JP3496100B2 - 画面表示回路 - Google Patents

画面表示回路

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JP3496100B2
JP3496100B2 JP30641194A JP30641194A JP3496100B2 JP 3496100 B2 JP3496100 B2 JP 3496100B2 JP 30641194 A JP30641194 A JP 30641194A JP 30641194 A JP30641194 A JP 30641194A JP 3496100 B2 JP3496100 B2 JP 3496100B2
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    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
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  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョンセット,
ビデオテープレコーダ等の画像表示装置に使用される画
面表示回路に関し、更に詳述すれば、画像表示装置が本
来表示すべき画像に更にそれぞれに文字,記号等のパタ
ーンが表示された複数の画面を重畳して表示する画面表
示回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のテレビジョンセットあるいはビデ
オテープレコーダ等の画像表示装置では、選択されてい
るチャネル,音量等の操作情報、あるいは時刻等を文字
(記号を含む)でモニタの画面に表示するためのその装
置固有の文字表示機能を備えている場合が多い。そのよ
うな文字表示機能を発揮するには、文字のフォントデー
タをドットデータの形で記憶したメモリ(通常はROM)か
ら表示すべき文字のドットデータを読み出して指定の色
に着色し、適宜のタイミングでモニタの画面に表示する
ための画面表示回路等が必要である。
【0003】また一方、テレビジョン放送に際して、画
像信号とは別に文字コードの信号を放送局から送信して
たとえば字幕を画像信号に重畳して表示する等の新たな
サービスが実用化されている。この場合、前述の個々の
テレビジョンセットあるいはビデオテープレコーダ等の
画像表示装置に固有の文字表示機能と同様に、フォント
データを記憶したメモリを含む画面表示回路が必要であ
る。換言すれば、画像表示装置固有の文字表示機能と放
送局から送信される文字コード信号による文字表示機能
とを同時に機能させるためには、実質的に同一構成の回
路が二組必要である。
【0004】なお、図5(a) の模式図は上述のような表
示が行なわれた場合を模式的に示している。具体的に
は、図5(a) は画像表示装置固有の文字表示機能により
現在選択されているチャネル番号”CH5 ”を白抜き文字
で、放送局から送信されている文字コード信号による字
幕”HELLO ”を黒字でOR合成して表示させた状態を示し
ている。
【0005】図11は上述のような2系統の文字表示を同
時に行なうための画面表示回路の従来の構成例を示すブ
ロック図であり、以下にこの従来例の構成について説明
する。
【0006】図11において、参照符号10は画面表示回路
を示しており、前述の如くその画像表示装置自身の操作
情報あるいは時刻等の表示のための一組と、放送局から
送信される字幕等の文字コードで指定される文字,記号
等の表示のためのもう一組との計二組が備えられてい
る。なお、いずれの画面表示回路10もその内部構成は同
一であり、それぞれの内部構成要素には同一の参照符号
を付してある。両画面表示回路10内には、レジスタ3,
RAM 4, ROM 5, タイミング回路6, シフトレジスタ7
及び着色回路8がそれぞれ備えられている。
【0007】参照符号1はCPU であり、データバス2に
より二組の画面表示回路10の各内部構成要素と接続され
ている。また、参照符号11R, 11G, 11B はそれぞれORゲ
ートを示しており、両画面表示回路10からそれぞれ出力
される R, G, B信号12をOR合成して出力する。
【0008】以下に両画面表示回路10内の構成について
説明する。レジスタ3は、文字が表示されるべき表示画
面上の1行分の文字表示の単位であるブロックの番号を
CPU 1が出力した場合にそれを一旦格納し、RAM 4に与
える。RAM 4は、各ブロック内に表示されるべき文字及
びその色を指定するデータ(以下、着色データと言う)
をCPU 1が出力した場合にそれを格納する。このRAM 4
に格納されたデータの内の文字を指定するデータはROM
5に、色を指定するデータは着色回路8にそれぞれ与え
られる。
【0009】ROM 5は、種々の文字のフォントデータを
ドットデータの形で格納している。このROM 5にRAM 4
から文字を指定するデータ、具体的にはROM 5内の各フ
ォントデータが格納されているアドレスを指定するデー
タが与えられると、対応するドットデータがパラレルデ
ータの形でシフトレジスタ7へ出力される。
【0010】タイミング回路6は、図面では省略してあ
るが、画像表示装置の水平同期信号,垂直同期信号及び
文字表示用のクロック信号等が入力されており、それら
に基づいて画面表示回路10を動作させるためのタイミン
グ信号を生成する。このタイミング回路6が生成するタ
イミング信号はレジスタ3,RAM 4及びシフトレジスタ
7に与えられている。
【0011】シフトレジスタ7はROM 5からパラレルデ
ータの形で出力されるドットデータをシリアルデータに
変換して着色回路8へ出力する。着色回路8はRAM 4か
ら出力される着色データと上述のシフトレジスタ7の出
力データとを合成することにより、 R, G, B信号をそれ
ぞれに対応する出力端子9R, 9B, 9Gへ出力する。
【0012】ORゲート11R, 11B, 11G は、両画面表示回
路10の出力端子9R, 9B, 9Gからそれぞれ出力された2系
統の R, G, B信号それぞれをOR合成して図示されていな
い表示画面に表示させる
【0013】このような従来の画面表示回路の動作は以
下の如くである。CPU 1がまず文字を表示すべきブロッ
クを指定するブロック番号及びその内部に表示されるべ
