JP3465895B2 - ピンミラーカッタ - Google Patents

ピンミラーカッタ

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JP3465895B2
JP3465895B2 JP2001007450A JP2001007450A JP3465895B2 JP 3465895 B2 JP3465895 B2 JP 3465895B2 JP 2001007450 A JP2001007450 A JP 2001007450A JP 2001007450 A JP2001007450 A JP 2001007450A JP 3465895 B2 JP3465895 B2 JP 3465895B2
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JP
Japan
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chip
blade ridge
stepped
tip
cutter
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JP2001007450A
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和之 宇野
義昭 袴田
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Tungaloy Corp
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Tungaloy Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C2200/00Details of milling cutting inserts
    • B23C2200/36Other features of the milling insert not covered by B23C2200/04 - B23C2200/32
    • B23C2200/367Mounted tangentially, i.e. where the rake face is not the face with largest area

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  • Milling Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、クランクシャフト
の加工に用いられるピンミラーカッタに関し、特に、カ
ッタ本体に組込まれるフォームドチップおよび第2のフ
ォームドチップを精度よく取付け、しかもフォームドチ
ップ側に形成される切屑ポケットをおおきくとれるよう
に改善したものである。 【0002】 【従来の技術】従来、この種のピンミラーカッタとして
は、例えば、実公昭61−3536号公報、特開昭53
−80887号公報などが開示されている。最初の公報
にみられるピンミラーカッタは、公告後の補正によりフ
ォームドチップを2枚1組で千鳥配列したカッタであ
り、また、残りの公報にみられるピンミラーカッタは、
通常のチップを縦インサート形式でねじ止めするように
したものである。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
カッタは、フォームドチップが楔止めされているため実
質的な刃数としては充分である反面、楔圧により、カッ
タ本体の溝が変形し、切刃幅の精度が悪いという問題点
があった。また、後者のカッタは、ねじ止めすること
で、溝の変形問題はないが、実質的な刃数が少なく、切
削送りを大きくとれない問題点を有していた。 【0004】このようなことから、本発明では、溝幅変
形および実質的刃数の問題点を解消できるピンミラーカ
ッタおよびこれに組込まれるフォームドチップを提供す
るものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、上述の点に鑑
みなされたもので、カッタ本体に組込まれるフォームド
チップは、その厚み方向面では、段付き刃稜を備えるよ
うに切削上のすくい面が構成され、その最大となる矩形
面では、段付き刃稜に連続する外周側の直線刃稜および
中心取付け穴を有する外周方向の逃げ面が構成されるよ
うにしたものである。これは、有効切刃稜を1つのフォ
ームドチップで確保する配慮であり、また重切削に耐え
る構成を配慮したものである。この場合、フォームドチ
ップは、中心取付け穴を利用してチップ座内にねじ止め
される。これは、楔による取付けスペースを排除したも
のである。 【0006】また、カッタ本体に形成される切屑ポケッ
トは、回転方向前部にあるチップ座の2側壁に隣接する
部分が帯状部分として残存する程度に大きく形成される
ようにしたものである。 【0007】さらに、前述したフォームドチップに対し
て、反対側の空き側面に形成された第2のチップ座内に
は、第2のフォームドチップが位置し、この第2のフォ
ームドチップは、その段付き刃稜が回転軌跡上で、フォ
ームドチップの段付き刃稜に一致するように、最大とな
る矩形面に穿設された中心取付け穴を利用して、カッタ
本体の端面側からねじ止めされ、しかもすくい面側に
は、第2の切屑ポケットが形成されるようにしたもので
ある。 【0008】 【作用】本発明のピンミラーカッタは、フォームドチッ
プおよび第2のフォームドチップがねじ止めによって組
込まれることから、その取付け剛性が高められるもので
ある。また、大きな切屑ポケットおよび第2の切屑ポケ
ットの存在によって切屑排出性も向上するものである。 【0009】 【実施例】以下、本発明ピンミラーカッタおよびフォー
ムドチップにおける一実施例について、図を参照しなが
ら説明する。 【0010】図1において、1は、円板状をなすインナ
ー形式のピンミラーカッタであり、そのカッタ本体2の
内周部分には、チップ座3および切屑ポケット4がそれ
ぞれ形成されている。そして、チップ座3内では、フォ
ームドチップ5がその中心取付け穴6を利用して取付け
ねじ7によりねじ止めされる。 【0011】また、カッタ本体2の側面部分には、前記
フォームドチップ5の反対側の空き側面に第2のチップ
座8および第2の切屑ポケット9がそれぞれ形成され
る。そして、第2のチップ座9内では、第2のフォーム
ドチップ10が取付けねじ11によりねじ止めされる。この
結果、フォームドチップ5および第2のフォームドチッ
プ10同士は、カッタ本体2に対して互いに千鳥状に配置
される。 【0012】前記切屑ポケット4は、フォームドチップ
5に形成された段付き刃稜5aおよび直線刃稜5bから同時
に発生する切屑の排出性を良好にするため大きく形成さ
れる。したがって、切屑ポケット4は、例えば図示のよ
うに、3つの凹部4a,4b,4cから構成され、回転方向前部
にあるチップ座3に対しては、2側壁に隣接するL字を
呈する帯状部分12が残存する 【0013】前記フォームドチップ5は、図2で明示さ
れているように、一方の対角コーナにある段付き刃稜5a
およびこの段付き刃稜5aに連続する直線刃稜5bを備えて
いるものである。これは、有効な切刃稜を1つのフォー
ムドチップ5で確保するものであり、またチップの厚み
方向をすくい面とすることで重切削に耐えるようにした
ものである。 【0014】また、前記第2のフォームドチップ10は、
図3で明示されているように、フォームドチップ5と同
じく一方の対角コーナにある段付き刃稜10aおよびこの
段付き刃稜10aに連続する直線刃稜10bを備えているもの
である。 【0015】そして、第2のフォームドチップ10は、チ
ップ座3内に組込まれたときには、その厚み方向面です
くい面、最大となる矩形面で外周逃げ面を構成するもの
であって、段付き刃稜10aが回転軌跡上でフォームドチ
ップ5の段付き刃稜5aに一致するように、最大となる矩
形面に穿設された中心取付け穴13を利用して、カッタ本
体2の側面側から取付けねじ11でねじ止めされ、しかも
すくい面側の前面には、第2の切屑ポケット9が形成さ
れる。 【0016】したがって、これらのフォームドチップ5
および第2のフォームドチップ10は、段付き刃稜5a,10a
および直線刃稜5b,10bが図5のような図示しないクラン
クシャフトの加工面に対応する回転軌跡を構成する。な
お、本実施例では、ピンミラーカッタとしてインナー形
式を例示したが、アウター形式のピンミラーカッタにも
適用できることは勿論である。 【0017】 【発明の効果】本発明は、以上説明したようにフォーム
ドチップ5および第2のフォームドチップ10をねじ止め
とし、切屑ポケット4および第2の切屑ポケット9につ
いても排出容積が大きくなるように構成したものであっ
て、フォームドチップ5および第2のフォームドチップ
10が精度よく取付けられるものである。また、大きな切
削送りに対しても切屑ポケット4および第2の切屑ポケ
ット9を大きくしていることから、フォームドチップ5
および第2のフォームドチップ10に形成された段付き刃
稜5a,10aおよび直線刃稜5b,10bから同時に発生する切屑
の排出も良好となり、すぐれた切削性能および加工精度
を示すものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明ピンミラーカッタの一実施例を示す要部
の斜視図である。 【図2】フォームドチップの斜視図である。 【図3】第2のフォームドチップの斜視図である。 【図4】本発明ピンミラーカッタの約1/4を示した平
面図である。 【図5】刃先の回転軌跡を示す説明図である。 【符号の説明】 1 ピンミラーカッタ 2 カッタ本体 3 チップ座 4 切屑ポケット 5 フォームドチップ 5a 段付き刃稜 5b 直線稜 6 取付け穴 7 取付けねじ 8 第2のチップ座 9 第2の切屑ポケット 10 第2のフォームドチップ 10a 段付き刃稜 10b 直線刃稜 11 取付けねじ 12 帯状部分 13 取付け穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23C 5/12 B23C 3/06 B23C 5/20

