JP3473824B2 - 料金明細データ配信処理システム - Google Patents

料金明細データ配信処理システム

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JP3473824B2
JP3473824B2 JP07003698A JP7003698A JP3473824B2 JP 3473824 B2 JP3473824 B2 JP 3473824B2 JP 07003698 A JP07003698 A JP 07003698A JP 7003698 A JP7003698 A JP 7003698A JP 3473824 B2 JP3473824 B2 JP 3473824B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収納機関の請求す
る料金に係る金融機関や口座、請求の内訳科目の情報を
含む料金明細データを記録した記録媒体を入力して金融
機関の口座振替のために必要な情報を有する口座振替デ
ータ及び請求項目毎に請求の内訳科目の情報を含む電子
請求・内訳明細データを作成し利用企業に配信する料金
明細データ配信処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の公共料金支払い体系の例を
説明するための図、図9は料金一括支払システムの構成
例を示す図である。キャッシュレス化や料金支払いの自
動化に伴い、個人においては、銀行口座からの自動引き
落としによる電気、電話、ガス、水道、テレビ受信料等
の公共料金の支払いが広く普及している。これらの公共
料金は、請求機関(サービス供給会社)のそれぞれの営
業所等が検針を行って銀行に引き落としデータを送ると
共に、利用者に利用明細書を発行し、利用者が銀行の引
き落とし口座に資金を用意することによって、特定の引
き落とし口座から料金の支払いが実行される。
【0003】しかし、上記のような公共料金等の自動振
替は、個人に普及しているものの、企業にはあまり利用
されていないのが実情である。特に、全国的に広範囲に
店舗や営業所、出張所等、多くの事業拠点を有する大規
模企業では採用されず、図8に示すようにサービス供給
会社から発行される納付書により納付手続きを行う振込
や納付書払いが主流になっている。その理由としては、
企業は請求書を受け取って請求内容と金額を確認してか
ら支払う、事前支払承認が企業会計の原則であるため、
支払の事後承認となる口座引き落としは、企業になじま
ないこと、さらに、口座引き落としは、引き落とし日、
引き落とし金額が確定しないため、企業の資金繰りにお
いて資金手当てができず、資金を経常的に寝かせておく
という資金ロスが発生することが挙げられる。
【0004】そのため、例えば1つの事業所につき平均
4社に対して料金の支払いがあるとしても、全国に35
00の拠点(事業所)を有する企業では、年間1680
00枚の納付書の手続きが実行される。また、1つの事
務所で、毎月、電力は高圧・低圧の2枚、電話はファク
シミリ、携帯電話、第二電電等を含めて3〜5枚、水道
が1ヶ月おきに1枚としても、これらだけで6〜8枚の
納付書になる。さらに、公共料金だけでも、全国で、電
力9社、電話12社、ガス100社、水道800社の計
921社になり、これに、地方自治体(固定資産税や都
市計画税、自動車税)、放送局、新聞、リース料、地代
家賃、各種会費等の料金支払いを含めると、その事務量
は膨大なものとなる。
【0005】一方、建設物が竣工するまでの期間だけ建
設現場を設置するような移動型産業の場合には、取引の
統廃合が激しく、一見管理が複雑とみられるので、現地
清算主義が採用されている。そのため、請求機関の数及
びその種類が多く、これらを中央でまとめても、管理が
行き届かず、引き落とされた後に負担口座と照合する作
業は、納付書払いのケースと手間が変わらないという事
情もある。また、銀行のサービス商品の事後処理型自動
振込制度では、キャパシティに限界がある。このような
諸事情と、自動引き落とし手続きに時間がかかることも
あって、自動引き落としと納付書払いの混在も発生し、
総じて大規模企業における公共料金等の支払い処理は、
