JP3497456B2 - 作業機の運転部構造 - Google Patents

作業機の運転部構造

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JP3497456B2 JP2000230978A JP2000230978A JP3497456B2 JP 3497456 B2 JP3497456 B2 JP 3497456B2 JP 2000230978 A JP2000230978 A JP 2000230978A JP 2000230978 A JP2000230978 A JP 2000230978A JP 3497456 B2 JP3497456 B2 JP 3497456B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバインや運搬
車といった乗用型作業機の運転部構造に係り、詳しく
は、運転部周りの構造見直しにより、コストダウンや軽
量化を図る技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フロアステップの前方に操縦塔を
立設配置した乗用型作業機としては、特開平9−205
857号公報に示されたものが知られている。このコン
バインでは、板金部材を溶接やボルト止め等して成る前
後2分割型の中空枠体を形成して操縦塔としてあり、操
向レバーやハンドル等の手指操作力或いは上半身の支持
力が作用する等、必要となる強度機能を備えた構造物に
構成してあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の操縦塔では、板
金材によって構成されているので、比較的単純な形状と
しての成形性には優れるが、部分的に突出するとか3次
元曲面等の複雑な形状設定は比較的困難であって、デザ
イン面の制約を受け易い傾向にあるとともに、さらなる
軽量化が難しいものであった。又、樹脂部品では材料強
度においては板金材に劣るので、単純に材料を置き換え
ることは不可であり、部分的なカバー部品として使われ
る程度であって、強度を備えた主要部材には設定されて
いないのが実情であった。
【0004】本発明の目的は、構造見直しにより、強度
や機能を落とすこと無く軽量化やコストダウンが可能と
なり、かつ、複雑な形状設定も可能となる操縦塔を備え
た運転部構造を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
〔構成〕 請求項1の構成は、作業機の運転部構造において、フロ
アステップに立設配置される操縦塔を、ブロー成形によ
って前後に幅が狭い偏平な横断面形状を有する中空体に
構成し、前記操縦塔の前後方向で向かい合う前後の縦向
き面のうちの一方の縦向き面に、前記前後方向に凹凸し
たリブを設けるに、右上り傾斜方向に延びる第1リブ部
と、左上り傾斜方向に延びる第2リブ部とを、これら両
リブ部どうしの交点が略X状を呈する状態に配置して構
するとともに、前記第1及び第2リブ部を操縦塔の前
後方向外方に突出する凸リブに形成し、これら第1及び
第2リブ部で囲まれた囲繞部の周縁部分を、前記第1及
び第2リブ部が形成された前記一方の縦向き面に対向し
て位置する他方の縦向き面に接当する状態に凹んだ凹リ
ブ部に形成してあることを特徴とする。
【0006】請求項2の構成は、請求項1の構成におい
て、前記第1及び第2リブ部で囲まれた囲繞部は、その
周縁部分が前記凹リブ部に形成され、その内部は突出高
さが前記両リブ部の高さよりも低い凸リブ形状を備えて
いることを特徴とする。
【0007】請求項3の構成は、請求項1又は2の構成
において、操縦塔の側面視形状が略く字状となるよう
に、操縦塔の上下中間部に折れ曲り部を設けるととも
に、折れ曲り部に両リブ部の交点が位置するように設定
してあることを特徴とする。
【0008】請求項4の構成は、請求項1又は2の構成
において、操縦塔の側面視形状が略く字状となるよう
に、操縦塔の上下中間部に折れ曲り部を設けるととも
に、この折れ曲り部に位置する囲繞部には、左右の凹リ
ブ部を折れ曲り部に沿って接続連結する連結凹リブ部分
が形成されていることを特徴とする。
