JP3498440B2 - ディスペンサノズルおよびそれを用いた粘体物塗布装置 - Google Patents

ディスペンサノズルおよびそれを用いた粘体物塗布装置

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JP3498440B2 JP21247295A JP21247295A JP3498440B2 JP 3498440 B2 JP3498440 B2 JP 3498440B2 JP 21247295 A JP21247295 A JP 21247295A JP 21247295 A JP21247295 A JP 21247295A JP 3498440 B2 JP3498440 B2 JP 3498440B2
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清吉 上林
泰彦 小沢
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接着剤等の粘体物
を塗布する装置に使用されるディスペンサノズルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】まず、プリント回路基板への部品の搭載
方法を説明する。 工程1:プリント回路基板上にスクリーン版を使用して
クリームハンダを印刷する。 工程2:ディスペンサノズルを用い、プリント回路基板
上に接着剤を塗布する。 工程3:プリント回路基板上に表面実装部品を搭載し、
リフローによるハンダ付けを行なう。 工程4:プリント回路基板上に差部品を搭載し、ディッ
プによるハンダ付けを行なう。
【0003】このような順序にてプリント回路基板へ部
品を搭載するが、工程2で使用するディスペンサノズル
について、図4乃至図6にて説明する。
【0004】まず、図4に従来のディスペンサノズル2
0を示す。このディスペンサノズル20は、接着剤塗布
装置から接着剤が注入される中が中空の本体部21と、
接着剤塗布装置に取り付けるための取付部22a、22
b。本体部21の先端に設けられた、接着剤をプリント
回路基板に塗布するための2本のノズル部23と、プリ
ント回路基板に当接し、プリント回路基板とノズル部2
3とを所定の間隔開けるための棒状のストッパ部24と
からなり、ノズル部23、ストッパ部24は、夫々本体
部21に設けられた孔に圧入されている。このディスペ
ンサノズル20では、2本のノズル部23の上にストッ
パ部24が設けられているものである。
【0005】図5に、このディスペンサノズルを使用し
てプリント回路基板に接着剤を塗布した状態を示す。先
に、工程1にてクリームハンダ31が印刷されたプリン
ト回路基板30上に接着剤塗布装置(図示せず)に取り
付けられたディスペンサノズル20をクリームハンダ3
1が印刷されたパターンの間に位置させ、ディスペンサ
ノズル20をプリント回路基板30上に降ろし、ストッ
パ部24をプリント回路基板30に当接させた後、接着
剤塗布装置に蓄えられている接着剤が、ディスペンサノ
ズル20のノズル部23より吐出され、プリント回路基
板30上に2ケ所接着剤32が塗布される。この後、工
程3により表面実装部品34がこの上に載置される。
【0006】次に図6に他の従来のディスペンサノズル
40を示す。これもディスペンサノズル20と同じよう
に、接着剤塗布装置から接着剤が注入される中が中空の
本体部41と、接着剤塗布装置に取り付けるための取付
部42a、42bと、本体部41の先端に設けられた、
接着剤をプリント回路基板に塗布するための2本のノズ
ル部43、プリント基板に当接し、プリント回路基板と
ノズル部43のとを所定の間隔開けるための棒状のスト
ッパ部44とからなり、ノズル部43、ストッパ部44
は、夫々本体部41に圧入されている。このディスペン
サノズル40では、2本のノズル部43の間にストッパ
部44が設けられているものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年においては、表面
実装部品の小型化が盛んに行われており、1608タイ
プや、1005タイプといったような表面実装部品があ
る。そのため、ディペンサノズルもこれらの表面実装部
品に対応し、ディスペンサノズルの先を細くしなければ
ならない。しかし図4に示すディスペンサ20の構造で
は、ノズル部の間隔を狭めることはできるものの、図5
に示すようにディスペンサノズル20のストッパ部24
が、印刷されたクリームハンダ31の上に乗ってしまい
跡33が残ってしまうため、パタ−ンのハンダが少なく
なったりしてチップ部品がハンダ付けできなかったり、
またストッパ部24の先にハンダが付着してしまうた
め、ハンダを引きずったりしてしまう。
【0008】また、図6に示すディスペンサノズル40
では、クリームハンダ31にストッパ44が乗ってしま
うことはないが、2本のノズル部43の間にストッパ部
を設けるための穴をディスペンサ本体41の先端に開け
なければならず、強度の問題があるため、ノズル部、ス
トッパ部の間隔を空けなければならないため、ノズル部
を接近させることができないものである。
【0009】また、双方のディスペンサノズルともノズ
ル部、ストッパ部ともに部材が細い為、耐久性に劣り、
また、吐出圧を比較的上げる必要があるため、接着剤の
切れが悪く接着剤の量の調整が難しいという問題があっ
た。
【0010】本発明の第1の技術的課題は、以上に述べ
たような従来のディスペンサノズルの問題に鑑み、先が
細く、耐久性に優れたディスペンサノズルを提供するこ
とにある。
【0011】また、本発明の第2の技術的課題は、上記
ディスペンサノズルを有する細部への粘体物の塗布が可
能な粘体物塗布装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、粘体物が注入される本体部と、該本体部の
先端に取付けられ該粘体物が吐出されるノズル部と、該
ノズル部の先端を所定間隔離させるためのストッパ部と
からなるディスペンサノズルにおいて、該ストッパ部
は、ストッパ部の中央に向かって肉薄となる形状で、か
つストッパ部の中央に溝を有する形状とされており、該
本体部、該ノズル部、及び該ストッパ部が夫々一体成形
されていることを特徴とするディスペンサノズルが得ら
れる。
【0013】また、本発明によれば、前記のディスペン
サノズルにおいて、該ノズル部が複数設けられ、夫々の
該ノズル部の間にストッパ部を設けたことを特徴とする
ディスペンサノズルが得られる。
【0014】
【0015】また、本発明によれば、所定位置に所定量
の粘体物を塗布する粘体物塗布装置において、前記のデ
ィスペンサノズルを用いたことを特徴とする粘体物塗布
装置が得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図1から図3について本発
明の実施例の詳細を説明する。図1及び図2に示すよう
に、本発明のディスペンサノズル1は、接着剤塗布装置
から接着剤が注入される中が中空の本体部2と、接着剤
塗布装置に取り付けるための取付部3a、3bと、本体
部2の先端に設けられた、ノズル部4とからなる。
【0017】このノズル部4は、接着剤をプリント回路
基板に塗布するための2個のノズル孔部5、プリント回
路基板とノズル部4とを所定の間隔開けるためのストッ
パ部6とからなり、ノズル部4は、本体部2と一体に成
形されている。
【0018】このため、ディスペンサ1は先が細いため
にクリームハンダに接触するようなことはなく、また、
耐久性に優れ、また、ノズル穴部5の奥行き長さも短く
てすむために接着剤塗布装置の接着剤吐出圧を低くする
ことができるため、接着剤の切れが良く、接着剤の量の
調整がしやすい。
【0019】また、ストッパ部6の中央には溝部7が設
けられており、この溝部7によっても、接着剤の切れが
良くなり、接着剤が必要以上に広がることがなく、良好
に塗布することが可能である。
【0020】このディスペンサノズル1を使用した接着
剤の塗布であるが、先に、工程1にてクリームハンダ1
1が印刷されたプリント回路基板10上に接着剤塗布装
置(図示せず)に取り付けられたディスペンサノズル1
をクリームハンダ11が印刷されたパターンの間に位置
させ、ディスペンサノズル1をプリント回路基板10上
に降ろし、ストッパ部6をプリント回路基板10に当接
させた後、接着剤塗布装置に蓄えられている接着剤が、
ディスペンサノズル1のノズル孔部5より吐出され、プ
リント回路基板10上に2ケ所接着剤12が塗布され
る。この後、工程3により表面実装部品13がこの上に
載置される。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、先が細く、耐久性に優れたディスペンサノズ
ルおよび細部への粘体物の塗布が可能な粘体物塗布装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディスペンサノズルの斜視図であ
る。
【図2】同ディスペンサノズルの要部の拡大斜視図であ
る。
【図3】本発明によるデスペンサノズルを使用したプリ
ント回路基板の状態を示す平面図である。
【図4】従来のディスペンサノズルの斜視図である。
【図5】従来のデスペンサノズルを使用したプリント回
路基板の状態を示す平面図である。
【図6】他の従来のディスペンサノズルの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 デスペンサノズル 2 本体部 3a、3b 取付部 4 ノズル部 5 ノズル孔部 6 ストッパー部 7 切欠部 10 プリント回路基板 11 クリームハンダ 12 接着剤

