JP3480349B2 - ステッピングモータ制御装置 - Google Patents

ステッピングモータ制御装置

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JP3480349B2
JP3480349B2 JP01893799A JP1893799A JP3480349B2 JP 3480349 B2 JP3480349 B2 JP 3480349B2 JP 01893799 A JP01893799 A JP 01893799A JP 1893799 A JP1893799 A JP 1893799A JP 3480349 B2 JP3480349 B2 JP 3480349B2
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P8/00Arrangements for controlling dynamo-electric motors rotating step by step
    • H02P8/40Special adaptations for controlling two or more stepping motors

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)
  • Control By Computers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(目次) 発明の属する技術分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1,図2) 発明の実施の形態(図3〜図5) 発明の効果
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のステッピン
グモータを使用する印刷装置等の装置において、これら
のステッピングモータの動作を制御するために用いられ
る装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ステッピングモータは、デジタ
ル信号により制御でき、速度制御を広範囲に行なうこと
ができるとともに高精度な位置決めが可能であり、更
に、回転方向を自由に変化させることができる等の理由
により、例えば、印刷装置等において、制御用アクチュ
エータとして、印刷用紙の搬送系や稼動部等の速度制御
や位置決め制御等に広く用いられている。
【0003】ステッピングモータは、パルス信号(ステ
ッピングモータ駆動用相信号)によって相切替を行なう
ことにより回転するようになっており、このステッピン
グモータ駆動用相信号を変化させることにより、所望の
回転速度を得ることができるようになっている。そし
て、従来のステッピングモータ制御装置においては、上
述のステッピングモータ駆動用相信号を作成するための
駆動データ(以下、スルーイングデータと称する)を、
予め各ステッピングモータ毎にそれぞれ用意している。
【0004】例えば、ステッピングモータを特定の回転
速度で回転させる場合には、目標回転速度に到達するま
での加速用もしくは減速用のスルーイングデータが必要
であり、又、ステッピングモータが目標回転速度に到達
した後に、一定速度で回転させるためには定速用スルー
イングデータが必要である。そして、これらのスルーイ
ングデータをそれぞれ各ステッピングモータ毎に用意し
ている。
【0005】そして、例えば、印刷装置等においては、
ステッピングモータ毎にこれらの種々のスルーイングデ
ータを予め用意するとともに、これらのスルーイングデ
ータをROM等の記憶媒体中に格納しておき、CPU
(Central Processing Unit :中央処理装置 )等による
制御の下、予め用意されたプログラムに従って、記憶媒
体に格納されたこれらのスルーイングデータの中から必
要なスルーイングデータを読み出し、このスルーイング
データによって作成された駆動データで各ステッピング
モータを駆動する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のステッピングモータ制御装置においては、ス
テッピングモータ毎にそれぞれ全てのスルーイングデー
タを用意しているので、例えば、複数のステッピングモ
ータをそなえる装置においては、メモリ等の記憶媒体
に、全てのステッピングモータのスルーイングデータを
格納するための領域が必要である。このため、ステッピ
ングモータの使用数の増加に従ってスルーイングデータ
の格納領域が増大し、必要とする記憶媒体の容量が増大
するという課題がある。
【0007】また、一般に、ステッピングモータはDC
モータよりも安価であるので、装置を設計するにあたっ
て、モータの使用個所にはなるべくステッピングモータ
を用いたいという経済的な要求があり、必然的に、ステ
ッピングモータの使用数が増加するので、これによって
もスルーイングデータの格納のために必要とする記憶媒
体の容量が増大するという課題がある。
【0008】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、駆動データを少なくする工夫を施すことによ
り、駆動データに要する記憶部の容量を低減させること
ができるようにしたステッピングモータ制御装置を提供
することを目的とする。
【0009】
【0010】
