JP4535486B2 - 購入商品収納カート及びレジスタシステム - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、量販店、コンビニエンスストア、スーパーマーケット等の各種流通業における店舗において、顧客が購入しようとする商品を収納して運搬する購入商品収納カート、及びこの購入商品収納カートを用いたレジスタシステムに関する。
例えば、量販店、コンビニエンスストア、スーパーマーケット等の各種流通業における店舗において商品を購入する際には、一般に、顧客がショッピングカートや買い物かご等の所定のカートに、購入しようとする商品を収納して店舗内を運搬し、精算を行う段階でレジスタに向かう。そして、精算は、レジスタを操作するオペレータが、カートに収納されている商品の値段を直接打ち込んだり、当該レジスタにいわゆるPOS(Point Of Sale)システムが備えられている場合には、当該商品に付されたバーコードを読み取ったりすることによって行われる。
これに対して、オペレータによるレジスタの操作処理を軽減し、精算時間の削減を図ることを目的として、商品に付されたバーコードを読み取るためのスキャナをカートに設けた技術も提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平5−81559号公報
具体的には、この特許文献1には、顧客が商品を購入するための登録を行う無線登録端末と、この無線登録端末を積載したショッピングカートと、オペレータが操作する精算POS端末と、無線登録端末からの商品情報を受信する無線受信手段とこの無線受信手段によって受信した商品情報を蓄積する蓄積手段とを有するコントローラとを備えたPOSシステムが開示されている。特に、このPOSシステムは、ショッピングカートに識別表示を付け、精算POS端末にショッピングカートの識別表示を読み取る識別手段を設けたものである。これにより、このPOSシステムにおいては、ショッピングカートの識別表示を自動的に入力することができることから、オペレータの操作を不要とすることができるとしている。
ところで、この種の分野においては、オペレータの無人化にともない、万引き等の不正行為を未然に防止することが重要とされ、例えば特許文献2に記載された技術が提案されている。
特開平7−141569号公報
具体的には、この特許文献2には、商品に付された商品コードを読み取るための商品コード読取部と、この商品コード読取部によって商品コードを読み取った商品を収納する収納部とを備えるセルフスキャン機能を有する購入商品収納運搬装置、及びこの購入商品収納運搬装置を管理する管理部を備えるPOSシステムが開示されている。特に、これら購入商品収納運搬装置及びPOSシステムにおいて、購入商品収納運搬装置は、収納部に収納されている商品の総重量を計量する計量器と、この計量器によって計量される収納部内の商品の総重量の変化を判定する計量判定部と、この計量判定部により、商品コードを読み取ることなく収納部内の商品の総重量が増加したものと判定された場合に、アラームを発生するアラーム発生部とを備えるものである。これにより、これら購入商品収納運搬装置及びPOSシステムにおいては、顧客が故意であれ過失であれ商品コードの読み取りを行うことなく商品を持ち出してしまう不正行為を未然に防止することができるとしている。
ところで、近年では、店舗のコストに占める人件費の割合が極めて多くなる傾向にあり、また、精算を行う際のレジスタでの待ち時間が長くなっている現状に鑑みて、上述した特許文献1及び特許文献2等に開示された技術をはじめとするセルフスキャン機能を有するシステムの重要性は増加の一途を辿っている。このような状況においては、万引き等の不正行為を未然に防止する対策が重要となる。
ここで、上述した特許文献2に記載された技術は、カートに計量機能を設け、カートに収納された商品の総重量の変化に基づいて、不正行為の有無を判定するものである。しかしながら、かかる技術においては、不正行為の種別によっては、当該不正行為の有無を判定することができない場合が存在していた。
不正行為は、主に2種類に大別される。
第1の不正行為としては、商品コードを読み取ることなく、商品をカートに収納するケースが考えられる。しかしながら、このケースは、上述した特許文献2に記載された技術によっても防止することが可能である。
また、第2の不正行為としては、商品コードを読み取ったある商品をカートに収納せずに、同等重量の他の商品を収納するケースが考えられる。すなわち、このケースは、商品コードを読み取った商品よりも実質的に高価である他の商品とすり替える行為である。かかる行為は、カートに収納された商品の総重量の変化に基づいて、不正行為の有無を判定する従来の技術によっては防止することができなかった。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、いかなる不正行為をも未然に防止することができる購入商品収納カート、及びこの購入商品収納カートを用いたレジスタシステムを提供することを目的とする。
上述した目的を達成する本発明にかかる購入商品収納カートは、商品を購入しようとする顧客が所持して店舗内を運搬する購入商品収納カートであって、上記商品を収納する収納部と、当該商品に付される所定の媒体であり、少なくとも上記商品を識別するための商品コードと当該商品の重量とを示す情報が記録された媒体から、商品コード及び重量情報を読み取る読み取り手段と、上記収納部に収納された商品の重量を計量する計量手段と、上記読み取り手段によって読み取られた重量情報と、上記計量手段によって計量された重量情報とに基づいて、当該商品が上記収納部に正当な行為のもとに収納されたか否かを判定し、当該商品が上記収納部に不正な行為のもとに収納されたものと判定した場合には、所定のアラームを出力させる制御手段と、店舗に設けられた監視カメラシステムによって撮像された画像の解析に基づく上記顧客の不正な動きが検知された旨を示す情報を受信する通信手段と、上記制御手段による判定結果に基づいて当該商品を上記収納部から排出させるための所定の処理を行う排出処理手段とを備え、上記制御手段は、上記読み取り手段によって読み取った商品コード及び重量情報を一覧リストとして所定の記憶手段に記憶させ、上記計量手段により計量された商品の重量情報と上記一覧リストの重量情報とが一致しない場合には、上記アラームを出力させるとともに上記排出処理手段に当該商品を上記収納部から排出させるための所定の処理を行わせ、上記計量手段によって検知された上記収納部に収納されている商品の総重量の変化に基づいて、当該収納部に収納された商品が戻されたか否かを判定し、上記収納部に収納された商品が戻されたものと判定した場合には、上記記憶手段に記憶している一覧リストから当該商品に関する商品コード及び重量情報を消去して、上記一覧リストから消去した商品に関する情報を所定の表示手段に表示させ、上記通信手段を介して上記顧客の不正な動きが検知された旨を示す情報を受信した場合には、上記アラームを出力させるとともに上記排出処理手段に当該商品を上記収納部から排出させるための所定の処理を行わせ、上記計量手段に不測の負荷がかかった場合には、これを判別するフィルタ機能を実行し、不用意なアラーム出力をしないように制御することを特徴としている。
このような本発明にかかる購入商品収納カートは、店舗に設けられた監視カメラシステムによって撮像された画像を用いることにより、読み取り手段によって商品コードを読み取ることなく、商品を収納部に収納する不正行為のみならず、読み取り手段によって商品コードを読み取った商品を収納部に収納せずに、同等重量の他の商品にすり替えて収納する不正行為をも未然に防止することができる。
これにより、本発明にかかる購入商品収納カートにおいては、一旦購入しようとして収納部に収納した商品を、購入しないことと思い直した場合であっても、精算ミスを確実に回避することができるとともに、不正行為を未然に防止することができる。
また、上記制御手段は、上記読み取り手段によって上記媒体から商品コード及び重量情報を読み取ることができない場合には、所定の操作手段を介して当該商品に固有の情報が入力されるのに応じて、上記読み取り手段によって商品コード及び重量情報を読み取った状態と同一の状態に遷移する。
これにより、本発明にかかる購入商品収納カートにおいては、読み取り手段の故障や媒体の不備等に起因して商品コード及び重量情報を読み取ることができない場合であっても、所望の商品の購入を継続することができる。
なお、上記制御手段は、所定の操作手段を介した入力操作によらず、上記読み取り手段によって上記媒体から商品コード及び重量情報を読み取ることができない場合には、所定の管理サーバから送信されたイネーブル信号に基づいて、上記読み取り手段によって商品コード及び重量情報を読み取った状態と同一の状態に遷移するようにしてもよい。
さらに、本発明にかかる購入商品収納カートは、少なくとも商品名と価格と商品コードとを対応付けた商品データベースを記憶する記憶手段を備え、上記制御手段は、所定の管理サーバから送信される信号に基づいて、上記記憶手段に記憶している商品データベースを書き換えることを特徴としている。
