JP3493322B2 - 液だれ防止方法およびシステム - Google Patents

液だれ防止方法およびシステム

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JP3493322B2 JP24055799A JP24055799A JP3493322B2 JP 3493322 B2 JP3493322 B2 JP 3493322B2 JP 24055799 A JP24055799 A JP 24055799A JP 24055799 A JP24055799 A JP 24055799A JP 3493322 B2 JP3493322 B2 JP 3493322B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、半導体ウ
ェハに向かって塗布されるコーティング液の供給を停止
した際、前記コーティング液の流量を制御することによ
り、前記半導体ウェハに対するコーティング液の液だれ
を確実に防止することが可能な液だれ防止方法およびシ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウェハの製造工程において、パタ
ーンの微細化に伴いコーティング液(レジスト液)の膜
厚の均一性が製品の品質の重要な要素となっているた
め、半導体ウェハに対するコーティング液の供給を停止
した際、前記コーティング液の供給口であるノズルから
微量のコーティング液が半導体ウェハに向かって滴下す
る、いわゆる液だれを防止している。
【0003】この場合、半導体ウェハに対しコーティン
グ液の供給を停止した際、液だれが生じてノズルから微
量のコーティング液が滴下されると、前記半導体ウェハ
に形成された膜厚の均一性が損なわれ、不良品となるか
らである。
【0004】図18に示されるように、この従来技術に
係るコーティング液供給システム1は、コーティング液
供給源2と、前記コーティング液供給源2に接続される
開閉弁3およびサックバックバルブ4とを有し、前記サ
ックバックバルブ4の出力側には、半導体ウェハ5に向
かって所定量のコーティング液を滴下するノズル6が付
設されたコーティング液滴下装置7が接続される。前記
開閉弁3は、弁開または弁閉作用下にサックバックバル
ブ4に対するコーティング液の供給状態と供給停止状態
とを切り換える作用を営み、サックバックバルブ4は、
負圧作用下にノズル6内に存するコーティング液を吸引
してノズル6から半導体ウェハ5に向かって生ずる液だ
れを防止する機能を営む。
【0005】従来では、熟練した作業者が、ノズル6先
端の液だれ現象を視認しながら、開閉弁3とサックバッ
クバルブ4の作動タイミングおよび作動速度を微妙に調
整しながら、ノズル6から半導体ウェハ5に向かってコ
ーティング液が液だれすることを防止している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術に係るコーティング液供給システム1では、熟練した
作業者が経験や勘によってノズル6先端の液だれ現象を
視認しながら開閉弁3とサックバックバルブ4の作動タ
イミングおよび作動速度を微妙に調整することにより液
だれを防止しており、経験の浅い作業者では調整が難し
く、あるいは調整に多くの時間を要してしまうという不
都合がある。
【0007】また、半導体ウェハの大型化に伴って分散
性を向上させるためにコーティング液中に界面活性剤を
添加して使用している。このため、コーティング液の表
面張力が低下して液だれが一層発生しやすくなり、より
確実に且つ安定的に液だれを防止することが要求されて
いる。
【0008】さらに、サックバックバルブの制御精度を
向上させることにより液だれを防止しようとすると、該
サックバックバルブのコストが増加するとともにサック
バックバルブの調整作業が複雑化するというさらに他の
不都合が発生する。
【0009】本発明は、前記の種々の不都合を悉く克服
するためになされたものであり、液だれを確実且つ安定
して阻止するとともに、作業者の経験や勘等によらずに
簡単に調整することができ、しかも製造コストを低減さ
せることが可能な液だれ防止方法およびシステムを提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、流体供給源から供給された流体の流通
を遮断した際、流出口から前記流体の液だれが発生する
ことを防止するための方法であって、電動アクチュエー
タの駆動作用下に、開閉弁の閉弁指示時から予め設定さ
れた流出口より流出される流体の流線がくびれた状態と
なる急速弁閉動作位置に到達するまでの時間に対する弁
体のリフト量を制御する工程と、前記急速弁閉動作位置
に到達した後、そのリフト量を制御することがなく前記
開閉弁の弁体を閉止位置に変位させる工程と、を有し、
前記開閉弁の閉弁指示時から流出口より流出される流体
の流線がくびれた状態となる急速弁閉動作位置に到達す
るまでの時間に対する弁体のリフト量は、流体の特性に
応じて記憶手段に複数記憶された動作制御パターンに従
って制御されることを特徴とする。
【0011】 さらに、本発明は、流体を一定の速度で
供給する流体供給源と、電動アクチュエータの駆動作用
下に弁体を変位させて流路を開閉することにより前記流
路を流通する流体の流量を制御する開閉弁と、前記開閉
弁の閉弁指示時から予め設定された流出口から流出され
る流体の流線がくびれた状態となる急速弁閉動作位置に
到達するまでの時間に対する前記弁体のリフト量を制御
し、前記急速弁閉動作位置に到達した後、そのリフト量
を制御することがなく前記開閉弁の弁体を閉止位置に
位させる動作制御パターンが流体特性に対応して複数記
憶された記憶手段と、前記記憶手段から読み出された動
作制御パターンに従って前記電動アクチュエータへの通
電量を制御して弁体のリフト位置を閉弁方向に制御する
制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0012】 本発明によれば、記憶手段から動作制御
