JP3483755B2 - 紙葉類繰出装置 - Google Patents

紙葉類繰出装置

Info

Publication number
JP3483755B2
JP3483755B2 JP02480698A JP2480698A JP3483755B2 JP 3483755 B2 JP3483755 B2 JP 3483755B2 JP 02480698 A JP02480698 A JP 02480698A JP 2480698 A JP2480698 A JP 2480698A JP 3483755 B2 JP3483755 B2 JP 3483755B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper sheet
roller
feeding
light receiving
fed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP02480698A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11222324A (ja
Inventor
一郎 河野
隆 篠崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Laurel Bank Machine Co Ltd
Original Assignee
Laurel Bank Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Laurel Bank Machine Co Ltd filed Critical Laurel Bank Machine Co Ltd
Priority to JP02480698A priority Critical patent/JP3483755B2/ja
Publication of JPH11222324A publication Critical patent/JPH11222324A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3483755B2 publication Critical patent/JP3483755B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積紙葉類から紙
葉類を一枚ずつ分離して送り出す紙葉類繰出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】表裏面を上下方向にして集積させられた
集積紙葉類を最下のものから一枚ずつ分離して送り出す
紙葉類繰出装置として、例えば、特開平2−17552
8号公報に開示されたものがある。この紙葉類繰出装置
は、集積させられた集積紙葉類の最下のものの下面に当
接してこれを側方に送り出す蹴出ローラと、この蹴出ロ
ーラによって送り出された紙葉類の下面に当接してこれ
をさらに側方に送り出す繰出ローラと、この繰出ローラ
の上側に対向配置されて、蹴出ローラによって送り出さ
れた紙葉類が複数枚であった場合に、繰出ローラが接触
する以外の紙葉類の送り出しを規制する分離ローラとを
有しており、蹴出ローラと繰出ローラとは、同一の駆動
部によって同じ方向に同期して回転するよう構成されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の紙葉類繰出装置
では、蹴出ローラがこれに当接する集積紙葉類の最下部
の紙葉類を繰出ローラと分離ローラとの間に向け送り出
すと、該送り出された紙葉類は、送り出しの途中から蹴
出ローラおよび繰出ローラに同時に当接して送り出さ
れ、やがて、その送り出された紙葉類の送り出し方向に
おける後端が蹴出ローラに当接する位置を通過し、繰出
ローラのみによりさらに送り出されることになる。ここ
で、送り出された紙葉類の送り出し方向における後端が
蹴出ローラに当接する位置を越えると、該蹴出ローラは
次に送り出す紙葉類に当接することになるが、繰出ロー
ラと蹴出ローラとは同期して回転しているため、前に送
り出した紙葉類が繰出ローラによって完全に送り出され
る前に、次に送り出す紙葉類を、蹴出ローラが繰出ロー
ラおよび分離ローラ間に送り込もうとしてしまう。する
と、分離ローラで防ぎ切れずに、この紙葉類が繰出ロー
ラおよび分離ローラ間に送り込まれてしまい、重送や送
り出し不良等の障害が発生してしまうことがあるという
問題があった。
【0004】したがって、本発明の目的は、繰出ローラ
が紙葉類を完全に送り出す前に蹴出ローラが次の紙葉類
を送り出すことを防止することによって、紙葉類の重送
および送り出し不良等の障害の発生を未然に防ぐことが
できる紙葉類繰出装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1記載の紙葉類繰出装置は、集積紙
葉類のうちの集積方向における一端の紙葉類に当接可能
に配置されて該一端の紙葉類を送り出す蹴出ローラと、
該蹴出ローラの紙葉類の送り出し方向における前方に設
けられ、該蹴出ローラで送り出された紙葉類をさらに送
