JP3475320B2 - ヘッドレストサポート - Google Patents

ヘッドレストサポート

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JP3475320B2
JP3475320B2 JP25890997A JP25890997A JP3475320B2 JP 3475320 B2 JP3475320 B2 JP 3475320B2 JP 25890997 A JP25890997 A JP 25890997A JP 25890997 A JP25890997 A JP 25890997A JP 3475320 B2 JP3475320 B2 JP 3475320B2
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seat
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伸雄 山田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、乗り物(車両・
飛行機・船舶等)の座席のヘッドレストを支持するヘッ
ドレストサポートに関し、さらに、装着されたヘッドレ
ストをガタのないように支持するヘッドレストサポート
に関する。
【0002】
【従来の技術】乗り物、特に自動車に関するさまざまな
要求は時代の流れとともに変化し、その要求に答えて改
善され、それぞれ自動車の機能向上に繋がっている。例
えば、自動車の急激な普及が生じると、排ガス規制の基
で燃費と馬力の改善が行なわれ、その後、安全性が追求
されると、ABS等のブレーキの改善やエアバック装置
の搭載あるいは吸収性ボディーへの移行等が行なわれて
きた。さらに、現在においては、乗り心地の良さや静粛
性の向上が求められるようになり、運転時での安定した
乗り心地や静かな車内装備等が要求されてきている。乗
り心地の良さや静粛性に対する要求の一つに、ヘッドレ
スト部に発生するガタ音の問題がある。このガタ音は、
ヘッドレストのステーとステーを嵌入支持するヘッドレ
ストサポートとの間、及びヘッドレストサポートとシー
トに固着された角パイプ状のサポート受けとの間に生じ
る遊びのため、振動の発生と同時に、その遊びの間でガ
タ音として発生するものである。
【0003】従来のヘッドレストサポート(以下、サポ
ートという)60は、図11〜12に示されるように、
頭部61・首部63・胴部65からなり、胴部65の上
端部及び中間部に形成された嵌合部66・66が角パイ
プ状のサポート受け51に遊嵌するように断面矩形に形
成され、嵌合部66以外の胴部65の外周面は丸状に形
成されている。そしてサポート60の内部には、頭部6
1の基部から胴部65の先端部に至るまでヘッドレスト
ステー(以下、ステーという)50が挿通するための丸
状の貫通孔60aが形成されている。貫通孔60aはス
テーより大径に形成され、胴部65の上部に軸方向に形
成された4か所のステー支持リブ67(図10参照)が
ステー50の外径と嵌合状態に形成される。そして首部
63と胴部65の中間部に形成された抜け止め部68と
の間にサポート受け51が僅かな隙間を有して挟持され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のサポー
ト60にステー50を挿通する際、サポート60に形成
されるステー支持リブ67とステー50は嵌合状態にあ
るものの、ステー50がスムーズに摺動できるための隙
間を形成しなければならない。そのために自動車運転時
に発生する振動によりステー50はサポータ60内でば
たつきガタ音を発生してしまう。さらに、従来のように
ステー50とサポータ60とを単に嵌合するだけでは、
ステー支持リブ67とステー50との部品精度のばらつ
きにより嵌合度合いが変化してしまう。例えば、嵌合が
強いとステー50の挿入時に荷重がかかり過ぎて挿入し
にくく、また、嵌合が弱過ぎると隙間が大き過ぎてガタ
音を発生させる。さらにこの嵌合状態は温度差によって
も変化し、納入当初はスムーズであっても、季節や昼夜
の温度差により嵌合状態が大きく変化してしまい、上述
のような課題を増大させる。
【0005】しかも従来のサポート60では、サポート
60とサポート受け51との間にも隙間が形成されてい
