JP3481896B2 - 定電圧回路 - Google Patents

定電圧回路

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JP3481896B2
JP3481896B2 JP32714999A JP32714999A JP3481896B2 JP 3481896 B2 JP3481896 B2 JP 3481896B2 JP 32714999 A JP32714999 A JP 32714999A JP 32714999 A JP32714999 A JP 32714999A JP 3481896 B2 JP3481896 B2 JP 3481896B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定電圧回路に関
し、特に、カレントミラー回路を有する定電流源回路と
ダイオードクランプ回路とを接続した定電圧回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】定電圧回路は、一定の電圧値が維持され
た安定的な出力電圧の供給が求められる。しかし、外気
温等の環境要因や、定電圧回路を構成する半導体素子の
形成素材が有する電気的特性等により、その安定性が阻
害されることがある。この半導体素子の電気的特性、特
に温度特性による影響を抑制して、安定した出力電圧を
得るべく、回路構成などによる種々の改良がなされてい
る。
【0003】この外部温度による影響を抑制して安定し
た出力電圧を供給する従来の定電圧回路の一例について
図4、図5を参照して説明する。図4に示すように、従
来の定電圧回路は、基準電圧源であるバンドギャップレ
ギュレータ回路(BGR回路)100と、正相入力21
0がBGR回路100の出力に接続されたAMP200
と、ゲートがAMP200の出力に接続されるととも
に、ドレインが電源電圧に接続されたnチャネルMOS
トランジスタNo1と、分圧抵抗R3及びR4とにより
構成される。
【0004】ここで、BGR回路100は、基準電流源
110と出力段120とを有し、基準電流源110は、
カレントミラー回路を構成するMOSトランジスタP1
及びP2と、他のカレントミラー回路を構成するMOS
トランジスタN1及びN2と、ダイオードD1及びD2
と抵抗R1とを有し、出力段120は、MOSトランジ
スタP3と抵抗R2とダイオードD3とを有する構成に
なっている。
【0005】このような構成により定電圧回路の出力電
圧Voutは、以下のように決められる。まず、BGR
回路100の出力電圧BGR_REFは、ボルツマン定
数をk、絶対温度をT、電子の電荷量をq、ダイオード
D1及びD2のジャンクション面積AをそれぞれA(D
1)及びA(D2)、ダイオードD3の順方向電圧をV
Fとすると、 BGR_REF=(R2/R1)・(kT/q)・logn{A(D2)/A( D1)}+VF(D3) ・・・(1) で表わされる。
【0006】この出力電圧BGR_REFから低電圧出
力VoutLを得るには、図4に示すように、分圧抵抗
R3とR4との間にVout端子を接続することで、 VoutL={R4/(R3+R4)}・BGR_REF ・・・(2) を用いて算出された電圧値として得ることができる。
【0007】一方、高電圧出力VoutHを得るには、
図5に示すように分圧抵抗R3とR4との間とAMP2
00の負相入力220とを接続し、AMP200の出力
端子に接続されたMOSトランジスタNo1のソースと
抵抗R3との間に出力端子Voutを接続することによ
り、 VoutH={(R3+R4)/R4}・BGR_REF ・・・(3) を用いて算出された電圧値として得ることができる。
【0008】このように、AMP200の帰還増幅特性
を利用して、変動する電圧を一定値に集束させることに
より、外部温度に影響されずに一定の出力電圧を供給す
ることができる。
【0009】また、外部環境温度等に影響されず安定し
た基板電位を供給可能な他の従来技術の一例が、特開平
8−272467号公報に基板電位発生回路として開示
されている。
【0010】この公報に開示の基板電位発生回路におい
ては、図6に示すように、ゲート電位制御回路310及
びpチャネルMOSトランジスタ320から構成される
定電流源330の出力電流が、pチャネルMOSトラン
ジスタ311のサブスレショルドスイング値及び抵抗3
12の値により決定される。また、リング発振回路40
0の動作を制御する信号out1は、上記出力電流の流
れるnチャネルMOSトランジスタ301、302、3
03の閾値の和に相当する所定電位でスイッチングされ
る。
【0011】上記出力電流は、電源電圧依存性がなく、
温度に比例して増加するので、所定電位は電源電圧に依
存せず、また、出力電流値および閾値の温度特性が互い
