JP3491662B2 - インクジェット式記録装置 - Google Patents

インクジェット式記録装置

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JP3491662B2
JP3491662B2 JP27294796A JP27294796A JP3491662B2 JP 3491662 B2 JP3491662 B2 JP 3491662B2 JP 27294796 A JP27294796 A JP 27294796A JP 27294796 A JP27294796 A JP 27294796A JP 3491662 B2 JP3491662 B2 JP 3491662B2
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英孝 桜井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷データに対応
してノズル開口からインク滴を吐出して記録媒体にドッ
トを形成するオンデマンド型インクジェット記録ヘッド
を備えた記録装置、より詳細にはノズル開口から印刷デ
ータとは無関係にインク滴を吐出させてノズル開口のイ
ンク滴吐出能力を回復させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】オンデマンド型インクジェット記録ヘッ
ドは、複数のノズル開口と、各ノズル開口に連通する圧
力発生室とを備え、印刷信号に対応して圧力発生室を膨
張、収縮させてインク滴を吐出させるように構成されて
いる。このような記録ヘッドは、印刷動作により連続的
にインク滴を吐出しているノズル開口では新しいインク
が順次供給されるため、目詰まりの虞がほとんどないも
のの、例えば上端や下端等のノズル開口のようにインク
滴を吐出する機会が極めて低いものや、また印字データ
が無くなって休止状態におかれた場合にはノズル開口の
インクが乾燥して目詰まりを生じやすい。また、記録動
作を行うこと無く長期間キャップにより封止されていた
場合にも、ノズル開口近傍のインクの溶媒がすこしづつ
揮散して粘度が上昇し、すぐには印刷ができなかった
り、印字品質が低下する等の問題を抱えている。
【0003】このような問題に対処するため、印刷開始
前の予備操作の1つとして、記録装置に電源が投入され
た時点や、また最初に印刷信号が入力した時点で、圧電
振動子に印刷データに関係しない駆動信号を印加して全
てのノズル開口からインク滴を吐出させる、いわゆるフ
ラッシング動作を実行させることが行なわれる。また、
印刷期間中におけるノズル開口の目詰まり防止の対策と
しては、印刷継続時間や印刷データが一定量を超えた段
階で、記録動作を中断して記録ヘッドを非印刷領域のキ
ャッピング手段まで待避させて上述のフラッシング動作
を行わせることも併用されている。しかしながら、フラ
ッシング動作は、インクの消費や、また総合的な印刷速
度の低下を招くため、少ないインク量でしかも確実にノ
ズル開口の目詰まりを解消させる必要がある。
【0004】例えば、圧力発生室に設けられたヒータの
ジュール熱によりインクを気化させ、この時の圧力でイ
ンク滴を吐出させるバブル式インクジェット式記録ヘッ
ドでは、発生した気泡の残留時間が気温や湿度に大きく
影響をうけるため、気温や湿度によりフラッシング時の
インク滴の吐出の最低周波数を設定し、順次周波数を上
げながら残留気泡を生じさせることなく、速やかにフラ
ッシング動作を終了させることが提案されている(特開
平7-290720号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、常温よ
りも温度が高い場合にはインク溶媒の揮散が促進されて
インクが成分的に増粘し、また常温よりも温度が低い場
合には溶媒自体の粘度が上昇してやはりインクが増粘す
るため、記録ヘッドのインク滴の吐出能力の低下までの
時間が温度に大きな影響を受けるという問題がある。こ
のような問題を解消するために、使用可能な環境での目
詰まりに至る最短の時間を周期とするようにしてフラッ
シング動作を実行させているが、未だインク滴の吐出に