【課題を解決するための手段】図1および図2に示すよ
うに、本発明のステッピングモータ制御装置は、同様の
動作を行なう複数のステッピングモータの動作をそれぞ
れ制御する複数の制御回路2−1〜2−nを有するとと
もに、各制御回路2−1〜2−nにおいてステッピング
モータ駆動用相信号を生成するための駆動データであっ
て、各制御回路で共用の駆動データを複数格納する記憶
部1を有している。そして、記憶部に格納された複数の
駆動データが互いに異なるものであり、複数の制御回路
2−1〜2−nが、互いに異なる複数の駆動データのう
ちの一つを記憶部1から選択的に読み出して用いるよう
になっている。また、記憶部1において、所定アドレス
で指定される領域に駆動データを格納し、制御回路2−
1〜2−nが、所定アドレスを指定することにより、特
定の駆動データを記憶部1から選択的に読み出してもよ
い。
【0011】さらに、記憶部1の駆動データに、この駆
動データによって駆動されるステッピングモータの動作
状態を示す動作情報を付加してもよい。また、各制御回
路2−1〜2−nが、駆動データの読出時に、この駆動
データに付加された動作情報に基づいてステッピングモ
ータの動作状態の変化を検出すると、割り込み信号を出
力してもよい。
【0012】さらに、各制御回路2−1〜2−nが、外
部からステッピングモータの動作状態を指示する指示信
号を入力されると、指示信号に応じた駆動データを記憶
部1から読み出し、読み出された駆動データを用いてス
テッピングモータの動作を制御してもよい。なお、指示
信号が、ステッピングモータの動作に関わる状態情報を
検出するセンサからの検出信号でもよく、ステッピング
モータの動作に関わる計時を行なうタイマからの出力信
号でもよい。
【0013】また、各制御回路2−1〜2−nが、指示
信号を入力されてから所定時間だけ経過した後に、指示
信号に応じた駆動データを記憶部1から読み出してもよ
い。さらに、各制御回路2−1〜2−nが、起動後のス
テッピングモータの回転ステップ数を検出し、検出され
た回転ステップ数が予め設定された指定値と一致した場
合に、所定の駆動データを記憶部1から読み出し、読み
出された所定の駆動データを用いてステッピングモータ
の動作を制御してもよい。
【0014】なお、各制御回路2−1〜2−nが、起動
後のステッピングモータの回転ステップ数を検出し、検
出された回転ステップ数を上位装置に通知してもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図3は本発明の一実施形態として
のステッピングモータ制御装置の構成を示すブロック図
で、本発明の一実施形態としてのステッピングモータ制
御装置10は、複数のステッピングモータ16−1〜1
6−nの動作をそれぞれ制御する制御装置であって、図
3に示すように、MPU11,ステッピングモータ制御
レジスタ12,メモリ(記憶部)13,ステッピングモ
ータ制御回路(制御回路)14−1〜14−nおよびス
テッピングモータ駆動回路15−1〜15−nをそなえ
て構成されている。
【0016】ステッピングモータ16−1〜16−n
は、本実施形態のステッピングモータ制御装置10によ
りその駆動を制御されるものであり、本実施形態におい
ては、n個のステッピングモータ16−1〜16−nが
駆動制御されるようになっている。なお、以下、これら
の複数のステッピングモータ16−1〜16−nを、便
宜上、ステッピングモータ16と称する場合がある。
【0017】MPU11は、ステッピングモータ制御レ
ジスタ12を用いて本装置を統括的に管理・制御するも
のである。ステッピングモータ制御回路14−1〜14
−nは、MPU11による制御の下、ステッピングモー
タ駆動回路15−1〜15−nに対して、ステッピング
モータ16−1〜16−nの加減速や位置決めを指示す
るものであって、ステッピングモータ駆動回路15−1
〜15−nを介してステッピングモータ16−1〜16
−nの動作をそれぞれ制御するものであり、図1に示す
制御回路2として機能するものである。
【0018】すなわち、ステッピングモータ制御回路1
4−1〜14−nは、メモリ13に格納されているスル
ーイングデータ(駆動データ)からステッピングモータ
駆動用相信号を作成して、このステッピングモータ駆動
用相信号をステッピングモータ駆動回路15−1〜15
−nにそれぞれ出力するようになっている。ここで、ス
ルーイングデータは、ステッピングモータ16の相信号
を切り換えるステッピングモータ駆動用相信号を作成す
るためのタイマデータと、このタイマデータ(ステッピ
ングモータ駆動用相信号)によって駆動されるステッピ
ングモータ16の動作状態を示す動作情報とにより構成
されている。
【0019】ステッピングモータ駆動用相信号は、ステ
ッピングモータ16の回転速度,方向,角度,ステッピ
ングモータ16の歩進数に対応した加減速パターン,位
置決め上の制御タイミングパルス等を指示するための信
号であって、主にパルスと回転方向信号とからなるもの
である。動作情報は、各ステッピングモータ16の動作
状態を示すもので、例えば、加速中,減速中,定速回転
中,停止中,モータ電流のセレクト状態等の状態を示す
情報である。
【0020】なお、本実施形態においては、ステッピン
グモータ制御回路14−1〜14−nは、ステッピング
モータ16−1〜16−nのn個のステッピングモータ
