JP2000118004A - インクジェット式記録装置 - Google Patents
インクジェット式記録装置Info
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- JP2000118004A JP2000118004A JP29742098A JP29742098A JP2000118004A JP 2000118004 A JP2000118004 A JP 2000118004A JP 29742098 A JP29742098 A JP 29742098A JP 29742098 A JP29742098 A JP 29742098A JP 2000118004 A JP2000118004 A JP 2000118004A
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Abstract
が大幅に減少し、かつ、フラッシング領域を広げ、目詰
まり解消に要するインク量を減少させることができるイ
ンクジェット式記録装置を提供する。 【解決手段】ノズル開口に連通する圧力室内の圧力を駆
動信号に応じて変動させ、この圧力変動により上記ノズ
ル開口からインク滴を吐出させる記録ヘッドと、この記
録ヘッドを封止するキャッピング手段とを備えたインク
ジェット式記録装置であって、フラッシングのタイミン
グが到来した時点で、フラッシングの事前に、ノズル開
口部の微量のインクを吸引除去する予備吸引動作を実行
させることにより、フラッシング時のメニスカスの挙動
を安定させるようにした。
Description
してノズル開口からインク滴を吐出して記録媒体にドッ
トを形成させるインクジェット記録ヘッドを有したイン
クジェット式記録装置において、上記ノズル開口から印
刷と無関係のインク滴を吐出させることにより、ノズル
開口のインク滴吐出能力を回復させるインクジェット式
記録装置に関するものである。
下「記録ヘッド」という)は、図14(a)に示すよう
に、複数のノズル開口40(図ではひとつしか示してい
ない)と、各ノズル開口40に連通する圧力発生室41
と、この圧力発生室の一部を構成する弾性壁43に当接
する圧電振動子42とを備えている。そして、印刷信号
に対応させて上記圧電振動子42を伸縮させることによ
り圧力発生室41内の圧力を変動させ、この圧力変動に
より圧力発生室41内のインク44をノズル開口40か
らインク滴として吐出させるように構成されている。
せる際には、できるだけ小さなインク滴を吐出して印刷
の解像度を向上させるため、最近では、いわゆる「引き
打ち」と呼ばれる吐出法が行われるのが主流になってい
る。この「引き打ち」では、図14(b)(c)に示す
ように、まず、圧電振動子42に電圧を印加して収縮さ
せ、ノズル開口40のメニスカス46がある程度引き込
まれた状態で、上記圧電振動子42を元に戻して圧力発
生室41内を加圧し、インク滴45を吐出させることが
行われる。
がなくなって記録ヘッド自体が休止状態におかれた場合
に、ノズル開口40付近のインク44が乾燥して目詰ま
りが生じてしまう。このため、印刷動作を行わない間は
記録ヘッドをキャップで封止することが行われるが、封
止されたまま長期間放置されると、ノズル開口40近傍
のインク44の溶媒がすこしづつ揮散して粘度が上昇
し、すぐには印刷できなかったり、印刷品質が低下する
等のトラブルが発生しやすくなる。さらに、印刷動作に
より連続的にインク滴45を吐出しているノズル開口4
0は、新しいインク44が順次供給されて目詰まりはほ
とんど生じないが、上端や下端等に位置しインク滴45
を吐出する機会が極めて低いノズル開口40では、印刷
中にノズル開口40付近のインク44が乾燥して増粘
し、目詰まりを生じやすい。
前の予備操作の1つとして、記録装置に電源が投入され
た時点や、最初に印刷信号が入力された時点で、印刷と
は無関係に各ノズル開口40から強制的にインク滴45
を吐出させることにより、ノズル開口40の目詰まりを
解消し、インク滴吐出能力を回復させる「フラッシング
