JP3496285B2 - フラッシュ・メモリ - Google Patents

フラッシュ・メモリ

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JP3496285B2
JP3496285B2 JP20710294A JP20710294A JP3496285B2 JP 3496285 B2 JP3496285 B2 JP 3496285B2 JP 20710294 A JP20710294 A JP 20710294A JP 20710294 A JP20710294 A JP 20710294A JP 3496285 B2 JP3496285 B2 JP 3496285B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気的一括消去及び書
込みが可能な読出し専用メモリ、いわゆる、フラッシュ
・メモリ(frash memory)に関する。
【0002】
【従来の技術】図45はフラッシュ・メモリが備えるメ
モリセルの断面構造を概略的に示しており、図45中、
1はP型シリコン基板、2はN型拡散層からなるドレイ
ン、3はN型拡散層からなるソース、4はポリシリコン
からなるフローティングゲート、5はポリシリコンから
なるコントロールゲートである。
【0003】このメモリセルに対する書込みは、例え
ば、コントロールゲート電圧Vcg=12[V]、ソー
ス電圧Vs=0[V]として、ドレイン2に6[V]の
書込み電圧(書込みパルス)を印加し、矢印6に示すよ
うに、P型シリコン基板1のドレイン2の近傍に発生す
るホットエレクトロンをフローティングゲート4に注入
することにより行われる。
【0004】これに対して、読出しは、例えば、コント
ロールゲート電圧Vcg=5[V]、ソース電圧Vs=
0[V]、ドレイン電圧Vd=1[V]とし、ドレイン
2に電流が流れるか否かを判定し、記憶データが“1”
であるか、“0”であるかが判断される。
【0005】また、消去は、例えば、コントロールゲー
ト電圧Vcg=0[V]、ドレイン2=開放状態として、
ソース3に対して12[V]の消去電圧(消去パルス)
を印加し、矢印7に示すように、フローティングゲート
4からソース3に電子を引き抜くことにより行われる。
【0006】ここに、消去は、選択されたブロック又は
チップの全メモリセルを対象として一括的に行われる
が、従来のフラッシュ・メモリにおいては、図46に示
すような手順で行われていた。
【0007】即ち、まず、外部端子の1個であるVPP
(書込み/消去電圧)端子にVPPH=12.0[V]
が供給される。
【0008】次に、消去セットアップ命令及び消去命令
が連続して入力され、ループ・カウンタのカウント値N
がN=1にセットされた後、メモリセルのソースに対し
て消去電圧が、例えば、10msの間、印加され、1回
目の消去が行われ、続いて、消去ベリファイが行われ
る。
【0009】そして、この消去ベリファイの結果、未消
去のメモリセルが存在する場合には、ループ・カウンタ
のカウント値Nが最大カウント値Ne、例えば、300
0回を越えない範囲において、N=N+1とされ、メモ
リセルのソースに対する消去電圧の印加と、消去ベリフ
ァイとが繰り返される。
【0010】ここに、消去ベリファイの結果、未消去の
メモリセルが存在する場合において、ループ・カウンタ
のカウント値Nが最大カウント値Neに一致すると、エ
ラー処理が行われることになる。
【0011】これに対して、消去ベリファイの結果、未
消去のメモリセルが存在しない場合には、VPP端子の
電圧が、例えば、VPPL=0〜0.65[V]にさ
れ、消去モードは終了される。
【0012】図47はメモリセルの消去特性を示してお
り、横軸に消去電圧の印加時間の合計値、縦軸にコント
ロールゲート電圧を示している。
【0013】この図47は、コントロールゲート電圧が
実線9で示す値よりも高い場合には、メモリセルはオン
状態と認識され、コントロールゲート電圧が実線9で示
す値以下の場合には、メモリセルはオフ状態と認識され
ることを示している。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】図47から明らかなよ
うに、消去電圧の印加時間の合計値が一定時間以上にな
らないと、データは完全に消去されないが、従来のフラ
ッシュ・メモリにおいては、消去動作の初めから、即
ち、消去ベリファイを実質的に不要とする期間において
も、メモリセルのソースに対する消去電圧の印加後に必
ず消去ベリファイを行うようにしているので、消去が終
了するまでに多大な時間を要してしまうという問題点が
あった。
【0015】本発明は、かかる点に鑑み、消去ベリファ
イの回数を減らし、消去に要する時間を短くすることが
できるようにしたフラッシュ・メモリを提供することを
目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明によるフラッシュ
・メモリは、消去モード時、消去が一定程度進行するま
では、消去ベリファイを行わず、メモリセルのソースに
対する消去電圧の印加を繰り返して行い、消去が一定程
度進行した後は、メモリセルのソースに対する消去電圧
の印加と、消去ベリファイとを繰り返して行うように、
消去動作及び消去ベリファイ動作を制御する制御回路を
備えて構成される。
【0017】
【作用】本発明においては、消去モード時、消去が一定
程度進行するまでは、消去ベリファイは行われず、消去
が一定程度進行した場合に、消去ベリファイが行われる
ようになるので、消去ベリファイの回数を減らし、消去
に要する時間を短くすることができる。
【0018】
【実施例】以下、図1〜図44を参照して、本発明の第
1実施例及び第2実施例について説明する。
【0019】第1実施例・・図1〜図41 図1は本発明の第1実施例の要部を示す回路図であり、
図1中、11は図45に示すメモリセルが配列されてな
るメモリセルアレイ部である。
【0020】また、12は外部から供給されるアドレス
信号を取り込むアドレスバッファ、13はアドレスバッ
ファ12が取り込んだアドレス信号のうち、Xアドレス
信号をデコードして行の選択を行うXデコーダである。
【0021】また、14はアドレスバッファ12が取り
込んだアドレス信号のうち、Yアドレス信号をデコード
して、列選択信号を出力するYデコーダ、15はYデコ
ーダ14から出力される列選択信号に基づいて列の選択
を行うYゲートである。
【0022】また、16はメモリセルアレイ部11から
読み出されたデータを増幅するセンスアンプ、17はセ
ンスアンプ16により増幅されたデータをラッチして外
部に出力するデータ出力バッファである。
【0023】また、18は入力データを取り込むデータ
入力バッファ、19は入力データをメモリセルアレイ部
11に書き込む場合に使用されるライトアンプである。
【0024】また、20は外部から供給されるコマンド
をデコードするコマンドデコーダ、21はコマンドデコ
ーダ20から出力されるデコード信号に基づいて内部回
路を制御するコマンド制御回路、22は内部タイマであ
る。
【0025】また、23は外部から供給される電源電圧
Vcc及び書込み/消去電源電圧Vppを取り込む内部電源
回路、24はXデコーダ13及びYデコーダ14に対し
て必要な電源電圧を供給するデコーダ電源回路、25は
メモリセルアレイ部11のメモリセルのソースに対して
必要な電源電圧を供給するソース電源回路である。
【0026】図2はソース電源回路25の回路構成を示
しており、このソース電源回路25は、消去電流モニタ
回路を含めて構成されている。
【0027】図2中、27は電源電圧VPPを供給する
VPP電源線、28は電源電圧VSS(0V)を供給す
るVSS電源線、29は、消去モード時、メモリセルの
ソースに供給する消去電圧の最大電圧値を規制するデプ
レッション形のnMOSトランジスタである。
【0028】また、30は後述するように生成されるメ
モリセルに対する消去電圧の供給を制御する消去制御信
号ERSによってON(導通)、OFF(非導通)が制
御されるエンハンスメント形のnMOSトランジスタで
ある。
【0029】また、31は消去制御信号ERSと反転関
係にある反転消去制御信号/ERSによってON、OF
Fが制御されるエンハンスメント形のnMOSトランジ
スタであり、ノード32はメモリセルのソースに接続さ
れている。
【0030】また、33は消去電流モニタ回路であり、
消去モード時、メモリセルのソースに電源電圧VPPを
消去電圧として供給する場合に、メモリセルのソースに
流れ込む電流IAをモニタし、メモリセルのソースに流
れ込む電流が所定の値以下になったか否かを判断するも
のである。
【0031】この消去電流モニタ回路33において、3
4、35はメモリセルのソースに流れ込む電流IAを検
出するためのカレントミラー回路を構成するエンハンス
メント形のpMOSトランジスタである。
【0032】また、36、37はpMOSトランジスタ
34、35に対応して設けられているカレントミラー回
路を構成するエンハンスメント形のpMOSトランジス
タ、38はnMOSトランジスタ29に対応して設けら
れているデプレッション形のnMOSトランジスタであ
る。