にキャンセルするため温度依存性も小さい。したがっ
て、外部動作条件の変動に影響を受けにくい安定な基板
電位の制御が可能である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示すようなBGR回路を用いた従来の定電圧回路におい
ては、AMP200や分圧抵抗R3及びR4などを用い
るためレイアウト占有面積が大きくなっていた。
【0013】また、特開平8−272467号公報に記
載の基板電位発生回路においては、基板電位レベル検出
回路300の出力電圧out1は定電圧出力ではなく、
「H」、「L」のスイッチングとして機能している。す
なわち、MOSトランジスタ301のドレイン・ソース
間の電圧を決めるためにMOSトランジスタ302及び
303を接続することにより、MOSトランジスタ30
3のソースにかかる基板電位VBBが変動したときに、
MOSトランジスタ301のドレイン・ソース間の電圧
を変化させて、MOSトランジスタ301をON又はO
FFさせている。
【0014】したがって、MOSトランジスタ301等
は、スイッチング機能を有して、出力信号out1をリ
ング発振回路400に送信することを目的とするため、
温度変化にともなう電流の量の変化に関して、特に改良
されているものではなかった。
【0015】本発明は、上記の問題を解決すべくなされ
たものであり、レイアウト専有面積を小さくするととも
に、温度依存のない安定した出力電圧を供給する定電圧
回路の提供を目的とする。
【0016】なお、特開平6−36570号公報に記載
の半導体記憶装置のセンスアンプ回路は、差動アンプを
用いてデータ線に流れる電流を検知し、センスアンプ内
のnチャネルMOSトランジスタによって、その電流の
変化を電圧の変化に変換する構成としてある。しかし、
この公報記載の半導体記憶装置のセンスアンプ回路にあ
っては、その電流の変化が外部温度の変化にともなうこ
とまでは想定されていない。したがって、電子素子の構
造及び回路構成が温度変化に対応していないため、上記
目的を達成することはできない。
【0017】
【課題を解決するための手段】この目的の達成を図るた
め、本発明の請求項1記載の定電圧回路によれば、pチ
ャネルMOSトランジスタ型カレントミラー回路と、n
チャネルMOSトランジスタ型カレントミラー回路と、
ダイオードクランプ回路とを有する定電圧回路であっ
て、ソースが定電圧回路の電源入力端子に接続されると
ともに、ゲートがpチャネルMOSトランジスタ型カレ
ントミラー回路の出力ノードに接続された出力側pチャ
ネルMOSトランジスタと、ドレイン及びゲートが出力
側pチャネルMOSトランジスタのドレイン及び定電圧
回路の出力端子に接続されるとともに、ソースが定電圧
回路のGND端子に接続された出力側nチャネルMOS
トランジスタとを有した出力段と、一端がnチャネルM
OSトランジスタ型カレントミラー回路の有するnチャ
ネルMOSトランジスタのドレインに接続された抵抗
と、一端がGND端子に接続されるとともに、他端がn
チャネルMOSトランジスタのドレインに接続される第
一のクランプダイオードと、一端がGND端子に接続さ
れるとともに、他端が抵抗の他端に接続される第二のク
ランプダイオードとを有したダイオードクランプ回路と
を備え、pチャネルMOSトランジスタ型カレントミラ
ー回路が、ソースが電源入力端子に接続された第一のp
チャネルMOSトランジスタと、ソースが電源入力端子
に接続されるとともに、ゲート及びドレインが第一のp
チャネルMOSトランジスタのゲートに接続された第二
のpチャネルMOSトランジスタとを有し、出力側nチ
ャネルMOSトランジスタの温度特性にもとづいて変化
する出力側nチャネルMOSトランジスタのドレイン・
ソース間の電流に合わせて出力側pチャネルMOSトラ
ンジスタのソース・ドレイン間に流れる電流が変化する
ようなゲート幅,ジャンクション面積,抵抗値を、それ
ぞれ出力側pチャネルMOSトランジスタ,第一及び第
二のクランプダイオード,抵抗が有した構成としてあ
る。
【0018】このように、カレントミラー回路及びダイ
オードクランプ回路を有する定電流回路に、出力側nチ
ャネルMOSトランジスタの温度特性にもとづき設定さ
れたゲート幅により形成された出力側pチャネルMOS
トランジスタを接続することとすれば、その温度特性に
もとづいて変化する出力側nチャネルMOSトランジス
タのドレイン・ソース間の電流に合わせて出力側pチャ
ネルMOSトランジスタのソース・ドレイン間に流れる
電流が変化するため、nチャネルMOSトランジスタへ
の電流信号が一定となるとともに、出力側nチャネルM
OSトランジスタの固有の温度特性に左右されることな
く、安定した出力電圧を供給することができる。また、
