JP3468059B2 - 換気扇包装装置 - Google Patents
換気扇包装装置Info
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、角枠の一面側に固
定されたモーターの回転軸に羽根車がその角枠の中央に
おいて回転するように構成された換気扇を包装する換気
扇包装装置に関するものである。
定されたモーターの回転軸に羽根車がその角枠の中央に
おいて回転するように構成された換気扇を包装する換気
扇包装装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】上記この種の換気扇は、従来においては
例えば実公昭６２―１１１３号公報に示されているよう
な包装装置や、図１２，１３，１４に示すような包装装
置により包装されてきた。即ち、換気扇の四角形状の角
枠１の羽根車４の臨む側に角枠ホルダー４０が装着さ
れ、モーター３の突出側にモーターホルダー４１が装着
されて、換気扇が角枠ホルダー４０とモーターホルダー
４１との間に挟み込まれ、これら三者が一括して段ボー
ル紙よりなる外箱４２に収納されている。角枠ホルダー
４０は、各辺がアングル形の断面をした段ボール紙より
なる四角形の枠体に構成され、その枠内の四隅に角枠１
の角部５を保持するスチロール製のコーナーホルダー４
３が固着された構成である。
例えば実公昭６２―１１１３号公報に示されているよう
な包装装置や、図１２，１３，１４に示すような包装装
置により包装されてきた。即ち、換気扇の四角形状の角
枠１の羽根車４の臨む側に角枠ホルダー４０が装着さ
れ、モーター３の突出側にモーターホルダー４１が装着
されて、換気扇が角枠ホルダー４０とモーターホルダー
４１との間に挟み込まれ、これら三者が一括して段ボー
ル紙よりなる外箱４２に収納されている。角枠ホルダー
４０は、各辺がアングル形の断面をした段ボール紙より
なる四角形の枠体に構成され、その枠内の四隅に角枠１
の角部５を保持するスチロール製のコーナーホルダー４
３が固着された構成である。
【０００３】モーターホルダー４１は、二重折りにした
段ボール紙の片側の板面の中央に台形の突部４４が曲げ
形成された構成であり、その突部４４の一部が開設され
てモーター３の突出側を嵌合させるモーター収納部４５
として構成されている。
段ボール紙の片側の板面の中央に台形の突部４４が曲げ
形成された構成であり、その突部４４の一部が開設され
てモーター３の突出側を嵌合させるモーター収納部４５
として構成されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の換
気扇の包装装置にあっては、この種の換気扇の角枠１部
分が衝撃に特に弱く、損傷を受け易いため角枠１の緩衝
保護を、スチロール製のコーナーホルダー４３等を単体
や段ボール紙に固着した状態で用いて行なっている。こ
のため廃棄時には材料を分別しなくてはならず面倒なう
え廃棄しにくく、材料のリサイクルもしにくい。
気扇の包装装置にあっては、この種の換気扇の角枠１部
分が衝撃に特に弱く、損傷を受け易いため角枠１の緩衝
保護を、スチロール製のコーナーホルダー４３等を単体
や段ボール紙に固着した状態で用いて行なっている。こ
のため廃棄時には材料を分別しなくてはならず面倒なう
え廃棄しにくく、材料のリサイクルもしにくい。
【０００５】本発明は、上記した従来の問題点を解消す
るためになされたもので、その課題とするところは、廃
棄性、リサイクル性がよく組立て易い換気扇包装装置を
得ることであり、その換気扇包装装置の緩衝保護機能の
向上を推し進めることである。
るためになされたもので、その課題とするところは、廃
棄性、リサイクル性がよく組立て易い換気扇包装装置を
得ることであり、その換気扇包装装置の緩衝保護機能の
向上を推し進めることである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に請求項１の発明は、方形をした角枠の一面側に固定さ
れたモーターの回転軸に羽根車がその角枠の中央におい
て回転するように構成された換気扇を包装する包装装置
について、その換気扇の角枠の羽根車の臨む側に角枠ホ
ルダーを装着し、モーターの突出側にモーターホルダー