き文字を指定するデータ及び色を指定する着色データを
データバス2へ出力すると、レジスタ3がブロック番号
を、またRAM 4が文字を指定するデータ及び着色データ
をそれぞれ格納する。
【0014】タイミング回路6からはレジスタ3, RAM
4及びシフトレジスタ7に水平同期信号, 垂直同期信号
及び文字表示用のクロック信号に同期して生成されるタ
イミング信号が与えられているので、RAM 4はレジスタ
3から与えられているブロック番号に対応するタイミン
グで表示すべき文字を指定するデータをROM 5へ、着色
データを着色回路8へそれぞれ出力する。これによりRO
M 5からは指定されたフォントのドットデータがパラレ
ルデータの形で出力され、シフトレジスタ7によりシリ
アルデータに変換されて着色回路8に与えられる。着色
回路8ではRAM4から与えられている着色データとシフ
トレジスタ7から与えられているパラレルのフォントデ
ータとを合成して R, G, B信号を出力端子9R, 9B, 9Gそ
れぞれへ出力する。
【0015】上述の動作が両画面表示回路10で行なわれ
るので、両画面表示回路10それぞれの出力端子9R, 9B,
9Gから R, G, B信号が出力され、それらはORゲート11R,
11B, 11G によりOR合成されて R, G, B信号12として、
たとえば図5(a) の模式図に示されているように、表示
画面に表示される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な従来の画面表示回路では、そのテレビジョンセットあ
るいはビデオテープレコーダ等の画像表示装置に固有の
文字表示機能のための画面表示回路と、放送局から送信
される文字コード信号で指定される文字,記号等を表示
するための画面表示回路との二組の画面表示回路が必要
であり、回路構成として無駄が多く、製造コストへの影
響が大きい。特に上述の従来の構成例に示されているよ
うに、フォントデータを格納するROM が占めるハードウ
ェア量が非常に大きいにも拘わらず、二つのROM には実
質的に同一のフォントデータが格納されているという無
駄がある。また、ROM の次にはRAM が占めるハードウェ
ア量が大きい。従って、これらを削減することが出来れ
ばハードウェアの削減、ひいては製造コストの低減が可
能になる。
【0017】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、従来はその画像表示装置に固有の文字表示
機能のための画面表示回路と、放送局から送信される文
字コード信号で指定される文字,記号等を表示するため
の画面表示回路との二組が必要であったのを一組の回路
で構成することにより、特にフォントデータが格納され
ているROM が一つで済むような構成を採ることにより、
ハードウェアの削減、ひいては製造コストの低減を可能
とした画面表示回路の提供を目的とする。
【0018】また、2画面を合成することにより、フォ
ントデータが予め用意されていない文字を表示し得るよ
うに構成して、フォントデータを格納するROM の容量を
削減し、あるいは逆に同一容量のROM で表示可能な文字
を増加させた画面表示回路の提供をも目的とする。
【0019】更に、表示装置が複数備えられている場合
に、主たる表示装置以外の表示装置にも文字表示を行な
える画面表示回路の提供を目的とする。
【0020】また更に、複数の画面に表示された文字を
OR合成するか、あるいはいずれかを優先して合成するこ
とが可能な画面表示回路の提供をも目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画面表示回
路は、ドットパターンを表示するためのブロックが配置
された第1の画面と、ドットパターンを表示するための
ブロックが配置された第2の画面とを合成して表示装置
に表示する画面表示回路において、第1及び第2の画面
に配置されるべきブロックが第1の画面または第2の画
面のいずれに配置されるかを指定するデータ及びその画
面上での位置を指定するデータを記憶する表示位置記憶
手段と、第1及び第2の画面に配置されるべきブロック
に表示されるパターンを指定するデータを記憶する表示
パターン記憶手段と、表示パターン記憶手段に記憶され
ているデータの内の第1の画面に配置されるべきブロッ
クに表示されるパターンを指定するデータを一時記憶し
て出力する第1の一時記憶手段と、表示パターン記憶手
段に記憶されているデータの内の第2の画面に配置され
るべきブロックに表示されるパターンを指定するデータ
を一時記憶して出力する第2の一時記憶手段と、複数の
パターンのドットデータを記憶しており、パターンを指
定するデータが与えられた場合に対応するドットデータ
を出力するドットデータ記憶手段と、ドットデータ記憶
手段を第1の一時記憶手段と第2の一時記憶手段とに交
互に接続するスイッチング手段と、ドットデータ記憶手
段から出力された第1の画面に配置されるべきブロック
に表示されるパターンのドットデータと第2の画面に
されるべきブロックに表示されるパターンのドットデ
ータとを合成する合成手段とを備えている。
【0022】
【0023】
【0024】また、本発明に係る画面表示回路は、合成
手段が、ドットデータ記憶手段から交互に出力されるデ
ータの論理和を求める論理和手段と、いずれか一方を選
択出力する選択出力手段と、論理和手段または選択出力
手段のいずれか一方を機能させる制御手段とを備えてい
る。
【0025】また更に、本発明に係る画面表示回路は、
ドットデータ記憶手段から交互に出力されて合成手段に
入力されるデータの内の少なくとも一方を、合成手段を
バイパスして出力する手段を備ている。
【0026】
【作用】本発明に係る画面表示回路では、表示パターン
記憶手段は、表示位置記憶手段に記憶されている表示位
置の表示を行なうタイミングにおいて、第1の画面に
されるべきブロックに表示されるパターンを指定する
データを出力して第1の一時記憶手段に記憶させ、第2
の画面に配置されるべきブロックに表示されるパターン
を指定するデータを出力して第2の一時記憶手段に記憶
させ、スイッチング手段は、第1の一時記憶手段に記憶
されているデータと第2の一時記憶手段に記憶されてい
るデータとをドットデータ記憶手段に交互に与え、ドッ
トデータ記憶手段は、第1の一時記憶手段から与えられ
たデータに対応するパターンのドットデータと第2の一
