JP3493096B2 - 半導体集積回路、icカード、及びicカードシステム - Google Patents

半導体集積回路、icカード、及びicカードシステム

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多種類の電源電圧
に対応可能な半導体集積回路、多種類の電源電圧に対応
可能なICカード、及びこのICカードを用いたICカ
ードシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、プラスチック等のカードにマイク
ロコンピュータやメモリなどのICチップを内蔵したI
Cカードが注目されている。
【0003】図13は、従来のICカードシステムの基
本構成を示すブロック図である。
【0004】このICカードシステムは、ICカード1
00と、このICカード100を着脱自在に装着するリ
ーダ・ライタ110とを備えている。なお、通常、リー
ダ・ライタ110には、ホストコンピュータが接続され
ている。即ち、ICカード100とホストコンピュータ
との中間にリーダ・ライタ110が位置している。
【0005】ICカード100は、リーダ・ライタ11
0との接続端子101〜105を持ち、マイクロプロセ
ッサとして、CPU106と、EEPROM107aを
有する周辺回路107とがICチップの形で内蔵されて
いる。CPU106は、接続端子101〜105を介し
て、リーダ・ライタ110とのインタフェース制御や、
EEPROM107aに対するアクセス制御などを行
う。
【0006】一方、リーダ・ライタ110は、電源VD
D、クロックCLK及びリセット信号RSTをICカー
ド100へ供給するほか、制御回路111によりICカ
ード100の挿入/排出制御や、ICカード100との
データ送受信制御、ホストコンピュータとのデータ送受
信制御などを行う。
【0007】ICカードに内蔵されるICチップは、L
SIの微細化による低電圧化(5V→3V)傾向に伴
い、多種類の電源電圧に対応できることが求められてき
ている。すなわち、リーダ・ライタがメーカ毎に異なる
ために、リーダ・ライタからICカードへ供給する電源
電圧VDDも多種になり、ICカードに内蔵するICチ
ップは、低いものから高いものまで広範囲の電源電圧で
安定動作することが必要となる。
【0008】従来の多種類の電源電圧に対応する技術の
一例としては、例えば特開平7−161929号公報に
開示されるものがあった。
【0009】図14は、上記公報に開示された従来の半
導体集積回路のブロック図である。
【0010】主集積回路201と電源電圧検知回路20
2との間に設けられた電源電圧切り替え回路203は、
外部から供給される電源電圧VDDの変化にかかわら
ず、主集積回路201に所定の低レベルの動作電源を供
給する。さらに、電源電圧切り替え回路203は、電源
電圧検知回路202の検知出力に従って入出力バッファ
204へ供給する動作電源電圧を電源電圧VDDの変化
に応じて階段状に切り替え、これに伴って入出力信号2
05の振幅を変えている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示された従来の半導体集積回路は、入出力信号の
電圧レベルだけをコントロールして、多種類の電源電圧
に対応させるものであり、入力信号の周波数等の要素に
起因する動作の不安定性が懸念される。
【0012】すなわち、例えば上記公報の半導体集積回
路を図13に示すようなICカードのICチップとして
適用した場合において、主集積回路(マイクロプロセッ
サ)の動作電源が低レベルに固定され、且つリーダ・ラ
イタ側から供給されるクロックの周波数がCPUの動作
周波数を越えたものであると、CPUは暴走する。この
CPU106の暴走時にEEPROMに対する書き込み
命令が実行された場合は、EEPROM内のデータを破
壊するという問題があった。
【0013】また、図13に示すICカードシステムで
は、広範囲の電源電圧VDDで安定的に動作させるた
め、EEPROM107aに対する書き込み特性等のア
クセス特性を常時低下させた状態に設定する必要があ
る。そのため、EEPROM107aの書き込み時にお
いては消費電流が増加したり、書き込み時間が長くなっ
たりして、回路のパフォーマンスが犠牲になっていた。
【0014】さらに、このICカードシステムは、リー
ダ・ライタ側から供給される電源電圧が異常電圧となっ
た場合について何等考慮されていない。例えば、リーダ
・ライタ側でのショート状態に近い接触事故等により、
ICカードへ供給する電源電圧VDDが5V系の電圧か
ら3V系以下の異常低電圧に低下した場合は、電源電圧
VDDが異常に低いにもかからわず、ICカードに供給
されてくるクロック周波数は高速のままである。CPU
は一般に電源電圧が低くなると動作周波数が低下する
が、このような状態では、書き込み動作が不安定になっ
たり、上述と同様にCPUが暴走してEEPROM内の
データを破壊する恐れもあった。
【0015】本発明は、上述の如き従来の問題点を解決
するためになされたもので、その目的は、広範囲の電源
電圧に対して安定した動作が可能な半導体集積回路を提
供することである。またその他の目的は、中央処理装置
が広範囲の電源電圧に対して常に安定した制御動作を行
うことができるICカードを提供することである。さら
に、回路のパフォーマンスを犠牲にすることなく広範囲
の電源電圧に対して常に安定した動作が可能になるIC