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘体物が注入される本体部と、該本体部
    の先端に取付けられ該粘体物が吐出されるノズル部と、
    該ノズル部の先端を所定間隔離させるためのストッパ部
    とからなるディスペンサノズルにおいて、 該ストッパ部は、ストッパ部の中央に向かって肉薄とな
    る形状で、かつストッパ部の中央に溝を有する形状とさ
    れており、 該本体部、該ノズル部、及び該ストッパ部が夫々一体成
    形されていることを特徴とするディスペンサノズル。
  2. 【請求項2】請求項1記載のディスペンサノズルにおい
    て、該ノズル部が複数設けられ、該ノズル部の間にスト
    ッパ部を設けたことを特徴とするディスペンサノズル。
  3. 【請求項3】 所定位置に所定量の粘体物を塗布する粘
    体物塗布装置において、請求項1乃至2のうちいずれか
    記載のディスペンサノズルを用いたことを特徴とする粘
    体物塗布装置。
JP21247295A 1995-07-28 1995-07-28 ディスペンサノズルおよびそれを用いた粘体物塗布装置 Expired - Fee Related JP3498440B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7517410B2 (en) 2004-05-25 2009-04-14 Ricoh Company, Ltd. Micro adhesive nozzle and adhesive applying apparatus

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US7517410B2 (en) 2004-05-25 2009-04-14 Ricoh Company, Ltd. Micro adhesive nozzle and adhesive applying apparatus

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