JP3502657B2 - 反対立体配置の廃棄物からのl−(−)−カルニチンの改良製造法 - Google Patents

反対立体配置の廃棄物からのl−(−)−カルニチンの改良製造法

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    • C07D305/10Heterocyclic compounds containing four-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atoms not condensed with other rings having one or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、L−(−)−カルニチ
ンの立体配置と反対の立体配置を有する不斉炭素原子を
含む出発化合物からL−(−)−カルニチンを製造する
改良方法に関する。本発明の方法は、まず出発化合物を
アキラルな中間体、一般にクロトノベタインまたはガン
マブチロベタインに変換し、次いでこのアキラルな中間
体をL−(−)−カルニチンに変換する従来法の欠点を
克服するものである。本発明の方法は出発化合物として
D−(+)−カルニチンアミドまたはD−(+)−カル
ニチンニトリルを用いる。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】カル
ニチンは単一の不斉中心を含み、それゆえD−(+)−
カルニチンおよびL−(−)−カルニチンと称される2
個の鏡像体(エナンチオマー)として存在する。このう
ち、L−(−)−カルニチンだけが生体系に見出され、
それはミトコンドリア膜を通って脂肪酸を輸送するため
のビヒクルとして作用する。L−(−)−カルニチンが
生理化学的に活性な鏡像体であるのにもかかわらず、
D,L−カルニチンラセミ体が治療剤として慣用的に用
いられて来た。しかしながら、今やD−(+)−カルニ
チンはカルニチンアシルトランスフェラーゼの競合的イ
ンヒビターであること、そして、それは心筋層および骨
格筋肉内のL−(−)−カルニチンの濃度を減ずること
が認められている。
【0003】従って、血液透析処置或は心臓または脂質
代謝疾患のための処置を受けている患者には、L−
(−)−カルニチンのみを投与することが重要である。
同じ要件は脳代謝、末梢神経病、末梢血管病等の疾病を
処置するためのカルニチンのアシル誘導体の治療的利用
にも適用される。これらの疾病はL−(−)−カルニチ
ンのアシル化により得られるアセチルL−(−)−カル
ニチンおよびプロピオニルL−(−)−カルニチンによ
り典型的に処置される。
【0004】種々の化学的方法がカルニチンの工業的規
模の製造に試みられて来た。残念ながら、これらの方法
は立体特異性でなくD−(+)−およびL−(−)−異
性体のラセミ混合物を生成する。従って、ラセミ体の鏡
像体成分を分離するために分割手段を適用する必要があ
る。
【0005】典型的には、D,L−ラセミ混合物は、光
学的に活性な酸(例えばD−(−)−酒石酸、D−
(+)−カンファースルホン酸、(+)−ジベンゾイル
−D−(−)−酒石酸、N−アセチル−L−(+)−グ
ルタミン酸およびD−(+)−ショウノウ酸)を反応さ
せて、互いに分離できる2個のジアステレオ異性体を得
る。U.S.特許4,254,053に開示される古典的方法で
は、D−(+)−ショウノウ酸をD,L−カルニチンア
ミドのラセミ混合物の分割剤として用い、副生成物とし
てのD−(+)−カルニチンアミドと共にL−(−)−
カルニチンアミドを得、後者を加水分解してL−(−)
−カルニチンを得る。
【0006】しかしながら、これらの分割手段は複雑で
費用がかかり、しかも全ての場合にL−(−)−カルニ
チンの立体配置と反対の立体配置を有するD−(+)−
カルニチンまたはその前駆体を副生成物としてL−
(−)−カルニチンと等モル量生成することになる。最
近、幾つかの微生物学的方法によりL−(−)−カルニ
チンの工業生産で副生成物として産生する大量のD−
(+)−カルニチン(またはその前駆体、例えばD−
(+)−カルニチンアミド)から得たアキラルな誘導体
の立体特異的トランスフォーメーションを経てL−
(−)−カルニチンを生成することが提案された。
【0007】これらの方法は、一般にクロトノベタイン