時記憶手段から与えられたデータに対応するパターンの
ドットデータを交互に出力し、合成手段は、ドットデー
タ記憶手段から交互に出力されるドットデータを合成す
る。
【0027】
【0028】
【0029】また本発明に係る画面表示回路では、合成
手段が、ドットデータ記憶手段から交互に出力されるデ
ータのいずれか一方または両者の論理和を選択出力する
ように制御することが出来る。
【0030】また更に本発明の画面表示回路では、ドッ
トデータ記憶手段から交互に出力されて合成手段に入力
されるデータの内の少なくとも一方が合成手段をバイパ
スして出力され、他の表示装置に表示することが出来
る。
【0031】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
いて詳述する。
【0032】〔第1の実施例〕まず、図1のブロック図
にその構成例が示されている第1の実施例について説明
するが、これは図6の模式図に示されているように、2
層の表示画面(以下、それぞれを第1レイヤ,第2レイ
ヤと言う)を出力し、それぞれのレイヤ上の任意のブロ
ックに文字表示を可能とする構成である。
【0033】図1において、参照符号1はCPU であり、
データバス2により本発明の画面表示回路の各構成要素
と接続されている。
【0034】参照符号13は表示位置記憶手段として機能
するレジスタであり、CPU 1が文字を表示すべき表示画
面上の1行分の文字表示の単位であるブロックの番号及
びそのブロックを第1または第2のいずれのレイヤに表
示するかを指定するデータを出力した場合にそれを一旦
格納する。
【0035】参照符号4は表示パターン記憶手段として
機能するRAM であり、上述のレジスタ13が保持している
データが与えられる他、各ブロック内に表示されるべき
文字のフォントデータを指定するデータ、即ち後述する
ROM 5における格納アドレス及びその色を指定するデー
タ(以下、着色データと言う)をCPU 1が出力した場合
にそれを格納する。
【0036】参照符号15は第1の一時記憶手段として機
能する第1バッファを示しており、上述のRAM 4に格納
されているデータの内の第1レイヤに表示されるべき文
字に関するデータが出力された場合にそれを一時的に保
持すると共に出力する。また、参照符号16は第2の一時
記憶手段として機能する第2バッファを示しており、上
述のRAM 4に格納されているデータの内の第2レイヤに
表示されるべき文字に関するデータが出力された場合に
それを一時的に保持すると共に出力する。第1バッファ
15に保持されたデータの内のフォントデータのアドレス
はスイッチング手段として機能するスイッチ17を介して
ROM 5に与えられ、着色データは第1着色回路20に直接
与えられる。また、第2バッファ16に保持されたデータ
の内のフォントデータのアドレスはスイッチ17を介して
ROM 5に与えられ、着色データは第2着色回路21に直接
与えられる
【0037】ROM 5はドットデータ記憶手段として機能
する。即ち、ROM 5は、種々の文字のフォントデータを
ドットデータの形で格納しており、RAM 4から出力され
たフォントデータを指定するデータ、具体的にはROM 5
内の各フォントデータが格納されているアドレスが第1
バッファ15及びスイッチ17を介して与えられると、対応
するフォントのドットデータをパラレルデータの形で第
1シフトレジスタ18へ出力する。また、ROM 5は各フォ
ントデータが格納されているアドレスが第2バッファ16
及びスイッチ17を介して与えられると、対応するフォン
トのドットデータをパラレルデータの形で第2シフトレ
ジスタ19へ出力する。
【0038】第1シフトレジスタ18はROM 5からパラレ
ルデータの形で与えられる第1レイヤに表示されるべき
文字のドットデータを、第2シフトレジスタ19はROM 5
からパラレルデータの形で与えられる第2レイヤに表示
されるべき文字のドットデータをそれぞれシリアルデー
タに変換する。
【0039】参照符号14はタイミング回路を示してお
り、図面では省略してあるが、画像表示装置の水平同期
信号,垂直同期信号及び文字表示用のクロック信号等が
入力されており、それらに基づいて本発明の画面表示回
路を動作させるためのタイミング信号を生成する。この
タイミング回路14が生成するタイミング信号は上述のレ
ジスタ13,RAM 4, スイッチ17及び第1, 第2シフトレ
ジスタ18, 19に与えられている。
【0040】参照符号20は第1着色回路を、21は第2着
色回路をそれぞれ示している。両着色回路20, 21には前
述の如くRAM 4から出力されて第1バッファ15,第2バ
ッファ16にそれぞれ保持されている着色データも与えら
れており、上述の両シフトレジスタ18, 19から出力され
るデータと着色データとを合成することにより、第1レ
イヤに表示すべき R, G, B信号及び第2レイヤに表示す
べき R, G, B信号をそれぞれ出力する。
【0041】参照符号22は合成手段として機能するミキ
シング回路を示しており、両着色回路20, 21から出力さ
れる R, G, B信号をCPU 1から与えられるデータに従っ
てOR合成した R, G, B信号12、あるいはいずれか一方を
優先して表示するように合成した R, G, B信号12を出力
する。
【0042】このような本発明の画面表示回路の動作は
以下の如くである。CPU 1がまず文字を表示すべきブロ
ックを指定するブロック番号, そのブロックが表示され
るべきレイヤ番号, ブロック内部に表示されるべき文字
のフォントデータ (アドレス) 及び色を指定するデータ
(着色データ) をデータバス2へ出力すると、レジスタ
13がブロック番号及びレイヤ番号を、またRAM 4がフォ
ントデータのアドレス及び着色データをそれぞれ格納す
る。
【0043】タイミング回路6からはレジスタ13, RAM
4, スイッチ17及び両シフトレジスタ18, 19に水平同期
信号, 垂直同期信号及び文字表示用のクロック信号に同
期して生成されるタイミング信号が与えられているの
で、RAM 4はレジスタ13から与えられているブロック番
号に対応するタイミングで第1レイヤに表示すべき文字
のフォントデータのアドレスを第1バッファ15へ、着色
データを第1着色回路20へそれぞれ出力し、レジスタ13
から与えられているブロック番号に対応するタイミング
