JP3474269B2 - 納品検品装置 - Google Patents

納品検品装置

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JP3474269B2
JP3474269B2 JP17362094A JP17362094A JP3474269B2 JP 3474269 B2 JP3474269 B2 JP 3474269B2 JP 17362094 A JP17362094 A JP 17362094A JP 17362094 A JP17362094 A JP 17362094A JP 3474269 B2 JP3474269 B2 JP 3474269B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は商品の流通過程において
使用される納品検品装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、スーパーマーケットやチェーン
ストア等の店舗向け商品の配送センター等においては、
各店舗からの要求に応じて各種の商品を取り揃え、これ
らの商品を各店舗に向けて配送するようになっている。
その場合に、納入先において納入商品に対する検品作業
が行われ、この検品作業は配送作業者が現場責任者の立
ち会いの下で納品伝票と全コンテナ内の商品とを逐一突
き合わせることにより行われるのが通例である。
【0003】ところで、納入先が大型スーパーマーケッ
トなどの大型店舗で納入すべき商品の数が多い場合、こ
れらの納入商品を多数のコンテナに分散して配送される
ことになる。このため、納入先で納入商品の検品を行う
ときに、上記したように多数のコンテナに分散して配送
された全ての納入商品を逐一納品伝票と照合して検品し
ていたのでは時間がかかり過ぎて配送効率が悪化すると
いう問題を有していた。
【0004】このような実情に対して、例えば特開平2
−136963号公報に示されているような納品検品装
置が提案されている。この納品検品装置は、納入先の納
品伝票の記載順序で品目を記憶した順序ファイル記憶装
置と、商品に付された商品コードを読み取る商品コード
読取手段と、ジャーナル発行手段とを備え、納入先での
検品作業時に、コード読取手段により読み取られた商品
のコードデータから全ての納入商品の品目を、納品伝票
の記載順序に従ってジャーナル発行手段から印字出力さ
せるようにしたもので、この印字出力されたジャーナル
を納品伝票と突き合わせて順番に消し込むことで検品作
業が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公報記
載の納品検品装置にあっては、次のような問題が考えら
れる。
【0006】第1に、納品伝票と印字出力された全納入
商品のジャーナルとの突き合わせによる検品方式である
ため、納入先の発注データと納入商品とが一致している
かどうかの確認、つまり発注データと納品伝票とが一致
しているかどうかの確認が行われず、納品伝票と納入商
品との照合では合っているのに発注データと納入商品と
が合わないといった場合が考えられる。
【0007】第2に、検品作業に際し、商品コード読取
手段により多数のコンテナに分散して配送した全ての納
入商品の商品コードを一旦読み取り、そのうえで全納入
商品の読取結果が印字出力されたジャーナルと納品伝票
とを突き合わせて検品を行うのであるから、上記ジャー
ナルと納品伝票との照合により納入商品の過不足を発見
した場合に、その商品の過不足を納入商品をもとに再確
認しようとしても、その対象となる商品がどのコンテナ
で配送された商品であるのかが直ちに特定できない問題
がある。つまり、例えば納品伝票とジャーナルとの照合
により納入商品が多過ぎることを発見したときにはその
商品を取り除く必要がある。その場合に、取り除くべき
商品がどのコンテナで配送されてきたのかが直ちに特定
できないため、全ての納入商品の中から配送作業者は感
をたよりに捜し出して取り除かなければならない。ま
た、納入商品の過不足の結果が商品コード読取手段によ
る商品コードの二度読みや読み忘れによる間違いではな
いのかといった確認を行う場合に、過不足の納入商品を