のL−(−)−カルニチンへの立体特異的水和に基づく
もので、問題のバイオトランスフォーメーションを達成
するのに用いる具体的な微生物によって主として異な
る。例えばEP 0 12 1444(ハマリ)、EP 0 122 794
(アジノモト)、EP 0 148 132(シグマ−タウ)、J
P 275689/87(バイオル)、JP 61067494(セイテ
ツ)、JP 61234794(セイテツ)、JP 61234788(セ
イテツ)、JP 61271996(セイテツ)、JP 61271995
(セイテツ)、EP 0 410 430(ロンザ)、EP 0 195
614(ロンザ)、EP 0 158 194(ロンザ)およびEP
0 457 735(シグマ−タウ)に開示された方法参照。
【0008】一方、JP 62044189(セイテツ)は、ク
ロトノベタインから酵素的に順次得られるガンマブチロ
ベタインから出発してL−(−)−カルニチンを立体選
択的に生成する方法を開示する。
【0009】これらの方法は全て幾つかの欠点がある。
まず第一に、前述の微生物学的方法では、全てD−
(+)−カルニチンはこれを出発化合物として用いる前
にまずアキラルな化合物(クロトノベタイン、ガンマブ
チロベタイン)に変換しなければならない。
【0010】さらに、これまでに示された微生物学的方
法は、以下の1またはそれ以上の理由から、L−(−)
−カルニチンを工業的規模で製造するには実用的でない
ことが明らかになった。 (i)L−(−)−カルニチンの収量が極端に低い。 (ii)微生物を高価な栄養培地で培養しなければならな
い。 (iii)微生物は低濃度〔2−3%(w/v)まで〕のクロト
ノベタインしか許容できない。 (iv)副反応、例えばクロトノベタインのガンマブチロ
ベタインへの還元またはL−(−)−カルニチンの3−
デヒトロカルニチンへの酸化を生ずる。これらの副反応
はL−(−)−カルニチンの最終収量を減少させる。
【0011】既知方法の全ての前述の欠点を克服するた
めに、本出願と同一の出願人名で1992年12月21
日に出願し、本出願の出願時点では未だ公開されていな
い、イタリア特許出願RM92A000915において、L−
(−)−カルニチンと反対の立体配置を有する副生成物
(例えばD−(+)−カルニチンアミド)から出発し
て、出発副生成物をまずアキラルな中間体に変換すると
いう面倒な操作を必要とせずに、高収率でL−(−)−
カルニチンを得る方法を開示した。
【0012】以下の反応式1で示されるこの方法は、反
応式1
【化6】 D−(+)−カルニチンアミド塩()をD−(+)−
カルニチン()に加水分解することおよび(既知方法
により)()をエステル()にエステル化すること
を含む(式中、R1は好ましくはアリールアルコキシ、
例えばベンジルオキシである)。
【0013】エステル()は、次いでアシル誘導体
)(式中、Y(Xと同一であり得る)は好ましくは
対イオン、例えば過塩素酸塩である)に変換され、
)に溶解性を与える。ORは脱離基であり、式中、
Rは好ましくは1−12個の炭素原子を有するアルキル
スルホニル基、例えばメシルである。
【0014】()から()へのアシル化は、好まし
くはピリジン中、エステル()をアシル化剤RY(式
中、Yはハロゲンであり、Rは上記に定義の通りのアシ
ル基である)と反応させることにより実施する。好まし
くはRYは選択されたアシル基の塩化物である。
【0015】()のエステル基−COR1(R1=ベン
ジルオキシ)はカルボキシル基に加水分解され、かくし
てアシル−D−(+)−カルニチン()が得られ、こ
れをL−(−)−カルニチンのラクトン()に変換す
る。ラクトン化はNaHCO3(比1:1)によるか、ま
たはHCO3 -形に活性化したアンバーライトIRA−4
02塩基性樹脂によるか、またはLA2樹脂による水溶
性塩基性条件下に行うのが適当である。ラクトンはその
水溶液を蒸発させるか、または塩(例えばテトラフェニ
ルホウ酸塩またはライネケ塩)として沈澱させることに
より分離する。
【0016】最後にラクトン()はL−(−)−カル
ニチン分子内塩()に適当に変換する。ラクトンを水
に溶解し、得られる溶液を塩基、例えばNaHCO
3(1:1の割合)により8−24時間処理する。
【0017】L−(−)−カルニチンは、X-アニオン
から、もし、あれば過剰のアシルハロゲン化物から、ま