このように、本発明にかかる購入商品収納カートにおいては、所定の管理サーバから送信される信号に基づいて、上記記憶手段に記憶している商品データベースを最も新規な内容に書き換えることにより、商品データベースに存在しない商品が販売されている事態や、商品の価格が変更になった後であっても、変更前の価格で販売されてしまう事態を確実に回避することができる。
さらにまた、上記制御手段は、店舗にて販売している商品のリストを所定の表示手段に表示させ、操作手段を介して当該リストの中から所望の商品が選択されると、店舗内において当該商品が陳列されている場所と現在地とを上記表示手段に表示させることもできる。
これにより、本発明にかかる購入商品収納カートにおいては、顧客が所望の商品を探索するために店舗内を彷徨う事態を回避することができ、顧客に対して高い利便を提供することができる。
また、本発明にかかる購入商品収納カートは、上記収納部収納部に収納されている商品を自動的に梱包する所定の自動梱包手段を備えるようにしてもよい。
これにより、本発明にかかる購入商品収納カートにおいては、商品の決済処理を終了した後に、顧客が収納部から商品を取り出して運搬することを容易とすることができ、スムーズな購入動作を支援することができる。
なお、上記媒体としては、バーコードを用いることができる。この場合、上記読み取り手段は、上記顧客が上記収納部に商品を収納する際に、当該商品に付された上記バーコードをかざすことによって商品コード及び重量情報を読み取るものとして構成することができる。これにより、本発明にかかる購入商品収納カートは、既に市場に出回っている既存の商品についても安価且つ容易に適用することができる。
また、上記媒体としては、通信機能を有するタグを用いることもできる。この場合、上記読み取り手段は、上記顧客が上記収納部に商品を収納する際に、当該商品に付された上記タグとの間で通信を行うことによって商品コード及び重量情報を読み取るものとして構成することができる。これにより、本発明にかかる購入商品収納カートは、顧客が収納部に商品を収納する際に、読み取り手段にバーコードをかざす動作を行う必要がないことから、当該動作を忘却したことに起因する誤操作をなくすことができ、顧客に対して極めて高い利便を提供することができる。
また、上述した目的を達成する本発明にかかる購入商品収納カートは、商品を購入しようとする顧客が所持して店舗内を運搬する購入商品収納カートであって、上記商品を収納する収納部と、当該商品に付される所定の媒体であり、少なくとも上記商品を識別するための商品コードと当該商品の重量とを示す情報が記録され且つ通信機能を有する媒体から、商品コード及び重量情報を読み取る読み取り手段と、上記収納部に収納された商品の重量を計量する計量手段と、上記読み取り手段によって読み取られた重量情報と、上記計量手段によって計量された重量情報とに基づいて、当該商品が上記収納部に正当な行為のもとに収納されたか否かを判定し、当該商品が上記収納部に不正な行為のもとに収納されたものと判定した場合には、所定のアラームを出力させる制御手段と、上記制御手段による判定結果に基づいて当該商品を上記収納部から排出させるための所定の処理を行う排出処理手段とを備え、上記読み取り手段は、所定の時間間隔をもって、上記収納部に収納されている全ての商品にそれぞれ付されている媒体との間で通信を行い、上記制御手段は、上記収納部に商品を収納する際に上記読み取り手段によって読み取って所定の記憶手段に記憶されている情報と、上記読み取り手段によって所定時間後に読み取った商品コードと重要情報とに基づいて、上記アラームを出力させるとともに上記排出処理手段に当該商品を上記収納部から排出させるための所定の処理を行わせ、上記制御手段は、更に、上記読み取り手段によって読み取った商品コード及び重量情報を一覧リストとして所定の記憶手段に記憶させ、上記計量手段により計量された商品の重量情報と上記一覧リストの重量情報とが一致しない場合には、上記アラームを出力させるとともに上記排出処理手段に当該商品を上記収納部から排出させるための所定の処理を行わせ、上記計量手段によって検知された上記収納部に収納されている商品の総重量の変化に基づいて、当該収納部に収納された商品が戻されたか否かを判定し、上記収納部に収納された商品が戻されたものと判定した場合には、上記記憶手段に記憶している一覧リストから当該商品に関する商品コード及び重量情報を消去して、上記一覧リストから消去した商品に関する情報を所定の表示手段に表示させ、上記計量手段に不測の負荷がかかった場合には、これを判別するフィルタ機能を実行し、不用意なアラーム出力をしないように制御することを特徴としている。
このような本発明にかかる購入商品収納カートは、別途監視カメラシステムを設けなくとも、読み取り手段によって商品コードを読み取ることなく、商品を収納部に収納する不正行為のみならず、読み取り手段によって商品コードを読み取った商品を収納部に収納せずに、同等重量の他の商品にすり替えて収納する不正行為をも未然に防止することができ、コストの低減を図りつつ、不正行為の検知を高精度に行うことができる。
さらに、上述した目的を達成する本発明にかかるレジスタシステムは、商品を購入しようとする顧客が所持して店舗内を運搬する購入商品収納カートと、上記購入商品収納カートに収納されている商品の精算を行うために店舗に設けられるレジスタとを備え、上記購入商品収納カートは、上記商品を収納する収納部と、当該商品に付される所定の媒体であり、少なくとも上記商品を識別するための商品コードと当該商品の重量とを示す情報が記録された媒体から、商品コード及び重量情報を読み取る読み取り手段と、上記収納部に収納された商品の重量を計量する計量手段と、上記読み取り手段によって読み取られた重量情報と、上記計量手段によって計量された重量情報とに基づいて、当該商品が上記収納部に正当な行為のもとに収納されたか否かを判定し、当該商品が上記収納部に不正な行為のもとに収納されたものと判定した場合には、所定のアラームを出力させる制御手段と、店舗に設けられた監視カメラシステムによって撮像された画像の解析に基づく上記顧客の不正な動きが検知された旨を示す情報を受信する通信手段と、上記制御手段による判定結果に基づいて当該商品を上記収納部から排出させるための所定の処理を行う排出処理手段とを備え、上記制御手段は、上記読み取り手段によって読み取った商品コード及び重量情報を一覧リストとして所定の記憶手段に記憶させ、上記計量手段により計量された商品の重量情報と上記一覧リストの重量情報とが一致しない場合には、上記アラームを出力させるとともに上記排出処理手段に当該商品を上記収納部から排出させるための所定の処理を行わせ、上記計量手段によって検知された上記収納部に収納されている商品の総重量の変化に基づいて、当該収納部に収納された商品が戻されたか否かを判定し、上記収納部に収納された商品が戻されたものと判定した場合には、上記記憶手段に記憶している一覧リストから当該商品に関する商品コード及び重量情報を消去して、上記一覧リストから消去した商品に関する情報を所定の表示手段に表示させ、上記通信手段を介して上記顧客の不正な動きが検知された旨を示す情報を受信した場合には、上記アラームを出力させるとともに上記排出処理手段に当該商品を上記収納部から排出させるための所定の処理を行わせ、上記計量手段に不測の負荷がかかった場合には、これを判別するフィルタ機能を実行し、不用意なアラーム出力をしないように制御することを特徴としている。
このような本発明にかかるレジスタシステムは、購入商品収納カートに読み取り手段と計量手段とを設け、店舗に設けられた監視カメラシステムによって撮像された画像を用いることにより、読み取り手段によって商品コードを読み取ることなく、商品を収納部に収納する不正行為のみならず、読み取り手段によって商品コードを読み取った商品を収納部に収納せずに、同等重量の他の商品にすり替えて収納する不正行為をも未然に防止することができる。
さらにまた、上述した目的を達成する本発明にかかるレジスタシステムは、商品を購入しようとする顧客が所持して店舗内を運搬する購入商品収納カートと、上記購入商品収納カートに収納されている商品の精算を行うために店舗に設けられるレジスタとを備え、上記購入商品収納カートは、上記商品を収納する収納部と、当該商品に付される所定の媒体であり、少なくとも上記商品を識別するための商品コードと当該商品の重量とを示す情報が記録され且つ通信機能を有する媒体から、商品コード及び重量情報を読み取る読み取り手段と、上記収納部に収納された商品の重量を計量する計量手段と、上記読み取り手段によって読み取られた重量情報と、上記計量手段によって計量された重量情報とに基づいて、当該商品が上記収納部に正当な行為のもとに収納されたか否かを判定し、当該商品が上記収納部に不正な行為のもとに収納されたものと判定した場合には、所定のアラームを出力させる制御手段と、上記制御手段による判定結果に基づいて当該商品を上記収納部から排出させるための所定の処理を行う排出処理手段とを備え、上記読み取り手段は、所定の時間間隔をもって、上記収納部に収納されている全ての商品にそれぞれ付されている媒体との間で通信を行い、上記制御手段は、上記収納部に商品を収納する際に上記読み取り手段によって読み取って所定の記憶手段に記憶されている情報と、上記読み取り手段によって所定時間後に読み取った商品コードと重量情報とに基づいて、上記アラームを出力させるとともに上記排出処理手段に当該商品を上記収納部から排出させるための所定の処理を行わせ、上記制御手段は、更に、上記読み取り手段によって読み取った商品コード及び重量情報を一覧リストとして所定の記憶手段に記憶させ、上記計量手段により計量された商品の重量情報と上記一覧リストの重量情報とが一致しない場合には、上記アラームを出力させるとともに上記排出処理手段に当該商品を上記収納部から排出させるための所定の処理を行わせ、上記計量手段によって検知された上記収納部に収納されている商品の総重量の変化に基づいて、当該収納部に収納された商品が戻されたか否かを判定し、上記収納部に収納された商品が戻されたものと判定した場合には、上記記憶手段に記憶している一覧リストから当該商品に関する商品コード及び重量情報を消去して、上記一覧リストから消去した商品に関する情報を所定の表示手段に表示させ、上記計量手段に不測の負荷がかかった場合には、これを判別するフィルタ機能を実行し、不用意なアラーム出力をしないように制御することを特徴としている。
