JP3502452B2 - リニアアクチュエータ - Google Patents

リニアアクチュエータ

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JP3502452B2 JP23743494A JP23743494A JP3502452B2 JP 3502452 B2 JP3502452 B2 JP 3502452B2 JP 23743494 A JP23743494 A JP 23743494A JP 23743494 A JP23743494 A JP 23743494A JP 3502452 B2 JP3502452 B2 JP 3502452B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリンダチューブに画
成された一組の流体出入ポートから圧力流体を導入する
ことにより、スライドテーブルを往復動作させるリニア
アクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ワーク等の搬送手段としてリ
ニアアクチュエータが用いられている。このリニアアク
チュエータは、シリンダチューブに沿って移動テーブル
を直線状に往復運動させることにより、前記移動テーブ
ルに載置されたワークを搬送することができる。
【0003】従来技術に係るリニアアクチュエータとし
ては、例えば、実開平5−42716号公報に開示され
た技術的思想がある。図6に示される流体圧シリンダ
は、シリンダ本体1と、前記シリンダ本体1の内部に水
平に且つ直列に並設された一対のシリンダ室2、3と、
前記シリンダ室2、3の間に設けられ、前記シリンダ室
2、3に連通し、前記シリンダ本体1の上面に開口し、
前記開口の長手方向を前記シリンダ室2、3が並んだ方
向と同一の方向に向けた長孔4と、前記シリンダ室2、
3に連通する一対の圧力供給ポート(図示せず)と、前
記シリンダ室2、3に往復動自在に挿入され、同時に同
一方向へ移動する一対のピストン5、6と、前記ピスト
ン5、6の間に非接着で線接触によって挟持され、中心
線を垂直に向けて配置され、前記長孔4内を前記ピスト
ン5、6にしたがって移動するロッド7と、前記シリン
ダ本体1の上方に配置され、前記ロッドに接続されたテ
ーブル18と、前記テーブル18に組み込まれた循環ボ
ールベアリング(図示せず)と、前記シリンダ本体1に
設けられ、前記循環ボールベアリングに係合する軌道溝
(図示せず)とから構成される。なお、図中、参照符号
8、9はエンドカバーを、参照符号14、15は圧力室
を夫々示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術に係る流体圧シリンダでは、ピストン5、6が
往復動作するシリンダ室2、3をシリンダ本体1内に画
成された貫通孔によって形成している。この場合、前記
シリンダ本体1は循環ボールベアリングのガイド部材と
して機能するものであり、耐摩耗性の観点から該シリン
ダ本体1は高硬度の素材によって形成される必要があ
る。一般的には、鉄鋼を熱処理して高硬度を得ている。
このために、施される熱処理によってシリンダ室2、3
に歪みが生じ、熱処理した後、前記歪みを矯正するため
に研削加工が必要となる。この結果、製造作業が煩雑と
なり、製造コストが高騰するという不都合がある。
【0005】また、前記流体圧シリンダでは、ピストン
5、6に対して非接着状態で線接触によって挟持された
ロッド7を介して該ピストン5、6の往復動作をテーブ
ル18に伝達している。このため、例えば、ワーク等の
重量によってテーブル18に荷重が付与された場合、前
記荷重は相互に直交するピストン5、6とロッド7との
結合部位に伝達される。その際、ロッド7はピストン
5、6に対し非接着状態で且つ線接触で挟持されている
だけであり、長時間の使用によって前記ピストン5、6
とロッド7との接触面が摩耗し、テーブル18の移動精
度が劣化するという不都合がある。
【0006】本発明は、前記の不都合を克服するために
なされたものであり、簡単な構成によって廉価に製造す
ることができるとともに、テーブルの移動精度が劣化す
ることなく耐久性の向上を図ることが可能なリニアアク