にそれぞれ対応するようにn個そなえて構成されてい
る。又、以下、これらの複数のステッピングモータ制御
回路14−1〜14−nを、便宜上、ステッピングモー
タ制御回路14と称する場合がある。
【0021】ステッピングモータ駆動回路15−1〜1
5−nは、ステッピングモータ制御回路14から出力さ
れるステッピングモータ駆動用相信号を判読,分配,増
幅し、ステッピングモータ16の各巻線を定まった順序
で励磁するための回路である。そして、ステッピングモ
ータ駆動回路15−1〜15−nは、それぞれステッピ
ングモータ制御回路14−1〜14−nから送信された
ステッピングモータ駆動用相信号に従って、ステッピン
グモータ16−1〜16−nを回転駆動するようになっ
ている。
【0022】なお、本実施形態においては、ステッピン
グモータ駆動回路15−1〜15−nは、ステッピング
モータ16−1〜16−nのn個のステッピングモータ
にそれぞれ対応するようにn個そなえて構成されてい
る。又、以下、これらの複数のステッピングモータ駆動
回路15−1〜15−nを、便宜上、ステッピングモー
タ駆動回路15と称する場合がある。
【0023】メモリ13は、その内部に複数の領域が形
成されており、これらの複数の領域にそれぞれスルーイ
ングデータを格納することにより、複数のスルーイング
データを格納するもので、図1および図2に示す記憶部
1として機能するものである。そして、各ステッピング
モータ制御回路14が、メモリ13におけるこれらの領
域の所定アドレスを指定することにより、特定のスルー
イングデータをメモリ13から選択的に読み出すことが
でき、各ステッピングモータ制御回路14が、これらの
スルーイングデータを用いてステッピングモータ駆動用
相信号を生成するようになっている。
【0024】ステッピングモータ制御レジスタ12は、
ステッピングモータ16を制御するに際して、MPU1
1やステッピングモータ制御回路14が使用する各種の
情報を一時的に格納するためのものであり、制御レジス
タおよびステータスレジスタの2種類のレジスタとして
機能するようになっている。このステッピングモータ制
御レジスタ12は、具体的には、制御レジスタとして、
例えば、割り込み処理のきっかけとなるステッピングモ
ータ16の回転ステップ数(指定回転ステップ数)やメ
モリ13の所定アドレス等を格納するようになってお
り、又、ステータスレジスタとして、各ステッピングモ
ータ制御回路14が使用しているスルーイングデータの
動作情報や、可動中の各ステッピングモータ16の回転
ステップ数等を格納するようになっている。
【0025】図4は本発明の一実施形態としてのステッ
ピングモータ制御装置10におけるステッピングモータ
制御回路14の詳細な構成を説明するための機能ブロッ
ク図である。図4に示すスルーイングデータメモリ21
は、スルーイングデータを記憶するものであって、その
内部に、所定アドレスで指定される領域が複数形成され
ており、これらの複数の領域内にそれぞれスルーイング
データが格納されるようになっている。このスルーイン
グデータメモリ21内には、同じスルーイングデータ、
すなわち、互いに重複するスルーイングデータが格納さ
れることがないようになっている。なお、図3に示すメ
モリ13がこのスルーイングデータメモリ21として機
能するようになっている。
【0026】そして、図4に示すように、各ステッピン
グモータ制御回路14は、メモリアクセス部22,メモ
リアドレス指定部23,スルーイングデータ読み出し遅
延部24,回転ステップ数指定部25,スルーイングデ
ータ受信部26,動作情報受信部27,ステップパルス
作成タイマ部28,割り込み発生部29および回転ステ
ップ検出部30を有して構成されている。
【0027】メモリアクセス部22は、制御レジスタ
(ステッピングモータ制御レジスタ12),スルーイン
グデータ読み出し遅延部24および回転ステップ数指定
部25からそれぞれ出力される読み出し信号を受ける
と、メモリアドレス指定部23に格納されているメモリ
アドレスを参照して、スルーイングデータメモリ21か
ら、そのメモリアドレスで指定される領域に格納されて
いるスルーイングデータのうちの一つを選択的に読み出
すものである。
【0028】すなわち、このメモリアクセス部22に格
納するメモリアドレスを任意に書き換えることにより、
スルーイングデータメモリ21に格納されている複数の
スルーイングデータの中から、所望する一つの任意のス
ルーイングデータを選択的に読み出すことができるよう
になっている。また、本実施形態においては、図3に示
すMPU11がこのメモリアクセス部22として機能す
るようになっている。
【0029】メモリアドレス指定部23は、メモリアク
セス部22に参照させるための、スルーイングデータメ
モリ21において、所望するスルーイングデータが格納
されている領域を指定するアドレスを指定するものであ
り、制御レジスタ(ステッピングモータ制御レジスタ1
2)に、このメモリアドレスが格納されるようになって
いる。
【0030】スルーイングデータ読み出し遅延部24
は、このスルーイングデータ読み出し遅延部24に外部
信号が入力された場合に、この外部信号を受信した後、
所定時間経過後にメモリアクセス部22に対してスルー
イングデータの読み出し信号(以下、読み出し信号と称
する)を出力するものである。このスルーイングデータ