るため、ガタ音はより大きくなって発生していた。
【0006】この発明は、上述の課題を解決するもので
あり、乗り心地のよさや静粛性を向上するために、部品
精度のばらつきによる嵌合状態の変化に影響されず、常
に適度な荷重でステーの挿入ができるとともに、コスト
低減をも図ることのできるヘッドレストサポートを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明にかかわるヘッ
ドレストサポートでは、上記の課題を解決するために以
下のように構成するものである。即ち、座席の上方に配
置されるヘッドレストを嵌入保持し、座席に配設された
受け部材に支持可能に形成されるヘッドレストサポート
は、頭部と首部と胴部とを有して一体的に形成されると
ともに、内部に前記ヘッドレストのステーを挿通するた
めの貫通孔が形成され、前記胴部が、前記ヘッドレスト
のステーを内方に向かって弾性的に保持するステー押圧
部を有して形成されることを特徴とするヘッドレストサ
ポートであって、前記ステー押圧部の内面中央部が内方
に向かって円弧状の突起部を形成し、またこのステー押
圧部の外面は中央に向かって内方に凹部を有するように
形成し、この凹部の上下両端の突起部がサポート受けの
内周面に押圧可能に形成されることを特徴とするもので
ある。
【0008】また好ましくは、座席の上方に配置される
ヘッドレストを嵌入保持し、座席に配設された受け部材
に支持可能に形成されるヘッドレストサポートは、頭部
と首部と胴部とを有して一体的に形成されるとともに、
内部に前記ヘッドレストのステーを挿通するための貫通
孔が形成され、前記胴部が、前記ヘッドレストのステー
を内方に向かって弾性的に保持するステー押圧部を有し
て形成されることを特徴とするヘッドレストサポートで
あって、 前記ステー押圧部の内面中央部が内方に向かっ
て円弧状の突起部を形成し、またこのステー押圧部の外
面は中央に向かって内方に凹部を有するように形成し、
この凹部の上下両端の突起部がサポート受けの内周面に
押圧可能に形成されるとともに、当該ステー押圧部の一
方の端部が前記胴部に連接され他方の端部が前記胴部と
解放されていることを特徴とするものである。
【0009】また本発明のヘッドレストサポートは、
席の上方に配置されるヘッドレストを嵌入保持し、座席
に配設された受け部材に支持可能に形成されるヘッドレ
ストサポートは、頭部と首部と胴部とを有して一体的に
形成されるとともに、内部に前記ヘッドレストのステー
を挿通するための貫通孔が形成され、前記胴部が、前記
ヘッドレストのステーを内方に向かって弾性的に保持す
るステー押圧部を有して形成されることを特徴とするヘ
ッドレストサポートであって、前記ステー押圧部の内面
中央部が内方に向かって円弧状の突起部を形成し、また
このステー押圧部の外面は中央に向かって内方に凹部を
有するように形成し、この凹部の上下両端の突起部がサ
ポート受けの内周面に押圧可能に形成されるとともに、
前記首部に、下方に向かって付勢可能な舌片部が形成さ
れ、前記舌片部が前記受け部材を下方に付勢するととも
に、前記胴部に前記受け部材を支持する支持部材が、前
記舌片部と対向するように配設され、前記支持部材が、
前記ヘッドレストサポートを前記受け部材から脱着防止
する抜け止め部材であることを特徴とするものである。
【0010】さらに本発明のヘッドレストサポートは、
座席の上方に配置されるヘッドレストを嵌入保持し、座
席に配設された受け部材に支持可能に形成されるヘッド
レストサポートは、頭部と首部と胴部とを有して一体的
に形成されるとともに、内部に前記ヘッドレストのステ
ーを挿通するための貫通孔が形成され、前記胴部が、前
記ヘッドレストのステーを内方に向かって弾性的に保持
するステー押圧部を有して形成されることを特徴とする
ヘッドレストサポートであって、前記ステー押圧部の内
面中央部が内方に向かって円弧状の突起部を形成し、ま
たこのステー押圧部の外面は中央に向かって内方に凹部
を有するように形成し、この凹部の上下両端の突起部が
サポート受けの内周面に押圧可能に形成されるととも
に、前記頭部、首部及び胴部は、樹脂で一体的に形成
れるとともに、内部に前記ヘッドレストのステーを挿通
するための貫通孔が形成され、前記胴部の下部に、胴部
下面から上方に向かって長穴状の切欠部が形成されてい