で第2レイヤに表示すべき文字のフォントデータのアド
レスを第2バッファ16へ、着色データを第2着色回路21
へそれぞれ出力する。
【0044】両バッファ15, 16はRAM 4から出力された
第1, 第2レイヤに表示されるべき文字のフォントデー
タのアドレスをそれぞれ出力しているが、それらのデー
タはタイミング回路14が生成するタイミング信号により
切り換え制御されるスイッチ17を介して交互にROM 5に
与えられる。このスイッチ17を介してフォントデータの
アドレスが与えられることにより、ROM 5は対応するド
ットデータをパラレルデータの形で出力する。
【0045】タイミング回路14の制御により、第1シフ
トレジスタ18はパラレルデータの形でROM 5から出力さ
れた第1レイヤに表示されるべきドットデータを一旦保
持し、第2シフトレジスタ19はパラレルデータの形でRO
M 5から出力された第2レイヤに表示されるべきドット
データを一旦保持する。両シフトレジスタ18, 19がROM
5から出力されたデータを保持するタイミングはタイミ
ング回路14が生成するタイミング信号により制御されて
いる。
【0046】両シフトレジスタ18, 19に保持されたデー
タはタイミング回路14が生成するタイミング信号により
制御されて同時にシリアルデータに変換されてそれぞれ
第1着色回路20及び第2着色回路21へ出力される。両着
色回路20, 21ではRAM 4から出力されて両バッファ15,
16にそれぞれ保持されている着色データが与えられてい
るので、それを両シフトレジスタ18, 19から出力された
ドットデータと合成して R, G, B信号をミキシング回路
22へ出力する。ミキシング回路22には、第1,第2レイ
ヤをOR合成して表示するかあるいはいずれか一方を優先
的に表示するかを指示するデータが与えられている。従
って、ミキシング回路22は両着色回路20, 21からそれぞ
れ出力される R, G, B信号をOR合成して、あるいはいず
れかを優先的に合成して R, G, B信号12を出力する。
【0047】以上のように本発明の画面表示回路の第1
の実施例では、最もハードウェア量が大きいROM と次に
ハードウェア量が大きいRAM とがそれぞれ1個ずつで済
むため、全体としてのハードウェアの大幅な削減が可能
になる。
【0048】〔第1の参考例〕 次に、本発明の画面表示回路の第1の参考例について、
その構成例を示す図2のブロック図を参照して説明す
る。なお、図2のブロック図に示されている第1の参考
と前述の第1の実施例との相違は、第1の実施例で参
照符号13にて示されているレジスタと参照符号4にて示
されているRAM とが第1の参考例ではそれぞれ二組備え
られていることである。なお、第1の実施例で備えられ
ていた第1及び第2のバッファ15, 16は本第2の実施例
では備えられていない。
【0049】図2において、参照符号23は第1の表示位
置記憶手段として機能する第1のレジスタを、24は第2
の表示位置記憶手段として機能する第2のレジスタをそ
れぞれ示している。第1のレジスタ23は、表示されるべ
きブロック番号として第1レイヤのブロック番号がCPU
1から出力された場合にそのブロック番号を格納する。
また、第2のレジスタ24は、表示されるべきブロック番
号として第2レイヤのブロック番号がCPU 1から出力さ
れた場合にそのブロック番号を格納する。
【0050】参照符号26は第1の表示パターン記憶手段
として機能する第1RAM を、27は第2の表示パターン記
憶手段として機能する第2RAM をそれぞれ示している。
第1RAM 26は、第1レイヤのブロックに表示されるべき
文字のフォントデータのアドレス及びその着色データが
CPU 1から出力された場合にそれを格納する。また、第
2RAM 27は、第2レイヤのブロックに表示されるべき文
字のフォントデータのアドレス及びその着色データがCP
U 1から出力された場合にそれを格納する。
【0051】なお、第1RAM 26に格納されているデータ
の内のフォントデータのアドレスはスイッチ17へ、着色
データは第1着色回路20へそれぞれ出力され、第2RAM
27に格納されているデータの内のフォントデータのアド
レスはスイッチ17へ、着色データは第2着色回路21へそ
れぞれ出力される。
【0052】参照符号25はタイミング回路を示してお
り、図面では省略してあるが、水平同期信号,垂直同期
信号及び文字表示用のクロック信号等が入力されてお
り、それらに基づいて本第1の参考例の画面表示回路を
動作させるためのタイミング信号を生成することは前述
の第1の実施例のタイミング回路14と同様である。しか
し、本第1の参考例のタイミング回路25が生成したタイ
ミング信号は第1のレジスタ23, 第2のレジスタ24, 第
1RAM 26, 第2RAM 27, スイッチ17, 第1シフトレジス
タ18及び第2シフトレジスタ19に与えられている。
【0053】他の構成は前述の第1の実施例と同様であ
る。このような構成の本発明の画面表示回路の第1の参
考例の動作は以下の如くである。
【0054】CPU 1が第1レイヤのブロックに表示され
るべき文字のフォントデータのアドレス及びその着色デ
ータを出力すると、第1のレジスタ23がブロック番号
を、第1RAM 26がフォントデータのアドレス及びその着
色データをそれぞれ格納する。また、CPU 1が第2レイ
ヤのブロックに表示されるべき文字のフォントデータの
アドレス及びその着色データを出力すると、第2のレジ
スタ24がブロック番号を、第2RAM 27がフォントデータ
のアドレス及びその着色データをそれぞれ格納する。
【0055】次に、タイミング回路25の制御により、第
1RAM 26は第1のシフトレジスタ23から与えられている
第1レイヤに表示されるべきブロック番号に対応するタ
イミングでデータを出力し、第2RAM 27は第2のシフト
レジスタ24から与えられている第2レイヤに表示される
べきブロック番号に対応するタイミングでデータを出力
する。これにより、第1RAM 26からは第1レイヤに表示
されるべき文字のフォントデータのアドレスがスイッチ
17に、着色データが第1着色回路20にそれぞれ与えられ
る。また、第2RAM 27からは第2レイヤに表示されるべ
き文字のフォントデータのアドレスがスイッチ17に、着
色データが第2着色回路21にそれぞれ与えられる。
【0056】そして、タイミング回路25はスイッチ17を
