JP3480787B2 - 角度調整機構 - Google Patents

角度調整機構

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JP3480787B2
JP3480787B2 JP17551596A JP17551596A JP3480787B2 JP 3480787 B2 JP3480787 B2 JP 3480787B2 JP 17551596 A JP17551596 A JP 17551596A JP 17551596 A JP17551596 A JP 17551596A JP 3480787 B2 JP3480787 B2 JP 3480787B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、机上に
載置して使用する電話機に適用して好適な角度調整機構
に関する。 【0002】 【従来の技術】机上に載置して使用する電話機の操作部
の操作性の向上、およびLCD(液晶ディスプレイ)表
示部の視認性の向上のために、電話機の操作面と机面と
のなす角度を調整できる機構が従来から提案されてい
る。 【0003】図6は、従来の電話機の角度調整機構の例
を示すものである。すなわち、図6は、電話機のケース
を、その底面側から見た部分の斜視図を示すもので、1
は電話機のケースのベース側部分(以下、ベースとい
う)であり、1aはその底面である。 【0004】角度調整機構は、板状の2つの機構部品2
および3により構成される。すなわち、これら機構部品
2と機構部品3とは、それぞれ板状部の端縁において、
互いのなす角度が可変となるように、図の矢印AR1で
示す方向に回動自在に連結部4aおよび4bで連結され
ている。連結部4aおよび4bを結ぶ方向が、機構部品
2、3間の回転軸の方向となる。 【0005】そして、一方の機構部品2は、機構部品3
との連結部とは反対側の端縁において、ベース1の底面
1aに設けられた連結部5に対して、図の矢印AR2で
示すように回転自在に連結されている。 【0006】また、他方の機構部品3は、機構部品2と
の連結部とは反対側の端縁に係合突起6a,6bを備え
る。そして、ベース1の底面1aには、この係合突起6
a,6bが挿入されて、ロックされるように構成された
係合凹孔7a,7bが設けられている。 【0007】そして、電話機の操作面と、机面とのなす
角を大きくして、電話機を使用する場合には、係合突起
6a,6bを、係合凹孔7a,7bに挿入させてロック
させる。これにより、電話機の操作面とLCDの表示面
と、机面とのなす角が大きくなり、操作性と表示部の視
認性の向上が期待できる。 【0008】しかし、この図6の角度調整機構の場合、
形状の異なる2つの機構部品2、3が必要であるため
に、2つの成型部品が必要であり、製造コストが高くな
ると共に、組み立て工数が多く必要になるという問題が
ある。 【0009】これに対して、例えばパーソナルコンピュ
ータ用のキーボードなどの入力操作装置の操作面の角度
を変化させる機構として、機構部品を一つしか使用しな
いものがあり(例えば実開平5−23573号公報参
照)、これを電話機の前記の角度調整機構として利用す
ることが考えられる。 【0010】図7は、このキーボード用の角度調整機構
の例を示すものである。この角度調整機構は、一つの矩
形の板状の機構部品11からなり、その一端縁側の両端
部に、回転軸受けとなる凹穴12a,12bを備えると
共に、回転係止用の凹溝13を備える。 【0011】そして、キーボードのケース14の底面1
4a側には、この機構部品11を収納する矩形凹部15
が設けられると共に、この矩形凹部15の側壁には前記
機構部品11の凹穴12a,12bと係合して回転軸と
して作用する突部16a,16bが設けられている。さ
らに、矩形凹部15の底部には、前記機構部品11の凹
溝13に嵌合する弾性凸条17が設けられている。 【0012】この図7の角度調整機構の場合、機構部品
11は、その凹穴12a,12bに矩形凹部15に設け
られている突部16a,16bとが嵌合されて、キーボ
ードケース14に対して回転自在に取り付けられる。そ
して、この角度調整機構を使用しない場合には、矩形凹
部15内に、機構部品11がすべて収納されて、キーボ
ードケースの底面14aよりも突出しないようにされ
る。 【0013】そして、キーボードの操作面の机面に対す