を装着して、換気扇を角枠ホルダーとモーターホルダー
との間に挟み込み、これら三者を一括して段ボール紙よ
りなる外箱に収納し包装体とする構成とするとともに、
その角枠ホルダーを、一枚の段ボール紙により角枠の投
影平面積にほぼ等しい平面積の保持面と、この保持面の
各辺縁に折曲げにより形成された角筒形状の縁枠構造と
を備えた構成とし、角枠ホルダーの縁枠構造の各小口を
斜めにし、その縁枠構造同士の合わせ部分がほぼ直角を
なすようにし、角枠を縁枠構造で囲まれる凹部に嵌め装
着するようにする手段を採用する。
に請求項１の発明は、方形をした角枠の一面側に固定さ
れたモーターの回転軸に羽根車がその角枠の中央におい
て回転するように構成された換気扇を包装する包装装置
について、その換気扇の角枠の羽根車の臨む側に角枠ホ
ルダーを装着し、モーターの突出側にモーターホルダー
を装着して、換気扇を角枠ホルダーとモーターホルダー
との間に挟み込み、これら三者を一括して段ボール紙よ
りなる外箱に収納し包装体とする構成とするとともに、
その角枠ホルダーを、一枚の段ボール紙により角枠の投
影平面積にほぼ等しい平面積の保持面と、この保持面の
各辺縁に折曲げにより形成された角筒形状の縁枠構造と
を備えた構成とし、角枠ホルダーの縁枠構造の各小口を
斜めにし、その縁枠構造同士の合わせ部分がほぼ直角を
なすようにし、角枠を縁枠構造で囲まれる凹部に嵌め装
着するようにする手段を採用する。
【０００７】前記課題を達成するために請求項２の発明
は、請求項１に係る前記手段における縁枠構造同士の合
わせ部分を一方の縁枠構造の小口が他方の縁枠構造の端
部側の内面に当接させる手段を採用する。
は、請求項１に係る前記手段における縁枠構造同士の合
わせ部分を一方の縁枠構造の小口が他方の縁枠構造の端
部側の内面に当接させる手段を採用する。
【０００８】前記課題を達成するために請求項３の発明
は、請求項１に係る前記手段における角枠ホルダーの縁
枠構造の出隅部を連結部材で連結する手段を採用する。
は、請求項１に係る前記手段における角枠ホルダーの縁
枠構造の出隅部を連結部材で連結する手段を採用する。
【０００９】前記課題を達成するために請求項４の発明
は、請求項１又は請求項２のいずれかに係る前記手段に
おける角枠ホルダーの縁枠構造の出隅部を連結するため
の連結片を縁枠構造の端に一体に設ける手段を採用す
る。
は、請求項１又は請求項２のいずれかに係る前記手段に
おける角枠ホルダーの縁枠構造の出隅部を連結するため
の連結片を縁枠構造の端に一体に設ける手段を採用す
る。
【００１０】前記課題を達成するために請求項５の発明
は、請求項１〜請求項４までのいずれかに係る前記手段
における縁枠構造と保持面側との接合部に嵌め合い構造
を形成し、この嵌め合い構造の嵌め合いにより縁枠構造
の角筒形状が保持される構成とする手段を採用する。
は、請求項１〜請求項４までのいずれかに係る前記手段
における縁枠構造と保持面側との接合部に嵌め合い構造
を形成し、この嵌め合い構造の嵌め合いにより縁枠構造
の角筒形状が保持される構成とする手段を採用する。
【００１１】
【００１２】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。 実施の形態１．図１〜図４に示すこの実施の形態１の換
気扇包装装置は、四角形状の扁平な角枠１の一面側に数
本の取付足２により固定されたモーター３の回転軸に羽
根車４が装着され、角枠１の中央の風路内において羽根
車４が回転するように構成された換気扇を包装する包装
装置である。この種の換気扇は、角枠１が衝撃により損
傷を受け易く、角枠１の角部５が変形したり、外周部６
がへこむなどの損傷を受けやすい。
基づいて説明する。 実施の形態１．図１〜図４に示すこの実施の形態１の換
気扇包装装置は、四角形状の扁平な角枠１の一面側に数
本の取付足２により固定されたモーター３の回転軸に羽
根車４が装着され、角枠１の中央の風路内において羽根
車４が回転するように構成された換気扇を包装する包装
装置である。この種の換気扇は、角枠１が衝撃により損
傷を受け易く、角枠１の角部５が変形したり、外周部６
がへこむなどの損傷を受けやすい。
【００１３】この換気扇包装装置は上記した換気扇の角