たはピリジン等から形成される塩より、その水溶液を、
例えばIR 120のような強酸性樹脂上、水で次いで
NH4OHで溶出するか或は先ず強塩基性樹脂、例えば
OH形に活性化したアンバーライトIRA 402上で
溶出し、その後で弱酸性樹脂、例えばアンバーライトI
RC−50上で溶出するクロマトグラフィーによって適
当に精製する。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の方法は、以下の
反応式2に示され、これまでの方法よりも顕著な改良点
を有する。
【0019】反応式2
【化7】
【0020】反応式2を参照して、D−(+)−カルニ
チンニトリル(1)(式中、X-は任意のアニオン、好
ましくは溶解性を与えるアニオンであり、ペルクロレー
ト、テトラフェニルボレート、アルキルスルホネート
(アルキル基は、1〜12個の炭素原子を有する)な
ど)をアシル誘導体(2)(式中、ORは適切な離脱基
である)に変換する。
【0021】このために、(1)から(2)へのアシル
化は、(1)をRY(式中、Yはハロゲン(例えば、塩
素)および無水物R2O(式中、Rは1〜12個の炭素
原子を有するアルキルスルホニル基、ホルミル、または
トリフルオロアセチルである)から選択されるアシル化
剤と反応させることにより行われる。好ましくは、アル
キルスルホニル基は、メタンスルホニル(メシル)、p
−トルエンスルホニル(トシル)、p−ブロモベンゼン
スルホニル(ブロシル)、p−ニトロベンゼンスルホニ
ル(ノシル)、トリフルオロメタンスルホニル(トリフ
リル)、ノナフルオロメタンスルホニル(ノナフリル)
および2,2,2−トリフルオロエタンスルホニル(トレ
シル)である。メシルが特に好ましい。
【0022】RYが塩化物である場合、反応は、ピリジ
ンまたはピリジンアルキル誘導体(アルキル基は、1〜
4個の炭素原子を有する低級アルキルである)中、また
はトリエチルアミンなどの他の塩基性有機溶媒中、もし
くはアセトニトリルまたは塩化メチレンなどの不活性無
水有機溶媒中で、ピリジン、ルチジン、ピコリンまたは
ポリビニルピリジンなどの塩基との混合で起こる。
【0023】アシル化剤は、1:1〜1:10、好まし
く1:3の範囲の比率で加える。生じた反応混合物を、
撹拌しながら、0〜50℃で1〜24時間保持する。
【0024】アシルD−(+)−カルニチンニトリル
(2)は、酸加水分解を経て、常法で、アシルD−
(+)−カルニチンアミド(3)に変換するが、これは
(反応式で示したように)D−(+)−カルニチンアミ
ドをRYでアシル化することにより、直接達成すること
が出来る。
【0025】(2)の加水分解は、酸水性条件下、pH
0〜4、50〜80℃で起こり、10〜48時間で中間
体アシルD−(+)−カルニチンアミド(3)を得、こ
れはアシルD−(+)−カルニチン(4)を形成するも
のである。
【0026】アシルD−(+)−カルニチンアミド
(3)を同条件下で加水分解して、アシルD−(+)−
カルニチン(4)を得る。
【0027】アシルD−(+)−カルニチン(4)から
ラクトン(5)への変換およびラクトン(5)からL−
(−)カルニチン(6)への変換は、前記に引用したイ
タリア特許出願RM92A000915に開示された方法で行
う。
【0028】上記開示方法は、明確さを目的として、4
つに別れた一連の操作段階として記載されているが、そ
れに対応する工業的方法は、2つの段階のみから成るこ
とを理解されるべきである。本発明の方法が工業的方法
として実行される場合、アシルD−(+)−カルニチン
ニトリル(2)は、アシルD−(+)−カルニチンアミ
ド(3)またはアシルD−(+)カルニチン(4)また
はラクトン(5)のいずれかを単離せずとも、直接L−
(−)カルニチン分子内塩(6)に変換することが出来
る。
【0029】実際、アシルD−(+)カルニチンニトリ
ル(2)のエステルは、酸条件で加水分解して化合物
(3)にし、これを更に加水分解して化合物(4)に
し、その後、生じた水溶液を濃縮して、濃縮物をpH7
〜9、好ましくはpH8〜9にし、このpH値で30〜
50時間保持して、L−(−)−カルニチンを得る。こ
うして得られたL−(−)カルニチンを酸性または塩基
性樹脂で処理することにより任意の塩から精製する。
【0030】以下の実施例は、本発明の方法の一態様を