り出す繰出ローラと、を有するものであって、前記蹴出
ローラで送り出された紙葉類の送り出し方向における後
端を検知する紙葉類後端検知手段と、前記蹴出ローラを
駆動および停止させる蹴出ローラ駆動モータと、前記紙
葉類後端検知手段による紙葉類の送り出し方向における
後端の検知に基づいて、前記繰出ローラを回転状態に維
持しつつ前記蹴出ローラ駆動モータで前記蹴出ローラを
停止させる制御手段と、を有することを特徴としてい
る。これにより、紙葉類後端検知手段が蹴出ローラで送
り出された紙葉類の送り出し方向における後端を検知す
ると、制御手段がこれに基づいて蹴出ローラ駆動モータ
で蹴出ローラを停止させる。よって、前記後端が蹴出ロ
ーラを越えるタイミングを計ることができ、このタイミ
ングで蹴出ローラを停止させることで、蹴出ローラによ
る次の紙葉類の送り出しを規制する。そして、この状態
で、繰出ローラが紙葉類を完全に送り出すまで待機す
る。
【0006】本発明の請求項2記載の紙葉類繰出装置
は、請求項1記載のものに関して、前記紙葉類後端検知
手段は、前記蹴出ローラで送り出された紙葉類と次に送
り出される紙葉類とに光を照射可能な発光手段と、前記
蹴出ローラで送り出された紙葉類と次に送り出される紙
葉類とからの反射光を受光可能な受光手段とを有してお
り、前記制御手段は、前記受光手段で検出される受光レ
ベルに基づいて前記送り出された紙葉類の後端を検知し
たと判定することを特徴としている。これにより、受光
手段が蹴出ローラで送り出された紙葉類と次に送り出さ
れる紙葉類とから反射光を順次受光すると、制御手段が
受光手段で検出される受光レベルに基づいて前記送り出
された紙葉類の後端を検知する。すなわち、送り出され
た紙葉類から次に送り出される紙葉類に受光手段による
受光対象が移った際の受光レベルの変化で、制御手段は
前記送り出された紙葉類の後端の検知を判定する。
【0007】本発明の請求項3記載の紙葉類繰出装置
は、請求項2記載のものに関して、前記制御手段は、前
記受光手段で検出される受光レベルが、紙葉類の無印刷
部分から受光していると判定できるレベルから紙葉類の
印刷部分から受光していると判定できるレベルまで低下
した時点で、前記送り出された紙葉類の後端を検知した
と判定することを特徴としている。このように、制御手
段が、受光手段で検出される受光レベルが紙葉類の無印
刷部分から受光していると判定できるレベルから紙葉類
の印刷部分から受光していると判定できるレベルまで低
下した時点で、送り出された紙葉類の後端を検知したと
判定するため、周囲に無印刷部分がある紙葉類を用いる
場合に、確実に送り出された紙葉類の後端を検知するこ
とができる。
【0008】本発明の請求項4記載の紙葉類繰出装置
は、請求項2記載のものに関して、前記発光手段を、前
記蹴出ローラで送り出された紙葉類により、次に送り出
される紙葉類に陰影を生じさせるように配置するととも
に、前記制御手段は、前記受光手段で検出される受光レ
ベルが、前記陰影から受光していると判定できるレベル
まで低下すると、前記送り出された紙葉類の後端を検知
したと判定することを特徴としている。これにより、発
光手段が蹴出ローラで送り出された紙葉類により次に送
り出される紙葉類に陰影を生じさせると、制御手段が、
受光手段で検出される受光レベルがこの陰影から受光し
ていると判定できるレベルまで低下すると、送り出され
た紙葉類の後端を検知したと判定することになる。よっ
て、周囲に無印刷部分がない紙葉類を用いる場合にも、
確実に送り出された紙葉類の後端を検知することができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の紙葉類繰出装置の一の実
施の形態を図1〜図7を参照して以下に説明する。な
お、この実施の形態の紙葉類繰出装置は、紙葉類として
の紙幣を入出金させる紙幣入出金機等の紙幣処理機内に
設けられて該紙幣処理機内に入金された紙幣を集積状態
で収納させるとともに必要に応じてこれを出金紙幣とし
て送り出すスタッカや、同様の紙幣処理機に設けられて
操作者により紙幣が投入されこれを機内に送り出す取引
口等に設けられるものである。
【0010】紙葉類繰出装置は、図1に示すように、水
平延在する底板部11と、該底板部11の一側から先端
側が下方に位置するよう傾斜する傾斜板部12と、該傾
斜板部12の下端側から鉛直下方に向け延在する鉛直板
部13とを有する第1ガイド板14と、底板部11の一
側の若干上側位置から鉛直上方に延出する前板部16
と、該前板部16の下端から傾斜板部12の上側を覆う
ように湾曲する湾曲板部17と、該湾曲板部17の下端
側から鉛直下方に向け延在する鉛直板部18とを有する
第2ガイド板19とを有している。
【0011】ここで、送り出しが行われる紙幣Sは、表
裏方向を上下方向にして上下に集積された状態で第1ガ
イド板14の底板部11の上側に、短手方向における一
端側が第2ガイド板19の前板部16に対向するように
載置される。また、第1ガイド板14の傾斜板部12お
よび鉛直板部13と、第2ガイド板19の湾曲板部17
および鉛直板部18の隙間は、分離された紙幣Sを送り