チュエータを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、シリンダチューブに画成された一
流体出入ポートから圧力流体をシリンダ室に導入して該
シリンダ室内のピストンを摺動することにより、スライ
ドテーブルを往復動作させるリニアアクチュエータであ
って、軸線方向に沿って貫通する貫通孔を有するととも
に、側面部を切り欠いて開口部が画成され、前記開口部
の両端に夫々前記側面部に直交して延在する膨出部を形
成したシリンダチューブと、前記シリンダチューブの軸
線方向に沿って並設され、該シリンダチューブの膨出部
配設されるレール部材と、前記レール部材の軸線方
向に沿って往復動作するスライドテーブルと、前記貫通
孔に沿って一対のピストンおよびピストンロッドを夫々
線対称に対向して配設することによって画成され、前記
の流体出入ポートに夫々連通する一対のシリンダ室
と、前記開口部を介してシリンダチューブの貫通孔内に
臨み、対向して配設される前記一対のピストンロッドの
端面に面接触して挟持され、且つ前記スライドテーブル
と一体的に変位するジョイント部材と、を備え、前記一
組の流体出入ポートはシリンダチューブの前記開口部の
反対側に形成され、該一組の流体出入ポートはシリンダ
チューブに設けられたオリフィスを介して前記シリンダ
室に連通することを特徴とする。
【0008】
【作用】上記の本発明に係るリニアアクチュエータで
は、一方の流体出入ポートから導入された圧力流体がシ
リンダ室の一方に供給されてピストンを押圧する。前記
ピストンの押圧作用下に、一対のピストンロッド間に面
接触して挟持されたジョイント部材が押圧され、この押
圧力によってジョイント部材を変位させる。従って、開
口部を介して前記ジョイント部材に連結されたスライド
テーブルがレール部材の軸線方向に沿って変位する。
【0009】また、他方の流体出入ポートから圧力流体
を導入し、他方のシリンダ室に圧力流体を供給すること
により、前記とは逆方向にスライドテーブルが変位す
る。このようにして、スライドテーブルを往復動作させ
ることができる。
【0010】
【実施例】次に、本発明に係るリニアアクチュエータに
ついて好適な実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら
以下詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の実施例に係るリニアアク
チュエータの斜視図、図2は、図1の部分横断面図、図
3は、図2のIII−III線に沿った縦断面図、図4
は、図1の正面図、図5は、スライドテーブルの分解斜
視図である。
【0012】 このリニアアクチュエータ20は、図1
並びに図2に示されるように、基本的には、長尺な直方
体状のシリンダチューブ22と、前記シリンダチューブ
22の膨出部23(連結部)にねじ24を介して連結固
定され、該シリンダチューブ22の長手方向に沿って略
平行に並設されるレール部材26とから構成される。前
記シリンダチューブ22およびレール部材26は夫々横
方向の側面部を介して並設され、略水平方向に沿って一
体的に連結することにより高さ方向を抑制することがで
きるとともに、シリンダチューブ22とスライドテーブ
ル28の夫々の上面部が同一の高さで略面一となるよう
に形成されている(図3参照)。前記レール部材26に
は、転動循環する複数のボールベアリング(後述する)
を介して該レール部材26の長手方向に沿って往復動作
するスライドテーブル28が設けられている。なお、前
記膨出部23の上面部には、夫々、スライドテーブル2
8の変位量を微調整するための調整用ねじ30が設けら
れている。
【0013】シリンダチューブ22の上面部には、長手
方向に沿って図示しないセンサを取り付けるためのセン
サ取付用溝32a、32bが所定間隔離間して略平行に
二条画成されている。さらに、スライドテーブル28側
に面するシリンダチューブ22の側面部には、後述する
ジョイント部材34がスライドテーブル28と一体的に
変位するための開口部36が切り欠いて形成され、前記
開口部36にはジョイント部材34の突出部38をシリ
ンダチューブ22内に臨ませる窓部40が画成されてい
る(図2および図4参照)。前記開口部36が設けられ
た反対側の側面部には、所定間隔離間して一組の流体出
