JP3472295B1 - 製函印刷機のインクローラのインク循環供給装置 - Google Patents

製函印刷機のインクローラのインク循環供給装置

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JP3472295B1
JP3472295B1 JP2003152821A JP2003152821A JP3472295B1 JP 3472295 B1 JP3472295 B1 JP 3472295B1 JP 2003152821 A JP2003152821 A JP 2003152821A JP 2003152821 A JP2003152821 A JP 2003152821A JP 3472295 B1 JP3472295 B1 JP 3472295B1
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Abstract

【要約】 【課題】 製函印刷機のインクローラのインク循環供給
装置におけるインクの回収及び洗浄作業の能率化を図
り、インク回収及び洗浄作業に起因する製函印刷機の停
止期間を最小限に抑える。 【解決手段】 インク展開室2Eの両端に回転自在又は
スライド自在のドレンパイプ26,26を設置し、各ド
レンパイプ26に開口面積が異なる複数の排出口H1、
H2を形成する。形成された排出口H1、H2は、ドレ
ンパイプ26を回転又はスライド操作することにより、
インク展開室2Eにおけるインクのレベルを一定に維持
する上で必要とされる開口面積と、エアブローによるイ
ンク展開室2Eからのインクの追い出し回収又は洗浄液
の圧送によるインク展開室2Eの残留インクの洗い出し
に必要とされる開口面積との間で変化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一連の構成装置の
中に印刷機能を有する印刷ユニットを有し、素材シート
に対する印刷機能を備える製函機(以下「製函印刷機」
という。)における印刷ユニットのインクローラに印刷
用のインクを供給する製函印刷機の印刷ユニットのイン
ク循環供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ダンボール箱等を製造する製函機は、素
材シートを箱体に形成するに至るまでの多数の工程を分
担する複数の装置で構成される複合装置である。また、
段ボール箱に現される文字や図案を印刷するための印刷
ユニットを組み込んだ多機能の製函印刷機も広く活用さ
れ、多色刷りの要望も増加している。
【0003】製函印刷機において、素材シートに対する
多色刷り実現するためは、製函印刷機に各単色の印刷を
担当する複数の印刷ユニットを備えることが理想であ
る。しかし、印刷ユニットが製函印刷機全体に占めるス
ペース比率やコスト比率は少なくはない。したがって、
かかる印刷ユニットを複数備えることによって、印刷ユ
ニットが製函印刷機全体に占めるスペース比率やコスト
比率は、印刷ユニットの台数比例的に増大する。
【0004】そこで、製函印刷機において、印刷ユニッ
トの数を上回るインク色の使用が必要とされる際には、
特定色の印刷終了後、印刷ユニットにおけるインクの循
環経路全体、すなわち、インクローラに対するインク循
環供給装置内に残存しているインクを回収するととも
に、インク循環供給装置内部を洗浄し、洗浄されたイン
ク循環供給装置に別色のインクを供給することによって
印刷ユニットの数を超える多数色の印刷を可能とする便
法が採られる。なお、インク循環供給装置の洗浄作業中
においては、製函印刷機は作業内容必然的に停止され
る。
【0005】また、多色刷り需要に十分応じ得る多数の
印刷ユニットを備える製函印刷機においても、ロット生
産の終了又は就業時間の終了に伴い、製函印刷機は停止
される。この場合、次回の運転開始時までに印刷用のイ
ンクが凝固し、再稼動に過大な手数を要することとなら
ないように印刷ユニットのインク循環供給装置内のイン
クの回収と洗浄作業が必要となる。このように、製函印
刷機におけるインク循環供給装置の洗浄作業は、搭載す
る印刷ユニットの数に拘わらず、製函印刷機を利用する
上で省くことができない作業である。
【0006】従来の製函印刷機におけるインク循環供給
装置は、インク貯留槽のインクをインク展開室に送るイ
ンク往路と、インクローラにインクを付与するインク展