このような本発明にかかるレジスタシステムは、別途監視カメラシステムを設けなくとも、読み取り手段によって商品コードを読み取ることなく、商品を収納部に収納する不正行為のみならず、読み取り手段によって商品コードを読み取った商品を収納部に収納せずに、同等重量の他の商品にすり替えて収納する不正行為をも未然に防止することができ、コストの低減を図りつつ、不正行為の検知を高精度に行うことができる。
本発明は、レジスタを操作するオペレータを不要とし、精算時間及び人件費の削減を図ることができるとともに、従来では防止することが不可能であったいかなる不正行為をも未然に確実に防止することができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
この実施の形態は、例えば、量販店、コンビニエンスストア、スーパーマーケット等の各種流通業における店舗において、顧客が購入しようとする商品を収納して運搬する購入商品収納カートとレジスタとを備えるレジスタシステムである。このレジスタシステムにおいて、購入商品収納カートは、商品に付された商品コードを読み取る機能と収納された商品の重量を計量する機能とを備えるものであり、いかなる不正行為をも未然に防止するための手段を備えるものである。
レジスタシステムは、図1に示すように、顧客が購入しようとする商品を収納して運搬する購入商品収納カート10と、商品を精算するためのレジスタ20と、これら購入商品収納カート10及びレジスタ20を管理する管理センタ30とを備える。
まず、購入商品収納カート10について説明する。
購入商品収納カート10は、商品を購入しようとする顧客が所持して店舗内を運搬するために用いられるものであり、いわゆるショッピングカートや買い物かごの形態からなる。購入商品収納カート10は、外観的には、所定の箱状の形状を呈して商品を収納する収納部11と、所定の表示画面や機能ボタン等からなるユーザインターフェース12とに大別されて構成される。
このような購入商品収納カート10は、ハードウェア的には図2に示すように、各部を統括的に制御する制御手段であるCPU(Central Processing Unit)51と、商品GDに付された媒体であるバーコードBCを読み取る読み取り手段であるバーコードリーダ52と、商品GDの重量を計量する計量手段である計量器53と、各種情報を表示する表示手段である表示部54と、顧客が操作する各種機能ボタンからなる操作手段である操作部55と、各種音声を出力するスピーカ56と、レジスタ20及び/又は管理センタ30における管理サーバとの間で通信を行う通信手段である通信部57と、各種情報を記憶する記憶手段である記憶部58と、当該購入商品収納カート10の駆動電力を供給するバッテリ59とを有する。
CPU51は、所定のソフトウェアを実行することにより、各部を統括的に制御するとともに、各種処理を実行する。具体的には、CPU51は、バーコードリーダ52によって読み取られたバーコード情報と、計量器53によって計量された重量情報とに基づいて、当該商品GDが収納部11に正当な行為のもとに収納されたか否かを判定する。CPU51は、当該商品GDが収納部11に正当な行為のもとに収納されたものと判定した場合には、当該バーコード情報を記憶部58に記憶させるとともに、当該商品GDの名称等を表示させるべく、表示部54を制御する。また、CPU51は、誤操作があった場合や当該商品GDが収納部11に不正な行為のもとに収納されたものと判定した場合には、所定の誘導案内メッセージやアラームを出力させるべく、スピーカ56を制御する。さらに、CPU51は、操作部55を介した顧客の入力操作を受け付け、これに基づいてレジスタ20及び/又は管理センタ30における管理サーバとの間で通信を行うべく、通信部57を制御する。
バーコードリーダ52は、顧客が収納部11に商品GDを収納する際に、当該商品GDに付されたバーコードBCをかざすことにより、当該バーコードBCを読み取る。このバーコードBCは、少なくとも、商品名や価格等の商品を識別するための商品コードと当該商品GDの重量とを示す情報が記録されたものである。なお、このバーコードBCとしては、1次元又は2次元の別を問わず、少なくともかかる情報が記録されているものであればよい。このバーコードリーダ52によって読み取られたバーコード情報は、CPU51に供給される。
計量器53は、例えばロードセル等からなり、収納部11に収納された商品GDの重量を計量する。この計量器53によって計量された重量情報は、CPU51に供給される。なお、この計量器53の精度としては、誤差範囲が3kgの重量に対して1/2000程度であるのが望ましい。
表示部54は、上述したユーザインターフェース12の一部として設けられるものであり、例えばLCD(Liquid Crystal Display)等からなる。表示部54は、CPU51の制御のもとに、バーコードリーダ52によって読み取られた商品GDについての名称や価格等を表示画面に表示する。また、表示部54は、CPU51の制御のもとに、適切な操作を誘導するための所定の誘導案内メッセージを表示画面に表示する。さらに、表示部54は、CPU51の制御のもとに、店舗にて販売している商品のリストを表示画面に表示し、操作部55を介して当該リストの中から所望の商品を選択することにより、店舗内において当該商品が陳列されている場所と現在地とを表示画面に表示するナビゲーション機能も有する。
操作部55は、上述したユーザインターフェース12の一部として設けられるものであり、例えば、キーボード、ボタン、ジョイスティック等の各種入力操作デバイスからなる。操作部55は、顧客の入力操作があった場合には、その旨をCPU51に供給する。なお、操作部55は、表示部54をタッチパネル式のデバイスとすることにより、当該表示部54と一体化して構成するようにしてもよい。
スピーカ56は、上述したユーザインターフェース12の一部として設けられるものである。スピーカ56は、誤操作があった場合には、CPU51の制御のもとに、適切な操作を誘導するための所定の誘導案内メッセージを出力する。また、スピーカ56は、不正な行為のもとに商品GDが収納部11に収納された場合には、CPU51の制御のもとに、所定のアラームを出力する。
通信部57は、例えばいわゆるブルートゥース(Bluetooth(登録商標))等の所定の近距離無線通信を行うものであり、CPU51の制御のもとに、レジスタ20を稼働させるべく、レジスタ20との間で通信を行い、収納部11に収納されている商品GDの商品コードを示す情報を当該レジスタ20に対して送信する。また、通信部57は、詳細は後述するが、店舗に設けられた図示しない監視カメラシステムに接続された管理センタ30における管理サーバとの間で通信を行い、顧客の不正行為の摘発に寄与する。
記憶部58は、CPU51の制御のもとに、少なくとも商品名と価格と商品コードとを対応付けた商品データベースを含む各種情報を記憶する。なお、この商品データベースは、任意の時間に管理センタ30における管理サーバから送信される一斉同報信号に基づいて、CPU51の制御のもとに、最も新規な内容に書き換えられる。また、記憶部58は、収納部11に収納されている商品GDのバーコード情報を一覧リストとして一時的に記憶し、収納部11に商品GDが収納される毎に、CPU51の制御のもとに、当該収納された商品GDのバーコード情報を一覧リストに追記する。
バッテリ59は、当該購入商品収納カート10に着脱可能に構成され、各部に駆動させるために必要な電力を蓄える。
このような各ハードウェアによって構成される購入商品収納カート10は、CPU51の機能的には図3に示すように構成される。