pチャネルMOSトランジスタを用いて出力電圧の安定
化を図るため、従来の定電圧回路と比較して、レイアウ
ト専有面積を小さくすることができる。
【0019】また、請求項2によれば、pチャネルMO
Sトランジスタ型カレントミラー回路と、nチャネルM
OSトランジスタ型カレントミラー回路と、ダイオード
クランプ回路とを有する定電圧回路であって、ソースが
定電圧回路の電源入力端子に接続されるとともに、ゲー
トがpチャネルMOSトランジスタ型カレントミラー回
路の出力ノードに接続された出力側pチャネルMOSト
ランジスタと、ドレイン及びゲートが出力側pチャネル
MOSトランジスタのドレイン及び定電圧回路の出力端
子に接続されるとともに、ソースが定電圧回路のGND
端子に接続された出力側nチャネルMOSトランジスタ
とを有した出力段と、一端がnチャネルMOSトランジ
スタ型カレントミラー回路の有するnチャネルMOSト
ランジスタのドレインに接続された抵抗と、一端がGN
D端子に接続されるとともに、他端がnチャネルMOS
トランジスタのドレインに接続される第一のクランプダ
イオードと、一端がGND端子に接続されるとともに、
他端が抵抗の他端に接続される第二のクランプダイオー
ドとを有したダイオードクランプ回路とを備え、pチャ
ネルMOSトランジスタ型カレントミラー回路が、ソー
スが電源入力端子に接続された第一のpチャネルMOS
トランジスタと、ソースが電源入力端子に接続されると
ともに、ゲート及びドレインが第一のpチャネルMOS
トランジスタのゲートに接続された第二のpチャネルM
OSトランジスタとを有し、nチャネルMOSトランジ
スタ型カレントミラー回路が、ソースが第一のpチャネ
ルMOSトランジスタのドレインに接続されるととも
に、ドレインが第一のクランプダイオードに接続された
第一のnチャネルMOSトランジスタと、ソースが第二
のpチャネルMOSトランジスタのドレインに接続され
るとともに、ゲートが第一のnチャネルMOSトランジ
スタのゲート及びソースに接続され、かつドレインが抵
抗の一端に接続された第二のnチャネルMOSトランジ
スタとを有し、出力側nチャネルMOSトランジスタの
温度特性にもとづいて変化する出力側nチャネルMOS
トランジスタのドレイン・ソース間の電流に合わせて出
力側pチャネルMOSトランジスタのソース・ドレイン
間に流れる電流を変化させて、出力側nチャネルMOS
トランジスタのゲート・ドレイン間の電圧を一定にする
ようなゲート幅,ジャンクション面積,抵抗値を、それ
ぞれ出力側pチャネルMOSト ランジスタ,第一及び第
二のクランプダイオード,抵抗が有した構成としてあ
る。
【0020】このように、出力側nチャネルMOSトラ
ンジスタの温度特性にもとづいて、出力側pチャネルM
OSトランジスタの第二のpチャネルMOSトランジス
タに対するゲート幅の大きさなどを設定し、この設定さ
れた値により形成された出力側pチャネルMOSトラン
ジスタなどにより回路構成することとすれば、外部温度
の変化に影響を受けずに一定の電圧を得ることができ
る。
【0021】また、請求項3によれば、pチャネルMO
Sトランジスタ型カレントミラー回路と、nチャネルM
OSトランジスタ型カレントミラー回路とを有する定電
圧回路であって、ソースが定電圧回路の電源入力端子に
接続されるとともに、ゲートがpチャネルMOSトラン
ジスタ型カレントミラー回路の出力ノードに接続された
出力側pチャネルMOSトランジスタと、ドレイン及び
ゲートが出力側pチャネルMOSトランジスタのドレイ
ン及び定電圧回路の出力端子に接続されるとともに、ソ
ースが定電圧回路のGND端子に接続された出力側nチ
ャネルMOSトランジスタとを有した出力段と、一端が
nチャネルMOSトランジスタ型カレントミラー回路の
有するnチャネルMOSトランジスタのドレインに接続
され、他端がGND端子に接続された抵抗とを備え、p
チャネルMOSトランジスタ型カレントミラー回路が、
ソースが電源入力端子に接続された第一のpチャネルM
OSトランジスタと、ソースが電源入力端子に接続され
るとともに、ゲート及びドレインが第一のpチャネルM
OSトランジスタのゲートに接続された第二のpチャネ
ルMOSトランジスタとを有し、出力側nチャネルMO
Sトランジスタの温度特性にもとづいて変化する出力側
nチャネルMOSトランジスタのドレイン・ソース間の
電流に合わせて出力側pチャネルMOSトランジスタの
ソース・ドレイン間に流れる電流を変化させて、出力側
nチャネルMOSトランジスタのゲート・ドレイン間の
電圧を一定にするようなゲート幅又は抵抗値を、出力側
pチャネルMOSトランジスタ,nチャネルMOSトラ
ンジスタ型カレントミラー回路のnチャネルMOSトラ
ンジスタ,抵抗が有した構成としてある。
【0022】また、請求項4によれば、pチャネルMO