入ポート42a、42bが画成されている。
【0014】さらに、シリンダチューブ22には、該シ
リンダチューブ22の軸線方向に沿って貫通する貫通孔
44が画成され、前記貫通孔44の両端部はシールリン
グ46が装着された一対の閉塞部材48a、48bで閉
塞されている。前記貫通孔44には、スライドテーブル
28の側面部にねじ50(図3参照)を介して固定さ
れ、前記スライドテーブル28と一体的に変位する略断
面T字状のジョイント部材34の突出部38が臨むよう
に形成されている。また、前記貫通孔44には、該貫通
孔34の軸線方向に沿って矢印XまたはY方向に摺動変
位する一対のピストン52a、52bと、前記ピストン
52a、52bに連結された一対のピストンロッド54
a、54bとが前記突出部38に対して線対称に設けら
れている(図2参照)。この場合、前記閉塞部材48
a、48bとピストン52a、52bとによって貫通孔
44が閉塞されることにより一対のシリンダ室56a、
56bが画成され、前記シリンダ室56a、56bはオ
リフィス58a、58bを介して流体出入ポート42
a、42bに夫々連通している。前記ピストン52a、
52bの外周面には、リング状のシール部材60と、セ
ンサ取付用溝32a、32bに装着される図示しないセ
ンサによってスライドテーブル28の移動位置を検出す
るための磁石62とが夫々嵌着されている。なお、一対
のピストンロッド54a、54bは、前記ジョイント部
材34の突出部38に対して夫々非接着状態で面接触し
且つ挟持するように形成されている。
【0015】スライドテーブル28とレール部材26と
の摺動部位には、該スライドテーブル28を円滑に往復
動作させるための複数のボールベアリング64が介装さ
れ、前記ボールベアリング64はレール部材26および
スライドテーブル28の内壁面に夫々対向して画成され
た軌道溝66a、66bに沿って転動しながら、後述す
る循環穴68を介して循環する(図3並びに図5参
照)。
【0016】スライドテーブル28は、図5に示される
ように、断面略コの字状に形成されたテーブルブロック
70と、前記テーブルブロック70の移動方向に沿った
両端部にねじ部材72を介して装着される一対のエンド
カバー74a、74bおよびスクレーパ76a、76b
とを有する。前記テーブルブロック70の上面部の四隅
角部にはワーク取付用孔部78が画成され、前記上面部
に直交する側面部にはジョイント部材34を固定するた
めのねじ穴80が画成されている。さらに、前記テーブ
ルブロック70には移動方向に沿って貫通する一対の循
環穴68が形成され、複数のボールベアリング64が軌
道溝66a、66bに沿って転動するとともに前記循環
穴68を介して循環する。前記テーブルブロック70の
端面には、ボールベアリング64が転動する際に前記軌
道溝66a、66bと循環穴68とを媒介する一対のリ
ターンガイド80a、80bが設けられている。夫々の
エンドカバー74a、74bには一対の孔部82が画成
され、前記一方の孔部82には、スライドテーブル28
の移動終端位置において調整用ねじ30に当接し、移動
終端において発生する衝撃を緩和するダンパ部材84が
嵌挿されている。
【0017】本発明の実施例に係るリニアアクチュエー
タ20は基本的には以上のように構成されるものであ
り、次にその動作並びに作用効果について説明する。
【0018】先ず、図示しない流体圧供給源から圧力流
体を一方の流体出入ポート42aに導入する。この場
合、他方の流体出入ポート42bは、図示しない切換弁
の操作下に大気開放状態にしておく。
【0019】前記圧力流体は、流体出入ポート42aに
連通するオリフィス58aを介して一方のシリンダ室5
6a内に供給される(図2参照)。前記シリンダ室56
aに導入された圧力流体はピストン52aを押圧し、前
記ピストン52aは貫通孔44に沿ってシリンダチュー
ブ22の軸線方向に摺動変位する。この結果、スライド
テーブル28は一対のピストンロッド54a、54b間
に面接触状態で挟持されたジョイント部材34を介して
矢印X方向に移動する。なお、この場合、他方のピスト
ン52bと閉塞部材48bとによって閉塞されたシリン
ダ室56b内の圧力流体は、オリフィス58bによって
絞られた状態で流体出入ポート42bから外部に導出さ