ることを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図面に基づいて説明する。
【0012】本実施の形態のヘッドレストサポート(以
下、サポートという)2は、図1に示すように、その内
部にヘッドレスト1のステー1aを挿通するように形成
され、外周面をシートSのパイプに固着された角パイプ
状のサポート受け3の内周面に挿通可能に形成されてい
る。
【0013】サポート2は、例えば、ポリプロピレン等
の樹脂で一体的に成型加工され、内部にステー1aを挿
入するための貫通孔2aを有し、図2〜3に示すよう
に、頭部20・首部30・胴部40を有して構成されて
いる。頭部20は、平面視において4辺の外周面が丸み
を帯ながら首部30・胴部40より幅広に形成されてい
る。本形態におけるサポート2はステー1aに対応する
ため2個設けられ、一方のサポート2には高さ方向の中
間部に水平方向に沿ってキー溝21が形成され、他方の
サポート2にはキー溝は形成されない。
【0014】なお、頭部20のキー溝有り無しは、本発
明では特に主要部ではないので、以下の説明や図におい
ては、キー溝のあるものを記載し、また、符号はいずれ
のサポートにおいてもサポート2とする。
【0015】首部30は頭部20の下方で頭部20に連
接され、サポート2がサポート受け3に挿入される際、
サポート受け3の上面に当接する位置に配置され、断面
矩形筒状に形成されるとともに、図4に示すように、対
向する面に2箇所、中央に向かって下方に垂下する薄肉
状の舌片部31を有している。舌片部31はサポート受
け3の上面に形成される溝部3a(図1参照)に係止可
能に形成されるとともに、舌片部31の上方に形成され
る中空部32に向かって可撓性を有する(図2参照)。
そのため、サポート2がサポート受け3に挿入される
際、舌片部31が上方に僅かに撓むことによって下方に
向かって付勢力を有することになる。なお、舌片部31
の下面31aと後述の抜け止め部48の上面との寸法
が、サポート受け3の下面から溝部3aの底面の高さ寸
法より僅かに小さく形成されている。そのため、サポー
ト2をサポート受け3に挿入した時に舌片部31が上方
に撓むことになる。
【0016】なお、上記の舌片部31は2か所に設けら
れているが、2か所に限らず3か所または4か所であっ
てもよい。ただし、その場合サポート受け3に形成され
る溝部3aも舌片部31に対向して形成される必要があ
る。さらに、中空部32の大きさはサポート2の強度に
影響するので、必要であれば一部を埋めてもよく、強度
に合わせてその大きさを適宜形成すれば良い。いずれに
しても舌片部31が撓む分の大きさが確保されていれば
良い。
【0017】胴部40は首部30の下方に配置され、上
端部に配置されサポート受け3の上部内周面に嵌合する
上部嵌合部42とステー1aを押圧するステー押圧部4
3・44を有する上部41と、サポート受け3の下部内
周面に嵌合する中間部46と、サポート受け3からの抜
け止め部48と最下端に配置されスリット状の切欠部4
9を有する下部47と、に分れている。
【0018】上部41の上部嵌合部42は首部30に連
接され、首部30より小径で外周面矩形に形成されてサ
ポート受け3の上部内周面に嵌合することによりサポー
ト受け3にガイド支持される。上部嵌合部42の下方は
円筒状に形成されるとともに、円筒状の円環本体部41
aの対向する2箇所において開口部41bが形成され、
開口部41bを塞ぐように上下方向に2個の縦長のステ
ー押圧部43・44を有している。図3に示すように、
上方のステー押圧部43は上端が円環本体部41aに連
接され下部が解放されて外方に向かって撓むように形成
され、ステー押圧部43の内面中央部が内方に向かって
円弧状の突起部43aを有している。また、ステー押圧
部43の外面は中央に向かって内方に凹部43bを有す
るように形成され、凹部43bの上下両端の突起部43
cがサポート受け3の内周面に押圧可能に形成される。
【0019】下方のステー押圧部44は下端が円環本体
部41aに連接され上部が解放されて外方に向かって撓
むように形成され、ステー押圧部44の中央部が内方に
向かって円弧状の突起部44aを有している。また、ス
テー押圧部44の外面は中央に向かって内方に凹部44
bを有するように形成され、凹部44bの上下両端の突
