JP2000229418A - 印字ヘッドの駆動制御装置及び駆動制御方法 - Google Patents

印字ヘッドの駆動制御装置及び駆動制御方法

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JP2000229418A
JP2000229418A JP11031514A JP3151499A JP2000229418A JP 2000229418 A JP2000229418 A JP 2000229418A JP 11031514 A JP11031514 A JP 11031514A JP 3151499 A JP3151499 A JP 3151499A JP 2000229418 A JP2000229418 A JP 2000229418A
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Toshiyuki Asaka
俊行 浅香
Hideaki Iwami
英昭 石水
Shigeru Tsunoda
茂 角田
Toshiro Suemune
俊郎 末宗
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インク滴の吐出不良が発生するのを防止し、印
字スループットを向上させる。 【解決手段】複数のオリフィスを備えたオリフィスプレ
ートと、前記オリフィスからインク滴を吐出するために
駆動される駆動部と、印字が行われないで放置された放
置時間tを計時するタイマと、前記放置時間tに対応す
るインク滴の吐出力の低下の程度に基づいて、前記駆動
部を間欠的に駆動してテスト吐出を行うテスト吐出手段
とを有する。放置時間tに基づいて、前記駆動部を間欠
的に駆動してテスト吐出が行われるので、オリフィスに
インク詰りが生じることがなく、インク滴の吐出不良が
発生するのを防止することができる。また、インクを吸
引する必要がないので、印字スループットを向上させる
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印字ヘッドの駆動
制御装置及び駆動制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェットプリンタは印字ヘ
ッドを有し、該印字ヘッドとしては、インク加圧室に配
設された発熱体によって気泡を発生させることによりイ
ンク加圧室内のインクを加圧し、オリフィスからインク
滴を吐出させて印字を行うサーマルジェット式の印字ヘ
ッド、分極された圧電体にインク加圧室を構成する溝部
を形成し、各溝部の壁体に対応させて形成された電極に
駆動電圧を印加することによって電界を発生させ、壁体
に剪(せん)断モードの変形を起こさせることによって
インク加圧室内のインクを加圧し、オリフィスからイン
ク滴を吐出させて印字を行う圧電式の印字ヘッド等が提
供されている。
【0003】該圧電式の印字ヘッドにおいては、電極に
印加される駆動電圧を制御することによって、前記壁体
に起きる変形を調整することができるので、インクの加
圧量及びインク滴の吐出量を適宜変化させ、階調印字を
行うことができる。図2は従来の圧電式の印字ヘッドの
斜視図である。図に示されるように、印字ヘッド10
は、分極され、かつ、表面に図示されない電極が形成さ
れた圧電体11の上に、上部圧電体12が接着等によっ
て固定され、該上部圧電体12の上がカバー13によっ
て覆われる。そして、前記圧電体11及び上部圧電体1
2にはインク加圧室となる図示されない溝部が切削によ
って形成されるとともに、前記圧電体11、上部圧電体
12及びカバー13の前端(図における左端)にはオリ
フィスプレート14が取り付けられ、該オリフィスプレ
ート14に、前記各インク加圧室からインク滴を吐出す
るためのオリフィス15が各インク加圧室に対応させて
形成される。また、前記上部圧電体12及びカバー13
の後端(図における右端)には、各インク加圧室に接続
され、樹脂等によって形成された共通インク室16、及
び封止材17が配設される。
【0004】そして、印字を行う際には、図示されない
インクタンクから供給されたインクが、図示されないイ
ンク流路を通り、前記共通インク室16を通って各イン
ク加圧室に充填(てん)される。続いて、前記電極に駆
動電圧が印加されると、インク加圧室の両側の壁体に剪
断モードの変形が起き、インク加圧室内のインクが加圧
され、前記オリフィス15からインク滴が吐出される。
【0005】ところで、前記印字ヘッド10にインクタ
ンクを装填し、印字を開始する場合、前記インク流路内
に空気が進入すると、印字を行うに当たってインク加圧
室内のインクを十分に加圧することができず、インク滴
を正確に吐出することができない。そこで、印字ヘッド
10にインクタンクを装填したときに、インク流路内の
空気を吸引するようにしている。
【0006】図3は従来の印字ヘッドにおける空気の吸
引状態を示す図、図4は従来の印字ヘッドにおけるキャ
ッピング状態を示す図である。図において、10は印字
ヘッド、21は樹脂等によって形成されたキャップであ
り、該キャップ21はオリフィスプレート14の形状に
対応させて凹状に形成される。そして、前記キャップ2
1の底に穴21aが形成され、キャップ21とポンプ等
から成る負圧発生機構22とがチューブ22aを介して
接続される。
【0007】したがって、図4に示されるように、長い
時間オリフィス15からインク滴が吐出されない場合に
は、印字を開始する前に、キャップ21をオリフィスプ
レート14に密着させ、前記負圧発生機構22を駆動
し、キャップ21内に負圧を発生させることによって、
インク加圧室内のインクを吸引するようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のインクジェットプリンタにおいては、インクを吸引
するのに時間がかかるだけでなく、その間は印字を行う
ことができないので、印字スループットが低下してしま
う。また、インクの吸引においては、数百マイクロリッ
トル程度のインクが消費されるので、インクの吸引が繰
り返し行われると、インクの消費量が多くなってしま
う。
【0009】本発明は、前記従来のインクジェットプリ
ンタの問題点を解決して、インク滴の吐出不良が発生す
るのを防止することができ、印字スループットを向上さ
せることができ、インクの消費量を少なくすることがで