【0033】また、39はnMOSトランジスタ30に
対応して設けられているエンハンスメント形のnMOS
トランジスタであり、このnMOSトランジスタ39
は、そのゲートに電源電圧VCC(5[V])が供給さ
れ、常にオン状態とされる。
【0034】また、40、41はエンハンスメント形の
nMOSトランジスタ、42はノード43の論理レベル
を判定するバッファ、VERはメモリセルのソースに消
去電圧を印加した後、消去ベリファイ動作を行うか否か
を制御するベリファイ制御信号である。
【0035】なお、後述するように、消去モード時、ベ
リファイ制御信号VER=Lレベル(低レベル)の場合
には、消去ベリファイは行われず、メモリセルのソース
に対する消去電圧の印加が繰り返して行われ、ベリファ
イ制御信号VER=Hレベル(高レベル)となった場合
にのみ、メモリセルのソースに対する消去電圧の印加
後、消去ベリファイが行われる。
【0036】ここに、メモリセルのソースに消去電圧を
供給する場合以外の場合には、図3に示すように、消去
制御信号ERS=Lレベル、反転消去制御信号/ERS
=Hレベル、nMOSトランジスタ30=OFF、nM
OSトランジスタ31=ONとされ、メモリセルのソー
スには電源電圧VSS=0[V]が供給される。
【0037】これに対して、メモリセルのソースに消去
電圧を供給する場合には、図4に示すように、消去制御
信号ERS=Hレベル、反転消去制御信号/ERS=L
レベル、nMOSトランジスタ30=ON、nMOSト
ランジスタ31=OFFとされ、メモリセルのソースに
対して電源電圧VPPがpMOSトランジスタ34、n
MOSトランジスタ29、30を介して供給される。
【0038】ここに、図5は、メモリセルの消去電流電
圧特性及び消去電圧印加回路の動作曲線を示す図であ
り、横軸にメモリセルのソースに印加される消去電圧、
縦軸にメモリセルのソースに流れ込む消去電流を示して
いる。
【0039】即ち、フローティングゲート(FG)が負
電圧、例えば、−4[V]にある場合、ソース電源回路
25のVPP電源線27に対して電源電圧VPPとして
VPPH=12[V]を印加したとしても、消去電流が
大きいことから、メモリセルのソースに印加される消去
電圧は8.7[V]となってしまう。
【0040】そして、フローティングゲートの電圧が0
[V]に近くなるに従って、即ち、消去状態になるに従
って、消去電流が小さくなることから、メモリセルのソ
ースに印加される消去電圧は12[V]に近づくことに
なる。
【0041】そこで、この第1実施例においては、pM
OSトランジスタ36、nMOSトランジスタ38、3
9からなる電流経路には参照電流IBとして、ソース電
源回路25のVPP電源線27に電源電圧VPPとして
VPPH=12[V]を供給した場合にメモリセルのソ
ースに印加される消去電圧が10.5[V]となる場
合、即ち、フローティングゲートの電圧が未消去状態で
ある−2[V]になった場合に、メモリセルのソースに
流れ込む消去電流IAの電流値と同一の電流値が常に流
れるように、回路定数が設定される。
【0042】したがって、このソース電源回路25にお
いては、消去を開始した後、フローティングゲートの電
圧が−2[V]となるまでは、メモリセルのソースに流
れ込む消去電流IAの電流値は、参照電流IBの電流値よ
りも大きくなる。
【0043】この結果、ノード43の電圧は、ノード4
4の電圧よりも小となりベリファイ制御信号VER=L
レベルとなり、これがコマンド制御回路21においてラ
ッチされる。
【0044】この場合には、前述したように、消去ベリ
ファイは行われず、メモリセルのソースに対する消去電
圧の印加が繰り返される。
【0045】その後、フローティングゲートの電圧が−
2[V]以上に上昇すると、メモリセルのソースに流れ
込む電流IAの電流値は、参照電流IBの電流値よりも小
さくなる。
【0046】この結果、ノード43の電圧は、ノード4
4の電圧よりも大となりベリファイ制御信号VER=H
レベルとなり、これがコマンド制御回路21においてラ
ッチされる。
【0047】このようになると、前述したように、メモ
リセルのソースに対する消去電圧の印加後、消去ベリフ
ァイが行われるようになる。
【0048】また、この第1実施例においては、内部電
源回路23内に、図6に示すようなベリファイ電圧発生
回路が設けられている。
【0049】図6中、46はVPP電源線、47はVS
S電源線、48は負荷素子をなすデプレッション形のn
MOSトランジスタ、49は後述するように生成される
消去べリファイ制御信号EVによりON、OFFが制御
されるエンハンスメント形のnMOSトランジスタであ
る。
【0050】なお、後述するように、消去べリファイ制
御信号EV=Lレベルの場合、消去ベリファイを行うこ
とが禁止され、消去べリファイ制御信号EV=Hレベル
の場合には、消去ベリファイが行われる。
【0051】また、50、51はnMOSトランジスタ
49のドレイン電圧によりON、OFFが制御されるエ
ンハンスメント形のpMOSトランジスタ、52、53
は電源電圧VPPを分圧する抵抗である。
【0052】また、54はバッファであり、このバッフ
ァ54の出力は、センスアンプ負荷電圧PSSAとし
て、センスアンプ16に供給されると共に、消去ベリフ
ァイゲート電圧EVROWとして、後述するゲート電圧
供給回路に供給される。
【0053】このベリファイ電圧発生回路においては、
図7に示すように、消去べリファイ制御信号EV=Lレ
ベルの場合、nMOSトランジスタ49=OFF、nM
OSトランジスタ49のドレイン電圧=Hレベルとな
る。
【0054】この結果、pMOSトランジスタ50、5
1=OFFとなり、センスアンプ負荷電圧PSSA=0
V、消去ベリファイゲート電圧EVROW=0Vとさ
れ、消去ベリファイを行うことが禁止される。
【0055】これに対して、図8に示すように、消去べ
リファイ制御信号EV=Hレベルとされる場合には、n
MOSトランジスタ49=ON、nMOSトランジスタ
49のドレイン電圧=Lレベルとなる。
【0056】この結果、pMOSトランジスタ50、5
1=ONとなり、センスアンプ負荷電圧PSSA=3.
5V、消去ベリファイゲート電圧EVROW=3.5V
とされ、消去ベリファイを行うことができる状態とされ
る。
【0057】また、図9はセンスアンプ16の1ビット
部分を示す回路図であり、図9中、57はセンスアンプ
負荷電圧PSSAを供給するPSSA電圧線、58は負
荷抵抗、59はエンハンスメント形のnMOSトランジ
スタ、60はメモリセルのドレインに接続されているビ
ット線、61はNOR回路、62はバッファ、OUTは
出力データである。
【0058】このセンスアンプにおいては、消去モード
時、消去ベリファイが行われる場合、消去制御信号ER
S=Lレベルとされて、NOR回路61は、ビット線6
0の電圧に対してインバータとして機能するようにさ
れ、nMOSトランジスタ59及びNOR回路61は負
帰還増幅回路として動作する状態とされる。
【0059】この場合において、ビット線60に接続さ
れているメモリセルのドレインに電流が流れる場合に
は、ノード63=Lレベル、出力データOUT=Lレベ
ルとなり、ビット線60に接続されているメモリセルの
ドレインに電流が流れない場合には、ノード63=Hレ
ベル、出力データOUT=Hレベルとなる。
【0060】これに対して、消去モード時、メモリセル
のソースに対して消去電圧が印加される場合には、図1
0に示すように、消去制御信号ERS=Hレベルとされ
て、NOR回路61の出力=Lレベル、nMOSトラン
ジスタ59=OFFに固定され、ビット線60は開放状
態とされる。
【0061】また、この第1実施例においては、内部電
源回路23内に、図11に示すようなゲート電圧供給回
路が設けられている。
【0062】図11中、65は図6に示すベリファイ電
圧発生回路から出力される消去ベリファイゲート電圧E
VROWを供給するEVROW電圧線、66は電源電圧
VCCを供給するVCC電源線である。
【0063】また、67は消去ベリファイ制御信号EV
を反転するインバータ、68はインバータ67の出力に
よりON、OFFが制御されるエンハンスメント形のp
MOSトランジスタである。
【0064】また、69は消去ベリファイ制御信号EV
と消去制御信号ERSとをNOR処理するNOR回路、
70はNOR回路69の出力を反転するインバータ、7
1はインバータ70の出力によりON、OFFが制御さ
れるエンハンスメント形のpMOSトランジスタであ
る。
【0065】また、72は消去制御信号ERSによりO
N、OFFが制御されるエンハンスメント形のnMOS
トランジスタであり、ノード73の電圧はXデコーダ1
3を介してワード線に供給される。
【0066】このゲート電圧供給回路においては、読出
し時、図12に示すように、消去ベリファイ制御信号E
V=Lレベル、消去制御信号ERS=Lレベルとされ
る。
【0067】この結果、インバータ67の出力=Hレベ
ル、pMOSトランジスタ68=OFF、NOR回路6
9の出力=Hレベル、インバータ70の出力=Lレベ
ル、pMOSトランジスタ71=ON、nMOSトラン
ジスタ72=OFFとされ、この場合には、電源電圧V
CCがワード線に供給される。