Sトランジスタ型カレントミラー回路と、nチャネルM
OSトランジスタ型カレントミラー回路とを有する定電
圧回路であって、ソースが定電圧回路の電源入力端子に
接続されるとともに、ゲートがpチャネルMOSトラン
ジスタ型カレントミラー回路の出力ノードに接続された
出力側pチャネルMOSトランジスタと、ドレイン及び
ゲートが出力側pチャネルMOSトランジスタのドレイ
ン及び定電圧回路の出力端子に接続されるとともに、ソ
ースが定電圧回路のGND端子に接続された出力側nチ
ャネルMOSトランジスタとを有した出力段と、一端が
GND端子に接続された抵抗とを備え、pチャネルMO
Sトランジスタ型カレントミラー回路が、ソースが電源
入力端子に接続された第一のpチャネルMOSトランジ
スタと、ソースが電源入力端子に接続されるとともに、
ゲート及びドレインが第一のpチャネルMOSトランジ
スタのゲートに接続された第二のpチャネルMOSトラ
ンジスタとを有し、nチャネルMOSトランジスタ型カ
レントミラー回路が、ソースが第一のpチャネルMOS
トランジスタのドレインに接続されるとともに、ドレイ
ンがGND端子に接続された第一のnチャネルMOSト
ランジスタと、ソースが第二のpチャネルMOSトラン
ジスタのドレインに接続されるとともに、ゲートが第一
のnチャネルMOSトランジスタのゲート及びソースに
接続され、かつドレインが抵抗の他端に接続された第二
のnチャネルMOSトランジスタとを有し、出力側nチ
ャネルMOSトランジスタの温度特性にもとづいて変化
する出力側nチャネルMOSトランジスタのドレイン・
ソース間の電流に合わせて出力側pチャネルMOSトラ
ンジスタのソース・ドレイン間に流れる電流を変化させ
て、出力側nチャネルMOSトランジスタのゲート・ド
レイン間の電圧を一定にするようなゲート幅又は抵抗値
を、出力側pチャネルMOSトランジスタ,第一及び第
二のnチャネルMOSトランジスタ,抵抗が有した構成
としてある。
【0023】これらのように、ダイオードクランプ回路
を省略して回路全体の動作電圧をダイオードの順方向電
圧VF分低くした定電圧回路であっても、上記出力側p
チャネルMOSトランジスタ及び出力側nチャネルMO
Sトランジスタを接続することとすれば、温度依存のな
い安定した出力電圧を得ることができる。
【0024】また、出力側nチャネルMOSトランジス
タの温度特性にもとづいて、第一及び第二のnチャネル
MOSトランジスタのゲート幅などを決定し、この決定
された値により形成された第一及び第二のnチャネルM
OSトランジスタなどにより回路を構成することで、外
部温度の変化に影響を受けずに一定の電圧を出力するこ
とができる。
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。 [第一実施形態]まず、本発明の定電圧回路の第一実施
形態について、図1を参照して説明する。同図は、本実
施形態の定電圧回路の回路構成図である。
【0029】同図に示すように、本実施形態の定電圧回
路は、定電流源回路10と出力段20とで構成されてい
る。ここで、定電流源回路10は、pチャネルMOST
r型カレントミラー回路11を構成する第一のpチャネ
ルMOSトランジスタP1及び第二のpチャネルMOS
トランジスタP2と、nチャネルMOSTr型カレント
ミラー回路12を構成する第一のnチャネルMOSトラ
ンジスタN1及び第二のnチャネルMOSトランジスタ
N2と、クランプ用の第一のダイオードD1及び第二の
ダイオードD2と、抵抗R1とを有している。
【0030】MOSトランジスタP1は、ソースが電源
入力端子1に接続されている。また、MOSトランジス
タP2は、ソースが電源入力端子1に接続されるととも
に、ドレイン及びゲートがMOSトランジスタP1のゲ
ートに接続されている。MOSトランジスタN1は、ド
レイン及びゲートがMOSトランジスタP1のドレイン
に接続されている。また、MOSトランジスタN2は、
ドレインがMOSトランジスタP2のドレイン及びゲー
トに接続されているとともに、ゲートがMOSトランジ
スタN1のゲートに接続されている。
【0031】ダイオードD1は、アノードがMOSトラ
ンジスタN1のソースと、カソードがGND端子と接続
されている。また、ダイオードD2は、アノードが抵抗
R1と、カソードがGND端子と接続され、その抵抗R
1の他方はMOSトランジスタN2のソースと接続され
ている。
【0032】一方、出力段20は、出力側pチャネルM
OSトランジスタP3と、出力側nチャネルMOSトラ
ンジスタN3とを有している。MOSトランジスタP3
は、ゲートが定電流源回路10の出力ノード4となるM
OSトランジスタP2のドレインに接続され、ドレイン
が出力端子Vout(出力端子3)に接続されている。