煩雑になっている。
【0006】そこで、本発明者等は、料金の事前一括請
求明細通知・一括支払システムを開発し提案した(例え
ば特開平9−325998号公報、平成8年11月1日
発行の刊行物「Business Research」
通巻869号(社団法人企業研究会)P64〜71「公
共料金・税金の事前一括請求明細通知・一括支払システ
ムの企画・開発」)。そのシステム構成を示したのが図
9であり、その概要を以下のようなものである。
【0007】まず、請求機関である公共サービス機関等
が検針等により使用量を把握し、料金明細データを作成
して磁気データのかたちで銀行等の事務センターに持ち
込まれると、その中から負担機関である企業のデータを
抽出して支払日単位にまとめた請求明細データを作成す
る。この請求明細データからフィルター機関により契約
者番号を読み取って企業の登録済の契約者番号に変換す
ることにより、拠点事務所と経理部で契約者番号と負担
口座を登録した負担口座マスターとマッチング処理し振
替リスト・伝票を起票する。この処理により、会計処理
と資金手当ての簡易化、負担の軽減を図ったものであ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のシステ
ムによれば、上記のように請求機関である公共サービス
機関等は、料金明細データを記録した記録媒体、例えば
磁気テープを銀行等の金融機関に持ち込むと共に、さら
に請求通知書を作成して個別にその負担機関である企業
に送付している。そのため、請求機関である公共サービ
ス機関等にとっては、料金明細データの作成に加えて、
請求通知書の作成の負担がかかり、さらには、その送付
にかかる手間とコストも無視できない。
【0009】また、負担機関である企業にとっては、銀
行等からの請求明細データに基づく振替リスト・伝票の
起票を経理で行うのに対し、公共サービス機関等からの
請求通知書を拠点事務所で受理するので、振替リスト・
伝票と請求通知書とを一括して管理することができな
い。さらには、公共サービス機関等の同じ料金明細デー
タであっても、拠点事務所やその用途、内訳によって経
費費目が異なる場合があるが、このような場合の会計処
理に対応できないという問題がある。例えば電話料金の
場合、通常の国内通話料金は消費税の課税対象となるの
に対して、国際通話料金は消費税が非課税になる。ま
た、通話料金は通信費の経費費目が使われるのに対し、
電報料金は交際費の経費費目が使われる。したがって、
これらを企業の会計処理において識別できるようにする
ことが求められる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するものであって、拠点事業所の多い利用企業でも
公共料金等の振替処理、支払承認の手続きを簡便化で
き、資金運用の無駄をなくし事務の省力化を可能にする
ものである。
【0011】そのために本発明は、収納機関の請求する
料金に係る金融機関や口座、請求の内訳科目の情報を含
む料金明細データを記録した記録媒体を入力して金融機
関の口座振替のために必要な情報を有する口座振替デー
タ及び請求項目毎に請求の内訳科目の情報を含む電子請
求・内訳明細データを作成し利用企業に配信する料金明
細データ配信処理システムであって、電子データとして
収納機関毎のデータフォーマットで記録された少なくと
も送付先、発出元、契約番号、請求内訳、金融機関の情
報を有する料金明細データを記録媒体から入力する料金
明細データ入力部と、各収納機関と金融機関、利用企業
に対応して参照することにより前記収納機関毎のデータ
フォーマットの料金明細データの前記送付先、発出元、
料金種別、請求内訳、金融機関の情報から集配信コー
ド、企業コード、種別コード、配信基準日を有するキー
部と口座振替に関する情報を有するデータ部からなる口
座振替データ、及び請求額と内訳情報と契約番号の情報
を有する電子請求・内訳明細データを編集し作成するた
めの編集用データを有する編集用テーブルと、料金明細
データ入力部より入力された前記料金明細データから前
記編集用テーブルを参照して金融機関毎に前記口座振替
データを編集し作成する口座振替編集部と、料金明細デ
ータ入力部より入力された前記料金明細データから前記
