JP3476534B2 - 操作装置 - Google Patents

操作装置

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JP3476534B2
JP3476534B2 JP05823294A JP5823294A JP3476534B2 JP 3476534 B2 JP3476534 B2 JP 3476534B2 JP 05823294 A JP05823294 A JP 05823294A JP 5823294 A JP5823294 A JP 5823294A JP 3476534 B2 JP3476534 B2 JP 3476534B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば車載用電子機器
などの各種電子機器に装備されて、操作体によりスイッ
チ素子の可動部を押圧できるようにした操作装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図6は各種電子機器に装備されてスイッ
チ素子の可動部を押圧する操作装置の従来例を示す断面
図である。図6において、符号1は支持枠であり、その
図示上面が操作面1aとなっている。支持枠1の内側に
は、操作面1aが形成されている部分の裏面側に間隔を
開けて固定されたスイッチ固定板2が固設されている。
スイッチ固定板2には、スイッチ素子S,Sが間隔を開
けて配置されており、それぞれのスイッチ素子S,Sに
は、支持枠1の方向に向く可動釦S1,S1が設けられ
ている。支持枠1とスイッチ固定板2との間には操作体
3が介在している。この操作体3の中央部3aは、支持
枠1に形成された開口部1bから操作面1aの前方に突
出している。操作体3の基部にはフランジ部3b,3b
が一体に形成され、このフランジ部3b,3bの裏面
に、前記スイッチ素子S,Sの可動釦S1,S1と対面
する押圧突起3c,3cが一体に設けられている。操作
体3の裏面中央には、支点突起3dが一体に形成され、
その先端がスイッチ固定板2に突き当てられている。ま
た操作体3の前記フランジ部3b,3bと前記支持枠1
の操作面1aの裏面との間には圧縮コイルスプリング
4,4が介装されている。
【0003】この操作装置では、操作体3に外力が与え
られないときは、圧縮コイルスプリング4,4の弾圧力
のバランスにより、操作体3は、実線で示す中立位置と
なり、押圧突起3c,3cがいずれもスイッチ素子S,
Sの可動釦S1,S1から離れている。操作体3の中央
部3aのAで示す部分が押されると、操作体3は支点突
起3dとスイッチ固定板2との突き当て部を支点として
鎖線で示すように反時計方向へ回動し、図示左側の押圧
突起3cにより、図示左側のスイッチ素子Sの可動釦S
1が押される。また操作体3の中央部3aのBで示す部
分が押されると、操作体3が、支点突起3dとスイッチ
固定板2との突き当て部を支点として時計方向へ回動
し、図示右側の押圧突起3cにより、図示右側のスイッ
チ素子Sの可動釦S1が押される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図6に示す操作装置で
は、操作体3の中央部に設けられた支点突起3dとスイ
ッチ固定板2との突き当て部が操作体3の回動支点とな
っている。そのため、操作体3の中央部3aのAで示し
た押圧位置と、操作体3の回動支点との距離L1が短
く、この距離L1は中央部3aの図示左右の幅寸法のほ
ぼ半分となっている。スイッチ素子Sの可動釦S1はス
イッチOFF方向へ弾性付勢されているため、この可動
釦S1を押した場合に、ある程度の反発力Fが作用す
る。この反発力Fに対抗して可動釦S1を押圧するため
には、操作体3に所定以上のモーメントを与える必要が
ある。ただし、回動支点と前記Aで示す部分との距離L
1が短いとAの位置の押圧力を強くしないと所定のモー
メントが得られなくなる。よってL1が短いと必要以上
に強い操作力が必要となり、スイッチ素子Sの可動釦S
1を確実にON方向へ押圧させることができない場合が