すなわち、購入商品収納カート10は、同図に示すように、各機能を統括的に管理・制御する管理制御部61と、レジスタ20及び/又は管理センタ30における管理サーバから送信された上述した商品データベースを記憶部58に記憶させて登録する商品コード登録部62と、この商品コード登録部62によって登録されたデータを参照してバーコードリーダ52によって商品コードが読み取られた商品GDが登録されているものであるか否かを判定する商品登録判定部63と、商品コード登録部62によって登録されたデータを参照して商品登録判定部63によって登録された商品であるものと判定された当該商品GDの重量を検索する商品重量検索部64と、計量器53によって計量された商品GDの現実の重量と商品重量検索部64によって検索された重量とを比較する重量比較部65と、この重量比較部65による比較結果に基づいて当該商品GDの計量が適正なものであるか否かを判定する計量判定部66と、この計量判定部66による判定結果に基づいて正常な購入操作がなされているものと判定した場合に所定の処理を行う正常購入処理部67と、計量判定部66による判定結果に基づいて不正な購入操作がなされているものと判定した場合に当該商品GDを収納部11から排出させるための所定の処理を行う排出処理部68と、商品登録判定部63による判定結果に基づいてバーコードリーダ52によって読み取られた商品コードが異常である場合に所定の処理を行う異常読み取り処理部69と、計量判定部66による判定結果及び通信部57を介して受信した所定の情報に基づいて不正行為を検出して所定の処理を行う不正行為処理部70とを有する。
このような購入商品収納カート10は、商品GDを購入しようとする顧客に所持されて店舗内を運搬され、CPU51の制御のもとに、通信部57を介してレジスタ20及び/又は管理センタ30における管理サーバとの間で通信を行い、商品GDを収納部11に収納したままの状態で精算処理を行う。
このとき、購入商品収納カート10は、バーコードリーダ52によってバーコード情報が読み取られることなく収納部11に収納されている商品GDの総重量が増加した場合には、CPU51の制御のもとに、不正行為があったものと判定し、表示部54にその旨を表示するとともに、スピーカ56を介して所定のアラームを出力する。また、購入商品収納カート10は、その後、増加した重量と同じ重量だけ収納部11に収納されている商品GDの総重量が減少した場合には、CPU51の制御のもとに、当該商品GDが顧客によって戻されたものと判定し、表示部54にその旨を表示するとともに、スピーカ56を介して出力されているアラームの出力を停止する。さらに、購入商品収納カート10は、例えば幼児等が戯れることといった過失等によって計量器53に不測の負荷がかかった場合には、CPU51の制御のもとに、これを判別するフィルタ機能を実行し、不用意なアラーム出力等を回避することもできる。
また、購入商品収納カート10は、バーコードリーダ52によってバーコード情報が読み取ることができない場合には、CPU51の制御のもとに、表示部54にその旨を表示するとともに、スピーカ56を介して所定のメッセージを出力する。そして、購入商品収納カート10は、この読み取り動作を例えば3回行ってもバーコード情報を読み取ることができなかった場合には、CPU51の制御のもとに、顧客をサポートすべく待機しているオペレータに対して、通信部57を介して、その旨を通知するとともに、オペレータを呼び出して顧客が存在する場所や呼び出しの理由等を通知するためのコール信号を送信し、表示部54にオペレータからの指示があるまで待機するように顧客に促す旨を表示するとともに、スピーカ56を介して所定のメッセージを出力する。この場合、購入商品収納カート10は、オペレータが操作部55を介して、当該商品GDに固有の情報を入力することにより、バーコードリーダ52によってバーコード情報を読み取った状態と同一の状態に遷移し、CPU51の制御のもとに、当該商品GDのバーコード情報を記憶部58に記憶することができる。レジスタシステムにおいては、オペレータが店舗で操作する処理は、かかる割り込み処理のみである。なお、購入商品収納カート10は、オペレータの操作を介することなく、CPU51の制御のもとに、通信部57を介して管理センタ30における管理サーバから送信されたイネーブル信号を受信することにより、このイネーブル信号に基づいて、バーコードリーダ52によってバーコード情報を読み取った状態と同一の状態に遷移するようにしてもよい。
つぎに、レジスタ20について説明する。
レジスタ20は、購入商品収納カート10に収納されている商品GDの精算を行うために店舗に設けられるものであり、いわゆるPOS(Point Of Sale)システムが備えられたものである。
レジスタ20は、外観的には、各種処理を行うレジスタ本体21と、精算対象の購入商品収納カート10を輸送する輸送機構22とに大別されて構成される。
このようなレジスタ20は、ハードウェア的には図4に示すように、各部を統括的に制御するCPU101と、精算を行うための所定の決済用カードを読み取るカードリーダ102と、購入商品収納カート10からの精算処理開始の要求を検出する精算要求検出部103と、カードリーダ102によって読み取った決済用カードを用いた決済処理を行う決済部104と、購入商品収納カート10との間で通信を行うローカル通信部105と、管理センタ30における管理サーバとの間で通信を行うセンタ通信部106と、購入明細等の各種情報を表示する表示部107と、各種音声を出力するスピーカ108と、レシートを印刷する印刷部109と、各種情報を記憶する記憶部110と、決済用カードに新たな残額を書き込むカードライタ111とを有する。
CPU101は、所定のソフトウェアを実行することにより、各部を統括的に制御するとともに、各種処理を実行する。
カードリーダ102は、顧客が精算を行う際に、プリペイドカードやクレジットカード等の精算を行うために当該顧客が所持する任意の決済用カードを挿入することにより、当該カードを読み取る。このカードリーダ102によって読み取られたカード情報は、決済部104に供給され、決済処理が行われる。
精算要求検出部103は、購入商品収納カート10が輸送機構22に載置されると、これを検出し、精算処理の開始が要求されたものと判定する。精算要求検出部103は、精算処理の開始が要求されたものと判定した場合には、購入商品収納カート10に対して、上述した記憶部58に記憶されているバーコード情報からなる一覧リストを要求する旨の信号を、ローカル通信部105を介して送信する。
決済部104は、カードリーダ102によって読み取られた決済用カードのカード情報に基づいて、購入する商品GDの代金の決済を行う。
ローカル通信部105は、購入商品収納カード10における通信部57に対応して設けられるものであり、CPU101の制御のもとに、当該通信部57との間で所定の近距離無線通信を行う。具体的には、ローカル通信部105は、精算要求検出部103によって精算処理の開始が要求されたものと判定した場合には、購入商品収納カート10に対して、記憶部58に記憶されているバーコード情報からなる一覧リストを要求する旨の信号を送信し、これに応じて送信されてきた一覧リストを受信する。これにより、レジスタ20は、精算処理を開始することになる。また、ローカル通信部105は、センタ通信部106によって受信した管理センタ30における管理サーバからの各種信号を、購入商品収納カート10に対して送信する。
センタ通信部106は、CPU101の制御のもとに、管理センタ30における管理サーバとの間で所定の無線通信を行う。具体的には、センタ通信部106は、発行したレシートの内容を示す情報を管理センタ30における管理サーバに対して送信する。また、センタ通信部106は、管理センタ30における管理サーバからの各種信号を受信し、ローカル通信部105を介して購入商品収納カート10に対して転送することもできる。
表示部107は、例えばLCD等からなり、CPU101の制御のもとに、顧客が購入した商品GDの明細等を含む各種情報を表示画面に表示する。また、表示部107は、CPU101の制御のもとに、適切な操作を誘導するための所定の誘導案内メッセージを表示画面に表示する。
スピーカ108は、CPU101の制御のもとに、CPU101の制御のもとに、顧客が購入した商品GDの明細等を含む各種情報を音声として出力する。また、スピーカ108は、CPU101の制御のもとに、適切な操作を誘導するための所定の誘導案内メッセージを出力する。
印刷部109は、決済部104による決済処理が行われると、CPU101の制御のもとに、顧客に対して渡すレシートを発行すべく、購入明細を紙面に印刷する。
記憶部110は、CPU101の制御のもとに、少なくとも商品名と価格と商品コードとを対応付けた商品データベースを含む各種情報を記憶する。なお、この商品データベースも、任意の時間に管理センタ30における管理サーバから送信される一斉同報信号に基づいて、最も新規な内容に書き換えられる。また、記憶部110は、発行したレシートの内容を示す情報を任意の時間に管理センタ30における管理サーバに対して送信すべく記憶する。
カードライタ111は、不揮発性メモリが内蔵された繰り返し使用可能な決済用カードを使用する場合において、その残額が不足する場合等に、顧客が所定の金額を支払うことにより、CPU101の制御のもとに、当該金額を残額に加算した金額を、新たな残額として決済用カードに書き込む。
このような各ハードウェアによって構成されるレジスタ20は、CPU101の機能的には図5に示すように構成される。