パターンが読み出され、前記読み出された動作制御パタ
ーンに従って、開閉弁の閉弁指示時から予め設定された
流出口から流出される流体の流線がくびれた状態となる
急速弁閉動作位置に到達するまでの時間に対する弁体の
リフト量が制御される。さらに、前記急速弁閉動作位置
に到達した後、そのリフト量が制御されることなく開閉
弁の弁体閉止位置に変位させる。このようにして、開
閉弁の閉弁時において、流出口から流体の液だれが発生
することが防止される。
【0013】なお、前記電動アクチュエータに代替して
ポンプを用い、ピストンの変位速度を制御することによ
って流体の液だれが発生することを阻止してもよい。こ
の場合、ポンプに対して吐出停止を指示した後、流出口
より流出する流体の流線がくびれた状態となったとき、
開閉弁の弁体を閉止位置に制御する必要がある。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に係る液だれ防止方法につ
いて、これを実施する液だれ防止システムとの関係にお
いて好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しなが
ら以下詳細に説明する。
【0015】図1において参照数字10は、本発明の実
施の形態に係る液だれ防止システムを示す。
【0016】この液だれ防止システム10は、コーティ
ング液供給源12と、前記コーティング液供給源12に
直列に、順次、接続される電動開閉弁14およびサック
バックバルブ16と、前記サックバックバルブ16の出
力側に接続され、ノズル18が付設されたコーティング
液滴下装置20とを有する。前記電動開閉弁14は、着
座部との離間間隔によって流通するコーティング液を所
定の流量に制御する図示しない弁体と、通電量の制御作
用下に前記弁体の変位量を制御する図示しない電動アク
チュエータとを有し、該電動開閉弁14には、前記弁体
のリフト量を検出するエンコーダ22が配設されてい
る。
【0017】なお、コーティング液供給源12は、例え
ば、ガス圧によってコーティング液を圧送する方式が採
用され、コーティング液の流量制御は、圧力一定の状態
で電動開閉弁14に配設された図示しない弁体のリフト
量に基づいて行う。この電動開閉弁14は、例えば、本
出願人の提案に係るリニアDCモータによる駆動方式
(特願平9−187047号参照)により、弁体のリフ
ト量を任意に多段に制御可能に設けられる。
【0018】前記電動開閉弁14に代替して、エアオペ
レート方式の開閉弁を用い、オペレートエア圧を任意に
コントロールするようにしてもよい。具体的には、図示
しない電空レギュレータによるコントロールや並列にラ
イン化された複数の電磁弁の切り換えとスピードコント
ローラとを組み合わせて行うことができる。
【0019】サックバックバルブ16は、サックバック
量の要求精度に応じて、リニアDCモータまたはエアオ
ペレート方式のいずれを用いてもよい。なお、サックバ
ックバルブ16の応答感度は、問わない。
【0020】ノズル18の下方側に所定間隔離間して、
図示しない回転手段を介して所定方向に回転する回転板
(図示せず)が配設され、前記回転板上には、ノズル1
8からコーティング液が塗布される半導体ウェハ24が
載置されている。
【0021】前記電動開閉弁14には制御装置26が接
続され、前記制御装置26は、エンコーダ22から出力
されるパルス状の検出信号を受けて計数し、計数値が弁
体のリフト位置に対応するパルスカウンタ28と、電流
値信号を増幅し、増幅した電流を電動開閉弁14に配設
された図示しない電磁コイルに通電する電流増幅器30
と、後述する中央演算装置32を制御する制御プログラ
ムと複数の動作制御パターン(後述する)とが格納され
たROM34と、前記ROM34に格納された制御プロ
グラムの制御のもとにパルスカウンタ28の計数値に基
づく弁体のリフト位置と動作制御パターンに基づく弁体
のリフト位置とを比較してその偏差を求め、前記偏差に
基づく電流値信号を電流増幅器30へ送出する中央演算
装置32とを備えている。
【0022】前記中央演算装置32は、予め定めた所定
時間毎に計時を行うタイマ手段36と、前記所定時間毎
における動作制御パターンに基づく弁体のリフト位置と
パルスカウンタ28の計数値に基づく弁体のリフト位置
との偏差を求める偏差演算手段38と、前記偏差演算手
段38によって求めた偏差を零にするために偏差に基づ
く電流値信号を送出する電流値制御手段40と、を機能
的に備えている。
【0023】本発明の実施の形態に係る液だれ防止シス
テム10は、基本的には以上のように構成されるもので
あり、次にその動作並びに作用効果について説明する。
【0024】先ず、従来技術に係るコーティング液供給
システム1(図12参照)を用い、一般的な流量制御例
と流線との相関関係を図2乃至図4に示す。
【0025】一定の流通速度で流通している流体の流れ
を遮断する場合、その流量が零に変化するまでに制御媒
体によって所定の流量変化曲線となる。流量が絞られる
に従って流体は、表面張力による凝縮力の影響が大きく
なり、ある流量で液が切られて不連続な流れとなる。
【0026】このような流量遮断動作に対して、以下に
示される場合に液だれが発生する。 (1) 流体の流れが不連続となり液が切れた後も流体
の供給が続くと、表面張力によりノズル6の先端に保持
される液の限界容量をオーバーして図2に示すような液
だれが発生する。これは不連続になる直前の流量域から
開閉弁3の弁体が完全に弁閉状態となるまでの弁体の動
作が遅い時に発生する。 (2) 流体の流量変化を急速に行うと図3に示すよう
に圧力波が発生し、その時に発生する負圧によって液は
ノズル6の先端で強制的に切られる。図4に示されるよ
うに、この時に発生するセカンドドロップは、半導体ウ
ェハ5の膜面上を転がり、膜の均一性に悪影響を及ぼ
す。
【0027】従って、液だれを防止するためには、上記
のような各種要因を除去すればよい。
【0028】次に、本実施の形態に係る液だれ防止シス
テム10の動作について説明する。なお、初期状態にお