開室と、インク展開室で余剰となったインクをインク貯
留槽に還流するインク復路とを備える。なお、インク往
路の途中には、インク貯留槽のインクをインク展開室に
圧送するためのポンプが介在する。
【0007】インク展開室は、インクローラと、インク
ローラの軸方向に沿って上下に対をなしてインクローラ
に摺接するアッパブレード及びロアブレードと、インク
ローラの両端位置に配置される1対のエンドブロックと
によって取り囲まれる空間である。各エンドブロックに
は、インクローラの端部をインク漏れ不能に封止するシ
ールエンドが付設されるとともに、シールエンドの直前
位置にインク展開室のインクをインク往路に排出するた
めの排出口が形成されている。
【0008】インク往路を経由して送られてくるインク
は、インク展開室の直前でインクローラの軸方向に分岐
され、複数箇所からインク展開室内に供給される。イン
ク展開室に供給されたインクは、インクローラの回転に
よって相対的に摺接動作をするアッパブレードによって
インクローラの外周面全体に薄く塗り広められるように
展開される。同様に、インクローラに対するロアブレー
ドの相対的な摺接動作によって、インクローラに隣接し
て設置されるところの版胴に転移させる最小限量のイン
クを残して掻き落とされる。掻き落とされたインクは、
ロアブレードとインクローラとによって断面V字形に形
成されるインク展開室のV溝部に流下し、所定レベルに
達するまで貯留される。所定レベルを超えたインクは、
排出口を介してインク往路に流出する。このように、イ
ンク展開室における排出口は、インク展開室内のインク
量を一定に保つ働きをしている。
【0009】すなわち、製函印刷機の印刷ユニットにお
いては、インクの凝固を防止するためと、印刷する図案
等によるインク消費量の変化に柔軟に対応するために、
常時インクローラによる消費量を上回る量のインクを供
給し、インク展開室内においてオーバフローしたインク
が、排出口から継続的に流出する仕組みを採用してい
る。そこで、排出口の位置及び開口面積は、インク展開
室内におけるインクのレベルやインクの偏在等の状況に
影響を与え、印刷品質を左右する要因となる。したがっ
て、排出口の位置や開口面積は、インクの供給量、イン
ク展開室の容量、インクローラによるインクの消費量等
とバランスが取れるように定められており、排出口の開
口面積のみを任意に変更することは困難である。
【0010】左右1対のエンドブロックのそれぞれに形
成された排出口の下位置には、インク往路の一部をなす
開放構造の樋状ダクトが設置されている。樋状ダクト
は、インク貯留槽側に下り傾斜姿勢で設置され、1対の
排出口から樋状ダクト内に流下したインクは、樋状ダク
トの下流端からホース等を経由してインク貯留槽に帰還
する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の製函印刷機
におけるインク循環供給装置は、使用するインク色を変
更する前準備としてのインク循環供給装置からのインク
の回収作業、及び洗浄作業に長時間を要し、しかも、こ
の間製函印刷機を停止しておかなければならないため、
多色刷りの多品種少ロット需要の増加に伴う製函印刷機
の稼働率の低下が問題視されるようになっている。極端
な場合には、製函印刷機が正常に稼動している時間より
も、インク色の交換に伴うインクの回収、洗浄作業のた
めに停止している時間のほうが長いという深刻な事態に
至ることもある。
【0012】この問題を検討するに、従来のインク循環
供給装置においては、インクの回収に関しても洗浄作業
に関しても、これらの作業を十分に実施するためには、
インク循環供給装置を大幅に分解しなければならない。
しかし、分解によるインクの回収作業は、実施に過大な
作業時間を要する。そこで、インクの回収に関して、イ
ンク往路からエアを吹き込んでインクをインク復路に送
り出す方法、また、インク循環供給装置の洗浄に関して
は、インク往路から洗浄水又は専用の洗浄液を送り込ん
で残留インクを洗い流す方法が模索されるに至ってい
る。
【0013】この方法に関しては、インクを圧送するた
めの密閉管路であるインク往路については、エアの吹込
みによる顕著なインク追い出し効果を奏するが、インク
展開室内のインクについては、これを十分に排出するこ
とができないという問題が提起される。インク展開室
は、排出口の開口面積及び開口位置の設定により、一定