れる。従って、前記他方のピストン52bは、ジョイン
ト部材34と一体的に矢印X方向に摺動変位する。前記
矢印X方向に向かって移動するスライドテーブル28
は、調整用ねじ30の端部にダンパ部材84が当接する
ことにより移動終端位置が規制され、一方、センサ取付
用溝32a(32b)に装着された図示しないセンサは
磁石62の磁気作用を検知することにより、スライドテ
ーブル28の位置が検出される。
【0020】前記とは逆方向(矢印Y方向)にスライド
テーブル28を移動させる場合には、他方の流体出入ポ
ート42bに圧力流体を供給する。前記供給された圧力
流体はオリフィス58bを介してシリンダ室56bに導
入され、ピストン52bを矢印Y方向に押圧する。この
結果、スライドテーブル28は一対のピストンロッド5
4a、54b間に非接着状態で挟持されたジョイント部
材34を介して矢印Y方向に移動する。なお、その他の
動作は前記と同様であるため、その詳細な説明を省略す
る。
【0021】 本実施例に係るリニアアクチュエータ2
0は、シリンダチューブ22とレール部材26とが横方
向に一体的に並設され且つシリンダチューブ22とスラ
イドテーブル28の夫々の上面部が略面一に形成されて
いることから、使用状況によって高さ方向が制限される
場合に好適に設置することができる。
【0022】また、シリンダチューブ22とレール部材
26とを連結し、前記シリンダチューブ22に画成され
た貫通孔44内に、略同一形状に形成された一対のピス
トン52a、52bおよびピストンロッド54a、54
bをジョイント部材34に対して線対称となるように組
み付けるだけでよく、簡便に製造することができること
から製造コストの低減化を図ることが可能となる。
【0023】さらに、前記ジョイント部材34はピスト
ンロッド54a、54bの端部に接着することなく、一
対のピストンロッド54a、54bの略円形状の平滑な
端面に面接触して挟持されている。このため、前記スラ
イドテーブル28に荷重が付与された場合であっても、
前記荷重が伝達されるスライドテーブル28とジョイン
ト部材34の接触部位が強固に結合され、さらにジョイ
ント部材34とピストンロッド54a、54bとの接触
面積が大きいことから、前記ジョイント部材34とピス
トンロッド54a、54bとの接触面に摩耗が発生しな
い。この結果、スライドテーブル28の移動精度を劣化
させることなく、しかも耐久性を向上させることができ
る。
【0024】
【発明の効果】本発明に係るリニアアクチュエータによ
れば、以下の効果が得られる。
【0025】すなわち、シリンダチューブとレール部材
とを一体的に連結するとともに、前記シリンダチューブ
に画成された貫通孔に沿ってピストンロッドが係着され
た一対のピストンを挿入し、さらに、前記一対のピスト
ンロッド間にジョイント部材を面接触して挟持するよう
に組み付けることにより簡便に製造することができ、製
造コストの低減化を図ることが可能となる。
【0026】また、本発明に係るリニアアクチュエータ
では、ジョイント部材が一対のピストンロッド間に面接
触して挟持されている。このため、前記スライドテーブ
ルに荷重が付与された場合であっても、前記荷重が伝達
されるジョイント部材とピストンロッドとの接触部位が
強固に結合され、さらにジョイント部材とピストンロッ
ドとの接触面積が大きいことから、前記ジョイント部材
とピストンロッドとの接触面に摩耗が発生しない。この
結果、スライドテーブルの移動精度を劣化させることな
く、しかも耐久性を向上させることができる。
【0027】 さらに、本発明に係るリニアアクチュエ
ータは、シリンダチューブとレール部材とが横方向に一
体的に並設され且つシリンダチューブとスライドテーブ
ルの夫々の上面部が略面一に形成されていることから、
使用状況によって高さ方向が制限される場合に好適に設
置することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るリニアアクチュエータの
斜視図である。
【図2】図1に示すリニアアクチュエータの部分横断面
図である。
【図3】図2のIII−III線に沿った縦断面図であ
る。
【図4】図1に示すリニアアクチュエータの正面図であ
る。
【図5】図1に示すリニアアクチュエータを構成するス