まず第1RAM 26に接続するように制御して第1RAM 26が
出力しているフォントデータのアドレスをROM 5に与え
ることにより、対応するフォントデータをROM 5からパ
ラレルデータの形で出力させる。このROM 5から出力さ
れたデータは、タイミング回路25の制御により第1シフ
トレジスタ18に入力される。
【0057】次に、タイミング回路25はスイッチ17をま
ず第2RAM 27に接続するように制御して第2RAM 27が出
力しているフォントデータのアドレスをROM 5に与える
ことにより、対応するフォントデータをROM 5からパラ
レルデータの形で出力させる。このROM 5から出力され
たデータは、タイミング回路25の制御により第2シフト
レジスタ19に入力される。以降の動作は前述の第1の実
施例と同様である。
【0058】このような本発明の画面表示回路の第1の
参考例では、ROM は1個で済むがRAM が2個必要にな
る。しかし、前述の第1の実施例では、ROM, RAM共に従
来の回路に比して2倍のアクセススピードが要求される
が、本第1の参考例ではROM のみに2倍のアクセススピ
ードが要求される。従って、比較的低速なアクセスタイ
ムの RAMが使用可能であること、タイミング回路の構成
が比較的簡易で済むこと等から、全体的には第1の実施
例例に比してそれ程はハードウェア量を増加させること
なしに構成可能である。
【0059】〔第2の参考例〕 次に、本発明の画面表示回路の第2の参考例について、
その構成例を示す図3のブロック図を参照して説明す
る。なお、本第2の参考例では、上述の第1の実施例及
び第1の参考例で目的とした画像表示装置に固有の文字
表示機能と放送局から送信される文字コードを表示する
機能との2系統の文字表示を行なうのでなく、ROM に
フォントデータが用意されていない文字を表示させる機
能の実現を目的としている。このため、図3のブロック
図に示されている第2の参考例と前述の第1の実施例と
の相違は、第1の実施例で参照符号4にて示されている
RAM4の構成が若干異なることと、第1の実施例で備え
られていた第1及び第3のバッファ15, 16が本第2の参
例では備えられていないことである。
【0060】本第2の参考例では、文字指定のためにRA
M 4に格納されるデータは図8の模式図に示されている
ようにビットフィールドが設定されている。即ち、20ビ
ットのデータの内のビット20〜18には色コード1が、ビ
ット17〜11には文字コード1が、ビット10〜8には色コ
ード2が、ビット7〜1には文字コード2がそれぞれ割
り当てられている。
【0061】色コード1は第1のフォントの着色情報で
あり、文字コード1は第1のフォントのROM 5における
格納アドレスの一部であり、色コード2は第2のフォン
トの着色情報であり、文字コード2は第2のフォントの
ROM 5における格納アドレスの一部である。
【0062】RAM 4からはレジスタ3から与えられてい
る文字の表示位置に対応するタイミングで図8に示され
ているような20ビットのデータの内のビット20〜11がス
イッチ17及び第1着色回路20に、より具体的にはビット
20〜18の色コード1のデータが第1着色回路20に、ビッ
ト17〜11の文字コード1のデータがスイッチ17を経由し
てROM 5にそれぞれ与えられる。また、20ビットのデー
タの内のビット10〜1がスイッチ17及び第2着色回路21
に、より具体的にはビット10〜8の色コード2のデータ
が第2着色回路21に、ビット7〜1の文字コード2のデ
ータがスイッチ17を経由してROM 5にそれぞれ与えられ
る。
【0063】これ以降の動作は第1の実施例と同様であ
る。このような第2の参考例では、たとえば図7の模式
図に示されているように、20ビットのデータのビット17
〜11でフォント1の文字コードとして”5”が指定さ
れ、ビット7〜1でフォント2の文字コードとして”
□”が指定されたとすると、表示画面には文字”5”
を”□”で囲んだパターンが表示される。従って、ROM
5にフォントデータが用意されていないようなパターン
であっても、CPU 1からRAM 4に図8に示されているよ
うなデータを与えてROM 5に予め用意されているフォン
トデータを組み合わせることにより、種々のパターンを
表示することが可能になる。
【0064】また、本第2の参考例の回路において1個
の RAMとして示されているRAM 4を図2に示されている
第1の参考例の回路において2個の RAM26, 27を利用し
て、図8に示されている20ビットのデータを10ビットず
つ格納するように構成すれば、回路を共用することも可
能である。
【0065】〔第2の実施例〕 次に、本発明の画面表示回路の第2の実施例について説
明する。この第2の実施例では、図4に回路構成例が示
されているように、第1着色回路20または第2着色回路
21からミキシング回路22へ出力されている R, G, B信号
の内の一方をミキシング回路22からの出力端子9R, 9B,
9Gとは別の出力端子29R, 29B, 29G からも出力可能なよ
うに構成されている。
【0066】このような第2の実施例では、 CRTディス
プレイ等のような表示装置を二組用意すれば、出力端子
9R, 9B, 9Gから出力される R, G, B信号と出力端子29R,
29B, 29G から出力される R, G, B信号とを別々に表示
することが可能になる。
【0067】〔第3の実施例〕 次に、本発明の画面表示回路の第1の実施例及び第1、
第2の参考例に使用されているミキシング回路22の構成
について、その一構成例を示す図9の回路図を参照して
説明する。なお、以下の図9に関する説明では、第1着
色回路20から出力される R, G, B信号をそれぞれR′,
G′,B′信号とし、第2着色回路21から出力される
R, G, B信号をそれぞれR″,G″,B″信号とする。
【0068】図9において、参照符号221 は2ビットレ
ジスタを示しており、CPU 1からデータバス2を介して
与えられる2ビットデータを保持する。この2ビット(P
2, P1)データは、両着色回路20, 21からそれぞれ出力さ
れる R, G, B信号をOR合成するか、あるいはいずれかを
優先して合成するかを指示する。
【0069】参照符号222 はオーバラップ検出回路を示
しており、両着色回路20, 21の双方から R, G, B信号が