量のインクを保留する構造となっているためである。す
なわち、排出口は、V溝部の底位置より上位置に設けら
れ、その開口面積は、インク展開室へのインク供給量と
バランスする小面積に設定されているためである。
【0014】インク循環供給装置の洗浄に関しては、印
刷用のインクに水溶性のインクを採用することによっ
て、有機溶剤を用いない水洗いを可能とすることができ
る。そして、インク循環供給装置にインクを供給する要
領によって高圧の洗浄水を循環させる方式の機械洗浄が
可能である。しかし、この場合においても、インク展開
室が一定レベルのインクを保留する構造であるために、
インク展開室内に進入した洗浄液が、滞留しているイン
クの液面上を通過して排出口から外部に抜けるととも
に、排出孔の開口面積が十分でないために、洗浄液の速
度が低下し、インクを洗い流す十分な洗浄効果が得られ
ないという問題が提起される。
【0015】本発明は、製函印刷機のインクローラのイ
ンク循環供給装置におけるインク展開室の排出口の位置
及び開口面積を製函印刷機の通常運転に対しても、エア
の吹き込み又は洗浄液を利用する洗浄作業に適合するよ
うに改善することによって、短時間でのインク交換作業
を実現し、製函印刷機の稼働率を大幅に向上させること
ができる製函印刷機のインクローラのインク循環供給装
置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1記載の製
函印刷機のインクローラのインク循環供給装置は、イン
クローラとインクローラに摺接する複数の摺接部材によ
ってインクローラの軸方向に沿って形成するインク展開
室と、中間にポンプを有しインク貯留槽のインクをイン
ク展開室に送り込むインク往路と、インク展開室の排出
口からオーバフローする余剰インクをインク貯留槽に還
流するインク復路を備える製函印刷機のインクローラの
インク循環供給装置において、摺接部材は、インクロー
ラの軸方向に沿って配置されるアッパブレード及びロア
ブレードと、インクローラの両端に配置される左右1対
のエンドブロックとからなり、排出口は、少なくとも一
方のエンドブロックに回転自在又はスライド自在に設け
るドレンパイプに形成し、排出口の開口面積は、ドレン
パイプを回転操作又はスライド操作することによって変
化することを特徴とする。
【0017】この発明によれば、インク展開室の排出口
の開口面積は、ドレンパイプを回転操作又はスライド動
作させることによって変化させることができるので、製
函印刷機の通常運転に際しては、排出孔の開口面積を通
常運転に適する面積とし、インク展開室内に一定量のイ
ンクを保留することが可能な面積とするとともに、イン
ク交換の前提としての、又は製函印刷機の一時的停止に
際してのインクの回収及び洗浄作業に際しては、ドレン
パイプに対する操作によって排出孔の開口面積をエア又
は洗浄水の疎通に適する面積に変化させることができ
る。
【0018】本願の請求項2記載の製函印刷機のインク
ローラのインク循環供給装置は、請求項1記載の発明を
前提として、ドレンパイプに開口面積が異なる複数の排
出口を形成し、ドレンパイプに対する回転操作又はスラ
イド操作によっていずれかの排出孔が選択されることを
特徴とする。
【0019】この発明によれば、ドレンパイプに対する
回転操作又はスライド動作によって、複数の排出口から
製函印刷機の通常運転に適する開口面積の排出口を選択
し、又は、ドレンパイプに対する操作によって、インク
循環供給装置からのインクの回収、インク循環供給装置
の洗浄に適合する開口面積の排出口を選択することがで
きる。
【0020】本願の請求項3記載の製函印刷機のインク
ローラのインク循環供給装置は、請求項1又は請求項2
記載の発明を前提として、左右1対のエンドブロックの
それぞれにドレンパイプを設け、インク復路は、1対の
ドレンパイプの排出口間を液密に接続する密閉管路を備
えることを特徴とする。
【0021】この発明によれば、インク展開室に供給さ
れたインクは、インク展開室の両側からオーバフローす
るので、インク展開室内におけるインクの貯留条件をイ
ンクローラの軸方向全般にわたって均一化することがで
きるとともに、エアブローを利用してのインクの回収作
業に際しても、エア圧に押されたインクがインク展開室
の2箇所から排出されるので、回収時間が短縮される。
また、同様の理由に基づき、インク循環供給装置の洗浄