【0068】これに対して、消去モード時において消去
電圧をメモリセルのソースに印加する場合には、図13
に示すように、消去ベリファイ制御信号EV=Lレベ
ル、消去制御信号ERS=Hレベルとされる。
【0069】この結果、インバータ67の出力=Hレベ
ル、pMOSトランジスタ68=OFF、NOR回路6
9の出力=Lレベル、インバータ70の出力=Hレベ
ル、pMOSトランジスタ71=OFF、nMOSトラ
ンジスタ72=ONとされ、この場合には、電源電圧V
SSがワード線に供給される。
【0070】また、消去ベリファイ時には、図14に示
すように、消去ベリファイ制御信号EV=Hレベル、消
去制御信号ERS=Lレベルとされる。
【0071】この結果、インバータ67の出力=Lレベ
ル、pMOSトランジスタ68=ON、NOR回路69
の出力=Lレベル、インバータ70の出力=Hレベル、
pMOSトランジスタ71=OFF、nMOSトランジ
スタ72=OFFとされ、この場合には、ワード線には
消去ベリファイ電圧EVROW=3.5[V]が供給さ
れる。
【0072】ここに、消去制御信号ERSは、コマンド
制御回路21内に設けられる図15に示す消去制御信号
生成回路により生成される。
【0073】図15中、ERは消去モードを設定する消
去信号、ERSTOPはメモリセルのソースに対する消
去電圧の印加を中断させる消去ストップ信号、ERST
ARTは消去モード動作を開始させる消去スタート信号
である。
【0074】また、ERCONTはベリファイ制御信号
VER=Lレベルの場合、即ち、消去ベリファイが行わ
れない場合において、Lレベルになった消去制御信号E
RSを再びHレベルにし、メモリセルのソースに対する
消去電圧の印加を開始するための消去制御信号立ち上げ
制御信号である。
【0075】また、EVFAILは、消去ベリファイの
結果、消去電圧の印加時間が不足しており、未消去のメ
モリセルが存在することを示す消去ベリファイ・フェイ
ル信号である。
【0076】また、75は消去ストップ信号ERSTO
Pを反転するインバータ、76は消去スタート信号ER
STARTと、消去制御信号立ち上げ制御信号ERCO
NTと、消去ベリファイ・フェイル信号EVFAILと
をNOR処理するNOR回路である。
【0077】また、77、78はフリップフロップ回路
を構成するNAND回路、79はNAND回路77の出
力を反転して、消去制御信号ERSを出力するインバー
タ、80はNAND回路78の出力を反転するインバー
タであり、バランスを取るためにインバータ79に対応
して設けられたものである。
【0078】図16及び図17〜図19は、それぞれ、
この消去制御信号生成回路の動作を説明するための波形
図及び回路図である。
【0079】即ち、この消去制御信号生成回路において
は、図17に示すように、消去信号ER=Lレベル、消
去ストップ信号ERSTOP=Lレベル、消去スタート
信号ERSTART=Lレベル、消去制御信号立ち上げ
制御信号ERCONT=Lレベル、消去ベリファイ・フ
ェイル信号EVFAILの場合、インバータ75の出力
=Hレベル、NOR回路76の出力=Hレベル、NAN
D回路77の出力=Hレベル、NAND回路78の出力
=Lレベル、消去制御信号ERS=Lレベルとなる。
【0080】この状態から、消去信号ER=Hレベルに
なると、後述するように、消去スタート信号ERSTA
RT=Hレベルとなり、この結果、NOR回路76の出
力=Lレベル、NAND回路78の出力=Hレベル、N
AND回路77の出力=Lレベル、消去制御信号ERS
=Hレベルとなる。
【0081】その後、消去スタート信号ERSTART
=Lレベルとなり、NOR回路76の出力=Hレベルと
なるが、この場合、NAND回路77の出力=Lレベル
とされているので、NAND回路78の出力=Hレベル
が維持され、消去制御信号ERS=Hレベルが維持され
る。
【0082】次に、消去ストップ信号ERSTOP=H
レベルになると、インバータ75の出力=Lレベル、N
AND回路77の出力=Hレベル、NAND回路78の
出力=Lレベル、消去制御信号ERS=Lレベルとな
る。
【0083】その後、消去ストップ信号ERSTOP=
Lレベルになると、インバータ75の出力=Hレベルと
なるが、この場合、NAND回路78の出力=Lレベル
とされているので、NAND回路77の出力=Hレベ
ル、消去制御信号ERS=Lレベルが維持される。
【0084】次に、この状態から、図18に示すよう
に、消去制御信号立ち上げ制御信号ERCONT=Hレ
ベルになると、NOR回路76の出力=Lレベル、NA
ND回路78の出力=Hレベル、NAND回路77の出
力=Lレベル、消去制御信号ERS=Hレベルとなる。
【0085】その後、消去制御信号立ち上げ制御信号E
RCONT=Lレベルになると、NOR回路76の出力
=Hレベルとなるが、この場合、NAND回路77の出
力=Lレベルとされているので、NAND回路78の出
力=Hレベルが維持され、消去制御信号ERS=Lレベ
ルが維持される。
【0086】次に、消去ストップ信号ERSTOP=H
レベルになると、インバータ75の出力=Lレベル、N
AND回路77の出力=Hレベル、NAND回路78の
出力=Lレベル、消去制御信号ERS=Lレベルとな
る。
【0087】その後、消去ストップ信号ERSTOP=
Lレベルになると、インバータ75の出力=Hレベルと
なるが、この場合、NAND回路78の出力=Lレベル
とされているので、NAND回路77の出力=Hレベ
ル、消去制御信号ERS=Lレベルが維持される。
【0088】次に、この状態から、図19に示すよう
に、消去ベリファイ・フェイル信号EVFAIL=Hレ
ベルになると、NOR回路76の出力=Lレベル、NA
ND回路78の出力=Hレベル、NAND回路77の出
力=Lレベル、消去制御信号ERS=Hレベルとなる。
【0089】その後、消去ベリファイ・フェイル信号E
VFAIL=Lレベルになると、NOR回路76の出力
=Hレベルとなるが、この場合、NAND回路77の出
力=Lレベルとされているので、NAND回路78の出
力=Hレベルが維持され、消去制御信号ERS=Lレベ
ルが維持される。
【0090】即ち、この消去制御信号生成回路は、消去
スタート信号ERSTART、又は、消去制御信号立ち
上げ制御信号ERCONT、又は、消去ベリファイ・フ
ェイル信号EVFAILがLレベルからHレベルになっ
た場合、消去制御信号ERS=Hレベルとし、その後、
消去ストップ信号ERSTOP=Hレベルになった場合
に、消去制御信号ERS=Lレベルとするものである。
【0091】この消去制御信号生成回路が必要とする消
去スタート信号ERSTARTは、コマンド制御回路2
1内に設けられる図20に示す消去スタート信号生成回
路により生成される。
【0092】図20中、821〜822n-1(nは2以上
の整数であり、823〜822n-3は、図示を省略してい
る)は反転遅延回路を構成するインバータ、83はイン
バータ822n-1の出力と消去信号ERとをNAND処理
するNAND回路、84はNAND回路83の出力を反
転して消去スタート信号ERSTARTを出力するイン
バータである。
【0093】図21及び図22、図23は、それぞれ、
この消去スタート信号生成回路の動作を説明するための
波形図及び回路図である。
【0094】即ち、この消去スタート信号生成回路にお
いては、図22に示すように、消去信号ER=Lレベル
にある場合、インバータ822n-1の出力=Hレベル、N
AND回路83の出力=Hレベル、消去スタート信号E
RSTART=Lレベルにある。
【0095】この状態から、消去信号ER=Hレベルに
なると、インバータ822n-1の出力はインバータ821
〜822n-1による遅延時間が経過するまで、Hレベルを
維持するので、NAND回路83の出力=Lレベル、消
去スタート信号ERSTART=Hレベルとなる。
【0096】そして、その後、インバータ821〜82
2n-1による遅延時間が経過すると、インバータ822n-1
の出力=Lレベルとなり、NAND回路83の出力=H
レベル、消去スタート信号ERSTART=Lレベルに
なる。
【0097】その後、消去が終了すると、図23に示す
ように、消去信号ER=Lレベルになるが、この場合に
は、NAND回路83の出力=Hレベル、消去スタート
信号ERSTART=Lレベルが維持される。
【0098】そして、その後、インバータ821〜82
2n-1による遅延時間が経過すると、インバータ822n-1
の出力=Hレベルとなるが、この場合、消去信号ER=
Lレベルとされているので、NAND回路83の出力=
Hレベル、消去スタート信号ERSTART=Lレベル
が維持される。
【0099】即ち、この消去スタート信号生成回路は、
消去信号ERがLレベルからHレベルになると、所定の
期間、Hレベルからなる消去スタート信号ERSTAR
Tを出力するものである。
【0100】また、図15に示す消去制御信号生成回路
が必要とする消去ストップ信号ERSTOPは、コマン
ド制御回路21内に設けられる図24に示す消去ストッ
プ信号生成回路により生成される。
【0101】図24中、TIMEはメモリセルのソース
に対する消去電圧の1回の印加時間を規制する消去時間
信号、861〜862n-1(863〜862n-3は図示を省略