すなわち、レジスタ20は、同図に示すように、各機能を統括的に管理・制御する管理制御部121と、ローカル通信部105を介して購入商品収納カート10から受信した購入しようとする商品GDについての上述した一覧リストを取得する購入商品リスト取得部122と、記憶部110に記憶されているデータを参照して購入商品リスト取得部122によって取得した一覧リストに記載されている各商品GDの価格を検索する商品価格検索部123と、購入商品リスト取得部122によって取得された一覧リストと商品価格検索部123によって検索された価格とに基づいて購入明細を作成する購入明細作成部124と、この購入明細作成部124によって作成された購入明細に基づいて精算金額を算出して精算処理を行う精算処理部125と、カードリーダ102によってカード情報が読み取られた決済用カードが使用可能であるか否かを判定するとともに、精算処理部125によって算出された精算金額と決済用カードのカード情報とに基づいてカードの残額の算出を行うカード処理部126と、使用不可能な決済用カードであった場合等にプリペイド式の新たな決済用カードを発行するカード発行部127と、決済処理の完了に応じてレシートを発行するレシート発行部128と、上述した顧客をサポートすべく待機しているオペレータを呼び出すための処理を行うオペレータコール処理部129とを有する。
このようなレジスタ20は、商品GDを購入しようとする顧客が輸送機構22に購入商品収納カート10を載置し、精算要求検出部103によってこれを検出すると、CPU101の制御のもとに、ローカル通信部105を介して当該購入商品収納カート10との間で通信を行い、受信した一覧リストに基づいて、精算金額を算出して購入明細を表示部107の表示画面に表示する。そして、レジスタ20は、顧客がカートリーダ102に決済用カードを挿入することによって決済処理を行い、これに応じてレシートを発行し、一連の精算処理を終了する。
このとき、レジスタ20は、決済処理を行うにあたって、CPU101の制御のもとに、スピーカ108を介して所定の誘導案内メッセージを出力することにより、顧客に対して決済用カードをカードリーダ102に挿入するように促し、当該決済用カードの残額が不足する場合には他の決済用カードの使用等を促し、さらに他の決済用カードを所持していない場合には新たな決済用カードの購入を促すことにより、決済処理を確実且つスムーズに行うことができる。
最後に、管理センタ30について説明する。
管理センタ30は、各店舗に設けられる購入商品収納カート10及びレジスタ20を管理する施設である。管理センタ30は、ハードウェア的には図6に示すように、少なくとも1つの管理サーバ150と、少なくとも1つの管制卓160とを有する。なお、同図においては、2つの管理サーバ150,150を互いに接続するとともに、これら管理サーバ150,150にm個の管制卓160,160,・・・,160を接続している場合を示している。
管理サーバ150は、各部を統括的に制御するCPU151と、購入商品収納カート10及び/又はレジスタ20との間で通信を行う通信部152と、店舗内を監視する監視部153と、他の管理サーバ及び管制卓と接続するためのインターフェース部154と、各種情報を記憶する記憶部155と、上述した少なくとも商品名と価格と商品コードとを対応付けた商品データベース等を格納するデータベース部156とを有する。
CPU151は、所定のソフトウェアを実行することにより、各部を統括的に制御するとともに、各種処理を実行する。
通信部152は、CPU151の制御のもとに、レジスタ20におけるセンタ通信部106との間で所定の無線通信を行う。具体的には、通信部152は、購入商品収納カート10における通信部57を介して送信されたオペレータを呼び出すためのコール信号を、レジスタ20におけるセンタ通信部106を介して受信する。また、通信部152は、レジスタ20によって発行されたレシートの内容を示す情報を受信する。さらに、通信部152は、上述した少なくとも商品名と価格と商品コードとを対応付けた商品データベースを書き換える際には、更新用のデータを全ての購入商品収納カート10及びレジスタ20に対して同期させて一斉に送信する。さらにまた、通信部152は、監視部153によって顧客の不正行為が検知された場合には、その旨を示す情報を、レジスタ20におけるセンタ通信部106を介して購入商品収納カート10に対して送信する。
監視部153は、店舗内を監視するために設けられるものであり、CPU151の制御のもとに、当該店舗に設けられた監視カメラシステムによって撮像された画像を取得する。監視部153は、CPU151の制御のもとに、監視カメラシステムによって撮像された画像に対する所定の解析を行うことによって従来では防止することが不可能であった不正行為、すなわち、商品コードを読み取った商品を収納部11に収納せずに、同等重量の他の商品にすり替えて収納する行為を検知することもできる。なお、かかる監視カメラシステムについては、後述するものとする。
インターフェース部154は、他の管理サーバ及び管制卓と接続するものである。具体的には、インターフェース部154は、管制卓を制御するための制御信号がCPU151によって発行されると、これを各管制卓に対して送信するとともに、各管制卓から送信された各種信号を受信する。
記憶部155は、CPU151の制御のもとに、制御可能な管制卓の情報等を含む各種情報を記憶する。
データベース部156は、上述した少なくとも商品名と価格と商品コードとを対応付けた商品データベースや顧客の属性等を示す顧客データベースといった各種データベースを格納する。このデータベース部156に格納されている各種データベースは、CPU151の制御のもとに、任意に書き換え及び/又は読み出すことが可能とされる。
このような各ハードウェアによって構成される管理サーバ150は、CPU151の機能的には図7に示すように構成される。
すなわち、管理サーバ150は、同図に示すように、各機能を統括的に管理・制御する管理制御部171と、購入商品収納カート10からオペレータの呼び出しがあった場合における所定の処理を行うローカルコール処理部172と、レジスタ20からオペレータの呼び出しがあった場合における所定の処理を行うレジスタコール処理部173と、購入商品収納カート及び/又はレジスタ20に登録されているデータベースを更新する際に更新用のデータをロードすべくデータベース部156にアクセスするデータベースロードアクセス処理部174と、このデータベースロードアクセス処理部174によって取得されたデータを一時的に記憶するバッファ部175と、このバッファ部175に一時的に記憶されているデータの整合性を判定する整合判定部176と、この整合判定部176によって整合性があるものと判定された場合にデータベース部156にアクセスするデータベース更新アクセス処理部177とを有する。
このような管理サーバ150は、POSシステムの拠点として、各店舗に対応する管制卓160を管理・制御するとともに、各店舗に設けられる購入商品収納カート10及びレジスタ20を管理・制御する。
一方、管制卓160は、各部を統括的に制御するCPU161と、管理サーバ150との間で通信を行う通信部162と、各種情報を表示する表示部163と、管理者が操作する各種機能ボタンからなる操作部164と、顧客からの呼び出しや顧客の不正行為があった場合等に警報を発生する警報部165と、各種情報を記憶する記憶部166とを有する。
CPU161は、所定のソフトウェアを実行することにより、各部を統括的に制御するとともに、各種処理を実行する。
通信部162は、CPU161の制御のもとに、管理サーバ150との間で所定の無線通信を行う。具体的には、通信部162は、操作部164を介して入力された情報を管理サーバ150に対して送信する。また、通信部162は、管理サーバ150によって取得された店舗内の画像を受信する。
表示部163は、例えばLCD等からなり、CPU161の制御のもとに、管理サーバ150から送信された店舗内の画像を表示画面に表示する。管理者は、この表示部163に表示された画像を視認することにより、店舗内の様子を監視することが可能となる。
操作部164は、例えば、キーボード、ボタン、ジョイスティック等の各種入力操作デバイスからなり、管理に必要な各種情報を入力操作する。
警報部165は、管理サーバ150によって顧客の不正行為が検知された場合等に、その旨を管理者に報知すべく、所定のアラームを出力する。
記憶部166は、CPU161の制御のもとに、顧客に関する情報等を含む各種情報を記憶する。
このような管制卓160は、管理サーバ150によって管理・制御されつつ、割り当てられた店舗に設けられる購入商品収納カート10及びレジスタ20を管理・制御する。
さて、このような購入商品収納カート10、レジスタ20、及び管理センタ30を備えるレジスタシステムにおいては、図8及び図9に示すような一連の工程を経ることにより、顧客による商品GDの購入が行われる。
まず、レジスタシステムにおいては、図8に示すように、ステップS1において、購入商品収納カート10を所持した顧客が所望の商品GDを収納部11に収納する際に、当該商品GDに付されたバーコードをバーコードリーダ52によって読み取るとともに、ステップS2において、計量器53によって当該商品GDの重量を計量する。