きる印字ヘッドの駆動制御装置及び駆動制御方法を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の印
字ヘッドの駆動制御装置においては、複数のオリフィス
を備えたオリフィスプレートと、前記オリフィスからイ
ンク滴を吐出するために駆動される駆動部と、印字が行
われないで放置された放置時間を計時するタイマと、前
記放置時間に対応するインク滴の吐出力の低下の程度に
基づいて、前記駆動部を間欠的に駆動してテスト吐出を
行うテスト吐出手段とを有する。
【0011】本発明の印字ヘッドの駆動制御方法におい
ては、駆動部を駆動することによって、オリフィスプレ
ートのオリフィスからインク滴を吐出して印字を行い、
印字が行われないで放置された放置時間を計時し、該放
置時間に対応するインク滴の吐出力の低下の程度に基づ
いて、前記駆動部を間欠的に駆動してテスト吐出を行
う。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
第1の実施の形態におけるインク滴の吐出特性を示す図
である。図において、横軸に放置時間tを、縦軸にイン
ク滴を吐出する際の初期吐出滴速度vを採ってある。ま
た、放置時間t1〜t5の関係は、 t1<t2<t3<t4<t5 であり、初期吐出滴速度v1 〜v3 の関係は、 v1 <v2 <v3 である。なお、放置時間tは、前回の印字が終了してか
ら、印字が行われないで印字ヘッドが放置された時間を
いう。また、本実施の形態においては、t2〜t5はそ
れぞれt1の2〜5倍に設定される。そして、初期吐出
滴速度vは、インク滴の吐出力に対応して変化し、イン
ク滴の吐出力が小さくなるに従って低くなる。
【0013】前記初期吐出滴速度vが、 v1 ≦v≦v3 の安定吐出可能範囲に収まる場合、インク滴を安定して
吐出することができる。なお、初期吐出滴速度v2 は初
期吐出滴速度vの平均値である。そして、aは従来の印
字ヘッドにおいて、印字が開始される前にテスト吐出を
行ったときの初期吐出滴速度vの変化を示す線、bは放
置時間t1においてテスト吐出を行ったときの初期吐出
滴速度vの変化を示す線、cは放置時間t2においてテ
スト吐出を行ったときの初期吐出滴速度vの変化を示す
線である。
【0014】図5は本発明の第1の実施の形態における
インクジェットプリンタの制御ブロック図である。図に
おいて、50はプリンタ制御部、51は上位装置とイン
クジェットプリンタとを接続するインタフェース部、5
2は放置時間t(図1)を計時するタイマ、53は放置
時間tとテスト吐出が行われるときの駆動電圧との関係
等の各種の設定情報が記録された制御対応テーブル、5
4は用紙送りモータ59を駆動する第1のモータドライ
バ、55はキャリッジモータ60を駆動する第2のモー
タドライバ、56は印字ヘッド10を駆動するヘッドド
ライバ、57は商用電源に接続された電源部としてのヘ
ッド駆動用電圧変換部、58は電源制御回路である。
【0015】前記印字ヘッド10は、分極され、かつ、
表面に電極が形成された図示されない圧電体の上に、図
示されない上部圧電体が接着等によって固定され、該上
部圧電体の上が図示されないカバーによって覆われる。
そして、前記圧電体及び上部圧電体には、インク加圧室
となる図示されない溝部が切削によって形成されるとと
もに、前記圧電体、上部圧電体及びカバーの前端には図
示されないオリフィスプレートが取り付けられ、該オリ
フィスプレートに、前記各インク加圧室からインク滴を
吐出するためのオリフィスが各インク加圧室に対応させ
て形成される。
【0016】また、前記上部圧電体及びカバーの後端に
は、各インク加圧室に接続された図示されない共通イン
ク室及び封止材が配設される。そして、印字を行う際に
は、図示されないインクタンクから供給されたインク
が、図示されないインク流路を通り、前記共通インク室
を通って各インク加圧室に充填される。続いて、前記ヘ
ッド駆動用電圧変換部57によって前記電極に駆動電圧
が印加されると、インク加圧室の両側の壁体に剪断モー
ドの変形が起き、インク加圧室内のインクが加圧され、
前記オリフィスからインク滴が吐出される。
【0017】なお、前記圧電体、上部圧電体、電極及び
ヘッド駆動用電圧変換部57によって駆動部が構成され
る。図6は本発明の第1の実施の形態におけるキャップ
の斜視図である。図において、41は樹脂等によって形
成されたテスト吐出用のキャップであり、該キャップ4
1は印字ヘッド10(図5)の図示されないオリフィス
プレートの形状に対応させて凹状に形成される。そし
て、前記キャップ41の底に穴41aが形成され、該穴
41aには、フッ素樹脂、多孔性のウレタン等によって
形成され、インクを吸収して保持する多孔質体42の一
端42aが接続され、前記多孔質体42の他端が図示さ
れないインク溜(た)め内に当接させられる。なお、本
実施の形態において、インクは揮発成分を含むインクで
構成される。
【0018】次に、前記構成のインクジェットプリンタ
の動作について説明する。まず、インクジェットプリン
タの電源がオンにされると、図示されない吸引用のキャ
ップが印字ヘッド10のオリフィスプレートに密着させ
られる。そして、プリンタ制御部50は、前記キャップ
と連結された図示されないポンプ等から成る負圧発生機
構を駆動し、キャップ内に負圧を発生させることによっ
て、インク加圧室内のインクを吸引する。そして、イン
クの吸引が終了すると、プリンタ制御部50は、タイマ
52によって放置時間t(図1)の計時を開始する。
【0019】そして、上位装置から送信された印字デー
タをインタフェース部51を介して受信すると、プリン
タ制御部50は、図示されないROMに記録されたプロ
グラムに従って、用紙送りモータ59を駆動することに
よって図示されない用紙を搬送するとともに、キャリッ
ジモータ60を駆動することによって図示されないキャ
リッジを走行させ、印字ヘッド10を駆動することによ
って印字を行う。
【0020】これに対して、放置時間tがt1に達して
も、印字データが受信されない場合には、前記キャップ
41がオリフィスプレートに密着させられる。そして、
前記プリンタ制御部50の図示されないテスト吐出手段
は、所定の駆動電圧を前記電極に印加し、数十〜数百発
程度のテスト吐出を行い、その後、キャップ41をオリ
フィスプレートに密着させたまま、前記オリフィスから
インク滴が吐出されない程度の駆動電圧を前記電極に印
加し、インク加圧室をわずかに加圧してオリフィス内の