時間が短縮される。さらに、インク復路の一部を構成す
る密閉管路に対してもエア圧又は液圧を活用してのイン
ク回収作業又は洗浄作業の対象とすることができる。
【0022】本願の請求項4記載の製函印刷機のインク
ローラのインク循環供給装置は、請求項1ないし請求項
3のいずれか1項記載の発明を前提として、インク往路
の途中を2系統に分岐し、分岐による増設管路に空気を
供給するエアブロー管路又は洗浄液を供給する洗浄液管
路を接続するとともに、増設管路と分岐点との間及び分
岐点とインク往路のインク貯留槽側の末端との間に、そ
れぞれ仕切り弁を介装することを特徴とする。
【0023】この発明によれば、インク往路の仕切り弁
を開くとともに、増設管路と分岐点間の仕切り弁を閉じ
る場合には、インク往路の疎通が確保されるとともに、
エアブロー管路又は洗浄液管路に接続する増設管路は、
遮断状態となる。したがって、インク貯留槽からインク
往路に供給されたインクは、増設管路を設ける以前と同
一経路を通過し、印刷ユニットを通常運転することがで
きる。一方、インク往路の仕切り弁を閉じるとともに、
増設管路と分岐点間の仕切り弁を開くことによって、増
設管路を介してインク往路内に直ちにエア又は洗浄液を
供給することができるので、インク循環供給装置内のイ
ンクの追い出し、及び、その後にインク循環供給装置内
に付着して残る残留インクの洗浄作業エア圧又は水圧を
利用して実施することができる。
【0024】本願の請求項5記載の製函印刷機のインク
ローラのインク循環供給装置は、請求項1ないし請求項
3のいずれか1項記載の発明を前提として、インク往路
の途中を3系統に分岐し、分岐による2系統の増設管路
の1系統に空気を供給するエアブロー管路を接続すると
ともに、増設管路の他の1系統に洗浄液を供給する洗浄
液管路を接続するとともに、各増設管路と分岐点との間
及び分岐点とインク往路のインク貯留槽側の末端との間
に、それぞれ仕切り弁を介装することことを特徴とす
る。
【0025】この発明によれば、インク往路の仕切り弁
を開いて、2系統の増設管路を閉じれば、増設管路はイ
ンクの疎通に関して無視することができる。また、イン
ク往路の仕切り弁及び洗浄水管路を接続した増設管路の
仕切り弁を閉じて、エアブロー管路を接続した増設管路
の仕切り弁を開けば、インク往路内にエアを供給するこ
とができるとともに、インク往路の仕切り弁及びエアブ
ロー管路を接続した増設管路の仕切り弁を閉じて、洗浄
液管路を接続した増設管路の仕切り弁を開けば、エアに
次いでインク往路内に任意の洗浄液を供給することがで
きる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0027】製函印刷機には、素材シートW1に対して
図案等を印刷をする機能を担当する印刷ユニット10が
組み込まれている(図1)。製函印刷機のインクローラ
のインク循環供給装置20は、インクの循環機能を有
し、印刷ユニット10のインクローラ32に印刷用のイ
ンクを継続的に供給する装置である。また、印刷ユニッ
ト10には、素材シートW1を印刷ユニット10に連続
的に供給するためのフィーダ装置10Fが前置されてい
る。
【0028】フィーダ装置10Fは、循環駆動する軟質
のベルトBの摩擦力で素材シートW1を繰り送る装置で
ある(図2)。フィーダ装置10Fは、素材シートW1
の幅方向についてそれぞれ1対配置される上フィーダコ
ンベヤABと下フィーダコンベヤBBとからなる。下フ
ィーダコンベヤBBは、駆動ローラR4,先端ローラR
3、後端ローラR2、テンションローラR4間を循環駆
動するベルトBによって素材シートW1を下から受け止
める。一方、上フィーダコンベヤABは、駆動ローラR
1、テンションローラR2、先端ローラR3、後端ロー
ラR4、ガイドローラR5、R6…間を循環駆動するベ
ルトBによって素材シートW1を上から押さえ込む機能
を分担する。
【0029】製函印刷機の印刷ユニット10は、図案等
を現した印版を取り付ける印刷ローラ16、印刷ローラ
16に素材シートW1を押し付けるプレスローラ15、
印刷ローラ16に取り付けた印版にインクを供給するイ
ンクローラ32とをこれらのローラ群の両端に配置する
1対のサイドフレーム11を用いて組み合わせ、これに
インク循環供給装置20を取り付けた基本構造を有す
る。印刷ユニット10における印刷は、印刷ローラ16