編集用テーブルを参照して前記利用企業毎に前記電子請
求・内訳明細データを編集し作成する電子請求・内訳明
細編集処理部と、前記利用企業毎に支払日単位の請求デ
ータを書き込んで管理する支払日管理データファイルを
有し、当該支払日の所定の営業日前に前記電子請求・内
訳明細データを配信する通信制御部とを備えたことを特
徴とするものである。
【0012】また、前記料金明細データは、管理レコー
ドと複数の請求書作成番号レコードと会社合計レコード
からなり、前記管理レコードは、少なくとも送付先企業
コード、発出元企業コードの情報を有し、前記請求書作
成番号レコードは、少なくとも契約番号、請求額合計、
請求件数、金融機関、口座、複数の請求内訳の情報を有
し、前記会社合計レコードは、送付先、請求額合計、請
求件数の情報を有し、前記請求内訳は、内訳コードと内
訳額からなり、前記データ部は、ヘッダーレコードと複
数のデータレコードとトレーラレコードとエンドレコー
ドとトータルレコードからなり、前記ヘッダーレコード
は、少なくとも種別コード、振替日、銀行コード、口座
の情報を有することを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1は本発明に係る料金明細デ
ータ配信処理システムの実施の形態を示す図、図2は料
金明細データ配信処理システムによる全体の処理の流れ
を説明するための図である。図中、1は料金明細データ
入力部、2は編集用テーブル、3は口座振替編集部、4
は電子請求・内訳明細編集部、5は口座振替処理部、6
は通信制御部、11は収納機関、12は料金明細データ
配信処理システム、13は利用企業を示す。
【0014】図1(A)において、料金明細データ入力
部1は、収納機関の請求する料金に係る金融機関や口
座、請求の内訳科目の情報を含む料金明細データを読み
込み入力するものであり、料金明細データは、電子デー
タとして磁気テープやフロッピィディスクその他の記録
媒体に格納され、記録媒体は、収納機関である電話会社
や電力会社、ガス会社、リース会社、税務署、地方自治
体、その他各種料金、税金等を請求する機関より持ち込
まれるものである。編集用テーブル2は、それぞれの収
納機関のデータフォーマットの料金明細データから金融
機関の口座振替のために必要な情報を有する口座振替デ
ータにデータを変換し編集することにより、銀行等の各
金融機関で処理されるデータフォーマットの口座振替デ
ータを作成し、同様に料金明細データから請求項目毎に
請求の内訳科目の情報を含む電子請求・内訳明細データ
にデータ変換し編集することにより、各利用企業(請求
先、支払企業)で処理されるデータフォーマットの電子
請求・内訳明細データを作成するためのテーブルであ
る。口座振替編集部3は、編集用テーブル2を参照する
ことにより、料金明細データ入力部1で入力した料金明
細データから銀行等の金融機関毎にデータを変換し編
集して、各金融機関で処理するための口座振替データ
を作成するものである。電子請求・内訳明細編集部4
は、編集用テーブル2を参照することにより、料金明細
データ入力部1で入力した料金明細データから利用企
業毎にデータを変換し編集して、各利用企業で処理する
ための電子請求・内訳明細データを作成するものであ
る。口座振替処理部5は、口座振替編集部3で作成した
口座振替データに基づき利用企業毎に処理して、例え
ば支払日の2〜7日前の予め決められた日に料金通知を
行い、利用企業の資金手当てに基づき支払日に利用企業
の引き落とし口座(電子請求支払専用口座)から支払日
単位の請求データ分の金額を払出し、収納機関の振込口
座へ入金する。通信制御部6は、電子請求・内訳明細編
集部4で作成した電子請求・内訳明細データを利用企
業の経理部へ支払日より所定日前、例えば10〜15日
前に配信するものである。
【0015】上記構成の本発明に係る料金明細データ配
信処理システムによれば、収納機関、金融機関、利用企
業では、図1(B)に示すように電話会社や電力会社、
ガス会社、リース会社、税務署、地方自治体、その他各
種料金、税金等を請求する収納機関11が料金明細デー
タを電子データとして記録媒体に格納して持ち込むこと
により、料金明細データ配信処理システム12がこれを