読み出し遅延部24には、外部からステッピングモータ
16の動作状態を指示する指示信号が外部信号として入
力されるようになっており、スルーイングデータ読み出
し遅延部24はこの外部信号を入力されると、所定時間
経過後に、メモリアクセス部22に対して読み出し信号
を出力するようになっている。
【0031】なお、スルーイングデータ読み出し遅延部
24に入力される外部信号としては、例えば、各種セン
サの検出信号やタイマの出力信号等があり、ステッピン
グモータの動作に関わる状態情報を検出するセンサから
の検出信号や、ステッピングモータの動作に関わる計時
を行なうタイマからの出力信号を、外部信号(指示信
号)としてスルーイングデータ読み出し遅延部24に入
力するように構成する。
【0032】そして、メモリアクセス部22は、この読
み出し信号を受信すると、メモリアドレス指定部23に
格納されているアドレスに従って、スルーイングデータ
メモリ21から外部信号(指示信号)に応じたスルーイ
ングデータを読み出すようになっている。また、スルー
イングデータ読み出し遅延部24を用いて読み出し信号
の出力を遅延させるか否かの設定や、その遅延させる時
間の設定等は、制御レジスタ(ステッピングモータ制御
レジスタ12)に格納されるようになっており、MPU
11が、この制御レジスタにおけるスルーイングデータ
読み出し遅延部24を用いるかどうかの設定を見て、制
御レジスタの設定がスルーイングデータ読み出し遅延部
24を用いないという設定になっている場合には、スル
ーイングデータ読み出し遅延部24に外部信号が入力さ
れると、遅延させることなく、その読み出し信号をメモ
リアクセス部22に入力するようになっている。
【0033】回転ステップ検出部30は、ステップパル
ス作成タイマ部28から送られるステッピングモータ駆
動用相信号を受信して、このステッピングモータ駆動用
相信号からステッピングモータ16の回転ステップ数を
検出するものであり、この検出した回転ステップ数をス
テータスレジスタ(ステッピングモータ制御レジスタ1
2)に格納するようになっている。
【0034】回転ステップ数指定部25は、例えば、ス
テッピングモータ16が所定の回転ステップ数(指定回
転ステップ数)だけ回転した後、今度は、他のスルーイ
ングデータを用いてこのステッピングモータ16の動作
を制御したいといった場合等において、回転ステップ検
出部30により検出されたステッピングモータ16の回
転ステップ数と、指定回転ステップ数とを比較して、検
出された回転ステップ数が指定回転ステップ数と等しく
なった時に、メモリアクセス部22に対して、読み出し
信号を出力するようになっている。
【0035】そして、ステッピングモータ16が指定回
転ステップ数に到達するまでの間に、スルーイングデー
タメモリ21において、所望するスルーイングデータが
格納されている特定のアドレスをメモリアドレス指定部
23に設定することにより、ステッピングモータ16が
指定回転ステップ数に到達した時に、回転ステップ数指
定部25からメモリアクセス部22に対して読み出し信
号が入力され、メモリアクセス部22がメモリアドレス
指定部23に格納されているメモリアドレスを参照し
て、スルーイングデータメモリ21から、そのメモリア
ドレスで指定される領域に格納されているスルーイング
データを読み出すことができる。
【0036】なお、この回転ステップ数指定部25が比
較に用いる所定の回転ステップ数は、制御レジスタ(ス
テッピングモータ制御レジスタ12)に予め格納される
ようになっている。スルーイングデータ受信部26は、
スルーイングデータメモリ21から読み出されたスルー
イングデータのうち、ステッピングモータ駆動用相信号
を作成するためのタイマデータのみを取り出すものであ
り、このタイマデータをステップパルス作成タイマ部2
8に送るようになっている。
【0037】ステップパルス作成タイマ部28は、スル
ーイングデータ受信部26によって取り出されたタイマ
データから、ステッピングモータ16を駆動するための
ステッピングモータ駆動用相信号を作成するものであ
り、この作成したステッピングモータ駆動用相信号をス
テッピングモータ駆動回路15へ出力するとともに、こ
のステッピングモータ駆動用相信号を回転ステップ検出
部30へ出力するようになっている。
【0038】動作情報受信部27は、スルーイングデー
タメモリ21から読み出されたスルーイングデータのう
ち、このスルーイングデータの動作情報のみを取り出す
ものであり、この動作情報を制御レジスタ(ステッピン
グモータ制御レジスタ12)に格納するとともに、割り
込み発生部29に送るようになっている。割り込み発生
部29は、動作情報受信部27から送られる動作情報を
受け、この動作情報が切り替わった時に、割り込み信号
を出力するものである。
【0039】そして、割り込み発生部29は、動作情報
受信部27から送られる動作情報の変化からステッピン
グモータ16の動作状態の変化(例えば、加速中から定
速回転への変化,定速回転中から減速への変化等)を認
識し、この動作状態の変化を次のステッピングモータ1
6の動作設定を行なうためのトリガとして、動作状態が
変化したときに割り込み信号を出力できるようになって
おり、これにより、スルーイングデータの変化によるス
テッピングモータ16の速度切り換え動作をスムーズに
行なうことができるようになっている。
【0040】上述の構成により、例えば、制御レジスタ