不都合を来していない状態であっても、印刷動作を中断
して記録ヘッドをフラッシングに移動させ、目詰まり防
止のインク滴の吐出を行うため、印刷速度の低下やイン
クの消費が多くなるという問題がある。さらには、フラ
ッシング動作においても、圧力発生室の膨張、収縮に追
従するインクの移動が、粘度の影響を受けるため、イン
クの粘度に見合った速度で圧力発生室が膨張、収縮しな
い場合には、ノズル開口に気泡を引き込んで却ってイン
ク吐出能力を低下させてしまう等の問題がある。本発明
はこのような事情に鑑みてなされたものであって、その
目的とするところは目詰まりを誘起する種々な状況に対
処して、印刷速度の低下やインクの無駄な消費を招くこ
と無く、記録ヘッドのインク吐出能力を適確に回復させ
ることができるインクジェット式記録装置を提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような課題を達成す
るために請求項1の発明は、ノズル開口から駆動信号に
一致してインク滴を吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘ
ッドにインクを供給するインクカートリッジと、前記記
録ヘッドがキャッピング手段に封止されていた時間を検
出する封止時間検出手段と、前記キャッピング手段から
前記記録ヘッドが開放された直後には前記封止時間検出
手段からの封止時間信号に基づいて前記記録ヘッドにフ
ラッシング動作を行なわせるインク量、及び印刷期間中
前記封止時間信号に基づいてフラッシング動作を実
行する時間間隔を決定する空吐出制御手段とを備える。
また、請求項5の発明は、ノズル開口から駆動信号に一
致してインク滴を吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッ
ドにインクを供給するインクカートリッジと、前記イン
クカートリッジが装着されている時間を検出する装着時
間検出手段と、前記キャッピング手段から前記記録ヘッ
ドが開放された直後には、前記装着時間検出手段からの
装着時間信号に基づいて前記記録ヘッドにフラッシング
動作を行なわせるインク量、及び印刷期間中には前記装
着時間信号に基づいて前記フラッシング動作を実行する
時間間隔を決定する空吐出制御手段とを備える。
【0007】
【作用】請求項1及び請求項5の発明によれば、キャッ
ピング手段により記録ヘッドが封止されている時間や、
インクカートリッジが装着されている時間の長短による
インク粘度の変化を勘案しつつフラッシング動作により
排出させるインク量やフラッシング動作の時期を決定で
き、インクの浪費を抑えつつ、印字期間中での目詰まり
を防止できるように適切なタイミングでフラッシングを
実行することができる
【0008】
【発明の実施の形態】そこで以下に本発明の詳細を図示
した実施例に基づいて説明する。図1は、本発明のプリ
ンタの印刷機構周辺の構造を示すものであって、図中符
号1は、キャリッジで、タイミングベルト2を介してパ
ルスモータ3に接続されていて、ガイド部材4に案内さ
れて記録用紙5の紙幅方向に往復動するように構成され
ている。
【0009】キャリッジ1には記録用紙5と対向する
面、この実施例では下面に後述するインクジェット式記
録ヘッド6が取り付けられていて、キャリッジ1の上部
に載置されているインクカートリッジ7からインクの補
給を受けてキャリッジ1の移動に合わせて記録用紙5に
インク滴を吐出して記録用紙5に画像や文字をドットマ
トリックスにより印刷する。
【0010】8は、キャッピング装置で、キャリッジ1
の移動経路内の非印刷領域に設けられていて、休止中に
記録ヘッド6のノズル開口を封止してノズル開口の乾燥
を防止する一方、印刷開始前のインク吐出能力回復動作
として行なわれたり、また印刷中におけるインク吐出能
力回復動作として行なわれるフラッシング動作による記
録ヘッド6から吐出されたインク滴を受ける容器として
も機能するものである。なお、図中符号9は、クリーニ
ング手段を示す。
【0011】図2は、同上記録装置に使用される圧電振
動子を使用した記録ヘッドの一実施例を示すもので、図