起部44cがサポート受け3の内周面に押圧可能に形成
される。そして、それぞれ対向する上方のステー押圧部
43・43の突起部43a・43a間及び下方のステー
押圧部44・44の突起部44a・44a間の最小寸法
はステー1aより僅かに小径に形成され、ステー1aが
挿入されると、それぞれのステー押圧部43・44が外
側に僅かに撓む。それによってそれぞれのステー押圧部
43・44がステー1aに対して付勢力が働きステー1
aを押圧し、さらに、ステー押圧部43・44の外面の
突起部43c・44cがサポート受け3の内周面を押圧
することになる。
【0020】上記のステー押圧部43・44は本発明の
特徴的な部分の一つであり、内方に弾性的に付勢するこ
とができるように形成されている。特にそれぞれのステ
ー押圧部43・44において、一方が円環本体部41a
に連接され他方が解放するように形成することによって
弾性的な付勢が行なわれるとともに、ステー1aとサポ
ート2との適度な嵌合状態を形成することになり、ステ
ー1aの容易な挿入を可能とする。この特色ある構成は
樹脂を一体成型することによって可能となり、さらに一
体成型によりその品質が安定するとともにコストも低減
される。そして上記形態のステー押圧部43・44は胴
部40の円環本体部41aに対して対向する位置に2か
所形成されているが、この方向に対して直交する方向に
さらに2か所形成されていれば、左右方向と前後方向に
ガタを吸収することができる。さらに、この構成は上記
に限らず図に示すように別の形態が考えられる。
【0021】例えば、図13(a)においては、上下に
形成されたステー押圧部431・441は、上方のステ
ー押圧部431の下端部と下方のステー押圧部441の
上端部が円環本体部41aに連接され、上方の押圧部4
31の上端部と下方の押圧部441の下端部が解放され
て外方に可撓性を有する。いずれのステー押圧部431
・441の内周面には、前述の形態のステー押圧部43
・44と同様に、円弧状の突起部431a・441aが
形成され、外周面には凹部431b・441bを有して
その両端部に突起部431c・441cが形成されてい
る。
【0022】図13(b)においては、ステー押圧部4
32・442は上下方向ではなく左右方向に形成されて
いる。つまり左方のステー押圧部432の左端部は円環
本体部41aに連接され右端部が解放されている。右方
のステー押圧部442は右端部が円環本体部41aに連
接され左端部が解放されている。左方のステー押圧部4
32の右端部と右方のステー押圧部442の左端部の内
周面に突起部432a・442aが形成され外周面に突
起部432b・442bが形成されている。
【0023】図13(c)においては、ステー押圧部4
33・443は、上下2段に左右方向に向かって形成さ
れている。上方のステー押圧部433の左端部が円環本
体部41aに連接され右端部が解放されている。下方の
ステー押圧部443は右端部が円環本体部に連接され左
端部が解放されている。上方のステー押圧部433の右
端部と下方のステー押圧部443の左端部内周面は円弧
状の突起部433a・443aを形成し、外周面は凹部
433b・443bを有しその両端部が突起部433c
・443cを形成している。なお、この形態において
は、上方のステー押圧部433と下方のステー押圧部4
43が共に円環本体部41aに連接する部位と解放され
る部位とが同じ方向であってもよい。
【0024】図14に示す各形態のステー押圧部はそれ
ぞれ胴部40の対向する位置に2か所形成されているも
のであり、さらに2か所に限定するものではなく3か所
あるいは4か所であってもよい。
【0025】図14は、ステー押圧部が分離されている
ものではなく、両端部が円環本体部41aに共に連接さ
れているものを示す。図14(a)の場合は、前述の形
態の首部30に形成される舌片部31と同様の作用を行
なうステー押圧部434が、胴部40の対向する位置に
2か所形成されている。ステー押圧部434は両端が円
環本体部41aに連接され中央部が円弧状の突起部43
4aを形成し、2か所の突起部434a・434a間の
寸法がステー1aの外形より僅かに小さく形成され、そ
のため、ステー1aがサポート2に挿入されると、突起
部434aが外方に弾性的に撓み、内方に向かって付勢
力を有することになる。
【0026】また、図14(b)の場合は、図14