記載するものであり、中間体化合物(2)、(3)およ
び(4)を単離して、物理化学的見地からこれら化合物
の特徴を余すところなく記載した。
【0031】しかしながら、工業的方法が以下の段階の
みから成ることは、有機合成の専門家には明らかであ
る: (a)D−(+)−カルニチンニトリル(1)またはD
−(+)−カルニチンアミド(1')の水酸基をアシル
化剤RY(Rは前記で定義したものと同じである)でア
シル化し、その結果、離脱基ORを形成して、アシルD
−(+)−カルニチンニトリル(2)またはアシルD−
(+)−カルニチンアミド(3)を得る段階;および
(b)(2)または(3)のそれぞれをL−(−)−カ
ルニチン分子内塩(6)に変換する段階。
【0032】実施例 メタンスルホニル−D−カルニチンニトリルペルクロレ
ート(2)の調製 メタンスルホニルクロリド(14.2g、123ミリモ
ル)を5分間にわたり無水ピリジン(200ml)中D−
カルニチンニトリル過塩素酸塩(1)(10g、41ミリ
モル)の溶液に加えた。
【0033】その溶液を1時間撹拌し続け、その後、E
t2O(800ml)を含むエーレンマイヤーフラスコに撹
拌しながら注いだ。形成した沈殿を熱CH3CN/iPr
OHから結晶化した(熱CH3CN中の不溶性残留物を
濾去する)。こうして得られた結晶生成物を熱iPrOH
で粉砕し、化合物(2)9.4gを得た。
【0034】収率=71% 示差温度分析=化合物は155℃で融解する。 [α]D 20=+43゜(C=1%H2O) TLC=シリカゲル 溶出液=CHCl3/MeOH/iPrOH/H2O/AcO
H=42/28/7/10.5/10.5 Rf=0.58
【0035】C817ClN27Sの元素分析
【表1】 C% H% N% Cl% 計算値 29.26 5.34 8.73 11.05 実験値 30.21 5.35 8.47 10.97
【0036】1HNMR(D2O):δ5.78−5.70
(m,1H,-CHOMs),4.12−3.80(m,2H,-
CH2+Me3),3.42(s,3H,CH3SO3-),3.
42−3.35(m,1H,CHCOO-),3.30
(s,9H,-N+Me3),3.20−3.12(m,1H,-
CHCOO-)
【0037】13CNMR(D2O):δ118.695;
71.848;69.616;57.138;41.57
5;25.965
【0038】IR(Kbr)=ν(cm-1)2256(-
C=N),1351および1175(CH3SO3-)
【0039】HPLC カラム=Nucleosil5−SA,直径4.0mm,長さ200
mm 溶出液=CH3CN/KH2PO4 50mM(65/35) pH=3.5(H3PO4による) 流速=0.75ml/分 保持時間=12.80分 検出器=RI Waters 410
【0040】メタンスルホニルD−カルニチンアミドペ
ルクロレート(3)の調製 メタンスルホニルクロリド(9.88g、86.31ミリ
モル)を5分間にわたり、無水ヒドラジン(300ml)
中D−カルニチンアミド過塩素酸塩(1’)(15g、
57.54ミリモル)の溶液に加えた。
【0041】その溶液を室温で1時間15分、撹拌し続
け、その後Et2O(2.5l)を含むエーレンマイヤー
フラスコに撹拌しながら注いだ。こうして得られた沈殿
をiPrOHで還流し、その後デカンテーションした。溶
解しなかった固体残留物を更にiPrOHで洗浄し、その
後乾燥して化合物(3)を10.2g得た。
【0042】収率=52% 示差温度分析=化合物は156〜158℃で融解する。 [α]D 20=+21.5゜(C=1%H2O) TLC=シリカゲル 溶出液=CHCl3/MeOH/iPrOH/H2O/AcO
H=42/28/7/10.5/10.5 Rf=0.52
【0043】C819ClN28Sの元素分析
【表2】 C% H% N% Cl% S% 計算値 28.36 5.65 8.31 10.46 9.46 実験値 28.74 5.60 7.89 10.26 9.25
【0044】1HNMR(DMSO)d6):δ7.60
および7.20(2s,2H,-CONH2),5.4(m,1
H,-CHOMs),4.0−3.62(4m,2H,-CH2
+Me3),3.35(s,3H,CH3SO3-),3.15
(s,9H,N+Me3),2.8−2.7(m,2H,-CH2
ON)
【0045】13CNMR(D2O):δ175.272;