カードを提供することである。また、回路のパフォーマ
ンスを犠牲にすることなく広範囲の電源電圧に対して常
に安定した動作が可能で、しかも電源電圧の異常事態に
対して速やかに対応することができるICカードシステ
ムを提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明である半導体集積回路の特徴は、外部装
置から供給される電源電圧を検知する電圧検知手段と、
前記電圧検知手段の電圧検知結果を判定する電圧判定手
段と、前記電圧判定手段の判定結果に応じて、内部回路
の調整を行う内部回路調整手段と、前記電圧判定手段の
判定結果を前記外部装置へ通知する電圧判定通知手段と
を備えたことにある。
【0017】この第1の発明によれば、外部装置から供
給される電源電圧に応じて、内部回路の特性等の最適化
が図られるので、広範囲の電源電圧に対して常に動作が
安定する。また、電圧判定通知手段により電源電圧の状
態が常に外部装置へ通知されるため、外部装置は、例え
ば電源電圧の異常事態に対して速やかに対応することが
できる。
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】第の発明である半導体集積回路の特徴
は、上記第1の発明において、前記内部回路調整手段に
は、前記電圧判定手段の電圧判定結果が異常低電圧であ
った場合に、前記外部装置から供給されるクロックを前
記異常低電圧に応じて分周するクロック分周手段を有す
るものとしたことにある。
【0023】この第の発明によれば、外部装置から供
給される電源電圧が異常低電圧であった場合に、クロッ
ク分周手段は、外部装置から供給されるクロックを異常
低電圧に応じて分周するので、この異常低電圧下に外部
装置から供給されるクロックが高速であっても、例えば
内部回路中の中央処理装置が暴走するといったような不
具合を未然に回避することができる。
【0024】第の発明であるICカードの特徴は、デ
ータを格納するメモリを有する周辺回路と、外部装置に
対する前記メモリへのアクセス制御を含む各種制御を行
う中央処理装置とを備え、前記外部装置より少なくとも
電源及びクロックの供給を受けて動作するICカードに
おいて、前記外部装置より供給される電源電圧を検知す
る電圧検知手段と、前記外部装置から供給されたクロッ
クを分周するクロック分周手段とを設け、前記中央処理
装置は、前記電圧検知手段の電圧検知結果に応じて、前
記メモリに対するアクセス動作及び前記クロック分周手
段に対する分周動作を含む所要の制御動作を行うことに
ある。
【0025】この第の発明によれば、外部装置から供
給される電源電圧に応じて、メモリに対するアクセス
作やクロック分周手段に対する分周動作などの中央処理
装置の制御動作が最適化され、広範囲の電源電圧に対し
て常に安定した制御動作が可能となる。
【0026】第の発明であるICカードの特徴は、デ
ータを格納するメモリを有する周辺回路と、外部装置に
対する前記メモリへのアクセス制御を含む各種制御を行
う中央処理装置とを備え、前記外部装置より少なくとも
電源及びクロックの供給を受けて動作するICカードに
おいて、前記外部装置から供給される電源電圧を検知す
る電圧検知手段と、前記外部装置から供給されたクロッ
クを分周するクロック分周手段と、前記電圧検知手段の
電圧検知結果を判定する電圧判定手段と、前記電圧判定
手段の判定結果に応じて、前記メモリ及び前記クロック
分周手段の調整を行う回路調整手段とを備えたことにあ
る。
【0027】この第の発明によれば、外部装置から供
給される電源電圧に応じて、メモリ及びクロック分周手
の特性等の最適化が図られるので、広範囲の電源電圧
に対して常に動作が安定する。
【0028】第の発明であるICカードの特徴は、上
記第の発明において、前記電圧判定手段の判定結果を
前記外部装置へ通知する電圧判定通知手段を設けたこと
にある。
【0029】この第の発明によれば、電源電圧の状態
が常に外部装置へ通知されるため、外部装置では、例え
ば電源電圧の異常事態に対して速やかに対応することが
でき、事故の拡大を防ぐことが可能となる。
【0030】
【0031】
【0032】第の発明であるICカードの特徴は、上
記第4または第5の発明において、前記回路調整手段
は、前記電圧判定手段の電圧判定結果が異常低電圧であ
った場合に、前記外部装置から供給されるクロックを前
記異常低電圧に応じて分周するクロック分周手段を有す
ることにある。
【0033】この第の発明によれば、外部装置から供
給される電源電圧が異常低電圧であった場合に、クロッ
ク分周手段は、外部装置から供給されるクロックを異常
低電圧に応じて分周するので、この異常低電圧下に外部
装置から供給されるクロックが高速であっても、中央処
理装置が暴走するといったことを未然に防ぐことができ
る。
【0034】第の発明であるICカードシステムの特
徴は、データを格納するメモリを有する周辺回路、及び
前記メモリに対するアクセス制御を含む各種制御を行う
中央処理装置を内蔵するICカードと、前記ICカード
を着脱自在に装着し前記ICカードに対して少なくとも
電源及びクロックを供給すると共に、前記メモリに対す
るデータの送受信制御を行う外部装置とを備えたICカ
ードシステムにおいて、前記ICカードは、前記外部装
置から供給される電源電圧を検知する電圧検知手段と、
前記電圧検知手段の電圧検知結果を判定する電圧判定手
段と、前記電圧判定手段の判定結果に応じて、前記周辺
回路の調整を行う回路調整手段と、前記電圧判定手段の