メニスカスの表面を微振動させる。
【0021】同様に、放置時間tがt2〜t5に達する
たびに、間欠的にテスト吐出及びメニスカスの表面の微
振動が行われる。本実施の形態においては、放置時間t
がt2〜t5に達するたびにテスト吐出及びメニスカス
の表面の微振動が行われるが、放置時間tがt1に達し
たときに、タイマ52をリセットし、再び計時を開始す
ることもできる。
【0022】また、テスト吐出を行うことによってキャ
ップ41内に排出されたインクは多孔質体42を通して
前記インク溜めに送られる。このように、放置時間tが
所定の値に達するたびにテスト吐出を行うようになって
いるので、オリフィスにインク詰りが生じることがな
く、インク滴の吐出不良が発生するのを防止することが
できる。そして、インクを吸引する必要がないので、印
字スループットを向上させることができる。また、1回
のテスト吐出に必要なインクの量はわずかに数百ナノリ
ットル程度であるので、インクの消費量を少なくするこ
とができる。さらに、前記テスト吐出及び微振動はキャ
ップ41を密着させたまま行われるので、キャップ41
内の湿度を高くすることができ、放置時間tを更に長く
することができる。
【0023】なお、テスト吐出に伴ってキャップ41内
にインクが排出されるが、キャップ41の底に多孔質体
42が接続されるので、インクは多孔質体42に適度に
吸収され、保持される。したがって、インクがインク溜
めから溢(あふ)れることがないだけでなく、キャップ
41内の湿度を保つことができる。また、インクは多孔
質体42を介して前記インク溜めに排出されるので、キ
ャップ41内に排出されたインクによってオリフィスプ
レートの表面が汚されることはない。
【0024】そして、インクジェットプリンタの電源が
オンにされたまま放置された場合でも前記テスト吐出を
行わないモード、テスト吐出が指定された回数だけ行わ
れるとテスト吐出を中止するモード、所定の放置時間t
が経過した後に再び印字を行うときにインクの吸引を行
った後に印字を開始するモード等を選択することができ
るように設定することができる。したがって、インクの
消費量を一層少なくすることができる。
【0025】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有する
ものについては、同じ符号を付与することによってその
説明を省略する。図7は本発明の第2の実施の形態にお
けるインクジェットプリンタの要部制御ブロック図、図
8は本発明の第2の実施の形態におけるインクジェット
プリンタの動作を示すタイムチャート、図9は本発明の
第2の実施の形態におけるインク滴の吐出特性を示す図
である。図9において、横軸に放置時間tを、縦軸にイ
ンク滴を吐出する際の初期吐出滴速度vを採ってある。
また、放置時間t1〜tmaxの関係は、 t1<t2<t3<t4<t5<tmax であり、初期吐出滴速度v1 〜v3 の関係は、 v1 <v2 <v3 である。
【0026】図7において、10は印字ヘッド、50は
プリンタ制御部、51はインタフェース部、57は電源
部としてのヘッド駆動用電圧変換部、58は電源制御回
路、66は商用電源であり、前記ヘッド駆動用電圧変換
部57は、前記商用電源66と接続されたトランスT、
整流回路64、及びスイッチングコントローラ65から
成り、前記電源制御回路58は、D/A変換回路62及
び比較回路63から成る。また、前記スイッチングコン
トローラ65は、トランジスタTr、ダイオードD、コ
イルL、コンデンサC及び抵抗R1、R2から成り、ト
ランジスタTrをスイッチングさせたときに出力される
電流パルスを、コイルL及びコンデンサCによって平滑
化し、平滑化されて安定した直流の駆動電圧を発生させ
る。そして、該駆動電圧は印字ヘッド10の図示されな
い電極に印加される。また、前記抵抗R1、R2間に、
前記駆動電圧を検出するためのラインL1が接続され
る。
【0027】前記電源制御回路58は、プリンタ制御部
50から駆動電圧調整信号SG1を受けると、該駆動電
圧調整信号SG1をD/A変換回路62によってD/A
変換し、D/A変換された後の駆動電圧調整信号SG2
を比較回路63に送る。該比較回路63は、前記駆動電
圧調整信号SG2と、前記ラインL1を介して送られて
きた検出信号SG3とを比較し、比較結果に基づいて出
力電圧制御信号SG4を発生させ、図8に示されるよう
に、トランジスタTrが出力する電流パルスI i (i=
1、2、…、max)のデューティ比を変える。例え
ば、図8においては、電流パルスI1 より電流パルスI
2 が、電流パルスI2 より電流パルスI3が、デューテ
ィ比は高くなる。
【0028】したがって、前記駆動電圧調整信号SG1
に対応させて、印字ヘッド10の電極に印加される駆動
電圧を変化させることができる。ところで、本実施の形
態において、プリンタ制御部50は、インクジェットプ
リンタの電源がオンにされ、インク加圧室内のインクが
吸引され、インクの吸引が終了するたび、及び印字が終
了するたびに、タイマ52(図5)によって放置時間t
の計時を開始する。
【0029】そして、前記プリンタ制御部50は、次の
印字が指示されると、それまで計時された放置時間tに
対応する駆動電圧を前記電極に印加して、テスト吐出を
行う。そのために、制御対応テーブル53には、図9に
示されるようなインク滴の吐出特性、すなわち、放置時
間tとテスト吐出を行うときの駆動電圧との関係がテー
ブルとして記録される。図9において、dは印字が行わ
れているときの駆動電圧V1を電極に印加してテスト吐
出を行ったときの初期吐出滴速度vの変化を示す線、e
は放置時間t1において駆動電圧V2を電極に印加して
テスト吐出を行った後の初期吐出滴速度vの変化を示す
線、fは放置時間t3において駆動電圧V3を電極に印
加してテスト吐出を行った後の初期吐出滴速度vの変化
を示す線、gは放置時間tmax−2において駆動電圧
Vmaxを電極に印加してテスト吐出を行った後の初期
吐出滴速度vの変化を示す線である。なお、駆動電圧V
maxは電極に印加することができる最大の許容値であ
る。
【0030】そして、プリンタ制御部50は、放置時間
tが、 t<t1 においては、テスト吐出を行わず、放置時間tが、 t1≦t<t3 においては、駆動電圧V2を電極に印加してテスト吐出
を行い、放置時間tが、 t3≦t<t5 においては、駆動電圧V3を電極に印加してテスト吐出