74.831;70.798;56.871;41.52
1;41.308
【0046】IR(Kbr)=ν(cm-1)1696(-
C=O),1333および1174(CH3SO3-)
【0047】HPLC カラム=Nucleosil 5−SA,直径4.0mm,長さ20
0mm 溶出液=CH3CN/KH2PO4 50mM(65/35) pH=3.5(H3PO4による) 流速=0.75ml/分 保持時間=19.83分 検出器=RI Waters 410
【0048】メタンスルホニルD−カルニチンニトリル
ペルクロレート(2)からメタンスルホニルD−カルニ
チン(4)の調製 12NHCl(40ml)中メタンスルホニルD−カルニ
チンニトリルペルクロレート(2)(2g、6.23ミリ
モル)の溶液を撹拌しながら50℃で36時間加熱し
た。反応は、反応開始から2時間後、以下のHPLC分
析により示されたメタンスルホニル−D−カルニチンア
ミド(3)の形成を経て進んで行く。
【0049】反応が終了したら、溶液を減圧下で乾燥さ
せ、油状固体を得、これをCH3CNに溶解した。不溶
性固体を濾去し、濾液をEt2Oに注ぎ、こうして得られ
た沈殿をデカンテーションして単離し、Et2Oで洗浄
し、減圧下で乾燥して、精製していない生成物(4)2
gを得た。
【0050】メタンスルホニル−D−カルニチンアミド
(3) HPLC カラム=Nucleosil5−SA,直径4.0mm 長さ200mm 溶出液=CH3CN/KH2PO4 50mM(65/35),pH=3.5(H3PO4によ
る) 流速=0.75ml/分 保持時間=19.83分 検出器=RI Waters 410
【0051】メタンスルホニル−D−カルニチン(4) HPLC カラム=Nucleosil5−SA,直径4.0mm 長さ200mm 溶出液=CH3CN/KH2PO4 50mM(65/35),pH=3.5(H3PO4によ
る) 流速=0.75ml/分 保持時間=11.38分 検出器=RI Waters 410
【0052】1HNMR(D2O):δ5.70および5.
6(m,1H,-CHOMs),4.06−3.75(m,2
H,-CH2+Me3),3.33(s,3H,CH3SO3-),
3.27(s,9H,N+Me3),3.15−3.00(m,2
H,-CH2COOH)
【0053】こうして得られた生成物は、そのままで更
に精製すること無く、前記に引用したイタリア特許出願
RM92A000195に記載された反応順序で用いて、L−カ
ルニチン分子内塩を得た。
【0054】メタンスルホニル−D−カルニチンアミド
ペルクロレート(3)からメタンスルホニル−D−カル
ニチン(4)の調製 この反応は、既に記載したメタンスルホニルD−カルニ
チンニトリルペルクロレート(2)を出発物質とする反
応と同じように行った。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロベルト・カスタニャーニ イタリア62019レカナティ(マチェラー タ)、ビア・ピアッジャ・カステルヌオ ーボ14番 (72)発明者 マリア・オルネーラ・チンチ イタリア00182ローマ、ビア・エルネス ト・バージレ81番 (72)発明者 フランチェスコ・デ・アンジェリス イタリア00136ローマ、ピアッツァ・ ア・フリッジェリ13番 (72)発明者 パオロ・デ・ウィット イタリア00144ローマ、ビア・ナンキー ノ211番 (72)発明者 ドメニコ・ミシチ イタリア00199ローマ、ビア・バッキリ オーネ3番 (56)参考文献 特開 平6−306028(JP,A) 特開 平6−199751(JP,A) 特開 平1−287065(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07C 227/30 C07B 57/00 360 C07C 229/22 C07M 7:00 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(1)および(1')、 【化1】 (式中、Xは任意の対イオンである)で示されるD−
    (+)カルニチンニトリル(1)およびD−(+)−カ
    ルニチンアミド(1')から選択される、L−(−)−
    カルニチンと反対の配置を有する前駆体からのL−