判定結果を前記外部装置へ通知する電圧判定通知手段と
を備え、前記外部装置は、前記ICカードから送られて
きた前記電圧判定手段の判定結果が異常電圧と判定され
ていたとき、前記ICカードとの通信の中断または前記
ICカードの排出処理を行う異常対処手段を備えたこと
にある。
【0035】この第の発明によれば、外部装置から供
給される電源電圧に応じて、周辺回路の特性等の最適化
が図られるので、広範囲の電源電圧に対して常に動作が
安定する。また、電圧判定通知手段により電源電圧の状
態が常に外部装置へ通知され、ICカードに供給される
電源電圧が異常電圧であったときには、外部装置の異常
対処手段がICカードとの通信の中断または前記ICカ
ードの排出処理を行うので、異常事態に対して速やかに
対応することができ、事故の拡大を防ぐことが可能とな
る。
【0036】第の発明であるICカードシステムの特
徴は、上記第の発明において、前記回路調整手段が、
前記電圧判定手段の判定結果に応じて、前記メモリに対
するアクセス特性を調整するメモリ特性調整手段を有す
ることにある。
【0037】この第の発明によれば、外部装置から供
給される電源電圧に応じて、メモリ特性調整手段により
周辺回路内メモリに対するアクセス特性の最適化が図ら
れ、広範囲の電源電圧に対して常にメモリのアクセス動
作が安定する。
【0038】第の発明であるICカードシステムの特
徴は、上記第の発明において、前記回路調整手段は、
前記電圧判定手段の電圧判定結果が異常低電圧であった
場合に、前記外部装置から供給されるクロックを前記異
常低電圧に応じて分周するクロック分周手段を有するこ
とにある。
【0039】この第の発明によれば、外部装置から供
給される電源電圧が異常低電圧であった場合に、クロッ
ク分周手段は、外部装置から供給されたクロックを異常
低電圧に応じて分周するので、この異常低電圧下に外部
装置から供給されるクロックが高速であっても、中央処
理装置が暴走するといったことを未然に防ぐことができ
る。
【0040】第10の発明であるICカードシステムの
特徴は、上記第7または第9の発明において、前記IC
カードから送られてきた前記電圧判定手段の判定結果が
異常高電圧と判定されていたとき、前記異常対処手段は
直ちに前記ICカードの排出処理を行うようにしたこと
にある。
【0041】この第10の発明によれば、ICカードに
供給される電源電圧が異常高電圧であったときには、外
部装置の異常対処手段が直ちにICカードの排出処理を
行うので、異常高電圧によるICカードに対するダメー
ジを最小限に抑えることができる。
【0042】第11の発明であるICカードシステムの
特徴は、上記第または第の発明において、前記IC
カードから送られてきた前記電圧判定手段の判定結果が
異常低電圧と判定されていたとき、前記異常対処手段は
所定のタイミングを置いて前記ICカードとの通信の中
断を行うようにしたことにある。
【0043】この第11の発明によれば、ICカードに
供給される電源電圧が異常低電圧であったときには、外
部装置の異常対処手段が所定のタイミングを置いて、例
えばメモリに対して現在実行されている書き込み動作を
終了してから、ICカードとの通信の中断を行う。これ
により、メモリへの書き込み動作の途中で通信の中断が
行われることがなく、メモリに誤データが書き込まれる
のを防ぐことができる。また、前記所定のタイミングの
間は、例えば外部装置からICカードに供給されたクロ
ックが異常低電圧に応じて分周されるので、この異常低
電圧下に外部装置から供給されたクロックが高速であっ
ても、メモリに対する書き込み動作が正確に行われる。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係
るICカードシステムの要部ブロック図である。
【0045】本実施形態のICカードシステムの構成
は、従来と同様に、ICカードとホストコンピュータ
(図示省略)との中間にリーダ・ライタが位置して構成
されている。
【0046】ICカード10には、電源電圧VDD用の
VDD端子11、クロックCLK用のCLK端子12、
リセット信号RST用のRST端子13、データ入出力
用のI/O端子14、及びグランドGND用のGND端
子15が外部に露出する形で設けられている。その内部
には、ワークエリアとしてのRAM16aとプログラム
用メモリとしてのROM16bを有する1チップCPU
16と、CPU16にバス16c(アドレスバス、デー
タバス、及びコントロールバス等)で接続された周辺回
路17とを備えるほか、VDD端子11を介してから供
給される電源電圧VDDを検知する電圧検知回路18
と、電圧検知回路18の電圧検知ステータスを保持する
フラグ保持回路19とを備えている。
【0047】CPU16は、接続端子11〜15を介し
てリーダ・ライタ30とのインタフェース制御や、周辺
回路17内のEEPROM17aに対するアクセス制御
を行うほか、本発明の特徴を成す電圧判定機能、周辺回
路調整機能、及び電圧判定通知機能を有する。
【0048】このCPU16の電圧判定機能は、電圧検
知回路18の電圧検知結果を判定する機能であり、周辺
回路調整機能は、例えば、前記電圧判定機能による判定
結果に応じてEEPROM17aに対する書き込み特性
を調整するほか、電圧判定機能の電圧判定結果が異常低
電圧であったときに、リーダ・ライタ30から供給され
たクロックCLKを分周するため、クロック分周回路2
0に対してクロック調整信号SK1を出力するなど、電