を行い、放置時間tが、 t5≦t においては、放置時間tの長さに対応させて駆動電圧を
高くする。
【0031】このようにして、放置時間tが所定の値に
なるたびに駆動電圧を高くし、駆動電圧Vmaxを電極
に印加してテスト吐出を行った後、タイマ52をリセッ
トする。このように、放置時間tが所定の値になるたび
にテスト吐出を行うようになっているので、オリフィス
にインク詰りが生じることがなく、インク滴の吐出不良
が発生するのを防止することができる。また、インクを
吸引する必要がないので、印字スループットを向上させ
ることができる。さらに、1回のテスト吐出によって消
費されるインクの量は数百ナノリットル程度であるの
で、インクの消費量を少なくすることができる。
【0032】また、放置時間tに対応させて駆動電圧が
設定され、放置時間tが長くなるほど駆動電圧を高くす
るようになっているので、テスト吐出を行う回数を最小
限にすることができる。したがって、インクの消費量を
一層少なくすることができる。次に、本発明の第3の実
施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と
同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与する
ことによってその説明を省略する。
【0033】図10は本発明の第3の実施の形態におけ
る印字ヘッドの駆動制御装置の動作を示すフローチャー
トである。本実施の形態においては、テスト吐出用のキ
ャップ41(図6)を図示されないオリフィスプレート
に密着させて印字ヘッド10(図5)をキャッピング状
態に置くことをキャップ動作といい、キャップ41をオ
リフィスプレートから離して非キャッピング状態に置く
ことをキャップ解除という。
【0034】まず、インクジェットプリンタの電源がオ
ンにされると、プリンタ制御部50は、タイマ52によ
る計時を開始するとともに、初期設定を行い、インクジ
ェットプリンタを印字動作が可能な状態にする。また、
プリンタ制御部50は、テスト吐出及びインクの吸引を
行わないで印字ヘッド10を放置したときの許容時間、
すなわち、放置限度時間TMに、キャッピング状態にお
ける放置限度時間TM2を制御対応テーブル53から読
み出してセットする。そして、プリンタ制御部50は、
印字ヘッド10がキャッピング状態に置かれているかど
うかを表すフラグFGCに1をセットする。
【0035】次に、プリンタ制御部50は、受信された
印字データが有るかどうかを判断し、印字データが無い
場合、直ちに、又は所定の時間が経過した後に、キャッ
プ動作を行って印字ヘッド10をキャッピング状態に置
き、前記フラグFGCに1をセットする。そして、印字
データを受信するまで印字ヘッド10をキャッピング状
態に置く。
【0036】一方、印字データが有る場合、印字ヘッド
10がキャッピング状態に置かれているかどうかを判断
し、印字ヘッド10がキャッピング状態に置かれている
場合、キャップ解除を行う。そして、プリンタ制御部5
0は、タイマ52によって計時された放置時間τと放置
限度時間TM2とを比較し、放置時間τが放置限度時間
TM2以上であると、図示されない吸引用のキャップを
オリフィスプレートに密着させてインクの吸引を行うと
ともに、放置限度時間TMに、非キャッピング状態にお
ける放置限度時間TM1を制御対応テーブル53から読
み出してセットし、フラグFGCに0をセットする。続
いて、放置時間τと放置限度時間TM1とが比較され
る。
【0037】一方、印字ヘッド10が非キャッピング状
態に置かれている場合は、放置時間τと放置限度時間T
M2とが比較される。そして、放置時間τが放置限度時
間TM1より短く、かつ、フラグFGCに0がセットさ
れている場合は、連続印字が行われていると想定される
ので、印字処理を行い、放置時間τが放置限度時間TM
1以上であるか、又はフラグFGCに0がセットされて
いない場合は、テスト吐出処理を行う。また、放置時間
τが放置限度時間TM2より短く、かつ、フラグFGC
に1がセットされている場合は、放置時間τと放置限度
時間TM2とが比較される直前まで印字ヘッド10がキ
ャッピング状態に置かれていたと想定されるので、印字
処理を行い、放置時間τが放置限度時間TM2以上であ
るか、又はフラグFGCに1がセットされていない場合
は、テスト吐出処理を行う。
【0038】ところで、カラーのインクジェットプリン
タにおいて、印字ヘッドはイエロー、マゼンタ、シアン
及びブラックの各色ごとに配設され、インクの吸引は各
印字ヘッドごとに順に行われることになり、すべての印
字ヘッドについてインクの吸引を終了するまでに長い時
間がかかる。したがって、1つ目の印字ヘッドについて
インクの吸引を開始してから、4つ目の印字ヘッドにつ
いてインクの吸引を終了するまでにオリフィスの状態が
変化してしまう。
【0039】そこで、インクの吸引が行われた直後にテ
スト吐出を行い、各印字ヘッドにおいてインク滴の吐出
状態を均等にするようにしている。なお、印字処理にお
いて、印字は1行程度の単位で行う。また、放置限度時
間TM1は印字品位が著しく低下しない程度の滴速度が
得られるように設定され、放置限度時間TM2はインク
滴が確実に吐出される滴速度が得られるように設定さ
れ、しかも、放置限度時間TM1、TM2は、いずれも
オリフィスプレートの表面を汚すことがなく、最初にイ
ンク滴を吐出させる際にオリフィスプレートの表面をワ
イピングすることが不要になるように設定される。
【0040】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS1 インクジェットプリンタの電源がオンに
される。 ステップS2 初期設定が行われ、放置限度時間TMに
放置限度時間TM2をセットし、フラグFGCに1をセ
ットする。 ステップS3 印字データが有るかどうかを判断する。
印字データが有る場合はステップS5に、無い場合はス
テップS4に進む。 ステップS4 キャップ動作を行い、フラグFGCに1
をセットし、ステップS3に戻る。 ステップS5 印字ヘッド10がキャッピング状態に置
かれているかどうかを判断する。印字ヘッド10がキャ
ッピング状態に置かれている場合はステップS6に、非
キャッピング状態に置かれている場合はステップS9に
進む。 ステップS6 キャップ解除を行う。 ステップS7 放置時間τが放置限度時間TM2より短
いかどうかを判断する。放置時間τが放置限度時間TM
