JP3473897B2 - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JP3473897B2
JP3473897B2 JP02518799A JP2518799A JP3473897B2 JP 3473897 B2 JP3473897 B2 JP 3473897B2 JP 02518799 A JP02518799 A JP 02518799A JP 2518799 A JP2518799 A JP 2518799A JP 3473897 B2 JP3473897 B2 JP 3473897B2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/405Securing in non-demountable manner, e.g. moulding, riveting
    • H01R13/41Securing in non-demountable manner, e.g. moulding, riveting by frictional grip in grommet, panel or base
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R31/00Coupling parts supported only by co-operation with counterpart
    • H01R31/06Intermediate parts for linking two coupling parts, e.g. adapter
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S439/00Electrical connectors
    • Y10S439/949Junction box with busbar for plug-socket type interconnection with receptacle

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  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の電気系
統の車内配線に使用される電気接続箱に係わり、さらに
詳しくはバスバーに立設された雄端子群と相手電子ユニ
ットに立設された雄端子群とが中継雌端子群を介して接
続される電気接続箱の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より自動車等の電気系統の車内配線
に使用される電気接続箱に関しては車種により種々なも
のが使用されている。例えば、図7乃至図9を参照して
従来の電気接続箱への中継雌端子の組み付け構造を説明
する。図7及び図8に示したように従来の電気接続箱5
1は、積層された電気配線基板2内のバスバー3に立設
された第1雄端子4群とリレーユニット等の相手電子ユ
ニット5に立設された第2雄端子6群とが中継雌端子群
57を介して接続される。さらに詳しくは、電気配線基
板2を覆うカバー58には中継雌端子57を保持するバ
スバー3側に開口された端子収容室59が設けられてい
る。また、端子収容室59の天壁部には案内斜面61を
有する第2雄端子6のための挿通孔60が設けられ、天
壁部の上部には電子ユニット5の外壁を嵌合保持する嵌
合保持溝62が形成されている。
【0003】図9(a)は中継雌端子57の側面図であ
り、図(b)は中継雌端子57の平面図である。この
中継雌端子57は電気伝導性と防食性が高い金属板、例
えば黄銅板等を折り曲げて形成されている。底板63の
両側に側板64、65が折り曲げられ、一方の側板65
はさらに折り曲げられて天板66となり全体として箱形
形状になっている。なお、側板64からは部分的に位置
決め突板67が天板66の上に折り曲げられており、端
子収容室59に設けられた位置決め溝59aに係合する
ようになっている。また、第1雄端子4に挿入される第
1雌端子部68と、第2雄端子6に挿入される第2雌端
子部69との間の天板66には境界溝70が設けられて
いる。さらに、天板66の両端は内側に折り曲げられて
第1及び第2弾性接触片71、72が形成され、各々第
1、第2雄端子4、6と接触するようになっている。
【0004】上記構成の電気接続箱51においては、電
気配線基板2上に立設された第1雄端子4群にそれぞれ
中継雌端子57の第1雌端子部68が挿着された後、カ
バー58が被せられる。この時、電気配線基板2上に立
設された中継雌端子57群をカバー58内に設けられた
端子収容室59と位置決め溝59aに合わせながら被せ
なければならない。そして、電子ユニット5が嵌合保持
溝62内に装着されると、第2雄端子6は第2雌端子部
69内の第2弾性接触片72に接触することでバスバー