動作」や「クリーニング動作」を実行させることが行な
われている。
動子42に印刷データと無関係の駆動信号を印加するこ
とにより、ノズル開口40周辺の増粘したインク44を
あらかじめ吐出させるものである。また、「クリーニン
グ動作」は、上記「フラッシング動作」だけでは完全に
ノズル開口40が回復されない場合に行われるもので、
各ノズル開口40に吸引ポンプで負圧を与えることによ
り、圧力発生室41内等の増粘したインク44をあらか
じめ強制的に吸引するものである。
が増粘する程度やノズル開口40の目詰まりは、記録ヘ
ッドがキャップで封止された状態で放置されていた時間
(キャッピング放置時間)やキャップで封止されるまで
の総印刷時間が長くなるほど状態が悪化する。したがっ
て、上記「フラッシング動作」と「クリーニング動作」
のいずれを実行するかは、例えば、図15に示すよう
に、キャッピング放置時間と総印刷時間との兼ね合いに
よって決定され、キャッピング放置時間あるいは総印刷
時間が短い間はフラッシング動作が実行され(図のフラ
ッシング領域)、キャッピング放置時間あるいは印刷時
間が長くなるとクリーニング動作を実行させるようにな
っている(図のクリーニング領域)。
は、増粘したインク44をより強力に吐出させるため、
圧電振動子42に駆動電圧を印加する際、印刷時の電圧
よりも高い電圧を最も高い周波数で印加することが行わ
れるのが通常である。また、上記クリーニング動作の条
件としては、ノズル開口40付近の増粘したインクを吸
引して完全に目詰まり等を解消させるため、圧力発生室
41内のインク44をすべて吸引する(約0.2〜0.
5cc程度)ことが行われるのが通常である。
来の装置では、クリーニング領域とフラッシング領域と
の境界付近でフラッシング動作を行うと、インク44の
増粘がより進行しているため、フラッシングで強制的に
インク44を吐出させる際、図16に示すように、メニ
スカス46が斜めに深く入り込む等、メニスカスの挙動
が極めて不安定となり、ノズル開口40内に気泡が取り
込まれてしまうおそれがある。また、増粘したインク4
4をより強力に吐出させるため、圧電振動子42に印刷
時の電圧よりも高電圧の駆動電圧が印加されることか
ら、ノズル開口40のインク44が急激に引き込まれる
ため、同様にメニスカス45の挙動が不安定となり、メ
ニスカスが斜めに深く入り込んでノズル開口40内に気
泡が取り込まれるおそれがある。
り込まれると、以後そのノズルからインク滴45を吐出
できなくなってしまい、インクジェット式記録装置とし
て致命的なトラブルとなる。
強制的にインクを吸引することから、消費するインク量
がフラッシング動作に比べて多い。したがって、目詰ま
り解消に消費されるインク量を減少させて印刷に使用で
きる有効インク量を増やすとともに、廃液容積を少なく
抑えるため、フラッシング領域をできるだけ広くし、で
きる限り増粘の程度が高い領域までフラッシングで目詰
まり等を解消させることが望ましい。
もので、ノズル開口内に気泡を取り込むようなトラブル
が大幅に減少し、かつ、フラッシング領域を広げ、目詰
まり解消に要するインク量を減少させることができるイ
ンクジェット式記録装置の提供をその目的とする。
め、本発明のインクジェット式記録装置は、ノズル開口
に連通する圧力室内の圧力を駆動信号に応じて変動さ
せ、この圧力変動により上記ノズル開口からインク滴を
吐出させる記録ヘッドと、この記録ヘッドを封止するキ
ャッピング手段とを備えたインクジェット式記録装置で
あって、フラッシングのタイミングが到来した時点で、
フラッシングの事前に、ノズル開口部の微量のインクを
除去するように構成したことを要旨とする。
装置は、フラッシングのタイミングが到来した時点で、
フラッシングの事前に、ノズル開口部の微量のインクを
除去するように構成されている。このため、印刷動作が
行われず記録ヘッドがキャップで封止されたまま長期間
放置されたり、インク滴を吐出する機会が極めて低いノ
ズル開口でインクが増粘し目詰まりを生じたりしたよう
な場合でも、あらかじめフラッシングに先立って、ノズ
ル開口付近の最も増粘した部分のインクを除去してから