枠１の羽根車４の臨む側に角枠ホルダー７を装着し、モ
ーター３の突出側にモーターホルダー８を装着して、換
気扇を角枠ホルダー７とモーターホルダー８との間に挟
み込み、これら三者を一括して密接状態に外箱９に収納
し包装体とするものであり、全てが段ボール紙で構成さ
れている。角枠ホルダー７は、図２に示すように角枠１
の投影平面積より広い段ボール紙よりなるシート１０の
片面に角枠１の嵌合する嵌合凹部１１を備えた額縁状の
構成である（図３，４参照）。嵌合凹部１１は角枠１の
羽根車４の臨む側の面を保持する角枠１と同形状の保持
面１２と、この保持面１２の四周を囲む曲げ形成された
角筒形状の縁枠構造１３とにより画成されている。
枠１の羽根車４の臨む側に角枠ホルダー７を装着し、モ
ーター３の突出側にモーターホルダー８を装着して、換
気扇を角枠ホルダー７とモーターホルダー８との間に挟
み込み、これら三者を一括して密接状態に外箱９に収納
し包装体とするものであり、全てが段ボール紙で構成さ
れている。角枠ホルダー７は、図２に示すように角枠１
の投影平面積より広い段ボール紙よりなるシート１０の
片面に角枠１の嵌合する嵌合凹部１１を備えた額縁状の
構成である（図３，４参照）。嵌合凹部１１は角枠１の
羽根車４の臨む側の面を保持する角枠１と同形状の保持
面１２と、この保持面１２の四周を囲む曲げ形成された
角筒形状の縁枠構造１３とにより画成されている。
【００１４】この角枠ホルダー７を形成するシート１０
は図２に示すように、四角形の平板部の四辺に各縁枠構
造１３を曲げ形成するための辺縁部を有する十字形に型
抜きされている。シート１０の各辺縁部は外側立面１４
と天面１５と内側立面１６とが山折り罫線１７で連設さ
れ、内側立面１６の外側に谷折り罫線１８で接合面１９
が連接された構成である。このシート１０の各辺縁部の
各山折り罫線１７を山折りにし、谷折り罫線１８を谷折
りにして接合面１９を保持面１２に接着剤等を使って固
着することにより角枠ホルダー７が組立てられる。角枠
ホルダー７の縁枠構造１３の各小口２０は４５度の角度
で斜めに構成されていて、その縁枠構造１３同士の合わ
せ部分は図３に示すように直角をなしている。
は図２に示すように、四角形の平板部の四辺に各縁枠構
造１３を曲げ形成するための辺縁部を有する十字形に型
抜きされている。シート１０の各辺縁部は外側立面１４
と天面１５と内側立面１６とが山折り罫線１７で連設さ
れ、内側立面１６の外側に谷折り罫線１８で接合面１９
が連接された構成である。このシート１０の各辺縁部の
各山折り罫線１７を山折りにし、谷折り罫線１８を谷折
りにして接合面１９を保持面１２に接着剤等を使って固
着することにより角枠ホルダー７が組立てられる。角枠
ホルダー７の縁枠構造１３の各小口２０は４５度の角度
で斜めに構成されていて、その縁枠構造１３同士の合わ
せ部分は図３に示すように直角をなしている。
【００１５】モーターホルダー８は、図１に示すよう
に、角枠ホルダー７とほぼ等しい面積の段ボール紙より
なるシートの片面に、モーター３の突出側の嵌合する嵌
合凹部が数箇所に固着した段ボール紙よりなる積層体２
１で画成された構成である。この実施の形態では嵌合凹
部は二個の積層体２１の向いあう端面により画成され、
包装状態で天側となる方に小さ目の一個の積層体２１が
固定され、地側となる方に端面を円弧状に形成した大き
目の積層体２１が固定されて形成されている。
に、角枠ホルダー７とほぼ等しい面積の段ボール紙より
なるシートの片面に、モーター３の突出側の嵌合する嵌
合凹部が数箇所に固着した段ボール紙よりなる積層体２
１で画成された構成である。この実施の形態では嵌合凹
部は二個の積層体２１の向いあう端面により画成され、
包装状態で天側となる方に小さ目の一個の積層体２１が
固定され、地側となる方に端面を円弧状に形成した大き
目の積層体２１が固定されて形成されている。
【００１６】換気扇の包装は、換気扇の角枠１を角枠ホ
ルダー７の嵌合凹部１１に嵌め装着し、モーター３の突
出側をモーターホルダー８の嵌合凹部に嵌め装着し、換
気扇を角枠ホルダー７とモーターホルダー８との間に挟
み込んだ状態として、これら三者を一括して密接状態に
外箱９に挿入し、外箱９の蓋フラップを閉じ封緘手段で