    (−)カルニチンの製造方法であり: (a)式(1)または(1')の前駆体を式、 【化2】 (式中、ORは適切な離脱基であり、Rは1〜12個の
    炭素原子を有するアルキルスルホニル、ホルミル、およ
    びトリフルオロアセチルから選択される基である)で示
    されるアシル(D)−(+)−カルニチンニトリル
    (2)またはアシルD−(+)−カルニチンアミド
    (3)に変換し; (b)アシルD−(+)−カルニチンニトリル(2)ま
    たはアシルD−(+)−カルニチンアミド(3)を酸加
    水分解の常法により、式、 【化3】 で示されるアシルD−(+)−カルニチン(4)に変換
    し; (c)アシル(D)−(+)カルニチン(4)を塩基性
    条件で処理することにより式、 【化4】 で示されるL−(−)−カルニチンのラクトン(5)に
    ラクトン化し;さらに (d)ラクトン(5)を塩基性溶液中で処理することに
    よりL−(−)−カルニチンに変換し、該溶液を樹脂で
    のクロマトグラフィーにかけることによりL−(−)−
    カルニチン分子内塩を単離することを含んで成る、製造
    方法。
  2. 【請求項2】 前駆体が(1)の化合物である場合、変
    換段階(a)は、前駆体(1)をアシル化剤RY(式
    中、Rは前記に定義したものと同じであり、Yはハロゲ
    ンである)と共にピリジンまたはアルキルピリジン(ア
    ルキル基は、1〜4個の炭素原子を有する低級アルキ
    ル)中、または塩基性有機溶媒中、もしくは不活性無水
    有機溶媒中で処理することにより、式 【化5】 で示されるアシルD−(+)−カルニチンニトリル
    (2)にアシル化することから成り、該アシル化剤を
    1:1〜1:10の範囲の比率で、0〜50℃で1〜2
    4時間加えることを特徴とする、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前駆体が(1')である場合、変換段階
    (a)は、(1')をアシル化剤RY(式中、Rは前記
    に定義したものと同じであり、Yはハロゲンである)と
    共に、ピリジンまたはアルキルピリジン(アルキル基
    は、1〜4個の炭素原子を有する低級アルキル)中、ま
    たは塩基性有機溶媒中、もしくは不活性無水有機溶媒中
    で処理することにより、(3)にアシル化することから
    成り、該アシル化剤を1:1〜1:10の範囲の比率
    で、0〜50℃で1〜24時間加えることを特徴とす
    る、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 アシル化剤RYのYが塩素である、請求
    項2および3記載の方法。
  5. 【請求項5】 アシル化剤を1:3の範囲の比率で加え
    ることを特徴とする、請求項2および3記載の方法。
  6. 【請求項6】 上記段階(b)、(c)、(d)および(e)
    は、上記中間体化合物式2、3、4および5を単離する
    ことなく、単一段階として行われることを特徴とする、
    請求項1〜5のいずれか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 Xがハロゲン化物、サルフェート、ホ
    スフェート、ペルクロレート、メタペルヨウデート、テ
    トラフェニルボレート、または1〜12個の炭素原子を
    有するアルキルスルホネートであり;およびRがメタン
    スルホニル(メシル)、p−トルエンスルホニル(トシ
    ル)、p−ブロモベンゼンスルホニル(ブロシル)、p
    −ニトロベンゼンスルホニル(ノシル)、トリフルオロ
    メタンスルホニル(トリフリル)、ノナフルオロメタン
    スルホニル(ノナフリル)および2,2,2−トリフルオ
    ロエタンスルホニル(トレシル)であることを特徴とす
    る、請求項1〜6のいずれか1項記載の方法。
  8. 【請求項8】 Xが塩化物である、請求項7記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 Rがメシルである、請求項7記載の方
    法。
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