生じ、操作性または操作感触が非常に悪くなる。
【0005】 したがって、確実な操作性を得るために
は、操作体3の中央部3aの図示左右方向の寸法を大き
くして前記寸法L1を長くしなくてはならない。そのた
め、スイッチ素子S,Sの図示左右方向の配列間隔も長
くなり、操作装置全体の寸法が大きいものとなる。ま
た、操作体3は中央部に設けられた支点突起3dを回動
支点として回動動作するものであるため、図6に示すよ
うに、Aの位置が押されて回動したときに、Bの位置が
操作面1aから前方へ所定寸法hだけ突出する。このh
の寸法の突出は、操作体3の中央部3aの動作として見
栄えの悪いものとなる。さらに、操作体3の中央部3a
は、開口部1bの開口領域内にて、図6にて実線で示す
状態から鎖線で示す状態に回動するため、中央部3aの
周囲と、支持枠1に形成された開口部1bの周縁部との
間に、上記の回動領域を確保するためにある程度広い隙
間δを設けることが必要である。この隙間δを設ける分
だけ、支持枠1内部の密閉度が低下し、前記隙間δから
支持枠1内にほこりなどが入りやすくなる。また、車載
用ナビゲーション装置のディスプレイ装置における画面
のスクロール操作などでは、画面上にて例えば8つの方
向を指示するための操作装置が使用される。
【0006】 図7は、このようなスクロール操作のた
めの操作装置として、図6に示したのと同じ構造の操作
体を設けた場合を想定して図示している。この操作装置
では、操作面となる支持枠5の裏側に、間隔を開けて固
定されたスイッチ固定板7が設けられ、このスイッチ固
定板7に円周方向に配置された8個のスイッチ素子Sが
固設されている。支持枠5の開口部5aに対し、裏側か
ら円盤形状の操作体6が嵌装されている。この操作体6
の中央裏面には支点突起6aが一体に設けられ、図6
示した操作装置と同様に、この支点突起6aとスイッチ
固定板7との突き当て部が操作体6の回動支点となって
いる。またそれぞれのスイッチSの可動釦は、操作体6
の外周裏面に対面している。操作体6の表面には、円周
方向に8分割して形成されたマーク6b,6b,…が設
けられ、それぞれのマーク6bがそれぞれのスイッチ素
子Sに対応した位置に形成されている。いずれかのマー
ク6bが形成されている部分において、操作体6の縁部
が押されると、操作体6は支点突起6aとスイッチ固定
板7との突き当て部を支点としてスイッチ固定板7の方
向へ回動し、押した位置のマーク6bに対応する操作体
6の裏面によりスイッチ素子Sの可動釦が押される。
【0007】 しかしながら、この操作装置において
も、操作体6を指で押圧する位置と、支点突起6aが設
けられた回動支点との距離L1が短いと、図6に示した
操作装置と同様に、スイッチ素子Sの可動釦に対して充
分な押圧力を与えるのが困難となり、操作性または操作
感触が非常に悪いものとなる。そのため、操作体6の直
径をかなり大きなものとしなくてはならなくなり、操作
装置が大型化する。逆に支持枠5での操作装置の配置ス
ペースを充分に確保できず、操作体6の直径が小さいも
のとなる場合には、操作性または操作感触が非常に悪く
なる。また、図7に示すように、操作体6の8つのマー
ク6bのそれぞれの部分に対応してスイッチ素子Sを設
けることになると、スイッチ素子Sを8個設けなければ
ならなくなり、スイッチ素子Sの個数が多くなって、コ
ストの高いものとなる。また8個のスイッチ素子Sを等
ピッチにて配列した場合には、スイッチの配列スペース
自体も広くなり、このことからも操作装置が大型化して
しまう。
【0008】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、操作体の寸法が小さい場合であっても、良好な操
作性または操作感触を得ることができ、また複数のスイ
ッチ素子が設けられている場合でも、それぞれのスイッ
チ素子を良好な操作感触にて操作できるようにした操作
装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、支持枠と、
支持枠に形成された開口部に対し支持枠の裏面側から
嵌装された四辺形の操作体と、前記支持枠の裏面側に間