している)は反転遅延回路を構成するインバータ、87
はインバータ862n-1の出力と消去時間信号TIMEと
をNOR処理するNOR回路である。
【0102】図25及び図26は、それぞれ、この消去
ストップ信号生成回路の動作を説明するための波形図及
び回路図である。
【0103】即ち、この消去ストップ信号生成回路にお
いては、消去時間信号TIME=Lレベルにある場合、
インバータ862n-1の出力=Hレベル、消去ストップ信
号ERSTOP=Lレベルにあり、この状態から、消去
時間信号TIME=Hレベルになったとしても、消去ス
トップ信号ERSTOP=Lレベルが維持される。
【0104】その後、インバータ861〜862n-1によ
る遅延時間が経過すると、インバータ862n-1の出力=
Lレベルに反転するが、この場合、消去時間信号TIM
E=Hレベルとされているので、消去ストップ信号ER
STOP=Lレベルが維持される。
【0105】ここに、消去時間信号TIME=Lレベル
になると、インバータ862n-1の出力=Lレベルとされ
ていることから、消去ストップ信号ERSTOP=Hレ
ベルとなり、その後、インバータ861〜862n-1によ
る遅延時間が経過すると、インバータ862n-1の出力=
Hレベルに反転し、消去ストップ信号ERSTOP=L
レベルになる。
【0106】即ち、この消去ストップ信号生成回路は、
消去時間信号TIMEがHレベルからLレベルになる
と、所定の時間、Hレベルからなる消去ストップ信号E
RSTOPを出力するものである。
【0107】この消去ストップ信号生成回路が必要とす
る消去時間信号TIMEは、コマンド制御回路21内に
設けられる図27に示す消去時間信号生成回路により生
成される。図27中、89はNAND回路、90〜93
はインバータである。
【0108】図28及び図29は、それぞれ、この消去
時間信号生成回路の動作を示す波形図及び回路図であ
る。
【0109】即ち、この消去時間信号生成回路において
は、消去制御信号ERS=Lレベルにある場合、NAN
D回路89の出力=Hレベル、インバータ90の出力=
Lレベル、インバータ91の出力=Hレベル、消去時間
信号TIME=Lレベル、インバータ93の出力=Hレ
ベルとなっている。
【0110】この状態から、消去制御信号ERS=Hレ
ベルになると、NAND回路89の出力=Lレベル、イ
ンバータ90の出力=Hレベル、インバータ91の出力
=Lレベル、消去時間信号TIME=Hレベル、インバ
ータ93の出力=Lレベルとなる。
【0111】また、この結果、NAND回路89の出力
=Hレベル、インバータ90の出力=Lレベル、インバ
ータ91の出力=Hレベル、消去時間信号TIME=L
レベル、インバータ93の出力=Hレベルとなる。
【0112】なお、後述するように、この時には、消去
制御信号ERS=Lレベルとなっているので、NAND
回路89の出力=Hレベル、インバータ90の出力=L
レベル、インバータ91の出力=Hレベル、消去時間信
号TIME=Lレベル、インバータ93の出力=Hレベ
ルが維持される。
【0113】また、図15に示す消去制御信号生成回路
が必要とする消去制御信号立ち上げ制御信号ERCON
Tは、コマンド制御回路21内に設けられる図30に示
す消去制御信号立ち上げ制御信号生成回路により生成さ
れる。
【0114】図30中、95はベリファイ制御信号VE
Rを反転するインバータ、96はインバータ95の出力
と消去ストップ信号ERSTOPとをNAND処理する
NAND回路、971〜972n-1(973〜972n-3は図
示を省略している)は反転遅延回路を構成するインバー
タである。
【0115】図31及び図32、図33は、それぞれ、
この消去制御信号立ち上げ制御信号生成回路の動作を示
す波形図及び回路図である。
【0116】即ち、この消去制御信号立ち上げ制御信号
生成回路においては、ベリファイ制御信号VER=Lレ
ベルにある場合、インバータ95の出力=Hレベルとな
り、NAND回路96は消去ストップ信号ERSTOP
に対してインバータとして動作する。
【0117】ここに、図32に示すように、消去ストッ
プ信号ERSTOP=Lレベルにある場合、NAND回
路96の出力=Hレベル、消去制御信号立ち上げ制御信
号ERCONT=Lレベルにある。
【0118】この状態から、消去ストップ信号ERST
OP=Hレベルになると、NAND回路96の出力=L
レベルになり、インバータ971〜972n-1の遅延時間
を経過すると、消去制御信号立ち上げ制御信号ERCO
NT=Hレベルになる。
【0119】そして、その後、消去ストップ信号ERS
TOP=Lレベルになると、NAND回路96の出力=
Hレベルになり、インバータ971〜972n-1の遅延時
間を経過すると、消去制御信号立ち上げ制御信号ERC
ONT=Lレベルになる。
【0120】これに対して、図33に示すように、ベリ
ファイ制御信号VER=Hレベルにある場合には、イン
バータ95の出力=Lレベルとなり、NAND回路96
の出力=Hレベルに固定され、消去制御信号立ち上げ制
御信号ERCONT=Lレベルに固定される。
【0121】即ち、この消去制御信号立ち上げ制御信号
生成回路は、ベリファイ制御信号VER=Lレベルにあ
る場合において、消去ストップ信号ERSTOPがLレ
ベルからHレベルに変化し、更にLレベルに変化した場
合に、この消去ストップ信号ERSTOPを所定時間遅
延してなる消去制御信号立ち上げ制御信号ERCONT
を出力するものである。
【0122】また、図15に示す消去制御信号生成回路
が必要とする消去ベリファイ・フェイル信号EVFAI
Lは、図34に示すように、消去ベリファイ制御信号E
Vにより活性状態、非活性状態が制御される消去ベリフ
ァイ制御回路99から出力される。
【0123】なお、EVPASSは、消去ベリファイの
結果、消去電圧の印加時間が十分であり、未消去のメモ
リセルが存在していないことを示す消去ベリファイ・パ
ス信号である。
【0124】即ち、消去ベリファイの結果、未消去のメ
モリセルが存在することが確認された場合には、Hレベ
ルからなる消去ベリファイ・フェイル信号EVFAIL
が出力される。
【0125】これに対して、消去ベリファイの結果、未
消去のメモリセルが存在していないことが確認された場
合には、Hレベルからなる消去ベリファイ・パス信号E
VPASSが出力される。
【0126】ここに、この消去ベリファイ制御回路99
が必要とする消去ベリファイ制御信号EVは、コマンド
制御回路21内に設けられる図35に示す消去ベリファ
イ制御信号生成回路により生成される。
【0127】図35中、101は消去ベリファイ・フェ
イル信号EVFAILと、消去ベリファイ・パス信号E
VPASSとをNOR処理するNOR回路、102は消
去ストップ信号ERSTOPと、ベリファイ制御信号V
ERとをNAND処理するNAND回路である。
【0128】また、103、104はRSフリップフロ
ップ回路を構成するNAND回路であり、例えば、NO
R回路101の出力信号が入力されるNAND回路10
3の入力端をセット入力端、NAND回路102の出力
信号が入力されるNAND回路104の入力端をリセッ
ト入力端とみることができる。
【0129】また、105はNAND回路103の出力
を反転するインバータ、106はNAND回路104の
出力を反転するインバータであり、バランスを取るため
に、インバータ105に対応して設けられたものであ
る。
【0130】また、107はベリファイ制御信号VER
によりON、OFFが制御されるエンハンスメント形の
pMOSトランジスタ、108はベリファイ制御信号V
ERを反転してなる反転ベリファイ制御信号/VERに
よりON、OFFが制御されるエンハンスメント形のn
MOSトランジスタである。
【0131】ここに、図36及び図37〜図39は、そ
れぞれ、この消去ベリファイ制御信号生成回路の動作を
説明するための波形図及び回路図である。
【0132】即ち、この消去ベリファイ制御信号生成回
路においては、図37に示すように、ベリファイ制御信
号VER=Lレベル、反転ベリファイ制御信号/VER
=Hレベルの場合、pMOSトランジスタ107=O
N、nMOSトランジスタ108=ONとなり、ノード
109=Hレベル、ノード110=Lレベル、消去ベリ
ファイ制御信号EV=Lレベルに固定される。
【0133】この場合において、消去ベリファイ・フェ
イル信号EVFAIL=Lレベル、消去ベリファイ・パ
ス信号EVPASS=Lレベル、消去ストップ信号ER
STOP=Lレベルの場合、NOR回路101の出力=
Hレベル、NAND回路102の出力=Hレベルとな
る。
【0134】この状態から、ベリファイ制御信号VER
=Hレベル、反転ベリファイ制御信号/VER=Lレベ
ルとなる場合には、pMOSトランジスタ107=OF
F、nMOSトランジスタ108=OFFとなるので、
消去ベリファイ制御信号生成回路は、等価的には、図3
8に示すようになる。
【0135】この場合において、消去ベリファイ・フェ
イル信号EVFAIL=Lレベル、消去ベリファイ・パ
ス信号EVPASS=Lレベル、消去ストップ信号ER
STOP=Lレベルの場合には、NOR回路101の出
力=Hレベル、NAND回路102の出力=Hレベルが
維持される。