再度検品しなければならないことになる。この結果、現
品を調べて行う過不足の再確認作業が非常に煩雑で時間
を要することになる。
【0008】その上、第3に、全コンテナの納入商品と
納品伝票とによる検品が完全に終わった後でないと、納
入商品を店舗における所定の陳列棚や倉庫等に陳列した
り或は格納したりする作業が行えないし、また、納入商
品も混雑することになって、陳列や格納作業が迅速かつ
容易に行えない問題を有する。
【0009】本発明は、納入商品が多数のコンテナに分
散している場合の検品作業時における上記の問題に対処
するもので、検品精度を向上するとともに、検品作業の
より一層の短縮化を図ることができ、その上、納品伝票
を不要にできる納品検品装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次のような手段を用いたことを特徴とす
る。
【0011】まず、本願の請求項1記載の発明(以下、
第1発明という)は、図1に示すように、納入先に配送
される配送用のコンテナにそれぞれ添付されると共に
各コンテナに収納された納入商品に関する納品データが
コンテナごとに記録された記録媒体Aから納品データを
読み取る納品データ読取手段Bと、該納品データ読取手
段Bによって読み取られた納品データを記憶する記憶手
段と、納入先の発注データを入力する発注データ入力手
段Cと、発注データに対する全納品データの過不足を品
目ごとに判定する第1判定手段Dと、この判定手段Dに
よる判定結果を出力する第1出力手段Eと、納入商品ご
とに付された商品コードを入力する商品コード入力手段
Fと、コンテナを指定するコンテナ指定手段Gと、納品
データに対する納入商品の過不足を品目ごとに判定する
第2判定手段Hと、この判定手段Hによる判定結果を出
力する第2出力手段Iとを備えており、上記第1判定手
段Dは、上記記憶手段に記憶された各納入先向けの全納
品データと上記発注データ入力手段Cから入力された発
注データとに基づいて、発注データに対する全納品デー
タの過不足を品目ごとに判定するとともに、上記第2判
定手段Hは、上記コンテナ指定手段Gで指定されたコン
テナに関して、上記商品コード入力手段Fで入力された
商品コードと上記記憶手段に記憶された納品データとに
基づいて、この納品データに対する納入商品の過不足を
品目ごとに判定することを特徴とする。
【0012】また、請求項2記載の発明(以下、第2発
明という)は、第1発明の記録媒体Aにおける納品デー
タの記録形式を二次元バーコードとしたものである。
【0013】
【作用】上記のような構成によれば次のような作用が得
られる。
【0014】第1発明では、納入先において納入商品の
検品作業を行うに際し、先ず、発注データ入力手段Cに
より納入先の発注データを入力する。この後、納品デー
タ読取手段Bにより当該納入先向けの配送用コンテナご
とに添付された記録媒体Aから各コンテナごとの納品デ
ータを全て入力する。第1判定手段Dにおいては、納品
データ読取手段Bで入力されたコンテナ全ての納品デー
タと発注データ入力手段Cから入力された発注データと
に基づいて発注データに対する全納品データの過不足を
品目ごとに判定すると共に、その判定結果が例えばディ
スプレーやジャーナルなどとして第1出力手段Eから出
力する。これにより、最初に発注データと全納品データ
とが一致しているかどうかの確認が行える。
【0015】次に、コンテナ指定手段Gにより、納入商
品を検出しようとする所定のコンテナを指定すると共
に、指定したコンテナに収納された納入商品全ての商品
コードを商品コード入力手段Fで入力する。そして、第
2判定手段Hにより、上記納品データ読取手段Bで入力
された当該コンテナの納品データと商品コード入力手段
Fで入力された当該コンテナの商品コードとに基づいて
この納品データに対する納入商品の過不足を品目ごとに
判定し、この第2判定手段Hによる判定結果を第2出力
手段Iにより出力する。これにより、コンテナ単位でコ
ンテナごとの納品データと納入商品とが一致しているか
の確認が行える。
【0016】この結果、発注データと納入先向けへのコ
ンテナごとに添付した全ての納品データとが一致してい
るかどうかの確認を予め行い、その上で指定したコンテ