出させるための繰出通路20を構成している。
【0012】紙葉類繰出装置は、第2ガイド板19の前
板部16に平行をなした状態で第1ガイド板14の底板
部11の下側に水平配置される支持軸22と、該支持軸
22により底板部11の下側に回転自在に支持される蹴
出ローラ23と、該蹴出ローラ23を回転および停止さ
せるステッピングモータである蹴出ローラ駆動モータ2
4(図2参照)とを有している。
【0013】蹴出ローラ23は、外周部が高摩擦部材2
5で構成されるとともに底板部11から上方に一部突出
しており、これにより、集積紙幣Sのうちの最下端の紙
幣S1に高摩擦部材25が当接する(図1に示す状
態)。そして、蹴出ローラ駆動モータ24で駆動されて
所定の蹴出回転方向(図1における時計回り方向)に回
転すると、蹴出ローラ23は、高摩擦部材25で前記最
下端の紙幣S1を短手方向に沿って所定の方向(図1に
おける右方)に送り出させる。
【0014】また、紙葉類繰出装置は、紙幣Sの送り出
し方向における蹴出ローラ23の前方であって第1ガイ
ド板14の下側に蹴出ローラ23に平行に配置される支
持軸28と、第1ガイド板14の底板部11から傾斜板
部12にかけての上側に一部を突出させるように支持軸
28に支持される繰出ローラ29とを有している。さら
に、紙葉類繰出装置は、第2ガイド板19の支持軸28
に対し反対側に該支持軸28に平行をなしかつ該支持軸
28の略上側に位置するよう配置される支持軸30と、
該支持軸30に支持されるとともにその一部を湾曲板部
17から下側に突出させる分離ローラ31とを有してい
る。
【0015】繰出ローラ29は、上記したように底板部
11から上方に一部突出しており、その上側に、集積さ
れた紙幣Sが載置され、その結果、集積された紙幣Sの
うちの最下端の紙幣S1に当接する(図1に示す状
態)。また、繰出ローラ29は、外周部の周方向におけ
る一部所定範囲が高摩擦部材33で、残りの部分が低摩
擦部材34で構成されている。
【0016】また、繰出ローラ29は、蹴出ローラ23
を駆動する蹴出ローラ駆動モータ24とは別の繰出ロー
ラ駆動モータ(図2参照)36で所定の繰出回転方向
(図1における時計回り方向)に回転駆動させられる。
【0017】分離ローラ31は、外周部が高摩擦部材3
7で構成されており、支持軸30に対し紙幣Sの送り出
しに伴う回転(図1における反時計回りの回転)が規制
され、逆方向の回転のみが許容されるように支持されて
いる。なお、図示は略すが、繰出ローラ29および分離
ローラ31は軸線方向に沿って凹凸形状をなしており、
相互間に紙幣Sを通過させることが可能な隙間を有しつ
つ互いに噛み合っている。
【0018】ここで、繰出ローラ29は、基本的にはそ
の高摩擦部材33が分離ローラ31と噛み合う位置にあ
るとき、これらの間に位置する紙幣Sに対し送出力を付
与することになる。すなわち、分離ローラ31によって
紙幣Sが押し付けられる位置に高摩擦部材33があると
き、該高摩擦部材33が紙幣Sに対し送出力を付与する
のである。
【0019】分離ローラ31は、停止状態にあること
で、蹴出ローラ23で送り出された紙幣Sが複数枚であ
った場合に、繰出ローラ29が接触する以外の紙幣Sの
送り出しを規制する。
【0020】繰出ローラ29が、繰出ローラ駆動モータ
36で所定の繰出回転方向(図1における時計回り方
向)に回転すると、高摩擦部材33が、蹴出ローラ23
で蹴り出された紙幣Sを繰出通路20方向に送り出させ
る。また、繰出ローラ29の送り出し方向側の外周に
は、該繰出ローラ29の外周に当接して連れ回る図示略
の送りローラが設けられており、繰出ローラ29の摩擦
部材33が紙幣Sに対しその送出力を失う前に送り出し
た紙幣Sをこの繰出ローラ29と図示略の送りローラと
によって受け取り、さらに繰出通路20の下流に送り出
す。なお、繰出ローラ29による紙幣Sの送り出し速度
と蹴出ローラ23による紙幣Sの送り出し速度とは、同
じ一定速度とされている。
【0021】第1ガイド板14の底板部11の下側に
は、蹴出ローラ23で送り出された紙幣Sの送り出し方
向における後端を検知する紙幣後端検知センサ38が設
けられている。この紙幣後端検知センサ38は、該底板
部11の上側に載置される集積紙幣Sの送り出し前の最
下端の紙幣Sに下方から光を照射する発光素子(発光手
段)39(図2,図4参照)と、該発光素子39が紙幣
Sに照射した光の反射光を受光する受光素子(受光手
段)40(図2,図4参照)とを有している。
【0022】ここで、この紙幣後端検知センサ38は、
蹴出ローラ23との当接位置と送り出し方向における位
置が一致する紙幣Sの所定位置P(以下、当接一致位置
Pと称す)の反射光を受光素子40で検出するように発
光素子39および受光素子40がそれぞれ配置されてい
る。これにより、発光素子39は、蹴出ローラ23によ
り送り出された紙幣S1と次に送り出される送り出し前
の紙幣S2とに紙幣S1の送り出しに伴って光を照射可
能となっており、受光素子40は、蹴出ローラ23によ
り送り出された紙幣S1と次に送り出される送り出し前
の紙幣S2とからの反射光を紙幣S1の送り出しに伴っ