とプレスローラ15との間に素材シートW1を矢印A1
方向に供給することによって実施される(図1,図
2)。
【0030】1対のサイドフレーム11は、それぞれ、
床に据付ける固定フレーム11Aと、固定フレーム11
Aに対して上下動する可動フレーム11Bとからなる
(図1、図2)。1対のサイドフレーム11間には、可
動フレーム11Bを駆動するための駆動モータM1が設
置されている。1対のサイドフレーム11間には、中間
にギヤG2を取り付けた伝達軸14が横設され、駆動モ
ータM1は、ギヤG2に噛合するピニオンギヤG1によ
って伝達軸14を回転駆動する。
【0031】伝達軸14の両端は、固定フレーム11A
を貫通し、1対の固定フレーム11Aの外側にそれぞれ
配置されたギヤボックスG3に入力されている。各ギヤ
ボックスG3は、水平方向からの入力を上下方向のねじ
軸S1の回転に変換する機能を有する。ねじ軸S1に
は、可動フレーム11Bに固定されたねじブラケット1
2bが螺合しており、ねじブラケット12bは、ねじ軸
S1が回転することによって上下動する。すなわち、こ
のような動力伝達経路によって駆動モータM1の回転が
可動フレーム11Bの上下動に変換される。
【0032】製函印刷機のプレスローラ15は、固定フ
レーム11Aに取り付けられ、印刷ローラ16とインク
ローラ32は、可動フレーム11B側に取り付けられて
いる。したがって、可動フレーム11Bを上下方向に作
動させることによって、プレスローラ15と印刷ローラ
16との間隔が調節可能となる他、両者間を大きく開い
て印版の交換作業やメンテナンス作業等を実施すること
ができる。
【0033】インクローラ32は、独立した専用の揺動
フレーム19を用いて揺動可能に可動フレーム11Bに
搭載されている。左右1対の揺動フレーム19は、イン
クローラ32に沿って横設する水平フレーム33によっ
て連結されている。また、水平フレーム33には、ブレ
ードホルダ21が取り付けられている。可動フレーム1
1Bには、それぞれ受け台17を設置されている。揺動
フレーム19は、揺動軸18を介して受け台17に支持
され、図示しない油圧シリンダを動力源として揺動軸1
8を中心として矢印A2方向に往復揺動する(図2)。
インク循環供給装置20は、インクローラ32に対して
インクを供給し、インクローラ32は、この往復揺動動
作によって印刷ローラ16に対して離接動作をしてイン
クを転移させる。
【0034】インク循環供給装置20は、インクローラ
32にインクを付与するインク展開室2Eと、インク貯
留槽2Tのインクをインク展開室2Eに送り込むインク
往路20Aと、インク展開室2Eにおいてオーバフロー
したインクをインク貯留槽2Tに還流するインク復路2
0Bとからなる。
【0035】インク往路20Aは、主に管材料の組み合
わせによって形成されている。インク貯留槽2Tは、イ
ンク展開室2Eより低位置に配置され、インク貯留槽2
Tには、インクをインク展開室2Eのレベルにまで立上
げる立上げ管2Aが接続されている。立上げ管2Aの中
間には、駆動モータM2によって駆動する圧送ポンプ2
Pが介装されている。立上げ管2Aの先端は、インクロ
ーラ32に沿って水平方向に向けて曲げ加工され、その
先端にはロータリジョイント2bを介して横送り管2B
が接続されている。横送り管2Bの先端には、90度曲
げの継ぎ手管2Cが取り付けられている。継ぎ手管2C
の他方は、極く短い連結管2Dによってインク展開室2
Eの21に接続され、インク展開室2E内に開口してい
る。
【0036】なお、ブレードホルダ21には、連結管か
ら供給されたインクをインクローラ32に沿って横送り
した上で複数箇所のノズルから、インク展開室2E内に
噴出する図示しない分配管路が形成され、この分配管路
は、インク往路20Aの一部をなす。
【0037】インク展開室2Eは、インクローラ32
と、所定の上下間隔を保ってインクローラ32の軸方向
に沿ってその表面に摺接するアッパブレード22及びロ
アブレード23と、インクローラ32の両端位置におい
てインクローラ32に摺接するエンドブロック24,2
4とによって区画される空間である(図2、図3)。ア
ッパブレード22及びロアブレード23は、いずれもナ
イロン樹脂やテフロン(登録商標)樹脂等の自己潤滑性
を有する耐磨耗性樹脂材料からなり、全体として一定幅
の帯板状に形成されている。