いて、電動開閉弁14は弁開状態にあり、サックバック
バルブ16は、オフ状態にあるものとする。
【0029】コーティング液供給源12の付勢作用下
に、コーティング液が電動開閉弁14およびサックバッ
クバルブ16を通過してコーティング液滴下装置20に
供給され、ノズル18を介してコーティング液が半導体
ウェハ24に滴下される。この結果、半導体ウェハ24
には、所望の膜厚を有する図示しない被膜が形成され
る。
【0030】ここで、コーティング液の供給を停止した
際、ノズル18からの液だれを防止するために電動開閉
弁14を閉止させる場合について、図5及び図6に示す
フローチャートに基づいて説明する。
【0031】電動開閉弁14に開弁が指示されたとき、
制御プログラムの実行が開始され、流体としてのコーテ
ィング液に対して設定されている粘度指示信号および表
面張力指示信号が制御装置26に読み込まれる。この結
果、使用される流体に対応する流体特性が設定される
(ステップS1)。
【0032】さらに、動作制御パターンは、具体的に
は、コーティング液の粘度および表面張力の他に、周囲
温度並びに電動開閉弁14からコーティング液滴下装置
20を経由したノズル18先端までの容量によっても影
響を受けるが、本実施の形態では、コーティング液供給
源12から送出されるコーティング液の圧力、周囲温度
および電動開閉弁14からコーティング液滴下装置20
を経由したノズル18先端までの容量は、電動開閉弁1
4の装着前に予め定まっているので、これらはROM3
4に格納されている動作制御パターンに既に反映されて
いるものとし、使用されるコーティング液の変更にのみ
対応させる場合について例示している。
【0033】ステップS1の実行に続いて電動開閉弁1
4が全開放状態に制御される。
【0034】ステップS1に続く電動開閉弁14の全開
放状態の制御に続いて、読み込まれたコーティング液の
粘度指示信号および表面張力指示信号に基づいて、対応
する動作制御パターンがROM34から読み出され、該
動作制御パターンが図示しないRAMに転送されて格納
される(ステップS2)。
【0035】この動作制御パターンは、閉弁指示時t0
からの経過時間に対する弁開度、すなわち弁体のリフト
量に基づいて流体の流量を制御する流量制御パターンを
有する。
【0036】ここで、流量制御パターンの設定作業につ
いて説明する。
【0037】図7に示すようなテスト回路50を構成
し、弁体の急速弁閉動作位置を確定する。なお、図7に
おいて、参照数字52は流体供給源、参照数字54は圧
力計、参照数字56は可変絞り弁、参照数字58は流量
計、並びに参照数字60はノズルをそれぞれ示してい
る。この場合、流体の表面張力、密度並びに粘度は実際
に使用される流体と同一の条件に設定し、さらに、ノズ
ル60のノズル径、ノズル60と回転板62までの離間
距離H並びに回転板62の回転数も実際の使用条件と同
一に設定しておく。
【0038】流体供給源52の付勢作用下に流体がノズ
ル60から流出している状態において、可変絞り弁56
の摘み部(図示せず)をゆっくりと所定方向に回動さ
せ、前記可変絞り弁56を通過する流体の流量を徐々に
絞り込む。この結果、ノズル60の先端部から流出する
流体の流量が徐々に減少し、ノズル60の先端部から滴
下される液の流線が表面張力によってくびれる状態とな
る(図11B参照)。このように液の流線がくびれる状
態を視認しながら、作業者は、液の流線がくびれる流量
域の中間位置を流量計58から読み取り動作制御パター
ンに入力する。このようにして、急速弁動作位置が動
作制御パターンに設定される。
【0039】続いて、電動開閉弁14の弁体が全開状態
から前記急速弁閉動作位置の状態となるまでの、電動開
閉弁14を流通する流体の流量を制御する流量制御パタ
ーンを設定する。この流量制御パターンは、電動開閉弁
14の弁体が全開位置から急速弁閉動作位置となるまで
の弁体の変位速度を制御することにより、電動開閉弁1
4を流通する流体の流量を制御するものであり、圧力脈
動を発生させない弁体の変位速度で、弁体のリフト量を
演算して得られる流体の流通速度v(以下、必要に応じ
て変位速度vともいう)と加速度aとをパラメータとし
て設定される。
【0040】図8に示されるように、例えば、閉弁指示
時t0 から時間t1 までは、加速度aに基づいて右下が
りの曲線状にその流量が変化するように設定し、前記時
間t 1 から時間t2 までは、流通速度vに基づいて右下
がりの直線状にその流量が変化するように設定し、前記
時間t2 から時間t3 までは加速度(−a)に基づいて
右上がりの曲線状にその流量が変化するように設定す
る。
【0041】その際、流体の流れが不連続とならないよ
うにするとともに、前記テスト回路50において限界値
を確認する。このようにして、設定された流量制御パタ
ーンを動作制御パターンに入力する。実際には、図9に
示されるような予め設定されたパラメータの限界値(M
AX)と次工程に移行するまでの時間に起因する限界値
(MIN)とから加速度aと流通速度vとを設定し、こ
のような加速度aと流通速度vによって流量制御パター
ンが入力される。
【0042】なお、前記流量制御パターンは、弁体の変
位によって圧力脈動を発生させない変位速度によって行
われるため、図3に示すような圧力波が抑制され、ま
た、直線あるいは多次曲線であってもよい。この場合、
圧力脈動を発生させない変位速度は、管路条件や管路の
膨張・収縮による弾性の影響によって異なる。
【0043】ステップS2に続いて閉弁指示がなされる
のを待ち(ステップS3)、閉弁指示がなされると、タ
イマ手段36による計時が開始され(ステップS4)、
前述したような流量制御パターンに基づき、圧力脈動を
発生させない弁体の変位速度によって弁体の全開位置か
ら急速弁閉動作位置まで弁体の変位速度が制御される
(ステップS5)。
【0044】すなわち、図8に示されるように、閉弁指
示時t0 から時間t1 までは、予め設定された加速度a
に基づいて右下がりの曲線状にその流量が変化するよう
に弁体のリフト量を制御し(ステップS5a)、パルス