ライドテーブルの分解斜視図である。
【図6】従来技術に係る流体圧シリンダの断面図であ
る。
【符号の説明】
20…リニアアクチュエータ 22…シリンダ
チューブ 26…レール部材 28…スライド
テーブル 30…調整用ねじ 32…センサ取
付用溝 34…ジョイント部材 36…開口部 38…突出部 40…窓部 42a、42b…流体出入ポート 44…貫通孔 52a、52b…ピストン 54a、54b
…ピストンロッド 56a、56b…シリンダ室 58a、58b
…オリフィス 64…ボールベアリング 66a、66b
…軌道溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平5−42716(JP,U) 実開 平4−49204(JP,U) 実公 平3−29602(JP,Y2) 実公 平4−25525(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F15B 15/00 - 15/28

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダチューブに画成された一組の流体
    出入ポートから圧力流体をシリンダ室に導入して該シリ
    ンダ室内のピストンを摺動することにより、スライドテ
    ーブルを往復動作させるリニアアクチュエータであっ
    て、 軸線方向に沿って貫通する貫通孔を有するとともに、側
    面部を切り欠いて開口部が画成され、前記開口部の両端
    に夫々前記側面部に直交して延在する膨出部を形成し
    シリンダチューブと、 前記シリンダチューブの軸線方向に沿って並設され、該
    シリンダチューブの膨出部間配設されるレール部材
    と、前記レール部材の軸線方向に沿って往復動作するス
    ライドテーブルと、 前記貫通孔に沿って一対のピストンおよびピストンロッ
    ドを夫々線対称に対向して配設することによって画成さ
    れ、前記一組の流体出入ポートに夫々連通する一対のシ
    リンダ室と、 前記開口部を介してシリンダチューブの貫通孔内に臨
    み、対向して配設される前記一対のピストンロッドの端
    面に面接触して挟持され、且つ前記スライドテーブルと
    一体的に変位するジョイント部材と、 を備え、前記一組の流体出入ポートはシリンダチューブ
    の前記開口部の反対側に形成され、該一組の流体出入ポ
    ートはシリンダチューブに設けられたオリフィスを介し
    て前記シリンダ室に連通することを特徴とするリニアア
    クチュエータ。
  2. 【請求項2】請求項1記載のリニアアクチュエータにお
    いて、シリンダチューブの上面とスライドテーブルの上
    面とが夫々略面一に形成されることを特徴とするリニア
    アクチュエータ。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のリニアアクチュエ
    ータにおいて、シリンダチューブの上面部には、センサ
    取付用の長溝が長手方向に沿って画成されることを特徴
    とするリニアアクチュエータ。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1項に記載のリニ
    アアクチュエータにおいて、前記シリンダチューブの膨
    部には、前記スライドテーブルの変位量を調する
    ための変位量調手段を設けることを特徴とするリニア
    アクチュエータ。
  5. 【請求項5】請求項記載のリニアアクチュエータにお
    いて、スライドテーブルの端面には、前記変位量調整手
    段に当接して該スライドテーブルの移動終端の衝撃を緩
    和する緩衝手段を夫々設けることを特徴とするリニアア
    クチュエータ。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれか1項に記載のリニ
    アアクチュエータにおいて、一対のピストンの夫々の外
    周面には、該ピストン位置検出用の磁石を装着すること
    を特徴とするリニアアクチュエータ。
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