封緘すれば、六面体の包装体となり組立が完了する。角
枠１の損傷を受け易い四箇所の角部５及び外周部６は角
枠ホルダー７の中空の縁枠構造１３に緩衝保護され、羽
根車４の臨む側の面は保持面１２により緩衝保護され
る。一方、モーター３は地側が積層体２１の端面で回り
方向の移動が拘束されてしっかりと受支えられ、天側が
積層体２１の端面で支持されて安定状態に嵌合凹部にお
いて緩衝保護される。
ルダー７の嵌合凹部１１に嵌め装着し、モーター３の突
出側をモーターホルダー８の嵌合凹部に嵌め装着し、換
気扇を角枠ホルダー７とモーターホルダー８との間に挟
み込んだ状態として、これら三者を一括して密接状態に
外箱９に挿入し、外箱９の蓋フラップを閉じ封緘手段で
封緘すれば、六面体の包装体となり組立が完了する。角
枠１の損傷を受け易い四箇所の角部５及び外周部６は角
枠ホルダー７の中空の縁枠構造１３に緩衝保護され、羽
根車４の臨む側の面は保持面１２により緩衝保護され
る。一方、モーター３は地側が積層体２１の端面で回り
方向の移動が拘束されてしっかりと受支えられ、天側が
積層体２１の端面で支持されて安定状態に嵌合凹部にお
いて緩衝保護される。
【００１７】外箱９への挿入は角枠ホルダー７が額縁状
であり、引っ掛かりもないので容易であり、手作業でも
機械作業でも実施することができる。即ち、この換気扇
包装装置は、全てが段ボール紙で構成されているので安
価に得られ廃棄も容易であり、リサイクルも利くうえ、
圧縮に対する包装強度も強く緩衝保護機能が優れてい
る。外箱９に収めた角枠ホルダー７は、各縁枠構造１３
の小口２０が斜めに接合し、側方から受ける衝撃を縁枠
構造１３全体で分担して担うため、合わせ部分を接着し
なくても縁枠構造１３の形状の安定性は高く、優れた緩
衝保護機能を果たす。また、角枠ホルダー７は各縁枠構
造１３をつぶした嵩張らない平板体にして積重ねて保管
しておくことができ、保管スペースもとらず管理しやす
い。
であり、引っ掛かりもないので容易であり、手作業でも
機械作業でも実施することができる。即ち、この換気扇
包装装置は、全てが段ボール紙で構成されているので安
価に得られ廃棄も容易であり、リサイクルも利くうえ、
圧縮に対する包装強度も強く緩衝保護機能が優れてい
る。外箱９に収めた角枠ホルダー７は、各縁枠構造１３
の小口２０が斜めに接合し、側方から受ける衝撃を縁枠
構造１３全体で分担して担うため、合わせ部分を接着し
なくても縁枠構造１３の形状の安定性は高く、優れた緩
衝保護機能を果たす。また、角枠ホルダー７は各縁枠構
造１３をつぶした嵩張らない平板体にして積重ねて保管
しておくことができ、保管スペースもとらず管理しやす
い。
【００１８】実施の形態２．図５，６，７，８に示すこ
の実施の形態２の換気扇包装装置は、実施の形態１で示
したものの角枠ホルダー７に緩衝保護機能のさらなる向
上を図る工夫を講じたものであり、これに関する構成の
他は実施の形態１で示したものと同じである。従って、
実施の形態１のものと同じ部分は、実施の形態１のもの
と同じ符号を用いそれらについての説明は省略する。
の実施の形態２の換気扇包装装置は、実施の形態１で示
したものの角枠ホルダー７に緩衝保護機能のさらなる向
上を図る工夫を講じたものであり、これに関する構成の
他は実施の形態１で示したものと同じである。従って、
実施の形態１のものと同じ部分は、実施の形態１のもの
と同じ符号を用いそれらについての説明は省略する。
【００１９】この換気扇包装装置の角枠ホルダー７は、
実施の形態１で示した角枠ホルダー７の縁枠構造１３の
合わせ部分になる出隅部を連結し、各縁枠構造１３の一
体化を図ることで緩衝保護機能の向上を推進したもので
ある。角枠ホルダー７の出隅部を連結する仕方として
は、図８に示すように粘着テープ等の連結部材２２を出
隅部に隣接する縁枠構造１３を跨いで貼着するか、図
５，６に示すように、辺縁部の外側立面１４の端に連結
片２３を一体に罫線をもって連設すればよい。連結部材
２２による連結では、必ずしも四箇所の出隅部全部を連
結しなくても対角線上の二箇所の出隅部を連結すれば他
の二箇所の出隅部も固定状態になり、縁枠構造１３全体
の形状の安定性を得ることができる。連結片２３により
連結する構成の場合には、連結片２３を罫線で曲げ、相