【0136】この結果、NAND回路103の出力=H
レベル、NAND回路104の出力=Lレベル、消去ベ
リファイ制御信号EV=Lレベルが維持される。
【0137】この状態から、消去ストップ信号ERST
OP=Hレベルになると、NAND回路102の出力=
Lレベル、NAND回路104の出力=Hレベル、NA
ND回路103の出力=Lレベル、消去ベリファイ制御
信号EV=Hレベルとなる。
【0138】その後、消去ストップ信号ERSTOP=
Lレベルになると、NAND回路102の出力=Hレベ
ルとなるが、NAND回路103の出力=Lレベルとさ
れているので、NAND回路104の出力=Hレベルに
維持される。
【0139】この状態から、消去ベリファイ・フェイル
信号EVFAIL=Hレベルになると、NOR回路10
1の出力=Lレベル、NAND回路103の出力=Hレ
ベル、NAND回路104の出力=Lレベル、消去ベリ
ファイ制御信号EV=Lレベルとなる。
【0140】その後、消去ベリファイ・フェイル信号E
VFAIL=Lレベルになると、NOR回路101の出
力=Hレベルとなるが、NAND回路104の出力=L
レベルとされているので、NAND回路103の出力=
Hレベル、消去ベリファイ制御信号EV=Lレベルが維
持される。
【0141】次に、この状態から、図39に示すよう
に、消去ストップ信号ERSTOP=Hレベルになる
と、NAND回路102の出力=Lレベル、NAND回
路104の出力=Hレベル、NAND回路103の出力
=Lレベル、消去ベリファイ制御信号EV=Hレベルと
なる。
【0142】その後、消去ストップ信号ERSTOP=
Lレベルになると、NAND回路102の出力=Hレベ
ルとなるが、NAND回路103の出力=Lレベルとさ
れているので、NAND回路104の出力=Hレベルに
維持される。
【0143】この状態から、消去ベリファイ・パス信号
EVPASS=Hレベルになると、NOR回路101の
出力=Lレベル、NAND回路103の出力=Hレベ
ル、NAND回路104の出力=Lレベル、消去ベリフ
ァイ制御信号EV=Lレベルとなる。
【0144】次に、この状態から、消去ベリファイ・パ
ス信号EVPASS=Lレベルになると、NOR回路1
01の出力=Hレベルとなるが、NAND回路104の
出力=Lレベルとされているので、NAND回路103
の出力=Hレベル、消去ベリファイ制御信号EV=Lレ
ベルが維持される。
【0145】このように構成された、この第1実施例に
おいては、消去は、図40に示すような手順で行われ
る。
【0146】即ち、まず、外部端子の1個であるVPP
端子にVPPH=12.0[V]が供給される。
【0147】次に、消去セットアップ命令及び消去命令
が連続して入力され、ループ・カウンタのカウント値N
がN=1にセットされた後、メモリセルのソースに対し
て消去電圧が、例えば、10msの間、印加され、1回
目の消去が行われる。
【0148】この場合において、メモリセルのソースに
流れる消去電流IAの電流値が、図2に示す消去電流モ
ニタ回路33のpMOSトランジスタ36、nMOSト
ランジスタ38、39に流れる参照電流IBの電流値よ
りも大きい場合、即ち、消去ベリファイの必要性がない
と判断される場合には、消去ベリファイは行われず、ル
ープ・カウンタのカウント値Nが最大カウント値Ne、
例えば、3000回を越えない範囲において、N=N+
1とされ、メモリセルのソースに対する消去電圧の印加
が繰り返される。
【0149】そして、メモリセルのソースに流れる消去
電流IAの電流値が、消去電流モニタ回路33のpMO
Sトランジスタ36、nMOSトランジスタ38、39
に流れる参照電流IBの電流値よりも小さくなった場
合、即ち、消去ベリファイの必要性が生じた場合には、
メモリセルのソースに対する消去電圧の印加の後、消去
ベリファイが行われるようになる。
【0150】そして、この消去ベリファイの結果、未消
去のメモリセルが存在する場合には、ループ・カウンタ
のカウント値Nが最大カウント値Neを越えない範囲に
おいて、N=N+1とされ、消去パルスの印加及び消去
ベリファイが繰り返される。
【0151】ここに、消去ベリファイの結果、未消去の
メモリセルが存在する場合において、ループ・カウンタ
のカウント値Nが最大カウント値Neに一致すると、エ
ラー処理が行われることになる。
【0152】これに対して、消去ベリファイの結果、未
消去のメモリセルが存在しない場合には、VPP端子の
電圧が、例えば、VPPL=0〜0.65[V]にさ
れ、消去モードは終了される。
【0153】ここに、図41は、この第1実施例におけ
る消去動作を示す波形図であり、この第1実施例におい
ては、コマンドとして、消去セットアップ命令及び消去
命令が連続して入力されると、コマンド制御回路21に
おいて、消去信号ER=Hレベルとされ、消去モードが
設定される。
【0154】この結果、図20に示す消去スタート信号
生成回路は、図21〜図23に示すように、消去スター
ト信号ERSTART=Hレベルとし、これを図15に
示す消去制御信号生成回路に供給する。
【0155】これに対応して、図15に示す消去制御信
号生成回路は、図16及び図17に示すように、消去制
御信号ERS=Hレベルとし、これを図2に示すソース
電源回路25に供給する。
【0156】この結果、図2に示すソース電源回路25
においては、図4に示すように、nMOSトランジスタ
30=ONとされ、メモリセルのソースに対する消去電
圧の印加が行われる。
【0157】ここに、消去制御信号生成回路において、
消去制御信号ERS=Hレベルとされると、図27に示
す消去時間信号生成回路は、図28及び図29に示すよ
うに、消去時間信号TIME=Hレベルとし、その後、
所定時間が経過すると、消去時間信号TIME=Lレベ
ルとする。
【0158】このように、消去時間信号TIMEがHレ
ベルからLレベルになると、図24に示す消去ストップ
信号生成回路は、図25及び図26に示すように、消去
ストップ信号ERSTOP=Hレベルとする。
【0159】ここに、消去ストップ信号ERSTOP=
Hレベルにされると、図15に示す消去制御信号生成回
路は、図16及び図17に示すように、消去制御信号E
RS=Lレベルとする。
【0160】この結果、図2に示すソース電源回路25
においては、図3に示すように、nMOSトランジスタ
30=OFFとされ、メモリセルのソースに対する消去
電圧の印加が中断される。
【0161】また、消去ストップ信号ERSTOP=H
レベルにされると、図30に示す消去制御信号立ち上げ
制御信号生成回路は、図31及び図32に示すように、
消去ストップ信号ERSTOPを遅延してなる消去制御
信号立ち上げ制御信号ERCONTを出力する。
【0162】この結果、図15に示す消去制御信号生成
回路は、図16及び図18に示すように、消去制御信号
ERS=Hレベルとし、図2に示すソース電源回路25
においては、図4に示すように、nMOSトランジスタ
30=ONとされ、メモリセルのソースに対する消去電
圧の印加が行われる。
【0163】その後、消去ストップ信号ERSTOP=
Hレベルにされると、図15に示す消去制御信号生成回
路は、図16及び図17に示すように、消去制御信号E
RS=Lレベルとする。
【0164】この結果、図2に示すソース電源回路25
においては、図3に示すように、nMOSトランジスタ
30=OFFとされ、メモリセルのソースに対する消去
電圧の印加が中断される。
【0165】以後、メモリセルのソースに流れる消去電
流IAの電流値が参照電流IBの電流値よりも大きい期
間、即ち、ベリファイ制御信号VER=Lレベルとされ
ている期間、消去制御信号立ち上げ制御信号ERCON
Tと、消去ストップ信号ERSTOPとによる制御によ
って、メモリセルのソースに対する消去電圧の印加が繰
り返される。
【0166】そして、その後、メモリセルのソースに流
れる消去電流IAの電流値が参照電流IBの電流値よりも
小さくなると、図2に示すソース電源回路25の消去電
流モニタ回路33から出力されるベリファイ制御信号V
ERはHレベルになる。
【0167】この結果、図35に示す消去ベリファイ制
御信号生成回路が活性化され、メモリセルのソースに対
する消去電圧の印加の後に消去ベリファイが行われるモ
ードに移行する。
【0168】即ち、このモードにおいては、消去制御信
号ERS=Hレベルにされ、図2に示すソース電源回路
25において、図4に示すように、nMOSトランジス
タ30=ONとされ、メモリセルのソースに消去電圧が
供給された後、消去ストップ信号ERSTOP=Hレベ
ルにされると、図35に示す消去ベリファイ制御信号生
成回路は、図36〜図38に示すように、消去ベリファ
イ制御信号EV=Hレベルとし、図34に示す消去ベリ
ファイ制御回路99による制御により消去ベリファイが
行われるようになる。
【0169】この消去ベリファイの結果、未消去のメモ
リセルの存在が確認された場合には、消去ベリファイ・
フェイル信号EVFAIL=Hレベルとされ、図15に
示す消去制御信号生成回路は、図16及び図19に示す
ように、消去制御信号ERS=Hレベルとする。
【0170】この結果、図2に示すソース電源回路25
においては、図4に示すように、nMOSトランジスタ
30=ONとされ、メモリセルのソースに対する消去電