(a)のステー押圧部434の代わりに板ばねを配置さ
せるものであり、サポート成型時に一体的に成型するこ
とによってステー押圧部435を形成するものである。
【0027】また、図14の形態の場合も2か所でなく
3か所あるいは4か所にステー押圧部を形成してもよ
い。
【0028】中間部46は上部41の上部嵌合部42と
同様な形状に形成され、上部嵌合部42がサポート受け
3の上部内周面に嵌合するのに対して、中間部46がサ
ポート受け3の下部内周面に嵌合する。そのため、サポ
ート2はサポート受け3に上下2箇所で案内支持される
ことになり、安定した支持が得られる。
【0029】下部47は円筒状に形成され、円環部47
aの上端部の対向する2箇所において開口部47bが形
成され、下端が円環部47aに連接された抜け止め部4
8が下方から上方に向かって広がるように屈曲されて開
口部47bを塞ぐように配置している。従って、サポー
ト2をサポート受け3に挿入する際、抜け止め部48が
サポート受け3の内周面にガイドされて内方に閉じ、抜
け止め部48がサポート受け3より下方に突出すると抜
け止め部48が開くことになる。なお、抜け止め部48
の上面48aはサポート受け3の下面に当接可能に形成
されている。
【0030】抜け止め部48の下方には、円環部47a
の対向する2箇所において、下端部から上方に向かって
スリット状の切欠部49が形成されている。この切欠部
49により円環部47aが内方に収縮する(樹脂の熱収
縮性の利用)ことによって、ステー1aの下部を拘束す
ることができる。
【0031】次に、上記のように形成されたサポート2
をシートSに配設されたサポート受け3に装着し、ヘッ
ドレスト1をサポート2内に装着した状態を図1及び図
5〜10によって説明する。
【0032】シートSには一対のサポート受け3が金具
を介して固着されている。それぞれのサポート受け3は
角パイプ状に形成され、上端部の前後方向に、前述のよ
うにそれぞれサポート2の舌片部31が係合する溝部3
aが形成されている(図1参照)。サポート2がサポー
ト受け3に挿入される状態は、図5に示すように、サポ
ート2の下端部がサポート受け3に挿入され、サポート
2の抜け止め部48がサポート受け3の内周面にかかる
と抜け止め部は弾性を有しているので内方に撓む
(a)。そして、抜け止め部48がサポート受け3の下
端部を越えると抜け止め部48は元の位置に復帰する
(b)。
【0033】また、サポート2の舌片部31は、サポー
ト2をサポート受け3に対して下方に向かって挿入する
と、そのうちその下面31aがサポート受け3の溝部3
aの底面に当接し、さらにサポート2を下方に向かって
挿入することによって溝部3aの下面が舌片部31の下
面31aを押し上げ、図4の二点鎖線で示すように、舌
片部31を上方に撓ませることになる。そして、サポー
ト受け3の上端面が首部30の下面に当接して舌片部3
1がサポート受け3に対して付勢力を発する。
【0034】サポート2がサポート受け3に挿入された
状態は、図6の正面図及び図7の平面断面図に示すよう
に、サポート2の上部嵌合部42と中間部46がサポー
ト受け3の内周面に嵌合支持され、サポート2がサポー
ト受け3によってガイドされている。また、サポート2
の抜け止め部48がサポート受け3の下面に当接する位
置にあり、舌片部31がサポート受け3の溝部3aに係
合している。前述のように舌片部31の下面31aと抜
け止め部48の上面48aとの寸法は、サポート受け3
の下面から溝部3aの底面の高さ寸法より僅かに小さく
形成されているため、舌片部31はその分上方に撓むこ
とになり、上方に撓んだ分サポート受け3を下方に付勢
するため、上下方向のガタがなくなる。
【0035】サポート受け3に装着されたサポート2に
ヘッドレスト1を挿入する状態は図8のように、ステー
1aの下端部がサポート2の首部30あたりに位置する
時はステー押圧部43・43は自然状態にあり(a)、
ステー1aがステー押圧部43・43の突起部43a・
43aにかかるとヘッドレスト1のステー1aが挿通さ
れたサポート2は、上方のステー押圧部43・43の内
部の突起部43a・43aがステー1aの外周面に押圧
されるため、ステー押圧部43・43の下端部が円環本
体部41aに連接された上端部に対して外方に向かって