【0009】〔作用〕 請求項1及び請求項2の構成によれば、操縦塔をブロー
成形による一体成形品による中空体としたので、「コ」
字状の断面形状を有する2個の樹脂部品を組み合わせて
構成する等の2分割構造(前述の公報参照)に比べて強
度を出すことが容易なものとなり、金属材に比べて材料
強度で不利な樹脂材製としながらも、必要な強度を持た
せることが可能になる。従って、操縦塔を軽量に構成で
き、溶接箇所や螺子による連結箇所が無くなるととも
に、3次元曲面といった複雑な形状も自在に現出するこ
とが可能になる。
【0010】操縦塔は、前後に幅が狭く左右に幅広いと
いった具合の偏平な横断面形状を有することが多いの
で、例えば、前後に幅狭なときには後側の縦向き面に、
前後方向(偏平方向)に凹凸したリブを設けてあるの
で、平らな面に比べて、面単体としての強度・剛性が改
善されるようになる。これにより、例えば足が当たった
ことによる衝撃の耐力が大きくなり、壊れ難いといった
作用が得られる。
【0011】そして、右上り傾斜方向に延びる第1リブ
部と、左上り傾斜方向に延びる第2リブ部とを、これら
両リブ部どうしの交点が略X状を呈する状態に配置して
リブを構成してあるので、面単体としては、これらリブ
部による凹凸を横切る方向となる水平方向及び前後方向
に対する曲げ強度に優れるようになる。操縦塔は上方に
延びるように立設されていて、比較的大きな曲げ力が左
右方向や前後方向に作用し易いものであるから、左右及
び前後方向の強度・剛性向上が改善されることは好都合
である。
【0012】請求項1及び請求項2の構成によれば、第
1及び第2リブ部で囲まれた略菱形部の周縁部分は、そ
の周縁が溝となる凸部として形成されることになるの
で、略菱形部全体が単に凹んだものに比べて、面全体と
しては単位面積当たりの凹凸箇所が多くなり、強度・剛
性が改善されるようになり、足等の他物が当たることに
よる衝撃に対してより強いものとなる。そして、略菱形
溝状の凹リブ部は他方の縦面に接当する迄凹まされてい
るので、面に対する遠近方向の外力には両縦面で抗する
ことができ、この点からも面強度を改善することが可能
になる。
【0013】請求項3の構成によれば、形状が変化して
応力集中し易い箇所である折れ曲り部の付近に両リブの
交点が位置するようにしてあるので、リブ幅が比較的狭
くなってリブ先端の平坦面部分の割合が少なくなること
から、リブとしての強度に優れたものとなり、弾いては
応力の集中し易い折れ曲り部の強度向上に役立つように
なる。
【0014】請求項4の構成によれば、対向する縦向き
面どうしの接当する部分が、応力集中し易い折れ曲り部
において増大するので、いずれか一方の縦向き面に作用
した力に両縦向き面で対向する割合が増え、その点で操
縦塔の強度に有利なものとなる。
【0015】 〔効果〕 請求項1〜4のいずれに記載の作業機の運転部構造で
も、偏平形状の操縦塔をブロー成形による1個の部品と
して一体形成し、かつ、交点が略X状を呈する傾斜した
一対のリブ部を偏平面に形成させる工夫により、十分な
前後方向の強度を備えながらも軽量化やコストダウンが
可能であるとともに、3次元曲面等の複雑な形状も自在
なデザイン面でも有利な操縦塔を備えたものとすること
ができた。
【0016】請求項1、請求項2及び4に記載の作業機
の運転部構造では、リブ部で囲まれた囲繞部の形状工夫
により、操縦塔としての強度・剛性の改善、並びに面強
度の改善が可能になる合理的なものにできた。
【0017】請求項3に記載の作業機の運転部構造で
は、折れ曲り部とリブとの相対位置の設定工夫により、
デザインや構造上の要望に応えるべく、操縦塔を側面視
で折れ曲り形状としながらも、必要な強度が確保できる
利点がある。
【0018】請求項4に記載の作業機の運転部構造で
は、左右の凹リブ部を接続連結する連結凹リブ部分を折
れ曲り部に沿って形成する工夫により、双方の縦向き面
で外力に抗する割合を増やして、より強度的に有利なも
のとなる効果がある。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1にコンバインAの全体側面図