源電圧VDDの変化によって特性に変動がある要素に対
して最適調整を行うものである。さらに、電圧判定通知
機能は、前記電圧判定機能により判定された電圧判定結
果をリーダ・ライタ30側へ通知する機能である。
【0049】また、電圧検知回路18は、4段階の閾値
V1〜V4を設けて、供給される電源電圧VDDをこれ
ら各閾値V1〜V4によって判別するもので、コンパレ
ータ等の公知の回路で構成されている。4段階の閾値V
1〜V4としては、本実施形態では例えばV1=5.5
v、V2=4.5v、V3=3.5v、V4=2.5v
としている。
【0050】そして、この電圧検知回路18の検知ステ
ータスを保持するフラグ保持回路19は、前記4段階の
閾値V1〜V4に対応して、4つのフラグ(1)〜
(4)で構成されている。すなわち、フラグ(1)は、
供給される電源電圧VDDがV1=5.5vを越えると
きに“1”に設定され、V1=5.5v以下であるとき
には“0”に設定される。フラグ(2)〜フラグ(4)
も同様に、電源電圧VDDがV2=4.5v〜V4=
2.5vを越えるか否かに対応して“1”または“0”
設定されるようになっている。
【0051】クロック分周回路20は、例えば図2に示
すように、リーダ・ライタ30から供給されるクロック
CLKを1/2分周するJ−Kフリップフロップ21
と、セレクタ22とで構成されている。セレクタ22
は、CPU16から出力されるクロック調整信号SK1
により、クロック分周回路20の出力である内部クロッ
クCLK’として、CLK端子12からのクロックCL
KとJ−Kフリップフロップ21の出力(1/2分周後
のクロック)とのいずれかを選択する。
【0052】一方、リーダ・ライタ30には、コンタク
トピン31〜35が設けられ、例えば自動吸排制御法
(モータによりカードをベルトなどで自動的に搬送す
る)によりICカード10を挿入したとき、コンタクト
ピン31〜35が、ICカード10のVDD端子11、
CLK端子12、RST端子13、I/O端子14、及
びGND端子15にそれぞれ接触するようになってい
る。
【0053】リーダ・ライタ30は、このようにICカ
ード10を装着し、VDD端子11、CLK端子12及
びRST端子13を介して、それぞれ電源VDD、クロ
ックCLK及びリセット信号RSTをICカード10へ
供給するほか、制御回路36により、I/O端子14を
介してデータの双方向伝送を行うためのデータ送受信制
御や、ホストコンピュータとのデータ送受信制御、IC
カード10の挿入/排出制御などを行う。
【0054】なお、本実施形態のICカード10に内蔵
されるICチップは、5V系の動作電圧を基準として設
計されているものとする。
【0055】次に、本実施形態の動作を図3〜図6を参
照しつつ説明する。図3は、ICカード側の所要動作を
示すフローチャートであり、図4は、CPU16による
電圧判定基準の一例を示す図であり、その電圧値の判定
基準は、設定により種々異なる。図5はリーダ・ライタ
側の所要動作を示すフローチャートであり、図6は、ク
ロック分周時のタイミングチャートである。
【0056】ICカード10とリーダ・ライタ30間の
物理的インターフェースは、リーダ・ライタ30のピン
31〜35がICカード10上の対応する端子11〜1
5と接触したときに確立される。
【0057】リーダ・ライタ30のピン31〜35とI
Cカード10の端子11〜15とが接触すると、リーダ
・ライタ30によってICカード10の各端子11〜1
4の活性化が行われる(ステップS1)。具体的には、
ICカード10のVDD端子11は所定の電源電圧VD
Dに設定され、CLK端子12には初期のクロックCL
Kが供給され、RST端子13は“L”レベルに設定さ
れ、I/O端子14は“H”レベルに設定される。RS
T端子13が“L”レベルに設定されたことにより、I
Cカード10はリセットされる。
【0058】端子の活性化直後に電源検知回路18によ
り検知された電源電圧VDDの検知結果は、フラグ保持
回路19へ与えられ、“1”または“0”のフラグ情報
として保持される(ステップS2)。電源電圧VDDが
4.5v〜5.5v間の電圧であった場合は、フラグ保
持回路19では、フラグ(1)のみが“0”に設定さ
れ、その他のフラグ(2)〜(4)は全て“1”に設定
される。電源電圧VDDが2.5v〜3.5v間の電圧
であった場合は、フラグ(4)のみが“1”に設定さ
れ、その他のフラグ(1)〜(3)は全て“0”に設定
される。電源電圧VDDが5.5v以上の電圧であった
場合は、フラグ(1)〜(4)は全て“1”に設定され
る。電源電圧VDDが3.5v〜4.5v間の電圧であ
った場合は、フラグ(1),(2)が“0”に設定さ
れ、フラグ(3),(4)が“1”に設定される。そし
て、電源電圧VDDが2.5v以下の電圧であった場合
は、フラグ(1)〜(4)は全て“0”に設定される。
【0059】このフラグ保持回路19からの電圧検知ス
テータスはCPU16へ与えられ、CPU16の電圧判
定機能により電源電圧VDDの正常/異常の判定が行わ
れる(ステップS3)。CPU16は、ソフトウェアに
よって図4に示すような電圧判定基準を持ち、電源電圧
VDDが4.5〜5.5vの範囲(電圧領域B)にある
ときは5v系の正常な電源電圧とし、電源電圧VDDが
2.5〜3.5vの範囲(電圧領域D)にあるときは3
v系の正常な電源電圧として判定する。他方、電源電圧
VDDが3.5〜4.5vの範囲(電圧領域C)のと
き、5.5v(電圧領域A)以上のとき、あるいは2.