隔を空けて固定されたスイッチ固定部材と、前記操作体
前記スイッチ固定部材との間に介在して前記操作体を
前記スイッチ固定部材から離れる方向へ復帰させる弾性
部材と、このスイッチ固定部材上にて前記弾性部材の周
囲を囲むように配列され且つ可動部が前記操作体の4辺
のそれぞれの裏面に対面するように設けられた複数のス
イッチ素子とを有し、前記操作体の周囲にフランジ部が
形成され、前記フランジ部には、前記支持枠の裏面に対
向するリブが、前記操作体の各辺に2箇所ずつ形成され
ており、前記操作体の四辺形の各辺が押されたときに、
押圧する辺に対向する他の辺に設けられた前記リブと前
記支持枠の裏面との突き当て部が、前記操作体の回動支
点となって、前記押圧する辺に対向する1つの前記スイ
ッチ素子を動作させることが可能とされ、前記操作体の
角部が押されたときに、押圧する角部に対向する他の角
部の両側に位置する2つの前記リブと前記支持枠の裏面
との突き当て部が、前記操作体の回動支点となって、前
記押圧する角部の両側に位置する2つの前記スイッチ素
子を動作させることが可能とされていることを特徴とす
るものである。
【0010】 また、本発明では、前記操作体の押圧操
作面において、それぞれの前記スイッチ素子の押圧箇所
および前記角部にマークが付されている。
【0011】
【0012】
【0013】
【作用】本発明は、スイッチ素子が弾性部材の周囲に配
列して設けられており、スイッチ素子が4個配列される
場合に実施される。操作体は弾性部材により付勢され、
操作体に押圧力が与えられないときには、操作体により
全てのスイッチ素子の可動部が押圧動作されない。いず
れかのスイッチ素子に対面する部分またはその付近にて
操作体を押すと、この操作体はこの押圧部と弾性部材を
挟む逆の辺に設けられた2つのリブと支持枠との突き当
て部を回動支点としてスイッチ固定部材の方向へ回動す
る。これにより、スイッチ素子の可動部が操作体の裏面
にて押圧動作される。また、操作体の角部が押される
と、この押圧部と弾性部材を挟む逆の角部の両側に設け
られた2つのリブと支持枠との突き当て部を回動支点と
して操作体がスイッチ固定部材の方向へ回動する。この
とき押圧する角部の両側に位置する2つのスイッチ素子
の可動部が同時に押される。したがって、このときの操
作入力モードを、単一のスイッチ素子の可動部が押圧動
作させられたときと異なるものにすれば、実際のスイッ
チ素子の数よりも入力モードの数を多くでき、例えば4
個のスイッチ素子を設けた場合に、8通りの入力操作が
可能になる。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。図1は、本発明の第1実施例の操作装置が装備され
た電子機器として車載用のナビゲーション装置でのディ
スプレイ装置の一部を示す正面図、図2は操作装置の分
解斜視図、図3は操作体を斜め裏方向から見た斜視図、
図4(A)(B)は操作装置の動作を示す図1のIV−
IV線の断面図である。図1に示す車載用ナビゲーショ
ン装置のディスプレイ装置10は、例えばプラスチック
材料により形成された支持枠11の中心部にカラー液晶
パネル12が設けられている。支持枠11における上記
カラー液晶パネル12よりも下の部分が操作面11aと
なっている。この操作面11aの図示上下の幅寸法Hは
ほぼ30mm程度であり、比較的幅寸法の小さいものと
なっている。上記操作面11aには、各種操作釦類13
が配列されており、またその図示左端部分には、本発明
の第1実施例の操作装置20が設けられている。この操
作装置20は、カラー液晶パネル12に表示される画面
のスクロール操作のためのものである。
【0018】図2および図4に示すように、支持枠11
の操作面11aの裏面11bには、ボス11cが一体に
突出成形されている。裏面11bの後方には、スイッチ
固定部材21が設けられている。スイッチ固定部材21
には固定穴21aが形成されており、図4に示すよう
に、この固定穴21aに固定ねじ22が挿入されボス1
1cに螺着されている。ボス11cと固定穴21aは複