また、MOSトランジスタN3は、ゲート及びドレイン
が出力端子Voutに接続され、ソースがGND端子に
接続されている。
【0033】本実施形態におけるMOSトランジスタN
3の温度特性と出力電圧Voutとの関係は、次のよう
にして求めることができる。まず、各MOSトランジス
タのゲート長及びゲート幅を設定する。MOSトランジ
スタP1とP2とのゲート長及びゲート幅は同じサイズ
とする。また、MOSトランジスタP2とP3とのゲー
ト長は同じサイズとし、P3のP2に対するゲート幅は
m倍の倍数とする。さらに、MOSトランジスタN1と
N2とのゲート幅及びゲート長は同じサイズとする。
【0034】このような設定にもとづき設計されたMO
Sトランジスタから構成される定電圧回路において、M
OSトランジスタP2のドレイン・ソース間の電流Io
(以下、Ioと略す。)は、300Kにおける(k・T
/q)≒26mVをT、電子の電荷量をq、ダイオード
D1のジャンクション面積をA(D1)、ダイオードD
2のジャンクション面積をA(D2)とすると、 Io=(1/R1)・(kT/q)・logn{A(D2)/A(D1)} ・・・(4) で表される。
【0035】したがって、MOSトランジスタN3のド
レイン・ソース間の電流I1(以下、I1と略す。)
は、 I1=m・Io=m・(1/R1)・(kT/q)・logn{A(D2)/A (D1)} ・・・(5) で求めることができる。
【0036】そして、このときの温度特性は、 △I1/△T=m・(1/R1)・(k/q)・logn{A(D2)/A(D 1)}−m・(1/R1)2・(△R/△T)・(kT/q)・logn{A(D 2)/A(D1)} ・・・(6) により算出することができる。
【0037】また、本実施形態の定電圧回路の出力電圧
Vout(以下、Voutと略す。)は、MOSトラン
ジスタN3のドレイン・ゲートショート時のゲート・ソ
ース間電圧(以下、VGS(N3)と略す。)に等しい
ことから、導伝係数(移動度と酸化膜容量の積)をβ、
MOSトランジスタN3のゲート幅をW、MOSトラン
ジスタN3のゲート長をL、MOSトランジスタN3の
閾値電圧をVTとすると、 Vout=VGS(N3)=[(2・I1)/{β・(W/L)}]0.5+ VT ・・・(7) で表すことができる。
【0038】ここで、(7)式中、プロセスで決まる閾
値電圧VT及び導伝係数βは、ともに負の温度依存性を
有する。したがって、出力電圧Voutにおける温度特
性と△I1/△Tとが一致するように、(7)式中のゲ
ート幅W及びゲート長L、(6)式中のゲート幅の倍数
m、抵抗値R1、ダイオードD1及びD2のジャンクシ
ョン面積A(D1)及びA(D2)のそれぞれを決定す
ることにより、温度依存のない定電圧回路を実現するこ
とができる。
【0039】次に、具体的な数値を用いて、MOSトラ
ンジスタN3の温度特性と出力電圧Voutとの関係に
ついて、図2を参照して説明する。図2は、MOSトラ
ンジスタN3が、ゲート長Lを10μm、ゲート幅Wを
10μmで形成されたときにおけるドレイン・ソース間
電流(以下、IDSと略す。)のVGSに対する温度特
性実測結果を示す相関グラフである。
【0040】同図において、例えば、Vout=VGS
(N3)=0.8VにおけるIDSの値は、外部温度が
25℃及び125℃のそれぞれにおいて、 IDS(25℃)=4.2μA IDS(125℃)=5.6μA であることが読み取れる。
【0041】また、その温度特性は、 △IDS/△T=(5.6μA−4.2μA)/(125℃−25℃)≒14 nA/℃ ・・・(8) である。
【0042】ここで、例えば、ゲート幅の倍数mを7、
抵抗R1を100KΩ、ダイオードD1及びD2のジャ
ンクション面積A(D1)及びA(D2)をそれぞれ1
0μmm2、100μmm2のように設定された電子素
子により、回路を構成することととすれば、(6)式よ
り、 △I1/△T=△IDS/△T=14nA/℃ ・・・(9) となる。
【0043】したがって、Vout=VGS(N3)=
0.8Vで一定な温度依存のない定電圧源が実現でき
る。
【0044】次に、例えば、Vout=VGS(N3)
=5Vに対するIDSの値を図2から読み取ると、 IDS=(25℃)=720μA IDS=(125℃)=672μA である。
【0045】また、その温度特性は、 △IDS/△T=(672μA−720μA)/(125℃−25℃)≒−4 80nA/℃ ・・・(10) である。
【0046】ここで、例えば、抵抗R1を+4000p
pm/℃の拡散抵抗で形成し、ゲート幅の倍数mを1
0、抵抗値R1を250Ω、ダイオードD1及びD2の
ジャンクション面積A(D1)及びA(D2)を10μ
mm2、20μmm2とすれば、(6)式より、 △I1/△T=△IDS/△T=−480nA/℃ ・・・(11) を得ることができる。