フラッシング動作を行うことから、フラッシング動作の
際のメニスカスが安定する。したがって、従来のように
フラッシング時にノズル開口内に気泡が取り込まれてし
まうようなことがほとんどなくなる。
ば回復させることができない程度まで増粘したような場
合でも、もっとも粘度が高くなったノズル開口部のイン
クをあらかじめ除去することから、フラッシングだけで
十分に機能を回復させることができる範囲を広げること
ができる。すなわち、フラッシング領域を従来に比べて
大幅に拡大することができるようになり、目詰まり解消
に消費するインク量が減少して印刷に使用できる有効イ
ンク量が増えるとともに、廃液容積も少なく抑えること
ができる。
て、キャッピング手段に負圧を与える吸引手段を有し、
この吸引手段によりノズル開口部の微量のインクを吸引
除去するようになっている場合には、最も増粘したノズ
ル開口部のインクが吸引によって効果的に除去され、フ
ラッシング時のトラブルが有効に防止される。
て、圧力室内の加圧により、ノズル開口部の微量のイン
クを吐出させて除去するようになっている場合には、ノ
ズル開口のインクが急激に引き込まれて気泡として残る
ようなことがほとんどないうえ、最も増粘したノズル開
口部のインクが簡易な動作で除去され、フラッシング時
のトラブルが有効に防止される。
て、圧力室内の圧力が、圧電振動体の圧電振動によって
変動されるものであり、ノズル開口のメニスカスが引き
込まれない状態で圧力室内を減圧させたのち加圧させる
ことにより、ノズル開口部の微量のインクを吐出させ除
去するようになっている場合には、ノズル開口のインク
が急激に引き込まれて気泡として残るようなことがほと
んどないうえ、フラッシング時に圧電振動子に印加する
駆動電圧を特に高くする必要もない。
て、フラッシングの事前に除去されるインク量が、0.
01cc以上0.1cc以下に設定されている場合に
は、十分にインク吐出能力を回復できるとともに、消費
するインク量が必要限度に抑えられる。
て、電源投入時もしくは印刷開始時の信号を受けてノズ
ル開口部の微量のインクを除去するようになっている場
合には、印刷開始直前の、ノズル開口付近で最も増粘し
たインクをあらかじめ除去してからフラッシング動作を
行い、インク滴吐出能力を回復させるため、極めて効果
的である。
て、キャッピング手段に記録ヘッドが封止されていた時
間を計測するキャッピング時間計測手段を有し、キャッ
ピング時間が設定値を超えたときにノズル開口部の微量
のインクを除去するように構成されている場合には、ノ
ズル開口部の微量のインクの除去を行わなくても、フラ
ッシング動作だけで目詰まりを回復できる程度の増粘で
あれば、フラッシング動作だけを行うことから、インク
滴吐出能力の回復に要する時間を不用意に長くすること
がなく、インクの無駄も少ない。
て、キャッピング手段に封止されるまでの印刷時間を計
測する印刷時間計測手段を有し、印刷時間が設定値を超
えたときにノズル開口部の微量のインクを除去するよう
に構成されている場合には、ノズル開口部の微量のイン
クの除去を行わなくても、フラッシング動作だけで目詰
まりを回復できる程度の増粘であれば、フラッシング動
作だけを行うことから、インク滴吐出能力の回復に要す
る時間を不用意に長くすることがなく、インクの無駄も
少ない。
しく説明する。
ト式記録装置の周辺構造の一例を示す図である。この装
置は、上部にインクカートリッジ7が搭載され、下面に
記録ヘッド6が取り付けられたキャリッジ1と、上記記
録ヘッド6を封止等するキャッピング装置8とを備えて
いる。
を介してパルスモータ3に接続され、ガイドバー4に案
内されて記録用紙5の紙幅方向に往復移動するようにな
っている。また、上記キャリッジ1には、記録用紙5と
対向する面(この例では下面)に、記録ヘッド6が取り
付けられている。そして、この記録ヘッド6にインクカ
ートリッジ7からインクが供給され、キャリッジ1を移
動させながら記録用紙5上面にインク滴を吐出させて記
録用紙5に画像や文字をドットマトリックスにより印刷
するようになっている。