5v以下(電圧領域E)のときは、異常な電源電圧とし
て判定する。
【0060】続いて、ICカード10からリーダ・ライ
タ30側に対して、I/O端子14を介してリセットの
応答情報が送信される。このときの応答情報としては、
情報交換プロトコルタイプや伝送制御用パラメータなど
があるが、これらの情報と共に、CPU16の電圧判定
機能による電圧判定結果をリーダ・ライタ30側へ通知
する(ステップS4)。
【0061】以下、電圧判定結果により動作を分けて説
明する。
【0062】(I)電源電圧VDDが5v系の場合の動
作 CPU16によって電源電圧VDDが5v系の正常な電
圧であると判定された場合は(ステップS5のYE
S)、EEPROM17aに対するアクセスが開始され
る(ステップS6)。
【0063】すなわち、リーダ・ライタ30側では、I
Cカード10からリセット応答情報と共に前記電圧判定
結果を受け取り(図5のステップS21)、それが正常
電圧を示すことから(ステップS22のYES)、EE
PROM17aの特定領域にアクセスするためのコマン
ドをICカード10のCPU10へ送信する(ステップ
S23)。その際、リーダ・ライタ30側は、アクセス
の種類(例えば書き込み)と共に、対象ファイルやエリ
アのアドレスを通知する。アクセス用のコマンドを受け
取ったICカード10のCPU16はリーダ・ライタ3
0側へステータス情報を送り、その後、I/O端子14
を介して例えば書き込みデータの伝送が行われ、EEP
ROM17aの特定領域へデータが書き込まれる。
【0064】そして、EEPROM17aに対するアク
セスが全て終了したか否かの判定が行われ(ステップS
7)、全て終了していないときには、前記ステップS2
以降の処理を繰り返す。但し、このときは、ステップS
4において既に送信している情報交換プロトコルタイプ
や伝送制御用パラメータなどの応答情報は送信せず、新
たな電圧判定結果のみをリーダ・ライタ30側へ通知す
る。
【0065】EEPROM17aに対するアクセスが終
了すれば、リーダ・ライタ30により端子の非活性化が
行われ(ステップS8)、動作を終了する。すなわち、
ICカード10のVDD端子11が0vに設定されるほ
か、CLK端子12、RST端子13及びI/O端子1
4は“L”レベルに設定される。
【0066】(II)電源電圧VDDが3v系の場合の
動作 CPU16によって電源電圧VDDが3v系の正常な電
圧であると判定された場合は(ステップS9のYE
S)、本実施形態のICカード10に内蔵されるICチ
ップが5V系の動作電圧を基準として設計されているた
め、CPU10は、例えばEEPROM17aに対する
書き込み特性を3v系に適するように調整する。その
後、前記ステップS6のアクセス動作を経てステップS
8の端子非活性化を行い、動作を終了する。
【0067】このように、リーダ・ライタ30側から供
給される5v系や3v系の電源電圧VDDに応じて、E
EPROM17aに対する書き込み特性の最適化を図る
ことができ、回路のパフォーマンスを犠牲にすることな
く広範囲の電源電圧に対して常に安定した動作が可能と
なる。
【0068】(III)電源電圧VDDが2.5v以下
の場合の動作 例えば、5v系の電源電圧VDDで動作中に、リーダ・
ライタ30側でのショート状態に近い接触事故等によ
り、電源電圧VDDが2.5v以下に低下した場合で
は、CPU16によって電源電圧VDDが2.5v以下
の異常低電圧であると判定され(ステップS3)、その
異常低電圧の判定結果は、リーダ・ライタ30側へ通知
される(ステップS4)。
【0069】そして、クロックCLKの1/2分周を行
うべく、CPU16はクロック分周回路20へ“L”レ
ベルのクロック調整信号SK1を出力する(ステップS
11,S12)。その結果、図6に示すように、ICカ
ード10内の周辺回路17及CPU16へ供給される内
部クロックCLK’は1/2分周されたものとなる。
【0070】一方、ICカード10の異常低電圧下にお
いて、リーダ・ライタ30側では、図5のステップS2
1、ステップS22、及びステップS24のルートを通
り、ステップS25で一定時間の経過を待ち、ステップ
S26へ進んでICカード10との通信を中断する。す
なわち、EEPROM17aの特定領域への書き込み動
作の途中にICカード10との通信を中断した場合は、
EEPROM17aに誤データが書き込まれる恐れがあ
るので、現在実行されている領域への書き込み動作が終
了する時間を考慮した前記一定時間の経過を待って通信
を中断するのである。
【0071】EEPROM17aの特定領域への書き込
み動作の途中で異常低電圧となり、まだICカード10
とリーダ・ライタ30間の通信が中断されていないとき
は、EEPROM17aに対するアクセスの実行中であ
るか否かの判定を行うステップS14のYES側へ進
み、前記ステップS7の処理を経て前記ステップS2へ