(ステッピングモータ制御レジスタ12)からメモリア
クセス部22に対して、スルーイングデータの読み出し
信号が入力された場合には、メモリアクセス部22は、
メモリアドレス指定部23に格納されているメモリアド
レスを参照する。そして、メモリアクセス部22は、ス
ルーイングデータメモリ21の中から、このメモリアド
レスによって指定される特定の領域に格納されているス
ルーイングデータを読み出す。
【0041】この読み出されたスルーイングデータは、
スルーイングデータ受信部26と動作情報受信部27と
に送られる。このスルーイングデータは、スルーイング
データ受信部26において、タイマデータだけが取り出
され、この取り出されたタイマデータはステップパルス
作成タイマ部28に送られる。ステップパルス作成タイ
マ部28は、このタイマデータからステッピングモータ
駆動用相信号を作成し、このステッピングモータ駆動用
相信号をステッピングモータ駆動回路15に出力すると
ともに、回転ステップ検出部30にも送信する。
【0042】ステッピングモータ駆動用相信号を受信し
たステッピングモータ駆動回路15は、このステッピン
グモータ駆動用相信号に従ってステッピングモータ16
の動作を制御する。また、ステッピングモータ駆動用相
信号を受けた回転ステップ検出部30は、このステッピ
ングモータ駆動用相信号からステッピングモータ16の
回転ステップ数を検出して、その値をステータスレジス
タ(ステッピングモータ制御レジスタ12)に格納す
る。
【0043】一方、動作情報受信部27に送られたスル
ーイングデータは、この動作情報受信部27おいて動作
情報だけが取り出され、この取り出された動作情報は、
割り込み発生部29に送られる。割り込み発生部29
は、この動作情報受信部27から送られた動作情報の変
動を見て、動作情報が切り替わった時に割り込み信号を
発信する。
【0044】また、動作情報受信部27によって取り出
された動作情報は、ステータスレジスタ(ステッピング
モータ制御レジスタ12)にも格納されるようになって
おり、このステータスレジスタに格納されたステッピン
グモータ16の動作情報を、MPU11等が参照するこ
とができる。また、検出センサやタイマ等による外部信
号がスルーイングデータ読み出し遅延部24に入力され
た場合は、スルーイングデータ読み出し遅延部24は、
制御レジスタ(ステッピングモータ制御レジスタ12)
に格納されている読み出し信号の出力を遅延させるか否
かの設定が遅延させないようになっている場合には、直
接、メモリアクセス部22に読み出し信号を出力する。
又、この設定が遅延させるようになっている場合には、
所定の遅延時間だけ遅延させた後に、メモリアクセス部
22に読み出し信号を出力する。
【0045】そして、ステッピングモータ制御回路14
において、メモリアクセス部22がスルーイングデータ
読み出し遅延部24から読み出し信号を受けた後は、以
下、上述と同様の処理が行なわれる。このように、本発
明の一実施形態としてのステッピングモータ制御装置1
0によれば、複数のステッピングモータ16を制御する
場合において、これらのステッピングモータ16の間で
同様の動作を行なうものがある場合においても、メモリ
アクセス部22およびメモリアドレス指定部23によ
り、スルーイングデータメモリ21に格納されているス
ルーイングデータの領域のアドレスを指定することによ
り、所望のスルーイングデータを読み出すことができる
ので、スルーイングデータメモリ21(メモリ13)
に、重複するスルーイングデータを格納する必要がな
く、スルーイングデータメモリ21(メモリ13)にお
けるスルーイングデータの格納領域を節約することがで
き、本装置を小さい容量のメモリで構成することができ
るので経済的である。
【0046】図5は本発明の一実施形態としてのステッ
ピングモータ制御装置10を適用される両面印刷装置の
構成を模式的に示す側面図であり、この図5に示す両面
印刷装置は、所定間隔でミシン目が形成された連続用紙
63の両面に電子写真方式を用いて印刷を施すものであ
り、連続用紙63をスタッカテーブル62まで図示しな
い搬送系を用いて搬送する過程において、感光体ドラム
55,56およびフラッシュランプ59,60を用い
て、その両面に印刷を施すようになっている。
【0047】具体的には、ミシン目により交互に折り畳
まれた連続用紙63を用紙ホッパ61に取り付け、この
連続用紙63を搬送系によって搬送する過程において、
先ず、現像器58によって感光体ドラム55を現像し、
この感光体ドラム55により連続用紙63の一方の側の
面に未定着トナー像を形成した後、今度は、現像器57
によって感光体ドラム56を現像し、この感光体ドラム
56によりこの連続用紙63の他方の側の面に未定着ト
ナー像を形成する。
【0048】そして、この連続用紙63を搬送系によっ
て搬送して、フラッシュランプ59により連続用紙63
の一方の側の面に形成された未定着トナー像を定着する
ことにより連続媒体63の一方の側の面に印刷を施し、
更に、フラッシュランプ60により連続用紙63の他方
の側の面に形成された未定着トナー像を定着することに
より、連続用紙63の他方の側の面に印刷を施すように
なっている。このようにしてその両側面に印刷を施され
た連続用紙63は、ミシン目において交互に折り畳まれ
て、スタッカテーブル62上に載置される。