読み込み入力して口座振替データ及び電子請求・内訳明
細データを作成し、金融機関、利用企業13に応じて必
要なデータを作成して通知、配信を行う。料金明細デー
タ配信処理システム12は、それぞれ複数の収納機関、
金融機関、利用企業を対象とすることができ、各金融機
関が口座振替処理部5として存在することになる。した
がって、他の入力部やテーブル、処理部等(1〜4、
6)を各金融機関に共通の構成機関となり、口座振替編
集部3から作成した各金融機関に対応する口座振替デー
タが口座振替処理部5に送られる。そして、利用企業1
3では、電子請求・内訳明細データが例えば支払日の約
10日〜15日前に金融機関(口座振替処理部5)のサ
ーバからファームバンキングサービス(FBサービス)
によりCシステム(銀行のFBソフト)で受信すること
ができ、さらに口座振替データが例えば支払日より2〜
7日前にCシステム(通信制御部6)で受信することが
できる。
【0016】したがって、利用企業13の経理部では、
社内イントラネットや電子メールを利用して分散してい
る事業所に電子請求・内訳明細書を送付して支払承認を
実行させ、事業所で支払承認した請求内容を確認し、電
子請求支払専用口座に請求金額と同額を入金することが
できる。このように利用企業13は、金融機関から提供
されるパソコンソフトを利用して、事業所が契約してい
るサービス番号(例えば電話番号、契約機械番号等)と
電子請求書のサービス番号を1件ずつマッチングするこ
とにより付け替え処理ができる。さらに、課税非課税別
かつ経費費目別に会計処理することもできる。他方、金
融機関は、支払日に利用企業12の電子請求支払専用口
座から請求金額を払出し、処理後に収納機関11の口座
へ入金すればよい。
【0017】次に、全体の処理の流れを説明する。本発
明に係る料金明細データ配信処理システムによる全体の
処理の流れは、図2に示すようにまず、収納機関から記
録媒体が持ち込まれると、記録媒体に格納された電子デ
ータの料金明細データを読み込み入力し(ステップS1
1)、収納機関、金融機関、利用企業を認識する(ステ
ップS12)。そして、認識した収納機関、金融機関、
利用企業に基づき編集用テーブルを参照して(ステップ
S13)、金融機関毎にその金融機関で処理するための
口座振替データを作成し(ステップS14)、続けて利
用企業毎にその利用企業で処理するための電子請求・内
訳明細データを作成する(ステップS15)。ステップ
S14で作成した口座振替データのうち各利用企業毎に
所定の支払日、例えば2日後が支払日の口座振替デー
タ、つまり支払日の2日前の口座振替データがあるか否
かを調べ(ステップS16)、該当口座振替データがあ
れば、その口座振替データに基づき料金を利用企業に通
知し(ステップS17)、また、該当口座振替データが
なければ、次に進む。ステップS15で作成した電子請
求・内訳明細データのうち各利用企業毎に所定の支払
日、例えば10日後が支払日の電子請求・内訳明細デー
タ、つまり支払日の10日前の電子請求・内訳明細デー
タがあるか否かを調べ(ステップS18)、該当電子請
求・内訳明細データがあれば、その電子請求・内訳明細
データを配信し(ステップS19)、該当電子請求・内
訳明細データがなければ終了とする。
【0018】次に、データやテーブルの構成について説
明する。図3は収納機関から持ち込まれる料金明細デー
タの構成例を示す図、図4は口座振替データの構成例を
示す図、図5は電子請求・内訳明細データの構成例を示
す図、図6は編集用テーブルの構成例を示す図である。
【0019】或る電話会社から持ち込まれる電話料金に
関する料金明細データの構成例を示したのが図3であ
り、そのファイル構成は、図3(A)に示すように管理
レコード、請求書作成番号レコード1、2、……、N、
会社合計レコードからなる。ここで、管理レコードは、
年月、送付先企業や発出元企業のコード等の情報を有す
るデータからなり、請求書作成番号レコードは、それぞ
れ電話番号、請求額合計、請求件数、金融機関、口座、
払い宛、通話料金、請求内訳等の情報を有するデータか
らなる。そして、会社合計レコードは、送付先、請求額
合計、請求件数等の情報を有するデータからなる。つま