撓む。その際、外部の突起部43c・43cがサポート
受け3の内周面を押圧して停止する(b)。同様に下方
ステー押圧部44・44も外方に撓み、内部でステー
1aに押圧されて外部でサポート受け3の内周面を押圧
する。ステー1aがサポート2に完全に挿通された状態
は、図9の側面断面図及び図10の平面断面で示されて
いる。従って、ステー1aとサポート2及びサポート2
とサポート受け3との間にガタがなくなる。
【0036】さらに、抜け止め部48・48の内周面が
ステー1aの外周面に押圧されて外方に開くように撓
み、切欠部49により内方に収縮されている下部47の
円環部47aはステー1aの挿入により外周面に僅かに
押圧されて開くため、内方に向かって付勢力を有しステ
ー1aを拘束することになる。従って、ステー1aの下
部においてもステー1aとサポート2との間にはガタが
ない。
【0037】上述のようにサポート2を装着することに
よって上下方向のガタ及び水平方向のガタが全て吸収さ
れる。
【0038】なお、本発明においては、各部位の形状、
例えば、舌片部やステー押圧部または抜け止め部等の形
状については、その付勢する方向や力がその主旨を達成
できるものであれば、特に上記に限るものではない。
【0039】また、本発明のサポートは、サポートの特
徴とする構成、例えば、舌片部またはステー押圧部・ま
たは下部の切欠部については、それぞれ単独に採用する
こともでき、また、上述のように組み合わせて採用する
ことも可能である。
【0040】
【発明の効果】本発明のヘッドレストサポートは、座席
の上方に配置されるヘッドレストを嵌入保持し、座席に
配設された受け部材に支持可能に形成されるヘッドレス
トサポートは、頭部と首部と胴部とを有して一体的に形
成されるとともに、内部にヘッドレストのステーを挿通
するための貫通孔が形成され、胴部が、ヘッドレストの
ステーを内方に向かって弾性的に保持するステー押圧部
を有して形成されることを特徴とするヘッドレストサポ
ートであって、ステー押圧部の内面中央部が内方に向か
って円弧状の突起部を形成し、またステー押圧部の外面
は中央に向かって内方に凹部を有するように形成し、凹
部の上下両端の突起部がサポート受けの内周面に押圧可
能に形成された構成である。そのため、前記ステーの挿
入時に、各部位の公差のばらつきや温度変化に対する公
差のばらつきに影響されることなく、前記ステーとヘッ
ドレストサポート間の嵌合状態をガタのないように組み
付けることができる。
【0041】そして、このヘッドレストサポートは、
席の上方に配置されるヘッドレストを嵌入保持し、座席
に配設された受け部材に支持可能に形成されるヘッドレ
ストサポートは、頭部と首部と胴部とを有して一体的に
形成されるとともに、内部にヘッドレストのステーを挿
通するための貫通孔が形成され、胴部が、ヘッドレスト
のステーを内方に向かって弾性的に保持するステー押圧
部を有して形成されることを特徴とするヘッドレストサ
ポートであって、ステー押圧部の内面中央部が内方に向
かって円弧状の突起部を形成し、またステー押圧部の外
面は中央に向かって内方に凹部を有するように形成し、
凹部の上下両端の突起部がサポート受けの内周面に押圧
可能に形成されるとともに、ステー押圧部の一方の端部
胴部に連接され他方の端部が胴部と解放されているこ
とを特徴とする。従って、ヘッドレストステーをヘッド
レストステーに挿入すると、ステー押圧部が内周面の
方突起部でヘッドレストステーにより弾性的に外方に付
勢されるので、ヘッドレストステーを適度な荷重で挿入
することができ、さらにステー押圧部の外周面の外方突
起部によりサポート受けを押圧することができる。その
ため、ヘッドレストステーとヘッドレストサポート間及
びヘッドレストサポートとサポート受けとのガタを無く
すことができる。従って、乗り心地の良さや静粛性を確
保できる車両の運転が可能となる。しかもヘッドレスト
サポートが一体的に形成されるのでコストも廉価に製作
することが可能となる。
【0042】また、本発明のヘッドレストサポートは、
座席の上方に配置されるヘッドレストを嵌入保持し、座
席に配設された受け部材に支持可能に形成されるヘッド
レストサポートは、頭部と首部と胴部とを有して一体的
に形成されるとともに、内部にヘッドレストのステーを
挿通するための貫通孔が形成され、胴部が、ヘッドレス