戻り、前記ステップS11からステップS13の処理を
繰り返し、中断されるまでEEPROM17aへのアク
セスを実行する。この間は、1/2分周された内部クロ
ックCLK’で動作することになる。従って、異常低電
圧下においても内部クロックCLK’の周波数がCPU
16の動作周波数を越えることがなく、安定して書き込
み動作を行うことができる。
【0072】ICカード10との通信が中断されると、
図3のステップS13の中断判定処理はYES側へ進
み、前記ステップS8の処理を経て動作が終了する。
【0073】また、EEPROM17aに対する書き込
みの実行中でないときに、電源電圧VDDが異常低電圧
下になった場合は、前記ステップS14の処理はNO側
へ進み、前記ステップS2へ戻り、前記ステップS11
からステップS13の処理を繰り返し、中断されるのを
待つことになる。この間も、分周された内部クロックC
LK’で動作するため、内部クロックCLK’の周波数
がCPU16の動作周波数を越えることがなく、CPU
16の暴走を防ぐことができ、EEPROM17a内の
データを破壊することを未然に回避することができる。
【0074】通常、電源電圧VDDが低くなることでC
PUの動作周波数が低下し、クロックの周波数がCPU
の動作周波数を越えた場合にEEPROMに対する書き
込みの実行中であればその書き込み動作が不安定にな
り、書き込み実行中でないときでも、CPUが暴走し誤
って書き込み命令が実行されるとEEPROM内のデー
タを破壊することがある。
【0075】本実施形態では、電源電圧VDDが異常低
下によりCPU16の動作周波数が低くなることを考慮
して内部クロックCLK’を1/2分周するので、内部
クロックCLK’の周波数がCPU16の動作周波数を
越えるのを防ぐことができる。これにより、上記不具合
を回避することができ、EEPROM17aに対する書
き込みを正確に行うことができる。
【0076】(IV)電源電圧VDDが5.5v以上の
場合の動作 CPU16によって電源電圧VDDが5.5v以上の異
常高電圧であると判定された場合は(ステップS11の
NO)、その異常高電圧の判定結果は、リーダ・ライタ
30側へ通知される(ステップS4)。そして、図5の
ステップS21、ステップS22、及びステップS24
のルートを経て、ステップS27においてICカード1
0の排出処理が行われる。
【0077】このように、ICカード10に供給される
電源電圧VDDが異常高電圧であったときには、リーダ
・ライタ30側で直ちにICカードの排出処理を行うの
で、異常高電圧によるICカード10に対するダメージ
を最小限に抑えることができる。
【0078】図7は、本発明の第2実施形態に係るIC
カードシステムの要部ブロック図であり、図1と共通す
る要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0079】本実施形態のICカードシステムは、リー
ダ・ライタ30から供給されるクロックCLKを2種類
の異常低電圧に応じて2段階に分周するようにしたもの
である。本実施形態では、5段階の閾値V1〜V5を設
けた電圧検知回路18Aと、これに対応したフラグ保持
回路19Aと、クロックCLKを1/2分周または1/
4分周するクロック分周回路20Aと、CPU16の電
圧判定機能とが上記第1実施形態に比べて構成上で異な
る点である。
【0080】電圧検知回路18Aの5段階の閾値V1〜
V5について、V1=5.5v、V2=4.5v、V3
=3.5v及びV4=2.5vは第1実施形態と同様で
あるが、新たにV5=2.0vが加えられている。これ
に対応して、フラグ保持回路19Aは5つのフラグ
(1)〜(5)で構成されている。CPU16による電
圧判定基準はこれに応じて変更され、図8に示すよう
に、例えば異常低電圧の領域は、電源電圧VDDが2.
5〜2.0vの範囲(電圧領域E)と、電源電圧VDD
が2.0v以下(電圧領域F)との2段階に分かれてい
る。なお、上記電圧領域E,Fの数値は設定により種々
異なる。
【0081】また、クロック分周回路20Aの構成は、
例えば図9に示すように、2段のJ−Kフリップフロッ
プ23,24と、CPU16から出力されるクロック調
整信号SK2より制御されるマルチ・プレクサ25とで
構成される。1段目のJ−Kフリップフロップ23から
はクロックCLKの1/2分周信号が出力され、2段目
のJ−Kフリップフロップ24からはクロックCLKの
1/4分周信号が出力され、このクロックCLKと1/
2分周信号と1/4分周信号の内いずれか1つがマルチ
・プレクサ25により選択されて、内部クロックCL
K’として供給される。
【0082】図10は、本実施形態の所要動作を示すフ
ローチャートであり、図1と共通する要素には同一の符
号を付し、その説明を省略する。
【0083】CPU16によって電源電圧VDDが2.