手側の縁枠構造１３の外側立面１４に接着することにな
る。これ以外の構成及び機能は実施の形態１で示したも
のと同じである。
実施の形態１で示した角枠ホルダー７の縁枠構造１３の
合わせ部分になる出隅部を連結し、各縁枠構造１３の一
体化を図ることで緩衝保護機能の向上を推進したもので
ある。角枠ホルダー７の出隅部を連結する仕方として
は、図８に示すように粘着テープ等の連結部材２２を出
隅部に隣接する縁枠構造１３を跨いで貼着するか、図
５，６に示すように、辺縁部の外側立面１４の端に連結
片２３を一体に罫線をもって連設すればよい。連結部材
２２による連結では、必ずしも四箇所の出隅部全部を連
結しなくても対角線上の二箇所の出隅部を連結すれば他
の二箇所の出隅部も固定状態になり、縁枠構造１３全体
の形状の安定性を得ることができる。連結片２３により
連結する構成の場合には、連結片２３を罫線で曲げ、相
手側の縁枠構造１３の外側立面１４に接着することにな
る。これ以外の構成及び機能は実施の形態１で示したも
のと同じである。
【００２０】実施の形態３．図９，１０，１１に示すこ
の実施の形態３の換気扇包装装置は、実施の形態１，２
で示したものの角枠ホルダー７の縁枠構造１３の構成の
簡易化や組立の簡易化を推進する工夫を講じたものであ
り、これに関する構成の他は実施の形態１，２で示した
ものと同じである。従って、実施の形態１，２のものと
同じ部分は、実施の形態１，２のものと同じ符号を用い
それらについての説明は省略する。
の実施の形態３の換気扇包装装置は、実施の形態１，２
で示したものの角枠ホルダー７の縁枠構造１３の構成の
簡易化や組立の簡易化を推進する工夫を講じたものであ
り、これに関する構成の他は実施の形態１，２で示した
ものと同じである。従って、実施の形態１，２のものと
同じ部分は、実施の形態１，２のものと同じ符号を用い
それらについての説明は省略する。
【００２１】この換気扇包装装置の角枠ホルダー７は、
その各縁枠構造１３の小口２０を直面に構成し、縁枠構
造１３同士の合わせ部分を一方の縁枠構造１３の小口２
０が他方の縁枠構造１３の端部側の内側立面１６に当接
するようにしたものである。外箱９に収め込む前のこの
角枠ホルダー７は、小口２０が入り込んでいる対向する
縁枠構造１３は側方からの外力に対して変形し易いが、
外箱９に収めた状態では、外箱９から加わる側方からの
外力は、他の縁枠構造１３の小口２０が受け止めること
になるため、変形し難くなり安定した緩衝保護機能を果
たす。この角枠ホルダー７は斜めにカットする部分を排
除できるので型抜きの際の廃材の出る割合を少なくする
ことができ、構成も簡素化できる。
その各縁枠構造１３の小口２０を直面に構成し、縁枠構
造１３同士の合わせ部分を一方の縁枠構造１３の小口２
０が他方の縁枠構造１３の端部側の内側立面１６に当接
するようにしたものである。外箱９に収め込む前のこの
角枠ホルダー７は、小口２０が入り込んでいる対向する
縁枠構造１３は側方からの外力に対して変形し易いが、
外箱９に収めた状態では、外箱９から加わる側方からの
外力は、他の縁枠構造１３の小口２０が受け止めること
になるため、変形し難くなり安定した緩衝保護機能を果
たす。この角枠ホルダー７は斜めにカットする部分を排
除できるので型抜きの際の廃材の出る割合を少なくする
ことができ、構成も簡素化できる。
【００２２】各縁枠構造１３の接合面１９については接
着しても良いが、図９に示すように縁枠構造１３の接合
面１９と保持面１２側との接合部に爪部２４とこれの嵌
まる挿入孔２５とによる嵌め合い構造を設け、嵌め合い
構造の嵌め合いにより縁枠構造１３の角筒形状を保持す
るようにすれば、接着作業を要することなく角枠ホルダ
ー７を容易に組立てることができ、また解梱もし易くな
る。この嵌め合い構造による縁枠構造１３の組立方式
は、実施の形態１，２で示した角枠ホルダー７にもその
まま適用することができる。この実施の形態３に示すよ
うな二つの縁枠構造１３が他の縁枠構造１３の内側に入
り込む構造では、嵌め合い構造は外側になる縁枠構造１
３側に設けるだけで、内側となる縁枠構造１３の形状は
外側になる縁枠構造１３側に挟み付けられることにより
安定するので、設けなくても良い。これ以外の構成や機