3と電子ユニット5が電気的に接続される。なお、端子
収容室59群の位置に対して第1雄端子4群及び第2雄
端子6群の位置誤差が考えられるので、中継雌端子57
は端子収容室59内では遊合状態で位置誤差を矯正でき
るようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電気接続箱51においては、電気配線基板2に大き
なカバー58を被せるとき、第1雄端子4群間のピッチ
が小さいと、中継雌端子57群を端子収容室59内に係
合させるのが難しく、作業効率が悪いという問題があっ
た。
【0006】本発明の課題は、上記問題点に鑑みてなさ
れたものであり、バスバーに立設された第1雄端子群間
のピッチが小さくても、電気配線基板へのカバーの装着
作業が容易な電気接続箱を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】 本発明に係わる上記課
題は、電気配線基板内のバスバーに立設された第1雄端
子群と相手電子ユニットに立設された第2雄端子群とが
中継雌端子群を介して接続される電気接続箱において、
前記電気接続箱に前記電子ユニットが接続されるカバー
の一部に切欠き部を設けると共に、該切欠き部に嵌合さ
れる前記カバーとは別体のハウジングを設け、該ハウジ
ングに前記中継雌端子を保持する前記バスバー側に開口
された端子収容室を設け、該端子収容室内に収容される
前記中継雌端子の側面に前記端子収容室内壁を押圧して
保持される押圧保持機構及び前記端子収容室に形成され
た位置決め溝に係合する位置決め突板が設けられている
ことを特徴とする電気接続箱によって解決することがで
きる。
【0008】また、前記電気接続箱において、好ましく
は前記押圧保持機構が、前記第1雄端子に接続される第
1雌端子部の一方の側面に設けられた第1突起と、該第
1突起の設けられている側面とは反対側の前記第1雌端
子部側又は前記第2雄端子に接続される第2雌端子部側
の他方の側面に設けられた第2突起から成り、前記第1
突起と前記第2突起間の幅寸法が前記端子収容室内壁に
嵌合するように設定されている。更に、前記電気接続箱
において、好ましくは前記第2突起が、前記中継雌端子
の長手方向中心軸に対して前記第1雌端子部側の前記第
1突起と対向する位置又は前記第2雌端子部側の前記中
心軸上の中心点と前記第1突起とを結ぶ線上に設けられ
ている。
【0009】本発明に係わる上記構成の電気接続箱によ
れば、電気接続箱に電子ユニットが接続されるカバーの
一部に切欠き部を設けると共に、該切欠き部に嵌合され
るカバーとは別体のハウジングを設け、該ハウジングに
中継雌端子を保持するバスバー側に開口された端子収容
室を設け、該端子収容室内に収容される中継雌端子の側
面に端子収容室内壁を押圧して保持される押圧保持機構
が設けられている。従って、中継雌端子は押圧保持機構
により予めハウジングの端子収容室内に挿入保持され、
カバーを被せる前にハウジングのみをバスバーの第1雄
端子群に係合保持させることができる。しかも、ハウジ
ングはカバーに比べて小さい上に、第1雄端子群に中継
雌端子を係合させる時に目視できるので、接続作業が正
確かつ容易に行うことができ、組み付け作業の作業効率
の向上と共に、電気接続箱の信頼性の向上を図ることが
できる。
【0010】また、前記押圧保持機構が、第1雌端子部
の一方の側面に設けられた第1突起と、該第1突起の設
けられている側面とは反対側の第1雌端子部側又は第2
雄端子に接続される第2雌端子部側の他方の側面に設け
られた第2突起から成り、第1突起と第2突起間の幅寸
法が端子収容室内壁に嵌合するように設定されている
と、中継雌端子は第1、第2突起により端子収容室内壁
に保持されると共に、第1、第2突起は点接触であるか
ら端子収容室内への挿入力は小さくて済み、作業効率を
一層向上させることができる。
【0011】さらに、前記第2突起が、中継雌端子の長
手方向中心軸に対して第1雌端子部側の第1突起と対向
する位置又は第2雌端子部側の中心軸上の中心点と前記
第1突起とを結ぶ線上に設けられていると、第1突起と
第2突起が第1雌端子部側の対向する位置に有る場合、
中継雌端子の端子収容室への挿入開始時は端子収容室内
壁に接触する突起が第2雌端子部側にないので、殆ど無
抵抗で挿入され、最後に端子収容室の開口部付近で対向
した第1、第2突起が端子収容室内壁に接触することで
嵌合される。
【0012】また、第2雌端子部側の中心軸上の中心点
と前記第1突起とを結ぶ線上に設けられている場合、中
継雌端子の端子収容室への挿入開始時は第2雌端子部の
一方の側面上に第2突起があるだけなので、少し傾いた
状態で極めて小さな挿入力で挿入され、最後に端子収容
室の開口部付近で第1雌端子部の第1突起が端子収容室
内壁に接触すると共に、第2突起が端子収容室内壁に接