【0038】インクローラ32の回転方向矢印A3に対
してアッパブレード22は、そのときのインクローラ3
2の表面の進行方向に従う向きに向けてブレードホルダ
21に固定されている。一方、ロアブレード23は、イ
ンクローラ32の表面の進行方向に対向する向きに取り
付けられている。ブレードホルダ21に対するアッパブ
レード22及びロアブレード23の取付けには、同じ長
さの押え板22b,23bが用いられている。なお、各
エンドブロック24には、軟質液密素材からなるシール
エンド25が止めねじ25Bによって固定され、1対の
シールエンド25,25は、インク展開室2Eの両端部
をインク漏れ不能にシールしている(図3、図4)。
【0039】各エンドブロック24には、エンドブロッ
ク24を上下方向に貫通する態様で透孔24Hが形成さ
れている。また、エンドブロック24には、インク展開
室2E内に連絡する長孔H3が形成されている。透孔2
4Hが設けられる位置は、シールエンド25の内側、つ
まり、インク展開室2Eの中央寄りであり、長孔H3の
上下長さは、インク展開室2Eの上下幅全体に及んでい
る。
【0040】各エンドブロック24の透孔24Hには、
2種類の排出口H1、H2を形成したドレンパイプ26
が緊密かつ回転自在に装填されている(図4)。ドレン
パイプ26は、透孔24Hの内径相当の外形を有する樹
脂丸棒の一端に軸穴26Cを形成するとともに、他端を
中繰りして中空とし、さらに、側面からエンドブロック
24の長孔H3に対応する形状の排出口H2及び上下1
対の小径の排出口H1,H1とを形成したものである。
長孔状の排出口H2と小径の排出口H1,H1とは、ラ
ジアル方向について異なる角度位置に設けられている。
【0041】1対のエンドブロック24,24の上方に
は、2入力ポート27A,27Bを備えるエアモータ2
7が配置され、エアモータ27の軸は、ドレンパイプ2
6に連結される。エアモータ27は、ドレンパイプ26
を所定角度の一方向駆動又は正転及び反転駆動すること
によって、エンドブロック24の長孔H3とドレンパイ
プ26の長孔状の排出口H2とを一致させ、又は、長孔
H3と小径の排出口H1,H1とを一致させるように制
御される。なお、1対のエンドブロック24,24の下
側には、角型のパイプ継ぎ手2Fが管用ねじ2Nによっ
て螺着される。
【0042】インク復路20Bは、左右のエンドブロッ
ク24,24の下端を結んでインク貯留槽2Tに至る管
路によって構成される(図1,図3)。左右のエンドブ
ロック24,24は、パイプ継ぎ手2F,2F間を連結
する密閉管路2Gを備える、つまり、1対のドレンパイ
プ26,26の排出口H1,H2間は、密閉管路2Gに
よって連結されている。ただし、インク貯留槽2T側に
位置するエンドブロック24とパイプ継ぎ手2Fの間に
は、短い延長管2Mが介装され、密閉管路2Gは、延長
管2Mを備えるエンドブロック24側に僅かに下り傾斜
姿勢で横設されている。また、密閉管路2Gは、一旦、
このエンドブロック24の下方で開放されている。
【0043】密閉管路2Gの下方には、密閉管路2Gに
沿って樋状ダクト2Jが配置され、樋状ダクト2Jの下
流側の端には、パイプ継ぎ手2Hが取り付けられてい
る。パイプ継ぎ手2Hには、L字形に屈曲成形した戻し
管路2Lが接続され、戻し管路2Lの他端は、インク貯
留槽2Tに至っている。この結果、インク展開室2Eか
らオーバフローしたインクは、1対のドレンパイプ26
の排出口H1,H2から密閉管路2Gを経て樋状ダクト
2Jの下流端に排出され、樋状ダクト2Jに接続した戻
し管路2Lを経てインク貯留槽2Tに還流することとな
る。
【0044】上記実施の形態に示すインク循環供給装置
20におけるインクの回収は、インク貯留槽2Tに接続
されているインク往路20Aの立上げ管2Aを取り外
し、立上げ管2Aの端部にエアコンプレッサ等のエア源
を接続し、インク循環供給装置20内にエアを吹き込む
とともに、その後にインク循環供給装置20内に洗浄液
を圧送することによって短時間で完了することができ
る。なお、インク展開室2Eの左右に位置するドレンパ
イプ26,26は、エアモータ27,27によって長孔
状の排出口H2を使用するように駆動される。つまり、
各エンドブロック24の長孔H3とドレンパイプ26の
長孔状の排出口H2とが一致し、インク展開室2Eの上
下幅全体におよぶ大面積の排出口H2が制限なく使用可
能な状態に設定されている。