【0049】この図5に示す両面印刷装置においては、
種々の用途にステッピングモータが用いられており、例
えば、ホッパモータ31,用紙幅モータ32,バックテ
ンションモータ33,オートロードモータ34,転写ワ
イヤクリーナモータ35,47,転写ガイドモータ3
6,48,トナー補給モータ37,44,トナー攪拌モ
ータ38,45,前帯ワイヤクリーナモータ39,4
6,ガイドローラモータ40,折り返しローラモータ4
1,遮光モータ42,オートロードモータ43,スカッ
フローラモータ49,50,スイングガイドモータ5
1,羽車モータ52,54,用紙長モータ53が、それ
ぞれステッピングモータにより構成されている。
【0050】上述の如く、近年の両面印刷装置において
は、多数のステッピングモータが用いられており、これ
らのステッピングモータを駆動するためのスルーイング
データも膨大な量となる。従って、ステッピングモータ
制御装置において、これらの多数のステッピングモータ
を駆動するためのスルーイングデータを格納するメモリ
13(スルーイングデータメモリ21)の容量を小さく
することができることは装置構成上、非常に効果的であ
る。
【0051】また、メモリアクセス部22およびメモリ
アドレス指定部23により、スルーイングデータが格納
されている複数のスルーイングデータメモリ21(メモ
リ13)から、特定のアドレスを指定することにより任
意の一つのスルーイングデータを読み出すことができる
ので、ステッピングモータ16の速度変更等を容易に行
なうことができる。
【0052】また、複数のステッピングモータ制御回路
14−1〜14−nによって、スルーイングデータメモ
リ21(メモリ13)から、それぞれ任意のスルーイン
グデータを読み出すことができるので、ステッピングモ
ータ16の速度変更等を容易に行なうことができる。ま
た、スルーイングデータに、タイマデータ(ステッピン
グモータ駆動用相信号)によって駆動されるステッピン
グモータ16の動作状態を示す動作情報を付加している
ので、容易にステッピングモータ16の動作状態を認識
することができ、ステッピングモータ16の動作制御を
行ない易い。
【0053】さらに、動作情報受信部27および割り込
み発生部29により、動作情報を監視して、ステッピン
グモータ16の動作状態の変化を検出した時に割り込み
信号を出力でき、この割り込み信号をステッピングモー
タ16の次の動作設定を行なうためのトリガとして使用
できるので、複数のスルーイングデータを用いてステッ
ピングモータ16の速度を変更する際に、ステッピング
モータ16の速度変更動作をスムーズに行なうことがで
きる。
【0054】また、スルーイングデータ読み出し遅延部
24が外部信号(指示信号)を受けることができるよう
になっており、このスルーイングデータ読み出し遅延部
24が、外部からステッピングモータ16の動作状態を
指示する指示信号(外部信号)を入力されると、メモリ
アクセス部22へ読み出し信号を出力し、外部信号(指
示信号)に応じたスルーイングデータメモリ21から指
示信号に応じたスルーイングデータを読み出すようにな
っているので、ステッピングモータ16の速度変更動作
をスムーズに行なうことができる。
【0055】さらに、スルーイングデータ読み出し遅延
部24が外部信号を受けることができるようになってお
り、又、この際、読み出し信号の出力を遅延させないよ
うに設定されている場合には、このスルーイングデータ
読み出し遅延部24が読み出し信号を受けるとともに、
直接、メモリアクセス部22に読み出し信号を出力する
ので、例えば、センサやタイマ出力等からの信号を外部
信号として検出したときに、タイムラグなしでスルーイ
ングデータを読み出すことができ、起動/停止タイミン
グの精度が向上する。
【0056】すなわち、制御レジスタ(ステッピングモ
ータ制御レジスタ12)による起動/停止の制御では、
レジスタ設定によるタイムラグが生じるので、センサや
タイマ出力等からの信号(外部信号)を、起動/停止タ
イミングのトリガとして使用することができるので、ス
テッピングモータ16の動作制御の精度が向上し、装置
の信頼性を向上させることができる。
【0057】また、スルーイングデータ読み出し遅延部
24により、外部信号を受けた時に、所定時間遅延させ
た後にメモリアクセス部22に読み出し信号を出力でき
るので、直接、トリガとなる信号がない箇所において
も、ステッピングモータ16の高精度な制御を行なうこ
とができる。従って、一部のセンサやタイマ等を省略す
ることができ経済的である。
【0058】また、回転ステップ検出部30および回転
ステップ数指定部25により、ステッピングモータ16
が所定の回転ステップ数となった場合にスルーイングデ
ータを読み出すことができるので、例えば、予め移動量
が決まっている箇所において、そのステッピングモータ
16の回転ステップ数を設定して、移動量の精度を向上
させることができる。
【0059】さらに、スルーイングデータ読み出し遅延
部24,回転ステップ数指定部25および回転ステップ
検出部30により、ステッピングモータ16の動作中
に、センサの検出信号等の外部信号を受けた時点から、
ステッピングモータ16の回転ステップ数を指定するこ
ともでき、これにより、停止位置等の精度を向上させる
ことができる。
【0060】また、回転ステップ検出部30によってス
テッピングモータ16の回転ステップ数を検出するとと
もに、センサの検出信号等の外部信号を受けたときに、
その検出した回転ステップ数と、本来その時点で得られ
るべき回転ステップ数とを、上位装置であるMPU11
等において比較して、これらの回転ステップ数の差か
ら、ステッピングモータ16の脱調を検出したり、ステ
ッピングモータ16の回転ステップ数の補正量を検出す
ることができ、信頼性を向上させることができる。
【0061】なお、上述した実施形態に関わらず、本発
明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施すること
ができる。
【0062】
【0063】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のステッピ
ングモータ制御装置によれば、記憶部に各制御回路に
おいてステッピングモータ駆動用相信号を生成するため
の駆動データであって、互いに異なる駆動データ複数
格納し、複数の制御回路が記憶部におけるこれらの駆動
データを共用することにより、記憶部に重複する駆動デ
ータを格納する必要がないので、記憶部の容量を節約す
ることができ経済的であるほか、記憶部に複数の駆動デ
ータを格納するとともに、各制御回路がこれらの複数の
駆動データのうちの一つを選択的に読み出して用いるの
で、ステッピングモータを容易に制御することができる
利点がある。また、記憶部において、所定アドレスで指
定される領域に駆動データを格納し、各制御回路が、所
定アドレスを指定することにより、特定の駆動データを
選択的に読み出してもよく、これにより、ステッピング
モータの回転速度を容易に変更することができる利点が
ある。
【0064】さらに、記憶部の駆動データに、この駆動
データによって駆動されるステッピングモータの動作状
態を示す動作情報を付加してもよく、これにより、容易
にステッピングモータの動作状態を認識することがで
き、ステッピングモータの動作制御を行ない易いという
利点がある。また、各制御回路が、駆動データの読出時
に、駆動データに付加された動作情報に基づいてステッ
ピングモータの動作状態の変化を検出すると、割り込み
信号を出力してもよく、これにより、例えば、この割り
込み信号をステッピングモータの次の動作設定を行なう
ためのトリガとして使用できるので、複数の駆動データ
を用いてステッピングモータの速度を変更する際等にお
いて、ステッピングモータをスムーズに速度変更させる
ことができる利点がある。
【0065】さらに、各制御回路が、外部からステッピ
ングモータの動作状態を指示する指示信号を入力される
と、この指示信号に応じた駆動データを記憶部から読み
出し、読み出された駆動データを用いてステッピングモ
ータの動作を制御してもよく、これにより、ステッピン
グモータの動作制御を行ない易く、又、ステッピングモ
ータをスムーズに速度変更させることができる利点があ
る。
【0066】また、この指示信号が、ステッピングモー
タの動作に関わる状態情報を検出するセンサからの検出
信号や、ステッピングモータの動作に関わる計時を行な
うタイマからの出力信号であることによって、これらの
検出信号や出力信号を、ステッピングモータの起動/停
止タイミングのトリガとして使用することができるの
で、ステッピングモータの動作制御の精度が向上し、装
置の信頼性を向上させることができる利点がある。
【0067】さらに、各制御回路が、指示信号を入力さ
れてから所定時間だけ経過した後に、指示信号に応じた
駆動データを記憶部から読み出してもよく、これによ
り、タイマやセンサ等を用いなくともステッピングモー
タの動作状態を指示することができ、直接、トリガとな
る信号がない箇所においても、ステッピングモータの高
精度な制御を行なうことができるので経済的である利点
がある。
【0068】また、各制御回路が、起動後のステッピン
グモータの回転ステップ数を検出し、この検出された回
転ステップ数が予め設定された指定値と一致した場合
に、所定の駆動データを記憶部から読み出し、読み出さ
れた所定の駆動データを用いてステッピングモータの動
作を制御してもよく、これにより、タイマやセンサ等を
用いなくともステッピングモータの動作状態を指示する
ことができ、経済的である利点がある。
【0069】さらに、各制御回路が、起動後のステッピ
ングモータの回転ステップ数を検出し、検出された回転
ステップ数を上位装置に通知してもよく、これにより、
ステッピングモータの回転ステップ数を、例えば、ステ
ッピングモータの動作状態の検出や、回転ステップ数の
補正等の種々の用途に用いることができ、装置の信頼性
を向上させることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の原理ブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態としてのステッピングモー
タ制御装置の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施形態としてのステッピングモー
タ制御装置におけるステッピングモータ制御回路の詳細
な構成を説明するための機能ブロック図である。
【図5】本発明の一実施形態としてのステッピングモー
タ制御装置を適用される両面印刷装置の構成を模式的に
示す側面図である。
【符号の説明】
1 記憶部 2,2−1〜2−n 制御回路 10 ステッピングモータ制御装置 11 MPU(上位装置) 12 ステッピングモータ制御レジスタ(制御レジス
タ,ステータスレジスタ) 13 メモリ(記憶部) 14,14−1〜14−n ステッピングモータ制御回
路(制御回路) 15,15−1〜15−n ステッピングモータ駆動回
路 16,16−1〜16−n ステッピングモータ 21 スルーイングデータメモリ(記憶部) 22 メモリアクセス部 23 メモリアドレス指定部 24 スルーイングデータ読み出し遅延部 25 回転ステップ数指定部 26 スルーイングデータ受信部 27 動作情報受信部 28 ステップパルス作成タイマ部 29 割り込み発生部 30 回転ステップ検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−115199(JP,A) 特開 平6−86591(JP,A) 特開 平7−322696(JP,A) 特開 昭62−16096(JP,A) 特開 平9−285190(JP,A) 特開 昭60−74997(JP,A) 特開 平5−15194(JP,A) 実開 昭61−141998(JP,U) 実開 昭58−43200(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02P 8/00 G05B 15/00

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同様の動作を行なう複数のステッピング
    モータの動作をそれぞれ制御する複数の制御回路を有す
    るステッピングモータ制御装置であって、 各制御回路においてステッピングモータ駆動用相信号を
    生成するための駆動データであって上記の各制御回路で
    共用の駆動データを複数格納する記憶部をそなえ、前記記憶部に格納された複数の駆動データが互いに異な
    るものであり、 該複数の制御回路が、前記互いに異なる
    複数の駆動データのうちの一つを該記憶部から選択的に
    読み出して用いることを特徴とする、ステッピングモー
    タ制御装置。
  2. 【請求項2】 該記憶部において、所定アドレスで指定
    される領域に該駆動データが格納され、 前記の各制御回路が、前記所定アドレスを指定すること
    により、特定の駆動データを該記憶部から選択的に読み
    出すことを特徴とする、請求項1記載のステッピングモ
    ータ制御装置。
  3. 【請求項3】 該記憶部の前記駆動データに、当該駆動
    データによって駆動される該ステッピングモータの動作
    状態を示す動作情報が付加されていることを特徴とす
    る、請求項1又は請求項2記載のステッピングモータ制
    御装置。
  4. 【請求項4】 前記の各制御回路が、前記駆動データの
    読出時に、当該駆動データに付加された前記動作情報に
    基づいて該ステッピングモータの動作状態の変化を検出
    すると、割り込み信号を出力することを特徴とする、請
    求項3記載のステッピングモータ制御装置。
  5. 【請求項5】 前記の各制御回路が、外部から該ステッ
    ピングモータの動作状態を指示する指示信号を入力され
    ると、前記指示信号に応じた駆動データを該記憶部から
    読み出し、読み出された当該駆動データを用いて該ステ
    ッピングモータの動作を制御することを特徴とする、請
    求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のステッピング
    モータ制御装置。
  6. 【請求項6】 前記指示信号が、該ステッピングモータ
    の動作に関わる状態情報を検出するセンサからの検出信
    号であることを特徴とする、請求項5記載のステッピン
    グモータ制御装置。
  7. 【請求項7】 前記指示信号が、該ステッピングモータ
    の動作に関わる計時を行なうタイマからの出力信号であ
    ることを特徴とする、請求項5記載のステッピングモー
    タ制御装置。
  8. 【請求項8】 前記の各制御回路が、前記指示信号を入
    力されてから所定時間だけ経過した後に、前記指示信号
    に応じた駆動データを該記憶部から読み出すことを特徴
    とする、請求項5〜請求項7のいずれか1項に記載のス
    テッピングモータ制御装置。
  9. 【請求項9】 前記の各制御回路が、起動後の該ステッ
    ピングモータの回転ステップ数を検出し、検出された前
    記回転ステップ数が予め設定された指定値と一致した場
    合に、所定の駆動データを該記憶部から読み出し、読み
    出された当該所定の駆動データを用いて該ステッピング
    モータの動作を制御することを特徴とする、請求項1〜
    請求項8のいずれか1項に記載のステッピングモータ制
    御装置。
  10. 【請求項10】 前記の各制御回路が、起動後の該ステ
    ッピングモータの回転ステップ数を検出し、検出された
    前記回転ステップ数を上位装置に通知することを特徴と
    する、請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載のステ
    ッピングモータ制御装置。
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