【0047】したがって、Vout=VGS(N3)=
5Vで一定な温度依存のない定電圧源が実現される。以
上説明したように、広範囲な出力電圧にわたって温度依
存のない定電圧出力回路ができる。
【0048】[第二実施形態]次に、本発明の第二実施
形態の定電圧回路について、図3を参照して説明する。
同図は、本実施形態の定電圧回路の構成を示す回路構成
図である。本実施形態は、第一実施形態の変形実施形態
であり、第一実施形態に対して、ダイオードD1及びD
2が省略されている点で相違する。他の構成については
第一実施形態と同様である。したがって、図3におい
て、図1と同様の構成部分については同一の符号を付し
て、その詳細な説明を省略する。
【0049】図3に示すように、本実施形態の定電圧回
路は、第一実施形態と比較して、ダイオードD1及びD
2により構成されるダイオードクランプ回路が接続され
ていない点で相違する。すなわち、MOSトランジスタ
N1のソースは、GND端子2に直接接続され、また、
N2のソースとGND端子2間には、抵抗R1のみが接
続されている。なお、このような回路構成からなる定電
流源回路は、MOSトランジスタN1及びN2について
の弱反転領域において用いられる。
【0050】本実施形態の定電圧回路において、MOS
トランジスタP2のドレイン・ソース間の電流Ioは、 Io=(1/R1)・(kT/q)・logn{W(N2)/W(N1)} ・・・(12) で表される。以下は、第一実施形態と同様である。
【0051】したがって、本実施形態においては、ゲー
ト幅の倍数m、抵抗値R1の他にMOSトランジスタN
1及びN2のゲート幅W(N1)及びW(N2)を、M
OSトランジスタN3の温度特性にあわせて設定するこ
とにより、一定の電圧の出力を得ることができる。
【0052】このように、ダイオードD1及びD2を省
略して回路全体の動作電圧をダイオードの順方向電圧V
F分低くした定電圧回路においても、MOSトランジス
タP3及びN3を接続することにより、外部温度の変化
に影響を受けることなく、一定の電圧を出力することが
可能となる。
【0053】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
定電圧回路によれば、カレントミラー回路及びダイオー
ドクランプ回路を有した定電流回路に、出力側nチャネ
ルMOSトランジスタの温度特性にもとづいて設定され
たゲート幅により形成された出力側pチャネルMOSト
ランジスタを接続して、その温度特性にもとづいて変化
する出力側nチャネルMOSトランジスタのドレイン・
ソース間の電流に合わせて出力側pチャネルMOSトラ
ンジスタのソース・ドレイン間に流れる電流を変化させ
ることで、nチャネルMOSトランジスタの固有の温度
特性に左右されることなく、安定した出力電圧を供給す
ることができる。また、pチャネルMOSトランジスタ
を用いて安定化を図ることにより、従来の定電圧回路と
比較して、レイアウト専有面積を小さくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態の定電圧回路の構成を示
す回路構成図である。
【図2】nチャネルMOSトランジスタのドレインとゲ
ートとをショートさせた場合の温度特性を示す特性グラ
フである。
【図3】本発明の第二実施形態の定電圧回路の構成を示
す回路構成図である。
【図4】従来の定電圧回路を示す回路構成図である。
【図5】従来の他の定電圧回路を示す回路構成図であ
る。
【図6】特開平8−272467号公報に記載の従来の
定電圧回路を示す回路構成図である。
【符号の説明】
1 電源入力端子 2 GND端子 3 出力端子 4 出力ノード 10 定電流源回路 11 pチャネルMOSTr型カレントミラー回路 12 nチャネルMOSTr型カレントミラー回路 13 ダイオードクランプ回路 20 出力段 100 バンドギャップレギュレータ回路(BGR回
路) 110 基準電流源 120 出力段 200 発振回路 210 正相入力 220 負相入力 300 基板電位レベル検出回路 301、302、303 nチャネルMOSトランジス
タ 310 ゲート電位制御回路 311 pチャネルMOSトランジスタ 312 抵抗 320 pチャネルMOSトランジスタ 330 定電流源 400 リング発振回路 500 チャージポンプ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05F 1/00 - 7/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 pチャネルMOSトランジスタ型カレン
    トミラー回路と、nチャネルMOSトランジスタ型カレ