【0045】立上り管2Aの端部から吹き込まれたエア
は、管内に残留するインクを強制的にインク展開室2E
内に追い込み、インク展開室2E内に噴出されたインク
は、左右に位置するドレンパイプ26の排出口H2から
密閉管路2Gへと追い込まれる。この際、インク展開室
2E内のインクは、最大限に確保された排出口H2を通
過して簡単に密閉管路2G内に至ることで、インク展開
室2E内に残留するインクの量を最小限とすることがで
きる。密閉管路2G内のインクは、その傾斜姿勢に従っ
て一方のエンドブロック24側に集まる。集まったイン
クは、下方の樋状ダクト2Jに流下し、樋状ダクト2J
の一端に取り付けられた戻し管路2Lを経てインク貯留
槽2Tに復帰する。使用されるインクの粘度にも関係す
るが、この間に要する作業時間は僅かである。
【0046】同様の要領によってインク循環供給装置内
20に洗浄液、印刷ユニット10に用いられているイン
クが水溶性である場合には、洗浄水を圧送することによ
ってインク循環供給装置20内部に付着して残留するイ
ンクを短時間で洗い落とすことができる。この場合に
も、ドレンパイプ26における大開口面積の排出口H2
が選択されることにより、洗浄水がインク展開室2E内
に残留しないので、引き続いて異なる色のインクを使用
して直ちに製函印刷機の運転を再開することができる。
【0047】次に、他の実施の形態について説明する。
製函印刷機の印刷ユニット10におけるインク循環供給
装置20は、インク往路20Aにエアを吹き込むエアブ
ロー管路2Mと洗浄液を圧送する洗浄液管路2Nとのい
ずれか一方の管路又は双方の管路を接続した構成とする
ことができる(図5)。
【0048】インク往路の立上げ管2Aのインク貯留槽
2T寄りには、仕切り弁V1が介装されるとともに、仕
切り弁V1の後2箇所に3方向パイプ継ぎ手等を介装す
ることによる分岐点X1,X2が形成され、任意の増設
管路を接続することができるようになっている。そし
て、2箇所の分岐点X1,X2には、それぞれエアブロ
ー管路2M、洗浄液管路2Nが接続されている。エアブ
ロー管路2Mは、中間に仕切り弁V2とエアポンプP1
とを含み、末端にはエアフィルタAFが取り付けられて
いる。また、洗浄液管路2Nは、中間に仕切り弁V3及
び圧送ポンプP2を含み、末端は洗浄液タンク2Kに至
っている。
【0049】この実施の形態において、インク循環供給
装置20からのインクの回収に際しては、インク貯留槽
2T側の仕切り弁V1を閉じるとともに、エアブロー管
路2Mの仕切り弁V2を開く準備作業のみで直ちにイン
ク往路20Aにエアを吹き込み、インクを追い出すこと
ができる。次いで、エアブロー管路2Mの仕切り弁V2
を閉じるとともに、洗浄液管路2Nの仕切り弁V3を開
けば、直ちにインク往路20Aに洗浄液を送り込むこと
ができるので、インク循環供給装置20からのインクの
回収及び洗浄作業能率を一層高めることができる。な
お、エアブロー管路2Mと洗浄液管路2Nとは、例え
ば、2方向弁でいずれを使用するかを選択可能に連結
し、インク往路20Aに設ける1箇所の分岐点に接続す
るようにしてもよい。
【0050】ドレンパイプ26の排出口の大きさの選択
は、異なる開口面積の排出口H1、H2を選択する方式
に替えて、ドレンパイプ26を回転駆動又はスライド動
作させたときにおいて、開口面積が連続的に変化する方
式によってもよい。この場合、ドレンパイプ26の排出
口とエンドブロック24側の長孔H3とがオーバラップ
量をする操作となる。なお、ドレンパイプ26の駆動に
は、エア以外の例えばステッピングモータ等の電気アク
チュエータを利用することができる。また、大きな操作
力を要しないため手動であっても差し支えない。
【0051】
【発明の効果】本発明の製函印刷機のインクローラのイ
ンク循環供給装置は、インクローラに適量のインクを付
与するインク展開室のエンドブロックに、インク展開室
内のインクレベルを所定のレベルに維持する目的で設け
られる排出口を、エンドブロックに対して回転自在又は
スライド自在に設けるドレンパイプに形成し、排出口の
開口面積をドレンパイプに対する回転操作又はスライド
動作によって変化させることができるようにしたので、
排出口の開口面積を可逆的に大面積とすることによっ
て、従来困難であったインク往路からのエアブローによ
るインク展開室内のインクの排出及び残留インクの洗浄