触することで中継雌端子の傾きが修正された状態で嵌合
される。従って、端子収容室内への中継雌端子の挿入作
業の作業効率をさらに一層向上させることができると共
に、端子収容室内に確実に保持させることができるので
信頼性の向上を一層図ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電気接続箱の実施
形態を図1乃至図6に基づいて詳細に説明する。図1は
本発明の電気接続箱の第1実施形態を示す分解平面図、
図2は図1におけるハウジングと中継雌端子の拡大斜視
図、図3は図2における中継雌端子の拡大図、図4は図
2におけるハウジングと中継雌端子との関係を示すハウ
ジング裏面の拡大平面図、図5は図2における作用説明
図、図6は本発明の電気接続箱の第2実施形態の中継雌
端子を示すの拡大図である。
【0014】図1乃至図4に示すように本発明の第1実
施形態の電気接続箱1は、積層された電気配線基板2内
のバスバー3に立設された第1雄端子4群とリレーユニ
ット等の相手電子ユニット5に立設された第2雄端子6
群(図8参照)とが中継雌端子群7を介して接続され
る。そして、本実施形態の電気接続箱1は、電気配線基
板2を覆い且つ電子ユニット5が接続されるカバー8の
一部に切欠き部30を設けると共に、該切欠き部30に
嵌合されるカバーとは別体のハウジング31が設けられ
ている。このハウジング31には、中継雌端子7を保持
するバスバー3側に開口された端子収容室9が設けられ
ている。また、図4(a)に示すように天壁部の上部に
は電子ユニット5の外壁を嵌合保持する嵌合保持枠12
が形成され、図4(b)に示すように端子収容室9の天
壁部には案内斜面11を有する第2雄端子6のための挿
通孔10が設けられている。
【0015】図3(a)は中継雌端子7の拡大側面図で
あり、図3(b)は中継雌端子7の拡大平面図を示す。
本実施形態の中継雌端子7は、電気伝導性と防食性が高
い金属板、例えば黄銅板等を折り曲げて形成されてい
る。底板13の両側に側板14、15が折り曲げられ、
一方の側板15はさらに折り曲げられて天板16となり
全体として箱形形状になっている。なお、側板14から
は部分的に位置決め突板17が天板16の上に折り曲げ
られており、端子収容室9に設けられた位置決め溝9a
(図4参照)に係合するようになっている。また、第1
雄端子4に挿着される第1雌端子部18と、第2雄端子
6(図8参照)が挿入される第2雌端子部19との間の
天板16には境界溝20が設けられている。また、天板
16の両端は内側に折り曲げられて第1、第2弾性接触
片21、22が形成され、各々第1、第2雄端子4、6
と接触することで電気的に接続状態となる。
【0016】そして、本実施形態の中継雌端子7は、端
子収容室9内に保持されるために側板14、15に端子
収容室9内壁を押圧して保持される押圧保持機構35が
設けられている。この押圧保持機構35は、第1雄端子
4に接続される第1雌端子部18の側板14上に、端子
収容室9内壁に当接する半球状の第1突起36を設ける
と共に、第2雄端子6に接続される第2雌端子部19の
側板15上に、前記第1突起36と共に端子収容室9内
壁に当接する同じく半球状の第2突起37が設けられて
いる。
【0017】さらに詳しくは、第2突起37が、中継雌
端子7の長手方向中心軸d上の中心点eと前記第1突起
36とを結ぶ線f上の第2雌端子部19側の側板15上
に設けられている。そして、第1突起36と第2突起3
7との先端部分の幅寸法gが端子収容室9内壁に微小撓
みすることで嵌合するように、端子収容室9の対向した
内壁間幅h(図5参照)より若干大きく設定されてい
る。
【0018】次に、上記構成の電気接続箱1の組み付け
手順を説明する。先ず、図2及び図4に示すようにカバ
ー8とは別体のハウジング31の裏面側から端子収容室
9の開口部から中継雌端子7が位置決め突板17を上記
位置決め溝9aに合わせながら挿入される。すると、図
5(a)に示すように第2雌端子部19は第2突起37
が端子収容室9の図中右側内壁に当接した状態で、中継
雌端子7全体が少し右側に傾いた状態で挿入されて行
く。
【0019】次に、挿入がさらに進むと図5(b)に示
すように第1突起36が端子収容室9の図中左側内壁端
に当接すると、少し右側に傾いていた中継雌端子7の姿
勢が矯正され端子収容室9の中心軸線に沿った状態で挿
入されて行き、第1雌端子部18端部が完全に端子収容
室9内に入るまで挿入される。そして、最終的には図5
(c)に示すように第1突起36と第2突起37とが端
子収容室9内の対向した内壁面に当接した状態で中継雌
端子7は端子収容室9内に保持される。次に、中継雌端
子7群を収納したハウジング31は、図1に示すように
電気配線基板2上に立設された第1雄端子4群に係合さ
れた後、カバー8の切り欠き部30を既に装着されたハ