て受光可能となっている。
【0023】この紙幣後端検知センサ38は、受光素子
40で受ける受光レベルに基づいて紙幣Sの後端を検知
するもので、制御部41(図2参照)に接続されてお
り、該制御部41では、紙幣後端検知センサ38による
紙幣Sの送り出し方向における後端の検知のタイミング
に基づいて、蹴出ローラ駆動モータ24による蹴出ロー
ラ23の停止を制御する(後述する)。
【0024】繰出ローラ29が固定される支持軸28に
は検知片43が固定されており、繰出ローラ29の回転
時の検知片43の移動範囲の所定の側方位置に、該検知
片43を検知することにより繰出ローラ29の回転位置
を検出する回転位置検知センサ44が位置固定で設けら
れている。
【0025】ここで、回転位置検知センサ44は、繰出
ローラ29の高摩擦部材33の送り出し方向への回転時
における先端位置が分離ローラ31と噛み合い始める回
転位置(すなわち繰出ローラ29により紙幣Sに対し送
り出し力が生じる回転位置)より所定の回転量(蹴出ロ
ーラ23の送出開始時点から送り出された紙幣Sの先端
が繰出ローラ29と分離ローラ31との噛み合い位置に
至る時点までに要する時間分の繰出ローラ29の回転
量)だけ手前の回転位置で検知片43を検知し、それ以
外の回転位置においては、検知片43を検知しない位置
に配置されている。
【0026】次に、制御部の制御内容について以下に説
明する。図示せぬ紙幣処理機本体側から繰出指令を受け
ると、制御部41は、繰出ローラ駆動モータ36を駆動
して繰出ローラ29を繰出回転方向(図1における時計
回り方向)に回転させるとともに、回転位置検知センサ
44が検知片43を検知したか否かを判定し、回転位置
検知センサ44が検知片43を検知すると、これをタイ
ミングとして、蹴出ローラ駆動モータ24を駆動して蹴
出ローラ23を蹴出回転方向(図1における時計回り方
向)に回転させる。
【0027】これにより、蹴出ローラ23に当接する最
下部の紙幣S1が、蹴出ローラ23の高摩擦部材25と
の摩擦力で繰出ローラ29および分離ローラ31間に向
け送り出されることになる。そして、繰出ローラ29お
よび分離ローラ31間に紙幣S1の先端部が至るタイミ
ングで繰出ローラ29の高摩擦部材33の先端部が分離
ローラ31との間に紙幣S1を介在可能な位置に至り、
図3に示すように、該紙幣S1を送り出すことになる。
ここで、繰出ローラ29による送り出しの途中位置まで
は蹴出ローラ23も同じ紙幣S1に当接しており、これ
により、繰出ローラ29は蹴出ローラ23と協働して同
じ速度で紙幣S1を送り出すことになる。
【0028】上記のように回転位置検知センサ44が検
知片43を検知すると、他方では、これをタイミングと
して、制御部41が、紙幣後端検知センサ38の受光素
子40から出力される信号に基づき蹴出ローラ23によ
って送り出された紙幣S1の送り出し方向後端の検知判
定を開始する。
【0029】ここで、紙幣Sの後端の検知判定について
以下に説明する。一般的に流通される紙幣のほとんど
は、その周囲に模様等が一切印刷されていない無印刷部
分が存在する。特に、日本で使用されるすべての金種の
紙幣については、模様等が印刷される中央の印刷部分
と、その周囲の無印刷部分とが明確に区別されている。
よって、紙幣後端検知センサ38の受光素子40が印刷
部分からの反射光を受光したときと無印刷部分からの反
射光を受光したときの受光レベルに差が生じることにな
るため、この受光レベルの差を見ることによって送り出
した紙幣S1の送り出し方向の後端を検出する。
【0030】すなわち、図4に示すように、紙幣後端検
知センサ38の受光素子40は、その検出ラインYを図
4に一点鎖線で示すように配置している。まず、送り出
される紙幣(図4における紙面手前側の紙幣)S1の送
り出される前の当接一致位置Pから検出を開始し(この
検出開始位置を図4においてP1で示す)、送り出しに
伴って検出位置が、この送り出された紙幣S1の印刷部
分を送り出し方向後側(図4における左側)に向け相対
移動する。次に、受光素子40は、該紙幣S1の無印刷
部分を検出し、その後、次に送り出される送り出し前の
紙幣(図4における紙面奥側の紙幣)S2の印刷部分を
検出することになる(無印刷部分から印刷部分への切り
換わり位置すなわち紙幣S1の後端位置を図4において
P2で示す)。
【0031】以上の検出ラインYにおける受光レベルの
推移を図5に実線で示す。すなわち、図5において、検
出開始時点T1から検出位置が印刷部分から無印刷部分
に切り換わる時点T2までは、受光レベルが低く、検出
位置が無印刷部分に切り換わった時点T2から次に送り
出される送り出し前の紙幣Sの印刷部分に切り換わる時
点T3までは、受光レベルが高く、T3以降は受光レベ
ルが低くなる。
【0032】よって、印刷部分を検出していると判定で
きる受光レベルVの上限のしきい値V2と、無印刷部分
を検出していると判定できる受光レベルVの下限のしき
い値V1とを予め設定しておき、受光レベルVが、V<
V2状態からV>V1となった後に再度V<V2となっ
たこと(すなわち、紙幣Sの無印刷部分から受光してい