数箇所設けられ、そのそれぞれが固定ねじ22により固
定されている。その結果、スイッチ固定部材21は支持
枠11の裏面11bに対し所定の間隔を開けて固定され
ている。上記スイッチ固定部材21は、例えば支持枠1
1に対面する表面21bに導電膜によるリードパターン
が形成されたプリント基板である。そしてこの表面21
bにタクトスイッチ素子である4個のスイッチ素子S
a,Sb,Sc,Sdが固定されている。それぞれのス
イッチ素子Sa,Sb,Sc,Sdの端子は、前記リー
ドパターンと導通され、このリードパターンが各スイッ
チ素子の信号線として機能している。
【0019】上記スイッチ固定部材21は、必ずしもプ
リント基板である必要はなく、プリント基板以外の剛性
を有する板材により構成されていてもよいし、支持枠1
1の裏面側に設けられる裏枠、または裏シャーシがスイ
ッチ固定部材として機能し、この裏枠や裏シャーシにス
イッチ素子が直接に固定されていてもよい。あるいは裏
枠や裏シャーシまたはプリント基板に支持突起が設けら
れ、この支持突起の先端にスイッチ素子が固定されてい
てもよい。ただし各スイッチ素子への信号線の配線を簡
略化するためには、スイッチ固定部材21がプリント基
板であることが好ましい。また、全てのスイッチ素子S
a,Sb,Sc,Sdが同じスイッチ固定部材21に固
定されている必要はなく、個々のスイッチ素子毎または
複数のスイッチ素子毎に別々のスイッチ固定部材が設け
られていてもよい。4個のスイッチ素子SaないしSd
の配列中心部には、弾性部材23が固設されている。こ
の弾性部材23は、天然ゴム、合成ゴム、弾性を有する
合成樹脂材料などの弾性に富んだ材料により形成されて
いる。図4に示すように、弾性部材23の裏面には、係
合突起23aが一体に形成されており、この係合突起2
3aが、スイッチ固定部材21に形成された係合穴21
c内に挿入され、スイッチ固定部材21の裏面に係止さ
れることにより、弾性部材23がスイッチ固定部材21
に固定されている。また弾性部材23の支持枠11に向
く前面中央部には支持凹部23bが形成されている。
【0020】図2に示すように、スイッチ固定部材21
上にて、各スイッチ素子Sa,Sb,Sc,Sdは、図
示上下左右の4ヶ所に固定されており、各スイッチ素子
Sa,Sb,Sc,Sdの可動部となる可動釦S1の中
心と、弾性部材23の中心との距離は、全て同じ寸法L
2である。なお、図の実施例でのスイッチ素子はタクト
スイッチ素子であり、可動部は支持枠11の裏面11b
の方向へ弾性的に突出する可動釦S1となっているが、
スイッチ素子にレバー構造の可動部が設けられているも
のであってもよいし、リーフ接点がそのまま可動部とな
っているものであってもよい。
【0021】支持枠11の裏面11bとスイッチ固定部
材21との間には、操作体25が設けられている。この
操作体25はプラスチック材料により形成されているも
のである。操作体25の形状は正方形または長方形の矩
形状である。操作体25の前面の中央部は矩形状の突部
となった操作押圧部25aであり、その表面が操作押圧
面25bとなっている。操作体25の後端側には、操作
押圧部25aの周囲に延びるフランジ部25cが一体に
形成されている。操作体25の図示上方に延びるフラン
ジ部25cの前面には、一対の微小リブ26aと26b
が形成され、図示左側に延びるフランジ部25cの前面
には、一対の微小リブ26cと26dが形成されてい
る。また図示右側に延びるフランジ部25cの前面に
は、一対の微小リブ26e,26fが、図示下側に延び
るフランジ部25cには、一対の微小リブ26g,26
hがそれぞれ形成されている。これらの微小リブ26a
ないし26hは、いずれも前記フランジ部25cの前面
から支持枠11の裏面11bに向かって微小寸法だけ隆
起している。この微小リブ26aないし26hは、樹脂
材料により操作体25を成型する際に一緒に形成されて
もよいが、きわめて微小な凸状リブでよいため、操作体
25の表面の塗装膜、あるいはメッキ膜の一部分を支持
枠11の裏面11b方向へ***させて形成してもよい。
【0022】図3に示すように、操作体25の裏面中央