そして、購入商品収納カート10は、ステップS3において、バーコードリーダ52によって読み取られたバーコード情報に含まれる重量情報と、計量器53によって計量された重量情報とをCPU51によって比較し、これら重量情報が一致したか否かを判定する。
ここで、購入商品収納カート10は、重量情報が一致していないものと判定した場合には、例えば、商品コードを読み取ることなく、商品GDを収納部11に収納した不正行為が発生したものと判定し、ステップS4において、CPU51の制御のもとに、スピーカ56を介して所定のアラームを出力する。ただし、このアラームは、単なる誤操作によって出力された場合も考えられる。そのため、購入商品収納カート10は、かかる誤操作による過ちを回避すべく、ステップS5において、誤操作があった場合には、ステップS6において、顧客が操作部55を介してアラームを止める動作を行うことによって当該アラームの出力を停止し、ステップS1からの処理を繰り返す。また、購入商品収納カート10は、重量情報が一致していないものと判定した場合には、当該商品GDを収納部11から排出させるための所定の処理を行うようにしてもよい。
一方、購入商品収納カート10は、重量情報が一致しているものと判定した場合には、CPU51の制御のもとに、当該商品GDに関するバーコード情報を上述した一覧リストとして記憶部58に記憶させるとともに、当該商品GDの名称等を表示部54の表示画面に表示させ、ステップS7へと処理を移行する。このステップS7は、従来では防止することが不可能であった不正行為、すなわち、商品コードを読み取った商品を収納部11に収納せずに、同等重量の他の商品にすり替えて収納する行為を摘発するために設けられるものである。すなわち、購入商品収納カート10は、ステップS7において、店舗に設けられた監視カメラシステムを用いて管理センタ30における管理サーバ150によって当該不正行為が検知された場合には、その旨を示す情報を通信部57を介して受信し、ステップS4乃至ステップS6の処理を行う。
なお、この不正行為の検知は、上述したように、店舗に設けられた監視カメラシステムによって撮像された画像について、管理サーバ150における監視部153によって所定の解析を行うことによって検知することができる。ここで、かかる監視カメラシステムについて説明する。
この監視カメラシステムは、市販されている監視カメラによって撮像された画像を解析するものであり、単に画像を撮像して表示・録画する従来の監視カメラシステムとは一線を画すものである。この監視カメラシステムは、監視したいポイントを予め確定し、「当該監視ポイントをマークする」、「変化を捉える」、「自動追尾する」という機能を備える。
より具体的には、この監視カメラシステムは、ズーム機能付きのいわゆる首振りカメラによって所定のポイントをマークし、当該ポイントで人物等の移動物体の動きを検出すると、当該ポイントをズームインし、画像を撮像して所定の管理サーバに録画するとともに、当該移動物体の移動に合わせて自動追尾する。なお、この動きの検出は、例えば連続して撮像した画像の差分をとること等、任意の方法を用いて行うことができる。また、この監視カメラシステムは、任意に設定した監視時間内に撮像した画像の中から所定枚数の静止画像又は所定時間の動画像を取得し、管理サーバから携帯電話機等の所定の端末に対して、インターネット等のネットワークを介して当該静止画像又は動画像を送信し、また、その旨のメール等を送信することにより、遠隔地にいる管理者に対して通報する機能をも備える。
なお、監視カメラシステムは、監視カメラとして、赤外線型の首振りカメラを用いることにより、暗い場所での監視を行うこともできる。
購入商品収納カート10は、このような監視カメラシステムによって撮像された画像に基づいて、顧客の不正な動きが検知されると、その旨を示す情報を通信部57を介して受信する。このように、購入商品収納カート10は、監視カメラシステムによって撮像された画像の解析を行う管理サーバ150と連動してステップS3及びステップS4として示した判定を行うことにより、想定される全ての不正行為を未然に防止することが可能とされる。このとき、購入商品収納カート10は、スピーカ56を介してアラームを出力するのではなく、当該不正行為を検知した管理サーバ150から送信された固定音声又はオペレータの音声を通信部57を介して受信し、スピーカ56を介して当該音声を出力するようにしてもよい。
また、購入商品収納カート10は、当該不正行為が検知されていない場合には、ステップS8へと処理を移行し、計量器53によって収納部11に収納されている商品の総重量の変化を検知することにより、当該収納部11に収納されたある商品GDが顧客によって戻されたか否かをCPU51によって判定する。すなわち、このステップS8は、一旦購入しようとして収納部11に収納した商品GDを、購入しないことと思い直した場合の対策を図るものである。
購入商品収納カート10は、収納部11に収納された商品GDが顧客によって戻されていないものと判定した場合には、そのままステップS10へと処理を移行する一方で、収納部11に収納された商品GDが顧客によって戻されたものと判定した場合には、ステップS9において、記憶部58に記憶している一覧リストから当該商品GDに関するバーコード情報を消去し、ステップS10へと処理を移行する。このとき、購入商品収納カート10は、必要に応じて、CPU51の制御のもとに、戻した商品GDの名称等を表示部54の表示画面に表示させるようにしてもよい。
購入商品収納カート10は、購入しようとする全ての商品GDを収納部11に収納するまで、上述したステップS1乃至ステップS9の処理を繰り返し行い、ステップS10において、購入しようとする全ての商品GDを収納部11に収納した場合には、図9に示す精算処理へと移行する。
レジスタシステムにおいては、精算処理を行う場合には、図9に示すように、ステップS11において、顧客が購入商品収納カート10をレジスタ20における輸送機構25に載置し、ステップS12において、レジスタ20における精算要求検出部103によって載置された旨が検出されると、精算処理を開始する。
これに応じて、レジスタ20は、ステップS13において、輸送機構22を駆動して所定の場所まで購入商品収納カート10を輸送し、ステップS14において、ローカル通信部105を介して当該購入商品収納カート10における通信部57と通信を行い、当該購入商品収納カート10における収納部11に収納されている商品GDの一覧リストを受信する。
続いて、レジスタ20は、ステップS15において、ローカル通信部105を介して受信した一覧リストに基づいて、CPU101によって精算金額を算出し、ステップS16において、表示部107の表示画面に購入明細等の各種情報を表示する。
そして、レジスタ20は、ステップS17において、表示部107の表示画面に表示された情報を確認した顧客が所持する決済用カードをカードリーダ102によって読み取ることにより、当該決済用カードによる決済処理を行い、この決済処理が終了すると、ステップS18において、印刷部109によってレシートを発行し、一連の処理を終了する。
このように、レジスタシステムにおいては、購入商品収納カート10にバーコードリーダ52と計量器53とを設け、当該購入商品収納カート10と監視カメラシステムによって撮像された画像の解析を行う管理サーバ150とを連動させることにより、バーコードリーダ52によって商品コードを読み取ることなく、商品を収納部11に収納する不正行為のみならず、バーコードリーダ52によって商品コードを読み取った商品を収納部11に収納せずに、同等重量の他の商品にすり替えて収納する不正行為をも未然に防止することができる。
なお、購入商品収納カート10における計量器53は、所定の精度を保持するために補償機能が必要とされることはいうまでもないが、この精度に影響を及ぼす因子としては、特にいわゆる背景雑音があり、これを除去することが重要とされる。しかしながら、購入商品収納カート10は、計量器53とともにバーコードリーダ52を設け、これらを連動させることから、高価なフィルタリング手段を設けることなく、背景雑音を除去することができる。
また、レジスタシステムにおいては、購入商品収納カート10にバーコードリーダ52と計量器53とを設けることにより、レジスタ20を操作するオペレータを不要とし、精算時間及び人件費の削減を図ることができることはいうまでもない。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではない。例えば、上述した実施の形態では、決済処理の終了後については、何ら説明を行っていないが、本発明は、購入商品収納カート10における収納部11から商品GDを取り出して運搬することを容易とするために、収納部11に収納されている商品GDを自動的に梱包する所定の自動梱包手段を当該購入商品収納カート10に設けるようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、カードリーダ102による決済用カードを用いた決済処理を行うものとして説明したが、本発明は、例えば顧客が所持する携帯電話機等の所定の携帯型端末を用いた決済処理を行うようにしてもよい。