ると判定できるレベルから紙幣Sの印刷部分から受光し
ていると判定できるレベルまで低下したこと)を検出す
ると、制御部41は送り出された紙幣Sの送り出し方向
における後端を検知したと判定し、それ以外の状態では
検出していないと判定するのである。なお、図5におい
て、しきい値V1,V2は、V1>V2としているが、
V1=V2であってもよい。
【0033】ここで、印刷部分を検出したときでも受光
レベルVがしきい値V1を一時的に上回る可能性がある
場合には、取り扱うすべての紙幣の端部の無印刷部分の
うち最も送り出し方向の幅の小さい無印刷部分の検出時
間を基準時間とし、受光レベルVがV1を上回っても、
V>V1の連続時間が、前記基準時間以上の場合にの
み、無印刷部分であると判定すればよい。
【0034】なお、当然のことながら、検出ラインY
は、印刷部分と無印刷部分との差が最も明確に現れる位
置が選択されることになるが、各金種によって、紙幣は
その印刷部分の模様が異なることになるため、すべての
金種について最適な検出ラインYを設定することにな
る。また、このような検出ラインを複数設定し、各検出
ラインにそれぞれ紙幣後端検知センサを設けて、これら
すべての紙幣後端検知センサの検知結果から紙幣の送り
出し方向における後端を判定してもよい。さらに、蹴出
ローラが複数設けられる場合には、各蹴出ローラ別に蹴
出ローラ駆動モータを設けたり、これに加えて各蹴出ロ
ーラに近接して紙幣後端検知センサを設けたりすること
が可能である。
【0035】以上においては、周囲に無印刷部分がある
紙幣について説明したが、その他の紙葉類についても、
受光素子40に反射光を反射させる位置において、送り
出す紙葉類の後部の反射光と次に送り出される送り出し
前の紙葉類の反射光とを比較したときに、その受光レベ
ルに明確な差が生じるような模様あるいは色の違いのあ
る紙葉類であれば、その送り出し方向後端を検知するこ
とができる。
【0036】上記のようにして、制御部41が、紙幣後
端検知センサ38で紙幣S1の送り出し方向後端を検知
したと判定すると、このタイミングで、蹴出ローラ駆動
モータ24の駆動を停止して、蹴出ローラ23の回転を
停止させる。このタイミングでは、図3に示すように、
紙幣S1の後端が当接一致位置Pに位置することになる
ため、次に送り出されるべき紙幣S2を蹴出ローラ23
が送り出してしまうことはない。他方、紙幣S1の後端
が当接一致位置Pに位置する状態では、紙幣S1は蹴出
ローラ23を実質的に越えた状態となっているため、蹴
出ローラ23の停止にかかわらず、紙幣S1は、速度を
変化させることなく、回転状態が維持される繰出ローラ
29で送り出され、さらに下流側の図示せぬ搬送部で搬
送されることになる。
【0037】そして、制御部41は、回転位置検知セン
サ44が次に検知片43を検知すると(この時点で、繰
出ローラ29は紙幣S1の全体をすでに完全に送り出し
離間させている)、これをタイミングとして、上述と同
様に、蹴出ローラ駆動モータ24を駆動して蹴出ローラ
23を蹴出回転方向に回転させ、次の紙幣S2の送り出
しを開始させる。
【0038】以上のようにして、順次紙幣を繰り出し、
図示せぬ計数センサでその枚数が紙幣処理機本体で要求
された枚数に達した場合、および図示せぬ紙幣センサで
集積紙幣がなくなったことが検出された場合、制御部4
1は、繰り出しを停止させる。
【0039】以上により、紙幣後端検知センサ38が、
蹴出ローラ23で送り出された紙幣Sの送り出し方向に
おける後端を検知すると、制御部41が、紙幣Sの後端
が蹴出ローラ23を越えるタイミングで蹴出ローラ駆動
モータ24により蹴出ローラ23を停止させる。これに
より、蹴出ローラ23による次の紙幣Sの送り出しを規
制する。そして、この状態で、繰出ローラ29が紙幣の
全体を完全に送り出すまで待機する。
【0040】したがって、繰出ローラ29が紙幣Sを完
全に送り出す前に蹴出ローラ23が次の紙幣Sを送り出
すことを防止することができ、紙幣の重送および送り出
し不良等の障害の発生を未然に防ぐことができる。しか
も、紙幣後端検知センサ38が、蹴出ローラ23で送り
出された紙幣の送り出し方向における後端を検知するも
のであるため、送り出し方向に異なる長さの紙幣を取り
扱う場合であっても、前記後端が蹴出ローラ23を越え
るタイミングを計るために長さを検出したり該長さによ
り蹴出ローラ23の停止タイミングを修正したりする必
要をなくすことができる。
【0041】また、制御部41が、受光素子40で検出
される受光レベルが紙幣Sの無印刷部分から受光してい
ると判定できるレベルから紙幣Sの印刷部分から受光し
ていると判定できるレベルまで低下すると送り出された
紙幣Sの後端を検知したと判定するため、周囲に無印刷
部分がある紙幣Sを用いる場合に、容易かつ確実に送り
出された紙幣Sの後端を検知することができる。
【0042】なお、紙幣後端検知センサ38は、紙幣の
当接一致位置Pから送り出し方向における後側の範囲で
あって送り出し前の紙幣の印刷部分から反射光を受光で
きる位置にあれば、いずれの位置に配置してもよい。紙
幣の当接一致位置Pより送り出し方向における後側の位