圧の印加が行われる。
【0171】ここに、消去制御信号生成回路において、
消去制御信号ERS=Hレベルとされると、図27に示
す消去時間信号生成回路は、図28及び図29に示すよ
うに、消去時間信号TIME=Hレベルとし、その後、
所定時間が経過すると、消去時間信号TIME=Lレベ
ルとする。
【0172】このように、消去時間信号TIMEがHレ
ベルからLレベルになると、図24に示す消去ストップ
信号生成回路は、図25及び図26に示すように、消去
ストップ信号ERSTOP=Hレベルとする。
【0173】ここに、消去ストップ信号ERSTOP=
Hレベルにされると、図15に示す消去制御信号生成回
路は、図16及び図17に示すように、消去制御信号E
RS=Lレベルとする。
【0174】この結果、図2に示すソース電源回路25
においては、図3に示すように、nMOSトランジスタ
30=OFFとされ、メモリセルのソースに対する消去
電圧の印加が中断される。
【0175】以後、最大消去パルス印加回数が規定の回
数に達する範囲内において、消去ベリファイ・パス信号
EVPASS=Hレベルとなるまで、メモリセルのソー
スに対する消去電圧の印加と、消去ベリファイとが繰り
返される。
【0176】そして、消去ベリファイ・パス信号EVP
ASS=Hレベルになると、図35に示す消去ベリファ
イ制御信号生成回路は、図36及び図39に示すよう
に、消去ベリファイ制御信号EV=Lレベルとし、消去
ベリファイが終了され、これによって、消去モードは終
了される。
【0177】このように、この第1実施例によれば、消
去モード時、メモリセルのソースに流れ込む消去電流I
Aの電流値が参照電流IBの電流値以下になったと判断す
るまでは、消去ベリファイを行わず、メモリセルのソー
スに対する消去電圧の印加を繰り返して行い、メモリセ
ルのソースに流れ込む消去電流IAの電流値が参照電流
Bの電流値以下となったと判断するようになった場合
に、メモリセルのソースに対する消去パルスの印加と、
消去ベリファイとを繰り返して行う構成としたので、消
去ベリファイの回数を減らし、消去に要する時間を短く
することができる。
【0178】第2実施例・・図42〜図44 図42は本発明の第2実施例の要部を示す回路図であ
り、本発明の第2実施例が設けるソース電源回路を示し
ている。
【0179】即ち、本発明の第2実施例は、図2に示す
本発明の第1実施例が設けるソース電源回路の代わり
に、図42に示すソース電源回路を設け、その他につい
ては、図1に示す第1実施例と同様に構成したものであ
る。
【0180】図42中、112は負荷素子をなすデプレ
ッション形のnMOSトランジスタ、113は消去制御
信号ERSによりON、OFFが制御されるエンハンス
メント形のnMOSトランジスタである。
【0181】また、114はnMOSトランジスタ11
3のドレイン電圧によりON、OFFが制御されるエン
ハンスメント形のpMOSトランジスタ、115はメモ
リセルのソースに印加する消去電圧の最大値を規制する
デプレッション形のnMOSトランジスタ、116はn
MOSトランジスタ113のドレイン電圧によりON、
OFFが制御されるエンハンスメント形のnMOSトラ
ンジスタである。
【0182】また、117は消去電圧モニタ回路であ
り、消去モード時、メモリセルのソースに印加される消
去電圧をモニタし、メモリセルのソースに印加される消
去電圧が所定の値以上になったか否かを判断するもので
ある。
【0183】この消去電圧モニタ回路117において、
1181〜118k(kは2以上の整数であり、1183
〜118k-1は図示を省略している)はダイオード接続
されたエンハンスメント形のnMOSトランジスタ、1
19は負荷素子をなすデプレッション形のnMOSトラ
ンジスタ、120はベリファイ制御信号VERを出力す
るバッファである。
【0184】ここに、メモリセルのソースに対して消去
電圧を供給する場合以外の場合には、図43に示すよう
に、消去制御信号ERS=Lレベル、nMOSトランジ
スタ113=OFFとされる。
【0185】この結果、nMOSトランジスタ113の
ドレイン電圧=Hレベル(VPP)、pMOSトランジ
スタ114=OFF、nMOSトランジスタ116=O
Nとされ、メモリセルのソースには電源電圧VSS=0
[V]が供給される。
【0186】これに対して、メモリセルのソースに対し
て消去電圧を供給する場合には、図44に示すように、
消去制御信号ERS=Hレベル、nMOSトランジスタ
113=ONとされる。
【0187】この結果、pMOSトランジスタ114=
ON、nMOSトランジスタ116=OFFとされ、メ
モリセルのソースには消去電圧VPPがpMOSトラン
ジスタ114、nMOSトランジスタ115を介して供
給される。
【0188】ここに、前述したように、図5は、メモリ
セルの消去電流電圧特性及び消去電圧印加回路の動作曲
線を示す図であり、横軸にメモリセルのソースに印加さ
れる消去電圧、縦軸にメモリセルのソースに流れ込む消
去電流を示している。
【0189】即ち、フローティングゲート(FG)が負
電圧、例えば、−4[V]にある場合、図42に示すソ
ース電源回路のVPP電源線に対して電源電圧VPPと
してVPPH=12[V]を印加したとしても、消去電
流が大きいことから、メモリセルのソースに印加される
消去電圧は8.7[V]となってしまう。
【0190】そして、フローティングゲートの電圧が0
[V]に近くなるに従って、即ち、消去状態になるに従
って、消去電流が小さくなることから、メモリセルのソ
ースに印加される消去電圧は12[V]に近づくことに
なる。
【0191】そこで、この第2実施例においては、メモ
リセルのソースに印加される消去電圧が10.5[V]
よりも低い場合、即ち、フローティングゲートの電圧が
−2[V]よりも低い場合には、nMOSトランジスタ
1181〜118k=OFFが維持され、ベリファイ制御
信号VER=Lレベルとなり、メモリセルのソースに印
加される消去電圧が10.5[V]以上となった場合、
即ち、フローティングゲートの電圧が−2[V]以上と
なった場合に、nMOSトランジスタ1181〜118k
=ONとなり、ベリファイ制御信号VER=Hレベルと
なるようにされている。
【0192】したがって、このソース電源回路において
は、消去が開始された後に、フローティングゲートの電
圧が−2[V]となるまでは、メモリセルのソースに印
加される消去電圧は10.5[V]よりも低い電圧とな
っている。
【0193】この結果、この場合には、nMOSトラン
ジスタ1181〜118K=OFFが維持され、ベリファ
イ制御信号VER=Lレベルが出力され、これがコマン
ド制御回路21においてラッチされる。
【0194】この場合には、第1実施例の項で説明した
ように、消去ベリファイは行われず、メモリセルのソー
スに対する消去電圧の印加が繰り返される。
【0195】そして、その後、フローティングゲートの
電圧が−2[V]以上に上昇すると、メモリセルのソー
スに印加される消去電圧は10.5[V]以上となる。
【0196】このようになると、nMOSトランジスタ
1181〜118K=ONとなり、ベリファイ制御信号V
ER=Hレベルが出力され、これがコマンド制御回路2
1においてラッチされる。
【0197】この場合には、第1実施例の項で説明した
ように、メモリセルのソースに対する消去電圧の印加
後、消去ベリファイが行われるようになる。
【0198】このように、この第2実施例によれば、消
去モード時、メモリセルのソースに印加される消去電圧
が所定の値、例えば、10.5[V]以上になったと判
断するまでは、消去ベリファイを行わず、メモリセルの
ソースに対する消去電圧の印加を繰り返して行い、メモ
リセルのソースに印加される消去電圧が所定の値、例え
ば、10.5[V]以上になったと判断するようになっ
た場合に、メモリセルのソースに対する消去パルスの印
加と、消去ベリファイとを繰り返して行う構成としたの
で、消去ベリファイの回数を減らし、消去に要する時間
を短くすることができる。
【0199】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、消去モ
ード時、消去が一定程度進行するまでは消去ベリファイ
は行われず、消去が一定程度進行した場合に、消去ベリ
ファイが行われるという構成を採用したことにより、消
去ベリファイの回数を減らし、消去に要する時間を短く
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の要部を示す回路図であ
る。
【図2】本発明の第1実施例が設けるソース電源回路を
示す回路図である。
【図3】本発明の第1実施例が設けるソース電源回路の
動作を説明するための回路図である。
【図4】本発明の第1実施例が設けるソース電源回路の
動作を説明するための回路図である。
【図5】メモリセルの消去電流電圧特性及び消去電圧印
加回路の動作曲線を示す図である。
【図6】本発明の第1実施例が設けるベリファイ電圧発
生回路を示す回路図である。
【図7】本発明の第1実施例が設けるベリファイ電圧発
生回路の動作を説明するための回路図である。
【図8】本発明の第1実施例が設けるベリファイ電圧発
生回路の動作を説明するための回路図である。