り、請求書作成番号レコードは、電話番号毎に複数の請
求内訳を有し、その請求内訳は、図3(B)に示すよう
に内訳コードと内訳額からなる。電話料金の場合、図3
(C)に示す基本使用料、配線使用料、電報料、工事料
のように多数の科目名に分類されるので、これを内訳コ
ードとして請求内訳に持たせている。利用企業における
会計では、これらの科目により例えば基本使用料か電報
料か通話料かにより経費費目が違ってくるので、内訳コ
ードとその内訳額は、利用企業における会計処理上で必
要な情報である。
【0020】上記料金明細データに対し、或る金融機関
の口座振替データは、キー部とデータ部からなるフォー
マットが用いられ、キー部は、集配信コード、企業コー
ド、種別コード、配信基準日からなり、データ部は、図
4(A)に示すようにヘッダレコード、複数のデータレ
コード、トレーラレコード、エンドレコード、トータル
レコードからなる。ヘッダレコードは、図4(B)に示
すようにデータ区分、種別コード、作成日、振替日、銀
行コード、銀行名、支店コード、支店名、預金種目、口
座番号、口座名等の情報を有するデータからなり、デー
タレコードは、それぞれ図4(C)に示すようにデータ
区分、照会番号、振替日、振替結果コード、料金コー
ド、引落金額、料金コード、請求機関コード、請求機関
名、お客様番号等の情報を有するデータからなる。これ
に対し、トレーラレコードは、図4(D)に示すように
データ区分、合計件数、合計金額、振替済件数、振替済
金額、振替不能件数、振替不能金額、A合計件数、A振
替済件数、A振替不能数、B合計件数、………データレ
コード件数等の情報を有するデータからなり、エンドレ
コードは、図4(E)に示すようにデータ区分、レコー
ド総件数、口座数等の情報を有するデータからなり、ト
ータルレコードは、図4(F)に示すようにデータ区
分、合計件数の情報を有するデータからなる。
【0021】また、利用企業に配信する電子請求・内訳
明細データは、図5に示すように請求額と内訳情報と電
話番号(電気、ガス、水道等のメータ番号、リースの機
械番号等)の情報を有するデータからなる。先に述べた
ように例えば電話料金の場合、その内訳が基本料金か通
話料金か工事料金か等により利用企業における経費費目
が違ってくるが、それを電子請求・内訳明細データに内
訳情報として付加している。その内訳情報として、例え
ば通話料金・基本料金をA、電話工事費をB、電報料金
をC、国際通話料金をATとし、他方、利用企業では、
Aを通信費、Bを工事費、Cを交際費、Tを非課税の経
費費目として処理するものと設定しておけば、電子請求
・内訳明細データから図5に示すように処理することが
できる。すなわち、通話料金・基本料金の場合には、図
5(A)に示すようにその内訳情報をAとすることによ
り、利用企業における会計では、電話番号の「0354
411111」から「本社 営業費 資金部」の勘定科
目、内訳情報の「A」から「通信費」の経費費目として
処理することができる。同様に電話工事費の場合には、
図5(B)に示すようにその内訳情報をBとすることに
より、「本社 営業費 資金部」の勘定科目、「工事
費」の経費費目として、電報料金の場合には、図5
(C)に示すようにその内訳情報をCとすることによ
り、「本社 営業費資金部」の勘定科目、「交際費」の
経費費目として、国際通話料金の場合には、図5(D)
に示すようにその内訳情報をATとすることにより、
「本社 営業費資金部」の勘定科目、「通信費非課税」
の経費費目として処理することができる。
【0022】各収納機関の料金明細データから各金融機
関の口座振替データ、各利用企業の電子請求・内訳明細
データにデータを変換し編集して金融機関毎の口座振替
データ、利用企業毎の電子請求・内訳明細データを作成
するために使用する編集用テーブルは、例えば図6に示
すように各収納機関と金融機関、利用企業に対応して編
集用データを有するものである。編集用データは、例え
ば収納機関から記録媒体が持ち込まれ、図3に示す料金
明細データを読み込み入力すると、料金明細データの発
出元、送付先、金融機関の情報で編集用テーブルの収納
機関、金融機関、利用企業を参照することにより読み出