ナごとの納品データとその納入商品との過不足を検品す
るため、検品精度を向上できると共に、納入商品の過不
足を発見した場合にも、各コンテナごとの検品時に直ち
に現品チェックして過不足についての再確認作業を行う
ことができて、過不足を発見した場合に迅速かつ容易に
対処することができる。
【0017】また、第2発明では、第1発明の作用に加
えて記録媒体Aにおける納品データの記録形式が二次元
バーコードであるから、記録媒体Aを小さく抑えながら
コンテナ内の納入商品全てに関するデータを記録するこ
とができ、これにより、コンテナの側壁などに添付でき
る。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0019】図2は記録媒体としての納品ラベル1を示
し、この納品ラベル1に表示された二次元バーコード1
aには、コンテナごとに収容された納入商品の品目を示
す商品コード、商品名、数量と共に、納入先の店舗名、
店舗コード、コンテナ番号などが納品データがとして記
録されている。なお、この納品ラベル1の上部には、例
えば納入先の店舗名が表示される。この納品ラベル1
は、例えば図3に示すように配送用のコンテナaの側壁
等に直接貼り付けられる。なお、記録媒体Aとしては、
二次元バーコードで表示した納品ラベル1を用いる他、
例えば磁気カードなどを用い、コンテナaの外壁に収容
ケースを設けて該ケースに収容するようにしてもよい。
【0020】図4は、上記納品ラベル1を発行するため
の納品ラベル発行装置2を示し、この発行装置2は、コ
ンピュータ3と、キーボード4と、バーコードスキャナ
5と、商品コードの入力完了時にON操作される入力完
了キー6と、ディスプレーユニット7と、ラベルに二次
元バーコードを印字して納品ラベル1を発行するラベル
プリンタ8とを有する。上記コンピュータ3には、各種
のデータ等を記憶するためのメモリ9が内蔵されている
と共に、このコンピュータ3と配送センター側に設置さ
れるホストコンピュータ10とが相互に信号を授受しあ
うようになっている。
【0021】この納品レベル発行装置2による納品ラベ
ル1の発行作業は、図5のフローチャートに従って次の
ように行われる。
【0022】すなわち、先ず、ステップS1で、キーボ
ード4により店舗コードが入力される。この店舗コード
の入力によりホストコンピュータ9から当該店舗の受注
データ(納入先の発送データ)が納品ラベル発行装置2
のコンピュータ3に転送されて、メモリ9に記憶され
る。この受注データには、例えば配送先の店舗名、店舗
コード、商品名、商品コード、数量等が含まれている。
【0023】次に、ステップS2において、コンテナa
ごとに収納する納入商品について、その納入商品に付さ
れた商品コードが入力される。つまり、作業者は、例え
ば集品用のコンテナに納められた集品済の商品を取り出
し、該商品に添付されたバーコードをバーコードスキャ
ナ5でスキャニングを行うと共に、バーコードの読取結
果が正常な商品について配送用のコンテナaに移し替え
ていく。
【0024】商品コードが正常に読み取られた商品につ
いて、ステップS3でその商品コードに該当する品目が
受注データに存在するか否かが確認される。この確認
は、例えばバーコードスキャナ5で読み取られたバーコ
ードデータを上記メモリ9に記憶された受注データに照
らし合わせることによって行われる。
【0025】上記商品コードに該当する品目が受注デー
タに存在する場合には、ステップS4で上記バーコード
データが上記メモリ9の所定のエリアに格納されると共
に、ステップS5でコンテナaが商品で満杯になったか
否かが確認される。コンテナaが満杯でなく商品を収納
できる場合には、ステップS2へ戻って次の商品に対す
る商品コードが入力される。
【0026】一方、上記ステップS3において、受注デ
ータに対応する商品コードが存在しないと判定された場
合には、ステップS6で例えばディスプレーユニット7
にエラー表示が行われる。この表示を確認した作業者
は、過剰な商品を抜き取る誤配処理を行ってから(ステ
ップS7)、上記ステップS5へ移ってコンテナaが納
入商品で満杯になったか否かを判定する。
【0027】そして、作業者は上記ステップS5におい