置から反射光を受光する場合、紙幣の後端を検出した後
に、該後端が当接一致位置Pに位置するタイミングを計
って蹴出ローラ23を停止させればよい。
【0043】制御部41による紙幣の後端の検知判定の
他の例について図6および図7を参照して以下に説明す
る。通常、集積される紙幣同士は、完全に密着すること
がないため、紙幣後端検知センサ38の発光素子39
を、図6に示すように送り出し方向における前方から斜
めに光を照射するように配置すれば、蹴出ローラ23で
送り出された紙幣Sにより、次に送り出される送り出し
前の紙幣S2に陰影46を生じさせることができる。
【0044】そして、紙幣後端検知センサ38の受光素
子40が紙幣Sからの反射光を受光したときと陰影46
からの反射光を受光したときの受光レベルに差が生じる
ことになるため、この受光レベルの差を見ることによっ
て送り出した紙幣Sの送り出し方向の後端を検出する。
【0045】すなわち、まず、送り出される紙幣Sの送
り出し前の当接一致位置Pから検出を開始すると、紙幣
Sの送り出しに伴って検出位置が、この送り出された紙
幣S上を送り出し方向後側に向け相対移動する。次に、
受光素子40は、該紙幣S1の後端により、次に送り出
される送り出し前の紙幣Sに現れる陰影46を検出する
ことになる。
【0046】よって、陰影46を検出していると判定で
きる受光レベルVの上限のしきい値V3を予め設定して
おき、受光レベルVが、V<V3となったこと(すなわ
ち、受光素子40で検出される受光レベルが、陰影46
から反射光を受光していると判定できるレベルまで低下
したこと)を検出すると、制御部41は送り出された紙
幣Sの送り出し方向における後端を検知したと判定し、
それ以外の状態では検出していないと判定するのであ
る。
【0047】以上によれば、発光素子39が、蹴出ロー
ラ23で送り出された紙幣Sにより、次に送り出される
送り出し前の紙幣Sに陰影46を生じさせると、制御部
41が、受光素子40で検出される受光レベルが、この
陰影46から受光していると判定できるレベルまで低下
すると、送り出された紙幣Sの後端を検知したと判定す
ることになる。よって、周囲に無印刷部分がない紙幣を
用いる場合にも、確実に送り出された紙幣の後端を検知
することができる。この場合も、紙幣に限定されず、種
々の紙葉類に適用することができるが、厚みが比較的厚
いものに用いて好適である。
【0048】また、前述した無印刷部分から印刷部分へ
の切り換わりから紙幣の後端を検出するものにおいて、
紙幣後端検知センサ38の発光素子39を、蹴出ローラ
23で送り出された紙幣により、次に送り出される送り
出し前の紙幣に陰影を生じさせるように斜めに配置すれ
ば、検出位置が無印刷部分から印刷部分に切り換わる時
点において、印刷部分ではなく陰影部分を検出すること
から受光レベルを極端に落ち込ませることができる(図
5においてT3時点以降の破線)。よって、より明確に
紙幣の送り出し方向における後端の検知を判定すること
ができる。この場合も、紙幣に限定されず、種々の紙葉
類に適用することができるが、厚みが比較的厚いものに
用いて好適である。
【0049】なお、以上の実施の形態においては、紙葉
類としての紙幣を短手方向に沿って送り出させる場合を
例にとり説明したが、長手方向に沿って送り出させる場
合に用いることも勿論可能であり、この場合も同様の効
果を発揮することになる。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
記載の紙葉類繰出装置によれば、紙葉類後端検知手段が
蹴出ローラで送り出された紙葉類の送り出し方向におけ
る後端を検知すると、制御手段がこれに基づいて蹴出ロ
ーラ駆動モータで蹴出ローラを停止させる。よって、前
記後端が蹴出ローラを越えるタイミングを計ることがで
き、このタイミングで蹴出ローラを停止させることで、
蹴出ローラによる次の紙葉類の送り出しを規制する。そ
して、この状態で、繰出ローラが紙葉類を完全に送り出
すまで待機する。したがって、繰出ローラが紙葉類を完
全に送り出す前に蹴出ローラが次の紙葉類を送り出すこ
とを防止することができ、紙葉類の重送および送り出し
不良等の障害の発生を未然に防ぐことができる。しか
も、紙葉類後端検知手段が、蹴出ローラで送り出された
紙葉類の送り出し方向における後端を検知するものであ
るため、異なる長さの紙葉類を取り扱う場合であって
も、前記後端が蹴出ローラを越えるタイミングを計るた
めに長さを検出したり該長さにより蹴出ローラの停止タ
イミングを修正したりする必要をなくすことができる。
【0051】本発明の請求項2記載の紙葉類繰出装置に
よれば、受光手段が蹴出ローラで送り出された紙葉類と
次に送り出される紙葉類とから反射光を順次受光する
と、制御手段が受光手段で検出される受光レベルに基づ
いて前記送り出された紙葉類の後端を検知する。すなわ
ち、送り出された紙葉類から次に送り出される紙葉類に
受光手段による受光対象が移った際の受光レベルの変化
で、制御手段は前記送り出された紙葉類の後端の検知を
判定する。したがって、蹴出ローラで送り出された紙葉