る傾斜をより大きくする場合には、機構部品11を回動
させて、矩形凹部15から取り出し、凹溝13と弾性凸
条17とが係合するようにしてロックする。これによ
り、機構部品11はキーボードケース14を斜めに保持
する脚として働き、机面とキーボードの操作面との角度
をより大きくすることができる。 【0014】 【発明が解決しようとする課題】図7の従来例の角度調
整機構の場合には、機構部品は一つでよく、構成も非常
に簡単である。 【0015】しかしながら、この図7の従来例では、機
構部品11を矩形凹部15から回動させて取り出し、キ
ーボードケースを斜めに保持する脚として働かせた場
合、機構部品11とケース14との間の固定は、凹溝1
3と弾性凸条17との係合のみであるため、不十分であ
る。このため、使用者の意図とは無関係に、使用者のボ
タン操作などにより、機構部品11に対して、これを矩
形凹部15側に回動させる力が働くと、機構部品11が
矩形凹部15に収納される状態に戻ってしまう問題があ
った。 【0016】この発明は、以上の点にかんがみ、機構部
品は一つでよく、しかも、角度調整用の脚として使用す
る状態でのケースと機構部品との間の固定が十分である
角度調整機構を提供することを目的とする。 【0017】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明による角度調整機構は、ケースと、前記ケ
ースの底面に設けられた凹部に収納される1個の板状片
とからなり、前記ケースの底面に対して前記板状片が、
当該板状片の厚さ方向に直交する方向を回動軸方向とし
て、前記ケースの底面となす角度を変えるように回動可
能に取り付けられる角度調整機構であって、前記板状片
には、前記ケースの底面に直交する、互いに平行な一対
の端面側において、前記ケースに対して前記板状片を回
動可能に取り付けるための一対の嵌合突部(あるいは嵌
合孔)が設けられ、また、前記一対の嵌合突部(あるい
は嵌合孔)の間の位置において前記一対の嵌合突部(あ
るいは嵌合孔)を互いに結ぶ直線側に膨出する前記板状
片と一体の突出部が設けられ、さらに、前記突出部と前
記一対の嵌合突部(あるいは嵌合孔)との間において前
記直線側に突出する弾性係合突起が設けられ、前記ケー
スには、前記凹部内の前記ケースの底面に垂直な方向の
互いに平行な一対の壁において、前記板状片の前記一対
の嵌合突部(あるいは嵌合孔)に回動自在に嵌合する一
対の嵌合孔(あるいは嵌合突部)が設けられると共に、
前記板状片の前記突出部が挿入されて当該板状片を回動
不能に保持するようにするための挿入凹部および前記板
状片の前記弾性係合突起が係合する係合挿入孔が設けら
れ、前記ケースの前記一対の嵌合孔(あるいは前記板状
片の前記一対の嵌合孔)が、前記板状片と前記ケース底
面とのなす角度が零でない所定の角度の状態において当
該所定の角度の延長方向に長い長孔で構成されて、前記
板状片の前記一対の嵌合突部(あるいは前記ケースの前
記一対の嵌合突部)が前記長孔内を前記所定の角度の方
向に摺動移動可能となるように構成されると共に、前記
板状片を、前記ケースの底面に対して前記所定の角度に
なるように回動させた後、前記ケースの内部方向に摺動
移動させたときに、前記板状片と一体の前記突出部が前
記挿入凹部に挿入されると共に、前記弾性係合突起が前
記係合挿入孔に弾性的に係合されることにより、前記板
状片が前記ケースに回動不能に保持されることを特徴と
する。 【0018】 【作用】上述の構成のこの発明による角度調整機構にお
いては、ケース以外の機構部品は板状片の一つだけでよ
い。そして、この板状片を脚として働かせる場合には、
所定の角度まで、この板状片を回動した後、ケース内部
方向に板状片を真っ直ぐに押し込むようにする。する
と、板状片の一部がケース底面の挿入凹部に挿入され
て、板状片の回転を阻止する状態になり、板状片とケー
スとの固定が十分に行われる。 【0019】 【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態
を、電話機の角度調整機構の場合を例にとって、図を参
照しながら説明する。 【0020】図1は、この実施の形態の電話機の角度調
整機構を示すものであって、電話機のケースを、その底
面側から見た部分の分解斜視図である。この図1におい
て、21は、電話機のケースのベース側部分(以下、ベ