が可能となり、製函印刷機を停止してのインク色の交換
作業時間が大幅に短縮され、製函印刷機の稼働率を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインク循環供給装置の実施の形態を示
す全体構成の斜視図である。
【図2】上記実施の形態におけるフィーダ装置と組み合
わせた側面図である。
【図3】上記実施の形態における要部の斜視図である。
【図4】上記実施の形態における要部の分解斜視図であ
る。
【図5】本発明のインク循環供給装置の他の実施の形態
を示す配管図である。
【符号の説明】
H1 排出口 H2 排出口 X1 分岐点 X2 分岐点 20 インク循環供給装置 20A インク往路 20B インク復路 2E インク展開室 2G 密閉管路 2M エアブロー管路 2N 洗浄液管路 2P ポンプ 2T インク貯留槽 22 アッパブレード(摺接部材) 23 ロアブレード(摺接部材) 24 エンドブロック(摺接部材) 26 ドレンパイプ 32 インクローラ V1 仕切り弁 V2 仕切り弁 V3 仕切り弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41F 31/08 B41F 31/20 B41F 35/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクローラとインクローラに摺接する
    複数の摺接部材によってインクローラの軸方向に沿って
    形成するインク展開室と、中間にポンプを有しインク貯
    留槽のインクをインク展開室に送り込むインク往路と、
    インク展開室の排出口からオーバフローする余剰インク
    をインク貯留槽に還流するインク復路を備える製函印刷
    機のインクローラのインク循環供給装置において、 前記摺接部材は、インクローラの軸方向に沿って配置さ
    れるアッパブレード及びロアブレードと、インクローラ
    の両端に配置される左右1対のエンドブロックとからな
    り、前記排出口は、少なくとも一方のエンドブロックに
    回転自在又はスライド自在に設けるドレンパイプに形成
    し、排出口の開口面積は、ドレンパイプを回転操作又は
    スライド操作することによって変化することを特徴とす
    る製函印刷機のインクローラのインク循環供給装置。
  2. 【請求項2】 前記ドレンパイプに開口面積が異なる複
    数の排出口を形成し、ドレンパイプに対する回転操作又
    はスライド操作によっていずれかの排出孔が選択される
    ことを特徴とする請求項1記載の製函印刷機のインクロ
    ーラのインク循環供給装置。
  3. 【請求項3】 前記左右1対のエンドブロックのそれぞ
    れにドレンパイプを設け、前記インク復路は、1対のド
    レンパイプの排出口間を液密に接続する密閉管路を備え
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の製函印
    刷機のインクローラのインク循環供給装置。
  4. 【請求項4】 前記インク往路の途中を2系統に分岐
    し、分岐による増設管路に空気を供給するエアブロー管
    路又は洗浄液を供給する洗浄液管路を接続するととも
    に、増設管路と分岐点との間及び分岐点とインク往路の
    インク貯留槽側の末端との間に、それぞれ仕切り弁を介
    装することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいず
    れか記載の製函印刷機のインクローラのインク循環供給
    装置。
  5. 【請求項5】 前記インク往路の途中を3系統に分岐
    し、分岐による2系統の増設管路の1系統に空気を供給
    するエアブロー管路を接続するとともに、増設管路の他
    の1系統に洗浄液を供給する洗浄液管路を接続し、各増
    設管路と分岐点との間及び分岐点とインク往路のインク
    貯留槽側の末端との間に、それぞれ仕切り弁を介装する
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1
    項記載の製函印刷機のインクローラのインク循環供給装
    置。
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