の移動範囲内の非印刷領域に設けられ、印刷休止中に記
録ヘッド6のノズル開口を封止することによりノズル開
口の乾燥をできるだけ防ぐようになっている。また、こ
のキャッピング装置8は、フラッシング動作によって記
録ヘッド6から吐出されたインク滴を受ける容器として
も作用する。さらに、上記キャッピング装置8は、吸引
ポンプ9に接続され、クリーニング動作時には記録ヘッ
ド6のノズル開口に負圧を与えてノズル開口からインク
を吸引するようになっている。
である。この記録ヘッド6は、基台11と、この基台1
1の収容室12に振動可能に収容される圧電振動子13
と、上記基台11の下面に固定される流路ユニット14
とを備えている。
が穿設されたノズルプレート16と、弾性変形する薄板
の振動板21と、上記ノズルプレート16および振動板
21に挟まれて液密状に固定された流路形成板20とか
ら構成されている。上記流路形成板20には、上記ノズ
ル開口15に連通する圧力発生室17,インクカートリ
ッジ7からインクの供給を受けるインク室18,このイ
ンク室18から上記圧力発生室17にインクを供給する
インク供給路19に相当する空間が形成されている。
り付けられ、この支持基板22が基台11の収容室12
内に固定されることにより、上記収容室12内に振動可
能に収容されている。そして、この圧電振動子13の下
端が、流路ユニット14の振動板21のアイランド部2
1aに当接されている。図において、23は圧電振動子
13に駆動信号を送る信号ケーブルである。
うにして印刷が行われる。すなわち、まず、圧電振動子
13が充電を受けて収縮すると、圧力発生室17が膨張
し、内部の圧力が低下する。これにより、ノズル開口1
5に形成されているメニスカスが若干圧力発生室17の
方に引き込まれるとともに、インク室18内のインクが
インク供給路19を通って圧力発生室17に供給され
る。
3の電荷が放電されて圧電振動子13が元の状態に復帰
すると、圧力発生室17が収縮して内部圧力が高くな
る。これにより、圧力発生室17内のインクが圧縮さ
れ、ノズル開口15からインク滴が吐出され、このイン
ク滴が記録用紙5の上面に吐出されて画像や文字が印刷
される。
置の一実施の形態を示す図である。図において、25は
ホスト(図示せず)からの印刷データを受信する受信バ
ッファであり、26は上記印刷データをビットマップデ
ータに変換するビットマップ生成手段、27は上記ビッ
トマップデータを一時格納する印刷バッファである。
ッファ27からの印刷信号に対応して、圧電振動子13
に駆動電圧を印加して記録ヘッド6からインク滴を吐出
させる印刷動作を実行する。また、フラッシングのタイ
ミングが到来した時点で、圧電振動子13に印刷信号と
は無関係の駆動電圧を印加し、記録ヘッド6の全ノズル
開口15からインク滴を吐出させるフラッシング動作を
実行する。
9によりキャッピング装置8に封止された状態の記録ヘ
ッド6に負圧を与え、全ノズル開口15からインクを強
制的に吸引するクリーニング動作を実行する。また、上
記フラッシング動作に先立って、同じくキャッピング装
置8に封止された状態の記録ヘッド6に負圧を与え、ノ
ズル開口15部の微量なインクを吸引する予備吸引動作
を実行する。
にパルスモータ3によりキャリッジ1を移動させて記録
ヘッド6を走査させるとともに、フラッシング動作時や
印刷終了時に、キャッピング装置8と記録ヘッド6が対
向する位置にキャリッジ1を移動させるように制御す
る。
手段28からの信号等により、記録ヘッド6がキャッピ
ング装置8に封止されたことを検知して起動され、記録
ヘッド6がキャッピング手段8に封止された状態で放置
されたキャッピング放置時間(以下「放置時間」とい
う)を計測する。また、35は印刷タイマであり、ヘッ
ド駆動手段29ならびにキャリッジ制御手段28からの
信号等により印刷開始を検知して起動され、記録ヘッド
6がキャッピング装置8から開放されてから再びキャッ
ピング装置8に封止されるまでの間の総印刷時間を計測
する。上記封止タイマ34および印刷タイマ35は、い
ずれも信号を出力した時点でリセットされる。