出力されている場合にそれをオーバラップ状態として検
出して有意な (”1”) オーバラップ信号OLを発生す
る。具体的には、このオーバラップ検出回路222 は第1
着色回路20から出力される R, G, B信号を入力する3入
力のORゲート2221と、第2着色回路21から出力される
R, G, B信号を入力する3入力ORゲート2222と、両ORゲ
ート2221, 2222の出力信号を入力する2入力の ANDゲー
ト2223とで構成されている。
【0070】第1着色回路20から出力される R, G, B信
号の内のいずれか一つでもが有意 (”1”) であれば、
換言すれば第1着色回路20からドットデータの出力が行
なわれていれば、ORゲート2221の出力信号は”1”にな
る。また同様に、第2着色回路21から出力される R, G,
B信号の内のいずれか一つでもが有意 (”1”) であれ
ば、換言すれば第2着色回路21からドットデータの出力
が行なわれていれば、ORゲート2222の出力信号は”1”
になる。従って、両ORゲート2221, 2222の出力信号が入
力される ANDゲート2223の出力は、両着色回路20, 21の
双方から R, G,B信号が出力されている場合に”1”に
なる。従って、 ANDゲート2223はこの状態をオーバラッ
プ状態として検出して有意 (”1”) なオーバラップ信
号OLを発生する。
【0071】参照符号22R, 22G, 22B はそれぞれR信号
用のミキシング回路(以下、R-ミキシング回路とい
う)、G信号用のミキシング回路(以下、G-ミキシング
回路という)、B信号用のミキシング回路(以下、B-ミ
キシング回路という)を示しており、いずれも回路構成
としては同一であるので、ここではR-ミキシング回路22
Rの構成についてのみ説明する。
【0072】R-ミキシング回路22R には2入力のNANDゲ
ート22R1, 22R2, 2入力の ANDゲート22R3, 22R4及び2
入力のORゲート22R5が備えられており、第1着色回路20
から出力されるR′信号, 第2着色回路21から出力され
るR″信号, 前述の2ビットレジスタ221 の両ビットP
2, P1及びオーバラップ検出回路222 の出力信号である
オーバラップ信号OLが入力されている。
【0073】具体的には、2入力のNANDゲート22R1には
2ビットレジスタ221 のビットP1及びオーバラップ信号
OLが、2入力のNANDゲート22R2にはオーバラップ信号OL
及び2ビットレジスタ221 のビットP2がそれぞれ入力さ
れている。2入力の ANDゲート22R3にはNANDゲート22R1
の出力信号及び第1着色回路20の出力信号であるR′信
号が、2入力の ANDゲート22R4にはNANDゲート22R2の出
力信号及び第2着色回路21の出力信号であるR″信号が
それぞれ入力されている。そして、両 ANDゲート22R3,
22R4の出力信号が2入力のORゲート22R5に入力されてい
る。
【0074】図10はCPU 1から2ビットレジスタ221 に
設定されるデータ(P2, P1)の値とミキシング回路22の出
力信号の状態とを示す一覧表である。2ビットデータ(P
1, P2)が”00”である場合には両着色回路20, 21からの
R, G, B信号はOR合成され、”10”である場合には第1
着色回路20からのR′, G′, B′信号が優先され、”
01”である場合には第2着色回路21からのR″, G″,
B″信号が優先される。
【0075】以下、本発明の画面表示回路のミキシング
回路22の動作について具体的に説明する。
【0076】第1着色回路20または第2着色回路21の内
のいずれか一方のみから R, G, B信号が出力されている
場合にはオーバラップ信号OLが無意 (”0”) になる、
即ちオーバラップ状態ではないことが検出される。この
場合には、2ビットレジスタ221 に設定されているデー
タとは無関係に、NANDゲート22R1, 22R2の出力信号が共
に”1”になる。従って、第1着色回路20からR′,
G′, B′信号が出力されているのであれば、R-ミキシ
ング回路22R ではR′がそのまま ANDゲート22R3を経由
してORゲート22R5から出力され、出力端子9Rの出力信号
となる。同様に、B-ミキシング回路22B ではB′がその
まま出力されて出力端子9Bの出力信号となり、G-ミキシ
ング回路22G ではG′がそのまま出力されて出力端子9G
の出力信号となる。また、第2着色回路21からR″,
G″, B″信号が出力されているのであれば、R-ミキシ
ング回路22R ではR″がそのまま ANDゲート22R4を経由
してORゲート22R5から出力され、出力端子9Rの出力信号
となる。同様に、B-ミキシング回路22B ではB″がその
まま出力されて出力端子9Bの出力信号となり、G-ミキシ
ング回路22G ではG″がそのまま出力されて出力端子9G
の出力信号となる。
【0077】これに対して、第1着色回路20及び第2着
色回路21の双方から R, G, B信号が出力されている場合
にはオーバラップ信号OLが有意 (”1”) になる、即ち
オーバラップ状態であることが検出される。この場合に
は、2ビットレジスタ221 に設定されているデータに従
って両 R, G, B信号が合成される。
【0078】まず、2ビットレジスタ221 に2ビットデ
ータ(P2, P1)として”00”が設定されている場合には、
図10に示されているように、両 R, G, B信号はOR合成さ
れる。具体的には以下のようになる。2ビットデータ(P
2, P1)として”00”が設定され、且つオーバラップ信号
OLが”1”であるため、両NANDゲート22R1, 22R2の出力
信号は共に”1”になる。このため、 ANDゲート22R3は
他方の入力信号である第1着色回路20からのR′信号を
そのまま出力する状態に、 ANDゲート22R4は他方の入力
信号である第2着色回路21からのR″信号をそのまま出
力する状態になる。
【0079】両 ANDゲート22R3, 22R4の出力信号はORゲ
ート22R5に入力されているので、ORゲート22R5の出力信
号はR′信号とR″信号とのOR合成になる。このような
動作はB-ミキシング回路22B 及びG-ミキシング回路22G
においても同様である。従って、ミキシング回路22は第
1着色回路20からのR′, G′, B′信号と第2着色回
