプロケット83が
回転され、チェン89,スプロケット87,回転シャフ
ト85,スプロケット91,チェン93,スプロケット
95,および回転シャフト97を介してスプロケット9
9が回転されるから、搬送チェン103が図7,図8に
おいて矢印で示した如く右方向へ走行回転されてワーク
が曲げ加工機3側へ搬送されることになる。
【0033】前記各フロントプッシャ7Fとしては、図
9および図10に示されているように、フレーム105
を備えており、各フレーム105には前後方向(図9,
図10において左右方向)へ延伸したガイドレール10
7が敷設されている。このガイドレール107には複数
のガイド部材109を介してプッシャ部材111が設け
られている。前記各フレーム105の前後端(図10に
おいて左右端,および中央部分には回転可能なプーリ1
13,115,117が取付けられていると共に複数の
回転可能な補助プーリ119が取付けられている。しか
も、このプーリ113,115,117および119に
はベルト121が巻回されている。このベルト121の
一部には前記プッシャ部材111が取付けられている。
【0034】前記各プーリ117には左右方向(図9に
おいて上下方向)へ延伸した中空軸123が装着されて
いる。この中空軸123の一端(図9において上端)に
は位置検出器としての例えばエンコーダ125が取付け
られている。前記中空軸123は伝達機構127を介し
て駆動モータ129が連結されている。
【0035】上記構成により駆動モータ129を駆動せ
しめると、伝達機構127を介して中空軸123が回転
される。この中空軸123の回転によりベルト121が
図10において左方向へ走行回転されることによりプッ
シャ部材111が図10において左方向へ移動されるこ
とになる。このプッシャ部材111の移動量はエンコー
ダ125により検出されることになる。
【0036】前記各プッシャ部材111の先端部111
Aは、図11に示されているように、ピン131を支点
として実線の状態から2点鎖線の状態のように上下方向
へ揺動されるようになっている。すなわち、各プッシャ
部材111が最後端時(図10において最右端時)に揺
動される。
【0037】リアプッシャ7Rとしては、図12および
図13に示されているように、前記フロントプッシャ7
Fと同様な駆動機構となっているから、同一部材には同
一符号を符して重複する説明を省略する。すなわち、駆
動モータ129が中空軸123の左側に設けられている
と共に、プッシャ部材111が逆向きにベルト121に
取付けられているだけの違いである。
【0038】上記構成により駆動モータ129を駆動せ
しめると、中空軸123が回転されてベルト121が図
13において右方向へ走行回転されることにより右方向
へ移動されることになる。このプッシャ部材111の移
動量はエンコーダ125により検出されることになる。
【0039】前記各プツシャ部材111の先端部分11
1Bは、図14に示されているように、ピン133で固
定され、揺動しないようになっている。
【0040】前記フロント追従装置9Fとしては、図1
5および図16に示されているように、前後方向(図1
5,図16において左右方向)へ延伸した各ワーク支持
部材135を備えており、この各ワーク支持部材135
には適宜な間隔で複数の電磁マグネット137が設けら
れている。前記各ワーク支持部材135の下方には支持
ブロック139が設けられており、この各支持ブロック
139には左右方向(図15において上下方向,図16
において紙面に対して直交する方向)へ延伸した駆動軸
141に装着されている。しかも、この駆動軸141に
リンク143の一端が装着されていると共に前記支持ブ
ロック139の左上端にはピン145でリンク147が
枢支されている。
【0041】前記リンク143,147の他端はピン1
49,151でリンク153,155の一端が枢支され
ていると共に、リンク153,155の他端は前記ワー
ク支持部材135に取付けられている。また、前記駆動
軸141の一端(図15において下端)にギヤ157が
嵌合されており、のギヤ157には駆動モータ159の
出力軸に嵌合されたギヤ161が噛合されている。
【0042】上記構成により、駆動モータ159を駆動
せしめると、出力軸,ギヤ161,157を介して駆動
軸141が回転される。この駆動軸141の回転によ
り、リンク143,147が反時計方向廻りに回動され
るので、リンク153,155を介してワーク支持部材
135が実線の位置から2点鎖線の位置へ回動されてワ
ークが曲げられるにつれて追従しワークを支持する役目
を果すものである。
【0043】リア追従装置9Rは、図17および図18
に示されているように、前記フロント追従装置9Fと同