イマ34および印刷タイマ35から出力された放置時間
ならびに総印刷時間の信号を受け、放置時間と総印刷時
間との兼ね合いから、フラッシング動作を実行するフラ
ッシングモードかクリーニング動作を実行するクリーニ
ングモードかを選択し(図15参照)、選択したモード
の信号を出力する。
ド選択手段33からの信号を受け、ヘッド駆動手段29
により圧電振動子13に駆動電圧を印加して圧電振動子
13を繰り返し伸縮させ振動させる。そして、ノズル開
口15からインク滴を強制的に吐出させるフラッシング
動作を制御する。また、31は吸引制御手段であり、モ
ード選択手段33からの信号を受け、ポンプ駆動手段3
2によるクリーニング動作ならびに予備吸引動作を制御
する。
動作の一例を図4に示すフローチャートにしたがって説
明する。なお、図において「S」は、ステップを意味す
る。
放置タイマ34により放置時間を検知するとともに、印
刷タイマ35により総印刷時間を検知する(S1および
S2)。ついで、モード選択手段33により、放置時間
と総印刷時間との兼ね合いにより(図15参照)、基準
時間を経過しているか否かを判定する(S3)。基準時
間を経過していればクリーニングモード(図15におけ
るクリーニング領域)を選択し(S4)、基準時間を経
過していなければフラッシングモード(図15における
フラッシング領域)を選択する(S7)。
場合、図5に示すように、フラッシング動作に先立っ
て、予備吸引動作を実行する。すなわち、図6に示すよ
うに、吸引制御手段31により、ポンプ駆動手段32な
らびに吸引ポンプ9を稼動させ、ノズル開口15から、
ノズル開口15近傍の微量のインク(図6において斜線
で示す部分)を吸引する。この予備吸引動作により、ノ
ズル開口15付近の最も増粘したインクが除去される。
そののち、フラッシング動作を実行してノズル開口15
付近のインクを吐出させたのち(S9)、印刷動作を実
行する(S6)。
十分にインク吐出能力を回復するとともに、消費するイ
ンク量を必要限度に抑えるため、0.01cc以上0.
1cc以下に設定するのが好ましい。上記インク量の下
限値としてさらに好ましいのは、0.02ccである。
上限値としてさらに好ましいのは0.07ccであり、
最も好ましいのは0.05ccである。
合には、吸引制御手段31によりポンプ駆動手段32お
よび吸引ポンプ9が稼動され、クリーニング動作が実行
され、記録ヘッド6の全ノズル開口15に負圧が与えら
れて圧力発生室17内の増粘したインクが強制的に吸引
され(S5)、そののち印刷動作が実行される(S
6)。
置によれば、ノズル開口15付近のインクが増粘して目
詰まりを生じても、フラッシング動作に先立って予備吸
引動作を実行することにより、ノズル開口15付近の最
も増粘したインクを除去し、その状態でフラッシング動
作を行うことから、フラッシング動作の際のメニスカス
の挙動が安定し、フラッシング時にノズル開口15内に
気泡が取り込まれてしまうようなトラブルがほとんど発
生しない。さらに、フラッシングのショット数を減少さ
せ、インクの消費量を節減することも可能となる。
できない程度に増粘したインクでも、あらかじめ予備吸
引により最も増粘した部分を除去することから、フラッ
シングだけで機能を回復させることができる範囲が広が
る。また、フラッシング時に圧電振動子13に印加する
駆動電圧も高くする必要がなく、ノズル開口15のイン
クが急激に引き込まれて気泡が残るようなトラブルがほ
とんど生じない。
置の第2の実施の形態を示す図である。この装置では、
ヘッド駆動手段29は、印刷動作,フラッシング動作だ
けでなく、フラッシングに先立って、ノズル開口15近
傍の微量のインクを吐出する予備吐出動作を実行する。
て、振動制御手段36を備えている。この振動制御手段
では、フラッシング動作だけでなく、フラッシングに先
立って、ヘッド駆動手段29により圧電振動子13に駆
動電圧を印加して圧力発生室17内の圧力を変動させ、
ノズル開口15近傍のインクを強制的に吐出させる予備
吐出動作を制御する。さらに、吸引制御手段31に替え
て、クリーニング動作だけを制御するクリーニング制御