5v〜2.0v範囲の異常低電圧(電圧領域E)である
と判定された場合は(ステップS31)、第1実施形態
と同様に、ステップS12へ進んでクロックCLKを1
/2分周し(図11参照)、その後はステップS13以
降へ進む。また、電源電圧VDDが2.0v以下の異常
低電圧(電圧領域F)であると判定された場合は(ステ
ップS32)、ステップS33へ進んでクロックCLK
を1/4分周し(図11参照)、その後はステップS1
3以降へ進む。その他の動作は第1実施形態と同様であ
る。
【0084】本実施形態では、リーダ・ライタ30から
供給されるクロックCLKを2種類の異常低電圧に応じ
て2段階に分周するようにしたので、内部クロックCL
K’の周波数がCPU16の動作周波数を越えるのを確
実に防ぐことができる。これにより、第1実施形態と同
様の利点を有するほか、EEPROM17aに対する書
き込みをより正確に行うことができる。
【0085】図12は、本発明の第3実施形態に係るI
Cカードシステムの要部ブロック図であり、図1と共通
する要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0086】本実施形態のICカードシステムは、図1
に示す構成において電圧判定回路16Bを設け、CPU
の電圧判定機能をハードウェアで構成したものである。
電圧判定回路16Bを設けたことに伴い、フラグ保持回
路19の出力を電圧判定回路16Bに入力し、その出力
側からクロック調整信号SK1をクロック分周回路20
へ出力するように構成している。電圧判定回路16B
は、フラグ保持回路19からの電圧検知ステータスに基
づいて、図4に示す電圧判定基準に対応した出力信号を
生成してCPU16A及び周辺回路17へ供給する。
【0087】このように構成しても、第1実施形態と同
様の作用効果を奏することができる。
【0088】なお、電圧判定機能をハードウェアで構成
する第3実施形態の技術を第2実施形態に適用すること
も勿論可能である。また、上記第1乃至第3実施形態で
は、露出した端子を接触させる接触型のICカードで説
明をしてきたが、本発明を電磁誘導方式等の非接触型の
ICカードに適用することも可能である。
【0089】さらに、電源電圧VDDによって特性が変
動する周辺回路内のアナログ的な回路に対して、本発明
を適用することも可能である。
【0090】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
である半導体集積回路によれば、外部装置から供給され
る電源電圧に応じて、内部回路の特性等の最適化を図る
ことができ、回路のパフォーマンスを犠牲にすることな
く広範囲の電源電圧に対して常に安定した動作が可能と
なる。さらに、電圧判定通知手段により電源電圧の状態
が常に外部装置へ通知されるため、外部装置は、例えば
電源電圧の異常事態に対して速やかに対応することがで
き、事故の拡大を防ぐことが可能となる。
【0091】
【0092】
【0093】第の発明である半導体集積回路によれ
ば、上記第1の発明と同様の効果のほかに、異常低電圧
下に外部装置から供給されるクロックが高速であって
も、例えば内部回路中のCPUが暴走するといったよう
な不具合を未然に回避することができる。
【0094】第の発明であるICカードによれば、外
部装置から供給される電源電圧に応じて、メモリに対す
るアクセス動作及びクロック分周手段に対する分周動作
などの中央処理装置の制御動作が最適化され、中央処理
装置は広範囲の電源電圧に対して常に安定した制御動作
が可能となる。
【0095】第の発明であるICカードによれば、外
部装置から供給される電源電圧に応じて、周辺回路の特
性等の最適化を図ることができ、回路のパフォーマンス
を犠牲にすることなく広範囲の電源電圧に対して常に安
定した動作が可能になる。
【0096】第の発明であるICカードによれば、上
記第の発明と同様の効果のほかに、電源電圧の状態が
常に外部装置へ通知されるため、外部装置では、例えば
電源電圧の異常事態に対して速やかに対応することがで
き、事故の拡大を防ぐことが可能となる。
【0097】
【0098】第の発明であるICカードによれば、上
記第4または第5の発明と同様の効果のほかに、異常低
電圧下に外部装置から供給されるクロックが高速であっ
ても、中央処理装置が暴走するといったことを未然に防
ぐことが可能となる。
【0099】第の発明であるICカードシステムによ
れば、外部装置から供給される電源電圧に応じて、周辺
回路の特性等の最適化が図られるので、回路のパフォー
マンスを犠牲にすることなく広範囲の電源電圧に対して
常に安定した動作が可能になる。さらに、電源電圧の異
常事態に対して速やかに対応することができ、事故の拡
大を防ぐことが可能となる。
【0100】第の発明であるICカードシステムによ
れば、上記第の発明と同様の効果のほか、外部装置か
ら供給される電源電圧に応じて、メモリ特性調整手段に
より周辺回路内メモリに対する書き込み特性の最適化が
図られ、メモリのパフォーマンスを犠牲にすることなく
広範囲の電源電圧に対して常にメモリの書き込み動作が
安定する。
【0101】第の発明であるICカードシステムによ
れば、上記第の発明と同様の効果のほかに、電源電圧
の異常低電圧下に外部装置から供給されるクロックが高
速であっても、中央処理装置が暴走するといったことを
未然に防ぐことが可能になる。
【0102】第10の発明であるICカードシステムに
よれば、上記第の発明と同様の効果のほかに、ICカ
ードに供給される電源電圧が異常高電圧であったときに
は、外部装置の異常対処手段が直ちにICカードの排出
処理を行うので、異常高電圧によるICカードに対する
ダメージを最小限に抑えることが可能になる。
【0103】第11の発明であるICカードシステムに
よれば、上記第7または第9の発明と同様の効果のほ
か、例えば、メモリへの書き込み動作の途中で通信の中
断またはICカードの排出処理が行われることがなく、
メモリに誤データが書き込まれるのを防ぐことができ
る。さらに、電源電圧の異常低電圧下に外部装置から供
給されたクロックが高速であっても、メモリに対する書
き込み動作を正確に行うとことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るICカードシステ
ムの要部ブロック図である。
【図2】第1実施形態におけるクロック分周回路の構成
例を示す回路図である。
【図3】第1実施形態におけるICカード側の所要動作
を示すフローチャートである。
【図4】第1実施形態におけるCPUによる電圧判定基