様な駆動機構となっているから、同一部品には同一符号
を符して重複する説明は省略する。すなわち、駆動モー
タ159、各リンク機構が右側に設けられているだけの
違いである。要はワーク支持部材135が時計方向廻り
に揺動してワークを支持するのである。
【0044】前記フロント金型プロテクター11Fとし
ては図19および図20に示されているように、前記支
持フレーム69上には複数の支持ブロック171を介し
て各フレーム173が設けられている。この各フレーム
173上の図19,図20において右側には駆動シリン
ダ175が取付けられており、この駆動シリンダ175
に装着されたピストンロッド177の先端(左端)には
搬送チェン179が設けられている。
【0045】前記フレーム173上の図19,図20に
おいて左側にはガイドレール181が敷設されており、
このガイドレール181には複数のガイド部材183を
介して前記搬送チェン179が設けられている。
【0046】上記構成により、駆動シリンダ175を作
動させると、ピストンロッド177を介して搬送チェン
179がガイドレール181に案内されて図19,図2
0において実線の位置から2点鎖線の位置へ移動される
ことになる。この2点鎖線の位置へ移動された状態が前
記ダイDの上方に位置し、ワークWがダイD上を通過す
る際、ダイDへの損傷、傷などを防止する役目を果して
いる。
【0047】通常パスライン高さに位置しており、ワー
クのダイD上方移動の際にフロントコンベヤ5Fが上方
へ移動し、その後駆動シリンダ175により、フロント
金型プロテクター11FはダイDの上方位置に移動し、
ダイDの損傷、傷などを防止することができる。
【0048】リア金型プロテクター11Rとしては、上
述したフロント金型プロテクター11Fの構造と同様で
あって、向きを反対にしただけであるので、図面並びに
説明を省略する。
【0049】前記各サイドローラ13としては、図21
および図22に示されているように、各フレーム185
を備えており、この各フレーム185の図22において
左右両側上にはフランジ付ボールブッシュ187が設け
られており、このフランジ付ボールブッシュ187には
中円筒状のガイド部材189が設けられている。この各
ガイド部材189にはガイドロッド191が上下動自在
に装着されている。この各ガイドロッド191の上部に
は支持フレーム193が取付けられている。
【0050】前記各フレーム185の図22においてほ
ぼ中央部には昇降用シリン195が取付けられており、
この昇降用シリンダ195に装着されたピストンロッド
197の先端は前記支持フレーム193に取付けられて
いる。この支持フレーム193の図22において両側に
は搬送ローラ用フレーム199が一体化されている。こ
の各搬送ローラ用フレーム199には回転自在な搬送ロ
ーラ201が支承されている。この各搬送ローラ201
は図示省略のすでに公知のスプロケット,チェンおよび
駆動モータによって同時的に回転されるようになってい
る。
【0051】上記構成により、昇降用シリンダ195を
作動せしめるとピストンロッド197を介して支持フレ
ーム193が上昇されることになる。この支持フレーム
193が上昇される際、ガイドロッド191がガイド部
材189に案内されて上昇し、支持フレーム193がス
ムーズに上昇するための案内の役目を果している。
【0052】支持フレーム193が上昇することによっ
て搬送ローラ201がパスラインより上方に位置決めさ
れて、曲げ加工されたワークを図21において矢印で示
した如く上方向へ搬送し搬出されることになる。
【0053】前記搬送コンベヤ15としては、図23お
よび図24に示されているように、支持フレーム203
上には複数の支持ブロック205を介してコンベヤフレ
ーム207が一体化されている。前記支持フレーム20
3上には駆動モータ209が取付けられており、この駆
動モータ209の出力軸211には駆動スプロケット2
13が嵌合されている。また、左右方向(図23におい
て上下方向)へ延伸した回転シャフト215が設けられ
ており、この回転シャフト215の一端(図23におい
て下端)にはスプロケット217が嵌合されている。こ
のスプロケット217と前記駆動スプロケット21とに
はチェン219が巻回されている。
【0054】前記回転シャフト215には適宜な間隔で
4個のスプロケット221が嵌合されている。この各ス
プロケット221にはチェン223を介してスプロケッ
ト225が設けられている。この各スプロケット225
には回転シャフト227が装着されており、この各回転
シャフト227にはスプロケット229が嵌合されてい
る。前記コンベヤフレーム207の図24において左側
には回転可能なスプロケット231が支承されており、