て、コンテナaが納入商品で満杯になったと判定したと
きには、ステップ8で入力完了キー6をON操作する。
このON信号を入力したコンピュータ3は、メモリ9に
格納されたバーコードデータに基づいて納品データを生
成すると共に、この納品データを二次元バーコードに変
換した上で、該二次元コードを店舗名と共にラベルプリ
ンタ8に出力する。これにより、図2に示すように、二
次元バーコード1a等が表示された納品ラベル1がラベ
ルプリンタ8から発行されることになる(ステップS
9)。発行された納品ラベル1は、図3に示したように
商品が収納されたコンテナa側壁に貼り付けられる(ス
テップS10)。
【0028】続いて、ステップ11で納入すべき商品が
残っているかどうかの確認が行われて、残っている場合
にはステップS2に戻って新たに商品コードが入力され
た上で、次のコンテナaに商品が移し替えられていく。
そして、そのコンテナaも満杯になった時点で、該コン
テナに収納された商品の商品コード、商品名、数量など
が二次元バーコード1aとして表示された納品ラベル1
が発行される。このような作業が、コンテナaに収納す
る商品がなくなるまで繰り返される。
【0029】次に、図6に基づいて本発明の特徴部分を
構成する納品検品装置11について説明する。
【0030】この納品検品装置11は、図6に示したよ
うに、コンピユータ12と、キーボード13と、上記コ
ンテナaごとに貼り付けられた納品ラベル1から二次元
バーコード1aの状態で記録されたコンテナaごとの納
品データを読み取るイメージスキャナ14と、該イメー
ジスキャナ14による全ての納品データの読み取り完了
時にON操作される第1完了キー15と、商品に付され
たバーコードをスキャニングすることにより、該バーコ
ードにシンボル表示された商品コード等を入力するバー
コードスキャナ16と、商品コードの入力完了時にON
操作される第2完了キー17と、メモリ18と、ディス
プレーユニット19と、ジャーナルを印字出力するジャ
ーナルプリンタ20とを有し、上記コンピュータ12に
は納入側に設置される発注管理用コンピュータ21が接
続されるようになっている。尚、上記コンピュータ12
への発注データの入力方式としては、主として納品側店
舗に設置された発注管理用コンピュータ21に記憶され
たデータを通信回線を介してオンライン入力するのであ
るが、この他、例えば、キーボード13を用いてマニュ
アル入力する方法を採用することも可能である。
【0031】このような構成とされた納品検品装置11
は、例えば配送車に搭載されることになる。
【0032】次いで、上記納品検品装置11を用いた検
品作業を図7、図8のフローチャートに基づいて説明す
る。
【0033】先ず、ステップT1で発注管理用コンピュ
ータ21から発注データが納品検品装置11のコンピュ
ータ12に入力される。コンピュータ12は発注データ
が入力されるとその入力された発注データをメモリ17
に記憶する。
【0034】次に、ステップT2において、イメージス
キャナ14によりコンテナaごとに添付された納品ラベ
ル1の二次元バーコード1aをスキャンすることにより
コンピュータ12に納品データが入力される。この場
合、イメージスキャナ14によりコンテナaごとに付さ
れた納品ラベル1の二次元バーコード1aが読み取られ
ると、ステップT3で二次元バーコード1aから復元さ
れた納品データがコンピュータ12のメモリ18に記憶
される。
【0035】そして、ステップT4で、納入先向けへの
全てのコンテナaにおける納品データの読み取りが完了
しているかどうかの確認が行われて,全てのコンテナa
が完了しているときにはステップT5で第1完了キー1
5がON操作される。これにより、このON信号を入力
したコンピュータ12は、メモリ18に読み込んだ発注
データと全ての納品データとを照合すると共に、発注デ
ータと全納品データとの品目ごとの過不足を判定する
(ステップS6,S7)。過不足がないときには、ステ
ップT8でディスプレーユニット19によりパス表示を
行った上で、ステップT9に進んで、ジャーナルプリン
タ20により照合一致の結果を印字した第1ジャーナル
を印字して発行する。
【0036】一方、上記ステップT7において過不足が
あると判定すると、コンピュータ12はステップT10