さらに、本発明は、購入商品収納カート10における計量器53として、いわゆるAI(Artificial Intelligence)機能による疑似センシングを行うものを用いることにより、不正行為の検知をより高精度に行うことが可能となる。
さらにまた、上述した実施の形態では、購入商品収納カート10と店舗に設けられた監視カメラシステムによって撮像された画像の解析を行う管理サーバ150との連動を図ることにより、従来では防止することが不可能であった不正行為を検知するものとして説明したが、本発明は、いわゆるRFID(Radio Frequency Identification)の仕組みを導入し、バーコードの代わりに、IC(Integrated Circuit)チップを用いて構成されるタグを媒体として商品に付すことにより、当該不正行為を検知するようにしてもよい。
以下、このようなレジスタシステムについて簡単に説明する。
すなわち、このRFIDの仕組みを導入したレジスタシステムにおいては、購入商品収納カート10におけるバーコードリーダ52の代わりに、少なくとも商品を識別するための商品コードと当該商品の重量とを示す情報が記録され且つ通信機能を有するタグと通信を行う機能を設ける。
そして、購入商品収納カート10は、先に図8に示したステップS1において、顧客が収納部11に商品を収納する際に、当該商品に付されたタグとの間で通信を行うことによって当該商品の商品コード及び重量を示す情報を読み取るとともに、ステップS2において、計量器53による当該商品の重量を計量を行い、ステップS3において、タグとの通信によって取得された重量情報と、計量器53によって計量された重量情報とをCPU51によって比較し、これら重量情報が一致したか否かを判定することにより、商品コードを読み取ることなく、商品を収納部11に収納した不正行為を摘発する。
一方、購入商品収納カート10は、商品コードを読み取った商品を収納部11に収納せずに、同等重量の他の商品にすり替えて収納する不正行為を摘発するために、所定の時間間隔をもって、収納部11に収納されている全ての商品にそれぞれ付されているタグとの間で通信を行うことにより、商品のすり替わりを検知する。すなわち、購入商品収納カート10は、最初に収納部11に商品を収納する際に読み取って記憶部58に記憶している情報と、所定時間後に読み取った情報とをCPU51によって比較し、これら情報が一致したか否かを判定することにより、商品コードを読み取った商品を収納部11に収納せずに、同等重量の他の商品にすり替えて収納する不正行為を摘発する。
このように、レジスタシステムにおいては、RFIDの仕組みを導入することにより、別途監視カメラシステムを設ける必要がなく、コストの低減を図りつつ、不正行為の検知を高精度に行うことができる。また、このレジスタシステムにおいては、顧客が購入商品収納カート10における収納部11に商品を収納する際に、バーコードリーダ52にバーコードをかざす動作を行う必要がないことから、当該動作を忘却したことに起因する誤操作をなくすことができ、顧客に対して極めて高い利便を提供することができる。
勿論、レジスタシステムにおいては、バーコードとRFIDとを組み合わせてもよく、これにより、従来では想定できない極めて優れたシステムを実現することができる。
このように、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能であることはいうまでもない。
本発明の実施の形態として示すレジスタシステムの構成を説明する図である。 同レジスタシステムが備える購入商品収納カートのハードウェア構成を説明するブロック図である。 同レジスタシステムが備える購入商品収納カートの機能的な構成を説明するブロック図である。 同レジスタシステムが備えるレジスタのハードウェア構成を説明するブロック図である。 同レジスタシステムが備えるレジスタの機能的な構成を説明するブロック図である。 同レジスタシステムが備える管理センタのハードウェア構成を説明するブロック図である。 同レジスタシステムが備える管理センタにおける管理サーバの機能的な構成を説明するブロック図である。 同レジスタシステムにおける一連の処理を説明するフローチャートである。 同レジスタシステムにおける一連の処理を説明するフローチャートであり、図8に続く工程を説明する図である。
符号の説明
10 購入商品収納カート
11 収納部
12 ユーザインターフェース
20 レジスタ
21 レジスタ本体
22 輸送機構
30 管理センタ
51,101,151,161 CPU
52 バーコードリーダ
53 計量器
54,107,163 表示部
55,164 操作部
56,108 スピーカ
57,152,162 通信部
58,110,155,166 記憶部
59 バッテリ
61,121,171 管理制御部
62 商品コード登録部
63 商品登録判定部
64 商品重量検索部
65 重量比較部
66 計量判定部
67 正常購入処理部
68 排出処理部
69 異常読み取り処理部
70 不正行為処理部
102 カードリーダ
103 精算要求検出部
104 決済部
105 ローカル通信部
106 センタ通信部
109 印刷部
111 カードライタ
122 購入商品リスト取得部
123 商品価格検索部
124 購入明細作成部
125 精算処理部
126 カード処理部
127 カード発行部
128 レシート発行部
129 オペレータコール処理部
150,150,150 管理サーバ
153 監視部
154 インターフェース部
156 データベース部
160,160,160,・・・,160 管制卓
165 警報部
172 ローカルコール処理部
173 レジスタコール処理部
174 データベースロードアクセス処理部
175 バッファ部
176 整合判定部
177 データベース更新アクセス処理部
BC バーコード
GD 商品

Claims (11)

  1. 商品を購入しようとする顧客が所持して店舗内を運搬する購入商品収納カートであって、
    上記商品を収納する収納部と、
    当該商品に付される所定の媒体であり、少なくとも上記商品を識別するための商品コードと当該商品の重量とを示す情報が記録された媒体から、商品コード及び重量情報を読み取る読み取り手段と、
    上記収納部に収納された商品の重量を計量する計量手段と、
    上記読み取り手段によって読み取られた重量情報と、上記計量手段によって計量された重量情報とに基づいて、当該商品が上記収納部に正当な行為のもとに収納されたか否かを判定し、当該商品が上記収納部に不正な行為のもとに収納されたものと判定した場合には、所定のアラームを出力させる制御手段と、
    店舗に設けられた監視カメラシステムによって撮像された画像の解析に基づく上記顧客の不正な動きが検知された旨を示す情報を受信する通信手段と
    上記制御手段による判定結果に基づいて当該商品を上記収納部から排出させるための所定の処理を行う排出処理手段とを備え、
    上記制御手段は、
    上記読み取り手段によって読み取った商品コード及び重量情報を一覧リストとして所定の記憶手段に記憶させ、
    上記計量手段により計量された商品の重量情報と上記一覧リストの重量情報とが一致しない場合には、上記アラームを出力させるとともに上記排出処理手段に当該商品を上記収納部から排出させるための所定の処理を行わせ、
    上記計量手段によって検知された上記収納部に収納されている商品の総重量の変化に基づいて、当該収納部に収納された商品が戻されたか否かを判定し、上記収納部に収納された商品が戻されたものと判定した場合には、上記記憶手段に記憶している一覧リストから当該商品に関する商品コード及び重量情報を消去して、上記一覧リストから消去した商品に関する情報を所定の表示手段に表示させ、
    上記通信手段を介して上記顧客の不正な動きが検知された旨を示す情報を受信した場合には、上記アラームを出力させるとともに上記排出処理手段に当該商品を上記収納部から排出させるための所定の処理を行わせ、
    上記計量手段に不測の負荷がかかった場合には、これを判別するフィルタ機能を実行し、不用意なアラーム出力をしないように制御すること
    を特徴とする購入商品収納カート。
  2. 上記制御手段は、上記読み取り手段によって上記媒体から商品コード及び重量情報を読み取ることができない場合には、所定の操作手段を介して当該商品に固有の情報が入力されるのに応じて、上記読み取り手段によって商品コード及び重量情報を読み取った状態と同一の状態に遷移すること
    を特徴とする請求項1記載の購入商品収納カート。
  3. 上記制御手段は、上記読み取り手段によって上記媒体から商品コード及び重量情報を読み取ることができない場合には、所定の管理サーバから送信されたイネーブル信号に基づいて、上記読み取り手段によって商品コード及び重量情報を読み取った状態と同一の状態に遷移すること
    を特徴とする請求項記載の購入商品収納カート。
  4. 少なくとも商品名と価格と商品コードとを対応付けた商品データベースを記憶する記憶手段を備え、