ースという)であり、21aはその底面である。また、
31は、角度調整用の機構部品としての板状片である。
この実施の形態の場合、ベース21および板状片31
は、それぞれ弾性を有する合成樹脂で構成されている。 【0021】ベース21の底面21aには、板状片31
の形状に応じた凹部22が設けられ、後述もするよう
に、板状片31と底面21aとのなす角度が零であると
きには、板状片31は、図2に示すように、この凹部2
2内にすっぽりと納まり、底面21aより突出しないよ
うに構成されている。 【0022】板状片31は矩形形状を有しており、その
長手方向の両端部には、この板状片31と一体であっ
て、この板状片31の板面とは直交する板面32a,3
3aを有する板状係合アーム32、33が、それぞれ、
板状片31の一方の長辺31a側に突出するように設け
られている。 【0023】そして、この板状係合アーム32、33
の、板状片31の板面とは直交する板面32a,33a
には、板状片31の回転軸となる、断面が円柱状の突部
34、35が設けられている。 【0024】凹部22内には、前記突部34、35に対
応して、これら突部34、35がそれぞれ嵌合する嵌合
孔23、24が設けられる。板状片31は、突部34、
35が、これら嵌合孔23、24に挿入されることによ
り、ベース21と連結される。そして、連結された状態
では、板状片31は、図1の一点鎖線30で示す方向を
回転軸方向として、ベース底面21aとのなす角度を変
えるように回動可能となる。 【0025】嵌合孔23、24は、図2および図3にも
示すように、ベース底面21aに対して所定の角度θを
もって、ベース21の内部方向に向かう方向に長い長孔
とされている。この例では、角度θは、例えば約100
度程度とされている。 【0026】この場合、図2に示すように、板状片31
が凹部22内に、納まっている状態では、突部34およ
び突部35は、嵌合孔23および24を構成する長孔の
一番底面21a側に位置する状態となるように構成され
ている。 【0027】また、板状片31の前記長辺31aの中ほ
どの部分は、板状係合アーム32、33と同様の方向に
矩形状に突出する矩形突出部36とされている。 【0028】凹部22には、板状片31とベース21と
を連結した状態において、この矩形突出部36と衝合す
る回転案内壁部25が形成される。この回転案内壁部2
5は、図4に示すように、矩形突出部36と衝合する部
分が円弧状曲面とされる。板状片31は、図4に示すよ
うに、この矩形突出部36と回転案内壁部25との衝合
状態により案内されて、ベース21に対して回転する。
この回転中は、図3Aに示すように、突部34、35の
位置は、長孔の嵌合孔23、24の一番底面21a側に
位置した状態をほぼ保つことになる。 【0029】そして、板状片31を、図3Bに示すよう
に、ベース底面21aに対して角度θだけ回転させる
と、突部34、35が長孔の嵌合孔23、24に案内さ
れて、ベース21の内部方向に移動可能な状態となる。
つまり、板状片31は、嵌合孔23、24の長孔に沿う
ベース内部方向に向かって摺動移動できる状態になる。 【0030】そして、板状片31がベース底面21aに
対して角度θだけ回転した位置のときに、板状片31の
矩形突出部36が対面するベース21の部分には、この
矩形突出部36を丁度収容することができる大きさ、形
状の開口挿入凹部26が設けられている。 【0031】したがって、板状片31をベース底面21
aに対して角度θだけ回転させた後、この板状片31を
ベース21側に押すと、突部34、35が嵌合孔23、
24に沿って直線的に摺動移動すると共に、矩形突出部
36が、図4に示すように、開口挿入凹部26に挿入さ
れる。 【0032】このように、矩形突出部36が開口挿入凹
部26内に挿入された状態では、この開口挿入凹部26
が矩形突出部36、延いては板状片31を、その状態に
保持する状態になるので、図4の矢印AR3で示す方向
の力が、板状片31に加わったとしても、この板状片3
1のベース21に対する状態は変わらず、板状片31は
ベースに対して固定されることになる。 【0033】例えば、開口挿入凹部26の大きさと、矩
形突出部36との大きさとを、ほぼ一致させ、矩形突出
部36を開口挿入凹部26内に、弾性的に圧入するよう
にすることで、板状片31のベース21に対する固定を