路21からのR″, G″, B″信号とをOR合成した R, G,
B信号を出力する。
【0080】2ビットレジスタ221 に2ビットデータ(P
2, P1)として”10”が設定されている場合には、図10に
示されているように、第1着色回路20から出力される
R′,G′, B′信号が優先される。具体的には以下の
ようになる。2ビットデータ(P2, P1)として”10”が設
定され、且つオーバラップ信号OLが”1”であるため、
NANDゲート22R1の出力信号は”1”に、NANDゲート22R2
の出力信号は”0”にそれぞれなる。このため、 ANDゲ
ート22R3は他方の入力信号である第1着色回路20からの
R′信号をそのまま出力する状態になるが、 ANDゲート
22R4は他方の入力信号である第2着色回路21からのR″
信号には拘わらず”0”を出力する状態になる。
【0081】両 ANDゲート22R3, 22R4の出力信号はORゲ
ート22R5に入力されているので、ORゲート22R5の出力信
号はR′信号のみをそのまま出力する状態、即ち第1着
色回路20からのR′信号を優先する状態になる。このよ
うな動作はB-ミキシング回路22B 及びG-ミキシング回路
22G においても同様である。従って、ミキシング回路22
は第1着色回路20からのR′, G′, B′信号を優先し
て出力する状態になる。
【0082】2ビットレジスタ221 に2ビットデータ(P
2, P1)として”01”が設定されている場合には、図10に
示されているように、第2着色回路21から出力される
R″,G″, B″信号が優先される。具体的には以下の
ようになる。2ビットデータ(P2, P1)として”01”が設
定され、且つオーバラップ信号OLが”1”であるため、
NANDゲート22R1の出力信号は”0”に、NANDゲート22R2
の出力信号は”1”にそれぞれなる。このため、 ANDゲ
ート22R3は他方の入力信号である第1着色回路20からの
R′信号には拘わらず”0”を出力する状態になり、 A
NDゲート22R4は他方の入力信号である第2着色回路21か
らのR″信号をそのまま出力する状態になる。
【0083】両 ANDゲート22R3, 22R4の出力信号はORゲ
ート22R5に入力されているので、ORゲート22R5の出力信
号はR″信号のみをそのまま出力する状態、即ち第2着
色回路21からのR″信号を優先する状態になる。このよ
うな動作はB-ミキシング回路22B 及びG-ミキシング回路
22G においても同様である。従って、ミキシング回路22
は第2着色回路21からのR″, G″, B″信号を優先し
て出力する状態になる。
【0084】このような本発明の画面表示回路のミキシ
ング回路22により両着色回路20, 21から出力される R,
G, B信号をOR合成した場合には前述の従来例と同様に、
図5(a) の模式図に示されているような表示が行なわれ
る。しかし、一方、たとえばチャネル番号”CH5 ”のフ
ォントを優先して表示する場合には、図5(b) の模式図
に示されているように、両者がオーバラップする部分
は”CH5 ”のフォントのデータのみが表示される。
【0085】
【発明の効果】以上に詳述したように本発明に係る画面
表示回路によれば、従来はその画像表示装置に固有の文
字表示機能のための画面表示回路と、放送局から送信さ
れる文字コード信号で指定される文字,記号等を表示す
るための画面表示回路との二組必要であったのを一組の
回路で構成したので、特にフォントデータが格納されて
いるROM が一つで済むような構成を採ることにより、ハ
ードウェアの削減、ひいては製造コストの低減が可能に
なる。
【0086】
【0087】更に本発明に係る画面表示回路によれば、
表示装置が複数備えられている場合に、主たる表示装置
以外の表示装置にも文字表示を行なうことが可能にな
る。
【0088】また更に本発明の画面表示回路によれば、
複数の画面に表示された文字をOR合成するか、あるいは
いずれかを優先して合成することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画面表示回路の第1の実施例の
構成例を示すブロック図である。
【図2】 本発明に係る画面表示回路の第1の参考例
構成例を示すブロック図である。
【図3】 本発明に係る画面表示回路の第2の参考例
構成例を示すブロック図である。
【図4】 本発明に係る画面表示回路の第2の実施例の
構成例を示す回路図である。
【図5】 本発明の画面表示回路の第1の実施例、第1
の参考例及び従来の画面表示回路による表示状態の一例
を示す模式図である。
【図6】 本発明の画面表示回路により表示が行なわれ
る2層の表示画面(レイヤ)を示す模式図である。
【図7】本発明の画面表示回路の第2の参考例による表
示状態の一例を示す模式図である。
【図8】 本発明の画面表示回路の第2の参考例で文字
指定のためにRAM に格納されるデータのビットフィール
ドの設定を示す模式図である。
【図9】 本発明の画面表示回路の第1の実施例及び第
1,第2の参考例に使用されているミキシング回路の一
構成例を示す回路図である。
【図10】 本発明の画面表示回路の第1の実施例及び
第1,第2の参考例に使用されているミキシング回路の
出力信号と2ビットレジスタに設定されるデータの値と
の関係を示す一覧表である。
【図11】 従来の画面表示回路の構成例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
4 RAM 、5 ROM 、15 第1バッファ、16 第2バッ
ファ、17 スイッチ、22 ミキシング回路、23 第1レ
ジスタ、24 第2レジスタ、26 第1RAM 、27第2RAM
、221 2ビットレジスタ、22R R-ミキシング回路、22G
G-ミキシング回路、22B B-ミキシング回路、222 オー
バラップ検出回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 5/00 - 5/42 H04N 5/262 - 5/278

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドットパターンを表示するためのブロッ
    クが配置された第1の画面と、ドットパターンを表示す
    るためのブロックが配置された第2の画面とを合成して
    表示装置に表示する画面表示回路において、 前記第1及び第2の画面に配置されるべきブロックが前