トのステーを内方に向かって弾性的に保持するステー押
圧部を有して形成されることを特徴とするヘッドレスト
サポートであって、ステー押圧部の内面中央部が内方に
向かって円弧状の突起部を形成し、またステー押圧部の
外面は中央に向 かって内方に凹部を有するように形成
し、凹部の上下両端の突起部がサポート受けの内周面に
押圧可能に形成されるとともに、首部に、下方に向かっ
て付勢可能な舌片部が形成され、舌片部が受け部材を下
方に付勢するとともに、胴部に受け部材を支持する支持
部材が、舌片部と対向するように配設され、支持部材
が、ヘッドレストサポートを受け部材から脱着防止する
抜け止め部材である。そして、ヘッドレストサポートに
舌片部と対向する抜け止め部を設ければ、ヘッドレスト
サポートを座席の受け部材に挿通すると、舌片部が上方
に撓むことができ、そのため、受け部材を下方に付勢す
ることができる。従って、ヘッドレストサポートと受け
部材との間に上下方向のガタを無くすことができ、同時
にガタ音を無くすことができる。
【0043】さらに、本発明のヘッドレストサポート
は、座席の上方に配置されるヘッドレストを嵌入保持
し、座席に配設された受け部材に支持可能に形成される
ヘッドレストサポートは、頭部と首部と胴部とを有して
一体的に形成されるとともに、内部にヘッドレストのス
テーを挿通するための貫通孔が形成され、胴部が、ヘッ
ドレストのステーを内方に向かって弾性的に保持するス
テー押圧部を有して形成されることを特徴とするヘッド
レストサポートであって、ステー押圧部の内面中央部が
内方に向かって円弧状の突起部を形成し、またステー押
圧部の外面は中央に向かって内方に凹部を有するように
形成し、凹部の上下両端の突起部がサポート受けの内周
面に押圧可能に形成されるとともに、頭部、首部及び胴
部は、樹脂で一体的に形成されるとともに、内部にヘッ
ドレストのステーを挿通するための貫通孔が形成され、
胴部の下部に、胴部下面から上方に向かって長穴状の切
欠部が形成されている。そのため、樹脂の熱収縮性によ
り前記胴部の下部が内方に向かって収縮する。そして、
ヘッドレストのステーを貫通孔に挿通すると、ステーの
外周面で胴部の下部を外方に押圧することになり、その
ため、胴部の下部が内方に付勢しステーを拘束すること
ができ、ステーとヘッドレストサポートとの間にガタを
無くすことができ、同時にガタ音を無くすことが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用ヘッドレスト部の分解斜視図
【図2】本発明の一形態によるサポートを示す正面図
【図3】図1の側面断面図
【図4】図2の舌片部を示す拡大図
【図5】図2のサポートをサポート受けに装着する状態
を示す作用図
【図6】図2のサポートをサポート受けに装着した状態
を示す正面図
【図7】図6におけるVII −VII 断面図
【図8】図3におけるサポートにステーを装着する状態
を示す作用図
【図9】図3におけるサポートにステーを装着した状態
を示す側面断面図
【図10】図9におけるX −X 断面図
【図11】従来のサポートを示す図
【図12】図11におけるXII −XII 断面図
【図13】ステー押圧部の別の形態を示す図
【図14】ステー押圧部のさらに別の形態を示す図
【符号の説明】
1…ヘッドレスト 1a…ステー 2…サポート(ヘッドレストサポート) 2a…貫通孔 3…サポート受け(受け部材) 20…頭部 30…首部 31…舌片部 40…胴部 41…上部 42…上部嵌合部 43・44…ステー押圧部 43a・44a…内方突起部 43c・44c…外方突起部 46…中間部 47…下部 48…抜け止め部 49…切欠部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−60551(JP,A) 実公 平5−13239(JP,Y2) 実公 平5−31977(JP,Y2) 実公 平5−6829(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47C 7/26 B60N 2/00 - 2/54 B60R 21/055

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座席の上方に配置されるヘッドレストを
    嵌入保持し、座席に配設された受け部材に支持可能に形