部には、弾圧突起27が形成され、またその周囲には裏
面方向へやや突出した押圧面28a,28b,28c,
28dが一体に形成されている。支持枠11には矩形状
の開口部11dが形成されている。図4に示すように、
操作体25の操作押圧部25aは、枠体11の裏面11
b側からこの開口部11d内に挿入され、操作押圧面2
5bは、支持枠11の表面の操作面11aよりもやや前
方へ突出する。図4(A)に示すように、支持枠11に
操作体25が嵌装され、さらにその裏側から前記スイッ
チ固定部材21が取り付けられると、操作体25の裏面
に設けられた弾圧突起27が弾性部材23の支持凹部2
3bに嵌入する。そして、弾性部材23はやや収縮させ
られ、その復元弾性力により、操作体25の中央部が支
持枠11の方向へ弾圧付勢される。なお、弾性部材23
は、図4(A)の状態において操作体25がスイッチ固
定部材21の方向へ埋没するのを防止するために設けら
れているものであるため、操作体25が取り付けられた
状態で、弾性部材23が収縮せず、自由長状態であって
もよい。
【0023】 このとき、操作体25の前記フランジ部
25cの前面に形成された微小リブ26aないし26h
が、支持枠11の裏面11bに当接する。よってこの実
施例では、それぞれの微小リブ26aないし26hと支
持枠11の裏面11bとが当たっている部分が突き当て
部Pとなる。そしてこの突き当て部Pが、操作体25が
押圧されたときの回動支点となる(図4(B)参照)
ランジ部25cは鍔部とも称することができる。また
フランジ部25aまたは鍔部は操作押圧部25aの外周
全域に設けられる必要はなく、操作押圧部25aの外周
に複数のフランジ部または鍔部が放射状に突起として延
びていてもよい。
【0024】操作押圧部25aの外周寸法は開口部11
dの開口寸法とほぼ同じあるいはわずかに小さいもので
あり、操作体25の操作押圧部25aが開口部11dに
嵌装された状態で、操作押圧部25aの外周面と開口部
11dの内縁部との間の接合部(図4(A)にて(イ)
で示す部分)では、ほとんど隙間が形成されておらず、
あるいはきわめて微小な隙間が形成されるのみである。
よって、操作押圧部25aの外周面と開口部11dの内
縁部との隙間から支持枠11内にほこりなどが浸入しに
くい構造となっている。さらに、操作体25の裏面に形
成された各押圧面28aないし28dは、それぞれスイ
ッチ素子Sa,Sb,Sc,Sdの可動釦S1の前面に
対面している。図4(A)に示すように、操作体25に
押圧力が作用せず、各微小リブ26aないし26hが支
持枠11の裏面11bに当たっている状態(弾性部材2
3により支持枠11方向へ復帰させられている状態)に
おいて、操作体25の各押圧面28aないし28dは、
各スイッチ素子SaないしSdの可動釦S1の前面に当
接し、しかも可動釦S1を押さない状態となっている。
すなわち、操作体25は、表面側が支持枠11の裏面1
1bに当たり、裏面側がスイッチ素子の可動釦S1に当
たっているので、図4の図示上下方向へ、操作体25が
弾圧突起27を支点としてがたつかないようになってい
る。
【0025】操作体25ががたつかないため、車体振動
が支持枠11に伝わっても、操作体25のがたつき音の
発生が防止される。操作体25の操作押圧面25bに
は、マーク30aないし30dおよびマーク31aない
し31dが付されている。マーク30aはスイッチ素子
Saに対応する操作体25の表面に付され、マーク30
b,30c,30dは、それぞれスイッチ素子Sb,S
c,Sdに対応する操作体25の表面に付されている。
またマーク31a,31b,31c,31dは、操作押
圧面25bの角部に位置し、隣接するスイッチ素子の中
間に対応する位置に付されている。
【0026】次に上記操作装置20の動作について説明
する。図4は、図1のIV−IV線の断面図であり、同
図(A)は操作体25に押圧力が作用しない状態を示し
ている。このとき、操作体25は弾性部材23により支
持枠11の方向へ弾性復帰させられている。すなわち弾
性部材23は、操作体25がスイッチ固定部材21の方