を実行して、過不足商品が列記された過不足リストをデ
ィスプレーユニット19に表示させた後、ステップT9
でジャーナルプリンタ20により過不足リストを印字し
た第1ジャーナルをプリントアウトさせる。
【0037】この第1ジャーナルにより、最初に発注デ
ータと全納品データとが一致しているかどうかの確認が
できる。
【0038】次に、各コンテナ毎の個別検品が行われ
る。
【0039】先ず、図8のフローチャートのステップT
11でコンテナaが指定される。
【0040】次に、指定したコンテナaに収納された納
入商品に付されたバーコードをバーコードスキャナ16
でスキャンすることにより、その商品コードが入力され
る(ステップT12)。入力された商品コードは、コン
ピュータ12のメモリ18に記憶される(ステップT1
3)。
【0041】次いで、指定されたコンテナaに収容され
た全ての商品の商品コードの入力作業が全て終了してい
るかどうかが判定されて、終了している場合には、第2
完了キー17がON操作される(ステップT14,T1
5)。
【0042】第2完了キー17からのON信号を入力し
たコンピュータ12は、メモリ18に記憶した一群の商
品コードと、指定されたコンテナaに対応する納品デー
タとの照合を行うと共に、納品データに対する納入商品
の過不足を品目毎に判定する(ステップT16,T1
7)。
【0043】ステップT17において、納入商品に過不
足なし判定されたときには、ステップT18でディスプ
レーユニット19によりパス表示が行われると共に、ス
テップT19でジャーナルプリンタ20からその結果を
記録した第2ジャーナルが印字発行される。
【0044】一方、上記ステップT17において、納入
商品に過不足があると判定された場合には、ステップT
20で過不足商品が列記された過不足リストがディスプ
レーユニット19に表示されると共に、ステップT19
でジャーナルプリンタ20により過不足リストを印字し
た第2ジャーナルがプリントアウトされる。
【0045】そして、ステップT21で全てのコンテナ
aの検品が終了したか否かの判断を行い、全てのコンテ
ナaが終了していない場合には、ステップT11に戻っ
て全てのコンテナaが終了するまで、同様な作業が繰り
返して行われることになる。
【0046】以上のように、検品作業を行うに際し、納
入先向けへのコンテナaにそれぞれ添付された納品ラベ
ル1から読み込まれた全ての納品データと発注データと
が一致しているかどうかの確認を予め行い、そのうえで
コンテナaごとの納品データに対する納入商品の過不足
を判定されることになる。これにより、納品データを介
する検品作業でありながら、発注データに対応した納入
商品の検品が行え、検品精度を向上できると共に、過不
足を発見した場合にも、指定したコンテナaごとの検品
時に直ちに現品チェックによる再確認作業を行うことが
できて、過不足を発見した場合に迅速かつ容易に対処す
ることができ、検品作業の短縮化を図り得る。
【0047】その上、全コンテナaの納入商品の検品が
終了するのを待つことなく、検品し終えた納入商品から
順次店舗の陳列棚への陳列や格納庫への格納作業を行う
ことができるし、この場合にも、各コンテナaごとの納
入商品が何であるかが納品コードから確認することが可
能であるので検品後の陳列や格納作業も迅速に行うこと
ができる。
【0048】また、納入先の発注データと、コンテナに
添付するコンテナごとの納品データを記録した納品ラベ
ル1と、コンテナごとの納入商品とをもとに上記したよ
うに検品作業を行うので、従来使用していた納品伝票を
不要にできる。
【0049】
【発明の効果】以上のように第1発明によれば、発注デ
ータと納入先向けへのコンテナごとに添付された全ての
納品データとが一致しているかどうかの確認を予め行
い、そのうえで指定するコンテナごとにおいてその納品
データと納入商品との過不足を検品するため、納品デー
タを介する検品作業でありながら、発注データに対応し
た納入商品の検品が行え、検品精度の向上化を図ること
ができると共に、過不足を発見した場合にも、指定した
コンテナごとの検品時に直ちに現品チェックによる再確
認作業を行うことができて、過不足を発見した場合に迅