2より短い場合はステップS9に、放置時間τが放置限
度時間TM2以上である場合はステップS8に進む。 ステップS8 インクの吸引を行うとともに、放置限度
時間TMに放置限度時間TM1をセットし、フラグFG
Cに0をセットする。 ステップS9 放置時間τが放置限度時間TM1より短
く、かつ、FGCに0がセットされているかどうか、又
は、放置時間τが放置限度時間TM2より短く、かつ、
FGCに1がセットされているかどうかを判断する。放
置時間τが放置限度時間TM1より短く、かつ、フラグ
FGCに0がセットされている場合、又は、放置時間τ
が放置限度時間TM2より短く、かつ、フラグFGCに
1がセットされている場合はステップS11に進み、放
置時間τが放置限度時間TM1以上であるか、又はフラ
グFGCに0がセットされていない場合、もしくは、放
置時間τが放置限度時間TM2以上であるか、又はフラ
グFGCに1がセットされていない場合はステップS1
0に進む。 ステップS10 テスト吐出処理を行う。 ステップS11 印字処理を行う。
【0041】次に、図10のステップS10のテスト吐
出処理のサブルーチンについて説明する。図11は本発
明の第3の実施の形態におけるテスト吐出処理のサブル
ーチンを示すフローチャートである。プリンタ制御部5
0(図5)の図示されない振動発生手段は、まず、テス
ト吐出用のキャップ41(図6)を図示されないオリフ
ィスプレートに密着させたまま、オリフィスからインク
滴が吐出されない程度の駆動電圧を電極に印加し、図示
されないインク加圧室をわずかに加圧してオリフィス内
のメニスカスの表面を微振動させる。この場合、微振動
の周期は、例えば、印字動作の駆動周期と等しく、約8
〔kHz〕とする。
【0042】そして、プリンタ制御部50はテスト吐出
を行い、該テスト吐出が終了すると、放置時間τに0を
セットする。次に、フローチャートについて説明する。 ステップS10−1 メニスカスの表面を微振動させ
る。 ステップS10−2 テスト吐出を行う。 ステップS10−3 放置時間τに0をセットする。
【0043】次に、メニスカスの表面の微振動について
説明する。図12は本発明の第3の実施の形態における
印字ヘッドの動作を示すタイムチャートである。この場
合、印字ヘッド10(図5)において図示されない一つ
のオリフィスからインク滴を吐出させるときの、印字ヘ
ッド10の駆動波形について説明する。
【0044】通常の駆動電圧VA においては、パルス幅
DT1、DT2が広いので、メニスカスの表面は大きく
振動してインク滴が吐出されるが、駆動電圧VB のパル
ス幅DT3、DT4は、前記パルス幅DT1、DT2よ
り狭く設定されるので、メニスカスの表面が微振動させ
られ、インク滴は吐出しない。そこで、本実施の形態に
おいては、テスト吐出を行う直前に、メニスカスの表面
を微振動させることによって、オリフィスの近傍の粘性
値の高いインクとインク加圧室内の通常の粘性値のイン
クとを混合するようにしている。したがって、オリフィ
スの近傍のインクの粘性値を低くすることができるの
で、粘性値の低い状態でテスト吐出を行うことができ
る。その結果、テスト吐出に伴うインクの消費量を少な
くすることができる。
【0045】なお、通常の印字を繰り返す間に、定期的
にメニスカスの表面を微振動させることによって、オリ
フィスの近傍のインクの粘性値が高くなるのを防止する
ことができる。次に、図10のステップS11の印字処
理のサブルーチンについて説明する。図13は本発明の
第3の実施の形態における印字処理のサブルーチンを示
すフローチャートである。
【0046】この場合、プリンタ制御部50(図5)
は、まず、図示されないキャリッジを加速し、続いて、
テスト吐出用のキャップ41(図6)を図示されないオ
リフィスプレートに密着させたまま、オリフィスからイ
ンク滴が吐出されない程度の駆動電圧を電極に印加し、
図示されないインク加圧室をわずかに加圧してオリフィ
ス内のメニスカスの表面を微振動させる。このメニスカ
スの表面の微振動は、キャリッジが定速状態に達して印
字が開始される直前まで継続される。
【0047】次に、プリンタ制御部50は、通常の印字
を行い、その後、キャリッジを減速し、改行を行う。な
お、本実施の形態においては、キャリッジの加速中にメ
ニスカスの表面を微振動させるようになっているが、キ
ャリッジの減速中、改行中等にメニスカスの表面を微振
動させることもできる。また、印字データが受信されて
いる間等のように印字が行われていないときにもメニス
カスの表面を微振動させることができる。
【0048】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS11−1 キャリッジを加速する。 ステップS11−2 メニスカスの表面を微振動させ
る。 ステップS11−3 通常の印字を行う。 ステップS11−4 キャリッジを減速する。 ステップS11−5 改行を行う。
【0049】このように、第3の実施の形態において
は、所定のタイミングでメニスカスの表面を微振動させ
るようになっているので、テスト吐出を行う回数、又は
インクの吸引を行う回数を少なくすることができる。し
たがって、インクの消費量を少なくすることができる。
図14は本発明の第3の実施の形態における印字ヘッド
を非キャッピング状態に置いてメニスカスの表面を微振
動させたときのインク滴の吐出特性を示す図、図15は
従来の印字ヘッドを非キャッピング状態に置いてメニス
カスの表面を微振動させないときのインク滴の吐出特性
を示す比較図である。なお、図14及び15において、
横軸に放置時間τを、縦軸に初期吐出滴速度vI を採っ
てある。
【0050】印字ヘッド10(図5)が非キャッピング
状態に置かれている場合、放置時間τがτ0 (=0)で
あるときの初期吐出滴速度vI は図14と図15とで同
じ値になるが、必要となる放置時間τは、許容される初
期吐出滴速度vI がvI2であるので、図15の場合、τ
2になるのに対して、図14の場合、τ2の2倍のτ1
になる。
【0051】したがって、非キャッピング状態における
放置限度時間TM1を2倍にすることができるので、テ
スト吐出及びインクの吸引を行わなくても、長時間にわ
たって、オリフィスにインク詰りが生じることがなく、
インク滴の吐出不良が発生するのを防止することができ
る。また、テスト吐出及びインクの吸引を行う回数を少
なくすることができるので、印字スループットを向上さ
せることができるだけでなく、インクの消費量を少なく