が示されており、運転部Bの前方に刈取部Cが配備さ
れ、後方に脱穀部DやグレンタンクFが配備され、下方
にクローラ式の走行装置Gを配備している。
【0020】図1、図2に示すように、運転部Bは、運
転座席1を上部に備えたボンネット2の前側に位置する
運転部ステップ3と、このステップ3の前方に配置され
た操縦塔4と、ステップ3の左側(刈取部Cの搬送装置
存在側)に立設された操作パネル5等から構成されてい
る。これら操縦塔4、操作パネル5、ボンネット2は連
結されて一体化されているので、ステップ3の右端部、
即ち操縦塔4右端部とボンネット2右端部との前後間は
開放されていて、運転部Bの乗降部6に設定されてい
る。
【0021】図2〜図4に示すように、操縦塔4の上面
4aには、左右の手摺部7a,7bと計器盤収容部8と
を備えた正面視略門形のハンドル体9を立設してあり、
これら操縦塔4とハンドル体9とはブロー成形による樹
脂材によって一体形成されている。又、ハンドル体9の
左端部である左手摺部7aの基端部は、操作パネル5前
端の上面5aに連結してあり、その結果、ハンドル体9
を介して操縦塔4と操作パネル5とが間接的に連結され
ている。
【0022】図4(ロ)、図5、図6(イ)に、ブロー
成形されたままの(非組立て状態の)操縦塔4及びハン
ドル体9が示されている。即ち、ハンドル体9は、計器
盤収容部本体8Aと、左右の手摺部7a,7bとが一体
化されて成るハンドル基体9Aと、屈曲変形可能な薄肉
の第1ヒンジ部10,10を介して計器盤収容部本体8
Aに接続された蓋体8Bとで構成されるとともに、ハン
ドル基体9Aと操縦塔4の上端縁とを、屈曲変形可能な
薄肉の第2ヒンジ部11,11を介して接続してある。
つまり、操縦塔4とハンドル体9とは、基本的に1部品
で構成されている。
【0023】尚、図7に示すように、計器盤収容部本体
8Aの上前角部8kは、左右方向視の断面形状が中空の
略三角形状に形成されるとともに、蓋体8Bの底部は、
計器盤12を載置する上底8uと、下側の外面となる下
底8sとを備えた中空の二重底に形成されている。又、
4Bは操縦塔4の後面のことである。
【0024】組み立てるには、先ず、図4(イ)に示す
非組立て状態において、計器盤12を計器盤収容部本体
8Aに収容した状態で、第1ヒンジ部10,10を中心
にして蓋体8Bを下方に155度回動して計器盤収容部
本体8Aの下面8aに接当させ、その状態で複数のスク
リュー13を用いて連結固定することにより、図4
(ロ)に示す如くハンドル体9を形成する。次いで、そ
のハンドル体9を、第2ヒンジ部11,11を中心にし
て下方に55度回動してハンドル体9の下面9a(ハン
ドル基体の下面)に接当させ、その状態で複数のスクリ
ュー14を用いて連結固定することにより、図6(ロ)
や図7に示す如く一体化されるようになる。
【0025】図8に示すように、筒状の両手摺部7a,
7bの基端側(操縦塔4側)における内側空間部に、手
摺部7a,7bにおける相対向する左右側面部分どうし
を接続連結するインナーリブ15,16を、ブロー成形
による一体形成によって設けてあり、強度アップを図っ
てある。そして、左手摺部7aの基端部は、操作パネル
5の上面5aの前端部分に位置するように設定してあ
り、2本のスクリュー14(図3参照)で連結される。
【0026】ところで、図5、図7に示すように、左右
の第2ヒンジ部11,11は、操縦塔4の上面4aと前
面4bとの境界角部である前上稜線4cから、上面4a
に沿って若干長さ(約5mm)後方に寄った箇所に設定
してあり、丁度角部に配置されないようにしてある。こ
れにより、前上稜線4cは型成形によって形成されるシ
ャープな角としての外観が得られるものとしてある。
【0027】図3、図4、図7に示すように、中空体で
ある操縦塔4には、前後方向に突出した左縦リブ部1
7、底リブ部18、右縦リブ部19を周設してあり、強
度アップを図ってある。又、右縦リブ部19の下部にお
ける内側面に沿った縦補強パイプ20をステップ3のフ
レーム部分から立設するとともに、この縦補強パイプ2
0の上端部に固着された横補強パイプ21を、操縦塔4
の後面4Bの上部に形成された凹状リブ部23に入れ込