手段37を備えている。それ以外は、図3に示す装置と
同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。
選択手段33によりフラッシングモードが選択された場
合、フラッシング動作に先立って、予備吐出動作が実行
される。すなわち、図9に示すように、振動制御手段3
6によりヘッド駆動手段29を稼動し、圧電振動子13
に駆動電圧を印加して圧電振動子13を伸長させる。こ
れにより、圧力発生室17内を加圧してノズル開口15
近傍の微量なインクをインク滴24として吐出させる
(いわゆる「押し打ち」と呼ばれる吐出方法である)。
この予備吐出動作により、ノズル開口15付近の最も増
粘したインクが除去される。そののち、フラッシング動
作を実行してノズル開口15付近のインクを吐出させた
のち(S9)、印刷動作を実行する(S6)。
のインクが「押し打ち」という簡易な動作で除去され、
フラッシング時のトラブルが有効に防止される。それ以
外は、図3に示す装置と同様の作用効果を奏する。
装置の第3の実施の形態を示す図である。この装置で
は、フラッシング動作に先立って行われる予備吐出動作
が、「押し打ち」ではなく「引き打ち」で行われる。す
なわち、まず、圧電振動子13に駆動電圧を印加して圧
電振動子13を収縮させる。このときの駆動電圧は、図
11に示すように、徐々に上昇させ、圧電振動子13を
徐々に収縮させて圧力発生室17内をゆっくりと減圧す
る。これにより、ノズル開口15のメニスカス38をほ
とんど引き込まないよう圧力発生室17を広げ、そのの
ち、圧電振動子13を元に戻すことによりノズル開口1
5近傍の微量のインクをインク滴24として吐出させ
る。
急激に引き込まれて気泡として残るようなことがほとん
どなくなる。また、フラッシング時に圧電振動子13に
印加する駆動電圧を特に高くする必要もない。それ以外
は、図7に示す装置と同様の作用効果を奏する。
ェット式記録装置の第4の実施の形態を示す図である。
この装置では、放置時間と総印刷時間との兼ね合いによ
り、クリーニング動作を実行するクリーニングモード
(図におけるクリーニング領域)と、フラッシング動作
だけを実行するフラッシングモード(図におけるフラッ
シング領域)と、予備吸引動作を実行したのちフラッシ
ング動作を実行する予備吸引モード(図における予備吸
引+フラッシング領域)とが選択されるようになってい
る。この装置では、予備吸引を行わなくても目詰まりを
回復できる程度の増粘であれば、予備吸引動作を実行し
ないことから、インク滴吐出能力の回復に要する時間を
不用意に長くすることがなく、インクの無駄も少なくな
る。それ以外は、図3に示す装置と同様であり、同様の
作用効果を奏する。なお、予備吸引動作の替わりに予備
吐出動作を実行させるようにしてもよい。
方向に伸縮する圧電振動子13を用いた記録ヘッド6を
有するインクジェット式記録装置に適用した例を示した
が、これに限定するものではなく、たわみ振動によって
圧力発生室17を膨張・収縮させる記録ヘッドや、バブ
ルジェット式記録ヘッド等を有するインクジェット式記
録装置に適用してもよい。この場合も、同様の作用効果
を奏する。
グ動作に先立って、予備吸引動作や予備吐出動作を実行
させるようにしたが、クリーニング動作に先立って、予
備吸引動作や予備吐出動作を実行させるようにしてもよ
い。この場合にも、同様の作用効果を奏する。
式記録装置によれば、印刷動作が行われず記録ヘッドが
キャップで封止されたまま長期間放置されたり、インク
滴を吐出する機会が極めて低いノズル開口でインクが増
粘し目詰まりを生じたりしたような場合でも、あらかじ
めフラッシングに先立って、ノズル開口付近の最も増粘
した部分のインクを除去してからフラッシング動作を行
うことから、フラッシング動作の際のメニスカスが安定
する。したがって、従来のようにフラッシング時にノズ
ル開口内に気泡が取り込まれてしまうようなことがほと
んどなくなる。
ば回復させることができない程度まで増粘したような場
合でも、もっとも粘度が高くなったノズル開口部のイン