向へ埋没するのを防止するために設けられているもので
あり、好ましくは、弾性部材23により操作体25は、
枠体11の方向へ軽い弾性力により押圧されている。そ
の結果、フランジ部25cの前面に形成された微小リブ
26aないし26hが、開口部11dの周辺にて支持枠
11の裏面11bに軽い弾圧力により当接させられてい
る。
【0027】図4(B)は、操作体25の前面の操作押
圧面25bにてマーク30aが付されている位置または
その近傍の位置(A位置)が指などで押された状態を示
している。A位置が押されると、弾性部材23を挟んで
A位置と逆側となる位置が回動支点となる。すなわちA
位置に対し組を成すスイッチ素子SaとSbの間隔方向
と同じ方向に距離を開けた操作体25の端部に設けられ
た微小リブ26g,26hと支持枠11の裏面11bと
の突き当て部Pが回動支点となって、操作体25が反時
計方向へ回動する。このとき弾性部材23がやや収縮
し、操作体25の押圧面28aによりスイッチ素子Sa
の可動釦S1が押され、スイッチ素子SaがONにな
る。
【0028】このとき、操作体25を押すA位置と、回
動支点となる突き当て部Pとの距離は、操作体25の図
示左右方向の幅寸法とほぼ等しく、スイッチ素子Saと
Sbの配置間隔(2×L2)にほぼ等しくなる。操作体
25が押される位置と回動支点との距離を充分に長く確
保できることにより、操作体25の幅寸法が小さくても
A位置の押圧により操作体25に充分なモーメントを与
えることができる。よって比較的軽い押圧力であって
も、スイッチ素子Saの可動釦S1をその弾性復帰力F
に対抗して確実に押圧することができ、充分良好な操作
感触を得ることができる。図1の実施例では操作面11
aの幅寸法Hはほぼ30mmで、操作体25の幅寸法H
aがほぼ20mm程度であるが、このような寸法の小さ
い操作体25であっても、回動支点となる突き当て部P
と、操作体25を押圧する位置Aとの距離を充分に長く
確保できる。A位置での押圧力を除去すると、弾性部材
23の弾性復帰力および、スイッチ素子Saの可動釦S
1のOFF方向への弾性復帰力Fにより、操作体25は
図4(A)に示す状態に復帰する。
【0029】また操作体25のマーク30bの位置また
はその近傍位置が押されると、操作体25のフランジ部
25cに形成された微小リブ26a,26bと支持枠1
1の裏面11bとの突き当て部が回動支点となって、操
作体25が回動し、スイッチ素子Sbの可動釦S1が押
圧動作させられる。同様にマーク30cの位置またはそ
の近傍位置が押されたときには、微小リブ26e,26
fと支持枠11の裏面11bとの突き当て部が回動支点
となり、マーク30dの位置またはその近傍位置が押さ
れたときには、微小リブ26c,26dと裏面11bと
の突き当て部が回動支点となる。上記のように、操作体
25のマーク30a,30b,30c,30dの位置ま
たはその近傍位置が押されると、これに対応するスイッ
チ素子Sa,Sb,Sc,Sdのうちの1個のみが選択
されて押圧動作させられる。
【0030】 次に、例えば操作体25のマーク31d
の位置(操作押圧面25bの角部の位置)またはその近
傍位置が押されると、その逆側(対称側)に位置する微
小リブ26a,26cと支持枠11の裏面11bとの突
き当て部が回動支点となって、操作体25が回動する。
このとき操作体25の押圧面28bと28dによって、
スイッチ素子Sbとスイッチ素子Sdの双方の可動釦S
1が同時に押される。この2つのスイッチ素子SbとS
dが同時にON動作することにより、スイッチ素子が個
別に押されたときと異なる操作入力モードが設定され
る。他のマーク31a,31b,31cの位置またはそ
の近傍位置が押されたときも同じである。マーク31a
の位置が押されたときには、スイッチ素子SaとScが
共にONになり、マーク31bの位置が押されたときに
は、スイッチ素子SaとSdが共にONなる。そして
マーク31cの位置が押されたときには、スイッチ素子
SbとScが共にONになる。このように操作押圧面2
5bの角部に位置するマーク31aないし31dのいず
れかの位置またはその近傍位置が押されたときは、その