すことができる。そして、この編集用データに基づき図
4に示すデータ部の各情報を図3に示す料金明細データ
からデータを変換し編集することにより、金融機関毎の
口座振替データを作成する。同様に、図5に示す請求
額、内訳情報、電話番号等を図3に示す料金明細データ
からデータを変換し編集することにより、利用企業毎の
電子請求・内訳明細データを作成する。
【0023】図7は支払日管理データファイルの構成例
を示す図である。支払日単位の請求データの管理に用い
られる支払日管理データファイルの例を示したのが図7
であり、ここで、支払日管理データファイルは、各口座
番号毎に、契約者コード別、支払日単位の請求金額を書
き込むものである。このような支払日管理データファイ
ルは、例えば金融機関に対応する口座振替処理部で用い
られる。請求金額は、支払日の欄に収納機関から記録媒
体が持ち込まれ料金明細データを読み込み入力したとき
に書き込まれ、カレンダーを基準として、例えば毎朝の
システムを立ち上げた時に所定の営業日前に各契約者コ
ードの請求金額を読み出して支払日単位の口座振替デー
タを発行することができる。この場合、各種別、機関毎
に合計欄を設けて集計し、さらにその総計を求めるよう
に処理してもよいし、また、請求金額は、支払日単位の
口座振替データを発行した時にクリアするように処理し
てもよい。さらに、所定の営業日前に、つまり翌営業日
以降の各日について指示により必要に応じて支払日単位
の口座振替データをすべて作成するようにしてもよい。
【0024】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、種々の変形が可能である。例えば図
3〜6に示して説明した各データやテーブル等は、収納
機関、金融機関、利用企業の内容、会計システムその他
の条件により異なるものである。また、料金明細データ
を受信して口座振替データを送信する間に表示出力、印
刷出力する処理データも、機関の管理体系に応じて適宜
変更される。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、収納機関の請求する料金に係る金融機関や口
座、請求の内訳科目の情報を含む料金明細データを記録
した記録媒体を入力して金融機関の口座振替データ及び
利用企業の電子請求・内訳明細データにデータを変換し
編集して、口座振替データを予め定められた支払日毎に
集計し、あるいは電子請求・内訳明細データを予め定め
られた支払日に応じて利用企業に配信するので、拠点事
業所の多い利用企業でも公共料金等の振替処理、支払承
認の手続きを簡便化できる。しかも、請求書を電子化し
て配信するので、社内のイントラネットや電子メールを
利用して分散している事業所に電子請求・内訳明細書を
送付して支払承認させることができ、請求の内訳科目の
情報を含ませることにより、課税非課税別や経費費目別
に会計処理することも可能となる。さらに、分散してい
る事業所の資金を集中化できるため、資金効率を高めて
資金運用の無駄をなくすことができ、事務の省力化を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る料金明細データ配信処理システ
ムの実施の形態を示す図である。
【図2】 料金明細データ配信処理システムによる全体
の処理の流れを説明するための図である。
【図3】 収納機関から持ち込まれる料金明細データの
構成例を示す図である。
【図4】 口座振替データの構成例を示す図である。
【図5】 電子請求・内訳明細データの構成例を示す図
である。
【図6】 編集用テーブルの構成例を示す図である。
【図7】 支払日管理データファイルの構成例を示す図
である。
【図8】 従来の公共料金支払い体系の例を説明するた
めの図である。
【図9】 料金一括支払システムの構成例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…料金明細データ入力部、2…編集用テーブル、3…
口座振替編集部、4…電子請求・内訳明細編集部、5…
口座振替処理部、6…通信制御部、11…収納機関、1
2…料金明細データ配信処理システム、13…利用企業