    成されるヘッドレストサポートは、頭部と首部と胴部と
    を有して一体的に形成されるとともに、内部に前記ヘッ
    ドレストのステーを挿通するための貫通孔が形成され、
    前記胴部が、前記ヘッドレストのステーを内方に向かっ
    て弾性的に保持するステー押圧部を有して形成されるこ
    とを特徴とするヘッドレストサポートであって、 前記ステー押圧部の内面中央部が内方に向かって円弧状
    の突起部を形成し、またこのステー押圧部の外面は中央
    に向かって内方に凹部を有するように形成し、この凹部
    の上下両端の突起部がサポート受けの内周面に押圧可能
    に形成されたことを特徴とするヘッドレストサポート
  2. 【請求項2】 座席の上方に配置されるヘッドレストを
    嵌入保持し、座席に配設された受け部材に支持可能に形
    成されるヘッドレストサポートは、頭部と首部と胴部と
    を有して一体的に形成されるとともに、内部に前記ヘッ
    ドレストのステーを挿通するための貫通孔が形成され、
    前記胴部が、前記ヘッドレストのステーを内方に向かっ
    て弾性的に保持するステー押圧部を有して形成されるこ
    とを特徴とするヘッドレストサポートであって、 前記ステー押圧部の内面中央部が内方に向かって円弧状
    の突起部を形成し、またこのステー押圧部の外面は中央
    に向かって内方に凹部を有するように形成し、この凹部
    の上下両端の突起部がサポート受けの内周面に押圧可能
    に形成されるとともに、当該ステー押圧部の一方の端部
    前記胴部に連接され他方の端部が前記胴部と解放され
    ていることを特徴とする請求項1記載のヘッドレストサ
    ポート。
  3. 【請求項3】 座席の上方に配置されるヘッドレストを
    嵌入保持し、座席に配設された受け部材に支持可能に形
    成されるヘッドレストサポートは、頭部と首部と胴部と
    を有して一体的に形成されるとともに、内部に前記ヘッ
    ドレストのステーを挿通するための貫通孔が形成され、
    前記胴部が、前記ヘッドレストのステーを内方に向かっ
    て弾性的に保持するステー押圧部を有して形成されるこ
    とを特 徴とするヘッドレストサポートであって、 前記ステー押圧部の内面中央部が内方に向かって円弧状
    の突起部を形成し、またこのステー押圧部の外面は中央
    に向かって内方に凹部を有するように形成し、この凹部
    の上下両端の突起部がサポート受けの内周面に押圧可能
    に形成されるとともに、 前記首部に、下方に向かって付
    勢可能な舌片部が形成され、前記舌片部が前記受け部材
    を下方に付勢するとともに、前記胴部に前記受け部材を
    支持する支持部材が、前記舌片部と対向するように配設
    され、前記支持部材が、前記ヘッドレストサポートを前
    記受け部材から脱着防止する抜け止め部材であることを
    特徴とするヘッドレストサポート。
  4. 【請求項4】 座席の上方に配置されるヘッドレストを
    嵌入保持し、座席に配設された受け部材に支持可能に形
    成されるヘッドレストサポートは、頭部と首部と胴部と
    を有して一体的に形成されるとともに、内部に前記ヘッ
    ドレストのステーを挿通するための貫通孔が形成され、
    前記胴部が、前記ヘッドレストのステーを内方に向かっ
    て弾性的に保持するステー押圧部を有して形成されるこ
    とを特徴とするヘッドレストサポートであって、 前記ステー押圧部の内面中央部が内方に向かって円弧状
    の突起部を形成し、またこのステー押圧部の外面は中央
    に向かって内方に凹部を有するように形成し、この凹部
    の上下両端の突起部がサポート受けの内周面に押圧可能
    に形成されるとともに、前記頭部、首部及び胴部は、樹
    脂で一体的に形成 されるとともに、内部に前記ヘッドレ
    ストのステーを挿通するための貫通孔が形成され、前記
    胴部の下部に、胴部下面から上方に向かって長穴状の切
    欠部が形成されていることを特徴とするヘッドレストサ
    ポート。
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