押圧位置の両側に隣接する2つのスイッチ素子の可動釦
が押圧動作される。ただし、それぞれのマークの押圧位
置によって動作させられるスイッチ素子の組み合せが相
違する。よってマーク31aないし31dのいずれかの
位置が押されたときには、それぞれ4通りの操作入力モ
ードが得られる。
【0031】よって、上記実施例の操作装置20では、
操作押圧面25bに形成された8つのマーク30aない
し30dおよび31aないし31dの数に応じた8通り
の操作入力ができる。しかもスイッチ素子は、Saない
しSdの4個でよいことになり、最小のスイッチ素子数
で最大数の入力モードを設定できる。スイッチ素子の数
が少なくてよく、また操作体25の寸法も小さいため、
狭いスペースに操作装置を配置できる。図の実施例は、
車載用のナビゲーション装置のディスプレイ装置に設け
られた操作装置20であり、上記の8通りの操作入力モ
ードにより、カラー液晶パネル12の画面上に映される
地図情報のスクロール操作などが行われる。
【0032】また、上記操作装置20では、操作体25
の操作押圧面25bが四辺形であり、各辺の中央部にマ
ーク30aないし30dが付され、四辺形の各角部にマ
ーク31aないし31dが形成されている。よって、手
さぐりで操作押圧面25bを操作する場合であっても、
各マークの位置を感触のみで容易に認識することがで
き、夜間などの操作において各マーク位置を目視しなく
ても正確に押圧操作できる。また、この操作装置では、
図4(A)(B)に示すように、操作体25は、突き当
て部Pを回動支点として図示反時計方向へ回動するよう
になっており、この回動動作の際に操作体25の図示右
端部は、支持枠11の表面の操作面11aから前方へ大
きく突出しない。すなわち操作体25の端部の操作面1
1aからの突出量haが増大することがない。操作体2
5の端部が操作面11aから前方へ突出しないため、操
作時の操作体25の見栄えが悪くなることがない。
【0033】また図4(B)に示すように、操作体25
の押圧側となる図示左端部は、支持枠11の裏面11b
から内側へ離れるだけである。したがって、操作体25
の操作押圧部25aの外周面と支持枠11の開口部11
dとの隙間が図4(A)にて(イ)で示すようにほとん
どない場合であっても、操作体25の回動動作に支障は
ない。すなわち、図8の従来例のように、支持枠の開口
部内にて操作体が回動することがなく、操作体25は支
持枠11の裏面11bから離れる方向へ移動するだけで
ある。よって前述の(イ)部の隙間を大きくする必要が
ない。(イ)部の隙間を小さくできることにより、支持
枠11の内部にほこりなどが浸入しにくくなる。
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】 図5は本発明の第2実施例を示してい
る。この第2実施例は、操作体25の裏面中央部にはば
ね嵌装ボス27aが一体に形成され、このボス27aの
外周にコイルスプリング41が装着され、このコイルス
プリング41が、操作体25をスイッチ固定部材11か
ら離れる方向へ復帰させる弾性部材となっている。なお
この弾性部材としては、コイルスプリングの他、板ばね
など種々のばね部材を使用することが可能である。ま
た、上記各実施例の操作装置は、車載用のナビゲーショ
ン装置のディスプレイ装置にのみ実装できるものと限ら
れるものではなく、他の種々の電子機器に実施できる。
【0038】 また前記実施例では操作体25の裏面
に、スイッチ素子の可動釦S1を押圧する押圧部として
押圧面(28aなど)が形成されているが、押圧面の代
わりに先端が球面状または尖鋭状の突起を設け、この突
起を可動釦S1を押圧する押圧部としてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明の操作装置では、操
作体の押圧位置と回動支点との距離を、例えば操作体の
幅寸法とほぼ等しくできる。そのため、小さな操作体で
あっても、スイッチ素子の可動部を充分に動作させるこ
とができ、確実にスイッチ素子を動作せることがで