【図9】本発明の第1実施例が設けるセンスアンプの1
ビット部分を示す回路図である。
【図10】本発明の第1実施例が設けるセンスアンプの
1ビット部分の動作を説明するための回路図である。
【図11】本発明の第1実施例が設けるゲート電圧供給
回路を示す回路図である。
【図12】本発明の第1実施例が設けるゲート電圧供給
回路の動作を説明するための回路図である。
【図13】本発明の第1実施例が設けるゲート電圧供給
回路の動作を説明するための回路図である。
【図14】本発明の第1実施例が設けるゲート電圧供給
回路の動作を説明するための回路図である。
【図15】本発明の第1実施例が設ける消去制御信号
(ERS)生成回路を示す回路図である。
【図16】本発明の第1実施例が設ける消去制御信号
(ERS)生成回路の動作を説明するための波形図であ
る。
【図17】本発明の第1実施例が設ける消去制御信号
(ERS)生成回路の動作を説明するための回路図であ
る。
【図18】本発明の第1実施例が設ける消去制御信号
(ERS)生成回路の動作を説明するための回路図であ
る。
【図19】本発明の第1実施例が設ける消去制御信号
(ERS)生成回路の動作を説明するための回路図であ
る。
【図20】本発明の第1実施例が設ける消去スタート信
号(ERSTART)生成回路を示す回路図である。
【図21】本発明の第1実施例が設ける消去スタート信
号(ERSTART)生成回路の動作を説明するための
波形図である。
【図22】本発明の第1実施例が設ける消去スタート信
号(ERSTART)生成回路の動作を説明するための
回路図である。
【図23】本発明の第1実施例が設ける消去スタート信
号(ERSTART)生成回路の動作を説明するための
回路図である。
【図24】本発明の第1実施例が設ける消去ストップ信
号(ERSTOP)生成回路を示す回路図である。
【図25】本発明の第1実施例が設ける消去ストップ信
号(ERSTOP)生成回路の動作を説明するための波
形図である。
【図26】本発明の第1実施例が設ける消去ストップ信
号(ERSTOP)生成回路の動作を説明するための回
路図である。
【図27】本発明の第1実施例が設ける消去時間信号
(TIME)生成回路を示す回路図である。
【図28】本発明の第1実施例が設ける消去時間信号
(TIME)生成回路の動作を説明するための波形図で
ある。
【図29】本発明の第1実施例が設ける消去時間信号
(TIME)生成回路の動作を説明するための回路図で
ある。
【図30】本発明の第1実施例が設ける消去制御信号立
ち上げ制御信号(ERCONT)生成回路を示す回路図
である。
【図31】本発明の第1実施例が設ける消去制御信号立
ち上げ制御信号(ERCONT)生成回路の動作を説明
するための波形図である。
【図32】本発明の第1実施例が設ける消去制御信号立
ち上げ制御信号(ERCONT)生成回路の動作を説明
するための回路図である。
【図33】本発明の第1実施例が設ける消去制御信号立
ち上げ制御信号(ERCONT)生成回路の動作を説明
するための回路図である。
【図34】本発明の第1実施例が設ける消去ベリファイ
制御回路を示す図である。
【図35】本発明の第1実施例が設ける消去ベリファイ
制御信号(EV)生成回路を示す回路図である。
【図36】本発明の第1実施例が設ける消去ベリファイ
制御信号(EV)生成回路の動作を説明するための波形
図である。
【図37】本発明の第1実施例が設ける消去ベリファイ
制御信号(EV)生成回路の動作を説明するための回路
図である。
【図38】本発明の第1実施例が設ける消去ベリファイ
制御信号(EV)生成回路の動作を説明するための回路
図である。
【図39】本発明の第1実施例が設ける消去ベリファイ
制御信号(EV)生成回路の動作を説明するための回路
図である。
【図40】本発明の第1実施例における消去手順を示す
フローチャートである。
【図41】本発明の第1実施例における消去動作を示す
波形図である。
【図42】本発明の第2実施例が設けるソース電源回路
を示す回路図である。
【図43】本発明の第2実施例が設けるソース電源回路
の動作を説明するための回路図である。
【図44】本発明の第2実施例が設けるソース電源回路
の動作を説明するための回路図である。
【図45】フラッシュ・メモリが備えるメモリセルの断
面構造を示す概略的断面図である。
【図46】従来のフラッシュ・メモリにおける消去手順
を示すフローチャートである。
【図47】メモリセルの消去特性を示す図である。
【符号の説明】
(図1) VCC 電源電圧 VPP 書込み/消去電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−5087(JP,A) 特開 平5−74179(JP,A) 特開 平5−234388(JP,A) 特開 平5−151787(JP,A) 特開 平5−81880(JP,A) 特開 平7−192479(JP,A) 特開 平6−259978(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 16/00 - 16/34 G11C 29/00

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】消去モード時、消去が一定程度進行するま
    では、消去ベリファイを行わず、メモリセルのソースに
    対する消去電圧の印加を繰り返して行い、消去が一定程
    度進行した後は、前記メモリセルのソースに対する消去
    電圧の印加と、消去ベリファイとを繰り返して行うよう
    に、消去動作及び消去ベリファイ動作を制御する制御回
    路を備え、前記制御回路は、前記消去モード時、消去が一定程度進
    行したか否かを監視し、前記メモリセルのソースに消去
    電圧を印加した後、消去ベリファイ動作を行うか否かを
    制御するベリファイ制御信号(VER)を生成するベリ
    ファイ制御信号生成回路と、前記ベリファイ制御信号
    (VER)に基づいて、消去ベリファイ動作を制御する
    消去ベリファイ制御回路の活性状態、非活性状態を制御
    する消去ベリファイ制御信号(EV)を生成する消去ベ
    リファイ制御信号生成回路とを設け、前記ベリファイ制
    御信号(VER)が非活性レベルにある場合には、前記
    消去ベリファイ制御回路を非活性状態にして、前記メモ
    リセルのソースに消去電圧を印加した後、消去ベリファ
    イ動作を行わないようにし、前記ベリファイ制御信号
    (VER)が活性レベルにある場合には、前記消去ベリ
    ファイ制御回路を活性状態にして、前記メモリセルのソ
    ースに消去電圧を印加した後、消去ベリファイ動作を行
    わせるように構成され、 前記ベリファイ制御信号生成回路は、前記メモリセルの
    ソースに対する消去電圧の印加時、前記メモリセルのソ
    ースに流れ込む消去電流をモニタする消去電流モニタ回
    路を設け、前記消去電流が所定の値を越えている間は、
    前記ベリファイ制御信号(VER)として、非活性レベ
    ルにあるベリファイ制御信号(VER)を出力し、前記
    消去電流が所定の値以下となった場合は、前記ベリファ
    イ制御信号(VER)として、活性レベルにあるベリフ
    ァイ制御信号(VER)を出力するように構成されてい
    ことを特徴とするフラッシュ・メモリ。
  2. 【請求項2】前記ベリファイ制御信号生成回路は、第1
    の被制御電極を前記消去電圧を供給する消去電圧線に接
    続され、第2の被制御電極を前記消去電流を供給する経
    路に接続された第1の電界効果トランジスタと、第1の
    被制御電極を前記消去電圧線に接続され、前記第1の電
    界効果トランジスタを入力回路とする第1のカレントミ
    ラー回路を構成する第2の電界効果トランジスタと、第
    1の被制御電極を前記消去電圧線に接続された第3の電
    界効果トランジスタを有し、参照電流が流れるようにさ
    れた参照電流回路と、第1の被制御電極を前記消去電圧
    線に接続され、前記第3の電界効果トランジスタを入力
    回路とする第2のカレントミラー回路を構成する第4の
    電界効果トランジスタと、第1の被制御電極を前記第2
    の電界効果トランジスタの第2の被制御電極に接続さ
    れ、第2の被制御電極を接地された第5の電界効果トラ
    ンジスタと、第1の被制御電極を前記第4の電界効果ト
    ランジスタの第2の被制御電極に接続され、第2の被制
    御電極を接地され、前記第5の電界効果トランジスタを
    入力回路とする第3のカレントミラー回路を構成する第
    6の電界効果トランジスタと、入力端を前記第の電界
    効果トランジスタの第1の被制御電極に接続され、出力
    端に前記ベリファイ制御信号(VER)を出力するよう
    にされたバッファ回路とを設け、前記消去電流が前記参
    照電流よりも大きい間は、前記ベリファイ制御信号(V
    ER)として、非活性レベルにあるベリファイ制御信号
    (VER)を出力し、前記消去電流が前記参照電流より
    小さくなった場合は、前記ベリファイ制御信号(VE