類の後端を容易に検知することができる。
【0052】本発明の請求項3記載の紙葉類繰出装置に
よれば、制御手段が、受光手段で検出される受光レベル
が紙葉類の無印刷部分から受光していると判定できるレ
ベルから紙葉類の印刷部分から受光していると判定でき
るレベルまで低下した時点で、送り出された紙葉類の後
端を検知したと判定するため、周囲に無印刷部分がある
紙葉類を用いる場合に、確実に送り出された紙葉類の後
端を検知することができる。
【0053】本発明の請求項4記載の紙葉類繰出装置に
よれば、発光手段が、蹴出ローラで送り出された紙葉類
により、次に送り出される紙葉類に陰影を生じさせる
と、制御手段が、受光手段で検出される受光レベルが、
この陰影から受光していると判定できるレベルまで低下
すると、送り出された紙葉類の後端を検知したと判定す
ることになる。よって、周囲に無印刷部分がない紙葉類
を用いる場合にも、確実に送り出された紙葉類の後端を
検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一の実施の形態による紙葉類繰出装
置の側断面図であって、紙幣の送り出し前の状態を示す
ものである。
【図2】 本発明の一の実施の形態による紙葉類繰出装
置の制御系のブロック図である。
【図3】 本発明の一の実施の形態による紙葉類繰出装
置の側断面図であって、送り出された紙幣の後端が蹴出
ローラに当接する状態を示すものである。
【図4】 本発明の一の実施の形態による紙葉類繰出装
置の紙幣後端検知センサおよびその検出位置等の一例を
示す図である。
【図5】 本発明の一の実施の形態による紙葉類繰出装
置の紙幣後端検知センサの受光レベルを示す特性線図で
ある。
【図6】 本発明の一の実施の形態による紙葉類繰出装
置の紙幣後端検知センサおよびその検出位置等の他の例
を示す図である。
【図7】 図6の紙幣に生じる陰影の状態を示す下面図
である。
【符号の説明】
23 蹴出ローラ 24 蹴出ローラ駆動モータ 29 繰出ローラ 38 紙幣後端検知センサ(紙葉類後端検知手段) 39 発光素子(発光手段) 40 受光素子(受光手段) 41 制御部(制御手段) S,S1,S2 紙幣(紙葉類)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−95625(JP,A) 特開 平8−59031(JP,A) 特開 平5−24318(JP,A) 特開 平1−247334(JP,A) 特開 平5−330678(JP,A) 特開 平9−301573(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 3/06 350

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集積紙葉類のうちの集積方向における一
    端の紙葉類に当接可能に配置されて該一端の紙葉類を送
    り出す蹴出ローラと、 該蹴出ローラの紙葉類の送り出し方向における前方に設
    けられ、該蹴出ローラで送り出された紙葉類をさらに送
    り出す繰出ローラと、 を有する紙葉類繰出装置において、 前記蹴出ローラで送り出された紙葉類の送り出し方向に
    おける後端を検知する紙葉類後端検知手段と、 前記蹴出ローラを駆動および停止させる蹴出ローラ駆動
    モータと、 前記紙葉類後端検知手段による紙葉類の送り出し方向に
    おける後端の検知に基づいて、前記繰出ローラを回転状
    態に維持しつつ前記蹴出ローラ駆動モータで前記蹴出ロ
    ーラを停止させる制御手段と、 を有することを特徴とする紙葉類繰出装置。
  2. 【請求項2】 前記紙葉類後端検知手段は、 前記蹴出ローラで送り出された紙葉類と次に送り出され
    る紙葉類とに光を照射可能な発光手段と、 前記蹴出ローラで送り出された紙葉類と次に送り出され
    る紙葉類とからの反射光を受光可能な受光手段とを有し
    ており、 前記制御手段は、前記受光手段で検出される受光レベル
    に基づいて前記送り出された紙葉類の後端を検知したと
    判定することを特徴とする請求項1記載の紙葉類繰出装
    置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記受光手段で検出さ
    れる受光レベルが、紙葉類の無印刷部分から受光してい
    ると判定できるレベルから紙葉類の印刷部分から受光し
    ていると判定できるレベルまで低下すると、前記送り出
    された紙葉類の後端を検知したと判定することを特徴と
    する請求項2記載の紙葉類繰出装置。
  4. 【請求項4】 前記発光手段を、前記蹴出ローラで送り
    出された紙葉類により、次に送り出される紙葉類に陰影
    を生じさせるように配置するとともに、 前記制御手段は、前記受光手段で検出される受光レベル
    が、前記陰影から受光していると判定できるレベルまで
    低下すると、前記送り出された紙葉類の後端を検知した
    と判定することを特徴とする請求項2記載の紙葉類繰出
    装置。