ウジング31に合わせながら電気配線基板2上に装着さ
れ、図示していない電気配線基板2を保持している電気
接続箱本体に係合されることでカバー8の組み付け作業
が完了する。
【0020】上述したように本実施形態の電気接続箱に
おいては、電気接続箱1に電子ユニット5が接続される
カバー8の一部に切欠き部30を設け、カバー8とは別
体で該切欠き部30に嵌合されるハウジング31を設け
る。また、ハウジング31内にバスバー3側に開口さ
れ、中継雌端子7を保持する端子収容室9を設けると共
に、中継雌端子7側面に端子収容室9内壁に当接して保
持されるための押圧保持機構35が設けられている。従
って、中継雌端子7は押圧保持機構35により予めハウ
ジング31の裏側から端子収容室9内に挿入され、ハウ
ジング31はバスバー3の第1雄端子4群に挿着され
る。その後、切欠き部30内にハウジング31が嵌まり
込むようにカバー8が被せられる。よって、ハウジング
31はカバー8に比べて小さい上に、第1雄端子4群に
中継雌端子7を挿着させる時に目視できるので、接続作
業が容易かつ正確に行うことができるので、組み付け作
業の作業効率を向上させることができると共に、信頼性
の高い電気接続箱を得ることができる。
【0021】また、前記押圧保持機構35として、第1
雄端子4に接続される第1雌端子部18の一方の側面に
端子収容室9内壁に当接する第1突起36を設けると共
に、第2雄端子6に接続される第2雌端子部19側に端
子収容室9内壁に当接する第2突起37が、第1突起3
6とは反対側の他方の側面に設けられている。従って、
中継雌端子7は第1雌端子部18と第2雌端子部19の
各々異なる側面に設けられた第1突起36及び第2突起
37により端子収容室9内壁に確実に保持される。ま
た、第1突起36及び第2突起37と端子収容室9内壁
とは点接触であり、しかも第1雌端子部18と第2雌端
子部19の各々異なる側面に1個ずつ設けられているだ
けなので、端子収容室9内への挿入力は極めて小さくて
済み、組み付け作業の作業効率を一層向上させることが
できる。
【0022】次に、本発明の電気接続箱の第2実施形態
を図6に基づいて説明する。この第2実施形態における
中継雌端子41は、第1実施形態における中継雌端子7
と異なり第2突起37が取り除かれ、第1雌端子部側4
2に第2突起47が設けられている。なお、第1実施形
態と同一構成の部品においては同一符号を付けることに
よって詳細な説明は省略する。図6に示すように本実施
形態の中継雌端子41の押圧保持機構45は、第2雌端
子部43側には突起は設けられておらず、第1雌端子部
42の第1突起36に対向する反対側の側板15に第2
突起47が設けられていると共に、中継雌端子41が微
小撓みすることで端子収容室9内壁に嵌合するように第
2突起47と第1突起36間の幅寸法kが、端子収容室
9の内壁間隔より若干大きく設定されている。
【0023】次に、上記構成の中継雌端子41の組み付
け作用を説明する。本実施形態の押圧保持機構45は、
第2雌端子部43の側面には突起がなく、第1雌端子部
42の一方の側板14に設けられた第1突起36と、該
第1突起36に対向する反対側の他方の側板15に設け
られた第2突起47から構成されている。従って、中継
雌端子41を端子収容室9へ挿入する際、第2雌端子部
43側には突起がないから殆ど無抵抗で挿入され、最後
に端子収容室9の開口付近で第1突起36及び第2突起
47が開口端に当接し、さらに押し込むことで端子収容
室9内に保持される。しかも、端子収容室9の内壁面と
は点接触なので挿入力は極めて小さくて済み、組み付け
作業の作業効率を一層向上させることができる。
【0024】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものでなく、適宜な変更を行うことにより他の形態
でも実施することができる。例えば、本実施形態で説明
した押圧保持機構は、いずれも側板に形成された半球状
の突起であったが、略円錐状や略角錐状であっても良
い。また、側板の所定位置を外方へ切り起こすことで押
圧保持機構を形成することも可能である。また、図3に
示すように中継雌端子7の境界溝20に対応する底板1
3に切り欠き窓38を明けることで、境界溝20の部分
の側板14、15が可撓性になり、上記押圧保持機構と
相まって第1、第2雄端子4、6群の個々の位置誤差に
対して第1、第2雌端子部18、19の追従範囲を拡大
することができる。
【0025】
【発明の効果】 以上説明したように本発明の電気接続
箱によれば、電気接続箱に前記電子ユニットが接続され
るカバーの一部に切欠き部を設けると共に、該切欠き部
に嵌合される前記カバーとは別体のハウジングを設け、
該ハウジングに前記中継雌端子を保持する前記バスバー
側に開口された端子収容室を設け、該端子収容室内に収
容される前記中継雌端子の側面に前記端子収容室内壁を