クをあらかじめ除去することから、フラッシングだけで
十分に機能を回復させることができる範囲を広げること
ができる。すなわち、フラッシング領域を従来に比べて
大幅に拡大することができるようになり、目詰まり解消
に消費するインク量が減少して印刷に使用できる有効イ
ンク量が増えるとともに、廃液容積も少なく抑えること
ができる。
て、キャッピング手段に負圧を与える吸引手段を有し、
この吸引手段によりノズル開口部の微量のインクを吸引
除去するようになっている場合には、最も増粘したノズ
ル開口部のインクが吸引によって効果的に除去され、フ
ラッシング時のトラブルが有効に防止される。
て、圧力室内の加圧により、ノズル開口部の微量のイン
クを吐出させて除去するようになっている場合には、ノ
ズル開口のインクが急激に引き込まれて気泡として残る
ようなことがほとんどないうえ、最も増粘したノズル開
口部のインクが簡易な動作で除去され、フラッシング時
のトラブルが有効に防止される。
て、圧力室内の圧力が、圧電振動体の圧電振動によって
変動されるものであり、ノズル開口のメニスカスが引き
込まれない状態で圧力室内を減圧させたのち加圧させる
ことにより、ノズル開口部の微量のインクを吐出させ除
去するようになっている場合には、ノズル開口のインク
が急激に引き込まれて気泡として残るようなことがほと
んどないうえ、フラッシング時に圧電振動子に印加する
駆動電圧を特に高くする必要もない。
て、フラッシングの事前に除去されるインク量が、0.
01cc以上0.1cc以下に設定されている場合に
は、十分にインク吐出能力を回復できるとともに、消費
するインク量が必要限度に抑えられる。
て、電源投入時もしくは印刷開始時の信号を受けてノズ
ル開口部の微量のインクを除去するようになっている場
合には、印刷開始直前の、ノズル開口付近で最も増粘し
たインクをあらかじめ除去してからフラッシング動作を
行い、インク滴吐出能力を回復させるため、極めて効果
的である。
て、キャッピング手段に記録ヘッドが封止されていた時
間を計測するキャッピング時間計測手段を有し、キャッ
ピング時間が設定値を超えたときにノズル開口部の微量
のインクを除去するように構成されている場合には、ノ
ズル開口部の微量のインクの除去を行わなくても、フラ
ッシング動作だけで目詰まりを回復できる程度の増粘で
あれば、フラッシング動作だけを行うことから、インク
滴吐出能力の回復に要する時間を不用意に長くすること
がなく、インクの無駄も少ない。
て、キャッピング手段に封止されるまでの印刷時間を計
測する印刷時間計測手段を有し、印刷時間が設定値を超
えたときにノズル開口部の微量のインクを除去するよう
に構成されている場合には、ノズル開口部の微量のイン
クの除去を行わなくても、フラッシング動作だけで目詰
まりを回復できる程度の増粘であれば、フラッシング動
作だけを行うことから、インク滴吐出能力の回復に要す
る時間を不用意に長くすることがなく、インクの無駄も
少ない。
の一例を示す斜視図である。
である。
形態を示す構成図である。
ローチャートである。
す説明図である。
す説明図である。
記録装置を示す構成図である。
ローチャートである。
ジェット記録ヘッドの作用を示す断面図であり、(a)
は定常状態、(b)は圧電振動子が伸長してインク滴を
吐出する状態、(c)はインク滴吐出後の状態である。
式記録装置におけるインクジェット記録ヘッドの作用を
示す断面図であり、(a)は定常状態、(b)は圧電振
動子が収縮した状態、(c)はインク滴を吐出する状態
である。
振動子の駆動電圧の一例を示す線図である。
式記録装置におけるキャッピング放置時間と印刷時間と
によるモード選択状態を示す説明図である。
フローチャートである。
面図であり、(a)は定常状態、(b)は圧電振動子が
収縮した状態、(c)はインク滴を吐出する状態であ
る。
ャッピング放置時間と印刷時間とによるモード選択状態
を示す説明図である。
ラッシング動作時のメニスカスの状態を示す説明図であ
る。
Claims (8)
- 【請求項1】 ノズル開口に連通する圧力室内の圧力を
駆動信号に応じて変動させ、この圧力変動により上記ノ