カウンタ28からの計数値に基づいて弁体のリフト位置
を読み込み(ステップS5b)、弁体のリフト量に基づ
いて流量がQ1 となったか否かをチェックする(ステッ
プS5c)。前記流量がQ1 に到達していない場合に
は、ステップS5aに戻る。
【0045】弁体リフト量に対応して単位時間内に電動
開閉弁14を流通する流体の流量がQ1 となった後、時
間t1 から時間t2 までは、予め設定された変位速度v
に基づいて右下がりの直線状にその流量が変化するよう
に弁体のリフト量を制御し(ステップS5d)、読み込
まれた弁体リフト位置に基づいて前記流量がQ2 となっ
たか否かをチェックする(ステップS5e、S5f)。
【0046】さらに、時間t2 から時間t3 までは、予
め設定された加速度(−a)に基づいて右上がりの曲線
状にその流量が変化するように弁体のリフト量を制御し
(ステップS5g)、パルスカウンタ28の計数値から
読み込まれた弁体リフト位置に基づいて前記流量がQ3
となったか否かをチェックする(ステップS5h、S5
i)。
【0047】前記流量がQ3 となった後、弁体の変位を
停止して所定時間経過させる(ステップS5j)。この
所定時間(図8における時間t3 から時間t4 までを示
す)は、流体中に混入したガスや配管の伸縮による弾性
等による応答誤差を補正する目的で任意に設定されるも
のであり、前記所定時間が長い程、応答誤差の許容性を
大きくすることができる。
【0048】続いて、パルスカウンタ28の計数値から
読み込まれた弁体リフト位置に基づいて弁体が急速弁閉
動作位置にあるか否かがチェックされ(ステップS6、
S7)、弁体が急速弁閉動作位置に達していないと判別
されたときは、流量制御パターンが参照されて、タイマ
手段36による次の計時時期に対応する弁体のリフト位
置が流量制御パターンから読み出され(ステップS
8)、ステップS8において読み出された弁体のリフト
位置とパルスカウンタの計数値に基づく弁体のリフト位
置との偏差が求められ(ステップS9)、ステップS9
において求めた偏差に基づいて電流値制御信号が電流増
幅器30へ送出される(ステップS10)。
【0049】この電流値制御信号を受けた電流増幅器3
0から出力される電流値の電流が電動開閉弁14の図示
しない電磁コイルに送出されて、弁体が弁閉方向に駆動
される。この状態が予め定めた前記次の計時時期を経過
したと判別されたときはステップS11に続いてステッ
プS6から繰り返して再び実行される。
【0050】前記繰り返しの実行は、ステップS7にお
いて、弁体が急速弁閉動作位置に到達したと判別される
まで、順次、弁閉方向へ繰り返し実行される。
【0051】ステップS7において弁体が急速弁閉動作
位置に到達した場合、急速弁閉信号に基づいて弁体を弁
閉方向に急速に変位させる(ステップS12)。この弁
体を弁閉方向に向かって急速に変位させる動作は、弁体
によるシール性を確実にするために荷重モードによって
行うと好適である。また、この動作は、流体の流量を十
分に絞った後に行われるため、流体の液だれに対する影
響を無視することができる。
【0052】所定時間経過後、弁体のリフト位置に基づ
いて弁体が確実に閉止したか否かがチェックされ、弁体
が着座部に着座することにより動作制御パターンが終了
する(ステップS13、S14)。
【0053】ここで、前記動作制御パターンによって閉
弁制御された電動開閉弁14によるときのコーティング
液の液だれについて説明する。
【0054】閉弁開始前においては、図11Aに示され
るように、定常流れのコーティング液が半導体ウェハ2
4に向かって塗布された状態にあり、閉弁開始時におい
ては、ノズル18内に半導体ウェハ24に滴下される直
前のコーティング液が残存している。この状態で予め設
定されている流量制御パターンに基づいて弁体の全開位
置から急速弁閉動作位置まで弁体のリフト位置を、順
次、弁閉方向に駆動させると、ノズル18から滴下され
る流体流量が徐々に減少し、さらに、図11Bに示され
るように、ノズル18の先端から流出する流体の流線が
先細りしてくびれた状態となる。すなわち、動作制御パ
ターン中、弁体が急速弁閉動作位置に到達することによ
り、ノズル18から流出する流体の流線がくびれた状態
となる。
【0055】ノズル18の先端から流体がくびれた状態
において、弁体を急速に弁閉方向に駆動させて弁体を閉
止することにより、ノズル18の先端から滴下されたく
びれた状態の流体が半導体ウェハ24から分離し(図1
1C参照)、さらに、ノズル18の先端に略半球状の流
体が保持される(図11D参照)。この略半球状の流体
は、サックバックバルブ16を駆動させてオン状態とす
ることにより、ノズル18内に吸引される。この場合、
前記ノズル18の先端に保持される半球状の流体の容量
は、静的な表面張力とバランスして吸い上がるため、動
的な影響がなく、容量のバラツキを小さく抑えることが
できる。この結果、サックバックバルブ16の吸引精度
を増大させることができる。
【0056】このように、動作制御パターン、すなわ
ち、流量特性に基づいて流体のくびれ状態を急速弁閉動
作位置として設定し、弁体の閉弁開始時から前記急速弁
閉動作位置まで、弁体の変位速度を圧力脈動を発生させ
ない速度で制御し、前記急速弁閉動作位置に到達した
時、急速に弁体を閉止するように設定することにより、
不確実な動的な調整に影響されることがなく、コーティ
ング液の液だれを確実且つ安定的に阻止することができ
る。
【0057】換言すると、コーティング液は、静的な表
面張力とバランスして吸い上がるため、不確定要素、例
えば、動的な調整等に左右されることがなく、確実且つ
安定して液だれを防止することができる。
【0058】なお、電動開閉弁14の弁体(図示せず)
を駆動させる駆動部は、例えば、リニアボイスコイル型
アクチュエータや、リニアDCモータ、リニアパルスモ
ータ、回転DCモータ、回転ステッピングモータ等の回
転軸にボールねじ軸を設け、前記ボールねじ軸の回転運
動を変位部材等によって直線運動に変換する電動アクチ
ュエータを用いても良いことは勿論である。