    上記制御手段は、所定の管理サーバから送信される信号に基づいて、上記記憶手段に記憶している商品データベースを書き換えること
    を特徴とする請求項記載の購入商品収納カート。
  5. 上記制御手段は、店舗にて販売している商品のリストを所定の表示手段に表示させ、操作手段を介して当該リストの中から所望の商品が選択されると、店舗内において当該商品が陳列されている場所と現在地とを上記表示手段に表示させること
    を特徴とする請求項1記載の購入商品収納カート。
  6. 上記収納部収納部に収納されている商品を自動的に梱包する所定の自動梱包手段を備えること
    を特徴とする請求項1乃至請求項5のうちいずれか1項記載の購入商品収納カート。
  7. 上記媒体は、バーコードであり、
    上記読み取り手段は、上記顧客が上記収納部に商品を収納する際に、当該商品に付された上記バーコードをかざすことによって商品コード及び重量情報を読み取るものであること
    を特徴とする請求項1乃至請求項6のうちいずれか1項記載の購入商品収納カート。
  8. 上記媒体は、通信機能を有するタグであり、
    上記読み取り手段は、上記顧客が上記収納部に商品を収納する際に、当該商品に付された上記タグとの間で通信を行うことによって商品コード及び重量情報を読み取るものであること
    を特徴とする請求項1乃至請求項7のうちいずれか1項記載の購入商品収納カート。
  9. 商品を購入しようとする顧客が所持して店舗内を運搬する購入商品収納カートであって、
    上記商品を収納する収納部と、
    当該商品に付される所定の媒体であり、少なくとも上記商品を識別するための商品コードと当該商品の重量とを示す情報が記録され且つ通信機能を有する媒体から、商品コード及び重量情報を読み取る読み取り手段と、
    上記収納部に収納された商品の重量を計量する計量手段と、
    上記読み取り手段によって読み取られた重量情報と、上記計量手段によって計量された重量情報とに基づいて、当該商品が上記収納部に正当な行為のもとに収納されたか否かを判定し、当該商品が上記収納部に不正な行為のもとに収納されたものと判定した場合には、所定のアラームを出力させる制御手段と、
    上記制御手段による判定結果に基づいて当該商品を上記収納部から排出させるための所定の処理を行う排出処理手段とを備え、
    上記読み取り手段は、所定の時間間隔をもって、上記収納部に収納されている全ての商品にそれぞれ付されている媒体との間で通信を行い、
    上記制御手段は、上記収納部に商品を収納する際に上記読み取り手段によって読み取って所定の記憶手段に記憶されている情報と、上記読み取り手段によって所定時間後に読み取った商品コードと重要情報とに基づいて、上記アラームを出力させるとともに上記排出処理手段に当該商品を上記収納部から排出させるための所定の処理を行わせ、
    上記制御手段は、更に、
    上記読み取り手段によって読み取った商品コード及び重量情報を一覧リストとして所定の記憶手段に記憶させ、
    上記計量手段により計量された商品の重量情報と上記一覧リストの重量情報とが一致しない場合には、上記アラームを出力させるとともに上記排出処理手段に当該商品を上記収納部から排出させるための所定の処理を行わせ、
    上記計量手段によって検知された上記収納部に収納されている商品の総重量の変化に基づいて、当該収納部に収納された商品が戻されたか否かを判定し、上記収納部に収納された商品が戻されたものと判定した場合には、上記記憶手段に記憶している一覧リストから当該商品に関する商品コード及び重量情報を消去して、上記一覧リストから消去した商品に関する情報を所定の表示手段に表示させ、
    上記計量手段に不測の負荷がかかった場合には、これを判別するフィルタ機能を実行し、不用意なアラーム出力をしないように制御すること
    を特徴とする購入商品収納カート。
  10. 商品を購入しようとする顧客が所持して店舗内を運搬する購入商品収納カートと、
    上記購入商品収納カートに収納されている商品の精算を行うために店舗に設けられるレジスタとを備え、
    上記購入商品収納カートは、
    上記商品を収納する収納部と、
    当該商品に付される所定の媒体であり、少なくとも上記商品を識別するための商品コードと当該商品の重量とを示す情報が記録された媒体から、商品コード及び重量情報を読み取る読み取り手段と、
    上記収納部に収納された商品の重量を計量する計量手段と、
    上記読み取り手段によって読み取られた重量情報と、上記計量手段によって計量された重量情報とに基づいて、当該商品が上記収納部に正当な行為のもとに収納されたか否かを判定し、当該商品が上記収納部に不正な行為のもとに収納されたものと判定した場合には、所定のアラームを出力させる制御手段と、
    店舗に設けられた監視カメラシステムによって撮像された画像の解析に基づく上記顧客の不正な動きが検知された旨を示す情報を受信する通信手段と、
    上記制御手段による判定結果に基づいて当該商品を上記収納部から排出させるための所定の処理を行う排出処理手段とを備え、
    上記制御手段は、
    上記読み取り手段によって読み取った商品コード及び重量情報を一覧リストとして所定の記憶手段に記憶させ、
    上記計量手段により計量された商品の重量情報と上記一覧リストの重量情報とが一致しない場合には、上記アラームを出力させるとともに上記排出処理手段に当該商品を上記収納部から排出させるための所定の処理を行わせ、
    上記計量手段によって検知された上記収納部に収納されている商品の総重量の変化に基づいて、当該収納部に収納された商品が戻されたか否かを判定し、上記収納部に収納された商品が戻されたものと判定した場合には、上記記憶手段に記憶している一覧リストから当該商品に関する商品コード及び重量情報を消去して、上記一覧リストから消去した商品に関する情報を所定の表示手段に表示させ、
    上記通信手段を介して上記顧客の不正な動きが検知された旨を示す情報を受信した場合には、上記アラームを出力させるとともに上記排出処理手段に当該商品を上記収納部から排出させるための所定の処理を行わせ、
    上記計量手段に不測の負荷がかかった場合には、これを判別するフィルタ機能を実行し、不用意なアラーム出力をしないように制御すること
    を特徴とするレジスタシステム。
  11. 商品を購入しようとする顧客が所持して店舗内を運搬する購入商品収納カートと、
    上記購入商品収納カートに収納されている商品の精算を行うために店舗に設けられるレジスタとを備え、
    上記購入商品収納カートは、
    上記商品を収納する収納部と、
    当該商品に付される所定の媒体であり、少なくとも上記商品を識別するための商品コードと当該商品の重量とを示す情報が記録され且つ通信機能を有する媒体から、商品コード及び重量情報を読み取る読み取り手段と、
    上記収納部に収納された商品の重量を計量する計量手段と、
    上記読み取り手段によって読み取られた重量情報と、上記計量手段によって計量された重量情報とに基づいて、当該商品が上記収納部に正当な行為のもとに収納されたか否かを判定し、当該商品が上記収納部に不正な行為のもとに収納されたものと判定した場合には、所定のアラームを出力させる制御手段と、
    上記制御手段による判定結果に基づいて当該商品を上記収納部から排出させるための所定の処理を行う排出処理手段とを備え、
    上記読み取り手段は、所定の時間間隔をもって、上記収納部に収納されている全ての商品にそれぞれ付されている媒体との間で通信を行い、
    上記制御手段は、上記収納部に商品を収納する際に上記読み取り手段によって読み取って所定の記憶手段に記憶されている情報と、上記読み取り手段によって所定時間後に読み取った商品コードと重量情報とに基づいて、上記アラームを出力させるとともに上記排出処理手段に当該商品を上記収納部から排出させるための所定の処理を行わせ、
    上記制御手段は、更に、
    上記読み取り手段によって読み取った商品コード及び重量情報を一覧リストとして所定の記憶手段に記憶させ、
    上記計量手段により計量された商品の重量情報と上記一覧リストの重量情報とが一致しない場合には、上記アラームを出力させるとともに上記排出処理手段に当該商品を上記収納部から排出させるための所定の処理を行わせ、
    上記計量手段によって検知された上記収納部に収納されている商品の総重量の変化に基づいて、当該収納部に収納された商品が戻されたか否かを判定し、上記収納部に収納された商品が戻されたものと判定した場合には、上記記憶手段に記憶している一覧リストから当該商品に関する商品コード及び重量情報を消去して、上記一覧リストから消去した商品に関する情報を所定の表示手段に表示させ、
    上記計量手段に不測の負荷がかかった場合には、これを判別するフィルタ機能を実行し、不用意なアラーム出力をしないように制御すること
    を特徴とするレジスタシステム。
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