JP02480698A 1998-02-05 1998-02-05 紙葉類繰出装置 Expired - Fee Related JP3483755B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02480698A JP3483755B2 (ja) 1998-02-05 1998-02-05 紙葉類繰出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02480698A JP3483755B2 (ja) 1998-02-05 1998-02-05 紙葉類繰出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11222324A JPH11222324A (ja) 1999-08-17
JP3483755B2 true JP3483755B2 (ja) 2004-01-06

Family

ID=12148446

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02480698A Expired - Fee Related JP3483755B2 (ja) 1998-02-05 1998-02-05 紙葉類繰出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3483755B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013209181A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Brother Industries Ltd 画像記録装置及びプログラム
JP6450647B2 (ja) * 2015-05-29 2019-01-09 株式会社沖データ 媒体搬送装置
JP7327549B2 (ja) * 2017-12-27 2023-08-16 セイコーエプソン株式会社 媒体給送装置及び画像読取装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11222324A (ja) 1999-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4415002B2 (ja) 紙葉類繰り出し機構
JP6360307B2 (ja) シート給送装置、原稿給送装置、画像読取装置
JPH0281845A (ja) 給紙装置
US8561980B2 (en) Apparatus and method for singling sheet material
KR20110056945A (ko) 금융자동화기기의 지폐이송방법 및 그 장치
EP1934953B1 (en) Banknote validator with banknote stack receiver
US20020066994A1 (en) Sheet feeding apparatus and image forming apparatus provided with same
JP5244719B2 (ja) 紙葉類繰り出し機構
JP3483755B2 (ja) 紙葉類繰出装置
JP6612308B2 (ja) シート給送装置及び画像読取装置
JP2000339510A (ja) 紙葉類繰り出し装置
JP4415060B2 (ja) 紙葉類繰り出し機構
JP3351858B2 (ja) 紙葉類計数装置
JP3023269B2 (ja) 紙葉類収納繰出装置
JP3472689B2 (ja) 紙葉類堆積装置
JP5094143B2 (ja) 紙葉類繰出装置及び紙葉類集積装置
JP3483756B2 (ja) 紙葉類繰出装置
JP2572485B2 (ja) 紙幣入出金機における出金繰出制御装置
US20180265319A1 (en) Arrangement and Method for Aligning at Least One Note of Value
JP6839747B2 (ja) シート給送装置及び画像読取装置
JP3765375B2 (ja) 給紙方法及び記録装置
JP2778385B2 (ja) 紙葉類の分離供給制御装置
JP2736903B2 (ja) 紙葉類集積装置
JPH04323134A (ja) 紙葉類繰出し装置
JP4312565B2 (ja) シート給送装置及び該装置を備えた画像読取装置と画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030909

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121017

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121017

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131017

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees