JP3480131B2 - 架橋可能なゴム組成物 - Google Patents

架橋可能なゴム組成物

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JP3480131B2
JP3480131B2 JP17775395A JP17775395A JP3480131B2 JP 3480131 B2 JP3480131 B2 JP 3480131B2 JP 17775395 A JP17775395 A JP 17775395A JP 17775395 A JP17775395 A JP 17775395A JP 3480131 B2 JP3480131 B2 JP 3480131B2
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圭司 岡田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エチレン・α−オ
レフィン・ジエン共重合ゴムをベースポリマーとする架
橋可能なゴム組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】エチレン・α−オレフィン・ジエン共重
合ゴムは耐熱老化性、耐寒性、耐候性に優れたゴムであ
るが、さらに耐摩耗性の向上が望まれている。そこで耐
摩耗性を向上させるために、小粒径のカーボンブラック
の配合あるいは架橋度を上げるなどの対策がとられてき
た。しかし、小粒径のカーボンブラックを配合すると製
品が硬くなり、また架橋度を上げると伸張伸びが小さく
なるなどの問題点がある。
【0003】一方、昨今では、自動車分野を中心にます
ます高性能なゴム製品を期待する要求が強く、優れた耐
摩耗性を有し、低硬度で伸びが大きく、かつ耐寒性など
に優れたゴム製品の出現が望まれている。
【0004】ところで特開平7−48478号には、ク
ロロプレンゴム、塩素化ポリエチレン等の極性を有する
架橋可能なゴム加工性(可塑性)を改善するために、炭
素数1〜36のアルキル基を2個有し、かつ少なくとも
1個のアルキル基が炭素数6〜36の直鎖状もしくは分
岐状アルキル基である長鎖アルキルカーボネートを配合
した架橋可能なゴム状組成物が記載されている。しか
し、このような長鎖アルキルカーボネートは非極性のエ
チレン・α−オレフィン・ジエン共重合ゴムとの相溶性
が良好でないので、エチレン・α−オレフィン・ジエン
共重合ゴムの加工性を改善するための可塑剤としては必
ずしも適していないものと考られ、上記公報でも使用可
能なゴムとして例示されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、昨今
のゴム製品の高性能化要求に応えるため、耐摩耗性に優
れ、低硬度で伸びが大きく、かつ耐寒性に優れた架橋可
能なゴム組成物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究した結果、エチレン・α−オレフ
ィン・ジエン共重合ゴムに特定のアルキルカーボネート
を添加配合し、その配合物から得られるゴム製品は前記
各種の性質に優れたものであることを見出し、本発明に
到達した。
【0007】すなわち、本発明は次の架橋可能なゴム組
成物である。 (1)(A)エチレン・α−オレフィン・ジエン共重合
ゴム100重量部に対して、(B)下記一般式(1)で
表わされる長鎖アルキルカーボネート15〜160重量
部を含むことを特徴とする架橋可能なゴム組成物。 R1OCOOR2 ・・・・(1) (式中、R1およびR2は同一または異なるものであり、
炭素数10〜20の直鎖状もしくは分岐状のアルキル
基、シクロアルキル基、あるいはシクロアルキル基を含
むアルキル基であって、R1およびR2のうち少なくとも
一つは炭素数10〜20の直鎖状もしくは分岐状のアル
キル基である。) (2)エチレン・α−オレフィン・ジエン共重合ゴム
(A)は、α−オレフィンの炭素数が3〜30、エチレ
ン/α−オレフィンのモル比が55/45〜85/1
5、ムーニー粘度〔ML1+4(100℃)〕が5〜40
0、ヨウ素価が3〜40である上記(1)記載の架橋可
能なゴム組成物。
【0008】本発明のゴム組成物の一方の成分であるエ
チレン・α−オレフィン・ジエン共重合ゴム(A)はベ
ースポリマーとして使用するものである。エチレン・α
−オレフィン・ジエン共重合ゴムを構成するα−オレフ
ィンとしては、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテ
ン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、1−オ
クテン、1−デセンなどの炭素数3〜30のものがあげ
られる。これらの中ではプロピレン、1−ブテンが好ま
しい。
【0009】エチレンとα−オレフィンとの比率はエチ
レン/α−オレフィンのモル比が55/45〜85/1
5、好ましくは65/35〜80/20であるのが望ま
しい。またムーニー粘度は〔ML1+4(100℃)〕で5
〜400、好ましくは10〜300であるのが望まし
い。
【0010】ジエン成分としては、1,4−ヘキサジエ
ン、1,6−オクタジエン、2−メチル−1,5−ヘキ
サジエン、6−メチル−1,5−ヘプタジエン、7−メ
チル−1,6−オクタジエンのような鎖状非共役ジエン
や、シクロヘキサジエン、ジシクロペンタジエン、メチ
ルテトラヒドロインデン、5−ビニルノルボルネン、5
−エチリデン−2−ノルボルネン、5−メチレン−2−
ノルボルネン、5−イソプロピリデン−2−ノルボルネ
ン、6−クロロメチル−5−イソプロペニル−2−ノル
ボルネンのような環状非共役ジエン等の非共役ジエンな
どがあげられる。これらの中では環状非共役ジエンが好
ましく、特にジシクロペンタジエン、5−エチリデン−
2−ノルボルネンが好ましい。
【0011】ジエン成分の含有量は、非共役ジエンの場
合、ヨウ素価で3〜40、好ましくは5〜30の範囲に
あるものが望ましい。エチレン・α−オレフィン・ジエ
ン共重合ゴム(A)は上記単量体成分をランダムに重合
させて得られるランダム共重合体ゴムである。
【0012】本発明のゴム組成物の他方の成分である長
鎖アルキルカーボネート(B)は、前記一般式(1)で
表わされるものが使用され、可塑剤(軟化剤)として配
合するものである。
【0013】一般式(1)においてR1またはR2で示さ
れる炭素数10〜20の鎖状もしくは分岐状のアルキル
基としては、n−およびiso−デシル基、n−および
iso−ウンデシル基、n−およびiso−ドデシル
基、n−およびiso−トリデシル基、n−およびis
o−テトラデシル基、n−およびiso−ペンタデシル
基、n−およびiso−ヘプタデシル基、n−およびi
so−オクタデシル基ならびにn−およびiso−アイ
コシル基などがあげられる。一般式(1)において、R
1およびR2のうち少なくとも1つは上記のような炭素数
10〜20の鎖状もしくは分岐状のアルキル基である。
【0014】一般式(1)においてR1またはR2で示さ
れるシクロアルキル基、あるいはシクロアルキル基を含
むアルキル基としては、シクロペンチル基、シクロヘキ
シル基、ジシクロペンチル基、トリシクロテトラデカニ
ル基等のシクロアルキル基を含む炭素数10〜20のア
ルキル基があげられる。長鎖アルキルカーボネート
(B)としては、R1およびR2が炭素数12〜15の直
鎖状もしくは分岐状のアルキル基であるものが好まし
い。
【0015】これらの長鎖アルキルカーボネート(B)
は、通常以下のようにして合成される。合成反応器は、
外部循環流体によって温度制御できるもので、それに加
えて合成反応時に生成する低沸点留分が選択的に留去で
きるようにするため、頂部に還流装置を備えた蒸留装
置、攪拌装置および温度計を具備したジャケット付きフ
ラスコが使用される。このフラスコに、低沸点アルコー
ルを原料として合成された炭酸エステル(例えばジメチ
ルカーボネート)と、少なくとも化学量論量、好ましく
は化学量論量よりも過剰量の高級アルコールまたは高級
アルコール混合物および強塩基性の有機または無機化合
物系のエステル交換反応触媒を充填する。
【0016】この混合物を攪拌しながら加熱し、沸騰温
度に昇温し、生成する低沸点アルコールを蒸留塔頂部よ
り除去しながら反応を進行させる。いくつかのケースで
は、低沸点アルコールと最低共沸混合物を形成する不活
性溶媒の存在下で低沸点アルコールの留去を容易にせし
めて反応を進行させる。反応の終了後、触媒を除去する
ために中和、水洗を行い、その後不要の副生成物および
未反応の原料を留去することによって、フラスコ内に反
応生成物を回収する。
【0017】なお、一般式(1)のR1またはR2の炭素
数が10未満のアルキルカーボネートは、エチレン・α
−オレフィン・ジエン共重合ゴム(A)からのブリード
アウトが著しく、本発明では使用できない。一方、R1
またはR2の炭素数が20を超えるアルキルカーボネー
トは、エチレン・α−オレフィン・ジエン共重合ゴム
(A)表面に膜を形成しないため、耐摩耗性に優れ、低
硬度で伸びが大きく、かつ耐寒性に優れたゴム組成物は
得られない。
【0018】次に本発明の架橋可能なゴム組成物につい
て説明する。本発明の架橋可能なゴム組成物(以下、単
にゴム組成物という場合がある)において、エチレン・
α−オレフィン・ジエン共重合ゴム(A)に対する長鎖
アルキルカーボネート(B)の配合割合は、(A)成分
100重量部に対して長鎖アルキルカーボネート(B)
を15〜160重量部配合することが本発明の目的を達
成する上で必要であり、15〜100重量部配合するの
がより好ましい。
【0019】上記比率において長鎖アルキルカーボネー
ト(B)が15重量部よりも大きい場合に、目的とする
耐摩耗性が得られる。一方、160重量部より小さい場
合に、強度特性が著しく低下しないので、所望のゴム組
成物が得ることができる。本発明においては(A)およ
び(B)成分を上記比率で配合することにより、耐摩耗
性に優れ、低硬度で伸びが大きく、かつ耐寒性に優れた
ゴム組成物を得ることができる。
【0020】エチレン・α−オレフィン・ジエン共重合
ゴム(A)はそれ自体、耐熱老化性、耐寒性、耐候性に
優れるが、長鎖アルキルカーボネート(B)はエチレン
・α−オレフィン・ジエン共重合ゴム(A)と組合せる
ことにより、通常市販のパラフィンオイルに較べて耐寒
性を向上させつつエチレン・α−オレフィン・ジエン共
重合ゴム(A)に優れた耐摩耗性を付与する。しかもこ
の場合、従来公知の耐摩耗性向上方法と異なり、ゴム硬
さの望ましくない上昇、伸張伸びの望ましくない低下な
どの悪影響はもたらさない。また、摩擦係数の変化が少
ない加硫ゴムを得ることができる。
【0021】従来は前述のように、アルキルカーボネー
トは非極性ゴムとの相溶性が十分でないため、エチレン
・α−オレフィン・ジエン共重合ゴムに配合する可塑剤
としては不適当と考えられていたが、一般式(1)のR
1およびR2の炭素数が限定された上記の長鎖アルキルカ
ーボネート(B)を特定量配合することにより、エチレ
ン・α−オレフィン・ジエン共重合ゴム(A)の耐摩耗
性が改善され、摩擦係数の維持が可能になる。これは、
長鎖アルキルカーボネート(B)がエチレン・α−オレ
フィン・ジエン共重合ゴム(A)に対して相溶性と相分
離性の中間の性質を有するため、表面に微量の長鎖アル
キルカーボネート(B)がブリードアウトして膜を形成
するためであると推測される。このような耐摩耗性、摩
擦係数の維持は長鎖アルキルカーボネート(B)をクロ
ロプレン等の極性ゴムに配合しても得られない特性であ
る。
【0022】本発明のゴム組成物には、意図する加硫物
の用途、それに基づく性能に応じてそれ自体公知の配合
剤、例えば加硫剤、加硫助剤、ゴム用補強剤、顔料、充
填剤、軟化剤、スコーチ防止剤、老化防止剤、加工助剤
などを配合することができる。
【0023】本発明のゴム組成物の架橋方法としては、
公知の加硫方法を採用することができ、通常、硫黄ない
し硫黄系化合物による加硫、樹脂加硫、キノイド加硫、
有機過酸化物加硫、電子線照射加硫などの加硫方法が採
用できる。これらの中では硫黄ないし硫黄系化合物を使
用した加硫が好ましく、この場合本発明のゴム組成物の
性能を最もよく発揮させることができる。
【0024】硫黄ないし硫黄系化合物としては、具体的
には硫黄、塩化硫黄、モルホリンジスルフィド、アルキ
ルフェノールジスルフィド、テトラメチルチウラムジス
ルフィド、ジメチルジチオカルバミン酸セレンなどが例
示できる。これらの中では硫黄が好ましく用いられる。
硫黄ないし硫黄系化合物はエチレン・α−オレフィン・
ジエン共重合ゴム(A)100重量部に対して0.1〜
10重量部、好ましくは0.5〜5重量部の割合で用い
られる。
【0025】また加硫剤としてイオウ化合物を使用する
ときは、加硫促進剤を併用することが好ましい。加硫促
進剤としては、具体的にはN−シクロヘキシル−2−ベ
ンゾチアゾールスルフェンアミド、N−オキシジエチレ
ン−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド、N,N−
ジイソプロピル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミ
ド、2−メルカプトベンゾチアゾール、2−(2,4−
ジニトロフェニル)メルカプトベンゾチアゾール、2−
(2,6−ジエチル−4−モルホリノチオ)ベンゾチア
ゾール、ジベンゾチアジルジスルフィド等のチアゾール
系化合物;ジフェニルグアニジン、トリフェニルグアニ
ジン、ジオルソニトリルグアニジン、オルソニトリルバ
イグアナイド、ジフェニルグアニジンフタレート等のグ
アニジン化合物;アセトアルデヒド−アニリン反応物、
ブチルアルデヒド−アニリン縮合物、ヘキサメチレンテ
トラミン、アセトアルデヒドアンモニア等のアルデヒド
アミンまたはアルデヒド−アンモニア系化合物;2−メ
ルカプトイミダゾリン等のイミダゾリン系化合物;チオ
カルバニリド、ジエチルチオユリア、ジブチルチオユリ
ア、トリメチルチオユリア、ジオルソトリルチオユリア
等のチオユリア系化合物;テトラメチルチウラムモノス
ルフィド、テトラメチルチウラムジスルフィド、テトラ
エチルチウラムジスルフィド、テトラブチルチウラムジ
スルフィド、ペンタメチレンチウラムテトラスルフィド
等のチウラム系化合物;ジメチルジチオカルバミン酸亜
鉛、ジエチルジチオカルバミン酸亜鉛、ジ−n−ブチル
ジチオカルバミン酸亜鉛、エチルフェニルジチオカルバ
ミン酸亜鉛、ブチルフェニルジチオカルバミン酸亜鉛、
ジメチルジチオカルバミン酸ナトリウム、ジメチルジチ
オカルバミン酸セレン、ジメチルジチオカルバミン酸テ
ルル等のジチオ酸塩系化合物;ジブチルキサントゲン酸
亜鉛等のザンテート系化合物;亜鉛華などをあげること
ができる。これらの加硫促進剤はエチレン・α−オレフ
ィン・ジエン共重合ゴム(A)100重量部に対して
0.1〜20重量部、好ましくは0.2〜10重量部の
量で用いられる。
【0026】本発明のゴム組成物には、SRF、GP
F、FEF、HAF、ISAF、SAF、FT、MT等
のカーボンブラック;微粉ケイ酸等のゴム補強材;軽質
炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、タルク、クレ
ー、シリカ等の充填剤などを配合してもよい。これらの
補強材または充填材は単独でまたは2種以上を組合せて
配合することができる。ゴム補強材および充填剤の種類
および配合量はその用途により適宜選択できるが、通常
エチレン・α−オレフィン・ジエン共重合ゴム(A)1
00重量部に対して最大300重量部、好ましくは最大
200重量部である。
【0027】また軟化剤としては、本発明の特定の長鎖
アルキルカーボネート(B)が用いられるが、必要に応
じて既存の他の軟化剤を併用してもよい。併用可能な他
の軟化剤としては、例えばプロセスオイル、潤滑油、パ
ラフィン、流動パラフィン、石油アスファルト、ワセリ
ン等の石油系物質;コールタール、コールタールピッチ
等のコールタール類;ヒマシ油、ナタネ油、大豆油、ヤ
シ油等の脂肪油;トール油、蜜ロウ、カルナウバロウ、
ラノリン等のロウ類;リシノール酸、パルミチン酸、ス
テアリン酸、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸カル
シウム等の脂肪酸またはその金属塩;ナフテン酸または
その金属石けん;パイン油、ロジンまたはその誘導体、
テルペン樹脂、石油樹脂、クマロン樹脂、アタクチック
ポリプロピレン、ジオクチルフタレート、ジオクチルア
ジペート、ジオクチルセバケート等のエステル系可塑
剤;その他マイクロクリスタリンワックス、サブ(ファ
クチス)、液状ポリブタジエン、変性液状ポリブタジエ
ン、液状チオコールなどを例示することができる。
【0028】これらの他の軟化剤は単独でまたは2種以
上を組合せて配合することができる。他の軟化剤の配合
量は、所望の製品により適宜選択されるが、いずれもエ
チレン・α−オレフィン・ジエン共重合ゴム(A)10
0重量部に対して、通常100重量部以下、好ましくは
70重量部以下が用いられる。
【0029】スコーチ防止剤としては、公知のスコーチ
防止剤を用いることができ、無水マレイン酸、チオイミ
ド系化合物、スルフェンアミド系化合物、スルフォンア
ミド系化合物などを例示できる。これらのスコーチ防止
剤は単独でまたは2種以上を組合せて配合することがで
きる。スコーチ防止剤の配合量は、エチレン・α−オレ
フィン・ジエン共重合ゴム(A)100重量部に対し
て、通常0.2〜5重量部、好ましくは0.3〜3重量
部の範囲で用いられる。
【0030】また本発明のゴム組成物は、老化防止剤を
使用しなくても優れた耐熱性、耐久性を示すが、さらに
老化防止剤を使用すると、耐久性を向上できることも通
常のゴム組成物における場合と同様である。この場合に
使用される老化防止剤としては公知のものが使用でき、
例えばフェニルブチルアミン、N,N′−ジ−2−ナフ
チル−p−フェニレンジアミン等の芳香族第二アミン
系;ジブチルヒドロキシトルエン、テトラキス〔メチレ
ン(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ)ヒドロ
シンナメート〕メタン等のフェノール系安定剤;ビス
〔2−メチル−4−(3−n−アルキルチオプロピオニ
ルオキシ)−5−t−ブチルフェニル〕スルフィド等の
チオエーテル系安定剤;ジブチルジチオカルバミン酸ニ
ッケル等のジチオカルバミン酸塩系安定剤などを例示す
ることができる。これらの老化防止剤は単独でまたは2
種以上を組合せて配合することができる。老化防止剤
は、エチレン・α−オレフィン・ジエン共重合ゴム
(A)100重量部に対して、通常0.1〜5重量部、
好ましくは0.5〜3重量部用いられる。
【0031】次に加工助剤としては、通常のゴムの加工
に使用されるものが使用でき、リシノール酸、ステアリ
ン酸、パルミチン酸、ラウリン酸、ステアリン酸バリウ
ム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、上記
酸のエステル類等、高級脂肪酸、その塩およびそのエス
テル類などを例示できる。これらの加工助剤は単独でま
たは2種以上を組合せて配合することができる。加工助
剤の配合量は、エチレン・α−オレフィン・ジエン共重
合ゴム(A)100重量部に対して、通常約10重量部
まで、好ましくは約1〜5重量部用いられる。
【0032】さらに、製品によっては顔料が使用され
る。顔料としては、公知の無機顔料(例えばチタンホワ
イト)、有機顔料(例えばナフトールグリーンB)が使
用される。これらの顔料の使用量は、製品により異なる
が、最大20重量部、好ましくは10重量部以下の量が
使用される。
【0033】本発明のゴム組成物は、例えば次のような
方法で調製することができる。すなわち、本発明の必須
成分であるエチレン・α−オレフィン・ジエン共重合ゴ
ム(A)および長鎖アルキルカーボネート(B)、なら
びに必要により配合する補強剤、充填剤、軟化剤、顔料
などの添加剤を、バンバリーミキサー等のミキサー類を
用いて約80〜170℃の温度で約3〜10分間混練し
た後、加硫剤、加硫助剤をオープンロール等のロール類
を用いて追加混合し、ロール温度約40〜80℃で約3
〜30分間混練して部出し、リボン状またはシート状の
ゴム組成物を調製する。
【0034】このようにして調製された未加硫ゴム配合
物は、例えば押出成形機、カレンダーロール、プレスな
どにより所望の形状に成形され、成形と同時にまたはそ
の成形品を加硫槽内で、通常約150〜270℃で約1
〜30分間加熱する方法により加硫される。加硫槽とし
ては、スチーム加硫缶、熱空気加熱槽、ガラスビーズ流
動床、溶融塩加硫槽、マイクロ波加硫槽などが単独また
は組合せて使用される。
【0035】本発明のゴム組成物の好適な用途として
は、OA用ロール、電気絶縁材、自動車部品、工業用ゴ
ム製品、土木建材用、ゴム引布などを例示することがで
きる。OA用ロールとしては、紙送りロール、プラテン
ロール、定着ロール、加圧ロール、オイル供給ロールな
どに使用できる。電気絶縁材としては、プラグキャッ
プ、イグニッションキャップ、ディストリビューターキ
ャップ等の自動車エンジン周辺のキャップ類;コンデン
サーキャップ、舶用電線、自動車イグニッションケーブ
ル等の電線の通電部の円筒状に被覆した絶縁層;ケーブ
ルジョイントカバーなどに使用できる。
【0036】自動車部品としては、ラジエターホース、
フューエルホース等のホース類;バンパー、バンパーフ
ィラー、バンパーストリップ、バンパーサイドガード、
オーバーライダー、サイドプロテクションモール等の自
動車外装用部品;その他各種ウェザーストリップ類、ブ
ーツ、ボールジョイントシール、各種防振ゴムなどに使
用できる。
【0037】工業用ゴム製品としては、ロール、パッキ
ング、ライニング、ベルトなどに使用できる。土木建材
用としては、ルーフィングシート、耐熱ベルト、建材用
ガスケット、ハイウエイジョイントシールなどに使用で
きる。ゴム引布としては、防水布、天幕、レジャーシー
トなどに使用できる。さらに、加硫に先立ってゴム配合
物中に発泡剤および必要に応じて発泡助剤を配合し、断
熱材、クッション材、シーリング剤、防音材、電気絶縁
材などに使用し得る発泡加硫物とすることもできる。
【0038】
【発明の効果】本発明の架橋可能なゴム組成物は、エチ
レン・α−オレフィン・ジエン共重合ゴム(A)および
特定の長鎖アルキルカーボネート(B)を必須成分と
し、非極性のエチレン・α−オレフィン・ジエン共重合
ゴム(A)を用い、一般式(1)のR1およびR2の炭
素数が限定された長鎖アルキルカーボネ−ト(B)を特
定の割合で配合しているので、耐摩耗性、摩擦係数の維
に優れ、低硬度で伸びが大きく、かつ耐寒性に優れた
ゴム製品を得ることができる。
【0039】
【発明の実施の形態】
実施例1 まず表1に示す配合剤を4.3 literのバンバリーミキ
サー(神戸製鋼社製)で5分間混練し、ダンプアウトし
た。次にダンプアウトした混練物を14インチオープン
ロール(日本ロール社製)に巻付けた。このときロール
表面温度は、前ロール60℃、後ロール70℃であっ
た。このオーブンロール上で表2に示す配合剤を添加
し、2分間混練したのち、厚さ3mmでシート出しし
た。
【0040】この配合ゴムを用い、JIS K 630
0未加硫ゴム物理試験法に従って121℃でムーニー粘
度を測定した。結果を表3に示す。また上記配合ゴムを
160℃で10分間プレス加硫して2mm厚の加硫ゴム
シートを得、このシートを用い、JIS K 6301
加硫ゴム物理試験法に従って、25℃雰囲気下で測定し
た。またJIS K 6264に基づき25℃雰囲気下
でテーバー摩耗試験を行った。これらの結果を表3に示
す。
【0041】
【表1】 *1 エチレン/プロピレン(モル比)=68/32 ムーニー粘度 ML14(100℃)=140 ヨウ素価(5−エチリデン−2−ノルボルネン)=12 *2 下記長鎖アルキルカーボネート C1429OCOOC1429 *3 旭#70(商標、旭カーボン(株)製)
【0042】
【表2】
【0043】実施例2 実施例1において、軟化剤として実施例1で用いた長鎖
アルキルカーボネート40重量部および市販の軟化剤の
パラフィン系プロセスオイルPX−90(商標、出光興
産(株)製)40重量部を組合せて用いた以外は、実施
例1と同様に行った。結果を表4に示す。
【0044】実施例3 実施例1において、長鎖アルキルカーボネートの配合量
を140重量部に変更し、補強剤としてFEFカーボン
ブラック(商標、旭カーボン(株)製)を60重量部さ
らに加えた以外は、実施例1と同様に行った。結果を表
4に示す。
【0045】実施例4 実施例1において、EPTゴムとして下記性状のものを
用いた以外は、実施例1と同様に行った。結果を表5に
示す。 エチレン/プロピレン(モル比)=66/34 ムーニー粘度ML1+4(100℃)=38 ヨウ素価(5−エチリデン−2−ノルボルネン)=13
【0046】実施例5 実施例1において、長鎖アルキルカーボネートとして下
記のものを用いた以外は、実施例1と同様に行った。結
果を表5に示す。C1225OCOOC1225
【0047】実施例6 実施例1において、長鎖アルキルカーボネートとして下
記のものを用いた以外は、実施例1と同様に行った。結
果を表5に示す。 ROCOOR Rはアルキル基の混合物を表し、その比率は以下の通り
である。 C1225/C1327/C1429/C1531 =40/10/45/5
【0048】比較例1 実施例1において、軟化剤として長鎖アルキルカーボネ
ートの代わりに市販のパラフィン系プロセスオイルPX
−90(商標、出光興産(株)製)を用いた以外は、実
施例1と同様に行った。結果を表3に示す。
【0049】比較例2 実施例1において、軟化剤として長鎖アルキルカーボネ
ートの代わりに市販のパラフィン系プロセスオイルPW
−90(商標、出光興産(株)製)を用いた以外は、実
施例1と同様に行った。結果を表3に示す。
【0050】比較例3 実施例1において、軟化剤として長鎖アルキルカーボネ
ート10重量部およびパラフィン系プロセスオイルPX
−90 70重量部を用いた以外は、実施例1と同様に
行った。結果を表4に示す。
【0051】比較例4 実施例1において、軟化剤として長鎖アルキルカーボネ
ートを180重量部とし、FEFカーボンブラック10
0重量部をさらに加えた以外は、実施例1と同様に行っ
た。結果を表4に示す。
【0052】比較例5 実施例1において、軟化剤として長鎖アルキルカーボネ
ートを配合しなかった以外は、実施例1と同様に行っ
た。結果を表3に示す。
【0053】
【表3】 *1 摩耗輪:H−22、荷重:1000g、回転数:70rpm
【0054】
【表4】 *1 摩耗輪:H−22、荷重:1000g、回転数:70rpm
【0055】
【表5】 *1 摩耗輪:H−22、荷重:1000g、回転数:70rpm
【0056】実施例7〜8 表6に示す配合剤を4.3 literのバンバリーミキサー
(神戸製鋼社製)で5分間混練し、ダンプアウトした。
次にダンプアウトした混合物を14インチオープンロー
ル(日本ロール社製)に巻付けた。このときロール表面
温度は、前ロール60℃、後ロール70℃であった。こ
のオープンロール上で硫黄1.5重量部を添加し、さら
に加硫促進剤としてサンセラーCz(商標、三新化学
(株)製)1.5重量部、サンセラーTS(商標、三新
化学(株)製)0.7重量部、前記サンセラーTRA
0.7重量部、サンセラーBz(商標、三新化学(株)
製)1.0重量部を添加し、2分間混練したのち、厚さ
3mmでシート出しした。
【0057】この配合ゴムを用い、JIS K 630
0未加硫ゴム物理試験法に従って、Vm、t5、T90
を測定した。結果を表7に示す。また上記配合ゴムを1
60℃で15分間プレス加硫して2mm厚の加硫ゴムシ
ートを得、このシートを用い、JIS K 6301加
硫ゴム物理試験法に従って、100%伸張時の引張応力
(M100)、200%伸張時の引張応力(M20
0)、300%伸張時の引張応力(M300)、破断時
の引張強度(TB)、破断時の伸び(EB)、硬度(JI
S−A)(HS)を測定した。また上記配合ゴムを16
0℃で20分間プレス加硫してCSブロックを得、この
ブロックを用い、JIS K 6301加硫ゴム物理試
験法に従って、圧縮永久歪を測定した。またJIS K
6264に基づき25℃雰囲気下でテーバー摩耗試験
を行った。これらの結果を表7に示す。
【0058】さらに上記配合ゴムを160℃で20分間
プレス加硫し、直径10mm×長さ2mの円柱を得た。
この円柱をOAロール用の試験片として用い、摩擦摩耗
試験機TRI−S10D(商標、高千穂機械(株)製)
により摩擦係数(μ)を測定した。測定条件は25℃、
回転数500rpm、試験片への荷重530gとし、コ
ピー紙を回転板へ貼付けて測定した。評価は次のように
して行った。まず初期摩擦係数(50回転後の値)を測
定し、そのまま10,000回まで回転させ、その後新
しいコピー破を回転体に貼付け、50回転後の摩擦係数
を測定して10,000回後の摩擦係数とした。結果を
表7に示す。
【0059】比較例6〜9 表6に示す配合剤を用いた以外は実施例7と同様にして
行った。結果を表7に示す。
【0060】
【表6】
【0061】表6の注 *1 油展量(パラフィンオイル)40重量部、エチレ
ン/プロピレンのモル比=78/22、ムーニー粘度M
1+4(100℃)=69、ヨウ素価(5−エチリデン−
2−ノルボルネン)=12 *2 エチレン/1−ブテンのモル比=90/10、ム
ーニー粘度ML1+4(100℃)=20、ヨウ素価(5−
エチリデン−2−ノルボルネン)=20 *3 C1225OCOOC1531 *4 C817OCOOC817 *5 C2245OCOOC2245 *6 商標、出光興産(株)製 *7 商標、白石工業(株)製
【0062】
【表7】 表7の注 *1 摩耗輪:H−22、荷重:1000g、回転数:
70rpm
【0063】表7の結果から、前記一般式(1)で表わ
される長鎖アルキルカーボネートを配合した実施例7お
よび8では、初期摩擦係数に対する10,000回後の
摩擦係数および変化率はそれぞれゼロまたは+7であ
り、ほとんど変化しないか、小さいことがわかる。これ
に対して、軟化剤としてPW−380を配合した比較例
6および7では、変化率が+24または+27であり、
摩擦係数の変化が大きかった。なお比較例6はポリマー
自体が樹脂ライクで硬い系であるが、B成分が配合され
ていないため摩擦係数の変化が大きかった。またアルキ
ルカーボネートの炭素数が10より小さい場合(比較例
8)は、ゴム表面にアルキルカーボネートがブリードア
ウトして不適であった。一方アルキルカーボネートの炭
素数が20より大きい場合(比較例9)は、アルキルカ
ーボネートが膜を形成しないため、耐摩耗性の改善効果
および摩擦係数維持ができなかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−48478(JP,A) 特開 平5−301998(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 1/00 - 101/16 C08K 3/00 - 13/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)エチレン・α−オレフィン・ジエ
    ン共重合ゴム100重量部に対して、(B)下記一般式
    (1)で表わされる長鎖アルキルカーボネート15〜1
    60重量部を含むことを特徴とする架橋可能なゴム組成
    物。 R1OCOOR2 ・・・・(1) (式中、R1およびR2は同一または異なるものであり、
    炭素数10〜20の直鎖状もしくは分岐状のアルキル
    基、シクロアルキル基、あるいはシクロアルキル基を含
    むアルキル基であって、R1およびR2のうち少なくとも
    一つは炭素数10〜20の直鎖状もしくは分岐状のアル
    キル基である。)
  2. 【請求項2】 エチレン・α−オレフィン・ジエン共重
    合ゴム(A)は、α−オレフィンの炭素数が3〜30、
    エチレン/α−オレフィンのモル比が55/45〜85
    /15、ムーニー粘度〔ML1+4(100℃)〕が5〜4
    00、ヨウ素価が3〜40である請求項1記載の架橋可
    能なゴム組成物。
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