において、符号11は、振動板で、圧電振動子12の先
端に当接して弾性変形する薄板からなり、流路形成板1
3を挟んでノズルプレート14と液密に一体に固定され
て流路ユニット15を構成している。
【0012】16は基台で、圧電振動子12を振動可能
に収容する収容室17と、流路ユニット15を支持する
開口18とを備え、圧電振動子12の先端を振動板11
のアイランド部11aに当接させるように流路ユニット
15を固定して記録ヘッドを構成している。
【0013】このような構成により、圧電振動子12が
充電を受けて収縮すると、圧力発生室23が膨張する。
これにより、ノズル開口22に形成されているメニスカ
スが若干圧力発生室23に引き込まれ、同時に共通のイ
ンク室20、20のインクがインク供給口21、21を
経由して圧力発生室23に流れ込む。
【0014】所定時間の経過後に圧電振動子12の電荷
が放電されて圧電振動子12が元の状態に復帰すると、
圧力発生室23が収縮して圧力発生室23のインクが圧
縮され、ノズル開口22からインク滴が吐出する。
【0015】図3は、本発明の一実施例を示すものであ
って、図中符号30は、印刷制御手段で、ホストからの
印刷信号に基づいてビットマップデータを作成し、キャ
リッジ制御手段31によりモータ3を制御しつつ、ヘッ
ド駆動回路32により印刷データに対応するように記録
ヘッド6からインク滴を吐出させるものである。
【0016】33は、フラッシング動作の時間間隔や、
フラッシング動作時におけるインク滴の吐出周波数や吐
出インク滴数等を決定する空吐出制御手段で、後述する
印刷時間検出手段34、装着時間検出手段35、温度検
出手段36、開放時間検出手段37、封止時間検出手段
38、継続時間測定手段39、及びキャリッジ速度検出
手段40からのデータや信号に基づいて、記憶手段41
に記憶されている最適なフラッシング動作制御用データ
を選択してヘッド駆動回路32により記録ヘッド6の全
てのノズル開口22からキャピング装置8や図示しない
インク受け等のインク吐出領域に、吐出滴数、周期、繰
り返し間隔、インク滴吐出のための駆動電圧等を制御し
ながらインク滴を吐出させるものである。
【0017】印刷時間検出手段34は、印刷信号に基づ
いて印刷が開始された時点で計時動作を開始して連続的
に印刷が行われる時間を計時して、一定時間が経過した
時点でタイムアップして信号を出力し、その後リセット
して次の印刷の時間を計時するように構成されている。
装着検出手段35は、例えばキャリッジ1に設けられて
いるカートリッジ装着検出手段や、インク量検出手段か
らの信号を受けてインクカートリッジ7の着脱を検出し
て、新しくインクカートリッジが装着された時点でリセ
ットして、新しいカートリッジの使用時間を積算するよ
うに構成されている。
【0018】温度検出手段36は、記録装置内に設けら
れた図示しない温度センサからの信号により記録ヘッド
のインク、またはノズル開口周辺の温度を検出するもの
である。開放時間検出手段37は、記録ヘッド6がキャ
ッピング装置8から外された時点、及び印刷が開始され
た時点でリセットして記録ヘッド6が非印字状態で開放
状態におかれている時間を検出するように構成されてい
る。封止時間検出手段38は、記録ヘッド6がキャッピ
ング装置8により封止された時点でリセットして、キャ
ッピング装置8により封止されている時間を検出するよ
うに構成されている。
【0019】キャリッジ速度検出手段39は、キャリッ
ジ駆動モータ3に供給される駆動信号や、エンコーダ等
の信号に基づいてキャリッジ1の速度を検出するように
構成されている。継続時間測定手段40は、フラッシン
グ動作が開始された時点でリセットして、フラッシング
動作が継続している時間を計時し、この計時時間を空吐
出制御手段33に出力するものである。
【0020】記憶手段41は、カートリッジ7の装着時
間、温度、キャッピング装置8により封止されていた時
間、フラッシング動作の継続時間及びキャリッジの速度
に対応させて、これら条件に最適なフラッシング動作の
周期、つまりフラッシング動作の時間間隔や、フラッシ
ング時におけるインク滴を吐出させる周波数、吐出する
インク滴の数、さらには駆動電圧に関するデータを格納