能は実施の形態１，２のものと同じである。
着しても良いが、図９に示すように縁枠構造１３の接合
面１９と保持面１２側との接合部に爪部２４とこれの嵌
まる挿入孔２５とによる嵌め合い構造を設け、嵌め合い
構造の嵌め合いにより縁枠構造１３の角筒形状を保持す
るようにすれば、接着作業を要することなく角枠ホルダ
ー７を容易に組立てることができ、また解梱もし易くな
る。この嵌め合い構造による縁枠構造１３の組立方式
は、実施の形態１，２で示した角枠ホルダー７にもその
まま適用することができる。この実施の形態３に示すよ
うな二つの縁枠構造１３が他の縁枠構造１３の内側に入
り込む構造では、嵌め合い構造は外側になる縁枠構造１
３側に設けるだけで、内側となる縁枠構造１３の形状は
外側になる縁枠構造１３側に挟み付けられることにより
安定するので、設けなくても良い。これ以外の構成や機
能は実施の形態１，２のものと同じである。
【００２３】
【発明の効果】以上実施の形態での説明からも明らかな
ように、請求項１の発明によれば廃棄性、リサイクル性
がよく組立て易い緩衝保護機能が優れた換気扇包装装置
が得られる。
ように、請求項１の発明によれば廃棄性、リサイクル性
がよく組立て易い緩衝保護機能が優れた換気扇包装装置
が得られる。
【００２４】
【００２５】
【００２６】
【００２７】
【００２８】
【図１】 実施の形態１の換気扇包装装置の分解斜視図
である。
である。
【図２】 実施の形態１の角枠ホルダーの展開図であ
る。
る。
【図３】 実施の形態１の角枠ホルダーの平面図であ
る。
る。
【図４】 実施の形態１の角枠ホルダーの側面図であ
る。
る。
【図５】 実施の形態２の角枠ホルダーの展開図であ
る。
る。
【図６】 実施の形態２の角枠ホルダーの平面図であ
る。
る。
【図７】 実施の形態２の角枠ホルダーの側面図であ
る。
る。
【図８】 実施の形態２の他の角枠ホルダーの平面図で
ある。
ある。
【図９】 実施の形態３の角枠ホルダーの展開図であ
る。
る。
【図１０】 実施の形態３の角枠ホルダーの平面図であ
る。
る。
【図１１】 実施の形態３の角枠ホルダーの側面図であ
る。
る。
【図１２】 従来の換気扇包装装置の分解斜視図であ
る。
る。
【図１３】 従来の角枠ホルダーの背面図である。
【図１４】 従来のモーターホルダーの平面図である。
１ 角枠、 ３ モーター、 ４ 羽根車、 ５ 角
部、 ７ 角枠ホルダー、 ８ モーターホルダー、
９ 外箱、 １１ 嵌合凹部、 １２ 保持面、１３
縁枠構造、 ２０ 小口、 ２２ 連結部材、 ２３
連結片、 ２４爪部、 ２５ 挿入孔。
部、 ７ 角枠ホルダー、 ８ モーターホルダー、
９ 外箱、 １１ 嵌合凹部、 １２ 保持面、１３
縁枠構造、 ２０ 小口、 ２２ 連結部材、 ２３
連結片、 ２４爪部、 ２５ 挿入孔。
フロントページの続き
(56)参考文献 実開 昭60−177088（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭57−123774（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭49−47071（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭62−191695（ＪＰ，Ｕ)
実開 平４−89762（ＪＰ，Ｕ)
実公 昭62−1113（ＪＰ，Ｙ１)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B65D 85/68
B65D 5/50 101
B65D 77/26
Claims (5)
- 【請求項１】 方形をした角枠の一面側に固定されたモ
ーターの回転軸に羽根車がその角枠の中央において回転
するように構成された換気扇を包装する包装装置であっ
て、その換気扇の上記角枠の羽根車の臨む側に角枠ホル
ダーを装着し、上記モーターの突出側にモーターホルダ
ーを装着して、上記換気扇を角枠ホルダーとモーターホ
ルダーとの間に挟み込み、これら三者を一括して段ボー
ル紙よりなる外箱に収納し包装体とする構成とするとと
もに、その角枠ホルダーを、一枚の段ボール紙により上