    ントミラー回路と、ダイオードクランプ回路とを有する
    定電圧回路であって、 ソースが前記定電圧回路の電源入力端子に接続されると
    ともに、ゲートが前記pチャネルMOSトランジスタ型
    カレントミラー回路の出力ノードに接続された出力側p
    チャネルMOSトランジスタと、ドレイン及びゲートが
    前記出力側pチャネルMOSトランジスタのドレイン及
    び前記定電圧回路の出力端子に接続されるとともに、ソ
    ースが前記定電圧回路のGND端子に接続された出力側
    nチャネルMOSトランジスタとを有した出力段と、 一端が前記nチャネルMOSトランジスタ型カレントミ
    ラー回路の有するnチャネルMOSトランジスタのドレ
    インに接続された抵抗と、 一端が前記GND端子に接続されるとともに、他端が前
    記nチャネルMOSトランジスタのドレインに接続され
    る第一のクランプダイオードと、一端がGND端子に接
    続されるとともに、他端が前記抵抗の他端に接続される
    第二のクランプダイオードとを有したダイオードクラン
    プ回路とを備え、 前記pチャネルMOSトランジスタ型カレントミラー回
    路が、ソースが電源入力端子に接続された第一のpチャ
    ネルMOSトランジスタと、ソースが前記電源入力端子
    に接続されるとともに、ゲート及びドレインが前記第一
    のpチャネルMOSトランジスタのゲートに接続された
    第二のpチャネルMOSトランジスタとを有し、 前記出力側nチャネルMOSトランジスタの温度特性に
    もとづいて変化する前記出力側nチャネルMOSトラン
    ジスタのドレイン・ソース間の電流に合わせて前記出力
    側pチャネルMOSトランジスタのソース・ドレイン間
    に流れる電流が変化するようなゲート幅,ジャンクショ
    ン面積,抵抗値を、それぞれ前記出力側pチャネルMO
    Sトランジスタ,前記第一及び第二のクランプダイオー
    ド,前記抵抗が有した ことを特徴とする定電圧回路。
  2. 【請求項2】 pチャネルMOSトランジスタ型カレン
    トミラー回路と、n チャネルMOSトランジスタ型カレ
    ントミラー回路と、ダイオードクランプ回路とを有する
    定電圧回路であって、 ソースが前記定電圧回路の電源入力端子に接続されると
    ともに、ゲートが前記pチャネルMOSトランジスタ型
    カレントミラー回路の出力ノードに接続された出力側p
    チャネルMOSトランジスタと、ドレイン及びゲートが
    前記出力側pチャネルMOSトランジスタのドレイン及
    び前記定電圧回路の出力端子に接続されるとともに、ソ
    ースが前記定電圧回路のGND端子に接続された出力側
    nチャネルMOSトランジスタとを有した出力段と、 一端が前記nチャネルMOSトランジスタ型カレントミ
    ラー回路の有するnチャネルMOSトランジスタのドレ
    インに接続された抵抗と、 一端が前記GND端子に接続されるとともに、他端が前
    記nチャネルMOSトランジスタのドレインに接続され
    る第一のクランプダイオードと、一端がGND端子に接
    続されるとともに、他端が前記抵抗の他端に接続される
    第二のクランプダイオードとを有したダイオードクラン
    プ回路とを備え、 前記pチャネルMOSトランジスタ型カレントミラー回
    路が、ソースが電源入力端子に接続された第一のpチャ
    ネルMOSトランジスタと、ソースが前記電源入力端子
    に接続されるとともに、ゲート及びドレインが前記第一
    のpチャネルMOSトランジスタのゲートに接続された
    第二のpチャネルMOSトランジスタとを有し、 前記nチャネルMOSトランジスタ型カレントミラー回
    路が、ソースが前記第一のpチャネルMOSトランジス
    タのドレインに接続されるとともに、ドレインが前記第
    一のクランプダイオードに接続された第一のnチャネル
    MOSトランジスタと、ソースが前記第二のpチャネル
    MOSトランジスタのドレインに接続されるとともに、
    ゲートが前記第一のnチャネルMOSトランジスタのゲ
    ート及びソースに接続され、かつドレインが前記抵抗の
    一端に接続された第二のnチャネルMOSトランジスタ
    とを有し、 前記出力側nチャネルMOSトランジスタの温度特性に
    もとづいて変化する前記出力側nチャネルMOSトラン
    ジスタのドレイン・ソース間の電流に合わせて前記出力
    側pチャネルMOSトランジスタのソース・ドレイン間
    に流れる電流を 変化させて、前記出力側nチャネルMO
    Sトランジスタのゲート・ドレイン間の電圧を一定にす