して構成されている。
【0021】つぎにこのように構成した装置の動作につ
いて説明する。装置の電源が投入されて記録ヘッド6が
キャッピング手段8から開放された時点で、空吐出制御
手段33は、印刷動作の信頼性を確保するためにフラッ
シング動作を実行する(図4(I))。このとき空吐出
制御手段33は、装着時間検出手段35から現在装着さ
れているインクカートリッジ7の装着時間T1と、封止
時間検出手段38から記録ヘッド6がキャッピング装置
8で封止されていた封止時間T2とのデータを得て、記
憶手段41の格納されている最適なフラッシング形態で
インク滴を吐出させる。
【0022】すなわち、封止時間T2が長い程、ノズル
開口近傍から圧力発生室側にまでインクの乾燥が進んで
いるから、吐出インク滴の数、つまり記録ヘッド6に印
加するパルス信号からなる駆動信号の数を増加させて、
全インク吐出量を増加させて乾燥領域のインクを確実に
吐出させる。なお、封止時間T2が限界、この実施例で
は15日を越えるような場合には、記録ヘッドよりも上
流側にまで増粘が及んでいるから、フラッシング操作で
はなく、記録ヘッドのノズル開口に負圧を作用させて強
制的に吐出させる操作を併用して増粘したインクを確実
に排出させ、引き続き実行する印刷動作におけるインク
滴の吐出性能を確保する。
【0023】図5(イ)(ロ)は、それぞれ封止時間T
2と、印刷開始前に記録ヘッド6をキャッピング装置8
から開放させてフラッシングを行なわせ際の、フラッシ
ングにより吐出させるインク量との関係を示す図であっ
て、封止時間が長くなる程、フラッシングにより吐出さ
せるインク量が多くなるように設定されている。
【0024】一方、上記フラッシング動作の終了後に印
刷信号が入力すると、印刷制御手段30は印刷データに
基づいてキャリッジ1を印刷モードに適した速度で移動
させ、また記録ヘッド6から印字信号に対応させてイン
ク滴を吐出させながら印刷を実行する。なお、カートリ
ッジ7の装着時間T1が例えば1年以上と非常に長い場
合には、インクカートリッジ7のインク自体が既に非常
に増粘していてノズル開口近傍のインクが短時間に吐出
不能に陥る程度に増粘している虞があるから、記録ヘッ
ド6がキャッピング装置8により封止された状態がたと
え短期間であっても、印字開始直前に記録ヘッド6に負
圧を作用させて記録ヘッド6からインクを強制的に排出
させてから印刷動作に入る。これにより、たとえインク
カートリッジの有効使用期間が過ぎている場合であって
も、可能な限り印刷を可能ならしめることができる。
【0025】そして、フラッシング動作に当たっては、
カートリッジ7の装着時間T1が長くなると、インクカ
ートリッジ7を構成している容器からのインク溶媒の揮
散が進んでインクカートリッジ全体のインクの粘度が上
昇しているので、圧力発生室内にも増粘したインクが流
入しており、したがってこのインクの流動性の低下に打
勝つように図6(イ)に示したように駆動電圧を高めて
1滴当たりのインク量を確保してインク滴を吐出させ、
もって吐出させる全体のインク量を確保する。
【0026】また、インクの増粘により流動性が低下し
ていると、ノズル開口22に形成されているメニスカス
が圧力発生室23の高速な膨張収縮には段々追従できな
くなるから、図6(ロ)に示したように装着時間T1が
長くなる程、フラッシング駆動周波数を低減させ、つま
りフラッシング周期(図4(ロ))を長くして圧力発生
室23の膨張、収縮にメニスカスを追従させてノズル開
口23からの気泡の吸込みを防止しつつ、インク滴を吐
出させる。
【0027】なお、インクカートリッジ内のインクの粘
度上昇に対応してインク滴吐出の際の駆動周波数を低減
させることによる空気の引き込み防止作用は、フラッシ
ング動作だけに限られることではなく印刷動作のための
インク滴の吐出にも同様に当てはまるから、印刷動作に
おいてもインクカートリッジ7の装着時間に対応させて
印刷時の駆動周波数を低減させることは、装着済みのイ
ンクカートリッジの増粘したインクを用いて印字品質を
低下させることなく印刷を可能ならしめることになるか
ら、インクカートリッジの有効使用期間を延長すること
に繋がる。
【0028】そしてフラッシングのためのインク滴の吐
出周期は、さらに温度検出手段36により検出された記
録ヘッド6近傍の温度tを考慮に入れて、記録ヘッド6
の動作に最適な室温の場合には、図7(イ)に示したよ
うにインク滴吐出の周波数を高くして1回のフラッシン
グ動作に要する時間の短縮を図り、また常温よりも温度
が低い場合には温度低下による圧力発生室内のインクの
流動性の低下を考慮して周波数を低下させて空気の引き
込みを避けながらインクを吐出させる。常温よりも温度
が高い場合にはノズル開口近傍でのインク溶媒の乾燥に
よるインク粘度の上昇に起因するインクの流動性の低下
を考慮して周波数を低下させて、空気の引き込みを避け
ながらインクを吐出させる。
【0029】さらに記録ヘッド6の温度にも対応して温
度が低い場合には上述の如く圧力発生室23のインク全
体の粘度が上昇しているので、図7(ロ)に示したよう
に駆動電圧を高めに設定して、圧力発生室内のインクに
大きな圧力を作用させて1滴当たりのインク量を確保し
つつ確実に吐出させ、また温度が高い場合には、乾燥に
よるノズル開口近傍のインクが主に増粘しているだけで
あるから、駆動電圧を低下させて目詰まりを解消できる
程度の領域のインクだけを吐出させる。
【0030】このようにカートリッジ7の装着時間T1
や記録ヘッド6の温度を加味した電源投入当初のフラッ
シング動作が終了し、印刷信号が入力しない場合にはキ
ャリッジ制御手段31は、記録ヘッド6をキャッピング
装置8に移動させてキャッピング装置8により封止し、
また封止時間検出手段38は、封止時間T2をクリアし
た後、計時動作を再開する。
【0031】この印刷期間中、空吐出制御手段33は、
印刷時間検出手段34による印刷動作の継続時間を監視
しつつ、封止時間検出手段38からの信号、温度検出手
段36からの温度t、及びキャリッジ速度検出手段39
からの速度信号とにより定まる時間が経過した時点で、
印刷制御手段30に信号を出力して印刷動作を中断させ
て1回で5乃至20滴程度のインク滴を連続的に吐出す
るフラッシング動作を実行する。
【0032】すなわち、フラッシング動作は、基本的に
は記録ヘッド6がキャッピング装置8から開放された直
後と、印刷期間中とで実行され、実行の時間間隔の1つ
は、記録ヘッド6がキャッピング装置8に封止されてい
た時間に基づいて決定される。
【0033】また、カートリッジ7が装着されてからの
時間T1が長い場合には、記録ヘッド6に供給されるイ
ンク自体が既に増粘しているから、空吐出制御手段33
は、フラッシング動作に入る時間間隔を短く設定する。
その上で、温度tが低い場合にはインク自体の粘度が上
昇しているため、短時間での僅かなインク溶媒の揮散で
も印刷に不都合を来す程度にインク吐出能力が低下して
しまうので、図8に示したように室温(この実施例では
15°C乃至30°C)時に比較してフラッシング動作
を割合頻繁に行わせ、また記録ヘッド近傍の温度tが高
い場合には印字品質を大きく左右するノズル開口近傍の
インク溶媒の揮散が急速に進むから、低温時よりもさら
に頻繁にフラッシング動作を実行する。
【0034】また、ドラフト印刷等の高速印刷モード
や、キャリッジ1の空走期間のようにキャリッジ6の移
動速度が大きい場合には、ノズル開口22を通過する気
流の相対速度が大きくなりノズル開口近傍のインクの乾
燥が促進されるので、フラッシングに入る時間間隔を短
くし、また必要に応じて吐出させるインク滴の数を増加
させて印刷品質を確保し、また高密度印刷等の低速走行
の場合には、ノズル開口に作用する気流の相対速度が低
く、乾燥が比較的抑えられるので、フラッシングを実行
する時間間隔を延長するとともに、吐出させるインク滴
の数を減少させてインクの消費と記録速度の低下とを防
止する。
【0035】一方、記録ヘッド6がキャッピング装置8
に封止されているとしても、記録ヘッド6や記録ヘッド
6とインクカートリッジ7とを接続する流路からインク
溶媒が揮散して、この記録ヘッド6や流路中のインクの
粘度がインクカートリッジ7に収容されているインクの
粘度より上昇する。しかしながら印刷によりインクの消
費が進むと、インクカートリッジ7から相対的に粘度の
低いインクが供給されるので、フラッシング動作を重ね
るにつれてフラッシングの時間間隔を延長する。すなわ
ち図4(イ)においてフラッシング間隔IIよりもフラッ
シングIIIが、またフラッシング間隔IIIよりもフラッシ
ング間隔IV、さらにはフラッシング間隔Vが長くなるよ
う、空吐吐出制御手段33がフラッシング間隔を制御す
る。これにより、最小限のインク量で目詰まりを防止で
きるばかりでなく、印刷速度の向上を図ることが可能と
なる。
【0036】記録ヘッド6がキャッピング装置8に長時
間封止されていた場合、キャッピング装置8から開放さ
れた直後のフラッシング動作でのインクの吐出量は、多
めに設定され、かつ印刷期間中定期的に実施されるフラ
ッシング動作でのインクの吐出量を徐々に少なくして、
キャッピング装置8による封止時間がゼロの時に実施さ
れるフラッシングによるインク吐出量に収束させ、以後
この吐出量でフラッシングを定期的に行ないながら印刷
を継続させても同様の作用を奏する。
【0037】そして印刷期間中におけるフラッシング動
作のインク滴吐出おいても、電源投入直後と同様にイン
クカートリッジ7の装着時間T1、及び温度検出手段3
6により検出された記録ヘッド近傍の温度tとに基づい
て、インンクカートリッジ7の装着時間によるインク全
体の増粘の度合を考慮に入れつつ、総合的にインク吐出
の形態を決定する。
【0038】すなわち、カートリッジ7の装着時間T1
が長くなると、インクカートリッジ7を構成している容
器からのインク溶媒の揮散が進んでインクカートリッジ
全体のインクの粘度が上昇しているので、圧力発生室内
にも増粘したインクが流入しており、したがってこのイ
ンクの流動性の低下に打勝つように図6(イ)に示した
ように駆動電圧を高めて1滴当たりのインク量を確保し
てインク滴を吐出させ、もって吐出させる全体のインク
量を確保する。
【0039】また、インクの増粘により流動性が低下し
ていると、ノズル開口22に形成されているメニスカス
が圧力発生室23の高速な膨張収縮には段々追従できな
くなるから、図6(ロ)に示したように装着時間T1が
長くなる程、フラッシング駆動周波数を低減させて圧力
発生室の膨張、収縮にメニスカスを追従させてノズル開
口23からの気泡の吸込みを防止しつつ、インク滴を吐
出させる。
【0040】温度検出手段36により検出された記録ヘ
ッド6近傍の温度tを考慮に入れて、記録ヘッド6の動
作に最適な室温の場合には、図7(イ)に示したように
インク滴吐出の周波数を高くして1回のフラッシング動
作に要する時間の短縮を図り、また常温よりも温度が低
い場合には温度低下による圧力発生室内のインクの流動
性の低下を考慮して周波数を低下させて空気の引き込み
を避けながらインクを吐出させる。常温よりも温度が高
い場合にはノズル開口近傍でのインク溶媒の乾燥による
インク粘度の上昇に起因するインクの流動性の低下を考
慮して周波数を低下させて、空気の引き込みを避けなが
らインクを吐出させる。
【0041】さらに記録ヘッド6の温度にも対応して温
度が低い場合には上述の如く圧力発生室23のインク全
体の粘度が上昇しているので、図7(ロ)に示したよう
に駆動電圧を高めに設定して、圧力発生室内のインクに
大きな圧力を作用させて1滴当たりのインク量を確保し
つつ確実に吐出させ、また温度が高い場合には、乾燥に
よるノズル開口近傍のインクが主に増粘しているだけで
あるから、駆動電圧を低下させて目詰まりを解消できる
程度の領域のインクだけを吐出させる。
【0042】このようにして印刷動作が終了すると、印
刷制御手段30は、記録ヘッド6をキャッピング装置8
に移動させて封止する。これにより、開放時間検出手段
37のデータはクリアされ、また封止時間検出手段38
は計時データをクリアした後、計時動作を開始する。
【0043】また、カートリッジ7のインクが消費され
て新しいインクカートリッジに交換されると、装着時間
検出手段35の計時データがクリアされて、装着以後の
時間T1の計時が開始される。
【0044】ところで、1回当たりのフラッシング時に
おけるインク滴の吐出動作は、図9に示すようにインク
滴数が増加するにつれてインク滴吐出の周波数を下げる
ことにより、吐出能力を回復させるに必要な量のインク
を短時間に吐出させるとともに、フラッシング終了時点
にかけてはノズル開口近傍への空気の巻き込みを防止
し、かつ安定なメニスカスの形成を図りながらフラッシ
ング動作を終了することができる。
【0045】このようなフラッシング時のインク滴吐出
周期の変更は、記録ヘッドの最高駆動周波数fmの整数
分の1となるように、つまり当初は周期1/(fm/
5)で、次いで周期1/(fm/4)‥‥そして最後に
周期(1/fm)となるように設定しておくと、ヘッド
駆動回路32の機能を有効に利用できる。
【0046】なお、上述の実施例においては軸方向に伸
縮する圧電振動子を用いた記録ヘッドに例を採って説明
したが、たわみ振動により圧力発生室を膨張、収縮させ
る記録ヘッドや、またバブルジェット式記録ヘッドに適
用しても同様の作用を奏することは明らかである。
【0047】また、上述の実施例においてはフラッシン
グにより吐出したインク滴をキャッピング装置8で受け
る場合について説明したが、キャッピング装置とは別の
位置にインク受けを設けられた記録装置に適用しても同
様の作用を奏することは明らかである。
【0048】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるインクジェット記録装置の
一実施例を示す図である。
【図2】インクジェット記録ヘッドの一実施例を示す断
面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す装置のブロック図であ
る。
【図4】図(イ)、(ロ)は、それぞれ記録ヘッドがキ
ャッピング手段から開放された以後のフラッシング動作
の形態、及び1フラッシング動作におけるインク滴吐出
の周期を示す図である。
【図5】図(イ)(ロ)は、それぞれ記録ヘッドがキャ
ッピング手段により封止されていた時間とインク滴吐出
能力回復のために吐出するインク量との関係を示す線図
である。
【図6】図(イ)、(ロ)は、それぞれインクカートリ
ッジが記録装置に装着されてからの時間と、フラッシン
グ動作や印刷のためにインク滴を吐出させる駆動電圧、
及び駆動周波数との関係を示す線図である。
【図7】図(イ)、(ロ)は、それぞれ記録ヘッド近傍
の温度とフラッシング動作におけるインク滴の吐出周波
数及び駆動電圧との関係を示す線図である。
【図8】印刷時における記録ヘッド近傍の温度とフラッ
シング動作を実行する時間間隔との関係を示す線図であ
る。
【図9】フラッシング動作時の一連のインク滴の吐出に
おけるインク滴数とインク吐出周波数との関係を示す線
図である。
【符号の説明】
6 インクジェット式記録ヘッド 7 インクカートリッジ 8 キャッピング装置 9 クリーニング装置 12 圧電振動子 22 ノズル開口 23 圧力発生室
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/175 B41J 2/125 B41J 2/165 B41J 2/18 B41J 2/185

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズル開口から駆動信号に一致してイン
    ク滴を吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッドにインク
    を供給するインクカートリッジと、前記記録ヘッドがキ
    ャッピング手段に封止されていた時間を検出する封止時
    間検出手段と、前記キャッピング手段から前記記録ヘッ
    ドが開放された直後には前記封止時間検出手段からの封
    止時間信号に基づいて前記記録ヘッドにフラッシング動
    作を行なわせるインク量、及び印刷期間中に前記封止
    時間信号に基づいてフラッシング動作を実行する時間間
    隔を決定する空吐出制御手段とを備えてなるインクジェ
    ット式記録装置。
  2. 【請求項2】 前記フラッシング動作におけるインク吐
    出の時間間隔が、前記封止時間が長くなるにつれて短く
    なるように設定され、かつその後の印刷時間とともに長