押圧して保持される押圧保持機構及び前記端子収容室に
形成された位置決め溝に係合する位置決め突板が設けら
れている。従って、中継雌端子は押圧保持機構により予
めハウジングの端子収容室内に挿入保持され、カバーを
被せる前にハウジングのみをバスバーの第1雄端子群に
係合保持させることができる。しかも、ハウジングはカ
バーに比べて小さい上に、第1雄端子群に中継雌端子を
係合させる時に目視できるので、接続作業が正確かつ容
易に行うことができ、組み付け作業の作業効率の向上と
共に、電気接続箱の信頼性の向上を図ることができる。
【0026】また、前記押圧保持機構が、第1雌端子部
の一方の側面に設けられた第1突起と、該第1突起の設
けられている側面とは反対側の第1雌端子部側又は第2
雄端子に接続される第2雌端子部側の他方の側面に設け
られた第2突起から成り、第1突起と第2突起間の幅寸
法が端子収容室内壁に嵌合するように設定されている
と、中継雌端子は第1、第2突起により端子収容室内壁
に保持されると共に、第1、第2突起は点接触であるか
ら端子収容室内への挿入力は小さくて済み、作業効率を
一層向上させることができる。
【0027】さらに、前記第2突起が、中継雌端子の長
手方向中心軸に対して第1雌端子部側の第1突起と対向
する位置又は第2雌端子部側の中心軸上の中心点と前記
第1突起とを結ぶ線上に設けられていると、端子収容室
内への中継雌端子の挿入作業の作業効率をさらに一層向
上させることができると共に、端子収容室内に確実に保
持させることができるので信頼性の向上を一層図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気接続箱の第1実施形態を示す分解
平面図である。
【図2】図1におけるハウジングと中継雌端子との関係
を示す斜視図である。
【図3】図2における中継雌端子の構成を示す側面図及
び平面図である。
【図4】図1におけるハウジングと中継雌端子との関係
を示す部分拡大図である。
【図5】図1における作用説明図である。
【図6】本発明の電気接続箱の第2実施形態を示す中継
雌端子の構成を示す側面図及び平面図である。
【図7】従来の電気接続箱の一例を示す平面図である。
【図8】図7における端子収容室を含む断面図である。
【図9】図8における中継雌端子の構成を示す側面図及
び平面図である。
【符号の説明】
1 電気接続箱 2 電気配線基板 3 バスバー 4 第1雄端子 5 電子ユニット 6 第2雄端子 7 中継雌端子(第1実施形態) 8 カバー 9 端子収容室 18 第1雌端子部 19 第2雌端子部 30 切欠き部 31 ハウジング 35 押圧保持機構 36 第1突起 37 第2突起 41 中継雌端子(第2実施形態) 42 第1雌端子部 43 第2雌端子部 45 押圧保持機構 47 第2突起
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/16 H01R 4/58

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気配線基板内のバスバーに立設された
    第1雄端子群と相手電子ユニットに立設された第2雄端
    子群とが中継雌端子群を介して接続される電気接続箱に
    おいて、 前記電気接続箱に前記電子ユニットが接続されるカバー
    の一部に切欠き部を設けると共に、該切欠き部に嵌合さ
    れる前記カバーとは別体のハウジングを設け、該ハウジ
    ングに前記中継雌端子を保持する前記バスバー側に開口
    された端子収容室を設け、該端子収容室内に収容される
    前記中継雌端子の側面に前記端子収容室内壁を押圧して
    保持される押圧保持機構及び前記端子収容室に形成され
    た位置決め溝に係合する位置決め突板が設けられている
    ことを特徴とする電気接続箱。
  2. 【請求項2】 前記押圧保持機構が、前記第1雄端子に
    接続される第1雌端子部の一方の側面に設けられた第1
    突起と、該第1突起の設けられている側面とは反対側の
    前記第1雌端子部側又は前記第2雄端子に接続される第
    2雌端子部側の他方の側面に設けられた第2突起から成
    り、前記第1突起と前記第2突起間の幅寸法が前記端子
    収容室内壁に嵌合するように設定されていることを特徴
    とする請求項1記載の電気接続箱。
  3. 【請求項3】 前記第2突起が、前記中継雌端子の長手
    方向中心軸に対して前記第1雌端子部側の前記第1突起
    と対向する位置又は前記第2雌端子部側の前記中心軸上
    の中心点と前記第1突起とを結ぶ線上に設けられている
    ことを特徴とする請求項2記載の電気接続箱。
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