することができる。
【0052】そして、印字ヘッド10がキャッピング状
態に置かれている場合において、テスト吐出を行う直前
にメニスカスの表面を微振動させると、放置限度時間T
M2を長くすることができるので、テスト吐出及びイン
クの吸引を行わなくても、長時間にわたって、オリフィ
スにインク詰りが生じることがなく、インク滴の吐出不
良が発生するのを防止することができる。また、テスト
吐出及びインクの吸引を行う回数を少なくすることがで
きるので、印字スループットを向上させることができる
だけでなく、インクの消費量を少なくすることができ
る。
【0053】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。なお、第2の実施の形態と同じ構造を有する
ものについては、同じ符号を付与することによってその
説明を省略する。図16は本発明の第4の実施の形態に
おけるテスト吐出処理のサブルーチンを示すフローチャ
ート、図17は本発明の第4の実施の形態における電圧
補正値テーブルを示す図、図18は本発明の第4の実施
の形態における印字ヘッドを非キャッピング状態に置い
たときのインク滴の吐出特性を示す図である。なお、図
17において、横軸に放置時間τを、縦軸に電圧補正値
M を、図18において、横軸に放置時間τを、縦軸に
初期吐出滴速度vJ を採ってある。
【0054】プリンタ制御部50(図7)は、印字ヘッ
ド10の電極に印加される最初の駆動電圧として、初期
電圧を設定する。そのために、プリンタ制御部50は、
制御対応テーブル53(図5)内に記録された、図17
に示されるような電圧補正値テーブルを参照し、放置時
間τに対応する電圧補正値vM を読み出し、通常の印字
が行われるときの駆動電圧に前記電圧補正値vM を加算
したものを前記初期電圧とする。
【0055】図17に示されるように、前記電圧補正値
M は、放置時間τが長くなるほど高くされ、前記初期
電圧が図7のトランジスタTrのトランジスタ耐圧を超
えることがないように設定される。次に、プリンタ制御
部50は、テスト吐出用のキャップ41(図6)を図示
されないオリフィスプレートに密着させたまま、オリフ
ィスからインク滴が吐出されない程度の駆動電圧を電極
に印加し、図示されないインク加圧室をわずかに加圧し
てオリフィス内のメニスカスの表面を微振動させる。な
お、このとき、メニスカスの表面を微振動させるための
前記駆動電圧を、放置時間τに対応する電圧補正値で補
正することもできる。
【0056】続いて、プリンタ制御部50はテスト吐出
を行い、テスト吐出が終了すると、放置時間τに0をセ
ットする。次に、プリンタ制御部50は通常の駆動電圧
を設定する。この場合、温度、湿度等が変動するとイン
クの粘性値が変化するので、前記駆動電圧は、温度、湿
度等の変化を考慮して設定される。
【0057】このように、電圧補正値vM は放置時間τ
が長くなるほど高くされるので、図18に示されるよう
に、各電圧補正値vM ごとに放置時間τに対する初期吐
出滴速度vJ が得られる。この場合、初期吐出滴速度v
J の各線h〜lは互いにほぼ平行にされる。また、初期
電圧を高くすることによって、初期吐出滴速度vJ をそ
の分高くすることができる。
【0058】したがって、線lで示される電圧補正値v
M を0にしたときの初期吐出滴速度vJ において、許容
される初期吐出滴速度vJ の下限値がvJ1.5であるの
で、放置限度時間TMはTM21であるが、線hで示さ
れる電圧補正値vM を最大値にしたときの初期吐出滴速
度vJ において、放置限度時間TMはTM22になり、
放置限度時間TMを極めて長くすることができる。その
結果、テスト吐出及びインクの吸引を行わなくても、長
時間にわたって、オリフィスにインク詰りが生じること
がなく、インク滴の吐出不良が発生するのを防止するこ
とができる。また、テスト吐出及びインクの吸引を行う
回数を少なくすることができるので、印字スループット
を向上させることができるだけでなく、インクの消費量
を少なくすることができる。
【0059】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS10−11 初期電圧を設定する。 ステップS10−12 メニスカスの表面を微振動させ
る。 ステップS10−13 テスト吐出を行う。 ステップS10−14 放置時間τに0をセットする。 ステップS10−15 通常の駆動電圧を設定する。
【0060】ところで、本実施の形態においては、初期
電圧が高くされ、初期吐出滴速度v J が高くされるの
で、1回目から確実なテスト吐出を行うことができる
が、2回目以降においては、テスト吐出の回数が多くな
るほど吐出滴速度が高くなる。ここで、所定の放置時間
τが経過したときのインク滴の吐出特性について説明す
る。
【0061】図19は印字ヘッドにおける所定の放置時
間が経過した後のインク滴の吐出特性を示す図である。
なお、図において、横軸に印字回数Nを、縦軸に吐出滴
速度vi を採ってある。吐出滴速度vi は、1回目の印
字においては極めて低いが、印字を繰り返すごとに高く
なり、8回目の印字において定常値に達する。
【0062】このように、印字の回数が多くなるほど吐
出滴速度vi が高くなり、所定の吐出滴速度vi を超え
ると、インク滴の量が多くなってサテライトが多くなる
ので、一部のサテライトがオリフィスプレートに付着し
たり、吐出滴速度vi に変動が生じたりしてしまう。こ
のことから、初期電圧を高くした状態でテスト吐出を行
うことができる回数に限界が生じ、オリフィスの近傍に
おいて粘性値が高くなったインクを十分に排出すること
ができなくなってしまう。
【0063】これに対して、通常の駆動電圧に戻してか
ら再度テスト吐出を行うことが考えられるが、インクの
粘性値のばらつきを考慮して、吐出滴速度vi を安定吐
出可能範囲内に収めることができなくなってしまう。そ
こで、初期電圧を高くした状態でテスト吐出を行うこと
ができる回数に限界が生じることがなく、オリフィスの
近傍において粘性値が高くなったインクを十分に排出す
ることができるようにした本発明の第5の実施の形態に
ついて説明する。
【0064】図20は本発明の第5の実施の形態におけ
るテスト吐出処理のサブルーチンを示すフローチャー
ト、図21は本発明の第5の実施の形態におけるインク
滴の吐出特性を示す図である。なお、図21の上半部に