このスプロケット231と前記スプロケット229とに
は搬送チェン233が巻回されている。
【0055】上記構成により、駆動モータ209を駆動
せしめると、出力軸211を介して駆動スプロケット2
13が回転される。この駆動スプロケット213の回転
によりチェン219,スプロケット217を介して回転
シャフト215が回転される。さらに、この回転シャフ
ト215の回転によりスプロケット221,チェン22
3、スプロケット225、回転シャフト227を介して
スプロケット229が回転されるから各搬送チェン23
1が図23,図24において矢印で示したごとく左方向
へ走行回転されてワークがフロントコンベヤ5F側へ搬
送されることになる。
【0056】前記反転装置17としては、図25および
図26に示されているように、左右方向(図25におい
て上下方向)に適宜な間隔で4個の反転バー235A,
235Bが前後方向(図25において左右方向)に相対
向して設けられている。この各反転バー235A,23
5Bの左,右側には回転軸237A,237Bが図25
において上下方向へ延伸して設けられており、この回転
軸237A,237Bにはスプロケット,チェンなどの
伝達部材239A,239Bを介して駆動モータ241
A,241Bが連結されている。
【0057】上記構成により、駆動モータ241A,2
41Bを駆動せしめると、伝達部材239A,239B
を介して回転軸237A,237Bがそれぞれ反時計,
時計方向廻りに回転されることにより、反転バー235
A,235Bがそれぞれ実線の位置から2点鎖線の位置
へ矢印で示したごとく、反時計、時計方向廻りに回動さ
れることになる。
【0058】図27も併せて参照するに、各反転バー2
35Aの側面にはブラケット243が取付けられてお
り、このブラケット243には支持ブロック245を介
して押しシリンダ247が設けられている。この押しシ
リンダ247に装着されたピストンロッド249の先端
には押出しバー251が取付けられている。
【0059】上記構成により、ワークを反転バー235
Aに載せられた状態で、反転バー235Aを図27にお
いて実線の位置へ反時計方向廻りに回動させ、さらに2
点鎖線の位置へ回動させながら、押しシリンダ247を
作動させると押出しバー251が実線の位置から2点鎖
線の位置へ回動してワークを反転バー235Bへ押し出
して反転が行われることになる。
【0060】図25において各反転バー235Aと各反
転バー235Bとの間には、前記押出しバー251で押
出されたワークの下端部を支持するワーク支持部材とし
ての複数のピボット253が設けられている。より詳細
には、図28に示されているように、ブラケット255
には支持フレーム257が複数のボルト259で取付け
られている。
【0061】前記支持フレーム257には複数の取付け
ブロック261が複数のボルトで取付けられており、こ
の各取付けブロック261にはピボット駆動シリンダ2
63の下端が設けられている。このピボット駆動シリン
ダ263に装着されたピストンロッド265の先端には
前記ピボット253が設けられている。この各ピボット
253はピン267で回動可能に枢支されている。
【0062】前記支持フレーム257の上部には複数の
支持ピン269が取付けられており、この支持ピン26
9は前記ピボット253が上昇した際に、ピボット25
3に形成されたU字形状の係止溝253Uが係合して支
持されるようになっている。
【0063】上記構成により、ピボット駆動シリンダ2
63を作動せしめると、ピストンロッド265を介して
ピボット253がピン267を支点して回動して上昇
し、係止溝253Uが支持ピン269に係合してそれ以
上上昇しないように支持されることになる。すなわち、
ピボット253が実線の位置から2点鎖線の位置まで上
昇されることになる。
【0064】このピボット253が上昇した状態でワー
クが旋回したときの軸の役目を果し、ワークの滑りを防
止している。ワークの折曲げられたフランジが長い場合
には図28の左側にピボット253でワークの滑りを防
止し、右側のピボット253がワークの自重で沈むよう
になっている。ワークがフラットの場合には右側のピボ
ット253でワークの滑りを防止する。
【0065】ピボット253はワークの種々のフランジ
長さに対応すべく複数設けてもよく、又左右方向に移動
自在に設けてもよい。
【0066】前記搬送コンベヤ15およびその前側部分
には、図29に示されているように、フレーム271が
立設されている。このフレーム271の図29において
右側フレーム271Rと中側フレーム217Mとの間に
は加工すべきワークWを積載した前記ワーク台21が設
けられている。
【0067】前記フレーム271における上部フレーム