行うことができる。 【0034】しかし、この実施の形態では、これら開口
挿入凹部26と、矩形突出部36の部分の作り易さを考
慮して、開口挿入凹部26の大きさを、矩形突出部36
の大きさよりも若干大きめに形成して、矩形突出部36
が開口挿入凹部26内を比較的容易に摺動移動できるよ
うにしている。そして、この実施の形態では、板状片3
1をベース21に確実に係止するために、次のような係
止手段を用いている。 【0035】すなわち、板状片31の前記長辺31a
の、前記矩形突出部36の両側には、係止手段を構成す
る弾性係合突起37、38が設けられている。この弾性
係合突起37、38は、板状であり、板面方向に直交す
る方向に弾性偏倚可能である。そして、この弾性係合突
起37、38の先端には、この突起37、38の突出方
向と直交する方向に膨出する膨出部37a,38aが形
成されている。 【0036】一方、ベース21のベース面21aの開口
挿入凹部26の両側には、板状片31の前記弾性係合突
起37、38が挿入される係合挿入孔27、28が形成
される。そして、この係合挿入孔27、28の底部に
は、図5に示すように、弾性係合突起37、38の板面
方向に突出する突起27a,28aが設けられている。 【0037】そして、弾性係合突起37、38が係合挿
入孔27、28に挿入されて、押し込まれると、弾性係
合突起37、38の膨出部37a,38aが、係合挿入
孔27、28内の突起27a,28aを乗り越えて、膨
出部37a,38aと、突起27a,28aとが係合し
て、板状片31をベース21に係止する。突起27a,
28aは、曲面を有しているので、板状片31を強く、
引っ張ると、膨出部37a,38aと突起27a,28
aとの係合が解除され、板状片31とベース21との係
止は解除される。 【0038】なお、板状片31の2つの短辺の前記板状
係合アームとは反対側には、この板状片31を、ベース
21の凹部22内に収納した状態で係止するために用い
られる膨出部39a、39b(膨出部39bは図示せ
ず)が設けられている。そして、この膨出部39a,3
9bに対応する凹部22の位置には、この膨出部39
a,39bと係合する凹溝29a、29bが形成されて
いる。 【0039】したがって、図2に示すように、板状片3
1を凹部22内に収納しているときには、膨出部39
a,39bが、凹溝29a,29b内に嵌合して、板状
片31は凹部22内に係止される。 【0040】以上のように構成された角度調整機構を使
用して、電話機を机面とのなす角度が大きくなるように
するには、板状片31を凹部22に収納された状態か
ら、角度θだけ、回転した後、ベース21の内部方向に
直線的に摺動移動させて、板状片31の一部である矩形
突出部36をベース21の開口挿入凹部26に挿入し、
また、弾性係合突起37、38を係合挿入孔27、28
より挿入して、膨出部37a,38aと突起27a,2
8aとの係合により板状片31をベース21に固定して
使用する。 【0041】前述したように、この状態では、開口挿入
凹部26に板状片31の矩形突出部36が挿入されるの
で、板状片31に対して、その回転方向に力が加わった
としても、板状片31は、ベース21に対して安定に固
定され、その角度調整状態が保持される。 【0042】また、電話機をベース形状のままの角度で
使用する場合には、板状片31を凹部22内に収納する
ように回転し、膨出部39a,39bを、凹溝29a,
29b内に嵌合させて、板状片31を凹部22内に係止
する。この収納状態では、板状片31は凹部22内に完
全に収納される。このため、角度調整用の板状片31を
収納して電話機を使用する場合にも、違和感がない。 【0043】なお、以上の例では、板状片31と、ベー
ス21との連結部は、板状片31側に突部が設けられ、
ベース21側に嵌合孔が設けられた構成であるが、板状
片31側に嵌合孔が設けられ、ベース21側に突部が設
けられる構成であってもよい。 【0044】また、以上の例は、電話機の角度調整機構
の例であるが、角度調整対象は、これに限られるもので
はなく、例えばキーボード等の操作入力装置にも適用で
きることは言うまでもない。 【0045】 【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、角度調整用の機構部品は、板状片の一つでよいた
め、部品点数、組み立てコストを低減することができる