ませて沿わせ、かつ、前後向きのビスによって操縦塔4
と相互連結される状態で装備してある。
【0028】図7、図9、図10に示すように、底リブ
部18は、後方に張り出たフランジ部frを形成するも
のであり、それによって操縦塔4のフロアステップ3と
の接続部を前後に幅広なものに設定してある。フランジ
部frの上面24は、左右方向に伸びる細かい凸条24
aが前後に複数形成されて前上り傾斜したフートレスト
部に形成されている。但し、フランジ部fr後端の左右
2箇所に、上面24を一段落とし込んだ上下孔付きで水
平面の螺着座25に形成してあり、スクリュー26(又
はボルト)を用いてフロアフレーム29と上下方向に螺
子連結自在である。
【0029】左縦リブ部17は、操縦塔4の左横側端部
において、操縦塔4の上下中間部分と、フランジ部fr
の後端部とを接続連結するサイドリブ部であり、操縦塔
4下部の強度及び剛性向上に役立つように一体形成され
ている。操縦塔の底面4s前端部におけるフランジ部f
rの右横位置と、サイドリブ部17の下方位置に、下方
に突出した舌片27,28(図3〜6参照)を形成する
とともに、フロアステップ3のフレーム部分29と左右
の舌片27,28とをボルト30で連結自在に構成して
ある。因みに、縦補強パイプ20は、フロアステップ3
よりも下方に延ばされて、フレーム部分29に縦横のボ
ルト31,31で連結されている。
【0030】操縦塔4の左側部分は、操作パネル枠5と
の連結によって前後方向の倒れ支持強度が効果的に補強
され、乗降部6を有して他の支持物の無い操縦塔4の右
側部分は、螺着座25と右舌片28との比較的長い前後
間隔による螺子取付、及び縦補強パイプ20により、前
後方向の支持強度を確保してある。
【0031】次に、操縦塔4の表面形状処理について説
明する。図3、図4に示すように、操縦塔4の後面(請
求項1における「偏平方向で向かい合う縦向き面のうち
の一方の縦向き面」の一例)4Bに、前後方向(偏平方
向の一例)に凹凸したリブRを設けるに、右上り傾斜方
向に延びる第1リブ部r1と、左上り傾斜方向に延びる
第2リブ部r2とを、これら両リブ部r1,r2どうし
の交点が略X状を呈する状態に配置して構成してある。
両リブ部r1,r2は、共に水平方向よりも鉛直方向に
近い、立った傾斜角度に設定されている。
【0032】そして、第1及び第2リブ部r1,r2で
囲まれた菱形や三角形等の囲繞部Iは、その周縁部分が
操縦塔4の前面4bに接当する状態に凹んだ菱形や三角
形等の連続した凹リブ部32に形成されるように、基本
的には後方に突出した凸部に形成されており、その突出
高さは両リブ部r1,r2の高さよりは低いものに設定
されている(図7、図9参照)。そして、囲繞部Iのう
ちの菱形もの等の、比較的面積の大きいものに付いて
は、その左右及び上下の略中央部を前面4bに接当する
点状凹部33に形成してある。これら凹リブ部32や点
状凹部33は、ブロー成形時に一体形成されるものであ
り、前面4bと一体化された厚肉部になっている。
【0033】つまり、前方に凹んだ多数の囲繞部Iを形
成することにより、結果として複数の第1及び第2リブ
部r1,r2が存在するものであり、これらリブ部r
1,r2の後方への突出高さは、後面4Bとしての基本
面の高さと同じである。又、これとは逆に、X状に交わ
る第1及び第2リブ部r1,r2が、前方に凹んだ凹状
のリブ部としたものでも良い。
【0034】図3〜図5に示すように、操縦塔4は、鉛
直に立ち上がる下部34に対して、上部35は若干後方
に傾く後倒れ部として、側面視形状が略く字状となるよ
うに形成されている。それら下部34と上部35の境目
である上下中央部に形成される折れ曲り部Wに、前述の
第1及び第2リブ部r1,r2の交点がほぼ位置するよ
うに設定してある。
【0035】そして、折れ曲り部Wに位置する菱形2個
と略逆三角形1個の計3箇所の囲繞部Iには、夫々に周
設される凹リブ部32を折れ曲り部Wに沿って接続連結
する連結凹リブ部分36が形成されている。菱形2個の
囲繞部Iでは、そこに形成される点状凹部33と連結凹
リブ部分36とが繋がった形状とされている。