【0059】次に、本発明の他の実施の形態に係る液だ
れ防止システム70を図12に示す。なお、前記実施の
形態と同一の構成要素には同一の参照符号を付し、その
詳細な説明を省略する。
【0060】他の実施の形態に係る液だれ防止システム
70では、後述するピストン72の変位速度を制御する
ことによりコーティング液供給源12から吸引された流
体の吐出量を制御する電動ポンプ74と、図示しない弁
体を閉弁状態とすることにより前記電動ポンプ74から
吐出された流体の流通を遮断する開閉弁76とを有する
点で前記実施の形態と異なる。なお、前記開閉弁76と
して電動開閉弁14を用いてもよい。
【0061】前記電動ポンプ74は、図13および図1
4に示されるように、吸引ポート78および吐出ポート
80が形成されピストン72の変位速度を制御すること
により前記吐出ポート80から吐出される流体の流量が
制御される流量制御部82と、前記流量制御部82と一
体的に形成され前記ピストン72を駆動させる駆動部8
4とから構成される。
【0062】駆動部84はハウジング86を有し、該ハ
ウジング86の室88内には長尺なステム89が矢印X
1方向または矢印X2方向に変位自在に設けられる。前記
室88内の上部中央には、固定鉄心90が該ハウジング
86に固着されている。
【0063】また、前記室88内には前記固定鉄心90
から所定間隔離間し、支持部材92を介して前記ハウジ
ング86の内壁面に固着された固定極磁石94が設けら
れる。この場合、固定極磁石94と固定鉄心90との間
で略水平方向の磁界が形成される。さらに、前記固定鉄
心90と固定極磁石94との間には電磁コイル96が複
数巻回されたボビン98が介装され、前記ボビン98は
図示しない連結ピンを介して前記ステム89と一体的に
変位自在に設けられる。また、固定鉄心90とボビン9
8との間には所定のクリアランスが形成されている。な
お、参照符号100は、ステム89を駆動するために制
御装置26から前記電磁コイル96に電流を流すための
リード線を示している。
【0064】前記ハウジング86の内壁面には、前記支
持部材92を介してガイド部材102が設けられ、前記
ガイド部材102はステム89の凹部104と係合する
ことにより、前記ステム89を直線状に案内するととも
に、該ステム89の変位量を規制するストッパとしての
機能を営む。
【0065】前記ガイド部材102と反対側のハウジン
グ86の内壁面には、支持部材106を介してエンコー
ダ108が固定される。前記エンコーダ108は、ハウ
ジング86側に固定された図示しないフォトセンサと、
ガラス基板に一定の間隔でスケール値が形成されステム
89側に固着された図示しないガラススケールとを有す
る。この場合、ステム89と一体的に変位するピストン
72の変位量がガラススケールを介して図示しないフォ
トセンサによって検出され、前記フォトセンサから導出
されるパルス状の検出信号はリード線を介して制御装置
26にフィードバックされる。前記制御装置26では、
エンコーダ108によって検出されたピストン72の変
位量に基づいて単位時間当たりのピストン72の変位速
度が演算される。
【0066】流量制御部82は、連結部材110および
プレート112を介してハウジング86と一体的に形成
され、吸引ポート78および吐出ポート80が設けられ
たボデイ114と、前記ボデイ114の室116内に設
けられ、ステム89と一体的に上下方向(矢印X1また
は矢印X2方向)に沿って変位するピストン72と、前
記ピストン72を被覆するとともにその一端部が該ピス
トン72に係着され他端部がプレート112に固着され
たベローズ118とを有する。前記ベローズ118は、
ゴム製材料または樹脂製材料等の可撓性材料によって形
成されている。前記プレート112とピストン72との
摺動部位には、該ピストン72を囲繞するシール部材1
20が装着されている。
【0067】なお、コーティング液供給源12と吸引ポ
ート78との間には、前記コーティング液供給源12か
ら吸引されたコーティング液の逆流を防止する第1チェ
ック弁122が設けられ、また、吐出ポート80と開閉
弁76との間には、前記吐出ポート80から吐出された
コーティング液の逆流を防止する第2チェック弁124
が設けられる。
【0068】本発明の他の実施の形態に係る液だれ防止
システム70は、基本的には以上のように構成されるも
のであり、次にその動作並びに作用効果について説明す
る。
【0069】先ず、電動ポンプ74の動作について説明
する。
【0070】制御装置26によって電磁コイル96に電
流を流すと、前記電磁コイル96に電磁力が発生する。
固定極磁石94と固定鉄心90とによって形成された磁
界と前記電磁力との相互作用により、いわゆるフレミン
グの左手の法則に従って電磁コイル96が巻回されたボ
ビン98を上昇させる力が発生し、前記ボビン98、ス
テム89およびピストン72が一体的に上昇(矢印X1
方向)する。この電磁力は、電磁コイル96に流される
電流の大きさを適切に調節することによって所望の大き
さおよび持続時間に調整することが可能であり、また、
前記電磁コイル96に流される電流の極性を逆転させる
ことにより、その力の向きを矢印X1方向または矢印X2
方向に変えることができる。
【0071】このようにしてピストン72が上昇して該
ピストン72を被覆するベローズ118が収縮すること
により(図14参照)、吸引ポート78を介してコーテ
ィング液が吸引され、前記吸引されたコーティング液は
室116内に充填される。
【0072】一方、電磁コイル96に流される電流の極
性を正逆反転させることによりピストン72が下降(矢
印X2方向)し、室116内に充填されたコーティング
液は吐出ポート80を介して開閉弁76に供給され、コ
ーティング液滴下装置20のノズル18から半導体ウェ
ハ24に向かって所定量のコーティング液が滴下され
る。
【0073】次に、他の実施の形態において、コーティ
ング液の供給を停止した際、ノズル18からの液だれを
防止するための方法について説明する。
【0074】電動開閉弁14が用いられた前記実施の形
