JP3465873B2 - ステアリングのジョイント装置 - Google Patents

ステアリングのジョイント装置

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JP3465873B2 JP27767798A JP27767798A JP3465873B2 JP 3465873 B2 JP3465873 B2 JP 3465873B2 JP 27767798 A JP27767798 A JP 27767798A JP 27767798 A JP27767798 A JP 27767798A JP 3465873 B2 JP3465873 B2 JP 3465873B2
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徳治 横山
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車における
ステアリングのジョイント装置に関する。 【0002】 【従来の技術】自動車のステアリング装置の構造の1つ
を図1を基に説明する。ステアリングホイール55から
ステアリングシャフト54が延びてギヤーボックスの軸
51に接続する。ギヤーボックスの軸51には2本のロ
ッドが接続し軸線方向に略対称に延出しており、2本の
ロッドの反ギヤーボックス側端部にはボールジョイント
111が保持されている。ボールジョイント111はロ
ッドと車輪支持体84を連結しており、車輪支持体84
は車輪71を支持している。このような構造のステアリ
ング装置ではステアリングホイール55の操作がステア
リングシャフト54を介してギヤーボックスの軸51に
伝えられる。するとギヤーボックス内のギヤー(図示せ
ず)が回転し軸51が動く。軸51の動きはさらに2本
のロッドを介して車輪支持体84に伝えられ、車輪支持
体84の動きにより車輪71が方向を転換し運転手の所
望の方向へと自動車を移動させることができる。 【0003】このようなステアリングに使用されている
ジョイント装置101は、図5に示す如き構成で、第1
ロッド131と第2ロッド134が連結され構成され
る。 【0004】第1ロッド131は、一端に雌ねじ部13
3を有し、他端にボールジョイント111を包持する穴
部132を有している。ボールジョイント111は、球
状の球頭部114と球頭部114から延出する柄部11
3とから成るボールスタッド112と、ボールスタッド
112の球頭部114を抱持する合成樹脂製のベアリン
グ115と、ベアリング115を保持し小開口118か
らボールスタッド112の柄部113を突出させ、大開
口119には金属製の閉止板124をかしめ固定させる
ハウジング117と、小開口部121がボールスタッド
112の柄部113外周に大開口部122がハウジング
117の外周に環状のサークリップ123により装着す
るダストカバー120とより成る。142はナットで、
ボールスタッド112の柄部113が車輪支持体84の
穴部85から抜脱することを防いでいる。 【0005】また第2ロッド134は、一端に雌ねじ部
137を有し、他端に穴部136を有する装着部135
を有している。 【0006】そして第1ロッド131と第2ロッド13
4は螺合部材161により連結されている。螺合部材1
61は中央部にナット162を有し、ナット162を中
心に逆方向にねじれて螺刻される右雄ねじ165及び左
雄ねじ166を有している。この螺合部材161の左雄
ねじ166が第1ロッド131の雌ねじ部133に右雄
ねじ165が第2ロッド134の雌ねじ部137に螺合
し、各々ナット163,164により固定される。この
第1ロッド131はボールジョイント111を介して車
輪支持体84に接続され、第2ロッド134はギヤーボ
ックスの軸51の取付部に装着部135が取り付けられ
ている。 【0007】このようなステアリングのジョイント装置
101は螺合部材116により第1ロッド131と第2
ロッド134を連結するときに、第1ロッド131の雌
ねじ部133に螺合される左雄ねじ166及び第2ロッ
ド134の雌ねじ部135に螺合される右雄ねじ165
の長さを調整することによりギヤーボックスの軸51か
ら車輪支持体84までの距離を変更し、左右の車輪のト
ー調整を行なっていた。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】しかし上記の如き構成
のジョイント装置101は2本のロッド131,134
を連結しているため螺合部材161による微妙な調整が
困難であるという不具合があった。加えて部品点数が多
いためそれに伴って加工工数が多くなるという問題点が
あった。 【0009】従って本発明は上記の如き課題を解決し、
トー調整が容易であり、加工工数の増加を抑制すること
のできるステアリングのジョイント装置を提供すること
を目的とする。 【0010】 【課題を解決するための手段】本発明の構成は以下の通
りである。 【0011】ステアリングの変位する軸と車輪支持体を
連結するステアリングのジョイント装置であって、球状
の球頭部と球頭部から延出する柄部とから成るボールス
タッドとボールスタッドの柄部を突出させる開口を有す
るハウジングとから成るボールジョイントとボールジョ
イントのハウジングからその軸線垂直方向に延びるロッ
ドとから成るジョイント装置において、車輪支持体の穴
部にボールジョイントの柄部が環状のカラーを介して挿
入されており、ボールスタッドの中心軸線はカラーの外
周中心軸線に対し偏心し、カラーは車輪支持体の穴部に
対し回転可能である。 【0012】 【実施例】以下本発明の実施例を図1乃至図5に基づい
て説明する。 【0013】図1に示されるのは自動車のステアリング
装置のジョイント装置1及びその周辺の装置を表す。ス
テアリングホイール55からステアリングシャフト54
が延びてギヤーボックスの軸51に接続する。ギヤーボ
ックスの軸51には2本のロッドが接続し軸線方向に略