    くなるように設定されている請求項1に記載のインクジ
    ェット式記録装置。
  3. 【請求項3】 前記フラッシング動作時の吐出インク量
    が、前記封止時間検出手段からの封止時間信号に基づい
    て、前記封止時間が長い場合には前記キャッピング手段
    から前記記録ヘッドが開放された直後のフラッシングに
    よる吐出量を増大させ、前記吐出量は印刷時間の経過と
    ともに減少するように設定されている請求項1に記載の
    インクジェット式記録装置。
  4. 【請求項4】 前記フラッシング動作時のインク滴の吐
    出周波数が、前記封止時間検出手段からの封止時間信号
    に基づいて決定される請求項1に記載のインクジェット
    式記録装置。
  5. 【請求項5】 ノズル開口から駆動信号に一致してイン
    ク滴を吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッドにインク
    を供給するインクカートリッジと、前記インクカートリ
    ッジが装着されている時間を検出する装着時間検出手段
    と、前記キャッピング手段から前記記録ヘッドが開放さ
    れた直後には、前記装着時間検出手段からの装着時間信
    号に基づいて前記記録ヘッドにフラッシング動作を行な
    わせるインク量、及び印刷期間中に前記装着時間信号
    に基づいて前記フラッシング動作を実行する時間間隔を
    決定する空吐出制御手段とを備えてなるインクジェット
    式記録装置。
  6. 【請求項6】 前記装着時間検出手段で検出された装着
    時間が長くなるにつれて、前記フラッシング動作を行う
    時間間隔が短くなるように設定されている請求項5に記
    載のインクジェット式記録装置。
  7. 【請求項7】 前記フラッシング動作時における前記記
    録ヘッドの駆動電圧が前記装着時間検出手段からの装着
    時間信号に基づいて決定される請求項5に記載のインク
    ジェット式記録装置。
  8. 【請求項8】 前記フラッシング動作時のインク滴の吐
    出周波数が、前記装着時間検出手段からの装着時間信号
    に基づいて決定される請求項5に記載のインクジェット
    式記録装置。
  9. 【請求項9】 前記フラッシング動作時のインク滴の吐
    出周波数がフラッシング動作の継続時間ととも低下する
    請求項4または請求項8に記載のインクジェット式記録
    装置。
  10. 【請求項10】 前記フラッシング動作時のインク滴の
    吐出周波数が前記記録ヘッドの最高駆動周波数の整数比
    分の1で制御される請求項4または請求項8に記載のイ
    ンクジェット式記録装置。
  11. 【請求項11】 前記装着時間検出手段が、所定時間以
    上を計時した場合には、前記記録ヘッドを前記キャッピ
    ング手段から開放した後、印刷開始前に前記記録ヘッド
    に負圧を作用させて強制的にインクを吐出させる請求項
    1または請求項5に記載のインクジェット式記録装置。
  12. 【請求項12】 少なくとも2種類の速度で移動可能
    で、ノズル開口から駆動信号に一致してインク滴を吐出
    する記録ヘッドと、前記記録ヘッドにインクを供給する
    インクカートリッジと、前記記録ヘッドの移動速度を検
    出するキャリッジ移動速度検出手段と、印刷期間中に、
    前記キャリッジ移動速度検出手段により検出されたキャ
    リッジの移動速度に基づいて前記記録ヘッドにフラッシ
    ング動作を行なわせる間隔を決定する空吐出制御手段と
    を備えてなるインクジェット式記録装置。
  13. 【請求項13】 前記空吐出制御手段が、前記キャリッ
    ジ移動速度検出手段により検出されたキャリッジの移動
    速度に基づいて、前記移動速度が低い場合には吐出イン
    ク滴の数を減少させるように制御する請求項12に記載
    のインクジェット式記録装置。
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