態では、動作制御パターンに基づいて急速弁閉動作位置
に到達するまで弁体のリフト量を制御しているのに対
し、電動ポンプ74を用いた他の実施の形態では、動作
制御パターンに基づいてノズル18から流出する流体の
流線がくびれた状態となるように前記電動ポンプ74の
ピストン72の変位速度を制御している点で相違してい
る。なお、ノズル18から流出される流体の流線がくび
れた状態となった後、開閉弁76の図示しない弁体を急
速に変位させて閉弁状態とすることによりノズル18か
らの液だれを防止することができる。
【0075】液だれを防止する方法を、図15乃至図1
7に示すフローチャートに基づいてさらに詳細に説明す
る。なお、電動ポンプ74は、制御装置26からの指令
信号に基づいてコーティング液の吸引が既に完了し、室
116内には所定量のコーティング液が充填された状態
にあるものとする。
【0076】電動ポンプ74に対してコーティング液の
吐出が指示されたとき、制御プログラムの実行が開始さ
れ、流体としてのコーティング液に対して設定されてい
る粘度指示信号および表面張力指示信号が制御装置26
に読み込まれる。この結果、使用される流体に対応する
流体特性が設定される(ステップS21)。
【0077】ステップS21の実行に続いて開閉弁76
が全開放状態に制御される。
【0078】ステップS21に続く開閉弁76の全開放
状態の制御に続いて、読み込まれたコーティング液の粘
度指示信号および表面張力指示信号に基づいて、対応す
る動作制御パターンがROM34から読み出され、該動
作制御パターンが図示しないRAMに転送されて格納さ
れる(ステップS22)。
【0079】この動作制御パターンは、吐出指示時t0
からの経過時間に対するピストン72の変位量に基づい
て流体の流量を制御する流量制御パターンを有する。な
お、流量制御パターンの設定作業は、前記実施の形態と
同一であるのでその詳細な説明を省略する。
【0080】ステップS22に続いて電動ポンプ74に
対する吐出停止指示がなされるのを待ち(ステップS2
3)、吐出停止指示がなされると、タイマ手段36によ
る計時が開始され(ステップS24)、前述したような
流量制御パターンに基づき、圧力脈動を発生させないピ
ストンの変位速度によってノズルから流出される流体の
流線がくびれた状態となるようにピストン72の変位速
度が制御される(ステップS25)。
【0081】すなわち、図8に示されるように、吐出停
止指示時t0 から時間t1 までは、予め設定された加速
度aに基づいて右下がりの曲線状にその流量が変化する
ようにピストン72の変位量を制御し(ステップS25
a)、パルスカウンタ28からの計数値に基づいてピス
トン72の変位速度を読み込み(ステップS25b)、
ピストン72の変位速度に基づいて流量がQ1 となった
か否かをチェックする(ステップS25c)。前記流量
がQ1 に到達していない場合には、ステップS25aに
戻る。
【0082】ピストン72の変位量に対応して単位時間
内に電動ポンプ74から吐出される流体の流量がQ1
なった後、時間t1 から時間t2 までは、予め設定され
た変位速度vに基づいて右下がりの直線状にその流量が
変化するようにピストン72の変位速度を制御し(ステ
ップS25d)、読み込まれたピストン72の変位速度
に基づいて前記流量がQ2 となったか否かをチェックす
る(ステップS25e、S25f)。
【0083】さらに、時間t2 から時間t3 までは、予
め設定された加速度(−a)に基づいて右上がりの曲線
状にその流量が変化するようにピストン72の変位速度
を制御し(ステップS25g)、パルスカウンタ28の
計数値から読み込まれたピストン72の変位位置に基づ
いて前記流量がQ3 となったか否かをチェックする(ス
テップS25h、S25i)。
【0084】前記流量がQ3 となった後、ピストン72
の変位を停止して所定時間経過させる(ステップS25
j)。この所定時間(図8における時間t3 から時間t
4 までを示す)は、流体中に混入したガスや配管の伸縮
による弾性等による応答誤差を補正する目的で任意に設
定されるものであり、前記所定時間が長い程、応答誤差
の許容性を大きくすることができる。
【0085】続いて、パルスカウンタ28の計数値から
演算されたピストン72の変位速度に基づいてノズル1
8から流出する流体の流線がくびれた状態となっている
か否かがチェックされ(ステップS26、S27)、ピ
ストン72の変位位置が所定位置に到達していないと判
別されたときは、流量制御パターンが参照されて、タイ
マ手段36による次の計時時期に対応するピストン72
の変位位置が流量制御パターンから読み出され(ステッ
プS28)、ステップS28において読み出されたピス
トン72の変位位置とパルスカウンタの計数値に基づく
ピストン72の変位位置との偏差が求められ(ステップ
S29)、ステップS29において求めた偏差に基づい
て電流値制御信号が電流増幅器30へ送出される(ステ
ップS30)。
【0086】この電流値制御信号を受けた電流増幅器3
0から出力される電流値の電流が電動ポンプ74の電磁
コイル96に送出されて、ピストン72の変位速度が制
御される。この状態が予め定めた前記次の計時時期を経
過したと判別されたときは、ステップS31に続いてス
テップS26から繰り返して再び実行される。
【0087】前記繰り返しの実行は、ステップS27に
おいて、ピストン72の変位位置が流体の流線がくびれ
た状態に到達したと判別されるまで、順次、ピストン7
2の変位速度の制御(ピストン72の変位速度の減速)
が繰り返し実行される。
【0088】ピストン72が変位を停止して所定時間経
過し時間t4となったとき(図8参照)、制御装置26
から出力される急速弁閉信号に基づいて開閉弁76の図
示しない弁体を弁閉方向に急速に変位させる(ステップ
S32)。この図示しない弁体を弁閉方向に向かって急
速に変位させる動作は、弁体によるシール性を確実にす
るために荷重モードによって行うと好適である。また、
この動作は、流体の流量を十分に絞った後に行われるた