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】円板状をなすカッタ本体2には、左右両側
    面を基準にして、一方の対角コーナに段付き刃稜5aを
    備えたフォームドチップ5および段付き刃稜10aを備
    えた第2のフォームドチップ10がそれぞれ配置される
    とともに、このフォームドチップ5および第2のフォー
    ムドチップ10の各すくい面側の前面には、切屑ポケッ
    ト4および第2の切屑ポケット9がそれぞれ形成される
    ようにしたピンミラーカッタにおいて、前記フォームド
    チップ5は、その厚み方向では、段付き刃稜5aを備え
    るように切削上のすくい面が構成され、その最大となる
    矩形面では、段付き刃稜5aに連続する外周側の直線刃
    稜5bおよび中心取付け穴6を有する外周方向の逃げ面
    が構成されるとともに、この中心取付け穴6を利用して
    チップ座3内にねじ止めされるようになっており、前記
    切屑ポケット4は、回転方向前部にあるチップ座3の2
    側壁に隣接する部分がL字を呈する帯状部分12として
    残存するように大きく形成され、第2のフォームドチッ
    プ10は、前記フォームドチップ5に対して、反対側の
    空き側面に形成された第2のチップ座9内に位置すると
    ともに、前記段付き刃稜10aが回転軌跡上でフォーム
    ドチップ5の段付き刃稜5aに一致するように、最大と
    なる矩形面に穿設された中心取付け穴13を利用して、
    カッタ本体2の側面側からねじ止めされ、しかもすくい
    面側の前面には、第2の切屑ポケット10が形成される
    ようにしたことを特徴とするピンミラーカッタ。
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DE202005012615U1 (de) * 2005-08-08 2005-10-27 Kennametal Widia Gmbh & Co. Kg Schneideinsatz
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