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 半田 公男 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建 設株式会社内 (72)発明者 古谷 俊之 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建 設株式会社内 (72)発明者 濱本 猛 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建 設株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−325998(JP,A) 特開 平7−325874(JP,A) 特開 平7−325871(JP,A) 特開 平4−98362(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/60 JICSTファイル(JOIS)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納機関の請求する料金に係る金融機関
    や口座、請求の内訳科目の情報を含む料金明細データを
    記録した記録媒体を入力して金融機関の口座振替のため
    に必要な情報を有する口座振替データ及び請求項目毎に
    請求の内訳科目の情報を含む電子請求・内訳明細データ
    を作成し利用企業に配信する料金明細データ配信処理シ
    ステムであって、電子データとして収納機関毎のデータフォーマットで記
    録された少なくとも送付先、発出元、契約番号、請求内
    訳、金融機関の情報を有する料金明細データを記録媒体
    から入力する料金明細データ入力部と、 各収納機関と金融機関、利用企業に対応して参照するこ
    とにより前記収納機関毎のデータフォーマットの料金明
    細データの前記送付先、発出元、料金種別、請求内訳、
    金融機関の情報から集配信コード、企業コード、種別コ
    ード、配信基準日を有するキー部と口座振替に関する情
    報を有するデータ部からなる口座振替データ、及び請求
    額と内訳情報と契約番号の情報を有する電子請求・内訳
    明細データを編集し作成するための編集用データを有す
    る編集用テーブルと、 料金明細データ入力部より入力された前記料金明細デー
    タから前記編集用テーブルを参照して金融機関毎に前記
    口座振替データを編集し作成する口座振替編集部と、 料金明細データ入力部より入力された前記料金明細デー
    タから前記編集用テーブルを参照して前記利用企業毎に
    前記電子請求・内訳明細データを編集し作成する電子請
    求・内訳明細編集処理部と、 前記利用企業毎に支払日単位の請求データを書き込んで
    管理する支払日管理データファイルを有し、当該支払日
    の所定の営業日前に前記電子請求・内訳明細データを配
    信する通信制御部と を備えたことを特徴とする料金明細
    データ配信処理システム。
  2. 【請求項2】 前記料金明細データは、管理レコードと
    複数の請求書作成番号レコードと会社合計レコードから
    なり、前記管理レコードは、少なくとも送付先企業コー
    ド、発出元企業コードの情報を有し、前記請求書作成番
    号レコードは、少なくとも契約番号、請求額合計、請求
    件数、金融機関、口座、複数の請求内 訳の情報を有し、
    前記会社合計レコードは、送付先、請求額合計、請求件
    数の情報を有し、前記請求内訳は、内訳コードと内訳額
    からなることを特徴とする請求項1記載の料金明細デー
    タ配信処理システム。
  3. 【請求項3】 前記データ部は、ヘッダーレコードと複
    数のデータレコードとトレーラレコードとエンドレコー
    ドとトータルレコードからなり、前記ヘッダーレコード
    は、少なくとも種別コード、振替日、銀行コード、口座
    の情報を有することを特徴とする請求項1記載の料金明
    細データ配信処理システム。
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