271U上には前後方向(図29において左右方向)へ
移動自在な吸着コンベヤ23が設けられている。すなわ
ち、上部フレーム271U上には前後方向へ延伸したガ
イドレール273が敷設されている。このガイドレール
273には複数のガイド部材275を介して移動フレー
ム277が設けられている。
【0068】この移動フレーム277には上下方向へ移
動自在な複数のガイドロッド279が装着されており、
このガイドロッド279の下端には吸着フレーム281
が一体化されている。この吸着フレーム281には複数
の吸着パッド283が取付けられている。前記移動フレ
ーム277上には昇降モータ285が設けられており、
この昇降モータ285には駆動スプロケット287が連
結されている。しかもこの駆動スプロケット287には
チェン289の一端が固定されていると共に、チェン2
89の他端が前記吸着フレーム281に固定されてい
る。
【0069】上記構成により、昇降モータ281を駆動
せしめると、駆動スプロケット287が回転されるか
ら、チェン289を介して吸着フレーム281が上下動
されることになる。吸着フレーム281が下降してワー
ク台21上に積載されている最上層のワークWを吸着パ
ッド283で吸着せしめる。吸着パッド283でワーク
Wが一枚吸着されると吸着フレーム281が搬送位置ま
で上昇されることになる。
【0070】前記フレーム271の前後端には回転自在
なスプロケット291,293が支承されていると共
に、このスプロケット291と293とには移動チェン
295が巻回されている。この移動チェン295の一部
には前記移動フレーム277が取付けられている。ま
た、前記フレーム271における右側フレーム271R
の上部側面には移動モータ297が設けられている。こ
の移動モータ297にはスプロケット299が連結され
ていると共に、前記スプロケット291の同軸には別の
スプロケット301が嵌合されている。しかもこのスプ
ロケット301と前記スプロケット299とにはチェン
303が巻回されている。
【0071】上記構成により、移動モータ297を駆動
せしめると、スプロケット299が回転される。このス
プロケット299の回転によりチェン303、スプロケ
ット301を介してスプロケット291が回転されて、
移動チェン295が例えば図29において左方向へ走行
回転されることにより、移動フレーム277が実線の位
置から2点鎖線の位置まで移動されることになる。
【0072】したがって、ワーク台21上のワークWを
吸着パッド283で吸着せしめて搬送位置まで持ち上げ
た後、移動フレーム277を実線の位置から2点鎖線の
位置まで移動させる。その後、吸着フレーム281を下
降せしめると共に吸着パッド283を解放せしめること
によって、ワークWが搬送コンベヤ15の搬送チェン2
33上に載せられることになる。
【0073】前記ワーク台21上に積載されているワー
クWを一枚ずつ取り出して図30に示されているような
曲げ製品を得る場合の動作を説明する。
【0074】図31に示されているように、ワーク台2
1上に積載されているワークWから吸着フレーム281
を下降せしめて最上層のワークWを吸着パッド283で
吸着せしめた後持ち上げる。ワークWを持ち上げた後、
移動フレーム277を搬送コンベヤ15側へ移動せしめ
て吸着フレーム281が搬送コンベヤ15の上方位置に
到達すると移動フレーム277を停止せしめる。吸着フ
レーム281を下降させて吸着パッド283を解放しワ
ークWを搬送コンベヤ15の搬送チェン233上に載せ
られる。
【0075】搬送コンベヤ15の搬送チェン233上に
載せられたワークWはフロントコンベヤ5F上に移送さ
れる。フロントコンベヤ5F上のワークWはフロントプ
ッシャ7Fにより押圧され、ワークWの端面バックゲー
ジ35の突当て部材37に突当てられて位置決めされ
る。
【0076】突当て部材37に備えられたタッチセンサ
39からの検出信号によりラム31が下降されてパンチ
PとダイDとの協働により、図30に示したワークWの
折曲げ部WA に折曲げ加工が行われる。その際、フロン
ト追従装置9Fが上昇しながら回動されてワークWのは
ね上りに応じて追従してワークWを支持する。
【0077】ワークWの一辺側に折曲げ加工が終了する
と、フロント追従装置9Fを元の位置に戻した後、フロ
ントプッシャ7Fにより折曲げられた片は押圧され、バ
ックゲージ35の突当て部材37に突当てられて位置決
めされる。
【0078】図32に示されているように、突当て部材
37に備えられたタッチセンサ39からの検出信号によ
りラム31が下降されてパンチPとダイDとの協働によ
り図30に示したワークWの折曲げ部WB に折曲げ加工