【0036】つまり、3箇所の囲繞部Iでは、折れ曲り
部Wに沿う箇所は全て凹状リブ部となって、前面4bと
一体化した厚肉部に形成されている。これにより、操縦
塔4全体としてみた場合、背面視で折り曲げ部Wは横一
直線上に揃っていて目印にし易い状態になっている。従
って、運転部をキャビン化するべく、操縦塔4の上部3
5を取り去って下部34のみ使用する場合の切断箇所と
して、型成形時から認識し易い横線が入った好都合な状
態となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体側面図
【図2】運転部の平面図
【図3】操縦塔とハンドル体の背面図
【図4】操縦塔とハンドル体の部品図
【図5】非組立て状態の操縦塔を示す側面図
【図6】操縦塔とハンドル体の正面図
【図7】組立て状態の操縦塔とハンドル体を示す一部切
欠きの側面図
【図8】ハンドル体の底面図
【図9】操縦塔下部を示す横断面図
【図10】操縦塔の取付構造を示す底面図
【符号の説明】
3 フロアステップ 4 操縦塔 4b,4B 縦向き面 32 凹リブ部 36 連結凹リブ部分 R リブ r1 第1リブ部 r2 第2リブ部 I 囲繞部 W 折れ曲り部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2000−92960(JP,A) 特開2000−309285(JP,A) 特開 平8−169363(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 33/06 A01D 41/02 A01D 67/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロアステップ(3)に立設配置される
    操縦塔(4)を、ブロー成形によって前後に幅が狭い
    平な横断面形状を有する中空体に構成し、前記操縦塔
    (4)の前後方向で向かい合う前後の縦向き面(4b)
    (4B)のうちの一方の縦向き面に、前記前後方向に凹
    凸したリブ(R)を設けるに、右上り傾斜方向に延びる
    第1リブ部(r1)と、左上り傾斜方向に延びる第2リ
    ブ部(r2)とを、これら両リブ部(r1)(r2)ど
    うしの交点が略X状を呈する状態に配置して構成すると
    ともに、前記第1及び第2リブ部(r1)(r2)を操
    縦塔(4)の前後方向外方に突出する凸リブに形成し、
    これら第1及び第2リブ部(r1)(r2)で囲まれた
    囲繞部(I)の周縁部分を、前記第1及び第2リブ部
    (r1)(r2)が形成された前記一方の縦向き面(4
    B)に対向して位置する他方の縦向き面(4b)に接当
    する状態に凹んだ凹リブ部(32)に形成してある作業
    機の運転部構造。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2リブ部(r1)(r
    2)で囲まれた囲繞部(I)は、その周縁部分が前記凹
    リブ部(32)に形成され、その内部は突出高さが前記
    両リブ部(r1)(r2)の高さよりも低い凸リブ形状
    を備えている請求項1に記載の作業機の運転部構造。
  3. 【請求項3】 前記操縦塔(4)の側面視形状が略く字
    状となるように、前記操縦塔(4)の上下中間部に折れ
    曲り部(W)を設けるとともに、前記折れ曲り部(W)
    に前記両リブ部(r1)(r2)の交点が位置するよう
    に設定してある請求項1又は2に記載の作業機の運転部
    構造。
  4. 【請求項4】 前記操縦塔(4)の側面視形状が略く字
    状となるように、前記操縦塔(4)の上下中間部に折れ
    曲り部(W)を設けるとともに、この折れ曲り部(W)
    に位置する前記囲繞部(I)には、左右両端の前記凹リ
    ブ部(32)を前記折れ曲り部(W)に沿って接続連結
    する連結凹リブ部分(36)が形成されている請求項1
    又は2に記載の作業機の運転部構造。
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