ズル開口からインク滴を吐出させる記録ヘッドと、この
記録ヘッドを封止するキャッピング手段とを備えたイン
クジェット式記録装置であって、フラッシングのタイミ
ングが到来した時点で、フラッシングの事前に、ノズル
開口部の微量のインクを除去するように構成したことを
特徴とするインクジェット式記録装置。 - 【請求項2】 キャッピング手段に負圧を与える吸引手
段を有し、この吸引手段によりノズル開口部の微量のイ
ンクを吸引除去するようになっている請求項1記載のイ
ンクジェット式記録装置。 - 【請求項3】 圧力室内の加圧により、ノズル開口部の
微量のインクを吐出させ除去するようになっている請求
項1記載のインクジェット式記録装置。 - 【請求項4】 圧力室内の圧力が、圧電振動体の圧電振
動によって変動されるものであり、ノズル開口のメニス
カスが引き込まれない状態で圧力室内を減圧させたのち
加圧させることにより、ノズル開口部の微量のインクを
吐出させ除去するようになっている請求項1記載のイン
クジェット式記録装置。 - 【請求項5】 フラッシングの事前に除去されるインク
量が、0.01cc以上0.1cc以下に設定されてい
る請求項1〜4のいずれか一項に記載のインクジェット
式記録装置。 - 【請求項6】 電源投入時もしくは印刷開始時の信号を
受けてノズル開口部の微量のインクを除去するようにな
っている請求項1〜5のいずれか一項に記載のインクジ
ェット式記録装置。 - 【請求項7】 キャッピング手段に記録ヘッドが封止さ
れていた時間を計測するキャッピング時間計測手段を有
し、キャッピング時間が設定値を超えたときにノズル開
口部の微量のインクを除去するように構成されている請
求項1〜6のいずれか一項に記載のインクジェット式記
録装置。 - 【請求項8】 キャッピング手段に封止されるまでの印
刷時間を計測する印刷時間計測手段を有し、印刷時間が
設定値を超えたときにノズル開口部の微量のインクを除
去するように構成されている請求項1〜7のいずれか一
項に記載のインクジェット式記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29742098A JP2000118004A (ja) | 1998-10-19 | 1998-10-19 | インクジェット式記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29742098A JP2000118004A (ja) | 1998-10-19 | 1998-10-19 | インクジェット式記録装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009059044A Division JP4415398B2 (ja) | 2009-03-12 | 2009-03-12 | インクジェット式記録装置の制御方法およびインクジェット式記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000118004A true JP2000118004A (ja) | 2000-04-25 |
Family
ID=17846286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29742098A Withdrawn JP2000118004A (ja) | 1998-10-19 | 1998-10-19 | インクジェット式記録装置 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000118004A (ja) |
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1998
- 1998-10-19 JP JP29742098A patent/JP2000118004A/ja not_active Withdrawn
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