おいて、横軸に経過時間τ10を、縦軸に電圧補正値v
N を、図21の下半部において、横軸に印字回数Nを、
縦軸に吐出滴速度vi を採ってある。
【0065】プリンタ制御部50(図7)は、印字ヘッ
ド10の電極に印加される最初の駆動電圧として、初期
電圧を設定する。そのために、プリンタ制御部50は、
制御対応テーブル53(図5)内に記録された、図21
の上半部に示されるような電圧補正値テーブルを参照
し、経過時間τ10に対応する電圧補正値vN を読み出
し、通常の印字が行われるときの駆動電圧に前記電圧補
正値vN を加算したものを前記初期電圧とする。なお、
前記電圧補正値vN は経過時間τ10が長くなるほど高
くされる。
【0066】次に、プリンタ制御部50は、テスト吐出
用のキャップ41(図6)を図示されないオリフィスプ
レートに密着させたまま、オリフィスからインク滴が吐
出されない程度の駆動電圧を電極に印加し、図示されな
いインク加圧室をわずかに加圧してオリフィス内のメニ
スカスの表面を微振動させる。続いて、プリンタ制御部
50は通常の駆動電圧を設定する。すなわち、プリンタ
制御部50は、駆動電圧を、前記初期電圧から通常の印
字が行われるときの駆動電圧に変更する。
【0067】ところで、電源部としてのヘッド駆動用電
圧変換部57には、平滑化のために所定の容量のコンデ
ンサCが配設されているので、駆動電圧は、前記初期電
圧から通常の印字が行われるときの駆動電圧に変更され
ると、電圧垂下特性に従って徐々に低くなり、通常の駆
動電圧になるのに所定の時間が必要になる。そこで、徐
々に低くなる駆動電圧を電圧補正値vN とし、前記電圧
垂下特性に対応させてインク滴の吐出を行うと、図21
の下半部に示される線rのように、吐出をN回行う際に
それぞれの速度変化が抑えられた吐出滴速度vi を得る
ことができる。
【0068】ここで、図21の下半部において、mは電
圧補正値vN をvm として繰り返し印字を行った場合の
吐出滴速度vi の変化を、nは電圧補正値vN をvn
して繰り返し印字を行った場合の吐出滴速度vi の変化
を、oは電圧補正値vN をv o として繰り返し印字を行
った場合の吐出滴速度vi の変化を、pは電圧補正値v
N をvp として繰り返し印字を行った場合の吐出滴速度
i の変化を、qは電圧補正値vN をvq として繰り返
し印字を行った場合の吐出滴速度vi の変化をそれぞれ
示す線である。
【0069】したがって、電圧垂下特性に従って徐々に
低くなる駆動電圧を電圧補正値vNとすると、該電圧補
正値vN は、1回目の吐出時にはvm まで低くなり、2
回目の吐出時にはvn まで低くなり、3回目の吐出時に
はvo まで低くなり、4回目の吐出時にはvp まで低く
なり、8回目の吐出時にはvq まで低くなるので、線r
で表されるような吐出滴速度vi を得ることができる。
【0070】この場合、テスト吐出の回数が多くなって
も吐出滴速度vi が高くなることがないので、インク滴
の量が多くなってサテライトが多くなったり、一部のサ
テライトがオリフィスプレートに付着したり、吐出滴速
度vi に変動が生じたりすることがなくなる。その結
果、初期電圧を高くした状態でテスト吐出を行うことが
できる回数に限界が生じないので、オリフィスの近傍に
おいて粘性値が高くなったインクを十分に排出すること
ができる。
【0071】また、通常の駆動電圧に戻してから再度テ
スト吐出を行う必要がないので、インクの粘性値のばら
つきを考慮して、吐出滴速度vi を安定吐出可能範囲内
に収めることができる。なお、インクジェットプリンタ
の電源をオフにしても、図示されない負揮発性メモリ、
又は電池等によってバックアップされたメモリに、最も
遅く印字が行われた時間等を記録しておくと、インクジ
ェットプリンタの電源をオンにしたときに、放置時間τ
を容易に算出することができる。したがって、無用にイ
ンクの吸引を行うことがなくなるので、インクの消費量
を少なくすることができる。
【0072】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS10−21 初期電圧を設定する。 ステップS10−22 メニスカスの表面を微振動させ
る。 ステップS10−23 通常の駆動電圧を設定する。 ステップS10−24 テスト吐出を行う。 ステップS10−25 放置時間τに0をセットする。
【0073】前記各実施の形態においては、壁体に剪断
モードの変形を起こさせることによってインク加圧室内
のインクを加圧し、オリフィスからインク滴を吐出させ
て印字を行う圧電式の印字ヘッドについて説明している
が、本発明を他の圧電式の印字ヘッド及びサーマルヘッ
ド式の印字ヘッドに適用することもできる。なお、本発
明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明
の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、そ
れらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0074】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、印字ヘッドの駆動制御装置においては、複数のオ
リフィスを備えたオリフィスプレートと、前記オリフィ
スからインク滴を吐出するために駆動される駆動部と、
印字が行われないで放置された放置時間を計時するタイ
マと、前記放置時間に対応するインク滴の吐出力の低下
の程度に基づいて、前記駆動部を間欠的に駆動してテス
ト吐出を行うテスト吐出手段とを有する。
【0075】この場合、駆動部を駆動して、オリフィス
プレートのオリフィスからインク滴を吐出して印字を行
うことができる。そして、印字が行われないで放置され
た放置時間が計時され、該放置時間に基づいて、前記駆
動部を間欠的に駆動してテスト吐出が行われる。したが
って、オリフィスにインク詰りが生じることがなく、イ
ンク滴の吐出不良が発生するのを防止することができ
る。また、インクを吸引する必要がないので、印字スル
ープットを向上させることができる。さらに、1回のテ
スト吐出に必要なインクの量はわずかであるので、イン
クの消費量を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるインク滴の
吐出特性を示す図である。
【図2】従来の圧電式の印字ヘッドの斜視図である。