き、また良好な操作感触を得ることができる。またスイ
ッチ素子の配置間隔も短くなり、操作装置を小型にして
小スペースに配置できる。
【0040】また、隣接するスイッチ素子の中間にて操
作体を押圧し、両スイッチ素子を同時に動作させること
により、少ないスイッチ素子で、多様なモードの操作入
力ができるようになる。この場合も、スイッチ素子数を
削減できるので、コストを低減できるのみならず、小型
化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の操作装置が搭載されたデ
ィスプレイ装置の一部を示す正面図、
【図2】第1実施例の操作装置の分解斜視図、
【図3】操作体を斜め後方から見た斜視図、
【図4】(A)(B)は、操作装置の動作を示すもので
あり図1のIV−IV線断面図、
【図5】本発明の第2実施例の操作装置を示す断面図
【図6】従来の操作装置を示す断面図、
【図7】従来の操作装置を搭載した操作部の正面図
【符号の説明】
11 支持枠 11a 支持枠の操作面 11b 支持枠の裏面 11d 支持枠の開口部 20,20A,20B 操作装置 21 スイッチ固定部材 23 弾性部材 25 操作体 25a 操作押圧部 25b 操作押圧面 25c フランジ部 26a〜26h 微小リブ 27 弾圧突起 28a〜28d 押圧面 30a〜30d,31a〜31d マーク Sa〜Sd スイッチ素子 S1 可動釦 P 突き当て部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−174672(JP,A) 特開 昭63−66811(JP,A) 特開 平4−71128(JP,A) 実開 昭60−129038(JP,U) 実開 昭60−69441(JP,U) 実開 平4−61722(JP,U) 実開 昭61−201241(JP,U) 実開 平1−80736(JP,U) 実開 昭62−10341(JP,U) 実開 昭61−44735(JP,U) 実開 昭61−44730(JP,U) 実開 昭60−107543(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 3/12 H01H 3/02 H01H 25/04 H01H 13/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持枠と、前記支持枠に形成された開口
    部に対し支持枠の裏面側から嵌装された四辺形の操作体
    と、前記支持枠の裏面側に間隔を空けて固定されたスイ
    ッチ固定部材と、前記操作体と前記スイッチ固定部材と
    の間に介在して前記操作体を前記スイッチ固定部材から
    離れる方向へ復帰させる弾性部材と、このスイッチ固定
    部材上にて前記弾性部材の周囲を囲むように配列され且
    つ可動部が前記操作体の4辺のそれぞれの裏面に対面す
    るように設けられた複数のスイッチ素子とを有し、前記操作体の周囲にフランジ部が形成され、前記フラン
    ジ部には、前記支持枠の裏面に対向するリブが、前記操
    作体の各辺に2箇所ずつ形成されており、 前記操作体の四辺形の各辺が押されたときに、押圧する
    辺に対向する他の辺に設けられた前記リブと前記支持枠
    の裏面との突き当て部が、前記操作体の回動支点となっ
    て、前記押圧する辺に対向する1つの前記スイッチ素子
    を動作させることが可能とされ、 前記操作体の角部が押されたときに、押圧する角部に対
    向する他の角部の両側に位置する2つの前記リブと前記
    支持枠の裏面との突き当て部が、前記操作体の回動支点
    となって、前記押圧する角部の両側に位置する2つの前
    記スイッチ素子を動作させることが可能とされている
    とを特徴とする操作装置。
  2. 【請求項2】 前記操作体の押圧操作面において、それ
    ぞれの前記スイッチ素子の押圧箇所および前記角部にマ
    ークが付されている請求項1記載の操作装置。
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