準を示す図である。
【図5】第1実施形態におけるリーダ・ライタ側の所要
動作を示すフローチャートである。
【図6】第1実施形態におけるクロック分周時のタイミ
ングチャートである。
【図7】本発明の第2実施形態に係るICカードシステ
ムの要部ブロック図である。
【図8】第2実施形態におけるCPUによる電圧判定基
準を示す図である。
【図9】第2実施形態におけるクロック分周回路の構成
例を示す回路図である。
【図10】第2実施形態の所要動作を示すフローチャー
トである。
【図11】第2実施形態におけるクロック分周時のタイ
ミングチャートである。
【図12】本発明の第3実施形態に係るICカードシス
テムの要部ブロック図である。
【図13】従来のICカードシステムの基本構成を示す
ブロック図である。
【図14】従来の半導体集積回路のブロック図である。
【符号の説明】
10,10A ICカード 16,16A CPU 16B 電圧判定回路 17 周辺回路 17a EEPROM 18,18A 電圧検知回路 19,19A フラグ保持回路 20,20A クロック分周回路 30 リーダ・ライタ VDD 電源電圧 SK1 クロック調整信号 CLK クロック

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部装置から供給される電源電圧を検知
    する電圧検知手段と、 前記電圧検知手段の電圧検知結果を判定する電圧判定手
    段と、 前記電圧判定手段の判定結果に応じて、内部回路の調整
    を行う内部回路調整手段と、前記電圧判定手段の判定結果を前記外部装置へ通知する
    電圧判定通知手段とを備えた ことを特徴とする半導体集
    積回路。
  2. 【請求項2】 前記内部回路調整手段は、前記電圧判定
    手段の電圧判定結果が異常低電圧であった場合に、前記
    外部装置から供給されたクロックを前記異常低電圧に応
    じて分周するクロック分周手段を有することを特徴とす
    る請求項1記載の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 データを格納するメモリを有する周辺回
    路と、外部装置に対する前記メモリへのアクセス制御を
    含む各種制御を行う中央処理装置とを備え、前記外部装
    置より少なくとも電源及びクロックの供給を受けて動作
    するICカードにおいて、 前記外部装置より供給される電源電圧を検知する電圧検
    知手段と、 前記外部装置から供給されたクロックを分周するクロッ
    ク分周手段とを設け、 前記中央処理装置は、前記電圧検知手段の電圧検知結果
    に応じて、前記メモリに対するアクセス動作及び前記ク
    ロック分周手段に対する分周動作を含む所要の制御動作
    を行うことを特徴とするICカード。
  4. 【請求項4】 データを格納するメモリを有する周辺回
    路と、外部装置に対する前記メモリへのアクセス制御を
    含む各種制御を行う中央処理装置とを備え、前記外部装
    置より少なくとも電源及びクロックの供給を受けて動作
    するICカードにおいて、 前記外部装置から供給される電源電圧を検知する電圧検
    知手段と、前記外部装置から供給されたクロックを分周するクロッ
    ク分周手段と、 前記電圧検知手段の電圧検知結果を判定する電圧判定手
    段と、 前記電圧判定手段の判定結果に応じて、前記メモリ及び
    前記クロック分周手段の調整を行う回路調整手段とを備
    えたことを特徴とするICカード。
  5. 【請求項5】 前記電圧判定手段の判定結果を前記外部
    装置へ通知する電圧判定通知手段を設けたことを特徴と
    する請求項記載のICカード。
  6. 【請求項6】 前記回路調整手段は、前記電圧判定手段
    の電圧判定結果が異常低電圧であった場合に、前記外部
    装置から供給されたクロックを前記異常低電圧に応じて
    分周するクロック分周手段を有することを特徴とする請
    求項4または5記載のICカード。
  7. 【請求項7】 データを格納するメモリを有する周辺回
    路、及び前記メモリに対するアクセス制御を含む各種制
    御を行う中央処理装置を内蔵するICカードと、前記I
    Cカードを着脱自在に装着し前記ICカードに対して少
    なくとも電源及びクロックを供給すると共に、前記メモ
    リに対するデータの送受信制御を行う外部装置とを備え
    たICカードシステムにおいて、 前記ICカードは、 前記外部装置から供給される電源電圧を検知する電圧検
    知手段と、前記電圧検知手段の電圧検知結果を判定する
    電圧判定手段と、前記電圧判定手段の判定結果に応じ
    て、前記周辺回路の調整を行う回路調整手段と、前記電
    圧判定手段の判定結果を前記外部装置へ通知する電圧判
    定通知手段とを備え、 前記外部装置は、 前記ICカードから送られてきた前記電圧判定手段の判
    定結果が異常電圧と判定されていたとき、前記ICカー
    ドとの通信の中断または前記ICカードの排出処理を行
    う異常対処手段を備えたことを特徴とするICカードシ
    ステム。
  8. 【請求項8】 前記回路調整手段は、前記電圧判定手段
    の判定結果に応じて、前記メモリに対するアクセス特性
    を調整するメモリ特性調整手段を有することを特徴とす
    る請求項記載のICカードシステム。
  9. 【請求項9】 前記回路調整手段は、前記電圧判定手段
    の電圧判定結果が異常低電圧であった場合に、前記外部
    装置から供給されたクロックを前記異常低電圧に応じて
    分周するクロック分周手段を有することを特徴とする請
    求項記載のICカードシステム。
  10. 【請求項10】 前記異常対処手段は、前記ICカード
    から送られてきた前記電圧判定手段の判定結果が異常高
    電圧と判定されていたとき、直ちに前記ICカードの排
    出処理を行うようにしたことを特徴とする請求項記載
    のICカードシステム。
  11. 【請求項11】 前記異常対処手段は、前記ICカード
    から送られてきた前記電圧判定手段の判定結果が異常低
    電圧と判定されていたとき、所定のタイミングを置いて
    前記ICカードとの通信の中断を行うようにしたことを
    特徴とする請求項または請求項記載のICカードシ
    ステム。
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