記角枠の投影平面積にほぼ等しい平面積の保持面と、こ
の保持面の各辺縁に折曲げにより形成された角筒形状の
縁枠構造とを備えた構成とし、上記角枠ホルダーの縁枠
構造の各小口を斜めにし、その縁枠構造同士の合わせ部
分がほぼ直角をなす構成とし、上記角枠を上記縁枠構造
で囲まれる凹部に嵌め装着するようにした換気扇包装装
置。 - 【請求項２】 請求項１に記載の換気扇包装装置であっ
て、縁枠構造同士の合わせ部分を一方の縁枠構造の小口
が他方の縁枠構造の端部側の内面に当接するようにした
換気扇包装装置。 - 【請求項３】 請求項１に記載の換気扇包装装置であっ
て、角枠ホルダーの縁枠構造の出隅部を連結部材で連結
した換気扇包装装置。 - 【請求項４】 請求項１又は請求項２のいずれかに記載
の換気扇包装装置であって、角枠ホルダーの縁枠構造の
出隅部を連結するための連結片を上記縁枠構造の端に一
体に設けた換気扇包装装置。 - 【請求項５】 請求項１〜請求項４までのいずれかに記
載の換気扇包装装置であって、縁枠構造と保持面側との
接合部に嵌め合い構造を形成し、この嵌め合い構造の嵌
め合いにより縁枠構造の角筒形状が保持される構成の換
気扇包装装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28024697A JP3468059B2 (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 換気扇包装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28024697A JP3468059B2 (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 換気扇包装装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11115983A JPH11115983A (ja) | 1999-04-27 |
| JP3468059B2 true JP3468059B2 (ja) | 2003-11-17 |
Family
ID=17622343
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28024697A Expired - Lifetime JP3468059B2 (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 換気扇包装装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3468059B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102582957A (zh) * | 2012-03-13 | 2012-07-18 | 刘建明 | 包装箱内部的纸质格子撑垫及制造工艺 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009091007A (ja) * | 2007-10-09 | 2009-04-30 | Rengo Co Ltd | 緩衝トレー |
| CN103935608A (zh) * | 2014-04-03 | 2014-07-23 | 安徽省嘉信包装印务有限公司 | 一种纸箱托板 |
| KR200479067Y1 (ko) * | 2014-04-24 | 2015-12-14 | 류동환 | 포장용 상자 |
-
1997
- 1997-10-14 JP JP28024697A patent/JP3468059B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102582957A (zh) * | 2012-03-13 | 2012-07-18 | 刘建明 | 包装箱内部的纸质格子撑垫及制造工艺 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11115983A (ja) | 1999-04-27 |
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