共に、この板状片をケースに対して回転した後、ケース
の内部方向に直線的に摺動移動させて、板状片の一部を
ケースの挿入凹部に挿入するようにして固定するので、
回転方向の力が加わっても安定に固定状態を保持するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明による角度調整機構の一実施の形態の
分解斜視図である。 【図2】この発明の一実施の形態において、角度調整用
の板状片がケース内に収納された状態を示す図である。 【図3】この発明の一実施の形態において、角度調整用
の板状片の動きを説明するための図である。 【図4】この発明の一実施の形態において、角度調整用
の板状片の動きを説明するための図である。 【図5】この発明の一実施の形態において、角度調整用
の板状片とケースの係止状態を説明するための図であ
る。 【図6】従来の角度調整機構の一例を示す図である。 【図7】従来の角度調整機構の他の例を示す図である。 【符号の説明】 21 ベース 22 凹部 23、24 嵌合孔 25 回転案内壁部 26 開口挿入凹部 27、28 挿入孔 31 板状片 32、33 板状係合アーム 34、35 突部 36 矩形突出部 37、38 弾性係合突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 道本 貞介 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 実開 平5−23573(JP,U) 実開 昭61−93058(JP,U) 実開 昭62−152541(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/02 - 1/23 H05K 5/00 - 5/06

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】ケースと、前記ケースの底面に設けられた
    凹部に収納される1個の板状片とからなり、前記ケース
    の底面に対して前記板状片が、当該板状片の厚さ方向に
    直交する方向を回動軸方向として、前記ケースの底面と
    なす角度を変えるように回動可能に取り付けられる角度
    調整機構であって、 前記板状片には、前記ケースの底面に直交する、互いに
    平行な一対の端面側において、前記ケースに対して前記
    板状片を回動可能に取り付けるための一対の嵌合突部
    (あるいは嵌合孔)が設けられ、また、前記一対の嵌合
    突部(あるいは嵌合孔)の間の位置において前記一対の
    嵌合突部(あるいは嵌合孔)を互いに結ぶ直線側に膨出
    する前記板状片と一体の突出部が設けられ、さらに、前
    記突出部と前記一対の嵌合突部(あるいは嵌合孔)との
    間において前記直線側に突出する弾性係合突起が設けら
    れ、 前記ケースには、前記凹部内の前記ケースの底面に垂直
    な方向の互いに平行な一対の壁において、前記板状片の
    前記一対の嵌合突部(あるいは嵌合孔)に回動自在に嵌
    合する一対の嵌合孔(あるいは嵌合突部)が設けられる
    と共に、前記板状片の前記突出部が挿入されて当該板状
    片を回動不能に保持するようにするための挿入凹部およ
    び前記板状片の前記弾性係合突起が係合する係合挿入孔
    が設けられ、 前記ケースの前記一対の嵌合孔(あるいは前記板状片の
    前記一対の嵌合孔)が、前記板状片と前記ケース底面と
    のなす角度が零でない所定の角度の状態において当該所
    定の角度の延長方向に長い長孔で構成されて、前記板状
    片の前記一対の嵌合突部(あるいは前記ケースの前記一
    対の嵌合突部)が前記長孔内を前記所定の角度の方向に
    摺動移動可能となるように構成されると共に、 前記板状片を、前記ケースの底面に対して前記所定の角
    度になるように回動させた後、前記ケースの内部方向に
    摺動移動させたときに、前記板状片と一体の前記突出部
    が前記挿入凹部に挿入されると共に、前記弾性係合突起
    が前記係合挿入孔に弾性的に係合されることにより、前
    記板状片が前記ケースに回動不能に保持されることを特
    徴とする角度調整機構。
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