【図3】従来の印字ヘッドにおける空気の吸引状態を示
す図である。
【図4】従来の印字ヘッドにおけるキャッピング状態を
示す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態におけるインクジェ
ットプリンタの制御ブロック図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態におけるキャップの
斜視図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態におけるインクジェ
ットプリンタの要部制御ブロック図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態におけるインクジェ
ットプリンタの動作を示すタイムチャートである。
【図9】本発明の第2の実施の形態におけるインク滴の
吐出特性を示す図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態における印字ヘッ
ドの駆動制御装置の動作を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第3の実施の形態におけるテスト吐
出処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図12】本発明の第3の実施の形態における印字ヘッ
ドの動作を示すタイムチャートである。
【図13】本発明の第3の実施の形態における印字処理
のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図14】本発明の第3の実施の形態における印字ヘッ
ドを非キャッピング状態に置いてメニスカスの表面を微
振動させたときのインク滴の吐出特性を示す図である。
【図15】従来の印字ヘッドを非キャッピング状態に置
いてメニスカスの表面を微振動させないときのインク滴
の吐出特性を示す比較図である。
【図16】本発明の第4の実施の形態におけるテスト吐
出処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図17】本発明の第4の実施の形態における電圧補正
値テーブルを示す図である。
【図18】本発明の第4の実施の形態における印字ヘッ
ドを非キャッピング状態に置いたときのインク滴の吐出
特性を示す図である。
【図19】印字ヘッドにおける所定の放置時間が経過し
た後のインク滴の吐出特性を示す図である。
【図20】本発明の第5の実施の形態におけるテスト吐
出処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図21】本発明の第5の実施の形態におけるインク滴
の吐出特性を示す図である。
【符号の説明】
10 印字ヘッド 50 プリンタ制御部 52 タイマ 57 ヘッド駆動用電圧変換部 V1〜V3、VA 、VB 駆動電圧 t、τ 放置時間 vM 、vN 電圧補正値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 角田 茂 東京都港区芝浦四丁目11番地22号 株式会 社沖データ内 (72)発明者 末宗 俊郎 東京都港区芝浦四丁目11番地22号 株式会 社沖データ内 Fターム(参考) 2C056 EA14 EA25 EB38 EC07 EC24 EC42 EC54 FA04 JA13 JA17 JC06 JC20 JC23

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)複数のオリフィスを備えたオリフ
    ィスプレートと、(b)前記オリフィスからインク滴を
    吐出するために駆動される駆動部と、(c)印字が行わ
    れないで放置された放置時間を計時するタイマと、
    (d)前記放置時間に対応するインク滴の吐出力の低下
    の程度に基づいて、前記駆動部を間欠的に駆動してテス
    ト吐出を行うテスト吐出手段とを有することを特徴とす
    る印字ヘッドの駆動制御装置。
  2. 【請求項2】 (a)前記駆動部は、駆動電圧を印加す
    るための電源部を備え、(b)前記駆動電圧は前記放置
    時間に対応するインク滴の吐出力の低下の程度に応じて
    高くされる請求項1に記載の印字ヘッドの駆動制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記テスト吐出が行われる前に、所定の
    タイミングで前記駆動部を駆動し、オリフィス内のメニ
    スカスの表面を微振動させる振動発生手段を有する請求
    項1に記載の印字ヘッドの駆動制御装置。
  4. 【請求項4】 印字動作が行われる前に、所定のタイミ
    ングで前記駆動部を駆動し、オリフィス内のメニスカス
    の表面を微振動させる振動発生手段を有する請求項1に
    記載の印字ヘッドの駆動制御装置。
  5. 【請求項5】 (a)前記駆動部は、駆動電圧を印加す
    るための電源部を備え、(b)前記テスト吐出が行われ
    るときの前記駆動電圧は、通常の印字が行われるときの
    駆動電圧に電圧補正値を加算した値にされる請求項1に
    記載の印字ヘッドの駆動制御装置。
  6. 【請求項6】 (a)前記駆動部は、駆動電圧を印加す
    るための電源部を備え、(b)前記メニスカスの表面を
    微振動させるときの前記駆動電圧は、通常の印字が行わ
    れるときの駆動電圧に電圧補正値を加算した値にされる
    請求項1に記載の印字ヘッドの駆動制御装置。
  7. 【請求項7】 前記駆動電圧が、通常の印字が行われる
    ときの駆動電圧に電圧補正値を加算した値から加算しな
    い値に変更されて、電源部の電圧垂下特性に従って低く
    なる間に、テスト吐出が行われる請求項5に記載の印字
    ヘッドの駆動制御装置。
  8. 【請求項8】 (a)駆動部を駆動することによって、
    オリフィスプレートのオリフィスからインク滴を吐出し
    て印字を行い、(b)印字が行われないで放置された放
    置時間を計時し、(c)該放置時間に対応するインク滴
    の吐出力の低下の程度に基づいて、前記駆動部を間欠的
    に駆動してテスト吐出を行うことを特徴とする印字ヘッ
    ドの駆動制御方法。
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