め、流体の液だれに対する影響を無視することができ
る。
【0089】所定時間経過後、開閉弁76の図示しない
弁体が閉止位置に到達したか否かがチェックされ、前記
弁体が着座部に着座することにより動作制御パターンが
終了する(ステップS33、S34)。
【0090】なお、その他の作用効果は、前記実施の形
態と同一であるため、その詳細な説明を省略する。
【0091】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果が得られ
る。
【0092】すなわち、閉弁指示時から急速弁閉動作位
置まで動作制御パターンに従って弁体の変位速度を制御
することにより、閉弁時における流出口からの液だれを
確実且つ安定的に阻止することができる。
【0093】また、吐出停止指示時から流出口より流出
する流体の流線がくびれた状態となるまでのピストンの
変位速度を制御することにより、吐出停止時における流
出口からの液だれを確実且つ安定的に阻止することがで
きる。
【0094】さらに、開閉弁の応答性やサックバックバ
ルブの制御精度に影響されないため、製造コストを低減
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る液だれ防止システム
を示す概略構成図である。
【図2】液だれが発生する現象の説明に供する図であ
る。
【図3】液だれが発生する現象の説明に供する図であ
る。
【図4】流体の供給を停止した際に発生する圧力波の説
明に供する図である。
【図5】電動開閉弁の閉弁時の作用の説明に供するフロ
ーチャートである。
【図6】電動開閉弁の閉弁時の作用の説明に供するフロ
ーチャートである。
【図7】急速弁閉動作位置を設定するために用いられる
テスト回路の概略構成図である。
【図8】動作制御パターンの説明に供する図である。
【図9】動作制御パターンの説明に供する図である。
【図10】電動開閉弁の閉弁時の作用の説明に供するサ
ブルーチンである。
【図11】図11A〜図11Dは、動作制御パターンに
よってノズルから流出するコーティング液の流量が変化
する状態を示す説明図である。
【図12】本発明の他の実施の形態に係る液だれ防止シ
ステムを示す概略構成図である。
【図13】図12の液だれ防止システムを構成する電動
ポンプの縦断面構成図である。
【図14】図13に示す電動ポンプのピストンが上昇し
た状態の縦断面構成図である。
【図15】前記電動ポンプのピストンの変位速度を制御
して、液だれを防止するための説明に供するフローチャ
ートである。
【図16】前記電動ポンプのピストンの変位速度を制御
して、液だれを防止するための説明に供するフローチャ
ートである。
【図17】前記電動ポンプのピストンの変位速度を制御
して、液だれを防止するための説明に供するサブルーチ
ンである。
【図18】従来技術に係るコーティング液供給システム
を示す概略ブロック図である。
【符号の説明】
10、70…液だれ防止システム 12…コーティング
液供給源 14…電動開閉弁 16…サックバック
バルブ 18…ノズル 20…コーティング
液滴下装置 22…エンコーダ 24…半導体ウェハ 26…制御装置 28…パルスカウン
タ 30…電流増幅器 32…中央演算装置 34…ROM 36…タイマ手段 38…偏差演算手段 40…電流値制御手
段 72…ピストン 74…電動ポンプ 76…開閉弁 78…吸引ポート 80…吐出ポート 82…流量制御部 84…駆動部 89…ステム 96…電磁コイル
フロントページの続き (72)発明者 田村 和也 茨城県筑波郡谷和原村絹の台4−2−2 エスエムシー株式会社 筑波技術セン ター内 (72)発明者 藤原 伸広 茨城県筑波郡谷和原村絹の台4−2−2 エスエムシー株式会社 筑波技術セン ター内 (56)参考文献 特開 平5−293358(JP,A) 特開 平6−2650(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 21/00 - 24/06 H01L 21/027

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体供給源から供給された流体の流通を遮
    断した際、流出口から前記流体の液だれが発生すること
    を防止するための方法であって、 電動アクチュエータの駆動作用下に、開閉弁の閉弁指示
    時から予め設定された流出口より流出される流体の流線
    がくびれた状態となる急速弁閉動作位置に到達するまで
    の時間に対する弁体のリフト量を制御する工程と、 前記急速弁閉動作位置に到達した後、そのリフト量を制
    御することがなく前記開閉弁の弁体を閉止位置に変位さ
    る工程と、 を有し、 前記開閉弁の閉弁指示時から流出口より流出される流体
    の流線がくびれた状態となる急速弁閉動作位置に到達す
    るまでの時間に対する弁体のリフト量は、流体の特性に
    応じて記憶手段に複数記憶された動作制御パターンに従
    って制御され ることを特徴とする液だれ防止方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の方法において、 動作制御パターンに従って開閉弁の弁体を駆動させる電
    動アクチュエータへの通電量を制御することにより、弁
    体のリフト位置を閉弁方向に制御することを特徴とする
    液だれ防止方法。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の方法において、 開閉弁の閉弁指示時から予め設定された流出口より流出
    される流体の流線がくびれた状態となる急速弁閉動作位
    置に到達するまでの弁体の変位速度は、圧力脈動が発生
    することがなく且つ流体が不連続となる直前の流量とな
    るように設定されることを特徴とする液だれ防止方法。
  4. 【請求項4】請求項1乃至のいずれか1項に記載の方
    法において、 開閉弁の閉弁指示時から流出口より流出される流体の流
    線がくびれた状態となる急速弁閉動作位置に到達するま