が行われる。その際、上述と同様にフロント追従装置9
Fが作動してワークWのはね上りに応じて追従してワー
クを支持する。
【0079】図33に示されているように、フロント,
リア金型プロテクター11F,11Rを作動させてダイ
Dの上方に位置決めしてワークWがダイDを通過してリ
アコンベヤ5R上に載せられると共にバックゲージ35
の突当て部材37に突当てることにより位置決めされ
る。上述と同様にして図30に示したワークWの折曲げ
部WC に折曲げ加工が行われる。その際にはリア追従装
置9Rが作動してワークWのはね上りに応じて追従して
ワークWを支持する。
【0080】リア追従装置9Rを元の位置に戻し、さら
にフロント,リア金型プロテクター11F,11Rを作
動させてワークWをフロントコンベヤ5Fを経て搬送コ
ンベヤ15に移送する。搬送コンベヤ15上に載せられ
たワークWは反転装置17の反転バー235A,235
Bを作動させて反転される。すなわち、反転バー235
AによりワークWがほぼ90度に回動した後、図34に
示すように反転バー235Bによって反転される。
【0081】図35に示されるように、フロントコンベ
ヤ5F上に移送された後、上述した要領で図30に示し
た折曲げ部WD に折曲げ加工が行われる。さらに、図3
6に示されているように、上述した要領で、図30に示
した折曲げ部WE に折曲げ加工が行われる。そして、リ
ア追従装置9Rを元の位置に戻すことにより、図37に
示したようにワークWの折曲げ部WA 〜WE に折曲げ加
工が終了して図30に示したような折曲げ製品が得られ
るのである。そしてサイドローラ13により搬出される
ことになる。
【0082】このようにして、特に大型重量物のワーク
に曲げ加工を行う際、人手を要さず、すべての工程が自
動化されて折曲げ加工を行うことができると共に、省力
化,安全性を確保することができる。
【0083】曲げ加工機3におけるダイDの前後位置に
フロント,リアコンベヤ5F,5Rを設けたことによ
り、ワークWを安定して支持させることができる。フロ
ント,リアコンベヤ5F,5Rの側方位置に金型のダイ
D側へ押圧するフロント,リアプッシャ7F,7Rを設
けたことによりフロントプッシャ7Fの作動によりバッ
クゲージ35の突当て部材37にワークWが突当てられ
るから、ワークWを自動的に位置決めでき、位置決め精
度の向上を図ることができる。
【0084】バックゲージ35の突当て部材37にタッ
チセンサ39を備えることにより、このタッチセンサ3
9の検出信号によりラム31の上下動を自動的に行うこ
とができる。また、フロント,リアコンベヤ5F,5R
の側方にフロント,リア追従装置9F,9Rを設けたこ
とにより、ワークWの曲げ時におけるワークWのはり上
りに追従してワークWを支持せしめることができる。し
たがって、ワークWの腰折れを防止することができる。
【0085】フロント,リアコンベヤ5F,5Rの側方
にフロント,リア金型プロテクター11F,11Rを設
けたことにより、金型(ダイD)とワークWとの干渉を
防止でき、金型の損傷、ワークの傷を防止することがで
きる。
【0086】フロントコンベヤ5F側に搬出コンベヤと
してのサイドローラ13を設けたことにより、折曲げら
れたワークWを左右方向の一側に容易に搬出させること
ができる。
【0087】搬送コンベヤ15に反転装置17を設けた
ことによりワークWの反転作業を自動的に行うことがで
きる。搬送コンベヤ15の前側にワーク台21と吸着コ
ンベヤ23を設けたことにより、ワーク台21上に積載
されているワークWから一枚ずつ取り出して加工すべき
ワークWを自動的に曲げ加工機3へ供給することができ
る。
【0088】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宜な変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。
【0089】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、この発明によれば、ワークに曲げ加工を行う
際、人手を要さず、すべての工程が自動化されて折曲げ
を行うことができると共に、省力化,安全性を確保する
ことができる。特に大型重量物のワークを折曲げるのに
有効的である。
【0090】
【0091】
【0092】フロント,リアコンベヤの側方にフロン
ト,リア金型プロテクターを設けたことにより、金型と
ワークとの干渉を防止でき、金型の損傷、ワークの傷を
防止することができる。
【0093】
【0094】搬送コンベヤに反転装置を設けたことによ
り、ワークの反転作業を自動的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の曲げ加工セルの一実施例を示す平面