    るようなゲート幅,ジャンクション面積,抵抗値を、そ
    れぞれ前記出力側pチャネルMOSトランジスタ,前記
    第一及び第二のクランプダイオード,前記抵抗が有した
    ことを特徴とする定電圧回路。
  3. 【請求項3】 pチャネルMOSトランジスタ型カレン
    トミラー回路と、nチャネルMOSトランジスタ型カレ
    ントミラー回路とを有する定電圧回路であって、 ソースが前記定電圧回路の電源入力端子に接続されると
    ともに、ゲートが前記pチャネルMOSトランジスタ型
    カレントミラー回路の出力ノードに接続された出力側p
    チャネルMOSトランジスタと、ドレイン及びゲートが
    前記出力側pチャネルMOSトランジスタのドレイン及
    び前記定電圧回路の出力端子に接続されるとともに、ソ
    ースが前記定電圧回路のGND端子に接続された出力側
    nチャネルMOSトランジスタとを有した出力段と、 一端が前記nチャネルMOSトランジスタ型カレントミ
    ラー回路の有するnチャネルMOSトランジスタのドレ
    インに接続され、他端が前記GND端子に接続された抵
    抗とを備え、 前記pチャネルMOSトランジスタ型カレントミラー回
    路が、ソースが電源入力端子に接続された第一のpチャ
    ネルMOSトランジスタと、ソースが前記電源入力端子
    に接続されるとともに、ゲート及びドレインが前記第一
    のpチャネルMOSトランジスタのゲートに接続された
    第二のpチャネルMOSトランジスタとを有し、 前記出力側nチャネルMOSトランジスタの温度特性に
    もとづいて変化する前記出力側nチャネルMOSトラン
    ジスタのドレイン・ソース間の電流に合わせて前記出力
    側pチャネルMOSトランジスタのソース・ドレイン間
    に流れる電流を変化させて、前記出力側nチャネルMO
    Sトランジスタのゲート・ドレイン間の電圧を一定にす
    るようなゲート幅又は抵抗値を、前記出力側pチャネル
    MOSトランジスタ,前記nチャネルMOSトランジス
    タ型カレントミラー回路のnチャネルMOSトランジス
    タ,前記抵抗が有した ことを特徴とする定電圧回路。
  4. 【請求項4】 pチャネルMOSトランジスタ型カレン
    トミラー回路と、nチャネルMOSトランジスタ型カレ
    ントミラー回路とを有する定電圧回路であって、 ソースが前記定電圧回路の電源入力端子に接続されると
    ともに、ゲートが前記pチャネルMOSトランジスタ型
    カレントミラー回路の出力ノードに接続された出力側p
    チャネルMOSトランジスタと、ドレイン及びゲートが
    前記出力側pチャネルMOSトランジスタのドレイン及
    び前記定電圧回路の出力端子に接続されるとともに、ソ
    ースが前記定電圧回路のGND端子に接続された出力側
    nチャネルMOSトランジスタとを有した出力段と、 一端が前記GND端子に接続された抵抗とを備え、 前記pチャネルMOSトランジスタ型カレントミラー回
    路が、ソースが電源入力端子に接続された第一のpチャ
    ネルMOSトランジスタと、ソースが前記電源入力端子
    に接続されるとともに、ゲート及びドレインが前記第一
    のpチャネルMOSトランジスタのゲートに接続された
    第二のpチャネルMOSトランジスタとを有し、 前記nチャネルMOSトランジスタ型カレントミラー回
    路が、ソースが前記第一のpチャネルMOSトランジス
    タのドレインに接続されるとともに、ドレインが前記G
    ND端子に接続された第一のnチャネルMOSトランジ
    スタと、ソースが前記第二のpチャネルMOSトランジ
    スタのドレインに接続されるとともに、ゲートが前記第
    一のnチャネルMOSトランジスタのゲート及びソース
    に接続され、かつドレインが前記抵抗の他端に接続され
    た第二のnチャネルMOSトランジスタとを有し、 前記出力側nチャネルMOSトランジスタの温度特性に
    もとづいて変化する前記出力側nチャネルMOSトラン
    ジスタのドレイン・ソース間の電流に合わせて前記出力
    側pチャネルMOSトランジスタのソース・ドレイン間
    に流れる電流を変化させて、前記出力側nチャネルMO
    Sトランジスタのゲート・ドレイン間の電圧を一定にす
    るようなゲート幅又は抵抗値を、前記出力側pチャネル
    MOSトランジスタ,前記第一及び第二のnチャネルM
    OSトランジスタ,前記抵抗が有 した ことを特徴とする
    定電圧回路。
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