対称に延出しており、2本のロッドの反ギヤーボックス
側端部にはボールジョイント11が保持されている。ボ
ールジョイント11はロッドと車輪支持体84を連結し
ており、車輪支持体84は車輪71を支持している。こ
のような構造のステアリング装置ではステアリングホイ
ール55の操作がステアリングシャフト54を介してギ
ヤーボックスの軸51に伝えられる。するとギヤーボッ
クス内のギヤー(図示せず)が回転し軸51が動く。軸
51の動きはさらに2本のロッドを介して車輪支持体8
4に伝えられ、車輪支持体84の動きにより車輪71が
方向を転換し運転手の所望の方向へと自動車を移動させ
ることができる。 【0014】このようなステアリングに使用されるジョ
イント装置1は図2に示される如き構成である。31は
ロッドで、一方端部にはボールジョイント11を包持す
る穴部32を有し、他方端部には穴部34を有する装着
部33を有している。ボールジョイント11は、球状の
球頭部14と球頭部14から延出する柄部13とから成
るボールスタッド12と、ボールスタッド12の球頭部
14を包持する合成樹脂製のベアリング15と、ベアリ
ング15を保持し小開口18からボールスタッド12の
柄部13を突出させ、大開口19には金属製の閉止板2
4をかしめ固定させるハウジング17と、小開口部21
がボールスタッド12の柄部13外周に大開口部22が
ハウジング17の外周に環状のサークリップ23により
装着するダストカバー20とより成る。61はカラー
で、穴部62にボールスタッド12の柄部13がテーパ
ー嵌合しており、カラー61の幅広側の反球頭部側端面
に凹部63を有している。カラー61は、図3に示す如
くその外周中心軸線Oと、ボールジョイント11の柄部
13を挿入するカラー61の穴部62の中心O” とが
偏心して形成されている。また、図2に示す如く、41
はロックナットで、ボールジョイント11の柄部13を
カラー61の穴部62に固定している。42はナット
で、ボールスタッド12の柄部13がカラー61の穴部
62から抜脱するのを防いでいる。 【0015】このジョイント装置1は、カラー61を車
輪支持体84の穴部85に挿入した場合の設置位置によ
り左右の車輪のトー調整を行うことができる。つまり、
カラー61の外周中心軸線Oとカラー61にボールスタ
ッド12の柄部13を挿入したときのボールスタッド1
2の中心軸線O´との位置が異なるため、カラー61を
車輪支持体84の穴部85に挿入したときにカラー61
の凹部63に工具(図示せず)を挿入してカラー61を
外周中心軸線Oを中心に回転させることにより図2及び
図4に示す如くボールスタッド12の中心軸線O’から
装着部33までの長さが変更される。よってボールジョ
イント11によりロッド31に接続されている車輪支持
体84とギヤーボックスの軸51までの距離が変更でき
る。 【0016】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、ステアリ
ングの変位する軸と車輪支持体を連結するステアリング
のジョイント装置であって、球状の球頭部と球頭部から
延出する柄部とから成るボールスタッドとボールスタッ
ドの柄部を突出させる開口を有するハウジングとから成
るボールジョイントとボールジョイントのハウジングか
らその軸線垂直方向に延びるロッドとから成るジョイン
ト装置において、車輪支持体の穴部にボールジョイント
の柄部が環状のカラーを介して挿入されており、ボール
スタッドの中心軸線はカラーの外周中心軸線に対し偏心
し、カラーは車輪支持体の穴部に対し回転可能であるの
で、カラーを回転させることによりステアリングの変位
する軸と車輪支持体の距離を調整できるため、トー調整
を容易に行うことができる。またロッドは1本で良く、
部品点数が削減できるとともに加工工数も削減できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】ステアリングとその周辺の装置を表す説明図で
ある。 【図2】本発明の実施例によるステアリングのジョイン
ト装置を表す部分断面正面図である。 【図3】本発明の実施例によるカラーを表す(ア)は断
面正面図、(イ)は上面図である。 【図4】本発明の実施例によるステアリングのジョイン
ト装置を表し、カラーを回転させた状態を表す部分断面
正面図である。 【図5】従来のステアリングのジョイント装置を表す部
分断面正面図である。 【符号の説明】 11 ボールジョイント 12 ボールスタッド 13 柄部 14 球頭部 17 ハウジング 18 (ハウジング)開口 31 ロッド 32 穴部 51 軸 61 カラー 84 車輪支持体 85 穴部 O (カラー)外周中心軸線 O´ (ボールスタッド)中心軸線

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ステアリングの変位する軸(51)と車
    輪支持体(84)を連結するステアリングのジョイント
    装置であって、球状の球頭部(14)と該球頭部(1
    4)から延出する柄部(13)とから成るボールスタッ
    ド(12)と該ボールスタッド(12)の柄部(13)
    を突出させる開口(18)を有するハウジング(17)
    とから成るボールジョイント(11)と該ボールジョイ
    ント(11)のハウジング(17)からその軸線垂直方
    向に延びるロッド(31)とから成るジョイント装置に
    おいて、前記車輪支持体(84)の穴部(85)に前記
    ボールジョイント(11)の柄部(13)が環状のカラ
    ー(61)を介して挿入され、前記ボールスタッド(1
    2)の中心軸線(O´)は前記カラー(61)の外周中
    心軸線(O)に対し偏心し、前記カラー(61)は前記
    車輪支持体(84)の穴部(85)に対し回転可能であ
    ることを特徴とするステアリングのジョイント装置。
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