図である。
【図2】図1における側面図である。
【図3】曲げ加工機における側面図である。
【図4】図2におけるフロント,リアコンベヤを載せた
台車の正面図である。
【図5】フロントコンベヤの平面図である。
【図6】図5における側面図である。
【図7】リアコンベヤの平面図である。
【図8】図7における側面図である。
【図9】フロントプッシャの平面図である。
【図10】図9における側面図である。
【図11】図10におけるプッシャ部材の拡大図であ
る。
【図12】リアプッシャの平面図である。
【図13】図12における側面図である。
【図14】図13におけるプッシャ部材の拡大図であ
る。
【図15】フロント追従装置の平面図である。
【図16】図15における側面図である。
【図17】リア追従装置の平面図である。
【図18】図17における側面図である。
【図19】フロント金型プロテクターの平面図である。
【図20】図19における側面図である。
【図21】サイドローラの平面図である。
【図22】図21における側面図である。
【図23】搬送コンベヤの平面図である。
【図24】図23における側面図である。
【図25】搬送コンベヤに設けられた反転装置の平面図
である。
【図26】図25における側面図である。
【図27】反転装置における反転バー部分の拡大図であ
る。
【図28】反転装置におけるピボット部分の拡大図であ
る。
【図29】ワーク台と吸着コンベヤにおける側面図であ
る。
【図30】折曲げられたワークの一側を示す側面図であ
る。
【図31】ワークを折曲げる動作の説明図である。
【図32】ワークを折曲げる動作の説明図である。
【図33】ワークを折曲げる動作の説明図である。
【図34】ワークを折曲げる動作の説明図である。
【図35】ワークを折曲げる動作の説明図である。
【図36】ワークを折曲げる動作の説明図である。
【図37】ワークを折曲げる動作の説明図である。
【符号の説明】
1 曲げ加工セル 3 曲げ加工機 5F,5R フロント,リアコンベヤ 7F,7R フロント,リアプッシャ 9F,9R フロント,リア追従装置 11F,11R フロント,リア金型プロテクター 13 サイドローラ(搬出コンベヤ) 15 搬送コンベヤ 17 反転装置 21 ワーク台 23 吸着コンベヤ 27 下部テーブル 31 ラム 35 バックゲージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21D 5/02 B21D 43/04 B21D 43/14 B21D 43/18 B21D 43/24 B21D 45/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に対向したパンチ(P),ダイ
    (D)によってワーク(W)の折曲げ加工を行う曲げ加
    工機(3)の前側及び後側に支持フレーム(69)を前
    後動自在かつ上下動自在に設け、前記前側の支持フレー
    ム(69)上に、前記ダイ(D)を越えてワーク(W)
    を後方向へ移送自在のフロントコンベア(5F)を設け
    ると共に曲げ加工時におけるワーク(W)のはね上りに
    追従してワーク(W)を支持するフロント追従装置(9
    F)を設け、前記後側の支持フレーム(69)上に、前
    記ダイ(D)を越えてワーク(W)を前方向へ移送自在
    のリアコンベア(5R)を設けると共に曲げ加工時にお
    けるワーク(W)のはね上りに追従してワーク(W)を
    支持するリア追従装置(9R)を設け、前記曲げ加工機
    (3)の前側に、折曲げ加工されたワークWを左右方向
    に搬送するためのサイドローラ(13)を昇降自在に設
    けたことを特徴とする曲げ加工セル。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の曲げ加工セルにおい
    て、前側の前記支持フレーム(69)上に、ワーク
    (W)の表裏を反転するための反転装置(17)を備え
    たことを特徴とする曲げ加工セル。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の曲げ加工セルに
    おいて、前後の前記各支持フレーム(69)上に、前記
    ダイ(D)上をワーク(W)が前後方向に通過する際に
    前記ダイ(D)の上方に位置してダイ(D)とワーク
    (W)との干渉を防止する金型プロテクター(11F,
    11R)をそれぞれ備えたことを特徴とする曲げ加工セ
    ル。
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