    記第1の画面または前記第2の画面のいずれに配置され
    るかを指定するデータ及びその画面上での位置を指定す
    るデータを記憶する表示位置記憶手段と、 前記第1及び第2の画面に配置されるべきブロックに表
    示されるパターンを指定するデータを記憶する表示パタ
    ーン記憶手段と、 前記表示パターン記憶手段に記憶されているデータの内
    の前記第1の画面に配置されるべきブロックに表示され
    るパターンを指定するデータを一時記憶して出力する第
    1の一時記憶手段と、 前記表示パターン記憶手段に記憶されているデータの内
    の前記第2の画面に配置されるべきブロックに表示され
    るパターンを指定するデータを一時記憶して出力する第
    2の一時記憶手段と、 複数のパターンのドットデータを記憶しており、パター
    ンを指定するデータが与えられた場合に対応するドット
    データを出力するドットデータ記憶手段と、 前記ドットデータ記憶手段を前記第1の一時記憶手段と
    前記第2の一時記憶手段とに交互に接続するスイッチン
    グ手段と、 前記ドットデータ記憶手段から出力された前記第1の画
    面に配置されるべきブロックに表示されるパターンのド
    ットデータと前記第2の画面に配置されるべきブロック
    に表示されるパターンのドットデータとを合成する合成
    手段とを備え、 前記表示パターン記憶手段は、前記表示位置記憶手段に
    記憶されている表示位置の表示を行なうタイミングにお
    いて、前記第1の画面に配置されるべきブロックに表示
    されるパターンを指定するデータを出力して前記第1の
    一時記憶手段に記憶させ、前記第2の画面に配置される
    べきブロックに表示されるパターンを指定するデータを
    出力して前記第2の一時記憶手段に記憶させ、 前記スイッチング手段は、前記第1の一時記憶手段に記
    憶されているデータと前記第2の一時記憶手段に記憶さ
    れているデータとを前記ドットデータ記憶手段に交互に
    与え、 前記ドットデータ記憶手段は、前記第1の一時記憶手段
    から与えられたデータに対応するパターンのドットデー
    タと前記第2の一時記憶手段から与えられたデータに対
    応するパターンのドットデータとを交互に出力し、 前記合成手段は、前記ドットデータ記憶手段から交互に
    出力されるドットデータを合成すべくなしてあることを
    特徴とする画面表示回路。
  2. 【請求項2】 合成手段は、ドットデータ記憶手段から
    交互に出力されるデータの論理和を求める論理和手段
    と、いずれか一方を選択出力する選択出力手段と、前記
    論理和手段または選択出力手段のいずれか一方を機能さ
    せる制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記
    載の画面表示回路。
  3. 【請求項3】 ドットデータ記憶手段から交互に出力さ
    れて合成手段に入力されるデータの内の少なくとも一方
    を、前記合成手段をバイパスして出力する手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載の画面表示回路。
  4. 【請求項4】 それぞれドットパターンを表示するため
    のブロックが配置された第1乃至第n(nは2以上の自
    然数)の画面を合成して表示装置に表示する画面表示回
    路において、 前記第1乃至第nの画面に配置されるべきブロックが前
    記第1乃至第nの画面のいずれに表示されるかを指定す
    るデータ及びその画面上での位置を指定するデータを記
    憶する表示位置記憶手段と、 前記第1乃至第nの画面にそれぞれ配置されるべきブロ
    ックに表示されるパターンを指定するデータを記憶する
    表示パターン記憶手段と、 前記表示パターン記憶手段に記憶されているデータの内
    の前記第1乃至第nの画面にそれぞれ配置されるべきブ
    ロックに表示されるパターンを指定するデータをそれぞ
    れ一時記憶して出力する第1乃至第nの一時記憶手段
    と、 複数のパターンのドットデータを記憶しており、パター
    ンを指定するデータが与えられた場合に対応するドット
    データを出力するドットデータ記憶手段と、 前記ドットデータ記憶手段を前記第1乃至第nの一時記
    憶手段に順次的に接続 するスイッチング手段と、 前記ドットデータ記憶手段から出力された前記第1乃至
    第nの画面にそれぞれ配置されるべきブロックに表示さ
    れるパターンのドットデータを合成する合成手段と を備
    え、 前記表示パターン記憶手段は、前記表示位置記憶手段に
    記憶されている表示位置の表示を行なうタイミングにお
    いて、前記第1乃至第nの画面にそれぞれ配置されるべ
    きブロックに表示されるパターンを指定するデータを出
    力して前記第1乃至第nの一時記憶手段にそれぞれ記憶
    させ、 前記スイッチング手段は、前記第1乃至第nの一時記憶
    手段に記憶されているデータを前記ドットデータ記憶手
    段に順次的に与え、 前記ドットデータ記憶手段は、前記第1乃至第nの一時
    記憶手段から順次的に与えられたデータに対応するパタ
    ーンのドットデータを順次的に出力し、 前記合成手段は、前記ドットデータ記憶手段から順次的
    に出力されるドットデータを合成すべくなしてあること
    を特徴とする画面表示回路。
  5. 【請求項5】 合成手段は、ドットデータ記憶手段から
    順次的に出力されるデータの論理和を求める論理和手段
    と、いずれか一つのみを選択出力する選択出力手段と、
    前記論理和手段または選択出力手段のいずれか一方を機
    能させる制御手段とを備えたことを特徴とする請求項
    に記載の画面表示回路。
  6. 【請求項6】 ドットデータ記憶手段から順次的に出力
    されて合成手段に入力されるデータの内の少なくとも一
    つを、前記合成手段をバイパスして出力する手段を備え
    たことを特徴とする請求項4に記載の画面表示回路。
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