    R)として、活性レベルにあるベリファイ制御信号(V
    ER)を出力するように構成されていることを特徴とす
    る請求項記載のフラッシュ・メモリ。
  3. 【請求項3】消去モード時、消去が一定程度進行するま
    では、消去ベリファイを行わず、メモリセルのソースに
    対する消去電圧の印加を繰り返して行い、消去が一定程
    度進行した後は、前記メモリセルのソースに対する消去
    電圧の印加と、消去ベリファイとを繰り返して行うよう
    に、消去動作及び消去ベリファイ動作を制御する制御回
    路を備え、 前記制御回路は、前記消去モード時、消去が一定程度進
    行したか否かを監視し、前記メモリセルのソースに消去
    電圧を印加した後、消去ベリファイ動作を行うか否かを
    制御するベリファイ制御信号(VER)を生成するベリ
    ファイ制御信号生成回路と、前記ベリファイ制御信号
    (VER)に基づいて、消去ベリファイ動 作を制御する
    消去ベリファイ制御回路の活性状態、非活性状態を制御
    する消去ベリファイ制御信号(EV)を生成する消去ベ
    リファイ制御信号生成回路とを設け、前記ベリファイ制
    御信号(VER)が非活性レベルにある場合には、前記
    消去ベリファイ制御回路を非活性状態にして、前記メモ
    リセルのソースに消去電圧を印加した後、消去ベリファ
    イ動作を行わないようにし、前記ベリファイ制御信号
    (VER)が活性レベルにある場合には、前記消去ベリ
    ファイ制御回路を活性状態にして、前記メモリセルのソ
    ースに消去電圧を印加した後、消去ベリファイ動作を行
    わせるように構成され、 前記ベリファイ制御信号生成回路は、前記メモリセルの
    ソースに対する消去電圧の印加時、前記メモリセルのソ
    ースに印加される消去電圧をモニタする消去電圧モニタ
    回路を設け、前記消去電圧が所定の値を越えない間は、
    前記ベリファイ制御信号(VER)として、非活性レベ
    ルにあるベリファイ制御信号(VER)を出力し、前記
    消去電圧が所定の値以上となった場合は、前記ベリファ
    イ制御信号(VER)として、活性レベルにあるベリフ
    ァイ制御信号(VER)を出力するように構成されてい
    ことを特徴とするフラッシュ・メモリ。
  4. 【請求項4】前記ベリファイ制御信号生成回路は、一端
    を接地された負荷素子と、前記メモリセルのソースに消
    去電圧を供給するソース線と前記負荷素子の他端との間
    に順方向に直列に接続された複数の一方向性素子と、入
    力端を前記負荷素子の他端に接続され、出力端に前記ベ
    リファイ制御信号(VER)を出力するようにされたバ
    ッファ回路とを設け、前記負荷素子の他端の電圧が所定
    の電圧値を越えない間は、前記ベリファイ制御信号(V
    ER)として、非活性レベルにあるベリファイ制御信号
    (VER)を出力し、前記負荷素子の他端の電圧が所定
    の電圧値以上となった場合は、前記ベリファイ制御信号
    (VER)として、活性レベルにあるベリファイ制御信
    号(VER)を出力するように構成されていることを特
    徴とする請求項記載のフラッシュ・メモリ。
  5. 【請求項5】前記消去ベリファイ制御回路は、前記消去
    ベリファイ制御信号(EV)により活性状態とされた場
    合、消去ベリファイ動作を制御し、未消去のメモリセル
    が存在することを示す消去ベリファイ・フェイル信号
    (EVFAIL)又は未消去のメモリセルが存在してい
    ないことを示す消去ベリファイ・パス信号(EVPAS
    S)を生成するように構成されていることを特徴とする
    請求項1又は3記載のフラッシュ・メモリ。
  6. 【請求項6】前記消去ベリファイ制御信号生成回路は、
    第1の入力端に未消去のメモリセルが存在することを示
    す消去ベリファイ・フェイル信号(EVFAIL)が入
    力され、第2の入力端に未消去のメモリセルが存在して
    いないことを示す消去ベリファイ・パス信号(EVPA
    SS)が入力される2入力のNOR回路と、第1の入力
    端にメモリセルに対する消去電圧の印加の中断を指示す
    る消去ストップ信号生成回路から出力される消去ストッ
    プ信号(ERSTOP)が入力され、第2の入力端に前
    記ベリファイ制御信号(VER)が入力される2入力の
    NAND回路と、セット入力端に前記NOR回路の出力
    信号が入力され、リセット入力端に前記NAND回路の
    出力信号が入力され、正相出力端又は逆相出力端に前記
    消去ベリファイ制御信号を出力するフリップフロップ回
    路とを含んで構成されていることを特徴とする請求項
    又は3記載のフラッシュ・メモリ。
  7. 【請求項7】前記消去ストップ信号生成回路は、入力端
    に前記メモリセルのソースに対する消去電圧の1回の印
    加時間を規制する消去時間信号生成回路から出力される
    消去時間信号(TIME)が入力される反転遅延回路
    と、第1の入力端に前記反転遅延回路の出力信号が入力
    され、第2の入力端に消去時間信号(TIME)が入力
    される2入力のNOR回路を設け、このNOR回路の出
    力端に前記消去ストップ信号(ERSTOP)を得るよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項記載のフ
    ラッシュ・メモリ。
  8. 【請求項8】前記消去時間信号生成回路は、第1の入力
    端に前記メモリセルに対する消去電圧の供給を制御する
    消去制御信号生成回路から出力される消去制御信号(E
    RS)が入力される2入力のNAND回路と、入力端を
    前記NAND回路の出力端に接続された反転遅延回路
    と、入力端を前記反転遅延回路の出力端に接続され、出
    力端を前記NAND回路の第2の入力端に接続された反
    転回路とを設け、前記反転遅延回路の出力端に前記消去
    時間信号(TIME)を得るように構成されていること
    を特徴とする請求項記載のフラッシュ・メモリ。
  9. 【請求項9】前記消去制御信号生成回路は、入力端に前
    記消去ストップ信号(ERSTOP)が入力される第1
    の反転回路と、第1の入力端に消去モードを設定する消
    去信号(ER)が入力され、第2の入力端に前記反転回
    路の出力信号が入力される3入力の第1のNAND回路
    と、第1の入力端に消去モード動作の開始を指示する消
    去スタート信号生成回路から出力される消去スタート信
    号(ERSTART)が入力され、第2の入力端に前記
    ベリファイ制御信号(VER)が非活性レベルにある場
    合において、非活性レベルになった前記消去制御信号
    (ERS)を再び活性レベルにし、前記メモリセルのソ
    ースに対する消去電圧の印加を開始するための消去制御
    信号立ち上げ制御信号生成回路から出力される消去制御
    信号立ち上げ制御信号(ERCONT)が入力され、第
    3の入力端に前記消去ベリファイ・フェイル信号(EV
    FAIL)が入力される3入力のNOR回路と、第1の
    入力端に前記第1のNAND回路の出力信号が入力さ
    れ、第2の入力端に前記NOR回路の出力信号が入力さ
    れ、その出力信号を前記第1のNAND回路の第3の入
    力端に供給する2入力の第2のNAND回路と、入力端
    を前記第1のNAND回路の出力端に接続された第2の
    反転回路とを含み、この第2の反転回路の出力端に前記
    消去制御信号(ERS)を得るように構成されているこ
    とを特徴とする請求項記載のフラッシュ・メモリ。
  10. 【請求項10】前記消去スタート信号生成回路は、入力
    端に前記消去信号(ER)が入力される反転遅延回路
    と、第1の入力端に前記反転遅延回路の出力信号が入力
    され、第2の入力端に前記消去信号(ER)が入力され
    る2入力のNAND回路と、入力端を前記NAND回路
    の出力端に接続された反転回路とを設け、この反転回路
    の出力端に前記消去スタート信号(ERSTART)を
    得るようにされていることを特徴とする請求項記載の
    フラッシュ・メモリ。
  11. 【請求項11】前記消去制御信号立ち上げ制御信号生成
    回路は、入力端に前記ベリファイ制御信号(VER)が
    入力される反転回路と、第1の入力端に前記反転回路の
    出力信号が入力され、第2の入力端に前記消去ストップ
    信号(ERSTOP)が入力される2入力のNAND回
    路と、入力端を前記NAND回路の出力端に接続された
    反転遅延回路とを設け、この反転遅延回路の出力端に前
    記消去制御信号立ち上げ制御信号(ERCONT)を得
    るように構成されていることを特徴とする請求項記載
    のフラッシュ・メモリ。
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