    での流量特性は、開閉弁の弁体のリフト量から演算され
    た変位速度と加速度とによって設定されることを特徴と
    する液だれ防止方法。
  5. 【請求項5】流体供給源から供給された流体の流通を遮
    断した際、流出口から前記流体の液だれが発生すること
    を防止するための方法であって、内部に配設されたピストンの変位量を制御することによ
    り、前記流体供給源から吸引されて吐出ポートから吐出
    される流体の吐出量を制御するポンプと、前記ポンプの
    下流側に設けられ、弁体を変位させて流路を開閉する開
    閉弁と、前記開閉弁の下流側に設けられた流出口とを備
    え、前記開閉弁の弁体が開弁状態のとき前記 ポンプの駆
    動作用下に、ポンプの吐出停止指示時から前記流出口
    より流出される流体の流線がくびれた状態となる急速弁
    閉動作位置に到達するまでの時間に対する前記ピストン
    の変位量を制御する工程と、前記 流出口より流出される流体の流線がくびれた状態と
    なった後、前記開閉弁の弁体を閉止位置に変位させる工
    程と、 を有し、 前記ポンプ吐出停止指示時から流出口より流出される流
    体の流線がくびれた状態となる急速弁閉動作位置に到達
    するまでの時間に対する前記ピストンの変位量は、流体
    の特性に応じて記憶手段に複数記憶された動作制御パタ
    ーンに従って制御され ることを特徴とする液だれ防止方
    法。
  6. 【請求項6】請求項記載の方法において、 動作制御パターンに従ってポンプへの通電量を制御する
    ことにより、ピストンの変位速度を制御することを特徴
    とする液だれ防止方法。
  7. 【請求項7】請求項5又は6記載の方法において、 ポンプの吐出停止指示時から流出口より流出される流体
    の流線がくびれた状態となる急速弁閉動作位置に到達す
    るまでのピストンの変位速度は、圧力脈動が発生するこ
    とがなく且つ流体が不連続となる直前の流量となるよう
    に設定されることを特徴とする液だれ防止方法。
  8. 【請求項8】請求項乃至のいずれか1項に記載の方
    法において、 ポンプの吐出停止指示時から流出口より流出される流体
    の流線がくびれた状態となる急速弁閉動作位置に到達す
    るまでの流量特性は、ピストンの変位量から演算された
    変位速度と加速度とによって設定されることを特徴とす
    る液だれ防止方法。
  9. 【請求項9】流体を一定の速度で供給する流体供給源
    と、 電動アクチュエータの駆動作用下に弁体を変位させて流
    路を開閉することにより前記流路を流通する流体の流量
    を制御する開閉弁と、 前記開閉弁の閉弁指示時から予め設定された流出口から
    流出される流体の流線がくびれた状態となる急速弁閉動
    作位置に到達するまでの時間に対する前記弁体のリフト
    量を制御し、前記急速弁閉動作位置に到達した後、その
    リフト量を制御することがなく前記開閉弁の弁体を閉止
    位置に変位させる動作制御パターンが流体特性に対応し
    て複数記憶された記憶手段と、 前記記憶手段から読み出された動作制御パターンに従っ
    て前記電動アクチュエータへの通電量を制御して弁体の
    リフト位置を閉弁方向に制御する制御手段と、 を備えることを特徴とする液だれ防止システム。
  10. 【請求項10】請求項記載のシステムにおいて、 制御手段は、弁体のリフト位置を検出するリフト検出手
    段と、前記リフト検出手段によって検出された弁体リフ
    ト位置と動作制御パターンに基づく弁体のリフト位置と
    の偏差を求める偏差演算手段と、前記偏差演算手段によ
    って求めた偏差に基づく電流量を開閉弁を駆動させる電
    動アクチュエータへ送給する電流量制御手段とを有する
    ことを特徴とする液だれ防止システム。
  11. 【請求項11】請求項10記載のシステムにおいて、 リフト検出手段は、開閉弁の弁体の変位量を検出するエ
    ンコーダと、前記エンコーダの出力を計数するカウンタ
    とを有することを特徴とする液だれ防止システム。
  12. 【請求項12】流体を供給する流体供給源と、 通電作用下にピストンの変位量を制御することにより、
    前記流体供給源から吸引される流体の吐出量を制御する
    ポンプと、前記ポンプの下流側に設けられ、 弁体を変位させて流路
    を開閉する開閉弁と、 前記ポンプの吐出停止指示時から流出口より流出される
    流体の流線がくびれた状態となる急速弁閉動作位置に到
    達するまでの時間に対する前記ピストンの変位量を制御
    し、流出口より流出される流体の流線がくびれた状態と
    なった前記急速弁閉動作位置に到達した後、前記開閉弁
    の弁体を閉止位置に変位させる動作制御パターンが流体
    特性に対応して複数記憶された記憶手段と、 前記記憶手段から読み出された動作制御パターンに従っ
    て前記ポンプへの通電量を制御してピストンの変位量を
    制御する制御手段と、 を備えることを特徴とする液だれ防止システム。
  13. 【請求項13】請求項12記載のシステムにおいて、 制御手段は、ピストンの変位位置を検出する検出手段
    と、前記検出手段によって検出されたピストンの変位位
    置と動作制御パターンに基づくピストンの変位位置との
    偏差を求める偏差演算手段と、前記偏差演算手段によっ
    て求めた偏差に基づく電流量を前記ピストンを駆動させ
    るポンプへ送給する電流量制御手段とを有することを特
    徴とする液だれ防止システム。
  14. 【請求項14】請求項13記載のシステムにおいて、 検出手段は、ピストンの変位量を検出するエンコーダ
    と、前記エンコーダの出力を計数するカウンタとを有す
    ることを特徴とする液だれ防止システム。
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