速かつ容易に対処することができる。その上、全てのコ
ンテナの納入商品の検品が終了するのを待つことなく、
検品し終えた納入商品から順次店舗の陳列棚への陳列や
格納庫への格納作業を行うことができるし、この場合に
も、各コンテナごとの納入商品が何であるかが納品デー
タから確認することが可能であるので検品後の陳列や格
納作業も迅速に行うことができる。さらに、納入先の発
注データと、コンテナに添付するコンテナごとの納品デ
ータを記録した記録媒体Aと、コンテナごとの納入商品
とをもとに検品を行うので、従来使用していた納品伝票
を不要にできる。
【0050】また、第2発明によれば、記録媒体におけ
る納品データの記録形式として二次元バーコードを用い
ているので、記録媒体を小さく抑えながらコンテナ内の
納入商品全てに関するデータを記録することができ、こ
れにより、コンテナの側壁などに添付できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の構成を示す機能ブロック図である。
【図2】 納品ラベルの正面図である。
【図3】 納品ラベルのコンテナへの添付状態を示す斜
視図である。
【図4】 納品ラベル発行装置の構成を示すブロック図
である。
【図5】 納品ラベルの発行手順を示すフローチャート
図である。
【図6】 納品検品装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図7】 納品検品装置を用いた検品作業の前半を示す
フローチャート図である。
【図8】 同じく納品検品装置を用いた検品作業の後半
を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1 納品ラベル(記録媒体) 1a 二次元バーコード 12 コンピュータ(第1,第2判定手段) 13 キーボード(コンテナ指定手段) 14 イメージスキャナ(納品データ読取手段) 16 バーコードスキャナ(商品コード入力手段) 20 ジャーナルプリンタ(第1,第2出力手段) 21 発注管理用コンピュータ(発注データ入力手段)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/60 114 G06F 17/60 118 JICSTファイル(JOIS)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 納入先に配送される配送用の各コンテナ
    にそれぞれ添付されると共に各コンテナに収納された納
    入商品に関する納品データがコンテナごとに記録された
    記録媒体から納品データを読み取る納品データ読取手段
    、該納品データ読取手段によって読み取られた納品デ
    ータを記憶する記憶手段と、納入先の発注データを入力
    する発注データ入力手段と、発注データに対する全納品
    データの過不足を品目ごとに判定する第1判定手段と、
    この判定手段による判定結果を出力する第1出力手段
    と、納入商品ごとに付された商品コードを入力する商品
    コード入力手段と、コンテナを指定するコンテナ指定手
    段と、納品データに対する納入商品の過不足を品目ごと
    に判定する第2判定手段と、この判定手段による判定結
    果を出力する第2出力手段とが備えられており、上記第
    1判定手段は、上記記憶手段に記憶された各納入先向け
    の全納品データと上記発注データ入力手段から入力され
    た発注データとに基づいて、発注データに対する全納品
    データの過不足を品目ごとに判定するとともに、上記第
    2判定手段は、上記コンテナ指定手段で指定されたコン
    テナに関して、上記商品コード入力手段で入力された商
    品コードと上記記憶手段に記憶された納品データとに基
    づいて、この納品データに対する納入商品の過不足を品
    目ごとに判定することを特徴とする納品検品装置
  2. 【請求項2】 記録媒体における納品データの記録形式
    が二次元バーコードであることを特徴とする請求項1記
    載の納品検品装置。
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